JPH0411994B2 - - Google Patents

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JPH0411994B2
JPH0411994B2 JP61014483A JP1448386A JPH0411994B2 JP H0411994 B2 JPH0411994 B2 JP H0411994B2 JP 61014483 A JP61014483 A JP 61014483A JP 1448386 A JP1448386 A JP 1448386A JP H0411994 B2 JPH0411994 B2 JP H0411994B2
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JP
Japan
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temperature
heating element
heat sensitive
heat
blanket
Prior art date
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Application number
JP61014483A
Other languages
English (en)
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JPS62172681A (ja
Inventor
Kenji Hirose
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1448386A priority Critical patent/JPS62172681A/ja
Publication of JPS62172681A publication Critical patent/JPS62172681A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は電気毛布に関し、とくに使用時の温
度制御を使用者の体温によつて調節するための制
御装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 一般に、電気毛布は、第6図に示すように、袋
織された毛布本体101の袋内の使用時に足およ
び腰部を暖房する位置に発熱体102を配し、そ
の近傍に感熱体103を配する構造である。そし
て毛布本体101の側辺に設けられたジヨイント
ボツクス105を介して毛布本体101の外部に
設けられるコントローラ(図示しない)によつて
毛布本体101の温度を選定された一定の温度に
保持するように自動調節されるものである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、本来就寝直後(寝床に入つた
時)は身体は冷えぎみであり、若干は毛布本体1
01の温度は高目でありたいが、時間の経過とと
もに寝床内温度、身体温度も高くなり、したがつ
て毛布本体101の温度を低目に調節したいもの
であつた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので
就寝時に使用者の体温変化を検知し、常に寝床内
温度を快適な温度に維持するように発熱体を自動
調節することができる電気毛布を提供とようとす
るものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明は、発熱体の熱の影響をほとんど受け
ず、かつ、使用時においては使用者の体温を検知
できる位置に第2の感熱体を設ける構成で、その
さらに詳しい構成は、袋織された毛布本体と、そ
の毛布本体内に設けられる発熱体と、その発熱体
の近傍に設けられて発熱体の発熱量を検知する第
1の感熱体と、その第1の感熱体からの信号によ
つて発熱体への通電を調節する制御装置とを具備
する電気毛布において、前記発熱体より離れた位
置で、かつ、使用時にその使用者の体温を検知可
能な位置に第2の感熱体を第1の感熱体に電気的
に接続して設けたことを特徴とする電気毛布であ
る。
(ホ) 作用 第2の感熱体が、使用者の体温を検知して信号
を出力し、この信号によつて制御装置が、発熱体
の通電を調節して寝床内温度を常時快適温度にな
るように自動調節するよう作用する。
(ヘ) 実施例 以下この発明の実施例を図面にて詳述するが、
この発明が以下の実施例に限定されるものではな
い。
第1図において、1は毛布本体で、袋織されて
おり、その袋内に発熱体2と、発熱体2の近傍に
第1感熱体3と、発熱体2と第1感熱体3とから
離れた位置に第2感熱体4とが設けられる。発熱
体2は特に足や腰部を暖房するように毛布本体1
