JPH04119238U - 自動車照明自動制御装置 - Google Patents

自動車照明自動制御装置

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JPH04119238U
JPH04119238U JP2152291U JP2152291U JPH04119238U JP H04119238 U JPH04119238 U JP H04119238U JP 2152291 U JP2152291 U JP 2152291U JP 2152291 U JP2152291 U JP 2152291U JP H04119238 U JPH04119238 U JP H04119238U
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】夕暮れ時、夜間、夜明け時等における照明灯制
御、トンネルを通過する際の照明灯制御、夜間の走行中
に交差点で信号待ちした場合の照明灯制御を自動的に行
なうと共に、夜間の自動車運転に際してドアを開けた時
に車内灯を一定時間点灯して運転準備が容易にできるよ
うにする。 【構成】光センサCDS1 への入射光量に応じてスモー
ルランプSLを点灯制御するスモールランプ表示制御回
路2と、光センサCDS2 への入射光量に応じてヘッド
ランプHLを点灯制御するヘッドランプ表示制御回路3
と、夜間にドアを開いてドアスイッチDSが閉じた際、
あるいは押釦スイッチPBSが操作された際に車内灯を
一定時間点灯する車内灯制御回路4と、サイドブレーキ
が操作されてサイドブレーキ・スイッチSBSが閉じて
いる間、上記ヘッドランプ表示制御回路3の信号出力動
作を停止するリレーRE5 を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外部環境条件並びにサイドブレーキ操作等に応じて自動車の照明( 車内灯、外部照明灯)を自動的に制御する自動車照明自動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の自動車照明制御装置において、外部の照度を検知するセンサーを備え、 夜間になると自動的に照明灯(スモールナンプ、ヘッドランプ)を点灯し、また 、昼間であってもトンネル内に入ると照明灯を点灯し、トンネルを出ると消灯す るようにしたものが考えられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、最近のトンネル内の人工照明は、例えば水銀灯、ナトリューム灯、蛍 光灯等により、かなり高い照度に保たれており、このため太陽光と人工照明との 判別が困難で、正確に照明の点滅制御を行なうことが難しくなってきている。
【0004】 また、夜間の運転に際し、ドライバが運転席に座って運転の準備をする場合、 まず、暗い車内で運転用キースイッチを入れ、シートベルトを探しながら肩に掛 け、車を発車することになり、暗い車内での操作が大変煩わしいという問題があ る。
【0005】 又、夜間の走行中、交差点で信号待ちした場合、エチケットとしてヘッドライ トを消灯することが一般に行なわれている。しかし、従来の自動車照明制御装置 では、交差点で信号待ちした場合の照明の点滅制御は行なっていないので、ドラ イバが手動により消灯操作をしなければならず、その操作が非常に面倒であった 。ヘッドライトを点灯したまま信号待ちした場合は、対向車や歩行者に大変迷惑 をかけることになる。
【0006】 本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、夕暮れ時、夜間、夜明け時等にお ける照明灯制御、トンネルを通過する際の照明灯制御、夜間の走行中に交差点で 信号待ちした場合の照明灯制御を自動的に行ない得ると共に、夜間の自動車運転 に際してドアを開けた時に車内灯を一定時間点灯してドライバの運転準備を容易 にする自動車照明自動制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る自動車照明自動制御装置は、太陽光線によって動作する第1の光 センサを備え、この光センサへの入射光量に応じてスモールランプを点灯制御す るスモールランプ表示制御回路と、太陽光線によって動作する第2の光センサを 備え、この光センサへの入射光量に応じてヘッドランプを点灯制御するヘッドラ ンプ表示制御回路と、上記スモールランプ表示制御回路がスモールランプの点灯 信号を出力している間動作電圧が供給され、ドアの開放によりドアスイッチが閉 じた際、あるいは押釦スイッチが操作された際に車内灯を一定時間点灯する車内 灯制御回路と、サイドブレーキが操作されてサイドブレーキ・スイッチが閉じて いる間、上記ヘッドランプ表示制御回路の信号出力動作を停止する手段とを具備 したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
