JPS6360969A - イミダゾ−ル誘導体の製造方法 - Google Patents

イミダゾ−ル誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPS6360969A
JPS6360969A JP61203641A JP20364186A JPS6360969A JP S6360969 A JPS6360969 A JP S6360969A JP 61203641 A JP61203641 A JP 61203641A JP 20364186 A JP20364186 A JP 20364186A JP S6360969 A JPS6360969 A JP S6360969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
group
derivative
lower alkyl
acid derivative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61203641A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586943B2 (ja
Inventor
Tatsukazu Ishida
石田 達麗
Noriaki Kihara
木原 則昭
Hiroaki Tan
丹 弘明
Aiichiro Ori
小里 愛一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP61203641A priority Critical patent/JPS6360969A/ja
Publication of JPS6360969A publication Critical patent/JPS6360969A/ja
Publication of JPH0586943B2 publication Critical patent/JPH0586943B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬品、特に潰瘍治療薬として有用なシメチ
ジン(Cfetidine % N−シアノ−N’−メ
チル−N“−(2−((5−メチル−IH−イミダゾー
ル−4−イル)メチルチオ)エチル〕グアニジン)ある
いはシメチジン関連誘導体の新規な製造方法に関するも
のである。
〔従来の技術、発明が解決しようとする問題点、発明の効果〕
従来、シメチジンあるいはシメチジン関連誘導体の製造
方法についてはいくつかの提案がなされている(例えば
、特開昭49−75574号公報、特開昭51−125
074号公報等)が、これらの諸法では高価なイミダゾ
ール誘導体を出発原料として用い、かつ多段階の反応を
経る製造方法であるためコストが高(つく欠点を有して
いた。
本発明は、従来法における上記欠点を解消したイミダゾ
ール誘導体の新規な製造方法を提供するものであり、そ
の特徴とするところは、安価でかつ高収率で得られる原
料に最終段階でイミダゾール環を形成させることによっ
て経済的にシメチジンあるいはシメチジン関連誘導体を
得ることができるよう改良した点にある。
〔発明の構成〕
即ち、本発明は、一般式(1) 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示し、R1は低
級アルキル基を示す。〕 で表されるハロケトン誘導体と式(n)、〔式中、R2
は低級アルキル基、了り−ル基あるいはアロイル基を示
す。〕で表わされるイミド酸誘導体およびアンモニウム
塩あるいは液体アンモニアを反応させて式(III)、 −CN 〜 〔式中、R1は前記に同じである。〕で表わされるイミ
ダゾール誘導体を得ることを特徴とするイミダゾール誘
導体の製造方法をその要旨とする。
本発明に係る式(1)で表わされるハロケトン誘導体中
、R1に用いられる低級アルキル基としてはメチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、5ec−ブチル基、イソブチル基等を例示するこ
とができ、特に好ましくはメチル基である。式(1)で
表わされるハロケトン誘導体は、例えば本出願人による
本願発明と同日付の特許出願「シアノグアニジン誘導体
及びその製造法」に記載の方法に従゛いあるいは該方法
に準じて安価かつ高収率で得ることができる。また、式
(n)で表わされるイミド酸誘導体中、R2に用いられ
る低級アルキル基としては、メチル基、エチル4、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、5ec−
ブチル基、イソブチル基等を例示することができ、アリ
ール基としては、フェニル基、トリル基、キシリル基、
ニトロフェニル基、クロロフェニル基、メトキシフェニ
ル基等を例示することができ、アロイル基としてはベン
ゾイル基、トルオイル基、キシロイル基、ニトロベンゾ
イル基、クロロベンゾイル基、メトキシベンゾイル基等
を例示することができる。これらの内ではR2で低級ア
ルキル基又は了り−ル基であるものが好ましい。
また、該イミド酸誘導体は、例えば、アンゲバンテlヘ
ミ−(AngewanteChemie) 79巻、5
31頁、1967年の方法あるいは西ドイツ特許948
,973号の方法に従い塩酸塩の如き塩の形で容易に合
成することができる。本願発明で用いる該イミド酸誘導
体は式(I)のへロケトン誘導体およびアンモニウム塩
と反応させる場合においては、前記該イミド酸誘導体塩
を中和して遊離の状態で用いるのが好ましい。該イミド
酸誘導体の中和には、例えば炭酸カリウム、重炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウムの如き無機塩基あるいはトリメ
チルアミン、トリエチルアミンの如き有機塩基を用いる
ことができ、好ましくは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
である。該イミド酸誘導体は前記該イミド酸誘導体の中
和によって一旦単離したのち本願発明に供することがで
きるが、本願発明で用いる同一反応容器内において該イ
ミド酸誘導体塩および中和に用いる塩基を共存させて、
該イミド酸誘導体を単離することなく式(1)のハロケ
トン誘導体およびアンモニウム塩と反応させるのが好ま
しい。該イミド酸誘導体塩の中和に用いる塩基の量は該
