JP2006097336A - シングルレバー水栓 - Google Patents

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Toshimitsu Ogusu
敏光 小楠
Takahiro Taniguchi
隆博 谷口
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Abstract

【課題】 シングルレバー水栓におけるカートリッジを水栓本体に容易にかつ確実に着脱できるとともに、メンテナンス時、固定された水栓本体を緩めることのないカートリッジの固定構造を安価に提供する。
【解決手段】 水栓本体に、吐水量及び吐水温度を調整するためのレバーと、前記レバーの操作と連動する可動弁体及び固定弁体をケーシング内に収納したカートリッジと、を備えたシングルレバー水栓において、前記カートリッジの上面に当接する押圧部を有するカートリッジ押え部材と、前記水栓本体の側面から内側に移動することにより前記カートリッジ押え部材を下方に移動させて、前記カートリッジを下向きに押える固定具とを備えたことを特徴とするシングルレバー水栓。
【選択図】 図3

Description

本発明はシングルレバー水栓に関し、特に水栓本体に収容されるカートリッジの固定構造に関する発明である。
従来よりシングルレバー水栓は、レバーの回動操作により吐水の水量調節及び温度調節を行う機能を有する。このようなシングルレバー水栓では一般にセラミックディスクから成る固定弁体と、同じくセラミックディスクから成る可動弁体とをケーシング内部に収納してカートリッジ化し、これを水栓本体に固定した構造が多く採用されているが、その際、本体上端部にカートリッジ軸と同軸上にネジを設け、そのネジにカートリッジ押え部材をねじ込むことで、そのねじ込み力でカートリッジを本体に対し軸方向に押付け固定している。(例えば、特許文献1参照。)
しかしながらこのような構成のカートリッジ固定構造では、カートリッジ押え部材がカートリッジを固定する機能だけではなく外観部材としての機能も必要となり、カートリッジ押え部材が高価になる問題があるほか、カートリッジ押え部材を外してカートリッジを取り出す際、カートリッジ押え部材に加えた回転力によって水栓本体が供回りしてしまい、水栓本体のカウンター等取付基体に対する固定力が弱くなってしまうといった問題を生ずる。
また、他のカートリッジ固定構造として、水栓本体上端部に係止溝を設け、カートリッジ上面を下向きに押圧する押圧部を備えたカートリッジ押え部材に係止爪を設け、係止溝と係止爪との軸方向の係止によりカートリッジを水栓本体に固定しているものもある。(例えば、特許文献2参照。)
しかしながら、このような構成のカートリッジ固定構造では、カートリッジ押え部材の軸方向の押込み力が係止爪の弾性力のみとなりカートリッジと本体とを確実に密着させることが出来ないため、カートリッジと水栓本体の水密が保たれず漏水などの問題が起こる。また、係止爪を樹脂材料で形成する場合などは経年変化などによる樹脂材料の劣化により、カートリッジと本体とを確実に密着させることが出来なくなり、カートリッジと水栓本体の水密が保たれず漏水などの問題が起こる可能性がある。またこの問題を回避しようとすると係止爪及び係止溝の寸法許容差を厳しくしたり高価な材料を使用したりする必要があり、部材が高価になる問題も出てくる。
特開平10−152869号公報 特開2001−355753号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、シングルレバー水栓におけるカートリッジを水栓本体に容易にかつ確実に着脱できるとともに、メンテナンス時、固定された水栓本体を緩めることのないカートリッジの固定構造を安価に提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、水栓本体に、吐水量及び吐水温度を調整するためのレバーと、前記レバーの操作と連動する可動弁体及び固定弁体をケーシング内に収納したカートリッジと、を備えたシングルレバー水栓において、前記カートリッジの上面に当接する押圧部を有するカートリッジ押え部材と、前記水栓本体の側面から内側に移動することにより前記カートリッジ押え部材を下方に移動させて、前記カートリッジを下向きに押える固定具とを備えたことにより、固定された水栓本体を緩めることなくカートリッジを簡単な作業で水栓本体に着脱できるとともに、カートリッジを水栓本体に確実に取付け、水栓本体とカートリッジの水密部より漏水することを防止できる。
また、請求項2記載の発明によれば、前記水栓本体の側面にネジ穴を設けるとともに、前記カートリッジ押え部材の外周は上端面から前記押圧部にかけて拡径された傾斜状の外周面を形成し、前記固定具が前記ネジ穴を通じて前記カートリッジ押え部材の外周面に当接するように移動することにより前記カートリッジを下向きに押えることにより、前記カートリッジ押え部材の形状を簡素化することができ、カートリッジ固定構造を安価に提供することができる。また、前記固定具のねじ軸方向と水栓本体の軸方向が異なる為、カートリッジを取出す際、水栓本体のカウンターへの固定を緩めてしまうことがない。
また、請求項3記載の発明によれば、前記水栓本体の内周面に前記カートリッジ押え部材の押圧部の外周面と当接する段差部を設けたことにより、カートリッジ押え部材を適切な位置まで押え込むことができ、カートリッジに無駄な力がかからず、水栓本体とカートリッジの水密性を安定して得ることができる。
本発明によれば、シングルレバー水栓におけるカートリッジを水栓本体に容易にかつ確実に着脱できるとともに、メンテナンス時、固定された水栓本体を緩める必要がない。
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。図1は本発明のシングルレバー水栓を示した斜視図、図2は本発明のシングルレバー水栓を構成する部品を示した分解斜視図、図3は本発明のシングルレバー水栓の断面側面図である。