上記の構成において、昼間明るい時刻では第1及び第2の光センサの入射光量 が大きく、スモールランプ表示制御回路及びヘッドランプ表示制御回路は共に動 作せず、スモールランプ及びヘッドランプは消灯状態に保持される。
【0009】 しかし、昼間において、自動車がトンネル内に進入して太陽の光量が低下すれ ば、スモールランプ表示制御回路及びヘッドランプ表示制御回路は、光センサに よりその状態を検知してスモールランプ及びヘッドランプを点灯する。そして、 自動車がトンネル外の明るい所に出れば、光センサの入射光量が大きくなり、ス モールランプ及びヘッドランプは消灯する。
【0010】 又、夕暮れ時は、その暗さに応じた設定時刻になると、その状態が光センサに より検出され、上記のように自動車がトンネル内に進入した場合と同様にして、 スモールランプ及びヘッドランプの点灯制御が行なわれる。夜明け時には、上記 夕暮れ時と反対の動作が行なわれる。
【0011】 夜間に車を運転するためドアを開けると、車内灯制御回路におけるドアスイッ チが閉じ、車内灯が点灯する。この車内灯はドアを閉めても一定時間点灯したま まに保持される。又、車内で車内灯を点灯する場合には、押釦スイッチを押すこ とにより、上記ドアスイッチが閉じた場合と全く同様にして車内灯が10〜15 秒間点灯される。
【0012】 次に夜間、車が交差点に信号待ちその他で停止した場合にサイドブレーキを引 くと、サイドブレーキ・スイッチが閉じ、上記ヘッドランプ表示制御回路の信号 出力動作が禁止されててヘッドランプが消灯する。その後、サイドブレーキを放 せばサイドブレーキ・スイッチが開き、ヘッドランプが点灯し、車も発車できる 。
【0013】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す全体構成図である。 図1において1は、車両に通常設けられるランプ回路で、バッテリの+端子が ランプスイッチSLSを介してスモールランプSL1 ,SL2 、テールランプ、 車内灯、その他に接続されると共に、ヘッドランプスイッチHLS及び切替スイ ッチSを介してヘッドランプHL1 ,HL2 に接続され、上記切替スイッチSに より下向き、上向きが切換えられる。また、上記バッテリの+電源は、キースイ ッチKESより正極電源ライン10及びレー接点RE1aを介してスモールランプ SL1 ,SL2 に供給されると共に、リレー接点RE2aを介して上記切替スイッ チSを介してヘッドランプHL1 ,HL2 に供給される。上記リレー接点RE1a ,RE2aは、詳細を後述するスモールランプ用リレーRE1 、ヘッドランプ用リ レーRE2 の接点である。 しかして、本考案装置は、スモールランプ表示制御回路2、ヘッドランプ表示 制御回路3、車内灯制御回路4、サイドブレーキ回路5により構成される。
【0014】 上記スモールランプ表示制御回路2にはスモールランプの点滅制御を行なうた めの光センサCDS1 が設けられ、ヘッドランプ表示制御回路3にはヘッドラン プの点滅制御を行なうための光センサCDS2 が設けられる。上記光センサCD S1 、CDS2 は、光電変換素子を透明ガラス又は透明樹脂材等の透明容器に収 納し、その透明容器に赤を主体にした色素塗料、すなわち、人工照明(水銀灯、 ナトリューム灯、蛍光灯)のような輝線スペクトル性の光線を遮断し、太陽光線 のような連続スペクトル性の光線を通過させる色素塗料を塗布したもので、自動 車の運転正面の外部光線が入る部分に設置する。
【0015】 そして、バッテリの+端子に抵抗R1 を介して正極電源ライン11aが接続さ れ、バッテリの−端子に電源スイッチOSを介して負極電源ライン11bが接続 される。上記正極電源ライン11aと負極電源ライン11bとの間には、定電圧 用ツェナーダイオードZD1 が設けられる。
