JP7262967B2 - 水栓装置 - Google Patents

水栓装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7262967B2
JP7262967B2 JP2018197307A JP2018197307A JP7262967B2 JP 7262967 B2 JP7262967 B2 JP 7262967B2 JP 2018197307 A JP2018197307 A JP 2018197307A JP 2018197307 A JP2018197307 A JP 2018197307A JP 7262967 B2 JP7262967 B2 JP 7262967B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range
water
faucet
cap member
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018197307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020063631A (ja
Inventor
伸明 板頭
正浩 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=70388156&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP7262967(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2018197307A priority Critical patent/JP7262967B2/ja
Publication of JP2020063631A publication Critical patent/JP2020063631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7262967B2 publication Critical patent/JP7262967B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、水栓用ハンドル及び水栓装置に関する。
従来から、洗面台や流し台などに取り付けられる水栓装置が知られている。例えば、特許文献1は操作レバーを有する本体部を備えた水栓用ハンドルを開示している。この水栓用ハンドルの本体部は、操作レバーの下方に開口部が設けられている。この開口部は、水栓用ハンドルの本体部を水栓に固定する際に工具や固定具が挿入される。また、この開口部は、水などの浸入を防止するためのキャップ部材が装着されている。
特開2018-71082号公報
特許文献1の水栓装置は、操作レバーの下方に設けられた開口部にキャップ部材が装着され、キャップ部材が手前側に位置するため、使用者が操作レバーを操作する際、キャップ部材が露出する。このため、この水栓装置は、使用時の意匠性が悪い。また、水栓から水栓用ハンドルを取り外して水栓装置をメンテナンスする際、最初に開口部からキャップ部材を取り外す必要があるが、キャップ部材の取り外し作業がし易いようにしておく必要がある。
本発明は、このような事情を鑑み、意匠性とメンテナンス性の良い水栓用ハンドル及び水栓装置を提供することを目的とする。
本発明の水栓用ハンドルは、
水栓に接続される接続部を内部に有し、この接続部を臨む開口部が形成された側面を有したハンドル本体と、
前記開口部と反対側の前記ハンドル本体の側面を基端部として一方向へ延びた操作レバーと、
前記開口部に取り付けられたキャップ部材と、を備え、
前記キャップ部材は、前記操作レバーが延びる方向に対して交差した水平方向から取り外し作業が可能であることを特徴とする。
本発明の水栓用ハンドルによれば、ハンドル本体の側面を基端部として操作レバーが延び、その基端部と反対側の側面にキャップ部材が取り付けられるので、正面から操作レバーを操作する使用者には、キャップ部材がハンドル本体の背面側に位置する。これにより、使用者にはキャップ部材を視認しづらくなる。また、キャップ部材は、操作レバーが延びる方向に対して交差した水平方向から取り外し作業が可能である。これにより、ハンドル本体の背面側に隣接して洗面化粧台や内装壁があっても、キャップ部材の取り外し作業ができる。したがって、意匠性とメンテナンス性の良い水栓用ハンドル及び水栓装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る水栓装置が取り付けられた洗面台を示す斜視図である。 水栓装置を示す背面図である。 水栓装置を示す縦断面図である。 キャップ部材を示し、(A)は表側、(B)は裏側、(C)は裏側斜め下方から見た外観図である。 水栓装置を示す平面図であり、水吐水範囲と混合水吐水範囲と湯吐水範囲を示す図である。 水栓装置からキャップ部材を取り外す作業を示す平面図であり、(A)は工具の差し込み方向、(B)はキャップ部材を外す途中の作業状態、(C)はキャップ部材を取り外した状態を示す図である。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
