JPH04118979A - 磁気センサー及びその製造方法 - Google Patents

磁気センサー及びその製造方法

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JPH04118979A
JPH04118979A JP2239461A JP23946190A JPH04118979A JP H04118979 A JPH04118979 A JP H04118979A JP 2239461 A JP2239461 A JP 2239461A JP 23946190 A JP23946190 A JP 23946190A JP H04118979 A JPH04118979 A JP H04118979A
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JP
Japan
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substrate
film
magnetic
magnetic sensor
conductive
Prior art date
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JP2239461A
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English (en)
Inventor
Masao Takemura
政夫 竹村
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンコーダなどに装備されるMR素子やホール
素子などの磁気センサーおよびその製造法に関する。
(従来の技術) 感磁部表面がフラットで、感磁部電極が基板の裏面また
は側面に引き回された磁気センサーが知られている。こ
のような磁気センサーは、一般に、セラミックでなる絶
縁基板に孔あけ加工し、そのあと絶縁基板の表面に感磁
部のファインパターンを形成し、ファインパターンは保
護膜で覆い、次に上記孔の中心を通る線に沿って分割す
ることによって製作している。上記ファインパターンは
マスク板等を用いて所定のパターンに露光したあと、エ
ツチングを行なうことによって形成している。上記のよ
うに、孔の中心を通る線に沿って分割することにより、
絶縁基板には、四隅に円弧上の切欠きができるので、こ
の切欠き部の面に上記感磁部に導通する導電部を形成し
、この導電部を回路パターンの回路基板に半田付けする
などして外部回路に接続している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の磁気センサーによれば、孔が形成
されて表面に凹凸が生じた基板にレジスト膜を塗布して
感磁部を構成する磁性膜を形成することになるので、レ
ジスト膜を均一に塗布することができず、鮮鋭なパター
ンの磁性膜を得ることができないという問題点があった
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、基板に磁性膜を形成する際に基板に凹凸が
生じることのないようにし、これにより、鮮鋭なパター
ンの磁性膜を得ることができるようにした磁気センサー
及びその製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、絶縁性の基板と、この基板の表面に
形成された磁気検知部と、上記基板に形成され基板の表
面と裏面につながる連絡部と、この連絡部に設けられ上
記磁気検知部に導通する導電部とを有する磁気センサー
であって、上記基板を感光性材料によって構成し、上記
連絡部は上記導電部で充填されていることを特徴とする
請求項2の発明は、基板を構成する感光性材料を、感光
性ガラスまたは感光性ガラスセラミックで構成したもの
である。
請求項3の発明は、導電部を導電性ペーストによって構
成したものである。
請求項4の発明は、基板の上面に磁気検知部を形成する
工程と、基板に基板の表面と裏面につながり磁気検知部
に連絡する連絡部を形成する工程と、この連絡部に上記
磁気検知部と導通する導電部を形成する工程とを有する
磁気センサーの製造方法であって、上記磁気検知部を形
成した後に連絡部を形成することを特徴とするものであ
る。
(作 用) 請求項1および請求項2の発明では、基板を感光性材料
によって構成したため、感磁部に導通する導電部を充填
するための連絡部は感磁部を形成した後にフォトエツチ
ング法等によって形成するすることができる。従って、
感磁部が平坦な面上に形成されることになる。
