JPH0411939A - 水中油型エマルジョンの製造方法 - Google Patents

水中油型エマルジョンの製造方法

Info

Publication number
JPH0411939A
JPH0411939A JP11474390A JP11474390A JPH0411939A JP H0411939 A JPH0411939 A JP H0411939A JP 11474390 A JP11474390 A JP 11474390A JP 11474390 A JP11474390 A JP 11474390A JP H0411939 A JPH0411939 A JP H0411939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
phase
liquid crystal
alkyl group
aqueous phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11474390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3333884B2 (ja
Inventor
Susumu Sakurai
桜井 進
Yasutsugu Shimizu
清水 康継
Hisashi Yamamoto
恒 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP11474390A priority Critical patent/JP3333884B2/ja
Publication of JPH0411939A publication Critical patent/JPH0411939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3333884B2 publication Critical patent/JP3333884B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童呈上玖和■立互 本発明は、モノ長鎖アルキル基を有する第4級アンモニ
ウム塩あるいはアミノ酸系カチオン界面活性剤と、高級
アルコールとの組合せによる水中油型エマルジョンの製
造方法に関する。
丈來■丘東 カチオン界面活性剤を分散質とする水中油型エマルジョ
ンの製造方法としては、低温水相中に油相を高剪断力で
分散し水中油型エマルジョンとする方法(特開昭58−
143830号公報)、油相を含有する水溶液に相転移
温度以上で撹拌を与え、二分子膜小胞体を製造する方法
(特開昭60−255141号公報)、油相と水相を膜
成分物質の相転移温度以上で混和し、次に必要量の水を
相転移温度以上で混合撹拌しリポソームを製造する方法
(特開昭60−7934号公報)等が知られている。
しかしこれらはいずれも、得られる水中油型エマルジョ
ンの流動性が悪く、また、経日により増粘してしまうと
いう問題があり、これを防止するために、多種、多量の
乳化剤を使用して安定化させているのが現状であった。
また、特開平2−68137号公報には、ジまたはトリ
長鎖アルキルタイプの第4級アンモニウム型カチオン界
面活性剤を含む油相と水相の一部とを混合して液晶相を
形成させた後、さらに水相を混合して転相させる水中油
型エマルジョンの製造方法が記載されている。
が  しようとする 本発明は、流動性が改善され、しかも経日による増粘が
抑制された水中油型エマルジョンを製造することを目的
とする。
見匪立l底 本発明の水中油型エマルジョンの製造方法は、一般式(
A)で表わされる第4級アンモニウム塩および/または
アミノ酸系カチオン界面活性剤の1種または2種以上と
一般式(B)で表わされる高級アルコールとを含有する
油相と、水相の一部とを混合して液晶を形成させた後、
さらに水相を加えて転相させることを特徴とする。
(R1:C1゜−2□のアルキル基またはアルケニル基 R2−Ra: Cx−3のアルキル基 R4: C,、のアルキル基またはベンジル基X:C1
またはBr) R,−OH・・・(B) (Rs:C工2〜2□のアルキル基) 以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明では、先ず、最終的に混合されろ水相の一部適量
に油相を添加するか、油相に水相の一部適量を添加して
液晶を形成させる。
ここで上記の油相は、カチオン界面活性剤と高級アルコ
ールとを含み、さらに乳化剤、油成分および低温安定化
剤などを含有することができる。
カチオン界面活性剤としては、上述の一般式(1)の第
4級アンモニウム塩またはアミノ酸系カチオン界面活性
剤が用いられる。第4類アンモニウム塩は、モル長鎖ア
ルキル基またはアルケニル基を有し、好ましくは、長鎖
アルキル基を有する。これらの具体例としては、ドデシ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルトリメ
チルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロ
リド、アラキルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘ
ニルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジメ
チルアンモニウムクロリド、セチルジメチルエチルアン
モニウムクロリド、ステアリルジメチルエチルアンモニ
ウムクロリド、アラキルジメチルエチルアンモニウムク
ロリド、ベヘニルジメチルエチルアンモニウムクロリド
、ミリスチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、セ
チルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ステアリル
ジエチルメチルアンモニウムクロリド、アラキルジエチ
ルメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジエチルメチ
ルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルミリスチル
アンモニウムクロリド、ベンジルジメチルセチルアンモ
ニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニ
ウムクロリド、ヤシ油脂肪酸L−アルギニンエチル−D
L−ピロリドン、カルボン酸等が挙げられる。
高級アルコールとしては、ドデシルアルコール、セチル
アルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられる。
乳化剤としては、モノラウリン酸ソルビタン、セスキオ
レイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンステアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンソルビットテトラオレート
、モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ポリオキ
シエチレングリセリン、ポリオキシエチレングリセリル
トリイソステアレート、モノステアリン酸プロピレング
リコール、モノステアリン酸ソルビタン、ピログルタミ
ン酸イソステアリン酸等が用いられる。
油成分としては、ジメチルポリシロキサン、流動パラフ
ィン等が用いられる。
また、低温安定化剤としては、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレンゲリコール、エタノール
、グリセリン等が用いられる。
油相中の(a)カチオン界面活性剤と(b)高級アルコ
ールとは、重量比で(a)/(b) = 1/1.5〜
1/3の範囲で併用することが望ましい。
一方、水相は、水の他に、上記の如き低温安定化剤、非
イオン界面活性化剤、有機塩、無機塩、色素などを含有
することができる。
非イオン界面活性化剤としては、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル等の非イオ
ン界面活性剤が挙げられる。
有機塩類としてはクエン酸塩、リンゴ酸塩、エチレンジ
アミン四酢酸塩などが、また、無機塩類としては塩化ナ
トリウム等の塩酸塩、硫酸ナトリウム等の硫酸塩などが
挙げられる。
次に生成した液晶にさらに水相を添加して転相させるこ
とにより、水中油型エマルジョンとする。このようにし
て得られた水中油型エマルジョンは、カチオン界面活性
剤を含む分散質がリジッドな液晶粒子となっており、か
つ、粒子化率が高いため、経日による増粘がほとんどな
く、また、流動性も良好である。よって、例えばヘアリ
ンス組成物の製造に応用したときは、髪への伸びが飛躍
的に改善される。
ここで、−旦液晶を形成させる段階を設けず、水相の全
量あるいは過剰量の水相と油相とを混合すると、液晶粒
子径が不均一となるとともに液晶の粒子化率が低く、一
部の油相がゲル状となり、流動性は悪く、経口での増粘
にもつながる。また、液晶を形成する段階での水相量が
不足した場合も同様であり1次に水相を添加した時に転
相不良となり、液晶粒子径の不均一化、液晶の粒子化率
の低下が起こり、一部の油相がゲル状となり、流動性が
低下し、経日での増粘にもつながる。
液晶形成段階においては、適切な水相量を選択すること
が重要であり、転相直前の液晶が形成されるように水相
量を制御することが望ましい。これにより、次に水相を
添加すると液晶が転相直前のため、瞬時かつ均一に転相
が起こり、液晶粒子化率が高く、リジットで均一なもの
が得られる。
光1B針液逮− 本発明によれば、特定のカチオン界面活性剤および高級
アルコールを含有する油相と一部の水相を混合して液晶
を形成せしめ、その後さらに水相を添加して転相させる
ことにより、液晶粒子径が均一で、また、リジットで液
晶の粒子化率が高い水中油型エマルジョンが得られ、油
分によるゲルネットワークの生成を抑制できる。
よって、水中油型エマルジョンの流動性が改善され、経
日による増粘も抑制され、乳化剤を使用する場合にもそ
の量を削減することができる。
本発明の水中油型エマルジョンの製造方法は、ヘアリン
スの経日安定性、流動性改善はもとより、柔軟剤、繊維
処理剤、クリーム、ローションなどの多岐にわたる分野
の製品の製造に応用できる。
去−」L−性 油相および水相を後記表−1に示す通り調製した後、第
1段階として60℃の油相に60℃の水相を適量加える
か、あるいは、60℃の水相の適量に60℃の油相を加
え撹拌して液晶を形成させ、次いで、この液晶にさらに
水相を添加して、実施例1〜8の水中油型エマルジョン
を製造した。
得られた水中油型エマルジョンの特性を以下の通り測定
し、結果を後記比較例とともに表−1に示した。
(1)製造直後および経日後の粘度 B型粘度計(東京計器■製)を用い、勲3ローター、3
0rp園、20秒後の条件で測定した。経日後粘度は、
45℃で1ケ月間保存後に測定した。
(2)流動性 常温で1ケ月間保存した後、ボトルにエマルジョンを半
量充填し、25℃において、ボトルを逆さに45度傾け
た時に内容物がボトルの口に達する時間を測定して流動
性(秒)とした。
実施例1〜8で得られたエマルジョンは、いずれも製造
直後の粘度が低く、かつ、経日でも粘度が大きく変化し
ない。また、流動性も非常に良好である。
比較例1,2 実施例1.2と同一組成において、液晶形成時の水相量
を適当量より少量あるいは多量としてエマルジョンを調
製した。少量の場合は液晶が形成されないか、形成され
ても転相しにくい液晶となり、また、多量の場合は液晶
形成段階ですでに転相が起こり、実施例1,2に比べ経
日による増粘が激しく、流動性も悪くなっている。
比較例3,4 実施例1,2と同一組成において、油相と水相の全量を
60℃あるいは25℃で撹拌分散してエマルジョンを調
製した。
このエマルジョンは比較例1,2と同様に経日による増
粘が激しく、流動性も悪くなっている。
比較例5 比較例3と同一条件で、乳化剤を増量して調製した。比
較例3と比べて経日粘度が抑制され流動性も改善されて
いるが、実施例1,2に比べると経日による増粘が激し
く、流動性も悪くなってい。
(以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(A)で表わされる第4級アンモニウム塩お
    よび/またはアミノ酸系カチオン界面活性剤の1種また
    は2種以上と一般式(B)で表わされる高級アルコール
    とを含有する油相と、水相の一部とを混合して液晶を形
    成させた後、さらに水相を加えて転相させることを特徴
    とする水中油型エマルジョンの製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(A) (R_1:C_1_0_〜_2_2のアルキル基または
