JP3322353B2 - 本体収納型の記録紙積載ケース - Google Patents
本体収納型の記録紙積載ケースInfo
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- JP3322353B2 JP3322353B2 JP22406192A JP22406192A JP3322353B2 JP 3322353 B2 JP3322353 B2 JP 3322353B2 JP 22406192 A JP22406192 A JP 22406192A JP 22406192 A JP22406192 A JP 22406192A JP 3322353 B2 JP3322353 B2 JP 3322353B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型のファクシミリや
複写機などの印字装置における記録用紙の収納技術に係
わり、特に、印字装置本体内に、着脱可能に設けられる
本体収納型の記録紙積載ケースに関するものである。
複写機などの印字装置における記録用紙の収納技術に係
わり、特に、印字装置本体内に、着脱可能に設けられる
本体収納型の記録紙積載ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリなどの印字装置の小
型化を図るために、印字され排出される記録紙を積載す
るトレーを、印字装置本体内に設ける技術がある。例え
ば、実開平3−125752号公報では、小型ファクシ
ミリにおけるトレーの構成が示されている。この技術で
は、ファクシミリの内部の最下位置に、トレーを収納で
きるスペースを用意し、記録紙を、このスペースに収納
したトレーに積載している。このことにより、トレー分
の幅が不要となり、ファクシミリの小型化が可能となっ
ている。そして、操作者は、このトレーを、ファクシミ
リ本体から引き出すことにより、記録紙を容易に取り出
すことができる。
型化を図るために、印字され排出される記録紙を積載す
るトレーを、印字装置本体内に設ける技術がある。例え
ば、実開平3−125752号公報では、小型ファクシ
ミリにおけるトレーの構成が示されている。この技術で
は、ファクシミリの内部の最下位置に、トレーを収納で
きるスペースを用意し、記録紙を、このスペースに収納
したトレーに積載している。このことにより、トレー分
の幅が不要となり、ファクシミリの小型化が可能となっ
ている。そして、操作者は、このトレーを、ファクシミ
リ本体から引き出すことにより、記録紙を容易に取り出
すことができる。
【0003】しかし、この従来技術では、トレーは、本
体に着脱可能に備えられているが、その利用形態は、本
体内に収納されている時に限定され、機器の設置場所
や、利用形態等に対応して、トレーの取り付け位置を選
択することができなかった。例えば、記録紙の排出機構
は、ファクシミリ本体内にトレーがあることを前提とし
ており、トレーを引き出した状態で、印字動作を行なう
とジャムを起こしたり、記録紙をいためるなどの不都合
があった。さらに、記録紙の収納は、トレーを本体に内
蔵した時に限っていいるため、トレーの積載量を超えて
しまった場合や、トレーの長さを超える記録紙を収納さ
せようとする時に、機能を果たさなくなるという不具合
があった。
体に着脱可能に備えられているが、その利用形態は、本
体内に収納されている時に限定され、機器の設置場所
や、利用形態等に対応して、トレーの取り付け位置を選
択することができなかった。例えば、記録紙の排出機構
は、ファクシミリ本体内にトレーがあることを前提とし
ており、トレーを引き出した状態で、印字動作を行なう
とジャムを起こしたり、記録紙をいためるなどの不都合
があった。さらに、記録紙の収納は、トレーを本体に内
蔵した時に限っていいるため、トレーの積載量を超えて
しまった場合や、トレーの長さを超える記録紙を収納さ
せようとする時に、機能を果たさなくなるという不具合
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、ファクシミリ等の印字装置本体
内に着脱可能に収納されているトレーの利用形態が、印
字装置本体内に収納されている時に限定されているため
に、例えば、このトレーを引き出した状態で印字動作を
行なうと、通紙ジャムを起こしたり、記録紙をいためる
などの不都合があり、また、トレーの積載量を超えた記