本発明におけるシングルレバー水栓1は図1、図2に示すように、主として水栓本体11と、弁体を収容したカートリッジ12と、カートリッジ12の上面を下向きに押える押圧部を有するカートリッジ押え部材13と、カートリッジ押え部材13を介してカートリッジ12を下向きに押える固定具14と、吐水管15を有し水栓本体11を覆う第一化粧カバー16と、第一化粧カバー16の上部に配置される第二化粧カバー17と、吐止水、温度調節を操作するレバー18で構成される。
そして、シングルレバー水栓1は、水栓本体11に給水管・給湯管(図示しない)を接続し、流し台天板(図示しない)を介して水栓本体11に設けたボルト(図示しない)にナット(図示しない)を螺合して流し台天板に固定される。
水栓本体11は周知の技術のものであり、外観が略円筒状に形成され下方には図示しない給水管、給湯管(図示しない)が接続される。そして、給水入口、給湯入口から給水路、給湯路が延設されている。また、給水入口、給湯入口から離れた位置にシングルレバー水栓1を流し台の天板(図示しない)に設置するためのボルト(図示しない)が設けられている。
図2、図3に示すように水栓本体11の内部には、カートリッジ12を収納するための凹部19を設け、カートリッジ押え部材13の押圧部41と当接する段差部21を設けている。また、図示しない給水路、給湯路、湯水混合水路30が形成され、湯水混合水路30は、水栓本体11の側面を貫通するように形成されている。水栓本体11の側面上方には、固定具14を螺合するためのねじ穴20が3箇所等間隔に設けている。
カートリッジ12は周知技術のもので、円筒形状のケーシング22を有しており、下面にはシール材としてのパッキン23が装着されている。カートリッジ12の内部にはセラミックから成る固定弁体29と、その固定弁体に摺動可能なセラミックディスクから成る可動弁体28とが収納されており、その可動弁体28に対して作用アーム24が結合されている。カートリッジ12はパッキン23を介して水栓本体11に水密に固定され、作用アーム24を左右及び上下に回動させることでその可動弁体が固定弁体に対し摺動運動し、吐止水、及び温度調節を行うようになっている。
固定具14は、六角穴付き止めねじとし、先端形状はとがり先を使用する。
第一化粧カバー16の外観は円筒状に形成され、前記水栓本体11の側面とパッキン26を介して水密に接触しており、水栓本体11とともに湯水混合水路を形成し、吐水管15へ繋がっている。
第二化粧カバー17は、外観は円筒状に形成され、外周面はレバー18との干渉を避ける為、途中から縮径された傾斜状の側面を形成している。水栓本体11の側面上方のねじ穴20及び固定具14を隠す機能を有する。
レバー18は周知技術のもので、カートリッジ12の作用アーム24と止めねじ27によって連結されている。レバー18を介して作用アーム24を左右及び上下に回動させることでその可動弁体28が固定弁体29に対し摺動運動し、吐止水、及び温度調節を行うようになっている。
カートリッジ押え部材13は、図4に示すようにカートリッジ12の上端面25を下向きに押える押圧部41を有し、外周は上端面42から前記押圧部41にかけて拡径された傾斜状の外周面43を形成している。
これら構成部材の組立手順として、水栓本体11の凹部19にカートリッジ12を挿入した後、カートリッジ上端面25にカートリッジ押え部材13の押圧部41が接触するように挿入する。
そして、水栓本体11の上方に設けたねじ穴20に外側から固定具14を矢印Aの方向に固定具14の先端がカートリッジ押え部材13の外周面43に当接するまでねじ込む。 固定具14がカートリッジ押え部材13に当接した後もねじ込むとカートリッジ押え部材13の押圧部41に矢印Bのように下向きの力が働き、カートリッジ12を押さえつけることになる。
カートリッジ押え部材13がカートリッジ12を押える方向に進むと、カートリッジ押え部材13の押圧部41が水栓本体11の段差部21に当接し、カートリッジ12が水栓本体11とパッキン23を介し水密に固定される。(図5)
次に第一化粧カバー15を水栓本体11上部よりかぶせ、更に第二化粧カバー17を水栓本体11上部よりかぶせ、水栓本体11のねじ穴20及び固定具14を隠す。これによって、固定具14が露出しないので外観上見映えが良くなる他、いたずらを防止することができる。さらに、レバー18をカートリッジ12の作用アーム24に差込み、止めねじ27によって固定する。
上記のように組立てることにより、カートリッジ12を水栓本体11に容易に且つ、確実に取付けることができる。
カートリッジ12を取外す際は、レバー18と作用アーム24を固定する止めねじ27をゆるめ、第二化粧カバー17を水栓本体11上方へ引き抜く。次に、工具を用いて固定具14をゆるめ、作用アーム24をつかみ上方へ引き上げることで簡単に取外すことができる。また、固定具14のねじ軸方向と水栓本体11の軸方向が異なる為、固定具14に回転力を加えても水栓本体11の流し台の天板への固定を緩めてしまうことはない。
本発明のシングルレバー水栓を示した斜視図。 本発明のシングルレバー水栓を構成する部品を示した分解斜視図。 本発明のシングルレバー水栓の断面側面図。 カートリッジ押えの断面側面図。 カートリッジ及びカートリッジ押え部の拡大断面側面図。
符号の説明
1…シングルレバー水栓
11…水栓本体
12…カートリッジ
13…カートリッジ押え部材
14…固定具
15…吐水管
16…第1化粧キャップ
17…第2化粧キャップ
18…レバー
19…凹部
20…ねじ穴
21…段差部
22…ケーシング
23…パッキン
24…作用アーム
25…上端面
26…パッキン
27…止めねじ
28…可動弁体
29…固定弁体
30…湯水混合水路
41…押圧部
42…上端面
43…外周面