のほぼ中央より一方の短辺1a近傍にかけて配線
されており、第1感熱体3が発熱体2に並行に配
線される。第2感熱体4は毛布本体1の他方の短
辺1b近傍に配線されており、発熱体2の熱の影
響を受けずに、使用時に使用者Aの体温を検知で
きるものである。5はジヨイントボツクスで、発
熱体2、第1感熱体3および第2感熱体4を毛布
本体1の外部に設けられる制御装置6と接続する
ために、毛布本体1の一方の長辺1cに設けられ
る。
第1感熱体3と第2感熱体4とは、第2図A,
Bに示すように、感熱層7に感熱線の内巻線8と
外巻線9とが巻回して設けられる構成で、第2図
Aの場合は、第1感熱体3と第2感熱体4とがジ
ヨイントボツクス5内で並列に接続されている。
また第2図Bの場合は、第1感熱体3と第2感熱
体4とが直列に接続されており、この場合第2感
熱体4の変化の影響が大きすぎるので第2感熱体
4に補正用の固定抵抗10を並列に接続するもの
である。
第3図に示すものは、制御装置6の電気回路図
で、その構成と動作について説明する。
交流電源11に接続された電源スイツチ12を
ONすれば、交流電源11の一方端11aが正の
場合、電流が電流ヒユーズ13と温度ヒユーズ1
4とを介してトランジスタ15のエミツタに流れ
こむ。トランジスタ15のエミツタに流れこんだ
電流はトランジスタ15のベースから抵抗16、
ジヨイントボツクス5の接続端子17を介して第
2感熱体4へ流れこみ、接続端子18、電源スイ
ツチ12を介して交流電源11の他方端11bへ
流れる。これにより、トランジスタ15がON状
態となる。またトランジスタ15がONになるこ
とによつて、トランジスタ15のコレクタより電
流が出力され、ダイオード19を介してコンデン
サ20が充電される。コンデンサ20に充電され
た電荷は次の正の半サイクルすなわち交流電源1
1の他方端11bが正になつた場合に、ダイオー
ド21,22を介してサイリスタ(SCR)23
のゲート、カソードと流れ、さらに抵抗24を介
してジヨイントボツクス5の接続端子25へ流入
する。そして発熱体2の短絡線2aに流れこみ接
続端子26、抵抗30を介してコンデンサ20に
達し放電する。したがつて、サイリスタ23にゲ
ート電流が流れたことで、正の半サイクルの開始
時点からサイリスタ23が導通し、接続端子26
を介して発熱体2に負荷電流が流れる。
発熱体2の発熱線2bが発熱するにしたがつ
て、第1感熱体3の感熱層7インピーダンスが低
下し、発熱体2の温度が可変抵抗器27によつて
設定された設定温度に達すると、可変抵抗器27
と可変抵抗器27に直列接続された抵抗28とか
らなる直列回路の両端の電圧Vaは、トランジス
タ29をONするのに充分な値(高く変化する)
となりトランジスタ29は導通する。したがつ
て、トランジスタ29によりサイリスタ23のゲ
ート・カソード間は短絡され、ゲート電流は流れ
なくなりサイリスタ23はOFFし、発熱体2へ
の通電が停止される。したがつて、発熱体2によ
る発熱が低下し、毛布本体1の温度が低下する
と、再びトランジスタ29がOFFとなり、サイ
リスタ23がON状態となる。以上の動作を繰り
返すことにより毛布温度は可変抵抗器27によつ
て設定された設定温度に保持される。
ここで第2感熱体4が使用者Aの体温を検知す
ると、上記第1感熱体3と同様、第2感熱体4の
感熱層7インピーダンスが低下する。つまり、電
源スイツチ12がONすることによつて、抵抗2
8と可変抵抗器27と抵抗30と第1感熱体3お
よび第2感熱体4のそれぞれの内巻線8,8、外
巻線9,9とで構成される直列回路の両端に
AC100Vが印加され、それぞれの感熱層7,7の
温度が上昇する。これにより、接続端子17と接
続端子18間のインヒーダンス(第1感熱体3と
第2感熱体4との合成インピーダンス)が低下
し、可変抵抗器27と抵抗28との直列回路の両
端電圧Vaは高く変化する。反対にそれぞれの感
熱層7,7は温度が低下することにより、上記合
成インピーダンスが高くなり、よつて両端電圧
Vaは低下する。したがつて、可変抵抗器27の
抵抗値Rvを高く設定すると、両端電圧Vaがトラ
ンジスタ29をONさせるに必要な設定電圧VON
に達するには、合成インピーダンスがより高い値
(温度がより低いレベル)となる必要があり、ま
た逆に抵抗値Rvを低く設定すると、両端電圧Va
が設定電圧VONに達するには、合成インピーダン
スがより低い値(温度がより高いレベル)となる
必要がある。つまり可変抵抗器27によつて温度
設定ができるものである。
つぎにそれぞれの感熱体3,4の内巻線8と外
巻線9に使用される感熱線について説明すると、
内巻線(THW1)8と外巻線(THW2)9間の
温度変化に対するインピーダンス変化特性を前述
したように温度制御に利用しているが、このイン