イミド酸誘導体塩1モルに対し0.8ないし3.0モル
、好ましくは1.0〜1.5モルである。
また本願発明で用いられるアンモニウム塩としては、例
えば、ギ酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、安息香酸
アンモニウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム
等を用いることができ、特に好ましくはギ酸アンモニウ
ム叉は酢酸アンモニウムの如き脂肪族アンモニウムであ
る。
式(n)で表わされるイミド酸誘導体の使用量は通常式
(1)のハロケトン誘導体1モルに対し0.8〜100
モルであり、好ましくは1〜20モルである。また、ア
ンモニウム塩の使用量は通常式(I)のハロケトン誘導
体1モルに対し0.8〜100モルであり、好ましくは
1ないし20モルである。また、液体アンモニアを使用
する場合では、通常式(1)のハロケトン誘導体1重量
部に対し、■ないし100重量部、好ましくは3ないし
50重量部用いることができる。
本発明においては、溶媒を使用しなくても行うことがで
きるが、アンモニウム塩を用いる場合には特に溶媒を用
いることが好ましい。この場合の溶媒としては、例えば
N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジエチルホル
ムアミド、ホルムアミド、アセトアミド、ジオキサン、
テトラヒドロフランなどが好ましい。これらの溶媒の使
用量は通常一般式(I)のハロケトン誘導体1重量部に
たいし0.5〜100重量部、好ましくは1〜50重量
部である。
反応温度は通常O℃〜150℃、好ましくは40℃ない
し100℃である。反応時間は通常0.1ないし10時
間、好ましくは0.3時間ないし5時間である。
反応後、目的物である式(III)で表わされるイミダ
ゾール誘導体を得るには、反応混合物中の溶媒を留去後
、再結晶あるいはクロマトグラフィーなど通常用いられ
る一般的な精製手段を採用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の方法を実施例によって具体的に説明する
実施例1 N−(2−クロロ−3−オキソブチルチオ)エチル−N
’−シアノ−N#−メチルグアニジン2.63g(10
ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド(DMF)
 10mZに溶かしたのち、ホルムイミド酸エチル塩酸
塩10.96g(100ミリモル)、無水炭酸カリウム
13.82g(100ミリモル)およびギ酸アンモニウ
ム6.31g(100ミリモル)を加え、80℃で2時
間攪拌した。
反応混合物中のDMFを減圧留去したのち、残渣にアセ
トニトリル5−を加え濾過した。濾液をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒アセトニトリル)にて
精製し、次いでイソプロパツールから再結晶すると目的
とするN−シアノ−N′−メチル−N’−(2−((5
−メチル−IH−イミダゾール−4−イル)メチルチオ
)エチル〕グアニジン)(シメチジン)が0.53g得
られた(収率21%)。
実施例2〜4 実施例1においてホルムイミド酸エチルエステル塩酸塩
の代りに表1記載のイミド酸誘導体を用いる以外は実施
例1と同様の方法で反応を行ったところ、シメチジンが
表1記載の収率で得られた。
表    1 実施例5〜7 実施例1においてギ酸アンモニウムの代りに表2記載の
アンモニウム塩を用いる以外は実施例1と同様の方法で
反応を行ったところ、シメチジンが表2の収率で得られ
た。
表    2 実施例8〜10 実施例1においてDMFの代りに表3記載の溶媒を用い
る以外は実施例1と同様の方法で反応を行ったところ、
シメチジンが表3記載の収率で得られた。
表    3 実施例11 N−(2−クロロ−3−オキソブチルチオ)エチル−N
’−シアノ−N“−メチルグアニジン2.63g (1
0ミリモル)、ホルムイミド酸エチルエステル塩酸塩1
0.96g(100ミリモル)および液体アンモニア2
0m1をオートクレーブに入れ50℃で3時間反応させ
た。
液体アンモニアを蒸発させたのち、アセトニトリル5d
を加え濾過した。濾液をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒アセトニトリル)にて精製し、次いで
イソプロパツールから再結晶すると目的とするシメチジ
ンが0.13g得られた(収率5%)。
実施例12 ホルムアミド4.5g(100ミリモル)の無水エチル
エーテル10〇−溶液の中へ塩化ベンゾイル14.1g
(100ミリモル)を25℃で10分間かけて滴下し、
さらに4時間攪拌して、ホルムイミド酸−安息香を調製
した。エチルエーテルを留去したのち、N−(2−クロ
ロ−3−オキソブチルチオ)エチル−N’−シアノ−N
#−メチルグアニジン2.63g(10ミリモル)のD
MF溶液(10@1) 、無水炭酸カリウム13.82
g(100ミリモル)およびギ酸アンモニウム6.31
g(100ミリモル)を加え80℃で2時間攪拌した。
反応混合物中のDMFを減圧留去したのち、残渣にアセ
トニトリル5−を加え濾過した。濾液をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒アセトニトリル)にて
精製し、次いでイソプロパツールから再結晶すると目的
とするシメチジンが0.38g得られた(収率15%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I )、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示 し、R^1は低級アルキル基を示す。〕 で表わされるハロケトン誘導体と式(II)、▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^2は低級アルキル基、アリール基あるいは
    アロイル基を示す。〕で表わされ るイミド酸誘導体およびアンモニウム塩あ ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、R^1は前記に同じである。〕で表わされるイ
    ミダゾール誘導体を得ることを特 徴とするイミダゾール誘導体の製造方法。
