JP2705253B2 - 導体パターン形成方法と磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

導体パターン形成方法と磁気ヘッドの製造方法

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JP2705253B2
JP2705253B2 JP1292904A JP29290489A JP2705253B2 JP 2705253 B2 JP2705253 B2 JP 2705253B2 JP 1292904 A JP1292904 A JP 1292904A JP 29290489 A JP29290489 A JP 29290489A JP 2705253 B2 JP2705253 B2 JP 2705253B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 磁気ヘッド等に於けるウェハプロセスの厚膜フォトレ
ジストパターンを形成して厚い膜厚の導体パターンを形
成させる方法と、同方法を用いた磁気ヘッドの製造方法
に関し、 信頼性の高い垂直断面の厚膜パターンを形成すること
を目的とし、 基板に同一種類のフォトレジスト液を複数回積層塗布
して所望膜厚のフォトレジスト膜を形成し、フォトレジ
スト膜に同一マスクに依る複数回の露光と現像を繰り返
してパターニングを行い、基板のフォトレジスト膜が除
去されたレジスタパターンの部分に鍍金にて壁面の高さ
以下の所望膜厚の導体パターンを形成するように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ヘッド等に於けるウェハプロセスの厚
膜フォトレジストパターンを形成して厚い膜厚の導体パ
ターンを形成させる方法と、同方法を用いた磁気ヘッド
の製造方法に関する。
近年の薄膜磁気ヘッドの微小化並びに高性能化に伴っ
て、例えば外部電気回路と導通する端子層等はより厚く
より垂直な断面形状が要望され、これに対応出来る厚膜
フォトレジストパターンの成形方法の提供が要望されて
いる。
〔従来の技術〕
本発明が適用される例えば薄膜磁気ヘッド1は、第2
図(a)の斜視図に示す如く浮上面2aを有するセラミッ
ク等の構造体2の端面に、半導体同様のプロセスに依っ
て読取り書込用の薄膜素子3を形成している。
薄膜素子3と外部電気回路(図示省略)との接続は、
同図及び同図(b)に示す同図(a)のA−A断面図の
如く、薄膜素子3のリード3aの端部に形成された端子4
を介して行われる。
第3図の説明図でその形成方法を述べる。
先ず同図(a)に示す如くセラミック等の基板5の上
に鍍金用導電層6を形成した後、その上にフォトレジス
ト液を塗布し、乾燥してフォトレジスト膜7を形成す
る。
この時のフォトレジスト膜7の厚さは約15μmが限度
である。
次に同図(b)に示す如く、露光、現像、水洗、乾燥
処理に依って不要部分のレジストを除去してレジスタパ
ターン8を得る。
そして同図(c)に示す如く、レジストパターン8が
形成された基板5の鍍金用導電層6に例えば銅鍍金で50
〜100μmの厚さの端子4を形成する。
そして次に同図(d)に示す如く、レジスタ膜7を除
去した後、真空蒸着或いはスパッタリング等の真空成膜
方法で、端子4を含む所望部分に例えばアルミナのオー
バーコート層9を形成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の方法で形成した端子は、フォトレジスト膜厚が
端子の厚さに比して極端に薄く、端子の断面形状は第3
図(c)に示す如くきのこ状になる。
この為に、同図(d)のように端子の上にオーバーコ
ート層を形成すると、裾の部分が影となってアルミナが
付着せずに空洞10を生じる。
薄膜磁気ヘッドを作る為には、パターン形成後1点鎖
線Xのライン迄水平に研磨して端子4を露出すると共
に、1点鎖線Yのラインで垂直に切断する作業を行う。
すると、空洞10の部分のオーバーコート層の基板に対
する付着面積が少ない為に、1点鎖線Yのラインで切断
する際にオーバーコート層の9aの部分が欠けてしまうと
言う問題点があった。
この解決の為に、厚膜対応のフォトレジスト液の使用
が考えられるが、膜厚50〜100μmで且つパターン精度
5〜10μmを満足出来るものは無い。
本発明は、信頼性の高い垂直断面の厚膜パターン(端
子)を形成することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為に、本発明に於いては、第1図
の説明図に示す如く、パターン形成面である基板5にフ
ォトレジスト液を塗布し、乾燥させる第1ステップと、
前記第1ステップを同一種類のフォトレジスト液を用い
て複数回繰り返し行い、所望の膜厚に積層されたフォト
レジスト膜11を形成する第2ステップと、前記フォトレ
ジスト膜11に露光と現像を複数回繰り返し、垂直な断面
形状の壁面が形成されるように前記フォトレジスト膜11
を除去してパターニングを行い、レジストパターン12を
形成する第3ステップと、前記レジスタパターン12に鍍
金にて前記壁面の高さ以下の膜厚の導体パターン13を形
成する第4ステップと、を少なくとも有してなる導体パ
ターン形成方法である。
又、読取り又は/及び書込み用の素子のリードの端子
13を有する磁気ヘッドの製造方法において、基板5に導
体パターン13を形成する前記導体パターン形成方法の第
1ステップ〜第4ステップと、更に、前記フォトレジス
ト膜11を除去した後、前記導体パターン13の周囲にオー
パコート層14を形成する第5ステップと、前記導体パタ
ーン13の一部を露出させる第6ステップと、を少なくと
も有してなり、前記リードの端子13を形成するようにし
た磁気ヘッドの製造方法である。
〔作用〕
同一種類のフォトレジスト液を複数回積層塗布するこ
とで、厚い所望の膜厚のフォトレジスト層が形成され
る。
このフォトレジスト層に形成された厚膜のレジストパ