本発明の水栓用ハンドルにおいて、前記キャップ部材は、前記基端部と反対側からの側面視で、左右両側の少なくとも一方に切り欠き部を有していてもよい。
このような水栓用ハンドルによれば、ハンドル本体の開口部とキャップ部材との間に形成される隙間が、切り欠き部によって広くなる。これにより、左右方向からその隙間に工具を挿入してキャップ部材の取り外し作業が可能となる。また、この取り外し作業の作業口となる隙間は、キャップ部材を切り欠くことにより形成されるので、ハンドル本体の開口部の一部を広げて形成する必要がない。したがって、意匠性のさらに良い水栓用ハンドルとなる。
本発明の水栓装置は、
前記水栓用ハンドルと、
前記ハンドル本体の前記接続部と接続された水栓と、を備え、
前記水栓は、
前記操作レバーの左右方向への回動操作により吐水温度を調節し、上下方向への回動操作により吐水流量を調節するものであり、
前記操作レバーの左右方向の可動範囲が、水のみを吐出する水吐水範囲よりも、湯水混合水を吐出する混合水吐水範囲が広く、
前記水吐水範囲と前記混合水吐水範囲との境界における前記操作レバーの位置を基準とし、右方向の可動範囲が前記水吐水範囲で、左方向の可動範囲が前記混合水吐水範囲としており、
前記キャップ部材は、前記基端部と反対側からの側面視で、左側に前記切り欠き部を有していてもよい。
このような水栓装置によれば、水栓の手前側を水吐水範囲とすることにより、使用者が手前に延びる操作レバーを無意識に操作して吐水しても、水が優先的に吐出されるようにでき、湯が無駄に吐出されることを抑えることができる。この場合、ハンドル本体は、左方向への可動範囲が広くなるので、ハンドル本体を左方向へ回動させることにより、キャップ部材を背面側から手前側に移動させることができる。また、キャップ部材は、基端部と反対側からの側面視で、左側に切り欠き部を有しているので、キャップ部材の取り外し作業の作業口となる隙間は、背面側から手前側に位置させることができる。したがって、メンテナンス性のさらに良い水栓装置となる。
次に、本発明を具体化した実施例について、図面を用いて説明する。
なお、以下の説明では、上下方向は、図1乃至図3に表れる向きをそのまま上下とする。また、左右方向は、図2、図5、図6に表れる向きをそのまま左右とする。さらに、前後方向は、図3では、左側を前側、右側を後ろ側とし、図5及び図6では、下側を前側、上側を後ろ側とする。
<実施例1>
実施例1における水栓装置10は、図1に示すように、洗面台Aに取り付けられる。水栓装置10は、水栓20と、ハンドル30と、吐水管40と、を備える。
水栓20は、洗面台Aの上面に取り付けられ、下方から図示しない給水管と給湯管とが接続されている。ハンドル30は、水栓20の上方に取り付けられ、後述する弁カートリッジ24と接続されている。吐水管40は、洗面台Aの上面に水栓20と並んで取り付けられ、下方から図示しない水栓20から延びた吐出管が接続されている。また、吐水管40の先端側には、図示しない下方へ向いた吐水口を有しており、吐水口は、水栓20から吐出管を通じて供給された湯、水、または湯水混合水を吐出する。
水栓20は、外観が円筒形状の本体部21を有している。また、水栓20は、図3に示すように、本体部21の内部に、上方へ開口した収容部22を有している。収容部22は、底面に、図示しない給水管、給湯管並びに吐出管と連通する連通路が形成されている。また、収容部22の開口周辺の内周面には、雌ねじ部23が形成されている。
また、水栓20は、収容部22に弁カートリッジ24を収納している。弁カートリッジ24は、給水管と給湯管から供給された水と湯の混合比率を調節すると共に、吐出管へ供給する吐水流量を調節する。また、弁カートリッジ24の上側には、上方へ突出する操作軸25を有しており、ハンドル30と接続されている。
さらに、水栓20は、弁カートリッジ24を収容部22に固定する固定部材26を有している。固定部材26は、外周に雄ねじ部27が形成されている。固定部材26の雄ねじ部27と、収容部22の雌ねじ部23とが締結することにより、固定部材26の下面28が弁カートリッジ24の上面29を圧接し、弁カートリッジ24を収容部22に固定している。
ハンドル30は、ハンドル本体31と、操作レバー32と、キャップ部材50と、を備えている。
ハンドル本体31は、外観が円筒形状である。また、ハンドル本体31は、下方に開口33が形成されており、水栓20の上側を覆うように、水栓20に取り付けられている。
ハンドル本体31は、図3に示すように、水栓20に接続される接続部34を内部に有している。接続部34は、下方に開口した差し込み口35が形成されている。一方、弁カートリッジ24の操作軸25には、上方から差し込まれたアダプタ70が固定されており、アダプタ70が差し込み口35に挿入されて嵌合すると共に、ネジ71を締結することにより、ハンドル本体31と水栓20とが接続されている。
