JPH04118641A - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置

Info

Publication number
JPH04118641A
JPH04118641A JP23879590A JP23879590A JPH04118641A JP H04118641 A JPH04118641 A JP H04118641A JP 23879590 A JP23879590 A JP 23879590A JP 23879590 A JP23879590 A JP 23879590A JP H04118641 A JPH04118641 A JP H04118641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
container
search
microfilm
loading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23879590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tanimoto
博史 谷本
Takanori Saito
斎藤 孝律
Hisatoki Nishiyo
西世 古旬
Shuichi Saito
秀一 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP23879590A priority Critical patent/JPH04118641A/ja
Publication of JPH04118641A publication Critical patent/JPH04118641A/ja
Priority to US08/144,721 priority patent/US5357295A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば、マイクロフィルムの画像をスクリー
ン上に拡大投影して閲覧するマイクロリーダ、加えて複
写機能を有しているリーダープリンタ、また、固体撮像
素子に画像を読み取らせるマイクロスキャナ、さらには
、マイクロフィルムの画像複写機能のみを有するマイク
ロフィルム専用プリンタ等の画像投影装置において、複
数本あるいは複数枚のマイクロフィルムから任意の画像
を検索して自動的にスクリーン上に、あるいは画像処理
部に投影させる機能を有する画像投影装置に関する。
従来の技術 マイクロフィルムは、法律的な証拠能力が認められてい
るという関係から、流通関係や金融関係などの企業にお
いて大量に使用されている。このような大規模ユーザー
においては、ロール状に巻かれたマイクロフィルムが数
十刃側というようなオーダーで保管されているのが一般
的である。検索を行なう場合には、このような大量のマ
イクロフィルムの中から、所望の画像を捜し出す必要が
あることから、効率の良い検索が要求される。
このように大量のマイクロフィルムを保有している大規
模ユーザーでは、必要な画像の検索を次のようにして行
なっている。
まず、第1工程において、検索対象となるマイクロフィ
ルムのカートリッジ番号、コマ番号等を指示する指示書
がコンピュータなどからアウトプットされる。第2工程
では、この指示書に基づいて、例えば数十刃側という膨
大な量のマイクロフィルムが収納されている保管棚から
、指定されたカートリッジが手作業で取り出され、例え
ば10個程度の小単位で通い函に指示書と共に収納され
る。この通い函はリーダープリンタなどの画像投影装置
を操作するオペレータまで運ばれる。そして第3工程で
は、オペレータが指示書を参照しながら、その通い函か
ら必要なカートリッジを1つづつ取り出し、それを画像
投影装置に手作業で装填し、所望のコマ番号の画像の検
索2複写を行なう。その後、検索終了後のカートリッジ
は、画像投影装置から手作業で取り出され、通い函に戻
されて、保管棚の所定位置に返却される。最後に第4工
程において、複写された用紙が関係各所に配布される。
発明が解決しようとする課題 このように、従来では検索、複写動作以外は全て手作業
で行われているために、これ以上の検索の効率化、省力
化は非常に困難となっている。
上記のような問題を解決するためには、例えば特開昭6
1−130108号公報に開示されているような装置、
すなわちカートリッジチェンジャやカートリッジローダ
等という装置を用いることが考えられるが、このような
装置を上記のような大規模ユーザーに対してそのまま適
用はできない。
つまり、大規模ユーザーに対してこのような装置を適用
した場合には、省力化というメリットはあるものの、反
面、装置が大型化してコストアップとなるばかりではな
く、所望のカートリッジを取り出すアクセス時間が長く
なって検索の効率が著しく低下する等、メリット以上の
多くのデメリットが生じてしまうからである。
本発明は、以上のような従来の問題点を解消するために
成されたものであり、大規模ユーザーにおいて、従来の
検索作業の流れを変えることなく、さらに効率的な検索
を行なえるようにした画像投影装置の提供を目的とする
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明は、マイクロフィルム
の画像を検索して投影する画像投影装置であって、複数
のマイクロフィルムを収納する容器ごと、複数のマイク
ロフィルムを収容する収容手段と、当該収容手段に収容
されている前記容器内のマイクロフィルムを逐一前記画
像投影装置のマイクロフィルム装填部に装填する装填手
段と、当該収容手段に収容されているマイクロフィルム
の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、当該マイク
ロフィルムの検索情報を入力する検索情報入力手段と、
当該検索情報入力手段から入力され、た検索情報及び前
記識別情報読取手段によって読み取られた識別情報に基
づいて、前記マイクロフィルム装填部に装填されたマイ
クロフィルムから所望の画像を検索して投影させる検索
手段とを有することを特徴とする。
作用 以上のように構成された本発明の画像投影装置は次のよ
うに動作する。
収容手段には、容器に収納されている複数のマイクロフ
ィルムが容器ごと収容される。装填手段は、収容手段に
収容されている容器内のマイクロフィルムを逐一画像投
影装置のマイクロフィルム装填部に装填する。このよう
にして装填されたマイクロフィルムからは、検索手段に
より、検索情報人力手段から人力された検索情報、及び
識別情報読取手段によって読み取られたマイクロフィル
ムの識別情報に基づいて所望の画像が自動的に検索され