ターンに壁面の高さ以下の膜厚に鍍金を行うことで断面
形状垂直の厚膜のパターンが得られる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。
本発明に於いては、第1図(a)〜(d)の説明図に
示す如く、基板5に同一種類のフォトレジスト液を複数
回積層塗布して所望膜厚のフォトレジスト膜11を形成
し、フォトレジスト膜11に同一マスクに依る複数回の露
光と現像を繰り返してパターニングを行い、基板5のフ
ォトレジスト膜11が除去されたレジストパターン12の部
分に壁面の高さ以下の膜厚に鍍金して所望膜厚の導体パ
ターン13を形成するようにしたものである。
即ち、同図(a)に示す如く、先ずセラミック等の基
板5の上に鍍金用導電層6を形成した後、その上にフォ
トレジスト液を塗布し乾燥して第1のフォトレジスト膜
11aを形成する。
この時のフォトレジスト膜11aの厚さは約15μmが限
度である。
次に、このフォトレジスト膜11aの上に同一種類のフ
ォトレジスト液を塗布し、乾燥して第2のフォトレジス
ト膜11bを形成する。
この時のフォトレジスト膜11bの厚さは約35μmであ
る。
そして更にこのフォトレジスト膜11bの上に同一種類
のフォトレジスト液を塗布し、乾燥して第3のフォトレ
ジスト膜11cを形成する。
この時のフォトレジスト膜11bの厚さは約40μmであ
って、全体のフォトレジスト11の膜厚は90μmと所望の
厚さになる。
更に膜厚が必要ならば、この工程を繰り返すことで、
任意に得られる。
所望の膜厚のフォトレジスト層11が形成されたら、次
に同図(b)に示す如く同一マスクに依る複数回の露光
と現像、水洗、乾燥処理を繰り返してパターニングを行
い、垂直な断面形状を有するレジストパターン12を得
る。
そして同図(c)に示す如く、レジストパターン12が
形成された基板5の鍍金用導電6に対して例えば銅鍍金
で50〜100μmのレジストパターン12の壁面の高さ以下
の厚さの導体パターン13を形成する。
そして更に同図(d)に示す如く、レジスト膜11を除
去した後に、真空蒸着或いはスパッタリング等の真空成
膜方法で、導体パターン(端子)13を含む所要部分に例
えばアルミナのオーバーコート層14を形成する。
然る後、薄膜磁気ヘッド形成の為に従来技術同様に1
点鎖線Xのライン迄研磨して端子13を露出すると共に1
点鎖線Yのラインで切断する。
以上の如く、銅鍍金等で50〜100μmの厚さの端子13
を形成する際に、レジストパターン12の膜厚は十分であ
って且つその断面形状は垂直であり、端子13はきのこ状
になることは無い。
この為にYのラインでオーバーコート層14を切断して
も、オーバーコート層14が欠けることは無い。
尚、上記説明は本発明を薄膜磁気ヘッドの端子成形に
適用することで行ったが、端子成形工程に限られるもの
では無く、他の厚膜フォトレジストに依る垂直な断面形
状の形成を要する工程にも適用が可能である。
〔発明の効果〕
本発明の導体パターン形成方法を薄膜磁気ヘッドの製
造方法に適用することで、垂直断面の端子を形成するこ
とが可能となり、信頼性の高い製品が得られる等、経済
上及び産業上に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の一実施例の導体パター
ン形成方法の説明図、 第2図(a)は薄膜磁気ヘッドの斜視図、 第2図(b)は同図(a)のA−A断面図、 第3図(a)〜(d)は従来のフォトレジストパターン
形成方法に依る端子の形成方法の説明図である。 図に於いて、 1は薄膜磁気ヘッド、2は構造体、 3は薄膜素子、3aはリード、 4は端子、5は基板、 6は鍍金用導電層、 7、11はフォトレジスト膜、 8、12はレジストパターン、 9、14はオーバーコート層、 10は空洞、13は導体パターン(端子)、 11aは第1のフォトレジスト膜、 11bは第2のフォトレジスト膜、 11cは第3のフォトレジスト膜である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターン形成面にフォトレジスト液を塗布
    し、乾燥させる第1ステップと、 前記第1ステップを同一種類のフォトレジスト液を用い
    て複数回繰り返し行い、所望の膜厚に積層されたフォト
    レジスト膜を形成する第2ステップと、 前記フォトレジスト膜に露光と現像を複数回繰り返し、
    垂直な断面形状の壁面が形成されるように前記フォトレ
    ジスト膜を除去してパターニングを行い、レジストパタ
    ーンを形成する第3ステップと、 前記レジストパターンに鍍金にて前記壁面の高さ以下の
    膜厚の導体パターンを形成する第4ステップと、 を少なくとも有してなることを特徴とする導体パターン
    形成方法。
  2. 【請求項2】読取り又は/及び書込み用の素子のリード
    の端子を有する磁気ヘッドの製造方法において、 パターン形成面にフォトレジスト液を塗布し、乾燥させ
    る第1ステップと、 前記第1ステップを同一種類のフォトレジスト液を用い
    て複数回繰り返し行い、所望の膜厚に積層されたフォト
    レジスト膜を形成する第2ステップと、 前記フォトレジスト膜に露光と現像を複数回繰り返し、
    垂直な断面形状の壁面が形成されるように前記フォトレ
    ジスト膜を除去してパターニングを行い、レジストパタ
    ーンを形成する第3ステップと、 前記レジストパターンに鍍金にて前記壁面の高さ以下の
    膜厚の導体パターンを形成する第4ステップと、 前記フォトレジスト膜を除去した後、前記導体パターン
    の周囲にオーパコート層を形成する第5ステップと、 前記導体パターンの一部を露出させる第6ステップと、 を少なくとも有してなり、 前記リードの端子を形成することを特徴とする磁気ヘッ
    ドの製造方法。
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