JPH0412124Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412124Y2 JPH0412124Y2 JP1985151502U JP15150285U JPH0412124Y2 JP H0412124 Y2 JPH0412124 Y2 JP H0412124Y2 JP 1985151502 U JP1985151502 U JP 1985151502U JP 15150285 U JP15150285 U JP 15150285U JP H0412124 Y2 JPH0412124 Y2 JP H0412124Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- bracket
- plate
- bucket
- excavator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 101100008046 Caenorhabditis elegans cut-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Shovels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は油圧シヨベル等の掘削機のバケツトに
関する。
関する。
第２図はバケツトが装備される掘削機の一例と
して挙げた油圧シヨベルの側面図である。この図
において、１は走行体、２は走行体１上に旋回可
能に設けた旋回体、３は旋回体２に回動可能に装
備したブーム、４はこのブーム３に回動可能に連
結したアーム、５はアーム４の先端に回動可能に
装着したバケツト、６はバケツト用シリンダであ
る。このバケツト用シリンダ６は一端をアーム４
の中央上部に連結され、他端をアーム４に取付け
られたリンク７とバケツト５に取付けられたリン
ク８とに結合されている。
して挙げた油圧シヨベルの側面図である。この図
において、１は走行体、２は走行体１上に旋回可
能に設けた旋回体、３は旋回体２に回動可能に装
備したブーム、４はこのブーム３に回動可能に連
結したアーム、５はアーム４の先端に回動可能に
装着したバケツト、６はバケツト用シリンダであ
る。このバケツト用シリンダ６は一端をアーム４
の中央上部に連結され、他端をアーム４に取付け
られたリンク７とバケツト５に取付けられたリン
ク８とに結合されている。
第３図は上述した油圧シヨベルに備えられる従
来のバケツト５を示す断面部分を示す側面図であ
る。この第３図において、９は側面視Ｃ字状の底
板、１０はこの底板９に装着されるブラケツト
で、このブラケツト１０には、アーム４連結用の
ピン穴１１と、リンク８連結用のピン穴１２が設
けられている。１３は底板９の両側部に溶着され
た側板、１４，１５は底板９と側板１３とによつ
て形成される開口部の周囲に補強板として溶着さ
れたサイドエツジ、およびカツテイングエツジ、
１６はカツテイングエツジ１５に取付けられた爪
である。１７は底板９の摩耗防止用のあて板であ
り、短ざく状に複数所定間隔をあけて設けられ、
一端がカツテイングエツジ１５位置に、他端が底
板９の底部近傍位置まで延設されている。
来のバケツト５を示す断面部分を示す側面図であ
る。この第３図において、９は側面視Ｃ字状の底
板、１０はこの底板９に装着されるブラケツト
で、このブラケツト１０には、アーム４連結用の
ピン穴１１と、リンク８連結用のピン穴１２が設
けられている。１３は底板９の両側部に溶着され
た側板、１４，１５は底板９と側板１３とによつ
て形成される開口部の周囲に補強板として溶着さ
れたサイドエツジ、およびカツテイングエツジ、
１６はカツテイングエツジ１５に取付けられた爪
である。１７は底板９の摩耗防止用のあて板であ
り、短ざく状に複数所定間隔をあけて設けられ、
一端がカツテイングエツジ１５位置に、他端が底
板９の底部近傍位置まで延設されている。
ところで、このような第３図に示すバケツト５
を備えた第２図に示す油圧シヨベルにあつて、土
砂等の掘削作業がおこなわれると、バケツト用シ
リンダ６の力がリンク８を介してブラケツト１０
のピン穴１２に加えられるため、底板９とブラケ
ツト１０の溶着端部１８がブラケツト１０により
押され、底板９が面外曲げを受けて高応力とな
り、脆弱化しやすく、また溶着端部１８とあて板
１７との間は一枚板からなる底板９部分であり、
岩等に当つてこの底板９部分が変形するおそれが
あり、耐久性の点で必ずしも十分ではなかつた。
を備えた第２図に示す油圧シヨベルにあつて、土
砂等の掘削作業がおこなわれると、バケツト用シ