録紙の積載や、トレーの長さを超える記録紙の積載を行
なうことができない点である。本発明の目的は、これら
従来技術の課題を解決し、トレーを引き出した状態での
正常な排出積載動作ができ、トレーの積載量を超えた記
録紙の積載や、トレーの長さを超える記録紙の積載を可
能とし、記録紙の積載性能を向上させる本体収納型の記
録紙積載ケースを提供することである。
点は、従来の技術では、ファクシミリ等の印字装置本体
内に着脱可能に収納されているトレーの利用形態が、印
字装置本体内に収納されている時に限定されているため
に、例えば、このトレーを引き出した状態で印字動作を
行なうと、通紙ジャムを起こしたり、記録紙をいためる
などの不都合があり、また、トレーの積載量を超えた記
録紙の積載や、トレーの長さを超える記録紙の積載を行
なうことができない点である。本発明の目的は、これら
従来技術の課題を解決し、トレーを引き出した状態での
正常な排出積載動作ができ、トレーの積載量を超えた記
録紙の積載や、トレーの長さを超える記録紙の積載を可
能とし、記録紙の積載性能を向上させる本体収納型の記
録紙積載ケースを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の本体収納型の記録紙積載ケースは、(1)
印字装置本体内に引き出し様に抜き差し自在に収納さ
れ、この印字装置で印字されて排出される記録紙をトレ
ー上に積載する本体収納型の記録紙積載ケースにおい
て、印字装置に収納された状態では、この印字装置から
順方向に排出される記録紙を、排出方向を反転させて、
トレー上に導く記録紙ガイド部を設け、印字装置から引
き出された状態では、この印字装置から排出される記録
紙を、トレー上に順方向に積載すると共に、印字装置か
ら引き出された状態での記録紙の積載時に、本体収納型
の記録紙積載ケースを、ドロップトレー状態に係止する
係止支持部と、印字装置に収納された状態では、トレー
上に重ねられて記録紙が積載され、印字装置から引き出
された状態では、トレーを超えて順方向に排出される記
録紙の先端側部分が積載され、印字装置から引き出され
たドロップトレー状態では、トレーとで筐体を形成し、
排出される記録紙を、この筐体内に収納する補助トレー
蓋部を設けることを特徴とする。また、(2)印字装置
本体内に引き出し様に抜き差し自在に収納され、この印
字装置で印字されて排出される記録紙をトレー上に積載
する本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、印字装置
に収納された状態では、この印字装置から順方向に排出
される記録紙を、排出方向を反転させて、トレー上に導
く記録紙ガイド部を設け、印字装置から引き出された状
態では、この印字装置から排出される記録紙を、トレー
上に順方向に積載すると共に、印字装置に収納された状
態では、反転して排出される記録紙の浮き上がりを抑え
て、この記録紙をトレーとの間に導き、印字装置から引
き出される時に、トレー上に積載された記録紙上に降下
して、この記録紙をトレー上に押し付けるトレー蓋部
と、印字装置への着脱時に、このトレー蓋部を昇降させ
るトレー蓋昇降部とを設けることを特徴とする。また、
(3)上記(1)、もしくは、(2)のいずれかに記載
の本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、記録紙ガイ
ド部を、印字装置に収納された状態で、順方向に排出さ
れる記録紙の先端が当接する記録紙積載ケースの内壁に
設けることを特徴とする。また、(4)上記(1)から
(3)のいずれかに記載の本体収納型の記録紙積載ケー
スにおいて、印字装置に収納された状態で、この印字装
置が具備する記録紙の排出部の排出方向を、トレー側に
変えさせる排出方向変更部を設けることを特徴とする。
また、(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載の
本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、印字装置への
収納動作に伴い反発力を蓄積し、印字装置からの引き出
し時に、この蓄積した反発力で押し戻すケース押し戻し
部と、印字装置に収納された状態での、このケース押し
戻し部の反発力をロックするケースロック部とを設ける
ことを特徴とする。また、(6)上記(1)から(5)