【0016】 上記スモールランプ表示制御回路2は、2段増幅トランジスタT1 ,T2 より なり、トランジスタT1 のベースと正極電源ライン11aとの間に抵抗R2 が接 続され、ベースと負極電源ライン11bとの間に、抵抗R4 と光センサCDS1 の直列回路、遅延用電解コンデンサC1 ,バイアス調整用可変抵抗VR1 が並列 に接続される。更にトランジスタT1 のコレクタは、正極電源ライン11aに接 続され、エミッタはトランジスタT2 のベースに接続されると共に、抵抗R3 を 介して負極電源ライン11bに接続される。トランジスタT2 のエミッタは、負 極電源ライン11bに接続され、コレクタはリレーRE1 を介してバッテリ正極 電源(+)に接続される。
【0017】 上記ヘッドランプ表示制御回路3は、2段増幅トランジスタT3 ,T4 よりな り、トランジスタT3 のベースと正極電源ライン11aとの間に抵抗R5 が接続 され、ベースと負極電源ライン11bとの間に、抵抗R7 と光センサCDS2 の 直列回路、遅延用電解コンデンサC2 ,バイアス調整用可変抵抗VR2 が並列に 接続される。更にトランジスタT3 のコレクタは、正極電源ライン11aに接続 され、エミッタはトランジスタT4 のベースに接続されると共に、抵抗R6 を介 して負極電源ライン11bに接続される。トランジスタT4 のエミッタは、負極 電源ライン11bに接続され、コレクタはサイドブレーキ操作検出用リレーRE 5 の接点RE5b及びヘッドランプ用リレーRE2 を介して正極電源ライン10に 接続される。
【0018】 上記スモールランプ表示制御回路2及びヘッドランプ表示制御回路3は、日暮 れ時はトランジスタT1 が先にオン動作し、その後、光センサCDS2 への入射 光量が更に低下した際にトランジスタT3 がオン動作するようにバイアス調整用 可変抵抗VR1 ,VR2 を調整する。従って、夜明け時は、トランジスタT3 が 先にオフ動作し、その後、光センサCDS1 への入射光量が更に増加した際にト ランジスタT1 がオフ動作する。
【0019】 上記サイドブレーキ操作検出用リレーRE5 は、サイドブレーキ回路5におい て、バッテリ正極電源(+)とアースとの間にサイドブレーキ・スイッチSBS を介して設けられる。また、上記リレーRE5 とサイドブレーキ・スイッチSB Sとの接続点は、ブレーキランプBLを介してバッテリ正極電源(+)に接続さ れる。上記サイドブレーキ・スイッチSBSは、サイドブレーキを引いた時にオ ンし、放した時にオフするようになっている。
【0020】 また、車内灯制御回路4は、2段増幅トランジスタT5 ,T6 よりなり、トラ ンジスタT5 のベースと正極電源ライン12aとの間に抵抗R9 が接続され、ベ ースと負極電源ライン12bとの間に、抵抗R10、遅延用コンデンサC3 、タイ マー操作リレーRE4 の接点RE4aが並列に接続される。上記正極電源ライン1 2aは、抵抗R8 介してバッテリ正極電源(+)に接続され、負極電源ライン1 2bはスモールランプ用リレーRE1 の接点RE1aを介して負極電源ライン11 bに接続される。上記正極電源ライン12aと負極電源ライン12bとの間には 、定電圧用ツェナーダイオードZD2 が設けられる。更にトランジスタT5 のコ レクタは正極電源ライン12aに接続され、エミッタはトランジスタT6 のベー スに接続されると共に、抵抗R11を介して負極電源ライン12bに接続される。 トランジスタT6 のエミッタは、負極電源ライン12bに接続され、コレクタは タイマーリレーTを介してバッテリ正極電源(+)に接続される。
【0021】 また、上記負極電源ライン12bは、押釦スイッチPBS及び車内灯(ルーム ランプ)RLを介してバッテリ正極電源(+)に接続される。上記押釦スイッチ PBSと車内灯RLとの接続点は、ドアスイッチDSを介して接地されると共に 、タイマ接点Ta及びリレーRE4 を介してバッテリ正極電源(+)に接続され る。更に上記負極電源ライン12bは、タイマ接点Tb、リレー接点RE4b、R E4aを介してリレーRE4 に接続される。この場合、リレー接点RE4aは、上記 タイマ接点Taに並列に設けられる。上記ドアスイッチDSは、ドアを開いた時 にオンし、ドアを閉めた時にオフするようになっている。
【0022】 次に上記実施例の動作を説明する。 上記のように構成された本考案装置は、所定のケースに収納して例えば運転用 ハンドルの下の操作し易い場所に設置する。本考案装置の電源スイッチOSをオ フしている状態では、リレー接点RE1a、RE2aがオフ状態となっているので、 従来通り、ランプスイッチSLSの操作によりスモールランプSL1 ,SLの点 灯制御、ヘッドランプスイッチHLS及び切替スイッチSの操作によりヘッドラ ンプHL1 ,HL2 の点灯制御を行なうことができる。
