JPH09267957A - ロール紙給紙装置 - Google Patents

ロール紙給紙装置

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JPH09267957A
JPH09267957A JP8103654A JP10365496A JPH09267957A JP H09267957 A JPH09267957 A JP H09267957A JP 8103654 A JP8103654 A JP 8103654A JP 10365496 A JP10365496 A JP 10365496A JP H09267957 A JPH09267957 A JP H09267957A
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paper
roll
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spare
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JP8103654A
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Junichi Nakamura
純一 中村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はロール紙を自動補給し、また、幅サイ
ズの異なるロール紙を選択的に供給できるロール紙給紙
装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、ロール紙16切れ
をロール紙有無センサ32が検出すると、ロール紙交換
中の表示を行って、カム駆動モータ23によりカム22
を1回転させ、ブロック21を押し下げてストッパ解除
レバー25と芯ストッパ24の係合を解除して芯アダプ
タ18と芯16aを排出する。次に、予備ロール紙スタ
ック部8内のロール紙16をロール紙保持機構部14へ
補給し、芯駆動モータ28によりロール紙16を回転し
て、ロール紙先端センサ29がロール紙16の先端を検
出すると、分離板27でロール紙16の先端を分離し
て、搬送テーブル13上を給紙ローラ対11に搬送させ
る。ロール紙到達センサ33がロール紙16の先端を検
出すると、ホームポジション出しを行って、操作表示部
3にロール紙16のセットが完了した旨の表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙給紙装置
に関し、詳細には、使用中のロール紙が無くなると、自
動的に予備のロール紙を補給することができ、また、幅
サイズの異なるロール紙を選択的に給紙することのでき
るロール紙給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置やコピー装置等の記録
装置においては、従来からロール状の記録紙(ロール
紙)が使用されることがあり、このようなロール紙を使
用すると、長尺の画像を記録することができる。
【0003】ところが、ロール紙を使用した記録装置に
おいては、ロール紙がカット紙を使用する場合よりも、
長期間使用できることからロール紙の残量の管理がロー
ル紙を備えた記録装置の利用性を向上させる上で重要な
課題となる。
【0004】そこで、従来、記録紙の補充量についての
変動に対して、影響を受けることなく、自動的に記録紙
残量を検出、表示するファクシミリ装置が提案されてい
る(特開平4−23560号公報参照)。このファクシ
ミリ装置は、記録紙にロール紙を使用し前記記録紙の残
量表示手段を備えたファクシミリ装置において、前記ロ
ール紙を固定する軸の回転量を検出する手段と、前記回
転量により前記記録紙の残量を推定する手段とを含むこ
とを特徴としている。このファクシミリ装置によれば、
ロール紙の軸の回転量により記録紙の残量を検出して表
示することができる。
【0005】また、従来、カット紙とロール紙を備えた
画像記録再生装置において、出力可能な定形用紙サイズ
以外の用紙サイズが指定された場合及び出力画像サイズ
が定形用紙サイズ外となる場合、操作部にロール紙を選
択できる表示を行って、効率的な記録を行うことのでき
る画像記録再生装置が提案されている(特開平2−32
371号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置や画像記録再生装置にあっ
ては、記録紙残量を表示したり、定形外の画像を記録す
る場合に、備えているロール紙を使用して記録するよう
になっていたため、なお、装置の利用性が悪いという問
題があった。
【0007】すなわち、従来のロール紙の残量を表示す
るファクシミリ装置においては、単に、ロール紙の残量
を表示するのみであったため、ロール紙の残量やロール
紙が無くなったことを知ることはできるが、ロール紙
は、1つのみがセットされており、1つのロール紙が無
くなると、オペレータが交換作業を行う必要があり、ロ
ール紙の交換周期は、そのままである。そのため、1つ
のロール紙が無くなる毎に新しいロール紙のセットを行
う必要があり、なお、装置の利用性が悪いという問題が
あった。
【0008】また、従来の画像記録再生装置にあって
は、定形外の画像を記録する場合にロール紙を使用して
記録するようになっていたため、長尺の画像をロール紙
に記録することはできるが、ロール紙は、1つのみがセ
ットされており、1つのロール紙が無くなると、オペレ
ータが交換作業を行う必要があり、ロール紙の交換周期
は、そのままである。そのため、1つのロール紙が無く
なる毎に新しいロール紙のセットを行う必要があり、な
お、装置の利用性が悪いという問題があった。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、予備のロ
ール紙を備え、使用中のロール紙が無くなると、使用中
のロール紙の芯を排出して、予備のロール紙を自動補給
することにより、ロール紙が自動交換され、ロール紙の
交換周期を長くすることができるとともに、予備のロー
ル紙を適宜補給するだけで、記録紙切れを発生すること
なく、利用性の良好なロール紙給紙装置を提供すること
を目的としている。
【0010】請求項2記載の発明は、予備のロール紙を
使用中のロール紙の下方に配設することにより、簡単な
構造で、適切に予備のロール紙を自動補給することので
きるロール紙給紙装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】請求項3記載の発明は、幅サイズの異なる
複数のロール紙毎に予備のロール紙を備え、使用中のロ
ール紙が無くなると、当該ロール紙の芯を排出して、当
該ロール紙と同じ幅の予備のロール紙を自動補給するこ
とにより、幅の異なる複数のロール紙が自動交換され、
ロール紙の交換周期を長くすることができるとともに、
予備のロール紙を適宜補給するだけで、記録紙切れを発
生することなく、利用性の良好なロール紙給紙装置を提
供することを目的としている。
【0012】請求項4記載の発明は、予備のロール紙が
無くなると、予備のロール紙が無くなったことを報知す
ることにより、予備のロール紙が無くなったことをオペ
レータに認識させて、予備のロール紙の補給を適切に行
うことのできるロール紙給紙装置を提供することを目的
としている。
【0013】請求項5記載の発明は、予備のロール紙の
補給を適切に行うと、予備のロール紙の補給が完了した
旨を報知することにより、ロール紙のセットが完了した
ことをオペレータに認識させて、より一層利用性の良好
なロール紙給紙装置を提供することを目的としている。
【0014】請求項6記載の発明は、幅サイズの異なる
複数のロール紙を備え、使用中のロール紙が無くなる
と、当該ロール紙の芯を排出することにより、幅の異な
る複数のロール紙を適切に利用することができるととも
に、紙の無くなったロール紙の芯を自動排出して、ロー
ル紙の補給を簡単、かつ、容易に行えるとともに、芯を
まとめて捨てることができ、利用性の良好なロール紙給
紙装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のロ
ール紙給紙装置は、ロール紙を記録部に給紙するロール
紙給紙装置において、前記ロール紙を当該ロール紙の芯
を介して回転可能に保持し、当該ロール紙を前記記録部
に供給する給紙手段と、複数の予備のロール紙を保管す
る予備ロール紙保管手段と、前記給紙手段に保持されて
いる前記ロール紙の有無を検出する検出手段と、前記検
出手段が前記ロール紙が無くなったことを検出すると、
前記給紙手段の当該紙の無くなった前記ロール紙の芯を
所定の排出部に排出する排出手段と、前記芯の排出され
た前記給紙手段に前記予備ロール紙保管手段に保管され
ている前記予備のロール紙を補給して前記芯を介して回
転可能に保持させる補給手段と、を備えることにより、
上記目的を達成している。
【0016】上記構成によれば、予備のロール紙を備
え、使用中のロール紙が無くなると、使用中のロール紙
の芯を排出して、予備のロール紙を自動補給するので、
ロール紙が自動交換され、ロール紙の交換周期を長くす
ることができるとともに、予備のロール紙を適宜補給す
るだけで、記録紙切れが発生することを防止することが
できる。したがって、ロール紙給紙装置の利用性を向上
させることができる。
【0017】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記予備ロール紙保管手段は、前記給紙手段の下
方に配設され、前記補給手段は、前記給紙手段の下方に
配設された前記予備ロール紙保管手段に保管されている
前記予備のロール紙を上方に移動させて前記給紙手段に