のいずれかに記載の本体収納型の記録紙積載ケースにお
いて、印字装置に収納された状態を検知する収納検知部
と、印字装置に収納された状態で、トレー上に積載され
た記録紙を検知する記録紙積載検知部と、印字装置に収
納された状態で、トレー上に積載された記録紙の量が、
この印字装置に収納された状態で積載できる上限値に達
したことを検知する記録紙積載上限検知部と、この記録
紙積載上限検知部の検知結果に基づき、印字装置からの
引き出し動作を起動する引出起動部とを設けることを特
徴とする。
め、本発明の本体収納型の記録紙積載ケースは、(1)
印字装置本体内に引き出し様に抜き差し自在に収納さ
れ、この印字装置で印字されて排出される記録紙をトレ
ー上に積載する本体収納型の記録紙積載ケースにおい
て、印字装置に収納された状態では、この印字装置から
順方向に排出される記録紙を、排出方向を反転させて、
トレー上に導く記録紙ガイド部を設け、印字装置から引
き出された状態では、この印字装置から排出される記録
紙を、トレー上に順方向に積載すると共に、印字装置か
ら引き出された状態での記録紙の積載時に、本体収納型
の記録紙積載ケースを、ドロップトレー状態に係止する
係止支持部と、印字装置に収納された状態では、トレー
上に重ねられて記録紙が積載され、印字装置から引き出
された状態では、トレーを超えて順方向に排出される記
録紙の先端側部分が積載され、印字装置から引き出され
たドロップトレー状態では、トレーとで筐体を形成し、
排出される記録紙を、この筐体内に収納する補助トレー
蓋部を設けることを特徴とする。また、(2)印字装置
本体内に引き出し様に抜き差し自在に収納され、この印
字装置で印字されて排出される記録紙をトレー上に積載
する本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、印字装置
に収納された状態では、この印字装置から順方向に排出
される記録紙を、排出方向を反転させて、トレー上に導
く記録紙ガイド部を設け、印字装置から引き出された状
態では、この印字装置から排出される記録紙を、トレー
上に順方向に積載すると共に、印字装置に収納された状
態では、反転して排出される記録紙の浮き上がりを抑え
て、この記録紙をトレーとの間に導き、印字装置から引
き出される時に、トレー上に積載された記録紙上に降下
して、この記録紙をトレー上に押し付けるトレー蓋部
と、印字装置への着脱時に、このトレー蓋部を昇降させ
るトレー蓋昇降部とを設けることを特徴とする。また、
(3)上記(1)、もしくは、(2)のいずれかに記載
の本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、記録紙ガイ
ド部を、印字装置に収納された状態で、順方向に排出さ
れる記録紙の先端が当接する記録紙積載ケースの内壁に
設けることを特徴とする。また、(4)上記(1)から
(3)のいずれかに記載の本体収納型の記録紙積載ケー
スにおいて、印字装置に収納された状態で、この印字装
置が具備する記録紙の排出部の排出方向を、トレー側に
変えさせる排出方向変更部を設けることを特徴とする。
また、(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載の
本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、印字装置への
収納動作に伴い反発力を蓄積し、印字装置からの引き出
し時に、この蓄積した反発力で押し戻すケース押し戻し
部と、印字装置に収納された状態での、このケース押し
戻し部の反発力をロックするケースロック部とを設ける
ことを特徴とする。また、(6)上記(1)から(5)
のいずれかに記載の本体収納型の記録紙積載ケースにお
いて、印字装置に収納された状態を検知する収納検知部
と、印字装置に収納された状態で、トレー上に積載され
た記録紙を検知する記録紙積載検知部と、印字装置に収
納された状態で、トレー上に積載された記録紙の量が、
この印字装置に収納された状態で積載できる上限値に達
したことを検知する記録紙積載上限検知部と、この記録
紙積載上限検知部の検知結果に基づき、印字装置からの
引き出し動作を起動する引出起動部とを設けることを特
徴とする。
【0006】
【作用】本発明においては、ファクシミリ等の印字装置
本体内に収納された記録紙積載ケースに積載される記録
紙を、反転させて送り出す機構(記録紙ガイド部)を、