て投影される。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、カートリッジ装填装置Aを取り付けたリーダ
ープリンタの外観斜視図、第2図は、第1図に示したリ
ーダープリンタのコントローラの外観図、第3図は、同
コントローラに配置されているキー配列を示す図、第4
図は、同リーダープリンタの光学系の概略構成図である
。尚、本実施例においては、画像投影装置の一例として
リーダープリンタを例示して説明する。
第1図に示すように、リーダープリンタには、カートリ
ッジBを装填するカートリッジ装填部20が設けられて
いる。このカートリッジ装填装置Aは、前述した保管棚
から取り出されたマイクロフィルムのカートリッジBを
10個から20個程度の単位で収容する収容手段として
機能するものである。各々のカートリッジBの上面には
、他のカートリッジとの識別を行なえるようにするため
の識別情報、具体的には、バーコードが付されたラベル
が貼られている。この識別情報は、カートリッジ装填装
置Aに設けられている後述するコード読取センサによっ
て読み取られる。また、リーダープリンタには、検索情
報人力手段として機能するコントローラ24が設けられ
ている。このコントローラ24は、検索情報であるカー
トリッジ番号とコマ番号の入力や、その他検索に関する
各種の指令の入力、さらには、検索された画像のコピー
指令等の人力を行なうものである。カートリッジ装填部
20に装填されたカートリッジBは、コントローラ24
によって入力されたコマ番号に基づいて検索が行われ、
検索された画像は、リーダープリンタのスクリーン10
上に投影されることになる。尚、コントローラ24によ
って検索された画像のコピー指令が人力されているとき
には、その画像のコピーが行われ、コピー後の用紙は排
紙トレー18に排紙される。
コントローラ24には、第2図に示すように、各種のキ
ーが配列されている操作キ一部24Aと、この操作キ一
部24Aに配列されているキー操作や検索状態を表示す
る表示部24Bとが設けられている。この操作キ一部2
4Aには、第3図に示すように、検索に必要な各種のキ
ーが配列されている。0〜9の数字が表示されているキ
ーは、置数人力用キーであり、エンターキーは、置数人
力の区切りとして使用したり、次の検索動作への移行時
に使用したりするものである。巻き戻しキーは、マイク
ロフィルムを巻き戻すときに使用するキーであり、+1
.−1と表示されているキーは、主に1コマ前進あるい
は1コマ後退を指令するキーである。←、→が表示され
ているキーは、キーを押している間だけマイクロフィル
ムを矢印方向に低速で送る場合に使用するキーである。
実行キーは、置数された入力の命令実行に使用するキー
であり、取消/停止キーは、動作中の緊急停止や、その
他人力したキーの指令を取り消す際に使用するキーであ
る。検索キーは、置数キーで入力されたマイクロフィル
ムの目的コマを検索させるときに使用するキーであり、
プリントキーは、検索した画像のコピーを行なうキーで
ある。セットキーは、マイクロフィルムの先頭コマの番
地設定に使用するキーであり、とばし読み検索を行なう
ときに使用するキーである。最後にメモリキーは、メモ
リ動作を行なうときに使用するキーである。コントロー
ラ24からは、このような各種のキー操作によって人力
された指令が出力されることになる。
このリーダープリンタの光学系は、第4図に示されるよ
うに構成されている。つまり、光源1からの光は、コン
デンサレンズ2によって集光され、フィルムキャリア3
の圧板ガラス(図示せず)の間に位置するマイクロフィ
ルムFの画像を下から照射する。この光が透過したマイ
クロフィルムFの画像は、投影レンズ4によって拡大投
影され、必要に応じてその向きを調整するプリズム5を
介してミラー6に至る。
このリーダープリンタがリーダーモードにあるときには
、同図破線で示されるようにリーダー光路7が形成され
る。このモードのときには、光は停止したミラー6に反
射し、さらにミラー8.9に反射してスクリーン10へ
と向かう。これによってマイクロフィルムFの画像がリ
ーダープリン夕の前面上部に設けられているスクリーン
10に拡大投影されて閲覧に供されることとなる。
一方、このリーダープリンタがプリントモードにあると
きには、前記したリーダー光路に代えて同図実線で示さ
れるようにプリンター光路11が形成される。このモー
ドのときには、光は走査のため入射光軸を中心にミラー
6を90″回転させることによって切り換えられ、固定
されたミラー12.13.14.15によって反射され
て感光体16へと向かう。このため、マイクロフィルム
Fの画像が光軸に直交する方向の軸を中心としたミラー
6の揺動走査に同期して、回転するドラム状の感光体1
6に拡大されてスリット投影露光される。そして、公知
のプロセスを経てコピーが行われ、定着ローラ17間で
定着されて、コピー後の用紙Pがリーダープリンタ前面
下部に設けられテイル排紙トレー18に排出される。
光学系に設けられている搬送系であるフィルム搬送機構
3は、巻取リリール19とカートリッジ装填部20とか
ら構成される。カートリッジ装填部20に装填されたカ
ートリッジB内には、マイクロフィルムFが巻戻しリー
ル21に巻き付けられている。そしてマイクロフィルム
Fは、巻取りリール19と巻戻しリール21かそれぞれ
連結された駆動軸(図示せず)にて適宜正逆に回転駆動
される。これによって、マイクロフィルムFは、ガイド
ローラ22によって搬送路をガイドされながらかつ圧板
ガラスを介して両リール間を正逆搬送されることになる
。この搬送路上には、マイクロフィルムに付されている
ブリップマークを検出するセンサ23が設けられており
、このセンサ23は、所望の画像を検索する際の検索手
段、あるいは後述する第2の実施例においてはマイクロ
フィルムの識別情報を読み取る詭別情報読取手段として
機能する。
第5図は、第1図に示したカートリッジ装填装置Aの斜
視図、第6図は、そのカートリッジ装填装置Aを構成す
る容器の斜視図である。
カートリッジ装填装置Aは、容器25及び後述の本体部
26.カートリッジ移動機構27等から構成される。容
器25は、任意の複数のマイクロフィルムFのカートリ
ッジB(第1図参照)を収納することができ、それ単独
でも持ち運びが可能となっている。容器25は、通い函
とも称され、上面及び前面が解放された浅い箱状となっ
ている。
容器25の床面28の中央には、前後に一本の切欠長溝
29が形成され、この切欠長溝29は容器25の後壁3
0にも一部及んでいる。容器25の先端縁には、検出突
起31が形成され、さらにその両側壁外面には突起32
が形成されている。この突起32は、図示されているよ
うに横並びに2つ設けられている。開孔34は、容器2
5の一方の側壁33にのみ形成されており、この開孔3