保持させることにより、上記目的を達成している。
【0018】上記構成によれば、予備のロール紙が使用
中のロール紙の下方に配設しているので、簡単な構造
で、適切に予備のロール紙を自動補給することができ
る。
【0019】請求項3記載の発明のロール紙給紙装置
は、幅サイズの異なる複数のロール紙を選択的に記録部
に給紙するロール紙給紙装置において、前記幅サイズの
異なる複数のロール紙を当該複数のロール紙の芯を介し
て回転可能に保持し、当該ロール紙を選択的に前記記録
部に供給する複数の給紙手段と、前記各給紙手段毎に当
該給紙手段に保持される前記ロール紙の幅サイズの複数
の前記予備のロール紙を保管する予備ロール紙保管手段
と、前記各給紙手段に保持されている前記各ロール紙の
有無を検出する検出手段と、前記各検出手段が前記複数
のロール紙のうち少なくとも1つのロール紙が無くなっ
たことを検出すると、当該紙の無くなった前記給紙手段
の前記ロール紙の芯を所定の排出部に排出する排出手段
と、前記芯の排出された前記給紙手段に前記予備ロール
紙保管手段に保管されている前記予備のロール紙を補給
して前記芯を介して回転可能に保持させる補給手段と、
を備えることにより、上記目的を達成している。
【0020】上記構成によれば、幅サイズの異なる複数
のロール紙毎に予備のロール紙を備え、使用中のロール
紙が無くなると、当該ロール紙の芯を排出して、当該ロ
ール紙と同じ幅の予備のロール紙を自動補給するので、
幅サイズの異なる複数のロール紙を適切に選択して利用
することができるとともに、紙の無くなったロール紙の
芯を排出して、幅サイズの異なる複数のロール紙を自動
交換することができ、ロール紙の交換周期を長くするこ
とができる。したがって、予備のロール紙を適宜補給す
るだけで、記録紙切れの発生を防止することができ、ロ
ール紙給紙装置の利用性を向上させることができる。
【0021】上記各場合において、例えば、請求項4に
記載するように、前記ロール紙給紙装置は、所定の情報
を報知する報知手段と、前記予備のロール紙の有無を検
出する予備ロール紙検出手段と、をさらに備え、前記報
知手段は、前記予備ロール紙検出手段が前記予備のロー
ル紙が無くなったことを検出すると、その旨を報知する
ことにより、上記目的を達成している。
【0022】上記構成によれば、予備のロール紙が無く
なったことが報知するので、オペレータに予備のロール
紙が無くなったことを認識させて、予備のロール紙の補
給を適切に行うことができ、ロール紙給紙装置の利用性
をより一層向上させることができる。
【0023】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記ロール紙給紙装置は、所定の情報を報知する報
知手段をさらに備え、前記補給手段が前記予備のロール
紙を前記給紙手段に補給すると、前記報知手段が、前記
予備のロール紙が前記給紙手段に補給された旨を報知す
ることにより、上記目的を達成している。
【0024】上記構成によれば、予備のロール紙の補給
を適切に完了すると、予備のロール紙の補給が完了した
旨を報知するので、ロール紙の自動補給が完了したこと
をオペレータに認識させることができ、ロール紙給紙装
置の利用性をより一層向上させることができる。
【0025】請求項6記載の発明のロール紙給紙装置
は、幅サイズの異なる複数のロール紙を選択的に記録部
に給紙するロール紙給紙装置において、前記幅サイズの
異なる複数のロール紙を当該複数のロール紙の芯を介し
て回転可能に保持し、当該ロール紙を選択的に前記記録
部に供給する複数の給紙手段と、前記各給紙手段に保持
されている前記各ロール紙の有無を検出する検出手段
と、前記各検出手段が前記複数のロール紙のうち少なく
とも1つのロール紙が無くなったことを検出すると、当
該紙の無くなった前記給紙手段の前記ロール紙の芯を所
定の排出部に排出する排出手段と、を備えることによ
り、上記目的を達成している。
【0026】上記構成によれば、幅サイズの異なる複数
のロール紙を備え、使用中のロール紙が無くなると、当
該ロール紙の芯を排出するので、幅サイズの異なる複数
のロール紙を適切に利用することができるとともに、紙
の無くなったロール紙の芯を自動排出して、ロール紙の
補給を簡単、かつ、容易に行うことができ、また、芯を
まとめて捨てることができ、ロール紙給紙装置の利用性
を向上させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0028】図1〜図17は、本発明のロール紙給紙装
置の第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、請求項1、請求項4及び請求項5に対応するもので
ある。
【0029】図1は、本発明のロール紙給紙装置の第1
の実施の形態を適用したファクシミリ装置1の全体斜視
図であり、図1において、ファクシミリ装置1は、本体
ケース2の上部に操作表示部3、原稿セット台4、原稿
トレー5が、本体ケース2の正面(図1中、左側の面)
に記録紙トレー6が、それぞれ設けられている。また、
ファクシミリ装置1は、本体ケース2の下部に給紙部7
が設けられており、給紙部7に連続して、予備ロール紙
スタック部8等が設けられている。
【0030】操作表示部3には、テンキーやファンクシ
ョンキー等の各種操作キーが設けられているとともに、
ディスプレイ3aが設けられており、操作キーからは、
送信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイ3aに
は、操作キーから入力された命令内容やファクシミリ装
置1からオペレータに通知する各種情報、特に、後述す
るロール紙管理・自動補給処理における予備のロール紙
16(図2参照)が無くなった旨、使用中のロール紙1
6が無くなった旨及びロール紙16を交換した旨等の情
報が表示される。
【0031】原稿セット台4には、複数枚の原稿がセッ
トされ、セットされた原稿は、本体ケース2内の図示し
ない読取部により1枚ずつ読み取られて、原稿トレー5
に排出される。
【0032】本体ケース2内には、図示しないが読取
部、記録部及び通信部等のファクシミリ装置1に必要な
各部が内蔵されている。
【0033】給紙部7及び予備ロール紙スタック部8
は、図2に図1の側面部分断面図として示すように、給
紙ローラ対11、給紙モータ12、搬送テーブル13、
ロール紙保持機構部14、ロール紙補給部15等が設け
られており、予備ロール紙スタック部8には、複数(本
実施の形態では、3個)の予備のロール紙16をスタッ
クすることができる。
【0034】ロール紙保持機構部14は、ロール紙16
の幅方向両端部を保持するための一対の固定側板17を
備えており、ロール紙16は、図3に示すように、芯1
6aに長尺の記録紙がロール状に巻回されている。ロー
ル紙16は、未使用の状態では、図3に示すように、そ
の記録紙の先端部に黒く印刷された黒印刷部16bが設
けられており、後述するように、予備のロール紙16を
ロール紙保持機構部14にセットする際のロール紙16
の先端の検出を容易にしている。また、予備のロール紙
16は、その芯16aの内部に、予め芯アダプタ18が
圧縮した状態で装着されており、芯アダプタ18は、図
4(a)に示すように、圧縮スプリング19が内部に縮
設された直径の異なる2個の円筒状部材18a、18b
が伸縮可能な状態ではめ合わされた形状に形成されてい
る。芯アダプタ18の大径の円筒状部材18aの長手方
向端部の外周部には、図4(a)及び図4(b)に示す
ように、歯車部18cが形成されている。
【0035】上記一対の固定側板17は、その中央部か
ら下方に向かい、かつ、途中で屈曲して、予備ロール紙
スタック部8側に向かって傾斜して切り抜かれた芯レー
ル20が形成されており、一対の固定側板17の外側の
芯レール20の上方端部の上部には、それぞれブロック
21が上下方向に移動可能に配設されている。ブロック
21の上部には、ブロック21の上面に当接した状態で
カム22が配設されており、カム22は、カムシャフト
22aに連結されたカム駆動モータ23により回転駆動
される。カム22は、カム駆動モータ23により1回転
されることにより、ブロック21を下方に押し下げ、ま
た、ブロック21の上方への移動を可能とする。
【0036】一対の固定側板17の芯レール20には、
ロール紙16の芯16aに挿入された芯アダプタ18の
両端が上記圧縮スプリング19に付勢されて進入し、こ
の芯アダプタ18は、その両端が芯レール20の上端部
で芯レール20に進入した状態のとき、芯アダプタ18
の下端部を保持する位置に、芯ストッパ24が配設され
ている。芯ストッパ24は、軸24aを介して少なくと
も水平位置から下方に回動可能に固定側板17に取り付
けられており、芯ストッパ24の先端部には、ストッパ
解除レバー25が係合している。
【0037】ストッパ解除レバー25は、軸25aを介
して固定側板17に図2中左右方向に回動可能に取り付
けられており、図2の状態で、芯ストッパ24と係合す
ることにより芯ストッパ24の下方への回動を規制する
とともに、図2中右方向に回動して、芯ストッパ24と
離れることにより、芯ストッパ24の位置規制を解除し
て、芯ストッパ24の下方への回動を可能とする。スト
ッパ解除レバー25の上端部には、上記ブロック21と
係合する係合部25bが形成されており、ブロック21
が上記カム22により下方に押し下げられることによ
り、係合部25bが押されて、軸25aを中心に右方向
(反時計方向)に回動して、芯ストッパ24との係合が
解除される。
【0038】ストッパ解除レバー25は、その先端部が
ロール紙ストッパ26に解除可能に係合しており、ロー
ル紙ストッパ26は、軸26aを介して回動可能に取り
