JPH05267818A - 回路パターンの形成方法 - Google Patents

回路パターンの形成方法

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JPH05267818A
JPH05267818A JP4093295A JP9329592A JPH05267818A JP H05267818 A JPH05267818 A JP H05267818A JP 4093295 A JP4093295 A JP 4093295A JP 9329592 A JP9329592 A JP 9329592A JP H05267818 A JPH05267818 A JP H05267818A
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JP
Japan
Prior art keywords
conductor
conductor layer
resist film
circuit board
circuit pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP4093295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shibuya
秀樹 渋谷
Hiroko Nakai
裕子 中井
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォトレジスト法を応用して高密度化及び高
精細度化を実現した回路パターンの形成方法を提供す
る。 【構成】 絶縁材料で形成された回路基板(2)の表面
に印刷によって第1の導体層(62、64)を形成する
工程と、前記第1の導体層を覆って前記回路基板の表面
に無電解めっきによって第2の導体層(8)を形成する
工程と、前記第2の導体層の表面に所定の回路パターン
(導体パターン10)を成すエッチングレジスト膜(1
2)を形成する工程と、前記エッチングレジスト膜から
露出する前記第2の導体層を除去する工程と、前記エッ
チングレジスト膜を除去する工程とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層導体を用いた回路
パターンの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミック等の絶縁材料で形成さ
れた回路基板に銀ペースト等の導体を印刷することによ
り導体パターンを形成し、その上に銅めっきを施し、導
体パターンの導体抵抗を低減させた厚膜集積回路が実用
化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
厚膜集積回路の利点として、導体ペースト中のガラス成
分を接着層として利用するため高い密着強度が得られ
る。一方、欠点としては、回路パターンが印刷法によっ
て形成されており、その印刷精度がパターン密度ないし
パターン精度に大きな影響を与える。この印刷による回
路パターンの形成は、高密度、高精度化に限界がある。
【0004】そして、フォトレジスト法は、回路パター
ンの高密度化、高精細度化を図ることができることで知
られている。
【0005】そこで、本発明は、フォトレジスト法を応
用して厚膜集積回路の高い密着強度をそのままにして高
密度化及び高精細度化を実現した回路パターンの形成方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の回路パターンの
形成方法は、絶縁材料で形成された回路基板(2)の表
面に選択的に印刷によって第1の導体層(62、64)
を形成する工程と、前記第1の導体層を覆って前記回路
基板の表面に無電解めっきによって第2の導体層(8)
を形成する工程と、前記第2の導体層の表面に所定の回
路パターン(導体パターン10)を成すエッチングレジ
スト膜(12)を形成する工程と、前記エッチングレジ
スト膜から露出する前記第2の導体層を除去する工程
と、前記エッチングレジスト膜を除去する工程とを備え
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】第1の導体層は、銀ペースト等で形成されるい
わゆる下地導体である。この下地導体は、例えば、電極
形成部、即ち、パッド部分に設置される。この下地導体
としての第1の導体層を形成した後、無電解めっきによ
って第2の導体層を選択的又は全面的に形成する。次
に、エッチングレジスト膜によって回路パターンを形成
する。即ち、エッチングレジスト膜によるパターンが回
路パターンを成すようにする。次に、エッチングレジス
ト膜から露出する第2の導体層をエッチング等の処理で
除去すると、エッチングレジスト膜で覆われた部分が回
路パターン、即ち、導体パターンとして残る。次に、エ
ッチングレジスト膜を除去すれば、第2の導体層からな
る回路パターンが形成され、第1の導体層は、第2の導
体層で被覆された状態で回路パターンの一部を成す。こ
のような工程を経て形成される回路パターンでは、高密
度及び高精細度を実現でき、しかも、第1及び第2の導
体層と回路基板との密着度を高めることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の回路パターンの形成方法
によって形成された回路パターンの一例を示している。
図1の(A)に示すように、アルミナ、セラミック等の
絶縁材料で形成された回路基板2には、任意の箇所に電
極形成部4A、4Bが設定され、各電極形成部4A、4
Bには銀等からなる第1の導体層62、64が設置され
ている。この導体層62、64は下地導体を成すもので
ある。この導体層62、64を覆って第2の導体層8が
設置され、電極形成部4A、4B間には導体層62、6
4及び導体層8を以て屈曲する導体パターン10が形成
されている。
【0010】図1の(B)は、(A)のB−B線断面を
示しており、電極形成部4A、4Bには下地導体として