印字装置本体ではなく、収納型のトレー側(本体収納型
の記録紙積載ケース)に設ける。このことにより、トレ
ーを引き出した場合には、記録紙は、順方向に排出さ
れ、引き出されたトレー上に積載される。このように、
排出される記録紙を積載するトレーを、小型のファクシ
ミリ等の印字装置本体の内部に収納させた形態で利用す
るだけではなく、トレーを引き出した場合にも、排出さ
れてきた記録紙を積載することができ、トレーの積載量
を超えた枚数の記録紙の積載や、トレーの長さを超える
サイズの記録紙の積載が可能となる。また、ファクシミ
リなどへの収納状態や、記録紙の積載状態などを監視す
ることにより、積載された記録紙の量が、収納状態での
積載可能な上限値に達した場合に、トレーをファクシミ
リ印字装置から自動的に引き出すことができ、記録紙の
取り出しが容易となる。
本体内に収納された記録紙積載ケースに積載される記録
紙を、反転させて送り出す機構(記録紙ガイド部)を、
印字装置本体ではなく、収納型のトレー側(本体収納型
の記録紙積載ケース)に設ける。このことにより、トレ
ーを引き出した場合には、記録紙は、順方向に排出さ
れ、引き出されたトレー上に積載される。このように、
排出される記録紙を積載するトレーを、小型のファクシ
ミリ等の印字装置本体の内部に収納させた形態で利用す
るだけではなく、トレーを引き出した場合にも、排出さ
れてきた記録紙を積載することができ、トレーの積載量
を超えた枚数の記録紙の積載や、トレーの長さを超える
サイズの記録紙の積載が可能となる。また、ファクシミ
リなどへの収納状態や、記録紙の積載状態などを監視す
ることにより、積載された記録紙の量が、収納状態での
積載可能な上限値に達した場合に、トレーをファクシミ
リ印字装置から自動的に引き出すことができ、記録紙の
取り出しが容易となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の本体収納型の記録紙積載ケ
ースの本発明に係わる構成の第1の実施例を示す側断面
図である。本第1の実施例の本体収納型の記録紙積載ケ
ースは、ファクシミリ本体に収納されるものであり、こ
のファクシミリは、記録体としてサーマル機構を用いた
感熱記録方式の小型のものであり、本体は、読み取り部
と記録部よりなるが、ここでは、本発明に係わる記録部
のみに関して説明する。
説明する。図1は、本発明の本体収納型の記録紙積載ケ
ースの本発明に係わる構成の第1の実施例を示す側断面
図である。本第1の実施例の本体収納型の記録紙積載ケ
ースは、ファクシミリ本体に収納されるものであり、こ
のファクシミリは、記録体としてサーマル機構を用いた
感熱記録方式の小型のものであり、本体は、読み取り部
と記録部よりなるが、ここでは、本発明に係わる記録部
のみに関して説明する。
【0008】本図1(a)において、1は、受信した画
像情報が印字されるロール状の記録紙、2は、記録紙1
に受信した画像情報を印字するサーマルヘッド、3は、
記録紙1をサーマルヘッド2に押し付けながら搬送する
プラテンローラ、4は、印字終了したロール状の記録紙
1を所定の長さで切断するカッタ、5および6は、プラ
テンローラ3で搬送される記録紙1の上下を規制するガ
イド板上、下、7および8は、搬送されてきた記録紙1
を排出する排紙ローラおよび排紙コロ、9は、排紙ロー
ラ7と排紙コロ8により排出される記録紙1の排出方向
を反転させる本発明の記録紙ガイド部としての排紙ガイ
ド板、10は、排紙ガイド板9を、外装パネル11の内
壁に具備し、記録紙1が積載される本発明の本体収納型
の記録紙積載ケース(以下、トレーケースと記載)であ
る。
像情報が印字されるロール状の記録紙、2は、記録紙1
に受信した画像情報を印字するサーマルヘッド、3は、
記録紙1をサーマルヘッド2に押し付けながら搬送する
プラテンローラ、4は、印字終了したロール状の記録紙
1を所定の長さで切断するカッタ、5および6は、プラ
テンローラ3で搬送される記録紙1の上下を規制するガ
イド板上、下、7および8は、搬送されてきた記録紙1
を排出する排紙ローラおよび排紙コロ、9は、排紙ロー
ラ7と排紙コロ8により排出される記録紙1の排出方向
を反転させる本発明の記録紙ガイド部としての排紙ガイ
ド板、10は、排紙ガイド板9を、外装パネル11の内
壁に具備し、記録紙1が積載される本発明の本体収納型
の記録紙積載ケース(以下、トレーケースと記載)であ
る。