4は2個横に並んだ状態で例えば突起32上方であって
容器25の後壁30寄りに形成されている。
カートリッジBは、このような容器25に例えば10個
から20個程度収納され、容器25と共に持ち運ばれる
ようになっている。つまり、カートリッジ8群は、容器
25の床面28上で両側壁33と後壁30とで囲まれた
スペースにその下部が保持され、立てた状態で切欠長溝
29に沿い前後に重ねて収納される。そして、カートリ
ッジB内の巻戻しリール21(第4図参照)に、各コマ
に画像が写し込まれた長尺のフィルム、つまりロールフ
ィルムの形態となっているマイクロフィルムFが巻き付
けられている。
ところで、この種のマイクロフィルムFのカートリッジ
Bは、一般にANS I規格タイプのものと3M−Mタ
イプのものとに大別され、両者はその巻戻しリール21
の駆動軸に対する連結構造、リール押さえの要否、マイ
クロフィルムFの先端のリーダの有無、マイクロフィル
ムFの送り出し方式などにおいて異なっている。しかし
ながら、この容器25は勿論のこと、後述の本体部26
及びカートリッジ移動機構27も、そのいずれのタイプ
のカートリッジBにもなんら構成上支障なく対応可能と
なっている。つまりこのカートリッジ装填装置Aは、A
NSI規格タイプのカートリッジBにも3M−Mタイプ
のカートリッジにも共に使用可能であり、両者の混在使
用も可能である。
また、前述のフィルムキャリア3.そのカートリッジ装
填部20.駆動軸等もこのようないずれのタイプのカー
トリッジBにも対応可能となっている。尚、かかる装填
部20等における兼用機構については、既に公知の技術
が適用される。
第7図は、容器25及び本体部26等の分解斜視図であ
り、第8図は、本体部26及び後述の容器移動機構を示
す要部を拡大した斜視図である。
以下、前述の第5図、第6図に加え、この第7図及び第
8図をも参照して本体部26の構成を説明する。
カートリッジ装填装置Aの本体部26には、容器25が
着脱自在に装着されるようになっており、図示例では、
2個の同形状の容器25A、25Bが装着されるように
なっている。本体部26は、リーダープリンタの前面側
部に取り付は固定され(第1図参照)、上面35が平坦
な台状となっている。図示例では、その上面35に2個
の容器25A、25Bが開放された前面側を揃えて並ん
で装着され、装着当初においては、一方の容器25Aに
は例えば10個から20個程度のカートリッジBが第7
図矢印の上下方向であるC方向から収納され、他方の容
器25Bは空の状態となっている。本体部26の両縁側
には、それぞれ折曲形成されたレール部36が設けられ
、前述した一方の容器25Aの一側の突起32及び他方
の容器25Bの他側の突起32が取り付けられるように
なっている。すなわち、両レール部36の折曲された上
方がそれぞれ対応する突起32上に位置しこれを抜き出
し不能にロックすると共に容器25A。
25Bの対応する側壁33に当接し、もって容器25A
、25Bを位置決め保持するようになっている。なおこ
のような2個の容器25A、25Bどうしは、それぞれ
残りの他側及び−側の突起32が相互に当接した状態と
なっている。−側のレール部36のみには切欠37が形
成されている。
容器25Aを本体部26に装着する際には、この切欠3
7に第7図中矢印の上下方向であるD方向からそれぞれ
対応する2個の突起32を入れ込んだ後、この容器25
Aを開放された前面側に、つまり第7図中矢印の縦方向
であるE方向に移動させることによって上述のごとくそ
の一側の突起32がレール部36に抜き出し不能にロッ
クされ、容器25A等が位置決め保持されることになる
ところで、このような本体部26の上面35隅部には、
一方の容器25Aの開放された前面側つまり収納された
カートリッジBとほぼ対向して、前述のフィルムキャリ
ア3のカートリッジ装填部20が位置している。尚、第
5図及び第7図中に示されているカートリッジ特機部3
8は、カートリッジ装填部20の直前に後述の仕切り板
の厚み分の寸法を介して隣接配置されている。カートリ
ッジ装填部20上には、カートリッジBにそれぞれ付さ
れている識別情報を読み取るための識別情報検出手段と
してのコード読取センサ39Aが、また、カートリッジ
特機部38上には、検索を行なうべきカートリッジの有
無を検出するカートリッジ検出センサ39Bがそれぞれ
取り付けられている。また、カートリッジ装填部20の
側面には、駆動軸などの挿入用開口40が形成されてい
る。
本体部26には、装着された容器25A、25Bの検出
突起31に対応する位置にそれぞれ検出手段41が組み
込まれている(第6図参照)。
この検出手段41は、例えば反射型センサ等が用いられ
、容器25A、25Bの装着と取り外しを検知する。ま
た第7図等に示すように、本体部26の上面35には装
着された容器25A、25Bの切欠長溝29に対応する
位置に、それぞれ切欠縦溝42が平行に形成されている
。切欠縦溝42は、レール部36とも平行を成し、一方
の容器25Aに対応する切欠縦溝42は、カートリッジ
特機部38を介してカートリッジ装填部20へと延びて
いる。第5図及び第7図中のカートリッジ装填部20横
の本体部26上面35に形成されている開口43は、後
述のストッパ突出用の開口である。
容器移動機構44は、一方の容器25Aに収納された各
カートリッジBの検索、複写がすべて終了し、そのカー
トリッジ8群が使用済みとして他方の容器25Bに収納
され、この容器25Bが本体部26から取り外されたと
きに作動する。この容器移動機構44が作動すると、空
となった一方の容器25Aを他方の容器25Bが装着さ
れていた位置に本体部26の上面35上で移動させるも
のである。
これらについて詳述すると、第7図及び第8図に示すよ
うに、本体部26の一側縁上には、前述のレール部36
上に位置し長板状をなす容器移動機構44の移動部材4
5が配され、この移動部材45には、装着された容器2
5Aの開口34にそれぞれ対向する位置に突起46が設
けられている。
移動部材45は、保持部材47を介して図示しない駆動
装置に連結され、本体部26の上面35に切欠機構42
と直行する方向に形成された切欠機構48に沿い、第7
図中矢示の横方向であるG方向に往復移動可能となって
いる。つまり、保持部材47が切欠機構48中を往復移
動することによって移動部材45がG方向に往復移動可
能となっている。
前述のように一方の容器25Aが空となり、他方の容器
25Bが第7図中矢示の縦方向であるH方向に引き出し
て取り外され、これが検出手段41にて検知されると、
駆動装置がオンし、移動部材45を本体部26の一側縁
上の常時位置からG方向に移動させる。これによって、
移動部材45の突起46が容器25Aの開口34に係合
し、容器25Aを保持しつつ本体部26の上面35上を