付けられている。ロール紙ストッパ26は、ストッパ解
除レバー25と係合した状態で、予備ロール紙スタック
部8内に収納された予備のロール紙16がロール紙保持
機構部14方向に進入するのを規制し、ストッパ解除レ
バー25が反時計方向に回動すると、ロール紙ストッパ
26が時計方向に回動して、予備ロール紙スタック部8
内の予備のロール紙16がロール紙保持機構部14方向
に進入する。
【0039】上記固定側板17と搬送テーブル13との
間には、略「く」の字型の分離板27がその基端部で回
動可能に取り付けられており、分離板27の先端部は、
ロール紙16に当接して、ロール紙16の先端を分離す
る。
【0040】また、上記芯レール20の上方端部位置で
固定側板17外方に突出した芯アダプタ18の歯車部1
8cと歯み合う歯車を備えた芯駆動モータ28が配設さ
れており、芯駆動モータ28が芯アダプタ18を回転駆
動させることにより、芯アダプタ18を介してロール紙
16を、一旦時計方向に回転させた後、反時計方向に回
転させて、ロール紙16の先端出しを行うとともに、先
端出しを行ったロール紙16を反時計方向に回転させ
て、ロール紙16を搬送テーブル13方向に供給する。
【0041】さらに、上記分離板27の先端部付近の上
部には、ロール紙先端センサ29が配設されており、ロ
ール紙先端センサ29は、予備のロール紙16をロール
紙保持機構部14にセットした際に、ロール紙16の黒
印刷部16bを検出して、その検出結果は、ロール紙1
6のホームポジション出しに利用される。
【0042】上記予備ロール紙スタック部8は、その後
ろカバー8aが、軸8bを介して、図5に示すように、
回動可能に取り付けられており、後ろカバー8aを開け
ることにより、予備のロール紙16の補給を行うことが
できる。
【0043】予備ロール紙スタック部8には、複数(本
実施の形態では、3個)の予備のロール紙16を収納す
ることができ、予備ロール紙スタック部8の側面には、
図6に示すように、予備ロール紙スタック部8内の予備
のロール紙16の個数を確認できるように、インジケー
タ穴8cが形成されている。
【0044】また、予備ロール紙スタック部8の内部の
底面8dは、図2に示すように、ロール紙保持機構部1
4方向に向かって下降する傾斜面に形成されており、こ
の底面8dの下方に芯保管部8eが形成されている。ま
た底面8dには、予備ロール紙スタック部8内の予備の
ロール紙16の有無を検出する予備ロール紙有無センサ
30が配設されている。この芯保管部8eの後部側に
は、芯取出ドア8fが開閉可能に設けられており、芯取
出ドア8fを開けることにより、芯保管部8e内に排出
・収納された芯16a及び芯アダプタ18を取り出すこ
とができる。
【0045】さらに、ロール紙保持機構部14のロール
紙16のセットされる位置の下部には、予備のロール紙
16がロール紙保持機構部14にセットされたことを検
出するロール紙装着センサ31が配設されている。
【0046】上記搬送テーブル13は、ロール紙保持機
構部14と給紙ローラ対11の間に配設され、ロール紙
保持機構部14にセットされているロール紙16を給紙
ローラ対11に案内する。搬送テーブル13のロール紙
保持機構部14側の端部には、ロール紙有無センサ32
が配設されており、搬送テーブル13の給紙ローラ対1
1側の端部には、ロール紙16の先端が給紙ローラ対1
1に搬送されて到達したことを検出するロール紙到達セ
ンサ33が配設されている。搬送テーブル13の給紙ロ
ーラ対11側の端部の上部には、カッター34が配設さ
れており、カッター34は、ロール紙16の切断を行
う。
【0047】上記給紙ローラ対11は、ロール紙保持機
構部14から搬送テーブル13を介して搬送されてきた
ロール紙16を、図2中矢印で示すように、本体ケース
2内の記録部(図示略)に搬送するとともに、さらに、
記録紙トレー6に排出する。
【0048】なお、上記ロール紙先端センサ29、予備
ロール紙有無センサ30、ロール紙装着センサ31、ロ
ール紙有無センサ32、ロール紙到達センサ33は、例
えば、反射型の光センサが用いられている。
【0049】次に、動作を説明する。ファクシミリ装置
1は、ロール紙保持機構部14にセットされているロー
ル紙16が無くなると、予備ロール紙スタック部8に収
納されている予備のロール紙16をロール紙保持機構部
14に自動補給するところにその特徴がある。
【0050】以下、このロール紙管理・自動補給動作
を、図7のフローチャート及び図8から図17の動作説
明図に基づいて説明する。
【0051】ファクシミリ装置1は、図2に示したよう
に、通常、ロール紙保持機構部14にロール紙16がセ
ットされ、予備ロール紙スタック部8に予備のロール紙
16がセットされた状態で使用される。ファクシミリ装
置1は、稼動状態において、図7に示すように、ロール
紙有無センサ32の検出結果により、ロール紙保持機構
部14にセットされているロール紙16があるかどう
か、すなわち、紙切れが発生しているかどうかチェック
し(ステップS1)、ロール紙16があるときには、通
常の記録動作を行う(ステップS2)。
【0052】ステップS1で、図8及び図9に示すよう
に、ロール紙保持機構部14にセットされているロール
紙16が無くなると、カッター動作を禁止し(ステップ
S3)、予備のロール紙16が予備ロール紙スタック部
8に有るかどうかを予備ロール紙有無センサ30の検出
結果によりチェックする(ステップS4)。ここで、カ
ッター動作を禁止するのは、ロール紙16の後端が芯1
6aから離れた状態でカッター34が稼動して、切り離
されたロール紙16の後端部分がファクシミリ装置1内
に残留するのを防止するためである。
【0053】ステップS4で、予備ロール紙スタック部
8内に予備のロール紙16が無いときには、操作表示部
3のディスプレイ3aにロール紙16が無い旨のロール
紙無し表示を行い(ステップS5)、ステップS4に戻
って、予備のロール紙16が有るかどうか、すなわち、
補給されたかどうかチェックする(ステップS4)。こ
のとき、ファクシミリ装置1のオペレータは、操作表示
部3のディスプレイ3aの上記表示により予備のロール
紙16が無いことを認識することができるとともに、予
備ロール紙スタック部8の側部に設けられているインジ
ケータ穴8cにより予備のロール紙16が無いことを確
認することができる。
【0054】ステップS4で、予備のロール紙16が有
るときには、操作表示部3のディスプレイ3aにロール
紙16を交換中である旨のロール紙交換中表示を行って
(ステップS6)、芯排出動作を行う(ステップS
7)。すなわち、芯排出動作においては、ファクシミリ
装置1は、図10及び図11に示すように、カム駆動モ
ータ23を駆動してカム22を360゜回転させ、図1
0に矢印で示すように、ブロック21を押し下げる。ブ
ロック21は、押し下げられると、ストッパ解除レバー
25の係合部25bを押し下げて、ストッパ解除レバー
25を反時計方向に回動させる。ストッパ解除レバー2
5が反時計方向に回動すると、ストッパ解除レバー25
と芯ストッパ24との係合が解除され、ブロック21
は、芯アダプタ18を下方に押し下げる。芯アダプタ1
8と芯16aは、芯レール20内を転がって、芯保管部
8eに排出・保管される。
【0055】上記芯排出動作を完了すると、次に、図7
に示すように、ロール紙16の補給動作を行う(ステッ
プS8)。すなわち、上記ストッパ解除レバー25が軸
25aを中心に反時計方向に回動すると、ストッパ解除
レバー25の先端部がロール紙ストッパ26を時計方向
に回動させ、予備ロール紙スタック部8内の予備のロー
ル紙16のロール紙保持機構部14方向への移動の規制
を解除する。ロール紙ストッパ26による移動規制が解
除されると、ロール紙16は、図10及び図11に示す
ように、ロール紙保持機構部14方向に移動して、ロー
ル紙保持機構部14に導入され、ロール紙保持機構部1
4内に収納される。この状態で、カム22が360゜回
転して、ブロック21が上昇し、芯ストッパ24、スト
ッパ解除レバー25及びロール紙ストッパ26が元の状
態に復帰する。ロール紙16がロール紙保持機構部14
内に収納されると、図12及び図13に示すように、芯
16a内に圧縮された状態で挿入され、予備ロール紙ス
タック部8の側壁により芯16a内に押し込められてい
た芯アダプタ18が圧縮スプリング19により芯レール
20内に突出して、歯車部18cが芯駆動モータ28の
歯車と歯合する。
【0056】ロール紙16がロール紙保持機構部14内
に収納されると、ロール紙の自動セット動作を行う(ス
テップS9)。すなわち、ファクシミリ装置1は、図1
2及び図13に示すように、ロール紙装着センサ31が
ロール紙16がロール紙保持機構部14にセットされた
ことを検出すると、芯駆動モータ28を駆動して、芯ア
ダプタ18を介してロール紙16を、図12に矢印で示
すように、時計方向に回転させる。ロール紙16を時計
方向に回転させることにより、図14及び図15に示す
ように、ロール紙16の先端部の黒印刷部16bが分離
板27の位置に回転してきて、ロール紙16の先端が、
分離板27の先端から時計方向へ通過して、このロール
紙16の先端部の黒印刷部16bを、図14に矢印で示
すように、ロール紙先端センサ29が検出すると、芯駆
動モータ28の回転方向を反転させて、芯アダプタ18
を介してロール紙16を反時計方向に回転させる。
【0057】ロール紙16の先端が分離板27の先端か
ら時計方向へ通過した後、ロール紙16が反時計方向に
回転すると、ロール紙16の先端は、分離板27により
持ち上げられ、図16及び図17に示すように、搬送テ
ーブル13上を給紙ローラ対11に搬送される。
【0058】次に、搬送テーブル13上を、図16及び
図17に示すように、給紙ローラ対11に搬送されるロ