Claims (3)

  1. 水栓本体に、吐水量及び吐水温度を調整するためのレバーと、前記レバーの操作と連動する可動弁体及び固定弁体をケーシング内に収納したカートリッジと、を備えたシングルレバー水栓において、前記カートリッジの上面に当接する押圧部を有するカートリッジ押え部材と、前記水栓本体の側面から内側に移動することにより前記カートリッジ押え部材を下方に移動させて、前記カートリッジを下向きに押える固定具とを備えたことを特徴とするシングルレバー水栓。
  2. 前記水栓本体の側面にネジ穴を設けるとともに、前記カートリッジ押え部材の外周は上端面から前記押圧部にかけて拡径された傾斜状の外周面を形成し、前記固定具が前記ネジ穴を通じて前記カートリッジ押え部材の外周面に当接するように移動することにより前記カートリッジを下向きに押えることを特徴とする請求項1記載のシングルレバー水栓。
  3. 前記水栓本体の内周面に前記カートリッジ押え部材の押圧部の外周面と当接する段差部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシングルレバー水栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133133A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Inax Corp 湯水混合水栓
US9835281B2 (en) 2011-08-24 2017-12-05 As Ip Holdco, Llc No-tools spread faucet assembly, kits and methods
US10047890B2 (en) 2011-03-08 2018-08-14 As Ip Holdco, Llc Quick connection coupling
US10260642B2 (en) 2011-04-26 2019-04-16 As Ip Holdco, Llc Faucet valve cartridge

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