リンダ６の力がリンク８を介してブラケツト１０
のピン穴１２に加えられるため、底板９とブラケ
ツト１０の溶着端部１８がブラケツト１０により
押され、底板９が面外曲げを受けて高応力とな
り、脆弱化しやすく、また溶着端部１８とあて板
１７との間は一枚板からなる底板９部分であり、
岩等に当つてこの底板９部分が変形するおそれが
あり、耐久性の点で必ずしも十分ではなかつた。
本考案は、このような従来技術における実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、底板部分が
受ける面外曲げ応力を軽減させ、しかも該底板部
分の十分な強度を確保することができる掘削機の
バケツトを提供することにある。
鑑みてなされたもので、その目的は、底板部分が
受ける面外曲げ応力を軽減させ、しかも該底板部
分の十分な強度を確保することができる掘削機の
バケツトを提供することにある。
この目的を達成するために本考案は、底板に設
けられる摩耗防止用のあて板をブラケツトとラツ
プするまで延設するとともに、該あて板に切込み
を設け、この切込み内にブラケツトを配置し、こ
れらのあて板とブラケツトと底板とを一体に溶接
した構成にしてある。
けられる摩耗防止用のあて板をブラケツトとラツ
プするまで延設するとともに、該あて板に切込み
を設け、この切込み内にブラケツトを配置し、こ
れらのあて板とブラケツトと底板とを一体に溶接
した構成にしてある。
このように構成したことにより、ブラケツトの
底板に溶着される端部付近は、底板とあて板とか
らなる二枚板となり、これによつて面外曲げ応力
が軽減され、またカツテイングエツジからブラケ
ツトに至る底板の全領域に、所定間隔をおいて二
枚板部分が設けられ、これによつて該底板部分の
十分な強度を確保することができる。
底板に溶着される端部付近は、底板とあて板とか
らなる二枚板となり、これによつて面外曲げ応力
が軽減され、またカツテイングエツジからブラケ
ツトに至る底板の全領域に、所定間隔をおいて二
枚板部分が設けられ、これによつて該底板部分の
十分な強度を確保することができる。
以下、本考案の掘削機のバケツトを図に基づい
て説明する。第１図ａは本考案の一実施例を示す
断面部分を含む側面図、第１図ｂは第１図ａのＡ
矢視図である。
て説明する。第１図ａは本考案の一実施例を示す
断面部分を含む側面図、第１図ｂは第１図ａのＡ
矢視図である。
この実施例では、底板９の摩耗防止用の短ざく
状に形成された複数のあて板１９をカツテイング
エツジ１５位置からブラケツト１０とラツプする
位置まで、紙面と直交する方向に所定間隔をもつ
て延設するとともに、あて板１９にブラケツト１
０の板厚と溶接代分に相応する大きさの切込み２
１を設けてあり、この切込み２１内にブラケツト
１０の端部を配置し、底板９とブラケツト１０と
あて板１９とを一体に溶接してある。その他の構
成は前述した第３図に示すものと同等である。
状に形成された複数のあて板１９をカツテイング
エツジ１５位置からブラケツト１０とラツプする
位置まで、紙面と直交する方向に所定間隔をもつ
て延設するとともに、あて板１９にブラケツト１
０の板厚と溶接代分に相応する大きさの切込み２
１を設けてあり、この切込み２１内にブラケツト
１０の端部を配置し、底板９とブラケツト１０と
あて板１９とを一体に溶接してある。その他の構
成は前述した第３図に示すものと同等である。
このように構成した実施例にあつては、例えば
第２図に示すような油圧シヨベルに装備され、土
砂、岩石等の掘削作業をおこなつた際に、ブラケ
ツト１０のピン穴１２に力が加えられても、底板
９とブラケツト１０の溶着端部２０にはあて板１
９を設けてあることから、これらの底板９とあて
板１９の双方で上述の力を受けるので面外曲げ応
力を軽減でき、したがつて十分な強度を確保で
き、また底板９部分に岩等が当つた場合でもカツ
テイングエツジ１５からブラケツト１０に至る底
板９の全領域に所定間隔をおいて二枚板部分が設
けられていることから、底板９の変形を確実に防
止することができ、優れた耐久性がえられる。
第２図に示すような油圧シヨベルに装備され、土
砂、岩石等の掘削作業をおこなつた際に、ブラケ
ツト１０のピン穴１２に力が加えられても、底板
９とブラケツト１０の溶着端部２０にはあて板１
９を設けてあることから、これらの底板９とあて
板１９の双方で上述の力を受けるので面外曲げ応
力を軽減でき、したがつて十分な強度を確保で
き、また底板９部分に岩等が当つた場合でもカツ
テイングエツジ１５からブラケツト１０に至る底
板９の全領域に所定間隔をおいて二枚板部分が設
けられていることから、底板９の変形を確実に防