操作レバー32は、図3に示すように、ハンドル本体31の側面のうち、手前側を基端部36として手前側へ向かって水平に延びている。また、操作レバー32の上面は、ハンドル本体の上面37と連続した連続面を形成していると共に、上下方向に貫通した貫通孔38が形成されている。
ハンドル本体31は、図2及び図3に示すように、ハンドル本体31の側面のうち、操作レバー32が延びる基端部36と反対側の側面である背面39に、水平方向に貫通した開口部60が形成されている。開口部60は、真円形状である。また、開口部60は、接続部34を臨むように形成されている。この開口部60は、接続部34と水栓20とを接続する際、ネジ71を挿入して締結作業をするための作業口となる。また、開口部60の内周側には、表寄りに開口径が大きい拡径部61と、裏寄りに開口径が小さい縮径部62とが形成されており、拡径部61と縮径部62とを連続的につなぐ段部63が形成されている。また、拡径部61の下面には、上方へ突出した凸部64が形成されている。
ハンドル本体31の開口部60には、開口部60を塞ぐためのキャップ部材50が取り付けられている。キャップ部材50は、硬質の樹脂製からなり、図3及び図4に示すように、頭部51及び挿入部56を有している。
キャップ部材50の頭部51は、ハンドル本体31の開口部60に取り付けられた状態において、表面52が外観に表れる部分であり、頭部51の表面52は、ハンドル本体31の側面と連続面を形成する。キャップ部材50の頭部51は、略円板形状であるが、図2及び図4(A)に示すように、外周の一部が垂直方向に切り欠かれており、キャップ部材50がハンドル本体31の開口部60に取り付けられた状態における背面視で、左側に切り欠き部53を有している。また、頭部51の下方には、凹部54が形成されている。
キャップ部材50がハンドル本体31の開口部60に取り付けられる際、頭部51の裏面55は、開口部60の段部63に当接し、挿入方向の位置決めがなされると共に、頭部51の凹部54は、開口部60の凸部64と係合し、径方向の位置決めがなされる。
また、キャップ部材50がハンドル本体31の開口部60に取り付けられた状態において、頭部51の外周は、拡径部61の内周に対し、隙間が殆どなく対向するが、図2に示すように、頭部51の外周のうち、切り欠き部53を有する左側は、拡径部61の内周に対し、隙間が大きく、キャップ部材50を開口部60から取り外す際の作業口として機能する。キャップ部材50の取り外し作業については、あとで詳細に説明する。
キャップ部材50の挿入部56は、ハンドル本体31の開口部60と嵌合する部分である。挿入部56は、図4(B)及び図4(C)に示すように、頭部51の裏面から挿入方向に延びる円筒形状であり、径方向の一部が貫通した貫通部57が形成されている。また、挿入部56の外周には、径方向に突出し、挿入方向に延びたリブ58が周方向に等間隔で3つ形成されている。一方、挿入部56の内周には、リブ58に対応する位置に一部が切り欠かれた薄肉部59が3つ形成されている。挿入部56は、貫通部57と薄肉部59が形成されていることにより、全体が縮径方向に弾性変形しやすい形状となっている。
挿入部56は、ハンドル本体31の開口部60に取り付けられる際、リブ58が縮径部62の内周に圧接され、全体が縮径方向に弾性変形しながら縮径部62の内周を摺動し、開口部60に嵌合する。これにより、キャップ部材50は、ハンドル本体31に対して着脱自在に取り付けられる。
次に、水栓20を操作レバー32により操作する方法について、説明する。
水栓20は、操作レバー32の左右方向への回動操作により、水と湯の混合比率を調節するものであり、操作レバー32が右側にある場合は、水のみを吐出し、操作レバー32が左側へ移動するに従って湯の混合比率が増え、操作レバー32が左側にある場合は、湯のみを吐出する。また、水栓20は、操作レバー32の上下方向への回動操作により吐水流量を調節するものであり、図3に示すように、操作レバー32が下側(水平方向)にある場合は、止水し、操作レバー32が上側へ移動するに従って吐水流量が増えるものである。
水栓20は、図5に示すように、操作レバー32の左右方向の可動範囲において、右側が水のみを吐出する水吐水範囲Cで、左側は湯のみを吐出する湯吐水範囲Hであり、その間が湯水混合水を吐出する混合水吐水範囲Mとなっている。また、水栓20は、水吐水範囲Cよりも混合水吐水範囲Mが広くなっている。さらに、水栓20は、水吐水範囲Cと混合水吐水範囲Mとの境界Bにおける操作レバー32の位置を基準として、右方向の回動範囲が水吐水範囲で、左方向の可動範囲が混合水吐水範囲となっている。また、水栓装置10は、操作レバー32が水栓20の手前に位置するとき、水吐水範囲Cとなっており、操作レバー32の可動範囲は、水栓20の手前から右方向は狭く、左方向は広くなっている。