G方向に移動させ、容器25Aをそれまで他方の容器2
5Bが装着されていた位置まで移動させる。
その後、移動部材45のみが元の常時位置に復帰する。
尚、この常時位置において突起46は、レール部36の
切欠37に対する突起32の係入の支障とならない退避
位置に位置することになる。
このため、容器25Aの本体部26への取り付けに際し
、移動部材45はその取り付は操作の妨げにはならない
カートリッジ移動機構27は、使用されるカートリッジ
Bを順次本体部26上の容器25Aから取り出し、リー
ダープリンタのフィルムキャリア3に付設されたカート
リッジ装填部20に導き装填するものである。そして、
このカートリッジ移動機構27はさらに使用済みとなっ
たカートリッジBを排出し、上記一方の容器25Aとは
異なる他方の容器25Bに収納するようになっている。
さらに詳細に説明すれば、カートリッジ移動機構27は
、押さえ板49を備えている。押さえ板49は、第6図
及び第7図に示すように駆動源であるモータ50にプー
リ51.ベルト52を介して連結され、本体部26の一
側の切欠縦溝42を介して、装着された一方の容器25
Aの切欠長溝29から上方に突出可能となっている。そ
して、モータ50の駆動により、図示の僅かに切欠長溝
29外の初期退避位置から切欠長溝29内に入ってこれ
に案内され、図中矢示の縦方向である■方向に往復移動
可能となっている。
検出手段41が容器25Aの検出突起31を検出し、容
器25Aの本体部26への装着を検知すると、モータ5
0が駆動されて押さえ板49が初期退避位置から移動し
、容器25Aに収納されたカートリッジ8群の後端側に
当接してこれを■方向つまりカートリッジ装填部20方
向に押し動かし、カートリッジ8群の先端側が後述の仕
切り板53に当接したところで停止する。その後、押さ
え板49は個々のカートリッジBの使用に伴い夏方向へ
の前進と若干の後退を間欠的に繰り返し、カートリッジ
Bを順次カートリッジ装填部20方向に導く。そして、
容器25A内の全てのカートリッジBの使用終了時、又
はなんらかの理由によりカートリッジBが全て容器25
Aから取り出された時は、押さえ板49は初期退避位置
に復帰する。つまり、僅かに切欠長溝29外つまり容器
25A外の初期退避位置に復帰し、前述の容器移動機構
44による容器25Aの移動、及び別のカートリッジB
を収納した他の容器装着に際し支障とならないように退
避する。
カートリッジ移動機構27は、さらに仕切り板53を備
えている。第9図は仕切り板53等の斜視図であり、第
10図はその要部を拡大した正面図であり、第11図は
その平面図である。
仕切り板53は、カートリッジBを順次容器25Aから
取り出してカートリッジ装填部20に導き装填し、その
後使用済みとなったカートリッジBを排出する。すなわ
ち仕切り板53は、カートリッジ装填部20に沿って配
置され、カートリッジ装填部20に対向した初期位置と
、第5図、第9図の矢示の横方向であるJ方向にカート
リジBの幅にほぼ見合った距離だけ移動した移動位置間
を、その駆動装置(図示せず)により往復移動可能とな
っている。仕切り板53は、カートリッジBの幅より若
干長めの大きさとなっており、その−側に引き出し爪5
4を他側に押さえ爪55を備えている。引き圧し爪54
は、仕切り板53の一側に垂直の回転軸によって回動可
能にピンに結合されている。そして引き出し爪54は、
図示しないスプリングによって第11図中矢示の反時計
方向であるに方向に付勢され、かつ常時は仕切り板53
の一端側に形成されたストッパ56に当接することによ
り、図示のように仕切り板53と直角を成し、カートリ
ッジ装填部20側に突出した作動姿勢を保持している。
引き出し爪54は作動姿勢で使用済みとなったカートリ
ッジBの一側を引っ掛け、カートリッジ装填部20から
排出移動させるべく機能する。また、引き出し爪54は
常時は作動姿勢をとるが、各カートリッジBの装填に際
し装填されるカートリッジBと当接することによってス
プリングの付勢力に抗しに方向と逆の時計方向に回動し
、仕切り板53から突出せず傾斜した退避姿勢を一時と
るようになっている。
押さえ板55は、仕切り板53の他側に垂直の回動輪に
よって回動可能にピン結合されている。
そして、押さえ爪55は、スプリング(図示せず)によ
り第11図中矢示の反時計方向であるに方向に付勢され
、かつ常時は仕切り板53の他側端に付設されロック位
置をとるロック部材57に当接することによって図示の
ように仕切り板53と直角を成してカートリッジ装填部
20側に突出した作動姿勢を保持している。押さえ爪5
5は、作動姿勢で未使用のカートリッジBの他端を引っ
掛はカートリッジ装填部20に導き移動させ、カートリ
ッジ装填部20にこれを位置決め保持させるように機能
する。尚、上記のスプリングは、−個のカートリッジB
を引っ掛けて移動させ、かつ位置決めさせるに足りる程
度の付勢力に設定されている。また、押さえ爪55は常
時は作動姿勢をとるが、カートリッジBの排出に際し排
出されたカートリッジBと当接することにより、スプリ
ングの付勢力に抗しに方向と逆の時計方向に回動し、仕
切り板53から突出せず傾斜した退避姿勢を一時とるよ
うになっている。
また、ロック部材57は、前述のロック位置の外、ロッ
ク解除位置をとることも可能となっている。すなわち、
ロッーク部材57は仕切り板53の他側に、切欠形成さ
れた案内溝61内をガイドされ、第9図中矢示の上下方
向であるし方向に上下動可能に取り付けられている。そ
して、上位に位置決めされてロック位置をとり、押さえ
爪55に当接してストッパとして機能し、これを作動姿
勢に保持させる。また、ロック部材57が下位に位置決
めされてロック解除位置をとると、押さえ爪55にはス
トッパとして機能したロック部材57が当接しなくなる
ので、スプリングの付勢力によりさらに第11図のに方
向に回動し、仕切り板53側に傾斜した退避姿勢をとる
。そこで押さえ爪55は、作動姿勢から前述したように
時計方向に傾斜した一方の退避姿勢が可能であると共に
、このように反時計方向であるに方向に傾斜した他方の
退避姿勢も可能となっている。
第12図は、仕切り板53の要部を拡大した平面図であ
り、その(1)図はその押さえ爪55が作動姿勢をとっ
た状態を、(2)図はその押さえ爪55がこのような退
避姿勢をとった状態を示している。
ロック部材57がロック解除位置をとり、押さえ爪55
が第12図(2)図の退避姿勢をとることにより、カー
トリッジB装填の割り込み動作が可能となる。つまり、
ノーマルな状態となっている容器25Aからのカートリ
ッジ装填部20へのカートリッジBの自動的な装填動作
の途中で、−旦これを停止し、これに代えて仕切り板5
3の他側から別のカートリッジBをカートリッジ装填部