請求項3の発明では、連絡部に導電性ペーストを充填す
ることによって導電部を形成することができる。
請求項4の発明では、基板の表面に感磁部を形成した後
に連絡部を形成することにしたので、感磁部は基板に連
絡部が形成される前の平坦な面上に形成されることにな
る。
(実 施 例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第12図、第13図に第1実施例にかかる磁気センサー
11を示す。符号12は絶縁性の基板を示し、この基板
12の表面には感磁部として磁性膜13が形成されてい
る。磁性膜13は凹凸がなく平坦に形成されている。基
板12の表面には保護膜14が形成され、磁性膜13は
保護膜14によって覆われている。基板12の角部には
円柱を四分割した形状の連絡部としての切欠き16が形
成され、この切欠き16は基板12の表面と裏面につな
がっている。切欠き16には導電部17が形成され、こ
の導電部17は磁性膜13に導通している。導電部17
は、銀ペーストや銅ペーストなどの導電性ペーストによ
って構成されている。
符号18は回路基板を示し、この回路基板18上には導
電パターン19が形成されている。磁気センサー11は
回路基板18上に設置され、導電部17は回路基板18
の導電パターン19に半田付けされている。
磁性膜13は基板12の平坦な表面に形成されていて、
磁性膜13自体も凹凸がなく平坦に形成されている。従
って、磁性膜13のパターンが鮮鋭に形成される。
磁気センサー11は、例えばモータなどに備えられる磁
気ドラムの局面に対向して配置され、磁気ドラムの磁気
を検出する。
次に、本発明にかかる磁気センサー11の製造方法の実
施例について第1図から第11図の図面によって説明す
る。
符号20は基板12の原板を示し、感光性ガラスによっ
て構成されている。符号21はマスクを示し、このマス
ク21には前後左右方向に所定の間隔で丸孔22が形成
されている。マスク21は通常エマルジョンマスクを用
いるが、クロムマスクや金属製マスクを使用することも
ある。マスク21の原版は、原寸の40倍の大きさでつ
くり、これを原寸大に縮小して作成することができる。
原板2o上にマスク21を設置し、上方から紫外線を照
射する。紫外線照射により第2図に示すように原板2o
に露光部23を形成する。露光部23はマスク21の丸
孔22に対応する部分に形成される1次いで、原板20
に熱処理を施す。熱処理によって原板20の露光部23
は結晶化し、フッ酸に溶けやすくなる。
次に、蒸着、スパッタリングなどの手段によって、第3
図に示すように原板20の上面全体に磁性膜13を形成
する。
そして、スピンコードによって、第4図に示すように磁
性膜13上にレジスト膜25を形成する。
次いで、レジスト膜25が所定のパターンで残るように
露光およびエツチングを施す。このとき。
第5図に示すように前記露光部23を覆う部分にレジス
ト膜25が残るようにする。
さらに磁性膜13にエツチングを施し、第6図に示すよ
うに残されたレジスト膜25の形状に対応する部分のみ
を残して磁性膜13を除去する。
次いでレジスト膜25を除去し、第7図に示すように所
定形状の磁性膜13を形成する。
次に、第8図に示すように原板20の上面に保護膜24
を形成し、磁性膜13を保護膜24によって覆う。次い
で、原板20をフッ酸に浸すなどして露光部23を溶解
し、第9図に示すように丸孔26を形成する。
次いで、丸孔26に導電性ペーストを充填し、導電部1
7を形成する。なお導電性ペーストを丸孔26に充填す
るかわりに、丸孔26の内周面にめっきを施すことによ
って導電部17を形成してもよい。
そして、原板20を第11図において点線で示す分割線
のところから分割し、第12図、第13図に示した磁気
センサー11を完成する。
上記した製造工程において、原板20をフッ酸で処理し
原板2oに丸孔26を形成した後、原板20全体に紫外
線を照射し、熱処理を行って、原板20を結晶化させ、
ガラスセラミックに変化させ、基台12をガラスセラミ
ックによって構成することも可能である。この場合にお
いて、その他の工程は上記の製造工程と同じである。
ガラスセラミックはガラスより機械的強度、耐熱性等、
物理的強度が大きい長所をもっている。
第14図、第15図に第2実施例にかかる磁気センサー
31を示す。符号32は絶縁性の基板を示し、この基板
32の表面には感磁部として磁性膜33が形成されてい
る。磁性膜33は凹凸がなく平坦に形成されている。基
板32の表面には保護膜34が形成され、磁性膜33は
保護膜34によって覆われている。基板32の四隅には
円柱状の連絡部としての孔16が形成され、この孔36
