JPH04120062A - グアニジン化合物の製造方法 - Google Patents

グアニジン化合物の製造方法

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JPH04120062A
JPH04120062A JP2238230A JP23823090A JPH04120062A JP H04120062 A JPH04120062 A JP H04120062A JP 2238230 A JP2238230 A JP 2238230A JP 23823090 A JP23823090 A JP 23823090A JP H04120062 A JPH04120062 A JP H04120062A
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JP
Japan
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formula
reaction
compound
cyano
methyl
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Pending
Application number
JP2238230A
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English (en)
Inventor
Shinichi Inagaki
伸一 稲垣
Yoji Yoshida
吉田 洋二
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YOUSHINDOU KK
Original Assignee
YOUSHINDOU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下記式(4) で示されるグアニジン化合物、即ちN−シアノ−N′−
メチル−N”−(2−((4−メチル−5−イミダゾリ
ル)メチルチオ)エチル〕グアニジン(シメチジン)の
製造方法に関する。
〔従来の技術〕
上記式(4)で示されるグアニジン化合物(シメチジン
)は、消化性潰瘍に薬効を有することが知られているが
、かかるシメチジンの製造方法としては、従来、下記の
方法が提案されている。
〔■〕特公昭52−43832号公報記載の方法下記式 で示されるN−シアノイミド−8,s−ジメチルジチオ
カーボネートと下記式(2) %式%(2) (但し、Rは低級アルキル基を示す、)で示されるアミ
ンとを反応させて、下記式(6)で示されるN−シアノ
−N’、S−ジメチルイソチオウレアを得、次いでこれ
に下記式(3)で示される4−(2−アミノエチル)チ
オメチル−5−メチルイミダゾールを反応させることに
より、シメチジンを合成する方法。
[II)特公昭56−1309号公報乃至特許審判請求
公告第677号公報記載の方法 上記式(5)で示されるN−シアノイミド−8゜S−ジ
メチルジチオカーボネートと上記式(3)で示される4
−(2−アミノエチル)チオメチル−5−メチルイミダ
ゾールとを反応させて、下記式で示される化合物を得、
次いでこれに上記式(2)のアミンを反応させることに
より、シメチジンを合成する方法。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した方法はいずれも式(5)のN−シアノ
イミド−8,S−ジメチルジチオカーボネートを使用す
るため、反応に際してメチルメルカプタンが発生する。
このメチルメルカプタンは、極めて悪臭が強く、毒性も
非常に高い危険な化合物である。このため、上述した方
法により工業的にシメチジンを合成する場合は、メチル
メルカプタンの除去設備を設置する必要があり、経済的
に非常な不利を伴う。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、式%式% チオカーボネートを用いることなくシメチジンを製造す
る方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者は上記
目的を達成するため種々検討を続けた結果、N−シアノ
イミド−8,S−ジメチルジチオカーボネートを用いず
、下記式(1)で示されるN−シアノ−2−イミノ−1
,3−ジチアンを使用することにより、メチルメルカプ
タンの副生をなくして工業的有利にシメチジンを製造し
得ることを知見した。
即ち、本発明は、下記式(1) で示されるN−シアノ−2−イミノ−1,3−ジチアン
と下記式(2) %式%(2) (但し、Rは低級アルキル基を示す。)で示されるアミ
ンとを反応させ、次いで下記式で示される4−(2−ア
ミノエチル)チオメチル−5−メチルイミダゾールを反
応させることを特徴とする下記式(4) で示されるグアニジン化合物(シメチジン)の製造方法
を提供するものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の製造方法は、まず上記式(1)のN −シアノ
−2−イミノ−1,3−ジチアンと上記式(2)のアミ
ンとを反応させる。