次に、ハンドル本体31からキャップ部材50を取り外す作業について、図6を用いて説明する。
まず、作業者は、操作レバー32を左側に回動させ、図6(A)に示すように、ハンドル本体31の開口部60と、キャップ部材50の切り欠き部53との隙間に対して、操作レバー32が延びる方向に対して交差する水平方向からマイナスドライバーなどの工具Tを挿入する。
次に、作業者は、図6(B)に示すように、工具Tを手前側に引くと、工具Tの先端が、キャップ部材50の切り欠き部53を押圧し、キャップ部材50の挿入部56が開口部60の縮径部62から押し出される。
そして、図6(C)に示すように、キャップ部材50は、ハンドル本体31の開口部60から完全に取り外される。
ハンドル本体31の開口部60からキャップ部材50が取り外された後は、開口部60から六角棒レンチを挿入してネジ71を外し、ハンドル本体31と弁カートリッジ24との接続を解除することができ、水栓20からハンドル30を取り外してメンテナンスができる。
次に、実施例1の作用及び効果について、説明する。
実施例1のハンドル30は、水栓20に接続される接続部34を内部に有し、この接続部34を臨む開口部60が形成された側面を有したハンドル本体31と、開口部60と反対側のハンドル本体31の側面を基端部36として一方向へ延びた操作レバー32と、開口部60に取り付けられたキャップ部材50と、を備え、キャップ部材50は、操作レバー32が延びる方向に対して交差した水平方向から取り外し作業が可能である。
このようなハンドル30によれば、ハンドル本体31の側面を基端部36として操作レバー32が延び、その基端部36と反対側の側面にキャップ部材50が取り付けられるので、正面から操作レバー32を操作する使用者には、キャップ部材50がハンドル本体31の背面側に位置する。これにより、使用者にはキャップ部材50を視認しづらくなる。また、キャップ部材50は、操作レバー32が延びる方向に対して交差した水平方向から取り外し作業が可能である。これにより、ハンドル本体31の背面側に隣接して洗面化粧台や内装壁Wがあっても、キャップ部材50の取り外し作業ができる。したがって、意匠性とメンテナンス性の良いハンドル30となる。
また、実施例1のハンドル30は、キャップ部材50が、基端部36と反対側からの側面視で、左側に切り欠き部53を有している。
このようなハンドル30によれば、ハンドル本体31の開口部60とキャップ部材50との間に形成される隙間が、切り欠き部53によって広くなり、この隙間を利用してキャップ部材50の取り外し作業が可能となる。また、この取り外し作業の作業口となる隙間は、キャップ部材50を切り欠くことにより形成されるので、ハンドル本体31の開口部60の一部を広げて形成する必要がない。したがって、意匠性のさら良いハンドル30となる。
また、実施例1の水栓装置10は、ハンドル30と、ハンドル本体31の接続部34と接続された水栓20と、を備え、水栓20は、操作レバー32の左右方向への回動操作により吐水温度を調節し、上下方向への回動操作により吐水流量を調節するものであり、操作レバー32の左右方向の可動範囲が、水のみを吐出する水吐水範囲Cよりも、湯水混合水を吐出する混合水吐水範囲Mが広く、水吐水範囲Cと混合水吐水範囲Mとの境界Bにおける操作レバー32の位置を基準とし、右方向の可動範囲が水吐水範囲Cで、左方向の可動範囲が混合水吐水範囲Mとしており、キャップ部材50は、基端部36と反対側からの側面視で、左側に切り欠き部53を有している。
このような水栓装置10によれば、水栓20の手前側を水吐水範囲Cとすることにより、使用者が手前に延びる操作レバー32を無意識に操作して吐出しても、水が優先的に吐出されるようにでき、湯が無駄に吐出されることを抑えることができる。この場合、ハンドル本体31は、左方向への可動範囲が広くなるので、ハンドル本体31を左方向へ回動させることにより、キャップ部材50を背面側から手前側に移動させることができる。また、キャップ部材50は、基端部36と反対側からの側面視で、左側に切り欠き部53を有しているので、キャップ部材50の取り外し作業の作業口となる隙間は、背面側から手前側に位置させることができる。したがって、メンテナンス性のさらに良い水栓装置10となる。
<他の実施例>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施例1に限定されるものではなく、次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1では、水栓装置10は、洗面台Aの上面に取り付けられているが、壁面にクランク脚を介して取り付けられるものでもよい。
(2)実施例1では、操作レバー32は、上下方向に貫通した貫通孔38が形成されているが、棒形状であってもよい。
(3)実施例1では、ハンドル本体31の接続部34と、水栓20との接続構造や、ハンドル本体31の開口部60と、キャップ部材50の挿入部56との嵌合構造を説明したが、このような接続構造や嵌合構造に限定されるものでない。