20へ導き装填するマニュアルの割り込み動作が可能と
なる。第13図は、このようなカートリッジBを装填す
る割り込み動作の説明に供する概略平面図であり、(1
)図はそのロック解除前の状態を、(2)図はロックを
解除してその後の割り込み動作中の状態を示している。
つまり押さえ爪55が、第13図(1)に示した作動姿
勢から(2)図に示した退避姿勢をとることによって、
第9図の(1)図中矢示の横方向であるM方向から、別
のカートリッジBを割り込ませることが可能となる。な
お、第9図、第10図において、傾斜面57Aは、ロッ
ク部材57上面に水平面に対して傾斜して形成され、ロ
ック部材57がロック解除位置から上位のロック位置に
復帰する際、押さえ爪55を第11図中の時計方向にス
ムーズに回動させるようにガイドする。第9図及び第1
1図中のリール押さえ58は、仕切り板53の中央に付
設され、前述の3M−MタイプのカートリッジBが使用
された際、その巻戻しリール21(第4図参照)を駆動
軸59の中心と一致させるように機能する。
戻し板60は、第5図及び第7図に示すように、本体部
26の他側の切欠縦溝42、そして装着された他方の同
形状の容器25Aの切欠長溝29の上方に突出している
。戻し板60は図示されていない駆動装置によって図示
の常時位置から他方の容器25Bの切欠長溝29に案内
され、第5図及び第7図中矢示の縦方向であるN方向に
往復移動可能となっている。使用済みのカートリッジB
が、仕切り板53によりカートリッジ装填部20から第
7図中矢示Jの方向に排出されて、常時位置にある戻し
板60に対向する位置まで移動してくると、この戻し板
60がN方向に移動を開始する。
そして、排出されたカートリッジBを押し動かし容器2
5Bまで移動させた後、再び元の常時位置に復帰する。
戻し板60は、カートリッジBが使用済みとなって排出
される毎にこのような往復動を行ない、次々と使用済み
のカートリッジBを容器25Bに収納するように機能す
る。
第14図は、本発明に係る画像投影装置の制御系のブロ
ック図である。
この制御系は、大別すると、図中点線で囲んであるよう
に、主に検索作業を担当するコントローラ系70とマイ
クロフィルムの搬送を担当するフィルムローダ系75と
の2つ分けることができる。
コントローラ系70は、操作キ一部24Aと表示部24
Bと記憶部72とCPU71とから構成される。操作キ
一部24Aからは、検索に関する各種の指令が出力され
る。この指令はCPU71によって記憶部72に記憶さ
れる。また、表示部24Bには操作キ一部24Aによっ
て入力された情報などが表示される。フィルムローダ系
75は、カートリッジの識別情報を読み取るコード検出
センサ39Aと、未だ検索が行われていないカートリッ
ジBが存在するかどうかを検出するカートリッジ検出セ
ンサ39Bと、カートリッジBをカートリッジ装填部2
0に装填、又はそこから排出するためのカートリッジロ
ード機構76と、マイクロフィルムFの検索目的コマを
投影位置へと搬送するフィルム搬送機構3と、カートリ
ッジロード機構76及びフィルム搬送機構3を駆動する
駆動回路73と、フィルムのローダ系に関する制御を司
どるCPU74とから構成される。CPU71とCPU
74とは相互に信号を授受し、この2つのCPUによっ
て検索に関する一連の制御が行われるようになっている
本発明の画像投影装置は、コントローラ24からの指示
によってカートリッジBの装填、排出が自動的に行われ
るようになっているが、ここで、前記したように構成さ
れているカートリッジ移動機構27によるカートリッジ
Bの装填動作などを第15図を参照しながら説明してお
く。
第15図の(1)図は待機段階を示している。
一方の容器25Aに収納されたカートリッジ8群の先端
側つまり先頭の1番目のカートリッジB1は、容器25
Aの開放された開口を介してカートリッジ特機部38に
位置され、カートリッジ移動機構27の仕切り板53に
当接している。仕切り板53は、その反対面がリーダー
プリンタのフィルムキャリア3のカートリッジ装填部2
0と対向した初期位置にある。なお、仕切り板53の引
き出し爪54と押さえ爪55は、そのスプリングに付勢
され、共に仕切り板53から直角に突出した作動姿勢を
とっている。この状態から、リーダープリンタに検索開
始信号が入力されると、第15図の(2)図に示すよう
に、仕切り板53は、方の容器25Aのカートリッジ8
群とカートリッジ装填部20との間の近傍に位置する初
期位置から退避移動し、両者間に介在しない他の容器2
5Bの開放された前面側とほぼ対向する移動位置に退避
する。これとともに押さえ板49が作動し、カートリッ
ジ8群をカートリッジ装填部20側に移動させ、一番目
のカートリッジB1はカートリッジ特機部38から移動
してカートリッジ装填部20に当接することになる。そ
の次の段階では、第15図の(3)図に示すように、仕
切り板53が移動位置から元の初期位置へ向けて復帰移
動を開始することになる。これによって、一番目のカー
トリッジB1と次の2番目のカートリッジB2間に滑り
込み、両者間に介在位置するようになる。
尚その際、押さえ板49はこのような仕切り板53の厚
み分その初期退避位置側に戻され、2番目のカートリッ
ジB2はカートリッジ特機部38に位置することになる
。また、仕切り板53の引き出し爪54は、この間一番
目のカートリッジB1と当接することにより、そのスプ
リングの付勢力に抗して、作動姿勢から退避姿勢をとり
、仕切り板53の滑り込みに支障が生じないようになっ
ている。
その後、第15図の(4)図で示される装填段階に至る
。すなわち、仕切り板53が初期位置に向けてさらに復
帰移動することによって作動姿勢をとるその押さえ爪5
5が一番目のカートリッジB1の他側を引っ掛け、既に
カートリッジ装填部20に当接した状態の一番目のカー
トリッジB1をさらにカートリッジ装填部20へと導く
。尚、引き出し爪54は一番目のカートリッジB1の一
側から開放されて作動姿勢に復帰する。そして、仕切り
板53が初期位置に復帰することにより、一番目のカー
トリッジB1はカートリッジ装填部20に位置決め保持
され装填される。そして仕切り板53が初期位置に戻っ
たことが図示されていない検出手段によって検出される
と、リーダープリンタは検索を行ない得る状態になる。
この検索は、フィルムキャリア3において、カートリッ
ジB1の巻戻しリール21からマイクロフィルムFをロ
ーディングした後、巻戻しリール21と巻取りリール1
9間でマイクロフィルムFを正逆搬送し、センサ23が
その各コマに付されたブリップマークを検出することに
よって行われる。このようにして検索が終了し、マイク
ロフィルムFが元の巻戻しリール21にリワインドされ
ると、第15図の(5)図に示されるような排出移動段