ここで、式(1)及び式(2)の化合物はいずれも公知
物質であり、式(2)のRNH2で示されるアミンにお
いて、Rとしてはメチル基、エチル基等を挙げることが
できるが、メチル基であることが好ましい。上記式(1
)と(2)の化合物とを反応させる場合、濁化合物のモ
ル比は式(1)の化合物に対し式(2)の化合物を1〜
2倍モル、特には1〜1.2倍モルとすることが好まし
い。
この反応は、低級アルコール、好ましくはメタノール、
エタノール、イソプロパツール等の溶媒中で行なわれる
が、反応温度は一40〜80℃、好ましくは一20〜2
0℃が採用される。なお1反応時間は通常4〜12時間
、好ましくは6〜8時間である。
上記式(1)と(2)の化合物の反応が終了した後は、
その反応液に上記式(3)の4−(2−アミノエチル)
チオメチル−5−メチルイミダゾールを加え、反応を行
なう。この式(3)の化合物の使用量は、式(1)の化
合物1モルに対して0.6〜1.2モ/L/、特に0.
8〜1.14/Lt−あることが好ましい。反応に際し
、溶媒は式(1)と(2)の化合物の反応溶媒がそのま
ま使用され、また反応温度は一10〜100℃、好まし
くは20〜60℃が採用される。反応時間は通常10〜
40時間、好ましくは15〜25時間である。
この反応後、目的物質のシメチジンは常法により再結晶
等の通常の操作で最終反応液から採取し、精製すること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、原料物質として式(1)のN−シアノ
−2−イミノ−1,3−ジチアンを使用したことにより
、反応の際にメチルメルカプタンを副生ずることがなく
、工業的有利に反応を進めることができる。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本
発明は下記の実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〕 イソプロパツール400−にN−シアノ−2−イミノ−
1,3−ジチアン15.8g (0,1モル)を加え、
−10℃に冷却後、これに40%メチルアミン−イソプ
ロパツール溶液84.7+d(メチルアミン0.11モ
ル)を30分かけて滴下した。滴下後、室温にて6時間
撹拌を続け、N−シアノ−2−イミノ−1,3−ジチア
ンがほぼなくなったことを確認した後、この反応液に4
−(2−アミノエチル)チオメチル−5−メチルイミダ
ゾール15.4g (0,09モル)をインプロパツー
ル200−に溶解させた溶液を加え、撹拌下に40℃で
15時間反応を行なった。
反応終了後、溶媒を留去し、残留物を溶出液にアセトニ
トリルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、得られた目的物をイソプロパツールより再結晶さ
せて、N−シアノ−N′メチル−N”−(2−((4−
メチル−5−イミダゾリル)メチルチオ)エチル〕グア
ニジンを得た。
分析の結果、標品のIRと一致し、融点は141〜14
2℃であった。
〔実施例2〕 インプロパツール400dにN−シアノ−2−イミノ−
1,3−ジチアン15.8g (0,1モル)を加え、
−20℃に冷却後、これに無水メチルアミン3.4g 
(0,11モル)を60分間かけて吹き込んだ。次いで
、得られた溶液を室温にて6時間撹拌し、N−シアノ−
2−イミノ−1,3−ジチアンがほぼなくなったことを
確認した後、この反応液に4−(2−アミノエチル)チ
オメチル−5−メチルイミダゾール17.1g (0,
1モル)をイソプロパツール200+aQに溶解させた
溶液を加え、撹拌下に40℃で15時間反応を行なった
反応終了後、溶媒を留去し、残留物をジクロロメタンで
洗浄し、反応副生物を除去し、次いでイソプロパツール
より再結晶させて、N−シアノ−N′−メチル−N”−
(2−((4−メチル−5−イミダゾリル)メチルチオ
)エチル〕グアニジンを得た。
分析の結果、標品のIRと一致し、融点は140〜14
1℃であった。
出願人  株式会社 陽  進  堂 代理人  弁理士 小 島 隆 司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) で示されるN−シアノ−2−イミノ−1,3−ジチアン
    と下記式(2) RNH_2・・・(2) (但し、Rは低級アルキル基を示す。) で示されるアミンとを反応させ、次いで下記式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(3) で示される4−(2−アミノエチル)チオメチル−5−
    メチルイミダゾールを反応させることを特徴とする下記
    式(4) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(4) で示されるグアニジン化合物の製造方法。
JP2238230A 1990-09-07 1990-09-07 グアニジン化合物の製造方法 Pending JPH04120062A (ja)

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