ール紙16の先端が給紙ローラ対11に到達したかどう
かをロール紙到達センサ33によりチェックし(ステッ
プS10)、ロール紙到達センサ33が到達したことを
検出するまで、上記芯駆動モータ28によるロール紙1
6の搬送を行う(ステップS9)。
【0059】ステップS10で、ロール紙到達センサ3
3がロール紙の先端が給紙ローラ対11に到達したこと
を検出すると、芯駆動モータ28を停止させ、ホームポ
ジション出しを行うために、給紙モータ12を所定量搬
送した後、カッター34を駆動してロール紙16を切断
し、図示しない搬送ローラ等により切断した黒印刷部1
6bの記録されたロール紙16を1枚分排紙トレー6に
排出する。
【0060】上記動作が完了すると、ファクシミリ装置
1は、操作表示部3のディスプレイ3aにロール紙16
のセットが完了した旨のロール紙セット完了表示を行っ
て、ロール紙16の自動補給動作処理を終了する(ステ
ップS11)。
【0061】したがって、本実施の形態によれば、予備
のロール紙16を予備ロール紙スタック部8内に備え、
使用中のロール紙16が無くなると、使用中のロール紙
16の芯16aを排出して、予備のロール紙16を自動
補給することことができ、ロール紙16が自動交換さ
れ、ロール紙16の交換周期を長くすることができると
ともに、予備のロール紙16を適宜補給するだけで、記
録紙切れの発生を防止することができ、ロール紙給紙装
置、すなわち、ファクシミリ装置1の利用性を向上させ
ることができる。
【0062】また、予備のロール紙16が無くなると、
その旨を操作表示部3のディスプレイ3aに表示するの
で、ファクシミリ装置1のオペレータに予備のロール紙
16が無くなったことを認識させて、ロール紙16の補
給を促すことができる。その結果、ロール紙切れを防止
することができる。
【0063】さらに、ロール紙16が無くなり、ロール
紙16の自動補給を開始すると、その旨を操作表示部3
のディスプレイ3aに表示するので、ファクシミリ装置
1のオペレータに、ロール紙16が自動補給されている
ことを認識させることができ、ファクシミリ装置1の利
用性をより一層向上させることができる。
【0064】また、ロール紙16の自動補給が完了する
と、その旨を操作表示部3のディスプレイ3aに表示す
るので、ファクシミリ装置1のオペレータに、ロール紙
16の自動補給が完了して、使用可能であることを認識
させることができ、ファクシミリ装置1の利用性をさら
に向上させることができる。
【0065】図18〜図23は、本発明のロール紙給紙
装置の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、予備のロール紙を使用中のロール紙の下方に配設し
たもので、請求項2、請求項4及び請求項5に対応する
ものである。なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
上記実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0066】図18は、本実施の形態のロール紙補給装
置の第2の実施の形態を適用したファクシミリ装置40
の斜視図であり、ファクシミリ装置40は、本体ケース
2の下部に予備ロール紙スタック部を備えた給紙部41
が配設されている。
【0067】給紙部41は、図19に図18の側面断面
図として示すように、給紙部カバー41a内に、ロール
紙保持機構部42、ロール紙補給部43及びロール紙搬
送部44等が収納されており、ロール紙16を本体カバ
ー2内の記録部に給紙し、また、適切な長さでロール紙
16をカットする。
【0068】ロール紙保持機構部42は、ロール紙16
の幅方向両端部を保持するための一対の固定側板45を
備えており、ロール紙16は、上記実施の形態と同様
に、未使用の状態では、図3に示したように、その記録
紙の先端部に黒く印刷された黒印刷部16bが設けられ
ている。また、予備のロール紙16には、その芯16a
の内部に予め芯アダプタ18が圧縮された状態で装着さ
れている。
【0069】上記一対の固定側板17は、使用中のロー
ル紙16と少なくとも1個の予備のロール紙16を保持
する高さに形成されており、使用中のロール紙16の中
央部からファクシミリ装置40の後方に向かって傾斜し
て、給紙部カバー41aの後部内部に形成された芯保管
部41bに向かって切り抜かれた芯レール45aが形成
されている。一対の固定側板45の外側の芯レール45
aの上方端部の図19中左側には、ブロック46が左右
方向に移動可能に配設されている。ブロック46の左側
には、ブロック46の左側面に当接した状態でカム47
が配設されており、カム47は、カムシャフト47aに
連結されたカム駆動モータ48により回転駆動される。
カム47は、カム駆動モータ48により1回転されるこ
とにより、ブロック46を右方向に押し、また、ブロッ
ク46の左方向への移動を可能とする。
【0070】一対の固定側板45の芯レール45aに
は、ロール紙16の芯16aに挿入された芯アダプタ1
8の両端が圧縮スプリング19(図4参照)に付勢され
て進入し、この芯アダプタ18は、その両端が芯レール
45aの上端部で芯レール20に進入した状態のとき、
芯アダプタ18の図19中右側端部を保持する位置に、
芯ストッパ49が配設されている。芯ストッパ49は、
軸49aを介して少なくとも図19の位置から反時計方
向に回動可能に固定側板45に取り付けられており、芯
ストッパ49の先端部には、ストッパ解除レバー50が
係合している。ストッパ解除レバー50は、軸50aに
より固定側板45に図19の略水平位置から下方(時計
方向)に回動可能に取り付けられており、図19の状態
で、芯ストッパ49と係合することにより芯ストッパ4
9の反時計方向への回動を規制するとともに、図19中
時計方向に回動して、芯ストッパ49と離れることによ
り、芯ストッパ49の位置規制を解除して、芯ストッパ
49の反時計方向への回動を可能とする。ストッパ解除
レバー50の左側端部には、上記ブロック46と係合す
る係合部50bが形成されており、ストッパ解除レバー
50は、ブロック46が上記カム47により右方向に押
されることにより、係合部50bが押されて、軸50a
を中心に時計方向に回動して、芯ストッパ49との係合
が解除される。
【0071】上記固定側板45とロール紙搬送部44の
搬送テーブル51との間には、略「く」の字型の分離板
52がその基端部で回動可能に取り付けられており、分
離板52の先端部は、ロール紙16に当接して、ロール
紙16の先端を分離する。
【0072】また、上記芯レール45aの上方端部位置
で固定側板45外方に突出した芯アダプタ18の歯車部
18c(図4参照)と歯み合う歯車を備えた芯駆動モー
タ53が配設されており、芯駆動モータ53が芯アダプ
タ18を回転駆動させることにより、芯アダプタ18を
介してロール紙16を、一旦時計方向に回転させて後述
する先端出しを行うとともに、先端出しを行ったロール
紙16を反時計方向に回転させて、ロール紙16を搬送
テーブル51方向に供給する。
【0073】さらに、上記分離板52の先端部付近の上
部には、ロール紙先端センサ54が配設されており、ロ
ール紙先端センサ54は、予備のロール紙16がロール
紙保持機構部42にセットされた際に、ロール紙16の
黒印刷部16bを検出して、その検出結果は、ロール紙
16のホームポジション出しに利用される。
【0074】上記ロール紙保持機構部42の使用中のロ
ール紙16の下部には、予備のロール紙16がスタック
され、予備ロール紙スタック部55として利用される。
給紙部カバー41aの後部カバー41c及び芯取出ドア
41dが、軸41eを介して、開閉可能に取り付けられ
ており、後部カバー41cを開けることにより、予備ロ
ール紙スタック部55に予備のロール紙16の補給を行
うことができる。予備ロール紙スタック部55には、本
実施の形態では、1個の予備のロール紙16を収納する
ことができ、予備ロール紙スタック部55には、予備ロ
ール紙スタック部55内の予備のロール紙16の有無を
検出する予備ロール紙有無センサ56が配設されてい
る。予備ロール紙スタック部55の底部の下端部分に
は、予備のロール紙16を上方に付勢する板バネ57が
配設されており、板バネ57は、ロール紙16の補給時
に、予備のロール紙16をロール紙保持機構部42に移
動させる。
【0075】さらに、ロール紙保持機構部42のロール
紙16のセットされる位置の右側面には、予備のロール
紙16がロール紙保持機構部42にセット(装着)され
たことを検出するロール紙装着センサ58が配設されて
いる。
【0076】上記搬送テーブル51は、ロール紙保持機
構部42と給紙ローラ対11の間に配設され、ロール紙
保持機構部42にセットされているロール紙16を給紙
ローラ対11に案内する。搬送テーブル51のロール紙
保持機構部42側の端部には、ロール紙有無センサ59
が配設されており、搬送テーブル51の給紙ローラ対1
1側の端部には、ロール紙16の先端が給紙ローラ対1
1に搬送されて到達したことを検出するロール紙到達セ
ンサ60が配設されている。搬送テーブル51の給紙ロ
ーラ対11側の端部の上部には、カッター34が配設さ
れており、カッター34は、ロール紙16の切断を行
う。
【0077】上記給紙ローラ対11は、ロール紙保持機
構部42から搬送テーブル51を介して搬送されてきた
ロール紙16を、図19中矢印で示すように、本体ケー
ス2内の記録部(図示略)に搬送するとともに、さら
に、記録紙トレー6に排出する。
【0078】次に、本実施の形態の動作を説明する。フ
ァクシミリ装置40は、ロール紙保持機構部42にセッ
トされているロール紙16が無くなると、ロール紙16