ピーダンスは感熱線の長さによつてそれぞれの特
性が異なるもので、長くなるとインピーダンスは
低く逆に短いものは高い特性を持つている。20℃
の状態で感熱線の長さが6mで890kΩ、2mで
は2670kΩ、35℃の状態では長さ6mで480kΩ、
2mで1440kΩ、また45℃の状態では長さ6mで
230kΩ、2mで690kΩとなる特性を有している。
以上の感熱線特性をこの実施例にあてはめると、
体温を感知した場合、第2図Aより説明すると、
通電開始時、第1感熱体3と第2感熱体4との合
成インピーダンスは、第1感熱体3890kΩと第
2感熱体42670kΩとの合成抵抗となり、この場
合は並列接続のため667.5kΩであり、温度上昇す
ることにより第1感熱体3は230kΩになり、第
2感熱体4は発熱体2の影響を受けないためほぼ
2670kΩのままでありこの合成抵抗は211.7kΩと
なり、この状態で毛布温度を45℃にコントロール
する。この状態で入眠(床にはいる)すると、第
2感熱体4は20℃から体温に近づき(体温を35℃
とすると)そのインピーダンスは2670kΩから
1440kΩに変化し、その時の第1感熱体3と第2
感熱体4との合成インピーダンスは211.7kΩ(可
変抵抗器27における設定値)になるため第1感
熱体3は230kΩから248kΩになる必要があり、
そのためにその差18kΩ第1感熱体3のインピー
ダンスが上がるよう発熱量(温度)が下がる。こ
のように入眠前の温度が、入眠した体温によつて
第2感熱体4のインピーダンスが変化することに
より自動的に下がる。従来電気毛布は入眠時は、
ぬるめあるいは適温と思つても時間がたつと寝床
内温度があつすぎるように感じるものであり、そ
れを自動的(体温を感知することによつて)に温
度が低くなるよう補正するものである。
なお、第1感熱体と第2感熱体とは、第4図お
よび第5図に示すように一体に構成されたもので
もよく、上記実施例より加工が容易となるもので
ある。
(ト) 発明の効果 この発明によれば、使用者の体温を検知し発熱
体の温度制御をおこなうので、常に快適な温度を
保持して安眠のできる電気毛布が得られる。した
がつて、使用中に過度に温度が上昇したままの状
態にならず、電力消費量を減らすことができ、経
済的に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例平面構成略図、第2
図A,Bはそれぞれ第1感熱体と第2感熱体の接
続を説明する電気配線図、第3図は制御装置を含
む実施例電気回路図、第4図および第5図は第1
感熱体と第2感熱体とが一体に構成された場合に
おける平面構成略図および電気配線図、第6図は
従来例の平面構成略図である。 1……毛布本体、2……発熱体、3……第1感
熱体、4……第2感熱体、6……制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 袋織された毛布本体と、その毛布本体内に設
    けられる発熱体と、発熱体の温度を検知し温度の
    上昇につれてインピーダンスの値が低下する感熱
    体と、感熱体のインピーダンスの値が一定値とな
    るように発熱体への通電を調整する制御装置とを
    備え、 前記感熱体の一部を、発熱体の熱の影響を受け
    ない位置で、かつ、使用時にその使用者の体温を
    検知可能な位置に体温検知用の感熱体として配設
    し、 前記制御装置は、体温検知用の感熱体のインピ
    ーダンスの値が使用者の体温を検知して低下した
    時には、発熱体の温度を検知する感熱体と体温検
    知用の感熱体との合成インピーダンスの値が一定
    値となるように発熱体への通電を調整して発熱体
    の温度を低下させることを特徴とする電気毛布。
JP1448386A 1986-01-24 1986-01-24 電気毛布 Granted JPS62172681A (ja)

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JP1448386A JPS62172681A (ja) 1986-01-24 1986-01-24 電気毛布

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JPS62172681A JPS62172681A (ja) 1987-07-29
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JPS63102188A (ja) * 1986-10-20 1988-05-07 松下電器産業株式会社 就寝機器
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