JP61203641A 1986-09-01 1986-09-01 イミダゾ−ル誘導体の製造方法 Granted JPS6360969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61203641A JPS6360969A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 イミダゾ−ル誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61203641A JPS6360969A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 イミダゾ−ル誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6360969A true JPS6360969A (ja) 1988-03-17
JPH0586943B2 JPH0586943B2 (ja) 1993-12-14

Family

ID=16477407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61203641A Granted JPS6360969A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 イミダゾ−ル誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6360969A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02177822A (ja) * 1988-12-28 1990-07-10 Sekisui Chem Co Ltd 安定化された培土を有する鉢及びその鉢の製造方法
JPH05316872A (ja) * 1992-05-15 1993-12-03 Narimasa Takeo サボテン用土、その製造方法及び該用土を用いた観賞用サボテン置物
JPH06284825A (ja) * 1993-04-01 1994-10-11 Haruo Yamada 観賞用鉢植植物およびその製造法
JP2010254554A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Central Glass Co Ltd イミド酸化合物の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02177822A (ja) * 1988-12-28 1990-07-10 Sekisui Chem Co Ltd 安定化された培土を有する鉢及びその鉢の製造方法
JPH05316872A (ja) * 1992-05-15 1993-12-03 Narimasa Takeo サボテン用土、その製造方法及び該用土を用いた観賞用サボテン置物
JP2762192B2 (ja) * 1992-05-15 1998-06-04 成雅 竹尾 サボテン用土、その製造方法及び該用土を用いた観賞用サボテン置物
JPH06284825A (ja) * 1993-04-01 1994-10-11 Haruo Yamada 観賞用鉢植植物およびその製造法
JP2010254554A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Central Glass Co Ltd イミド酸化合物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0586943B2 (ja) 1993-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62289544A (ja) 含フツ素化合物
US4910306A (en) Preparation of substituted 1,2,4-triazolo[1,5-a]pyrimidine-2-sulfonanilides
JPS6360969A (ja) イミダゾ−ル誘導体の製造方法
US4581452A (en) Production of 5-perfluoroalkyldihydrouracil derivatives
JP2991832B2 (ja) ピリミジン誘導体の製造方法
EP0034421B1 (en) N-phenyl-n'-cyano-0-phenylisoureas and process for their preparation
JPH061776A (ja) 置換ピラジンカルボニトリルの製造方法
EP0123719B1 (en) Processes for preparing 5-acyloxymethyloxazolidin-2-one-derivatives
JPS62155268A (ja) ナイザチジンの合成法
JP3081359B2 (ja) 2−アミノ−1−フェニル−1−エタノール誘導体
EP0276574B1 (en) Alpha-acyloxyketone derivatives
JP2671401B2 (ja) α‐アミノチオアセトアミド誘導体およびその製造法
KR820000786B1 (ko) 우라실 유도체의 제조법
JPH0528708B2 (ja)
JPS6144854A (ja) N−ジクロロアルキル安息香酸アミド及びその製造方法
JPH09124569A (ja) ベンズアミド誘導体の製造方法
JPS6160673A (ja) グアニジノチアゾ−ル誘導体の製造法
JPH0789926A (ja) 尿素類又はセミカルバジド類の製造法
US5110945A (en) 1-azoniabicyclo[3.3.0]oct-1(5)-ene salt derivatives and process for the preparation of the same
JPH0469156B2 (ja)
JPH0379345B2 (ja)
JPS63132877A (ja) イミダゾ−ル誘導体の製造方法
JPS6030319B2 (ja) 1,3−ビス(テトラハイドロ−2−フラニル)ウラシル若しくはその誘導体の製造法
JPS63201173A (ja) イミダゾ−ル誘導体の製造方法
JPS63192747A (ja) ホルムアミジンのギ酸塩