【0023】 しかして、電源スイッチOSをオンすることにより、スモールランプ表示制御 回路2及びヘッドランプ表示制御回路3に所定の電圧が供給され、太陽の明暗に よって何時でも動作できる状態となるが、運転用キースイッチKESを入れなけ れば、ランプ回路1に対する正極電源ライン10にバッテリ電源供給されないの で、スモールランプSL1 ,SL2 及びヘッドランプHL1 ,HL2 は点灯しな い。
【0024】 自動車運転用キースイッチKESを入れて運転(起動)すると、ランプ回路1 の正極電源ライン10にもバッテリ電源が供給され、太陽の光線の明暗によって 何時でも動作し得る状態となる。即ち、昼間明るい時刻では光センサCDS1 , CDS2 の入射光量が大きく、その抵抗が小さいため、トランジスタT1 ,T3 の各ベースの順方向電圧は小さく、トランジスタT1 ,T3 はオフの状態になっ ており、リレーRE1 、RE2 は共に消勢状態となっている。
【0025】 しかし、昼間において、自動車がトンネル内に進入し、トンネル内の人工照明 があるなしに関係なく太陽の光量が低下すれば、光センサCDS1 、CDS2 の 抵抗が高くなり、この結果、トランジスタT1 ,T3 の順方向電圧が高くなって コレクタに電流が流れ、リレーRE1 ,リレーRE2 が付勢される。リレーRE 1 が付勢されて接点RE1aが閉じることにより、スモール・ランプSL1 ,SL 2 が点灯する。また、リレーRE2 が付勢されて接点RE2aが閉じることにより 、ヘッドランプHL1 ,HL2 も点灯する。このとき切替スイッチSによりヘッ ドランプHL1 ,HL2 を下向きあるいは正面向きに切替えるができる。
【0026】 そして、自動車がトンネル外の明るい所に出れば、光センサCDS1 ,CDS 2 の入射光量が大きくなるため、上記したようにトランジスタT1 ,T3 がオフ し、リレーRE1 、RE2 が消勢してスモールランプSL1 ,SL2 、ヘッドラ ンプHL1 ,HL2 は消灯する。
【0027】 又、ガード下や、木陰等の薄暗い場所を瞬時通過する場合は、光センサCDS 1 ,CDS2 の出力が瞬時的に変化しても、コンデンサC1 ,C2 の作用により トランジスタT1 ,T3 が遅延動作するので、スモールランプSL1 ,SL2 及 びヘッドランプHL1 ,HL2 は点灯しない。
【0028】 又、夕暮れ時は、その暗さに応じた設定時刻になると、その状態が光センサC DS1 ,CDS2 により検出され、上記と同様の動作によりスモールランプSL 1 ,SL2 及びヘッドランプHL1 ,HL2 が点灯する。すなわち、夕暮れ時に 周囲が暗くなり、まず、光センサCDS1 への入射光量が設定値まで低下すると 、スモールランプ表示制御回路2が動作し、スモールランプSL1 ,SL2 が点 灯する。そして、周囲が更に暗くなり、光センサCDS2 への入射光量が設定値 まで低下すると、ヘッドランプ表示制御回路3が動作し、ヘッドランプSL1 , SL2 が点灯する。
【0029】 夜明け時には、上記夕暮れ時と反対の動作が行なわれ、周囲が明るくなってく ると、まず、ヘッドランプSL1 ,SL2 が消灯し、更に周囲が明るくなった時 点でスモールランプSL1 ,SL2 が消灯する。
【0030】 上記のように昼間は今迄通り変わりはないが、夜薄暗くなりスモール・ランプ の照明が必要な時刻となると、スモールランプ表示制御回路2のトランジスタT 1 が動作してリレーRE1 が附勢されるので、その接点RE1aが閉じて車内灯制 御回路4の負極電源ライン12bにも電源が供給される。従って、トランジスタ T5 のベースに順方向電圧が印加され、トランジスタT5 ,T6 がオン状態とな ってタイマーリレーTが付勢され、その接点Ta は閉じ、接点Tb は開いている 。
【0031】 上記のようにスモール・ランプの照明が必要な時刻となると、車内灯制御回路 4のタイマーリレーTが付勢され、その接点Ta が閉じ、接点Tb が開いた状態 となる。従って、夜間に車を運転するためドアを開けると、車内灯制御回路4に おけるドアスイッチDSが閉じ、車内灯(ルームランプ)RLが点灯すると共に 、接点Taを介してリレーRE4 が付勢され、その接点RE4aが閉じてリレーR E4 が自己保持されると共に、トランジスタT5 のベースに設けた接点RE4aが 閉じる。この結果、トランジスタT5 のベース電圧が無くなり、タイマーリレー Tは消勢し、その接点Ta は開き、接点Tb は開じる。