止することができ、優れた耐久性がえられる。
本考案の掘削機のバケツトは以上のように構成
してあることから、底板部分が受ける面外曲げ応
力を軽減させ、しかも該底板部分の十分な強度を
確保することができ、従来に比べて耐久性が向上
する効果がある。
してあることから、底板部分が受ける面外曲げ応
力を軽減させ、しかも該底板部分の十分な強度を
確保することができ、従来に比べて耐久性が向上
する効果がある。
第１図ａは本考案の掘削機のバケツトの一実施
例を示す断面部分を含む側面図、第１図ｂは第１
図ａのＡ矢視図、第２図はバケツトが装備される
掘削機の一例として挙げた油圧シヨベルの側面
図、第３図は第２図に示す油圧シヨベルに備えら
れる従来のバケツトを示す断面部分を含む側面図
である。 ９……底板、１０……ブラケツト、１３……側
板、１４……サイドエツジ、１５……カツテイン
グエツジ、１９……あて板、２０……溶着端部、
２１……切込み。
例を示す断面部分を含む側面図、第１図ｂは第１
図ａのＡ矢視図、第２図はバケツトが装備される
掘削機の一例として挙げた油圧シヨベルの側面
図、第３図は第２図に示す油圧シヨベルに備えら
れる従来のバケツトを示す断面部分を含む側面図
である。 ９……底板、１０……ブラケツト、１３……側
板、１４……サイドエツジ、１５……カツテイン
グエツジ、１９……あて板、２０……溶着端部、
２１……切込み。
Claims (1)
- 側面視Ｃ字状の底板と、この底板の両側部に装
着される側板と、上記底板に取付けられるブラケ
ツトと、上記底板と側板とによつて形成される開
口部に設けられるサイドエツジおよびカツテイン
グエツジと、上記底板の摩耗防止用のあて板とを
備えた掘削機のバケツトにおいて、上記あて板を
上記ブラケツトとラツプするまで延設するととも
に、該あて板に切込みを設け、この切込み内に該
ブラケツトを配置し、これらのあて板とブラケツ
トと上記底板とを一体に溶接したことを特徴とす
る掘削機のバケツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985151502U JPH0412124Y2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985151502U JPH0412124Y2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6260643U JPS6260643U (ja) | 1987-04-15 |
| JPH0412124Y2 true JPH0412124Y2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=31068631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985151502U Expired JPH0412124Y2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0412124Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006045785A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 掘削バケット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5863258U (ja) * | 1981-10-21 | 1983-04-28 | セイレイ工業株式会社 | バツクホ−のバケツトにおける補強構造 |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP1985151502U patent/JPH0412124Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006045785A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 掘削バケット |
| JP4620402B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2011-01-26 | 日立建機株式会社 | 掘削バケット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6260643U (ja) | 1987-04-15 |
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