階に至る。つまり、仕切り板53は再び初期位置から移
動位置へと移動を開始する。その後、作動姿勢をとるそ
の引き出し爪54が、使用済みとなった一番目のカート
リッジB1の一側を引っ掛けて共に移動する。次に、第
15図の(6)図に示すような排出段階が実行される。
すなわち、仕切り板53が一方の容器25Aのカートリ
ッジ8群とカートリッジ装填部20間から、これらの間
に介在しないように空の容器25Bとほぼ対向する移動
位置に移動し、一番目のカートリッジB1もこのような
仕切り板53を介して他の容器25Bと対向する位置に
排出される。これとともに押さえ板49が再び作動し、
カートリッジ8群をカートリッジ装填部20側に移動さ
せ、2番目のカートリッジB2はそれまでのカートリッ
ジ特機部38から移動してカートリッジ装填部20に当
接することになる。また、本体部26の開口からストリ
ッパ62が突出して、一番目のカートリッジB1と2番
目のカートリッジ82間に割り込み位置する。
その後、第15図の(7)図に示される移動段階に移行
し、仕切り板53が元の初期位置に向けて復帰移動を開
始する。これによって、2番目のカートリッジB2と次
の3番目のカートリッジ83間に滑り込み、両者間に介
在位置することとなる。
その際、押さえ板49は前述と同様に若干戻されること
になる。なお、このような仕切り板53の復帰移動に際
し、その引き畠し爪54は、前述したところと同様にそ
の間2番目のカートリッジB2と当接することによって
、スプリングの付勢力に抗して作動姿勢から退避姿勢を
とり、仕切り板53の滑り込みに支障がないようになっ
ている。
この仕切り板53の復帰移動に際してその押さえ爪55
は、排出された一番目のカートリッジB1と当接するが
、ストッパ62の突出により、スプリングの付勢力に抗
して作動姿勢から退避姿勢をとり、排出された一番目の
カートリッジB1が仕切り板53の復帰移動に付随して
移動しないようになっている。そして、第15図の(8
)図に示す次の装填段階などに至ることになる。この段
階では、仕切り板53が初期位置に向けてさらに復帰移
動することにより、押さえ爪55が作動姿勢に復帰して
2番目のカートリッジB2の他側を弓っ掛け、これをカ
ートリッジ装填部20へと導き装填する。また引き出し
爪54も作動姿勢に復帰する。これと共にカートリッジ
移動機構27を構成する戻し板60が作動し、使用済み
となり排出された一番目のカートリッジB1を導いて空
の容器25Bの奥まで移動させる。その後、戻し板60
は元の常時位置に復帰する。そして、2番目のカートリ
ッジB2のマイクロフィルムFについて、前述したとこ
ろに準じ必要な画像の検索、複写か行われる。
このようにして、第15図の各段階を繰り返すことによ
って、一方の容器25Aに収納された全てのカートリッ
ジBについて、順次、装填、検索。
複写、排出が行われる。そしてその全てが使用済みとな
って他方の容器25Bに収納されてしまうと、この他方
の容器25Bは本体部26から取り外される。すると容
器移動機構44が作動し、移動部材45は空となった一
方の容器25Aを移動させ、それまで他方の容器25B
が装着されていた位置にこれを移動させる。そして、一
方の容器25Aは、従来他方の容器25Bか果たしてい
た機能、つまり使用済みとなったカートリッジBを収納
するような役目を果たすようになる。さらにその後、未
使用のカートリッジBを収納して本体部26に装着され
る容器25についても順次同様の機能を果たすことにな
る。
次に、リーダープリンタによる、前記カートリッジ装填
装置Aを用いた場合の一連の検索動作を第16図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
リーダープリンタによって検索が行われる前に、カート
リッジ装填装置Aを構成する容器25Aには、必要とさ
れるマイクロフィルムFのカートリッジBが図示しない
保管棚から取り出されて複数収納される。すなわち、予
め必要な画像が存在するマイクロフィルムFのカートリ
ッジ番号、コマ番号等を表示する指示書がコンピュータ
からアウトプットされる。この指示書に基づいて保管棚
などの保管場所の例えば数十五個以上という膨大な量の
中から、必要とされる所定のカートリッジ番号のカート
リッジBが選び出されて取り出され、例えば10個から
20個程度が指示書と共に容器25Aに収納される。こ
のカートリッジ8群は、容器25Aの床面28上に立て
た状態でその切欠溝29に沿って前後に重ねて収納され
る。そして、二のようにしてカートリッジ8群が収納さ
れた容器25Aがリーダープリンタまで運ばれ、カート
リッジ装填装置Aの本体部26に装着されることになる
。このような状態の下で、次のような検索操作が行われ
ることになる。
まず、オペレータは容器25Aに収納されている指示書
を見ながら、第1図乃至第3図に示すコントローラ24
によって、検索すべき画像が写し込まれているアドレス
、換言すれば検索情報の人力を行なう。このアドレスの
入力は、識別情報であるカートリッジ番号とそのコマ番
号をテンキーによって入力することで行われる。例えば
、カートリッジ20番の1000番目、1500番目。
1600番目と、カートリッジ26番の2000番目の
コマを検索するときには、まず、テンキーを用いて20
を押し、エンターキーを押し、テンキーを用いて100
0を押し、そしてメモリーキーを押す。同様に、「20
.エンターキー、1500、メモリーキーJ  r20
.エンターキー、1600、メモリーキーJ  r26
.エンターキー2000、メモリーキー」の順に人力す
る。この入力されたアドレスはその入力の度に、表示部
24Bに20−1000.20−1500.20160
0.26−2000というように表示される(Sl)。
このようにして指示書に基づく検索情報の入力が全て終
了し、セットキーが押されると、これまでに人力した検
索情報が第14図に示したCPU71を介して記憶部7
2に記憶される(S2.S3)。次にカートリッジがセ
ットされたか否かが判断されるが、この判断は、第6図
に示した検出手段41に基づいて行われる。検出手段4
1からの信号は、CPU74を介してCPU71に送ら
れることになる。カートリッジのセットされた容器25
Aが本体部26に装着されていなければ、コントローラ
24の表示部24Bに「未セット」が表示され、装着さ
れていれば「セット」が表示される(84〜S6)。次
に、実行キーが押されると、実行キーが押された信号は
CPU71からCPU74に送られ、CPU74は駆動
回路73にカートリッジをロードすべき指示をし、カー
トリッジロード機構を駆動させて第15図の(1)図か
ら(4)図において説明したようにして一番目のカート
リッジがカートリッジ装填部20に装填される(S7.