の下部の予備ロール紙スタック部55に収納されている
予備のロール紙16をロール紙保持機構部42に持ち上
げて自動補給するところにその特徴がある。
【0079】以下、このロール紙管理・自動補給動作
を、図20のフローチャート及び図21から図23の動
作説明図に基づいて説明する。
【0080】ファクシミリ装置40は、図19に示した
ように、通常、ロール紙保持機構部42にロール紙16
がセットされ、予備ロール紙スタック部55に予備のロ
ール紙16がセットされた状態で使用される。ファクシ
ミリ装置40は、稼動状態において、図20に示すよう
に、ロール紙有無センサ59の検出結果により、ロール
紙保持機構部42にセットされているロール紙16があ
るかどうかチェックし(ステップP1)、ロール紙16
があるときには、通常の記録動作を行う(ステップP
2)。
【0081】ステップP1で、図21に示すように、ロ
ール紙保持機構部42にセットされているロール紙16
が無くなると、カッター動作を禁止し(ステップP
3)、予備のロール紙16が予備ロール紙スタック部5
5に有るかどうかを予備ロール紙有無センサ56の検出
結果によりチェックする(ステップP4)。ここで、カ
ッター動作を禁止するのは、上記実施の形態と同様に、
ロール紙16の後端が芯16aから離れた状態でカッタ
ー34が稼動して、切り離されたロール紙16の後端部
分がファクシミリ装置40内に残留するのを防止するた
めである。
【0082】ステップP4で、予備ロール紙スタック部
55内に予備のロール紙16が無いときには、操作表示
部3のディスプレイ3aにロール紙16が無い旨のロー
ル紙無し表示を行い(ステップP5)、ステップP4に
戻って、予備のロール紙16が有るかどうか、すなわ
ち、補給されたかどうかチェックする(ステップP
4)。このとき、ファクシミリ装置40のオペレータ
は、操作表示部3のディスプレイ3aの上記表示により
予備のロール紙16が無いことを認識させ、予備のロー
ル紙16の補給を促すことができる。
【0083】ステップP4で、予備のロール紙16が有
るときには、操作表示部3のディスプレイ3aにロール
紙16を交換中である旨のロール紙交換中表示を行って
(ステップP6)、芯排出動作を行う(ステップP
7)。すなわち、芯排出動作においては、ファクシミリ
装置40は、図22に示すように、カム駆動モータ48
を駆動してカム47を360゜回転させ、図22に矢印
で示すように、ブロック46を右方向に押す。ブロック
46が右方向に押されると、ブロック46がストッパ解
除レバー50の係合部50bを時計方向に回動させ、ス
トッパ解除レバー50と芯ストッパ49との係合が解除
される。さらにブロック46が右方向に押されると、ブ
ロック46は、芯アダプタ18を右方向に押し、芯アダ
プタ18と芯16aは、芯レール45a内を転がって、
芯保管部41bに排出・保管される。
【0084】上記芯排出動作を完了すると、次に、図2
0に示すように、ロール紙16の補給動作を行う(ステ
ップP8)。すなわち、上記記録紙の無くなったロール
紙16の芯16aと芯アダプタ18が排出されると、予
備ロール紙スタック部55内の予備のロール紙16が板
バネ57により上方に付勢されて、ロール紙16は、図
23に示したように、ロール紙保持機構部42方向に移
動して、ロール紙保持機構部42に導入され、ロール紙
保持機構部42内に収納される。この状態で、カム47
が360゜回転して、ブロック46が左方向に移動し、
芯ストッパ49及びストッパ解除レバー50が元の状態
に復帰する。ロール紙16がロール紙保持機構部42内
に収納されると、芯16a内に圧縮された状態で挿入さ
れ、予備ロール紙スタック部55の側壁により芯16a
内に押し込められていた芯アダプタ18が圧縮スプリン
グ19により芯レール45a内に突出して、歯車部18
cが芯駆動モータ53に連結された歯車と歯合する。
【0085】ロール紙16がロール紙保持機構部42内
に収納されると、ロール紙16の自動セット動作を行う
(ステップP9)。すなわち、ファクシミリ装置40
は、図23に示すように、ロール紙装着センサ58がロ
ール紙16がロール紙保持機構部42にセットされたこ
とを検出すると、芯駆動モータ53を駆動して、芯アダ
プタ18を介してロール紙16を、時計方向に回転させ
る。ロール紙16を時計方向に回転させることにより、
ロール紙16の先端部の黒印刷部16bが分離板52の
位置に回転してきて、ロール紙16の先端が、分離板5
2の先端から時計方向へ通過して、このロール紙16の
先端部の黒印刷部16bを、ロール紙先端センサ54が
検出すると、芯駆動モータ53の回転方向を反転させ
て、芯アダプタ18を介してロール紙16を反時計方向
に回転させる。
【0086】ロール紙16の先端が分離板52の先端か
ら時計方向へ通過した後、ロール紙16が反時計方向に
回転すると、ロール紙16の先端は、分離板52により
持ち上げられ、搬送テーブル51上を給紙ローラ対11
に搬送される。
【0087】次に、搬送テーブル51上を、給紙ローラ
対11に搬送されるロール紙16の先端が給紙ローラ対
11に到達したかどうかをロール紙到達センサ60によ
りチェックし(ステップP10)、ロール紙到達センサ
60が到達したことを検出するまで、上記芯駆動モータ
53によるロール紙16の搬送を行う(ステップP
9)。
【0088】ステップP10で、ロール紙到達センサ6
0がロール紙16の先端が給紙ローラ対11に到達した
ことを検出すると、芯駆動モータ53を停止させ、ホー
ムポジション出しを行うために、給紙モータ12を所定
量搬送した後、カッター34を駆動してロール紙16を
切断し、図示しない搬送ローラ等により切断した黒印刷
部16bの記録されたロール紙16を1枚分排紙トレー
6に排出する。
【0089】上記動作が完了すると、ファクシミリ装置
40は、操作表示部3のディスプレイ3aにロール紙1
6のセットが完了した旨のロール紙セット完了表示を行
って、ロール紙16の自動補給動作処理を終了する(ス
テップP11)。
【0090】したがって、本実施の形態によれば、予備
のロール紙16を使用中のロール紙16の下方に設けら
れた予備ロール紙スタック部55内に備え、使用中のロ
ール紙16が無くなると、使用中のロール紙16の芯1
6aを排出して、予備のロール紙16を自動補給するこ
とができ、ロール紙16が自動交換され、ロール紙16
の交換周期を長くすることができるとともに、予備のロ
ール紙16を適宜補給するだけで、記録紙切れの発生を
防止することができ、ロール紙給紙装置、すなわち、フ
ァクシミリ装置40の利用性を向上させることができ
る。
【0091】また、予備のロール紙16が無くなると、
その旨を操作表示部3のディスプレイ3aに表示するの
で、ファクシミリ装置1のオペレータに予備のロール紙
16が無くなったことを認識させて、ロール紙16の補
給を促すことができる。その結果、ロール紙切れを防止
することができる。
【0092】さらに、ロール紙16が無くなり、ロール
紙16の自動補給を開始すると、その旨を操作表示部3
のディスプレイ3aに表示するので、ファクシミリ装置
40のオペレータに、ロール紙16が自動補給されてい
ることを認識させることができ、ファクシミリ装置40
の利用性をより一層向上させることができる。
【0093】また、ロール紙16の自動補給が完了する
と、その旨を操作表示部3のディスプレイ3aに表示す
るので、ファクシミリ装置40のオペレータに、ロール
紙16の自動補給が完了して、使用可能であることを認
識させることができ、ファクシミリ装置40の利用性を
さらに向上させることができる。
【0094】図24〜図26は、本発明のロール紙給紙
装置の第3の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、幅サイズの異なる2種類のロール紙がセットされ、
切り換えて使用することのできるもので、請求項3、請
求項5及び請求項6に対応するものである。
【0095】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
上記実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0096】図24は、本実施の形態のロール紙補給装
置の第3の実施の形態を適用したファクシミリ装置70
の側面断面図であり、ファクシミリ装置70は、本体ケ
ース2の下部に給紙部71が配設されている。
【0097】給紙部71は、幅サイズの異なる2種類の
ロール紙72、73(例えば、A4サイズ幅のロール紙
72とB4サイズ幅のロール紙73)を保持して給紙す
るロール紙保持機構部74、75を備え、各ロール紙保
持機構部74、75は、それぞれロール紙72、73を
搬送テーブル76、77上を給紙ローラ対78、79に
搬送する。ロール紙72、73は、図3に示したロール
紙16と同様に、芯72a、73aに長尺の記録紙がロ
ール状に巻回されており、未使用の状態では、その記録
紙の先端部に黒く印刷された黒印刷部が設けられてい
る。また、予備のロール紙72、73には、その芯72
a、73aの内部に予め芯アダプタ18が圧縮された状
態で装着されており、芯アダプタ18は、図4に示した
構成となっている。
【0098】ロール紙保持機構部74及びロール紙保持
機構部75は、1対の固定側板80内に形成されてお
り、固定側板80には、ロール紙保持機構部74用の芯
レール80aとロール紙保持機構部75用の芯レール8
0bが形成されている。
【0099】一対の固定側板80の外側の各芯レール8
0a、80bの上方端部の上部には、それぞれブロック
81、82が上下方向に移動可能に配設されており、各
ブロック81、82の上部には、ブロック81、82の