(4)実施例1では、ハンドル本体31の開口部60と、キャップ部材50の外周は、円形状であるが、楕円形状や矩形形状であってもよい。しかし、ハンドル本体31の開口部60と、キャップ部材50の外周との隙間は、狭くした方が意匠性が良く、また、水が浸入することを抑えることができるので好ましい。
(5)実施例1では、キャップ部材50は、基端部36と反対側からの側面視で左側に切り欠き部53を有しているが、右側に切り欠き部53を有していてもよく、また、左右両方に有していてもよい。この場合、キャップ部材50の取り外し作業は、図5に示すハンドル30の向きに対し、左側から作業することができる。
(6)実施例1では、キャップ部材50は、基端部36と反対側からの側面視で左側に切り欠き部53を有しているが、切り欠き部53がなくてもよく、例えば、キャップ部材の表面に、工具Tを引っ掛けられる凹部を形成してもよい。このような場合でも、作業者は、操作レバー32が延びる方向に対して交差した水平方向から工具Tを凹部に引っ掛けることにより、キャップ部材50を開口部60から取り外すことができる。
(7)実施例1では、水栓装置10は、水吐水範囲Cが水栓20の手前に位置するように設定されており、操作レバー32の可動範囲は、水栓20の手前から右方向は狭く、左方向は広くなっているが、操作レバー32の可動範囲を水栓20の手前から左右方向に均等に設定してもよい。
(8)実施例1のハンドル本体31からキャップ部材50を取り外す作業は、図6に示すように、操作レバー32を予め左方向へ回動した状態で説明したが、操作レバー32は手前方向に向いた状態でもキャップ部材50の取り外し作業は可能である。
10…水栓装置
20…水栓
30…ハンドル
31…ハンドル本体
32…操作レバー
34…接続部
36…基端部
50…キャップ部材
53…切り欠き部
60…開口部
B…水吐水範囲と混合水吐水範囲との境界
C…水吐水範囲
M…混合水吐水範囲

Claims (4)

  1. 接続部を内部に有し、この接続部を臨む開口部が形成された側面を有したハンドル本体、前記開口部と反対側の前記ハンドル本体の側面を基端部として一方向へ延びた操作レバー、及び、前記開口部に取り付けられたキャップ部材、を有する水栓用ハンドルと、
    前記ハンドル本体の前記接続部と接続された水栓と、
    を備え、
    前記水栓は、
    前記操作レバーの左右方向への回動操作により吐水温度を調節し、上下方向への回動操作により吐水流量を調節するものであり、
    前記操作レバーの左右方向への可動範囲は、水のみを吐出する水吐水範囲、及び湯水混合水を吐出する混合水吐水範囲を有しており、
    前記操作レバーが前記水栓の手前に位置するときは前記水吐水範囲となっており、
    前記水吐水範囲と前記混合水吐水範囲との境界における前記操作レバーの位置を基準とし、前記操作レバーの右方向の可動範囲が前記水吐水範囲であり、前記操作レバーの左方向の可動範囲が前記混合水吐水範囲であって、
    前記操作レバーの前記水栓の手前から右方向の可動範囲よりも、左方向の可動範囲が広く、
    前記キャップ部材は、前記操作レバーが延びる方向に対して交差した水平方向から取り外し作業が可能である水栓装置。
  2. 水栓と、
    前記水栓に接続される接続部を内部に有し、この接続部を臨む開口部が形成された側面を有したハンドル本体と、
    前記開口部と反対側の前記ハンドル本体の側面を基端部として一方向へ延びた操作レバーと、
    前記開口部に取り付けられたキャップ部材と、
    を有し、
    前記操作レバーの左右方向への可動範囲は、水のみを吐出する水吐水範囲、湯のみを吐出する湯吐水範囲、及び湯水混合水を吐出する混合水吐水範囲であり、
    前記混合水吐水範囲は、前記水吐水範囲と前記湯吐水範囲との間にあり、
    前記操作レバーが前記水栓の手前に位置するときは前記水吐水範囲となっており、
    前記水吐水範囲は、前記操作レバーの可動範囲のうちの前記水吐水範囲を除いた可動範囲よりも狭く、
    前記キャップ部材は、前記操作レバーが前記水吐水範囲を除いた可動範囲へ回動操作された際に前記ハンドル本体の背面側から手前側にくる位置に設けられている水栓装置。
  3. 前記キャップ部材は、前記基端部と反対側からの側面視で、左右両側の少なくとも一方に切り欠き部を有している請求項1及び2のいずれか一項に記載の水栓装置。
  4. 前記キャップ部材は、前記基端部と反対側からの側面視で、左側に切り欠き部を有している請求項1に記載の水栓装置。
