JPH0330891Y2 - - Google Patents

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JPH0330891Y2
JPH0330891Y2 JP2009584U JP2009584U JPH0330891Y2 JP H0330891 Y2 JPH0330891 Y2 JP H0330891Y2 JP 2009584 U JP2009584 U JP 2009584U JP 2009584 U JP2009584 U JP 2009584U JP H0330891 Y2 JPH0330891 Y2 JP H0330891Y2
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resistor
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sensor
voltage
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気毛布、電気カーペツト等の電気暖
戻器具の温度制御装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来の電気毛布の温度制御装置を例にとり、第
1図、第2図、第4図〜第7図に従つて説明す
る。
第1図は電気毛布に用いられているセンサとヒ
ータが一体になつた1線式感温ヒータの構造図で
あり、芯線1に、ヒータ2を巻き、その外周にプ
ラスチツクサーミスタから成る特性が低温域で屈
曲点を持つたセンサ3を被覆し、その外周に温度
検知電極線4を巻き、さらにその上に絶縁用外被
5を被覆して構成している。第4図はヒータ2と
温度検知電極線4の間のセンサ3のインピーダン
スの温度特性を示すグラフであり、負の温度特性
をもつ。
第2図は従来例を示す回路図であり、2,3,
4は第1図のヒータ、センサ、温度検知電極線を
表わす。交流電源6をダイオード7で整流し、抵
抗8で電圧調整して、コンデンサ9にて平滑し、
温度検出回路24、温度設定回路25、温度制御
回路26に供給している。毛布の温度設定ツマミ
を“強”即ち可変抵抗器18の抵抗値を零に設定
し、室温を仮に10℃とした時、温度検出回路24
の抵抗14からのコンデンサ15に充電された電
荷が交流電源6の負の半サイクル中にトランジス
タ13、温度検知電極線4、センサ3、ヒータ2
を経て放電される。センサ3の温度Tsが毛布の
設定した温度“強”に達していない時は、コンデ
ンサ15の両端の電圧(以後、温度信号電圧VT
と称する)が抵抗16とサーミスタ17の合成抵
抗R1と可変抵抗器18と抵抗19の合成抵抗R2
により直流電圧を分割した温度設定電圧VRより
も高い。即ちVr>VRとなる。
したがつて温度制御回路26の電圧比較器20
に出力され信号処理回路21から電力制御回路2
7の電力制御素子22をトリガする為のゼロクロ
スパルスを発生し、ヒータ2に通電する。第4図
にセンサ温度Tsに対応するセンサインピーダン
スZ、温度信号電圧VTを示す。又、センサ温度
Tsに対応する温度安定時のツマミ目盛を示す。
センサ温度Tsが設定した温度“強”に達すると、
VT<VRとなりヒータ2が非通電となる。そして、
センサ温度Tsが設定温度に達した後に室温Taが
下降すると温度設定回路25のサーミスタ17の
抵抗値が大きくなり、温度設定電圧VRが下がつ
てVT>VRとなり、再びVT<VRとなるまでヒータ
2に通電されて毛布温度の信号TMが自動的に上
昇する。
また、室温Taが下降した時、可変抵抗器18
の温度設定ツマミ目盛が第4図に示すように2以
下の時の毛布の温度設定電圧VR1と温度信号電圧
VT1、センサ温度Ts1の変化幅を△VR1,△VT1
△TS1とし、反対に温度設定ツマミ目盛が2以上
の時の毛布の温度設定電圧VR2、温度信号電圧
VT2、センサ温度TS2の変化幅を△VR2,VT2,△
TS2とすると、従来は温度設定ツマミ目盛がどの
位置にあつてもサーミスタ17の温度対抵抗値の
特性カーブが一定の為、常に第5図のaカーブを
示し、変化幅△VR1=△VR2となる場合、毛布温
度の信号VTは△VT2となるように制御される。第
4図に示す低温域で屈曲点を持つセンサ3のセン
サ特性より温度設定ツマミ目盛が2以上の時と温
度設定ツマミ目盛が2以下の時の温度信号の変化
幅が同一、すなわち△VT1=△Vr2が同一でもセ
ンサ温度の変化幅は△TS1>△TS2大幅に△TS1
大きくなる。よつて第6図、第7図の室温Ta対
毛布温度TMの特性カーブc、eを示すこととな
り、温度設定ツマミ目盛が第4図に示す2以下に
設定した時はセンサ3の特性が第4図に示すよう
に低温域にかけてゆるやかな上向き傾斜で、かつ
低温域で屈曲点を持つため、温度補正幅が大きく
なりすぎて、ぬるい温度が好きな人が弱でねてい
ても、明け方に室温が下がつた時は温度補正が効
きすぎて毛布温度が高くなり不快になると云う不
具合が生じていた。
考案の目的 本考案はかかる従来の問題を解消するもので、
室温変動に対して温度設定ツマミ目盛がどの位置
にあつても温度補正を略一定になる快適な電気毛
布等を提供することを目的とするものである。
考案の構成 この目的を達成する為に本考案は、第1の可変
抵抗器に連動する第2の可変抵抗器を温度依存性
抵抗器17と直列に、また並列に接続したもので
ある。
この構成により室温が変動した時、温度設定ツ
マミ目盛に対応して温度設定電圧VRを変動させ
ることができるのである。
実施例の説明 以下に本考案の一実施例を第3図〜第8図を使
つて説明する。
第3図に於いて、第2図と同一部品には同一番
号を付している。
従来例と異なるのはサーミスタ17に並列に抵
抗28と第2の可変抵抗器29の直列回路を接続
し、且つ、可変抵抗器18に連動して第2の可変