【0009】このような構成によるファクシミリの動作
を説明する。まず、受信した画像情報に対応して、サー
マルヘッド2の所定ビットを選択的に通電することによ
り、プラテンローラ3や排紙ローラ7および排紙コロ8
により搬送される記録紙1に、画像を形成する。ここ
で、記録紙1は、サーマルヘッド2とプラテンローラ3
により印字、搬送されながら、カッタ4を経由した後、
排紙ローラ7と排紙コロ8により搬送され、印字終了
後、所定の位置で、カッタ4により、後端をカットさ
れ、トレーケース10に収納される。そして、カット
後、記録紙1は、プラテンローラ3の逆転により戻さ
れ、次頁の書き込みスタートに備える。
を説明する。まず、受信した画像情報に対応して、サー
マルヘッド2の所定ビットを選択的に通電することによ
り、プラテンローラ3や排紙ローラ7および排紙コロ8
により搬送される記録紙1に、画像を形成する。ここ
で、記録紙1は、サーマルヘッド2とプラテンローラ3
により印字、搬送されながら、カッタ4を経由した後、
排紙ローラ7と排紙コロ8により搬送され、印字終了
後、所定の位置で、カッタ4により、後端をカットさ
れ、トレーケース10に収納される。そして、カット
後、記録紙1は、プラテンローラ3の逆転により戻さ
れ、次頁の書き込みスタートに備える。
【0010】印字後にカットされた記録紙1は、排紙ロ
ーラ7と排紙コロ8により順方向に搬出され、排紙ガイ
ド板9で反転案内されて、トレーケース10内に積載さ
れる。このトレーケース10は、図示していないファク
シミリ本体側のトレーガイドを介して、引き出し自由に
支持されており、操作者は、図1(b)で示すように、
トレーケース10を引き出して、積載されている記録紙
1を取り出す。
ーラ7と排紙コロ8により順方向に搬出され、排紙ガイ
ド板9で反転案内されて、トレーケース10内に積載さ
れる。このトレーケース10は、図示していないファク
シミリ本体側のトレーガイドを介して、引き出し自由に
支持されており、操作者は、図1(b)で示すように、
トレーケース10を引き出して、積載されている記録紙
1を取り出す。
【0011】本第1の実施例においては、排紙ガイド板
9は、トレーケース10の外装パネル11の内壁に設け
られており、図1(b)で示すように、トレーケース1
0を引き出した状態でも、このトレーケース10を使用
することが可能である。すなわち、トレーケース10を
引き出すことにより、排紙ガイド板9が、排紙ローラ7
と排紙コロ8から離れ、記録紙1は、排紙ローラ7と排
紙コロ8との接線方向、本図においては、左方向に水平
に排出され、引き出されたトレーケース10上に積載さ
れる。
9は、トレーケース10の外装パネル11の内壁に設け
られており、図1(b)で示すように、トレーケース1
0を引き出した状態でも、このトレーケース10を使用
することが可能である。すなわち、トレーケース10を
引き出すことにより、排紙ガイド板9が、排紙ローラ7
と排紙コロ8から離れ、記録紙1は、排紙ローラ7と排
紙コロ8との接線方向、本図においては、左方向に水平
に排出され、引き出されたトレーケース10上に積載さ
れる。
【0012】このように本第1の実施例では、排出され
る記録紙1を、反転させて、本体に収納されたトレーケ
ース10上に積載させる排紙ガイド板9を、トレーケー
ス10自体に設けることにより、トレーケース10の引
き出し時においても、トレーケース10を、記録紙1を
積載する記録紙トレーとして用いることができる。尚、
トレーケース10の引き出し時の支持形態としては、次
の図2に示すようなドロップトレー状態とすることもで
きる。
る記録紙1を、反転させて、本体に収納されたトレーケ
ース10上に積載させる排紙ガイド板9を、トレーケー
ス10自体に設けることにより、トレーケース10の引
き出し時においても、トレーケース10を、記録紙1を
積載する記録紙トレーとして用いることができる。尚、
トレーケース10の引き出し時の支持形態としては、次
の図2に示すようなドロップトレー状態とすることもで
きる。
【0013】図2は、本発明の本体収納型の記録紙積載
ケースの本発明に係わる構成の第2の実施例を示す側断
面図である。図2(a)で示すように、本第2の実施例
でのファクシミリは、図1における第1の実施例におけ
るファクシミリと同じ構成であり、本図における1〜1
1の各々の構成部品の説明は省略する。本第2の実施例
の特徴は、トレーケース10の引き出し時の利用形態に