JP2018197307A 2018-10-19 2018-10-19 水栓装置 Active JP7262967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018197307A JP7262967B2 (ja) 2018-10-19 2018-10-19 水栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018197307A JP7262967B2 (ja) 2018-10-19 2018-10-19 水栓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020063631A JP2020063631A (ja) 2020-04-23
JP7262967B2 true JP7262967B2 (ja) 2023-04-24

Family

ID=70388156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018197307A Active JP7262967B2 (ja) 2018-10-19 2018-10-19 水栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7262967B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144439A (ja) 2007-12-14 2009-07-02 Inax Corp シングルレバー水栓
JP2014219073A (ja) 2013-05-09 2014-11-20 株式会社タカギ 水栓および水栓用レバーハンドルアッセンブリ
JP2015197115A (ja) 2014-03-31 2015-11-09 Toto株式会社 湯水混合バルブ装置
JP2018062813A (ja) 2016-10-14 2018-04-19 株式会社Lixil 混合水栓

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0412138Y2 (ja) * 1986-06-26 1992-03-25

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144439A (ja) 2007-12-14 2009-07-02 Inax Corp シングルレバー水栓
JP2014219073A (ja) 2013-05-09 2014-11-20 株式会社タカギ 水栓および水栓用レバーハンドルアッセンブリ
JP2015197115A (ja) 2014-03-31 2015-11-09 Toto株式会社 湯水混合バルブ装置
JP2018062813A (ja) 2016-10-14 2018-04-19 株式会社Lixil 混合水栓

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020063631A (ja) 2020-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9255387B2 (en) Quick assembly structure of faucet handle base
US6929024B1 (en) Threaded device for removing a fractured cartridge from a valve body
KR101721067B1 (ko) 수전금구
JP7262967B2 (ja) 水栓装置
KR101371780B1 (ko) 절수 어댑터
JP2006193923A (ja) ストレーナ部材の脱着構造
JP2003213749A (ja) シャワーヘッドの支持装置
JP6366965B2 (ja) 取付構造及び取付構造を備える吐水装置
JP2006193924A (ja) 水栓のレバーハンドル固定構造
KR101554690B1 (ko) 수도꼭지
JP2002267076A (ja) ワンタッチジョイント
JP5447978B2 (ja) 吐水装置
JP3246164U (ja) 止水機構、止水栓、給水口部材、給湯口部材および給湯器
JP2007186931A (ja) 点検口蓋の取付構造
JP7082315B2 (ja) 湯水混合水栓装置
KR101815646B1 (ko) 냉온수 혼합 수도밸브의 샹크볼트용 너트
JP3662427B2 (ja) 水栓の取付構造
JP7075038B2 (ja) 吐水装置
JP2006097336A (ja) シングルレバー水栓
JP7467073B2 (ja) 水抜き装置及び水抜き装置の取り付け方法
JP7427165B2 (ja) 水栓装置
KR101117488B1 (ko) 수전금구
JP4441701B2 (ja) シャワーヘッド接続用継手およびシャワーヘッド付き水栓
JP2010138647A (ja) 吐水装置
JP2008132569A (ja) ナット保持工具

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7262967

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150