抵抗器29が動作することである。
こうすることにより温度設定電圧はVRは抵抗
16、サーミスタ17、抵抗28と第2の可変抵
抗器29の合成抵抗値R3と可変抵抗器18と抵
抗19の合成抵抗値R2により直流電圧を分割し
た温度設定電圧VRとなる。
第8図において横軸は温度設定ツマミ目盛であ
り、縦軸は抵抗値である。そして、特性カーブj
は可変抵抗器18の抵抗値である。特性カーブL
は、抵抗28と第2の可変抵抗器29の合成抵抗
値R3である。
本考案の構成であれば、第8図に示すように温
度設定ツマミ目盛が2以上の時はサーミスタ17
の抵抗値に比べて抵抗28と第2の可変抵抗器2
9の合成抵抗値R3、つまり第8図に示す特性カ
ーブLのように急に大きくなるため、合成抵抗値
R3とサーミスタ17の合成抵抗値がサーミスタ
17の抵抗値とほぼ同じとなり、第5図、第6図
のa、D、の特性カーブとなり、従来例の特性と
ほぼ同一となる。
前述とは逆に温度設定ツマミ目盛が2以下の時
は、前記抵抗28と第2の可変抵抗器29の合成
抵抗値R3がサーミスタ17に比べて急に小さく
なるため、サーミスタ17の抵抗値変化、すなわ
ちB定数が小さくなるように作用し、第5図、第
7図のb、f、の特性カーブとなり、従来例と大
きく異なり温度設定ツマミ目盛がどの位置にあつ
ても室温が変動した時ほぼ同一の温度補正幅とな
る。すなわち、第1の可変抵抗器18に連動する
第2の可変抵抗器29と抵抗28によりサーミス
タ17の抵抗値変化を見かけ上変化させ補正幅を
一定にする構成としたものである。
又、他の実施例としては、サーミスタ17に直
列に第2の可変抵抗器29を接続し、第1の可変
抵抗器18を連動させることもできる。但し、こ
の時は第1の可変抵抗器18と第2の可変抵抗器
29のツマミ回転角に対する抵抗値の増加方向は
同一である。
考案の効果 以上のように本考案の温度制御装置は負荷と、
この負荷の温度を検出する特性が低温域で屈曲点
を持つ負特性サーミスタであるセンサを含む温度
検出回路と、抵抗に直列接続し、かつ負荷の動作
温度を設定する第1の可変抵抗器、この第1の可
変抵抗器に直列接続した温度依存性抵抗器を有す
る温度設定回路と、前記温度設定回路の設定電圧
と前記温度検出回路の出力電圧を比較する電圧比
較器を含む温度制御回路と、前記温度制御回路の
出力によりトリガされ前記負荷への給電を制御す
る電力制御回路とを備え、前記温度設定回路は温
度依存抵抗器に、前記センサの特性を補正する第
2の可変抵抗器を並列に、または直列に接続し、
かつ前記第2の可変抵抗器を前記第1の可変抵抗
器に連動する構成としたから、室温が変動した時
に温度設定ツマミ目盛に対応して、温度設定電圧
を変動させる作用により、温度設定ツマミ目盛の
どの位置に於いても室温変動による温度補正幅が
略一定となると云う大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1線式感温ヒータの構造図、第2図は
従来の室温連動の毛布の温度制御回路図、第3図
は本考案の室温連動の毛布の温度制御回路図であ
る。第4図はセンサーのインピーダンスと温度信
号電圧の温度特性図を示す。第5図は室温の変化
に対する設定電圧の変化を示す特性図である。第
6図、第7図は室温対毛布温度の特性図である。
第8図は温度設定ツマミ目盛対抵抗値を示す図で
ある。 2……ヒータ、3……センサ、17……サーミ
スタ、18……第1の可変抵抗器、19……抵
抗、20……電圧比較器、24……温度検出回
路、25……温度設定回路、26……温度制御回
路、27……電力制御回路、29……第2の可変
抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負荷と、この負荷の温度を検出する特性が低温
    域で屈曲点を持つ負特性サーミスタであるセンサ
    を含む温度検出回路と、抵抗に直列接続し、かつ
    負荷の動作温度を設定する第1の可変抵抗器、こ
    の第1の可変抵抗器に直列接続した温度依存性抵
    抗器を有する温度設定回路と、前記温度設定回路
    の設定電圧と前記温度検出回路の出力電圧を比較
    する電圧比較器を含む温度制御回路と、前記温度
    制御回路の出力によりトリガされ前記負荷への給
    電を制御する電力制御回路とを備えた温度制御装
    置において、前記温度設定回路の温度依存性抵抗
    器に、前記センサの特性を補正する第2の可変抵
    抗器を並列に、または直列に接続し、かつ前記第
    2の可変抵抗器を前記第1の可変抵抗器に連動す
    る構成とした温度制御装置。
JP2009584U 1984-02-15 1984-02-15 温度制御装置 Granted JPS60135912U (ja)

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JP2009584U JPS60135912U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 温度制御装置

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JP2009584U JPS60135912U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 温度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS60135912U JPS60135912U (ja) 1985-09-10
JPH0330891Y2 true JPH0330891Y2 (ja) 1991-06-28

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