【0032】 次に車のドアを閉じると、ドアスイッチDSが開くので、リレーRE4 が消勢 され、その接点RE4aが開き、接点RE4bが閉じる。従って、車内灯RLの負極 側は、リレー接点RE4b、タイマー接点Tb を介して負極電源ライン12bに接 続され、車内灯RLは点灯を続ける。また、このときトランジスタT5 のベース に接続している接点RE4aが開くことにより、トランジスタT5 のベースに接続 している遅延用コンデンサC3 が徐々に充電されるが、その充電電圧が規定電圧 に達するまでの10〜15秒間車内灯RLの点灯を保持する。そして、コンデン サC3 の充電電圧が規定電圧まで高くなると、トランジスタT5 がオンすると共 にトランジスタT6 がオンしてコレクタ電流が流れる。これによりタイマーリレ ーTが付勢されてその接点Tb が開き、車内灯RLが消灯する。
【0033】 又、車内で車内灯RLを点灯する必要が生じた場合には、ハンドルの近くに設 けた押釦スイッチPBSを押せば、車内灯RLは負極電源ライン12bを通じて ドアスイッチDSと全く同じ様に点灯し、10〜15秒間保持することが出来る 。
【0034】 次に夜間、車が交差点に信号待ちその他で停止した場合にサイドブレーキを引 けば、サイドブレーキ回路5におけるサイドブレーキ・スイッチSBSが閉じ、 ブレーキランプBLが点灯すると同時に、リレーRE5 が付勢されてヘッドラン プ表示制御回路3における接点RE5bが開き、RE2 が消勢されてリレーヘッド ランプHL1 ,HL2 は消灯する。その後、サイドブレーキを放せばサイドブレ ーキ・スイッチSBSが開き、リレーRE5 が消勢して接点RE5bが閉じる。こ の結果、リレーRE2 が付勢され、接点RE2aが閉じてヘッドランプHL1 ,H L2 が点灯し、車も発車できる。
【0035】
【考案の効果】
以上、詳記したように本考案によれば、夜間の自動車運転に際してドアを開け ると車内灯が一定時間点灯するので、その間に運転準備を容易に行なうことがで きる。また、昼間にトンネルを通過する際の照明制御を自動的に行なうことがで きると共に、夕暮れ時あるいは夜間の走行に際してヘッドランプ等を自動的に点 灯でき、夜明け時には自動的に消灯することができる。更に、夜間に交差点で信 号待ちした場合は、サイドブレーキ操作に伴ってヘッドランプの消灯、点灯制御 を自動的に行なうことができる。上記のように本考案に係る自動車照明自動制御 装置を使用することにより、自動車の照明制御を周囲の条件に応じて自動的に行 ない得るものであり、実用上極めて便利であると共に運転操作を円滑に行なうこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る自動車照明自動制御装
置を示す回路構成図。
【符号の説明】
1…ランプ回路、2…スモールランプ表示制御回路、3
…ヘッドランプ表示制御回路、4…車内灯制御回路、5
…サイドブレーキ回路、OS…メインスイッチ、L1 ,
SL2 …スモールランプ、HL1 ,HL2 …ヘッドラン
プ、DS…ドアスイッチ、SBS…サイドブレーキ・ス
イッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光線によって動作する第1の光セン
    サを備え、この光センサへの入射光量に応じてスモール
    ランプを点灯制御するスモールランプ表示制御回路と、
    太陽光線によって動作する第2の光センサを備え、この
    光センサへの入射光量に応じてヘッドランプを点灯制御
    するヘッドランプ表示制御回路と、上記スモールランプ
    表示制御回路がスモールランプの点灯信号を出力してい
    る間動作電圧が供給され、ドアの開放によりドアスイッ
    チが閉じた際、あるいは押釦スイッチが操作された際に
    車内灯を一定時間点灯する車内灯制御回路と、サイドブ
    レーキが操作されてサイドブレーキ・スイッチが閉じて
    いる間、上記ヘッドランプ表示制御回路の信号出力動作
    を停止する手段とを具備したことを特徴とする自動車照
    明自動制御装置。
JP2152291U 1991-04-03 1991-04-03 自動車照明自動制御装置 Pending JPH04119238U (ja)

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