上面に当接した状態でカム83、84が配設されてい
る。カム83、84は、それぞれカムシャフト83a、
84aに連結されたカム駆動モータ85、86により回
転駆動される。カム83、84は、カム駆動モータ8
5、86により1回転されることにより、ブロック8
1、82を下方に押し下げ、また、ブロック81、82
の上方への移動を可能とする。
【0100】一対の固定側板80の芯レール80a、8
0bには、ロール紙72、73の芯72a、73aに挿
入された各芯アダプタ18の両端がそれぞれ圧縮スプリ
ング19に付勢されて進入し、この芯アダプタ18は、
その両端が芯レール80a、80bの上端部で芯レール
80a、80bに進入した状態のとき、芯アダプタ18
の下端部を保持する位置に、それぞれ芯ストッパ87、
88が配設されている。
【0101】芯ストッパ87、88は、それぞれ軸87
a、88aを介して少なくとも水平位置から下方に回動
可能に固定側板80に取り付けられており、芯ストッパ
87、88の先端部には、それぞれストッパ解除レバー
89、90が係合している。ストッパ解除レバー89、
90は、それぞれ軸89a、90aにより固定側板80
に図24中左右方向に回動可能に取り付けられており、
図24の状態で、芯ストッパ87、88と係合すること
により芯ストッパ87、88の下方への回動を規制する
とともに、図24中右方向(反時計方向)に回動して、
芯ストッパ87、88と離れることにより、芯ストッパ
87、88の位置規制を解除して、芯ストッパ87、8
8の下方への回動を可能とする。
【0102】ストッパ解除レバー89、90のそれぞれ
の上部には、上記ブロック81、82と係合する係合部
89b、90bが形成されており、ブロック81、82
が上記カム83、84により下方に押し下げられること
により、係合部89b、90bが押されて、軸89a、
90aを中心に右方向(反時計方向)に回動して、芯ス
トッパ87、88との係合が解除される。
【0103】上記固定側板80と搬送テーブル76及び
搬送テーブル77との間には、略「く」の字型の分離板
91、92がその基端部で回動可能に取り付けられてお
り、分離板91、92の先端部は、それぞれロール紙7
2、73に当接して、ロール紙72、73の先端を分離
する。
【0104】また、上記芯レール80a、80bの上方
端部位置で固定側板80外方に突出した芯アダプタ18
の歯車部18cと歯み合う歯車を備えた芯駆動モータ9
3、94が配設されており、芯駆動モータ93、94が
歯車部18cを回転駆動させることにより、芯アダプタ
18を介してロール紙72、73を反時計方向に回転さ
せて、ロール紙72、73を搬送テーブル76、77方
向に供給する。
【0105】さらに、上記分離板91及び分離板92の
先端部付近の上部には、ロール紙先端センサ95、96
が配設されており、ロール紙先端センサ95、96は、
それぞれ予備のロール紙72、73がロール紙保持機構
部74、75にセットされた際に、ロール紙72、73
の黒印刷部を検出して、その検出結果は、ロール紙7
2、73のホームポジション出しに利用される。
【0106】また、給紙部71の後部には、給紙部カバ
ー71a内には、芯保管部71bが形成されており、芯
保管部71bには、ロール紙保持機構部74、75から
排出された使用済みのロール紙72、73の芯72a、
73aが保管される。この芯保管部71bの後部側に
は、芯取出ドア71cが軸71dを介して開閉可能に設
けられており、芯取出ドア71cを開けることにより、
芯保管部71c内に排出・収納された芯72a、73a
及び芯アダプタ18を取り出すことができる。
【0107】さらに、ロール紙保持機構部74、75の
ロール紙72、73のセットされる位置には、ロール紙
72、73がロール紙保持機構部74、75にセットさ
れたことを検出するロール紙装着センサ97、98が配
設されている。
【0108】上記搬送テーブル76及び搬送テーブル7
7は、上下に所定間隔離れて配設されており、少なくと
も、上側の搬送テーブル76は、図25に示すように、
開閉可能に取り付けられている。したがって、上側の搬
送テーブル76を開くことにより、下側の搬送テーブル
77上を搬送されるロール紙73の状態を確認したり、
調整することができる。
【0109】搬送テーブル76及び搬送テーブル77
は、ロール紙保持機構部74及びロール紙保持機構部7
5と給紙ローラ対78及び給紙ローラ対79の間に配設
され、ロール紙保持機構部74及びロール紙保持機構部
75にセットされているロール紙72及びロール紙73
をそれぞれ給紙ローラ対78及び給紙ローラ対79に案
内する。搬送テーブル76のロール紙保持機構部74側
の端部には、ロール紙有無センサ99が配設されてお
り、搬送テーブル76の給紙ローラ対78側の端部に
は、ロール紙72の先端が給紙ローラ対78に搬送され
て到達したことを検出するロール紙到達センサ100が
配設されている。搬送テーブル76の給紙ローラ対78
側の端部の上部には、カッター101が配設されてお
り、カッター101は、ロール紙72の切断を行う。搬
送テーブル77のロール紙保持機構部75側の端部に
は、ロール紙有無センサ102が配設されており、搬送
テーブル77の給紙ローラ対79側の端部には、ロール
紙73の先端が給紙ローラ対79に搬送されて到達した
ことを検出するロール紙到達センサ103が配設されて
いる。搬送テーブル77の給紙ローラ対79側の端部の
上部には、カッター104が配設されており、カッター
104は、ロール紙73の切断を行う。
【0110】上記給紙ローラ対78及び給紙ローラ対7
9は、それぞれロール紙保持機構部74及びロール紙保
持機構部75から搬送テーブル76及び搬送テーブル7
7を介して搬送されてきたロール紙72及びロール紙7
3を、図24中矢印で示すように、本体ケース2内の記
録部(図示略)に搬送するとともに、さらに、記録紙ト
レー6に排出する。
【0111】次に、動作を説明する。ファクシミリ装置
70は、ロール紙保持機構部74にセットされているロ
ール紙72とロール紙保持機構部75にセットされてい
るロール紙73のうち、選択操作に応じて、ファクシミ
リ装置1の記録部に給紙するとともに、ロール紙保持機
構部74にセットされているロール紙72あるいはロー
ル紙保持機構部75にセットされているロール紙73が
無くなると、予備ロール紙スタック部に収納されている
予備のロール紙72あるいは予備のロール紙73をロー
ル紙保持機構部74あるいはロール紙保持機構部75に
自動補給するところにその特徴がある。
【0112】以下、このロール紙管理・自動補給動作
を、図26のフローチャートに基づいて説明する。
【0113】ファクシミリ装置70は、図24に示した
ように、通常、ロール紙保持機構部74にロール紙72
が、ロール紙保持機構部75にロール紙73がセットさ
れた状態で使用される。ファクシミリ装置70は、稼動
状態において、ロール紙有無センサ99及びロール紙有
無センサ102の検出結果により、ロール紙保持機構部
74にセットされているロール紙72及びロール紙保持
機構部75にセットされているロール紙73があるかど
うかチェックし(ステップQ1)、ロール紙72及びロ
ール紙73があるときには、通常の記録動作を行う(ス
テップQ2)。
【0114】ステップQ1で、ロール紙保持機構部74
にセットされているロール紙72が無くなるか、ロール
紙保持機構部75にセットされているロール紙73が無
くなると、カッター動作を禁止し(ステップQ3)、ロ
ール紙72あるいはロール紙73の後端が芯72a、7
3aから離れた状態でカッター101、104が稼動し
て、切り離されたロール紙72、73の後端部分がファ
クシミリ装置70内に残留するのを防止する。
【0115】ステップQ4で、無くなったのが上段のロ
ール紙72か下段のロール紙73かをロール紙有無セン
サ99とロール紙有無センサ102の検出結果から判別
し(ステップQ4)、上段のロール紙72が無くなった
のであると、上段ロール紙72の芯72aの排出動作を
上記第1の実施の形態と同様に行う(ステップQ5)。
すなわち、芯排出動作においては、ファクシミリ装置7
0は、カム駆動モータ85を駆動してカム83を360
゜回転させ、ブロック81を押し下げる。ブロック81
が押し下げられると、ブロック81がストッパ解除レバ
ー89の係合部89bを押し下げて、ストッパ解除レバ
ー89を反時計方向に回動させる。ストッパ解除レバー
89が反時計方向に回動すると、ストッパ解除レバー8
9と芯ストッパ87との係合が解除され、ブロック81
は、芯アダプタ18を下方に押し下げる。芯アダプタ1
8と芯72aは、芯レール80a内を転がって、芯保管
部71bに排出・保管される。
【0116】そして、上段のロール紙72が無くなった
旨の上段ロール紙無し表示を操作表示部3のディスプレ
イ3aに行い(ステップQ6)、上段のロール紙保持機
構部74に上段のロール紙72が装着されたかどうかを
ロール紙装着センサ97の検出結果によりチェックする
(ステップQ7)。
【0117】上段のロール紙72がロール紙保持機構部
74内に収納されると、芯72a内に圧縮された状態で
挿入され、芯72a内に押し込められていた芯アダプタ
18が圧縮スプリング19により芯レール80a内に突
出して、歯車部18cが芯駆動モータ93の歯車と歯合
する。このようにしてロール紙72のロール紙保持機構
部74へのの装着が完了したことを、ステップQ7で、
ロール紙装着センサ97が検出すると、上段のロール紙
72の自動セット動作を行い(ステップQ8)、このロ
ール紙72の自動セット動作は、上記第1の実施の形態
と同様である。すなわち、ファクシミリ装置70は、ロ
ール紙装着センサ97がロール紙72がロール紙保持機
構部74にセットされたことを検出すると、芯駆動モー