は基板32の上面と下面につながっている。孔36には
導電部37が形成され、この導電部37は磁性膜33に
導通している。導電部37は、銀ペーストや銅ペースト
などの導電性ペーストによって構成されている。
符号38は回路基板を示し、この回路基板38上には導
電パターン39が形成されている。磁気センサー31は
回路基板38上に設置され、導電部37は回路基板38
の導電パターン39に半田付けされている。
磁気センサー31は第1実施例にかかる磁気センサー1
1と同様に用いられる。磁性膜33は凹凸がなく平坦に
形成されているので、解像度の高い磁性膜33を形成す
ることができる。
磁気センサー31は、第16図に示すように原板40の
点線で示す分割線の内側に孔36を形成し、この孔36
に導電性ペーストを充填し、導電部37を形成する。そ
して、原板40を分割線のところから分割して製造する
。なお、他の製造工程は第1実施例にかかる磁気センサ
ー11と同様である。また基板32をガラスセラミック
1こよって構成してもよい点についても同様である。
導電部を形成する孔または切欠きの形状は、上記実施例
において示した形状のものに限らず、矩形等、適宜変更
することが可能である。
また、基板に形成した孔の内周にめっきを施して導電部
を形成するという製造方法をとった場合、導電部と回路
基板とをリードフレームを介して接続するようにしても
よい。
(発明の効果) 以上のように、請求項1.請求項2の発明によれば、基
板を感光性材料によって構成し、基板の表面と裏面に至
る連絡部を感磁部形成後にエツチング法などで形成する
ことを可能にしたので、感磁部は連絡部が形成されてい
ない平坦な面上に形成されることになり、感磁部を高N
解像度で形成することができる。
また、基板をガラスセラミックによって構成すれば、機
械的強度、耐熱性等、物理的強度が大きい磁気センサー
を得ることができる。
請求項3の発明では、導電部を導電性ペーストをよって
構成したので、導電部の形成を迅速且つ簡易に行うこと
が可能となる。
請求項4の発明では、磁気検知部を形成した後に連絡部
を形成することにしたので、磁気検知部は基板に連絡部
が形成される前の平坦な面上に形成されることになり、
感磁部に凹凸が形成されるのが防止され、解像度の高い
磁性膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図は第1実施例にかかる磁気センサー
の製造工程を順に示す図、第11図は最終の製造工程を
経た第1実施例の磁気センサーにかかる基板の原板の部
分平面図、第12図は第1実施例にかかる磁気センサー
の斜視図、第13図は第12図の部分断面図、第14図
は第2実施例にかかる磁気センサーの斜視図、第15図
は第14図の部分断面図、第16図は最終の製造工程を
経た第2実施例の磁気センサーにかかる基板の原板の部
分平面図である。 11.31・・・磁気センサー 12.32・・・基台 13.33・・・磁性膜 16・・・切欠き 36・・・孔 第 図 第 図 第 図 第4 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第13 図 第14 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁性の基板と、この基板の表面に形成された磁気
    検知部と、上記基板に形成され基板の表面と裏面につな
    がる連絡部と、この連絡部に設けられ上記磁気検知部に
    導通する導電部とを有する磁気センサーにおいて、上記
    基板を感光性材料によって構成し、上記連絡部は上記導
    電部で充填されていることを特徴とする磁気センサー。 2、請求項1において、基板を構成する感光性材料は感
    光性ガラスまたは感光性ガラスセラミックである磁気セ
    ンサー。 3、請求項1または請求項2において、導電部を導電性
    ペーストによって構成した磁気センサー。 4、基板の上面に磁気検知部を形成する工程と、上記基
    板に基板の表面と裏面につながり上記磁気検知部に連絡
    する連絡部を形成する工程と、上記連絡部に上記磁気検
    知部と導通する導電部を形成する工程とを有する磁気セ
    ンサーの製造方法において、上記磁気検知部を形成した
    後にエッチングにより上記連絡部を形成することを特徴
    とする磁気センサーの製造方法。
JP2239461A 1990-09-10 1990-09-10 磁気センサー及びその製造方法 Pending JPH04118979A (ja)

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