S8)。コード読取センサ39Aは、カートリッジ装填
部20に装填されたカートリッジに貼られているラベル
の。
例えばバーコード等によって記号化されているそのカー
トリッジの識別情報を読み取り、その読み取った情報は
、CPU74及びCPU71を介して記憶部72に記憶
されることになる。また、コントローラ24の表示部2
4Bには、読み取られたカートリッジ番号が表示される
。例えば、装填されたカートリッジの番号が20番であ
れば、r20−Jと表示される(S9)。CPU74は
、CPU71を介してSlのステップで入力した記憶部
72に記憶されている検索情報を読み取って、この検索
情報の中に、今カートリッジ装填部20に装填されてい
るカートリッジの検索情報が有れば、CPU71からC
PU74にマイクロフィルムの搬送信号が送られ、CP
U74は駆動回路73にフィルム搬送機構を駆動すべき
指示をし、マイクロフィルムはフィルム搬送機構3によ
ってローディングされると共に、目的コマの検索処理が
行われる。この検索処理中は、検索中のカートリッジ番
号と目的コマのアドレスとが表示部24Bに表示される
。例えば、検索中の目的コマの検索情報がカートリッジ
20番の1000番目であったとすると、表示部24B
には、r20−1000」と表示されるまた、この検索
処理は、通常行われている公知の処理であるので、その
詳細な説明は省略する(811〜813)。この検索処
理の結果、目的アドレスつまり目的コマが見付かれば、
そのコマの画像はスクリーン10上に投影されることに
なる。また、フローチャートでは示していないが、その
画像を複写する必要が有れば、プリントキーを押すこと
によって複写処理が行われることになる。尚、前記複写
処理に関しては、検索情報を入力する際に複写の要否を
事前に人力しておき、自動的に複写処理が実行されるよ
うにしておいても良い。もしも、目的コマが見付からな
ければ、その検索情報を記憶部72に記憶させると同時
に、コントローラ24の表示部24Bに1アドレス無し
」の表示をさせる。これによって、オペレータは検索情
報の入力ミス等を容易に知ることができ、次の検索に移
ることができる(S15.516)。1つのコマの検索
が終了し、次の目的コマを検索する場合には、エンター
キーを押せば良い(S 17)。但し、前記の如く、複
写処理が自動的に実行され、オペレータ自身が目的コマ
の画像を確認する必要がない場合には、複写処理の終了
を待って直接次の目的コマの検索を行なわせるようにし
ても良い。エンターキーが押されることで、そのカート
リッジについて他の検索アドレスが入力されている場合
には、以上の813から817までの処理が繰り返し行
われる。尚、エンターキーが押されると、次の目的コマ
の検索情報が表示部24Bに表示されるようになってい
る。例えば、次のコマの検索情報がカートリッジ20番
の1500番目であったとすると、表示部24Bには、
r20−15004と表示される(518)。そして、
そのカートリッジについての全てのコマの検索が完了す
れば、CPU71からCPU74にリワインド信号が出
力され、フィルム搬送機構3が作動してマイクロフィル
ムが巻戻され(S19)、未ロードカートリッジがまだ
有れば、第15図の(5)図から(8)図に示したよう
に動作して、装填されていたカートリッジが排出される
と同時に次のカートリッジが装填されて、S8から31
9のステップが容器25Aに収納されている全てのカー
トリッジについて繰り返し行われる。尚、未ロードのカ
ートリッジが有るか否かは、カートリッジ検出センサ3
9Bの検出信号に基づいて行われる(S 20)。また
、巻戻しが行われている場合、表示部24Bには、「リ
ワインド」と表示されるようになっている(S 19)
。S・11のステップにおいて、装填されているカート
リッジの検索情報がなかったときには、該当する検索情
報が無い旨を記憶部72に記憶させて、S20のステッ
プに進むことになる(S21)。そして、容器25Aに
収納されていた最後のカートリッジの検索か終了すると
、そのカートリッジか排出され、表示部24Bには、「
検索完了」と表示される(S 22)。次に、入力され
た検索情報の中に該当するカートリッジ番号が無かった
ときには、その検索情報か記憶部72に記憶される(3
23)。そして、最後に815、S21、及び823の
ステップで記憶された情報の内容が表示部24Bに表示
される。例えば、20番のカートリッジの4500番目
のコマが見付からなかった場合には、その情報かr20
−4500 ナシ」と表示される。また、検索情報とし
て人力されていないカートリッジか容器25Aにセット
されていた場合には、そのカートリッジの番号が「28
 アドレスナシ」と表示され、検索情報が入力されてい
るが該当カートリッジがセットされていなかったときに
は、「26 ナシ」とそれぞれ表示される。尚、以上の
ように検索が行われなかった項目が複数有る場合には、
その表示の切り替えはエンターキーによって行なえるよ
うになっている(S24)。そして実行キーが押される
と、全ての検索処理が終了し、表示部24Bには「終了
」が表示される(S 25)。そして、次回の検索動作
が可能な状態へと戻る。
このようにして一連の検索処理が自動的に行われること
になる。以上の実施例においては、カートリッジBの識
別をそれに貼られている識別情報に基づいて行なうよう
にしたものについて記したが、その識別をマイクロフィ
ルムに写し込んだ識別情報に基づいて行なうものであっ
ても、一連の検索処理を自動的に行なうことは可能であ
る。このように識別情報がマイクロフィルムに写し込ま
れている形態のものについては、この識別情報を、ブリ
ップマークを検出するセンサ23に読み取らせるように
すれば良い。したがって、このような形態のものの検索
を自動的に行なうには、まず、マイクロフィルムをロー
ディングして識別情報を読み取る必要があるから、第1
6図に示しであるフローチャートの512ステツプのフ
ィルムローディング処理を88のステップのカートリッ
ジロード処理の後に行なうようにし、また、第16図の
フローチャートの811のステップにおいて該当カート
リッジの検索人力無しと判断されたときには、検索入力
が無い旨を記憶した後、S19のステップのリワインド
処理を実行するよう、S19のステップに戻るようにす
れば良い。尚、この実施例の場合には、センサ23が識
別情報読取手段として機能することになる。
このようにして全てのカートリッジについての検索が終
了すると、検索済みのカートリッジは容器25Bに収納
されることになる。カートリッジ8群が収納された容器
25Bは、その後本体部26から取り外され、保管棚ま
で運ばれて、収納されていた各カートリッジBが元の保
管棚にそれぞれ返却される。そして、その容器25Bに
は再度指示書に基づいてカートリジBが収納され、検索
のために繰り返し使用される。
以上のように、カートリッジが収容された容器からカー
トリッジ装填部20にカートリッジが自動的に装填され
、装填された後直ぐに検索動作が行われ、その後は、カ
ートリッジの装填と排出とがほぼ同時に行われるから、
検索効率が向上し、作業能率が向上することになる。さ
らに、カートリッジの識別をその背面に張り付けたラベ
ルにより行なうようにしであるので、従来のカートリッ
ジで容易に対応することができる。
尚、上記実施例においては、カートリッジを識別するた
めの情報形態として、カートリッジの上面に張り付けた
バーコード状のものを例示したが、これに限られず、例
えば磁気的に識別情報を記録したような形態のものであ
っても良い。また、識別情報としては、カートリッジの
番号を記録したものを例示したが、その他に、そのカー
トリッジを特定できるような1別情報であれば、例えば
日付、会社名2氏等を記録したような形態のものであっ
ても良い。さらに、上記実施例においては、カートリッ
ジが装填部に装填された時点で初めてカートリッジの識