タ93を駆動して、芯アダプタ18を介してロール紙7
2を、時計方向に回転させる。ロール紙72を反時計方
向に回転させることにより、ロール紙72の先端部の黒
印刷部が分離板91の位置に回転してきて、ロール紙7
2の先端が、分離板91の先端から時計方向へ通過し
て、このロール紙72の先端部の黒印刷部を、ロール紙
先端センサ95が検出すると、芯駆動モータ93の回転
方向を反転させて、芯アダプタ18を介してロール紙7
2を反時計方向に回転させる。ロール紙72が反時計方
向に回転されると、ロール紙72の先端が、分離板91
により持ち上げられ、搬送テーブル76上を給紙ローラ
対78に搬送される。
【0118】次に、搬送テーブル76上を、給紙ローラ
対78に搬送されるロール紙72の先端が給紙ローラ対
78に到達したかどうかをロール紙到達センサ100に
よりチェックし(ステップQ9)、ロール紙到達センサ
100が到達したことを検出するまで、上記芯駆動モー
タ93によるロール紙72の搬送を行う(ステップQ
8)。
【0119】ステップQ9で、ロール紙到達センサ10
0がロール紙72の先端が給紙ローラ対78に到達した
ことを検出すると、芯駆動モータ93を停止させ、ホー
ムポジション出しを行うために、図24には図示しない
が上記第1の実施の形態と同様の給紙モータ12を所定
量搬送した後、カッター101を駆動してロール紙72
を切断し、図示しない搬送ローラ等により切断した黒印
刷部の記録されたロール紙72を1枚分排紙トレー6に
排出する。
【0120】上記動作が完了すると、ファクシミリ装置
70は、操作表示部3のディスプレイ3aに上段のロー
ル紙72のセットが完了した旨の上段ロール紙セット完
了表示を行い(ステップQ10)、その後、操作表示部
3のキー操作により用紙選択が行われるのを待って(ス
テップQ11)、当該用紙選択操作に応じたロール紙7
2あるいはロール紙73を選択して、本体ケース2の記
録部に給紙する(ステップQ12〜Q14)。すなわ
ち、選択されたサイズがA4サイズか動作チェックし
(ステップQ12)、A4サイズのときには、上段のロ
ール紙72の給紙を行い(ステップQ13)、A4サイ
ズでないときには、B4サイズであると判断して、ロー
ル紙73の給紙を行う(ステップQ14)。
【0121】上記ステップQ4で、無くなったのが下段
のロール紙73であると、下段ロール紙73の芯の排出
動作を上記同様に行う(ステップQ15)。すなわち、
この芯排出動作においては、ファクシミリ装置70は、
カム駆動モータ86を駆動してカム84を360゜回転
させ、ブロック82を押し下げる。ブロック82が押し
下げられると、ブロック82がストッパ解除レバー90
の係合部90bを押し下げて、ストッパ解除レバー90
を反時計方向に回動させる。ストッパ解除レバー90が
反時計方向に回動すると、ストッパ解除レバー90と芯
ストッパ88との係合が解除され、ブロック82は、芯
アダプタ18を下方に押し下げる。芯アダプタ18と芯
73aは、芯レール80b内を転がって、芯保管部71
bに排出・保管される。
【0122】そして、下段のロール紙73が無くなった
旨の下段ロール紙無し表示を操作表示部3のディスプレ
イ3aに行い(ステップQ16)、下段のロール紙保持
機構部75に下段のロール紙73が装着されたかどうか
をロール紙装着センサ98の検出結果によりチェックす
る(ステップQ17)。
【0123】上段のロール紙73がロール紙保持機構部
75内に収納されると、芯73a内に圧縮された状態で
挿入され、芯73a内に押し込められていた芯アダプタ
18が圧縮スプリング19により芯レール80b内に突
出して、歯車部18cが芯駆動モータ94の歯車と歯合
する。このようにしてロール紙73のロール紙保持機構
部75への装着が完了したことを、ステップQ17で、
ロール紙装着センサ102が検出すると、下段のロール
紙73の自動セット動作を上記同様に行う(ステップQ
18)。すなわち、ファクシミリ装置70は、ロール紙
装着センサ98がロール紙73がロール紙保持機構部7
5にセットされたことを検出すると、芯駆動モータ94
を駆動して、芯アダプタ18を介してロール紙73を、
時計方向に回転させる。ロール紙73を時計方向に回転
させることにより、ロール紙73の先端部の黒印刷部が
分離板92の位置に回転してきて、ロール紙73の先端
が、分離板92の先端から時計方向へ通過して、このロ
ール紙72の先端部の黒印刷部を、ロール紙先端センサ
96が検出すると、芯駆動モータ94の回転方向を反転
させて、芯アダプタ18を介してロール紙73を反時計
方向に回転させる。ロール紙73が反時計方向に回転さ
れると、ロール紙73の先端が、分離板92により持ち
上げられ、搬送テーブル77上を給紙ローラ対79に搬
送される。
【0124】次に、搬送テーブル77上を、給紙ローラ
対79に搬送されるロール紙73の先端が給紙ローラ対
79に到達したかどうかをロール紙到達センサ103に
よりチェックし(ステップQ19)、ロール紙到達セン
サ103が到達したことを検出するまで、上記芯駆動モ
ータ94によるロール紙73の搬送を行う(ステップQ
18)。
【0125】ステップQ19で、ロール紙到達センサ1
03がロール紙73の先端が給紙ローラ対79に到達し
たことを検出すると、芯駆動モータ94を停止させ、ホ
ームポジション出しを行うために、ロール紙73を所定
量搬送した後、カッター104を駆動してロール紙73
を切断し、図示しない搬送ローラ等により切断した黒印
刷部の記録されたロール紙73を1枚分排紙トレー6に
排出する。
【0126】上記動作が完了すると、ファクシミリ装置
70は、操作表示部3のディスプレイ3aに下段のロー
ル紙73のセットが完了した旨の上段ロール紙セット完
了表示を行い(ステップQ10)、ステップQ11に移
行して、操作表示部3のキー操作により用紙選択が行わ
れるのを待って(ステップQ11)、当該用紙選択操作
に応じたロール紙72あるいはロール紙73を選択し
て、本体ケース2の記録部に給紙する(ステップQ12
〜Q14)。すなわち、選択されたサイズがA4サイズ
か動作チェックし(ステップQ12)、A4サイズのと
きには、上段のロール紙72の給紙を行い(ステップQ
13)、A4サイズでないときには、B4サイズである
と判断して、ロール紙73の給紙を行う(ステップQ1
4)。
【0127】したがって、本実施の形態によれば、2種
類のロール紙72、73を選択に応じて、利用すること
ができるとともに、ロール紙72、73のいずれかが無
くなると、無くなったロール紙72、73の芯72a、
73aを排出して、ロール紙72、73の装着を促す表
示を行い、ロール紙72、73が装着されると、自動セ
ット処理を行うことができるので、長尺の画像を適切に
記録出力することができるとともに、芯72a、73a
を自動排出して、まとめて捨てるすることができ、ファ
クシミリ装置70の利用性を向上させることができる。
【0128】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0129】例えば、上記第3実施の形態においては、
ロール紙72、73のロール紙保持機構部74、75へ
の補給をオペレータが行うようになっているが、これに
限るものではなく、例えば、第1の実施の形態と同様
に、各ロール紙保持機構部74、75用の予備ロール紙
スタック部を設けて、予備ロール紙スタック部から予備
のロール紙72、73をロール紙保持機構部74、75
に自動補給するようにしてもよい。このようにすると、
ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0130】
【発明の効果】請求項1記載の発明のロール紙給紙装置
によれば、予備のロール紙を備え、使用中のロール紙が
無くなると、使用中のロール紙の芯を排出して、予備の
ロール紙を自動補給するので、ロール紙が自動交換さ
れ、ロール紙の交換周期を長くすることができるととも
に、予備のロール紙を適宜補給するだけで、記録紙切れ
が発生することを防止することができる。したがって、
ロール紙給紙装置の利用性を向上させることができる。
【0131】請求項2記載の発明のロール紙給紙装置に
よれば、予備のロール紙が使用中のロール紙の下方に配
設しているので、簡単な構造で、適切に予備のロール紙
を自動補給することができる。
【0132】請求項3記載の発明のロール紙給紙装置に
よれば、幅サイズの異なる複数のロール紙毎に予備のロ
ール紙を備え、使用中のロール紙が無くなると、当該ロ
ール紙の芯を排出して、当該ロール紙と同じ幅の予備の
ロール紙を自動補給するので、幅サイズの異なる複数の
ロール紙を適切に選択して利用することができるととも
に、紙の無くなったロール紙の芯を排出して、幅サイズ
の異なる複数のロール紙を自動交換することができ、ロ
ール紙の交換周期を長くすることができる。したがっ
て、予備のロール紙を適宜補給するだけで、記録紙切れ
の発生を防止することができ、ロール紙給紙装置の利用
性を向上させることができる。
【0133】請求項4記載のロール紙給紙装置によれ
ば、予備のロール紙が無くなったことが報知するので、
オペレータに予備のロール紙が無くなったことを認識さ
せて、予備のロール紙の補給を適切に行うことができ、
ロール紙給紙装置の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0134】請求項5記載の発明のロール紙給紙装置に
よれば、予備のロール紙の補給を適切に完了すると、予
備のロール紙の補給が完了した旨を報知するので、ロー
ル紙の自動補給が完了したことをオペレータに認識させ
ることができ、ロール紙給紙装置の利用性をより一層向
上させることができる。
【0135】請求項6記載の発明のロール紙給紙装置に