    アルケニル基 R_2、R_3:C_1_〜_3のアルキル基R_4:
    C_1〜_3のアルキル基またはベンジル基 X:ClまたはBr) R_5−OH・・・(B) (R_5:C_1_2〜_2_2のアルキル基またはア
    ルケニル基)
JP11474390A 1990-04-27 1990-04-27 水中油型エマルジョンの製造方法 Expired - Lifetime JP3333884B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11474390A JP3333884B2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 水中油型エマルジョンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11474390A JP3333884B2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 水中油型エマルジョンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0411939A true JPH0411939A (ja) 1992-01-16
JP3333884B2 JP3333884B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=14645550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11474390A Expired - Lifetime JP3333884B2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 水中油型エマルジョンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3333884B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0892059A (ja) * 1994-09-20 1996-04-09 Shiseido Co Ltd 透明化粧水
JP2002363049A (ja) * 2001-06-04 2002-12-18 Hoyu Co Ltd 脱色剤組成物及び染毛剤組成物
CN100369600C (zh) * 2002-12-27 2008-02-20 花王株式会社 水包油型乳化组合物及其制备方法
JP2015522638A (ja) * 2012-07-27 2015-08-06 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 組成物
JP2019214593A (ja) * 2012-07-27 2019-12-19 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0892059A (ja) * 1994-09-20 1996-04-09 Shiseido Co Ltd 透明化粧水
JP2002363049A (ja) * 2001-06-04 2002-12-18 Hoyu Co Ltd 脱色剤組成物及び染毛剤組成物
CN100369600C (zh) * 2002-12-27 2008-02-20 花王株式会社 水包油型乳化组合物及其制备方法
JP2015522638A (ja) * 2012-07-27 2015-08-06 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 組成物
JP2019214593A (ja) * 2012-07-27 2019-12-19 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3333884B2 (ja) 2002-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5019376A (en) Sparkling pearlescent personal care compositions
JP2950867B2 (ja) 美容トリートメント用クレンジングエマルジョンの製造法およびこの方法によって得られる化粧品
EP0491869A1 (en) HAIR SOFTING LOTION.
JPH0141123B2 (ja)
JP4947750B2 (ja) スキンケア配合剤用の乳化剤組成物
JPS6038310A (ja) パ−ル剤組成物
JP4440508B2 (ja) パーソナルケア配合物用生成物−構造化組成物
DE69329772T2 (de) Haarkonditioniermittel, die Carbonsäure-Esterderivate von Alkanolaminen enthalten
JPWO2011007525A1 (ja) ベシクル組成物の製造方法
JP4318332B2 (ja) 乳化液体組成物の製造方法
JPH0411939A (ja) 水中油型エマルジョンの製造方法
JPH0764702B2 (ja) 多相乳化型化粧料
JPH10101537A (ja) 酸化染毛剤組成物
JPH06279233A (ja) 粉末状組成物およびその製造方法
CN1051599A (zh) 含氨基硅酮调理剂的纤维调理组合物
DE69926133T2 (de) Haarpflegezusammensetzung
JPH1160437A (ja) 化粧料
JP3952108B2 (ja) O/w型エマルションの製造方法
JP3555909B2 (ja) パール光沢組成物の製造方法
JP3407328B2 (ja) 水中油型エマルジョンの製造方法
JPS6366112A (ja) 改良された懸濁性を有するフケ止めシャンプ−組成物
WO1990010429A1 (en) Sparkling pearlescent personal care compositions
JPS6026365B2 (ja) 弱酸性乳化化粧料
JPH10180088A (ja) 高粘度乳化液体の製造方法
JPH10182339A (ja) 乳化液体の粘度の調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8