別情報が読み取られる形態を示したが、複数のカートリ
ッジを収納した容器がカートリッジ装填装置に装着され
た時点で、容器内に収納されているカートリッジの識別
情報が事前に読み取られるようにしても良い。要は、カ
ートリッジが装填部に装填されるまでの間に、カートリ
ッジの識別情報が読み取られるようにしておきさえすれ
ば良い。
また、本実施例においてはロール状のマイクロフィルム
が収納されたカートリッジにおける自動検索について説
明したが、本発明は、フィッシュフィルムを積層状に収
容した容器を用いての自動検索についても適用できる。
さらにまた、上記実施例においては、カートリッジ装填
装置に2個の容器が装着される形態を示したが、1個の
容器のみが装着される形態であっても良い。具体的には
、1個の容器が移動可能に装着され、この容器を移動さ
せながら、装填対象カートリッジを装填部に位置決めし
、位置決めされたカートリッジを逐一装填すると共に、
使用済みとなったカートリッジを容器の元の場所に戻す
形態であっても良い。
発明の効果 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、収
容手段に収容された容器内の複数のマイクロフィルムの
画像が自動的に検索できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、カートリッジ装填装置Aを取り付けたリーダ
ープリンタの外観斜視図、 第2図は、第1図に示したリーダープリンタのコントロ
ーラの外観図、 第3図は、同コントローラに配置されているキー配列を
示す図、 第4図は、同リーダープリンタの光学系の概略構成図、 第5図は、第1図に示したカートリッジ装填装置Aの斜
視図、 第6図は、そのカートリッジ装填装置Aを構成する容器
の斜視図、 第7図は、容器25及び本体部26等の分解斜視図、 第8図は、本体部26及び容器移動機構を示す要部を拡
大した斜視図、 第9図、は仕切り板53等の斜視図、 第10図は、第9図に示した仕切り板53の要部を拡大
した正面図、 第11図は、第9図に示した仕切り板53の平面図、 第12図は、仕切り板53の要部を拡大した平面図であ
り、その(1)図はその押さえ爪55が作動姿勢をとっ
た状態を示した図、(2)図はその押さえ爪55が退避
姿勢をとった状態を示した図、 第13図は、カートリッジBを装填する割り込み動作の
説明に供する概略平面図であり、その(1)図はロック
解除前の状態を示した図、(2)図はロックを解除して
その後の割り込み動作中の状態を示した図、 第14図は、本発明に係る画像投影装置の制御系のブロ
ック図、 第15図の(1)図から(8)図は、カートリッジ移動
機構27によるカートリッジBの装填等の動作を説明に
供する図、 第16図は、本発明に係る画像投影装置の動作を示すフ
ローチャートである。 3・・・フィルム搬送機構(検索手段)、0・・・カー
トリッジ装填部、 3・・・センサ(識別情報読取手段、検索手段)、4・
・・コントローラ(検索情報人力手段)、5A、25B
・・・容器、 9A・・・コード読取センサ(識別情報読取手段)6・
・・カートリッジロード機構(装填手段)、A・・・カ
ートリッジ装填装置 (収容手段、装填手段)、 B・・・カートリッジ、 F・・・マイクロフィルム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 マイクロフィルムの画像を検索して投影する画像投影装
    置であって、 複数のマイクロフィルムを収納する容器ごと、複数のマ
    イクロフィルムを収容する収容手段と、当該収容手段に
    収容されている前記容器内のマイクロフィルムを逐一前
    記画像投影装置のマイクロフィルム装填部に装填する装
    填手段と、 当該収容手段に収容されているマイクロフィルムの識別
    情報を読み取る識別情報読取手段と、当該マイクロフィ
    ルムの検索情報を入力する検索情報入力手段と、 当該検索情報入力手段から入力された検索情報及び前記
    識別情報読取手段によって読み取られた識別情報に基づ
    いて、前記マイクロフィルム装填部に装填されたマイク
    ロフィルムから所望の画像を検索して投影させる検索手
    段とを有することを特徴とする画像投影装置。
JP23879590A 1989-11-27 1990-09-07 画像投影装置 Pending JPH04118641A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23879590A JPH04118641A (ja) 1990-09-07 1990-09-07 画像投影装置
US08/144,721 US5357295A (en) 1989-11-27 1993-10-28 Image projecting apparatus provided with cartridge loader

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23879590A JPH04118641A (ja) 1990-09-07 1990-09-07 画像投影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04118641A true JPH04118641A (ja) 1992-04-20

Family

ID=17035398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23879590A Pending JPH04118641A (ja) 1989-11-27 1990-09-07 画像投影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04118641A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04118641A (ja) 画像投影装置
JPH05119461A (ja) フイルム接合機
JPH04118642A (ja) 画像投影装置
JPH03167540A (ja) カートリッジ装填装置
US5357295A (en) Image projecting apparatus provided with cartridge loader
US4148582A (en) Programmable microfiche duplicator and sorter apparatus
JPH03167541A (ja) カートリッジ装填装置
JPH0627531A (ja) カ−トリッジロ−ダーおよびロールフィルムキャリア
JPS63229446A (ja) マイクロフイルム収納装置
JP3015416B2 (ja) カートリッジ式記録装置
JPH09267957A (ja) ロール紙給紙装置
JPH06148750A (ja) カートリッジローダ
JPH0588266A (ja) ロールフイルムキヤリア、カートリツジローダ、およびロールフイルムキヤリアのサプライ部
JPH0588267A (ja) カ−トリツジロ−ダ
JP3252755B2 (ja) フィルムキャリア
JPH04142540A (ja) 写真フイルム仕分け装置
JP2004168514A (ja) 画像形成装置及び記録媒体用保持部材
JPH0635068A (ja) カ−トリッジロ−ダー
JP3355843B2 (ja) インデックスプリント作成供給装置および写真焼付現像装置
JP2914553B2 (ja) フィルム自動現像装置
JP3287268B2 (ja) フィルムキャリア
JPH0618992A (ja) カ−トリッジロ−ダー
JPH06148749A (ja) カートリッジローダ
JP2914552B2 (ja) フィルム巻取り機構
JPS61116337A (ja) 検索複写装置