よれば、幅サイズの異なる複数のロール紙を備え、使用
中のロール紙が無くなると、当該ロール紙の芯を排出す
るので、幅サイズの異なる複数のロール紙を適切に利用
することができるとともに、紙の無くなったロール紙の
芯を自動排出して、ロール紙の補給を簡単、かつ、容易
に行うことができ、また、芯をまとめて捨てることがで
き、ロール紙給紙装置の利用性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール紙給紙装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の斜視図。
【図2】図1のファクシミリ装置の右側面部分断面図。
【図3】ロール紙の斜視図。
【図4】ロール紙の芯内に挿入される芯アダプタの側面
断面図(a)と正面図(b)。
【図5】図1のファクシミリ装置の予備ロール紙スタッ
ク部の後ろカバーを開いた状態の後部斜視図。
【図6】図1のファクシミリ装置の予備ロール紙スタッ
ク部の側面図。
【図7】図1のファクシミリ装置によるロール紙管理・
自動補給動作処理を示すフローチャート。
【図8】図1のファクシミリ装置の使用中ロール紙が無
くなった状態を示す側面部分断面図。
【図9】図1のファクシミリ装置の使用中のロール紙が
無くなった状態を示す部分剥離斜視図。
【図10】図1のファクシミリ装置の芯排出動作を示す
側面部分断面図。
【図11】図1のファクシミリ装置の芯排出動作を示す
部分剥離斜視図。
【図12】図1のファクシミリ装置のロール紙の自動補
給動作を示す側面部分断面図。
【図13】図1のファクシミリ装置のロール紙の自動補
給動作を示す部分剥離斜視図。
【図14】図1のファクシミリ装置のロール紙の自動セ
ット動作を示す側面部分断面図。
【図15】図1のファクシミリ装置のロール紙の自動セ
ット動作を示す部分剥離斜視図。
【図16】図1のファクシミリ装置のロール紙の自動セ
ット動作の続きの動作を示す側面部分断面図。
【図17】図1のファクシミリ装置のロール紙の自動セ
ット動作の続きの動作を示す部分剥離斜視図。
【図18】本発明のロール紙給紙装置の第2の実施の形
態を適用したファクシミリ装置の斜視図。
【図19】図18のファクシミリ装置の側面部分断面
図。
【図20】図18のファクシミリ装置によるロール紙管
理・自動補給動作処理を示すフローチャート。
【図21】図18のファクシミリ装置の使用中ロール紙
が無くなった状態を示す側面部分断面図。
【図22】図18のファクシミリ装置の芯排出動作及び
自動補給動作を示す側面部分断面図。
【図23】図18のファクシミリ装置の自動セット動作
を示す側面部分断面図。
【図24】本発明のロール紙給紙装置の第3の実施の形
態を適用したファクシミリ装置の側面部分断面図。
【図25】図24のファクシミリ装置の上段の搬送テー
ブルを開いた状態の斜視図。
【図26】図24のファクシミリ装置によるロール紙管
理・自動補給動作処理を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 ファクシミリ装置 2 本体ケース 3 操作表示部 3a ディスプレイ 4 原稿セット台 5 原稿トレー 6 記録紙トレー 7 給紙部 8 予備ロール紙スタック部 8a 後ろカバー 8b 軸 8c インジケータ穴 8d 底面 8e 芯保管部 8f 芯取出ドア 11 給紙ローラ対 12 給紙モータ 13 搬送テーブル 14 ロール紙保持機構部 15 ロール紙補給部 16 ロール紙 16a 芯 16b 黒印刷部 17 固定側板 18 芯アダプタ 18a、18b 円筒状部材 18c 歯車部 19 圧縮スプリング 20 芯レール 21 ブロック 22 カム 22a カムシャフト 23 カム駆動モータ 24 芯ストッパ 24a 軸 25 ストッパ解除レバー 25a 軸 25b 係合部 26 ロール紙ストッパ 26a 軸 27 分離板 28 芯駆動モータ 29 ロール紙先端センサ 30 予備ロール紙有無センサ 31 ロール紙装着センサ 32 ロール紙有無センサ 33 ロール紙到達センサ 34 カッター 40 ファクシミリ装置 41a 給紙部カバー 41b 芯保管部 41c 後部カバー 41d 芯取出ドア 41e 軸 42 ロール紙保持機構部 43 ロール紙補給部 44 ロール紙搬送部 45 固定側板 45a 芯レール 46 ブロック 47 カム 47a カムシャフト 48 カム駆動モータ 49 芯ストッパ 49a 軸 50 ストッパ解除レバー 50a 軸 50b 係合部 51 搬送テーブル 52 分離板 53 芯駆動モータ 54 ロール紙先端センサ 55 予備ロール紙スタック部 56 予備ロール紙有無センサ 57 板バネ 58 ロール紙装着センサ 59 ロール紙有無センサ 60 ロール紙到達センサ 70 ファクシミリ装置 71 給紙部 71a 給紙部カバー 71b 芯保管部 71c 芯取出ドア 72、73 ロール紙 72a、73a 芯 74、75 ロール紙保持機構部 76、77 搬送テーブル 78、79 給紙ローラ対 80 固定側板 80a、80b 芯レール 81、82 ブロック 83、84 カム 85、86 カム駆動モータ 87、88 芯ストッパ 87a、88a 軸 89、90 ストッパ解除レバー 89a、90a 軸 89b、90b 係合部 91、92 分離板 93、94 芯駆動モータ 95、96 ロール紙先端センサ 97、98 ロール紙装着センサ 99、102 ロール紙有無センサ 100、103 ロール紙到達センサ 102、104 カッター

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール紙を記録部に給紙するロール紙給紙
    装置において、前記ロール紙を当該ロール紙の芯を介し
    て回転可能に保持し、当該ロール紙を前記記録部に供給
    する給紙手段と、複数の予備のロール紙を保管する予備
    ロール紙保管手段と、前記給紙手段に保持されている前
    記ロール紙の有無を検出する検出手段と、前記検出手段
    が前記ロール紙が無くなったことを検出すると、前記給
    紙手段の当該紙の無くなった前記ロール紙の芯を所定の
    排出部に排出する排出手段と、前記芯の排出された前記
    給紙手段に前記予備ロール紙保管手段に保管されている
    前記予備のロール紙を補給して前記芯を介して回転可能
    に保持させる補給手段と、を備えたことを特徴とするロ
    ール紙給紙装置。
  2. 【請求項2】前記予備ロール紙保管手段は、前記給紙手
    段の下方に配設され、前記補給手段は、前記給紙手段の
    下方に配設された前記予備ロール紙保管手段に保管され
    ている前記予備のロール紙を上方に移動させて前記給紙
    手段に保持させることを特徴とする請求項1記載のロー
    ル紙給紙装置。
  3. 【請求項3】幅サイズの異なる複数のロール紙を選択的
    に記録部に給紙するロール紙給紙装置において、前記幅
    サイズの異なる複数のロール紙を当該複数のロール紙の
    芯を介して回転可能に保持し、当該ロール紙を選択的に
    前記記録部に供給する複数の給紙手段と、前記各給紙手
    段毎に当該給紙手段に保持される前記ロール紙の幅サイ
    ズの複数の前記予備のロール紙を保管する予備ロール紙
    保管手段と、前記各給紙手段に保持されている前記各ロ
    ール紙の有無を検出する検出手段と、前記各検出手段が
    前記複数のロール紙のうち少なくとも1つのロール紙が
    無くなったことを検出すると、当該紙の無くなった前記
    給紙手段の前記ロール紙の芯を所定の排出部に排出する
    排出手段と、前記芯の排出された前記給紙手段に前記予
    備ロール紙保管手段に保管されている前記予備のロール
    紙を補給して前記芯を介して回転可能に保持させる補給
    手段と、を備えたことを特徴とするロール紙給紙装置。
  4. 【請求項4】前記ロール紙給紙装置は、所定の情報を報
    知する報知手段と、前記予備のロール紙の有無を検出す
    る予備ロール紙検出手段と、をさらに備え、前記報知手
    段は、前記予備ロール紙検出手段が前記予備のロール紙
    が無くなったことを検出すると、その旨を報知すること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載す
    るロール紙給紙装置。
  5. 【請求項5】前記ロール紙給紙装置は、所定の情報を報
    知する報知手段をさらに備え、前記補給手段が前記予備
    のロール紙を前記給紙手段に補給すると、前記報知手段
    が、前記予備のロール紙が前記給紙手段に補給された旨
    を報知することを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載のロール紙給紙装置。
  6. 【請求項6】幅サイズの異なる複数のロール紙を選択的
    に記録部に給紙するロール紙給紙装置において、前記幅
    サイズの異なる複数のロール紙を当該ロール紙の芯を介
    して回転可能に保持し、当該ロール紙を選択的に前記記
    録部に供給する複数の給紙手段と、前記各給紙手段に保
    持されている前記各ロール紙の有無を検出する検出手段
    と、前記各検出手段が前記複数のロール紙のうち少なく
    とも1つのロール紙が無くなったことを検出すると、当
    該紙の無くなった前記給紙手段の前記ロール紙の芯を所
    定の排出部に排出する排出手段と、を備えたことを特徴
    とするロール紙給紙装置。
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