の導体層62、64が設置され、その上を全面的に覆う
とともに回路基板2の表面に導体層8が設置されてい
る。
【0011】次に、図2は、本発明の回路パターンの形
成方法の一実施例を示している。図2の(A)は、回路
パターンを形成すべき回路基板2及び導体パターン10
の断面を示しており、この回路基板2は、アルミナ、セ
ラミック等の絶縁材料で形成する。
【0012】この回路基板2の表面を洗浄した後、その
表面に予め設定されている電極形成部4A、4Bに下地
導体としての第1の導体層62、64を印刷によって形
成する。この導体層62、64は銀、白金等の導体ペー
ストを以て形成する。
【0013】次に、回路基板2を無電解めっき液に浸漬
し、この実施例の場合には、図2の(B)に示すよう
に、導体層62、64の表面、導体層62、64から露
出する回路基板2の表面に全面的に無電解めっき処理に
よって表面導体である第2の導体層8を形成する。この
導体層8は、導体抵抗の低い金属、例えば、銅で形成す
る。
【0014】このめっき処理の後、図2の(C)に示す
ように、洗浄を施した回路基板2の導体層8の表面にフ
ォトレジスト法により、エッチングレジスト膜12を形
成する。このエッチングレジスト膜12は、所望の回路
パターンを得るための処理であり、エッチングレジスト
膜12で覆われた部分が導体パターンを成すようにす
る。そして、この場合、電極形成部4A、4Bのエッチ
ングレジスト膜12は、下地導体である導体層62、6
4の形状と相似形でその面積を大きく設定し、その形成
エリア内に導体層62、64が包摂される範囲に形成す
る。
【0015】このエッチングレジスト膜12が乾燥した
後、エッチング液に回路基板2を浸漬し、図2の(C)
に示すように、エッチングレジスト膜12から露出して
いる部分をエッチングによって除去する。このエッチン
グ処理は、エッチングレジスト膜12以外の部分から回
路基板2の地肌が露出するまで行い、エッチングレジス
ト膜12で被覆されていない導体層8を回路基板2から
確実に除去する。
【0016】次に、エッチング液を除去、洗浄した後、
回路基板2を有機溶剤に浸漬して回路基板2からエッチ
ングレジスト膜12を除去することにより、回路基板8
上に導体層8を露出させる。この結果、図1の(A)及
び(B)に示すように、所望の回路パターンを有する厚
膜集積回路装置が得られる。
【0017】以上説明したように、この回路パターンの
形成方法では、導体層62、64を覆う導体層8をめっ
き処理で形成し、その上にフォトレジスト法により、高
密度及び高精細度を以てエッチングレジスト膜12を形
成し、このエッチングレジスト膜12によって導体パタ
ーンを形成するので、導体層8で形成される導体パター
ンの高密度化及び高精細度化が図られる。そして、導体
層62、64は導体層8を以て表面、即ち、上面及び側
面部を確実に被覆でき、導体層62、64、8と回路基
板2との密着度を高めることができ、特に、半田付けの
際の耐マイグレーションを向上させることができる。
【0018】なお、実施例では、無電解めっき処理を回
路基板2の表面に全面的に行って、導体層8を全面的に
形成したが、めっきレジスト膜の形成によって選択的に
導体層8を形成するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高密度、高精細度を成す回路パターンを実現でき、しか
も、第1及び第2の導体層と回路基板との高密着度を実
現でき、耐マグレーションの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路パターンの形成方法によって形成
された回路パターンの一例を示し、(A)はその平面
図、(B)は(A)のB−B線断面図である。
【図2】本発明の回路パターンの形成方法の一実施例の
各工程を示す断面図である。
【符号の説明】
2 回路基板 8 第2の導体層 10 導体パターン(回路パターン) 12 エッチングレジスト膜 62、64 第1の導体層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料で形成された回路基板の表面に
    選択的に印刷によって第1の導体層を形成する工程と、 前記第1の導体層を覆って前記回路基板の表面に無電解
    めっきによって第2の導体層を形成する工程と、 前記第2の導体層の表面に所定の回路パターンを成すエ
    ッチングレジスト膜を形成する工程と、 前記エッチングレジスト膜から露出する前記第2の導体
    層を除去する工程と、 前記エッチングレジスト膜を除去する工程と、 を備えたことを特徴とする回路パターンの形成方法。
JP4093295A 1992-03-18 1992-03-18 回路パターンの形成方法 Pending JPH05267818A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1982002076A1 (en) * 1980-12-09 1982-06-24 Fluidics Corp Bowles Fluid flow control element and method
WO2015125621A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 株式会社村田製作所 電子装置

Cited By (4)

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JPWO2015125621A1 (ja) * 2014-02-24 2017-03-30 株式会社村田製作所 電子装置
US10418165B2 (en) 2014-02-24 2019-09-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic device

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