あり、引き出されたトレーケース10は、図2(b)に
示す本発明の係止支持部としてのガイドピン12とガイ
ドスリット13により、ドロップトレー状態に支持され
る。
ケースの本発明に係わる構成の第2の実施例を示す側断
面図である。図2(a)で示すように、本第2の実施例
でのファクシミリは、図1における第1の実施例におけ
るファクシミリと同じ構成であり、本図における1〜1
1の各々の構成部品の説明は省略する。本第2の実施例
の特徴は、トレーケース10の引き出し時の利用形態に
あり、引き出されたトレーケース10は、図2(b)に
示す本発明の係止支持部としてのガイドピン12とガイ
ドスリット13により、ドロップトレー状態に支持され
る。
【0014】すなわち、図2(b)に示すように、トレ
ーケース10の側面部にガイドピン12を、また、ファ
クシミリ本体側のフレームに溝などのガイドスリット1
3を設けて、本体への収納時には、ガイドピン12がガ
イドスリット13で誘導され、かつ、トレーケース10
の底部が、ファクシミリ本体側のフレームの底部に支え
られ、所定の位置に収納される。しかし、トレーケース
10を引き出して使用する場合には、ガイドピン12と
ガイドスリット13、および、ファクシミリ本体のフレ
ームの端部Aで支持されながら引き出される。しかし、
トレーケース10が完全に引き出されると、ファクシミ
リ本体のフレームの端部Aでの支持がなくなり、図中の
破線で示すように、ガイドピン12を中心にして、トレ
ーケース10が回転し、ドロップトレー状態となる。
ーケース10の側面部にガイドピン12を、また、ファ
クシミリ本体側のフレームに溝などのガイドスリット1
3を設けて、本体への収納時には、ガイドピン12がガ
イドスリット13で誘導され、かつ、トレーケース10
の底部が、ファクシミリ本体側のフレームの底部に支え
られ、所定の位置に収納される。しかし、トレーケース
10を引き出して使用する場合には、ガイドピン12と
ガイドスリット13、および、ファクシミリ本体のフレ
ームの端部Aで支持されながら引き出される。しかし、
トレーケース10が完全に引き出されると、ファクシミ
リ本体のフレームの端部Aでの支持がなくなり、図中の
破線で示すように、ガイドピン12を中心にして、トレ
ーケース10が回転し、ドロップトレー状態となる。
【0015】これらの第1、および、第2の実施例で
は、排紙ガイド板9を離間させることにより、排紙方向
を変更させる例について述べたが、排紙ローラ7と排紙
コロ8の接線方向を変えること、すなわち、少なくとも
一方の位置を移動させることや、排紙ガイド板9の角度
を変えることによっても、排紙方向を変更させることが
できる。この排紙ローラ7と排紙コロ8の接線方向の変
更や、排紙ガイド板9の角度の変更は、トレーケース1
0の出し入れにより、例えば、リンク機構等、本発明の
排出方向変更部を用いて行なう。
は、排紙ガイド板9を離間させることにより、排紙方向
を変更させる例について述べたが、排紙ローラ7と排紙
コロ8の接線方向を変えること、すなわち、少なくとも
一方の位置を移動させることや、排紙ガイド板9の角度
を変えることによっても、排紙方向を変更させることが
できる。この排紙ローラ7と排紙コロ8の接線方向の変
更や、排紙ガイド板9の角度の変更は、トレーケース1
0の出し入れにより、例えば、リンク機構等、本発明の
排出方向変更部を用いて行なう。
【0016】次に、トレーケース10の収納、引出機構
に関して、次の図3〜図7を用いて説明する。図3は、
本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発明に係わ
る構成の第3の実施例を示す斜視実体図である。本図に
おいて、30は、本発明の本体収納型の記録紙積載ケー
スとしてのトレーケース、31は、トレーケース30の
側面に設けられたラック、32は、ラック31により回
転するピニオンギア、33は、ピニオンギア32に取付
けられたスプリング、34は、トレーケース30をロッ
クするためのロック爪、35は、ロック爪34のロック
動作を付勢するバネ、36は、ロック爪34のロック動
作を制御するソレノイドである。これらのラック31、
ピニオンギア32とスプリング33により本発明のケー
ス押し戻し部が、また、ロック爪34とバネ35により
本発明のケースロック部が、さらに、ソレノイド36に
より本発明の引出起動部が構成されている。
に関して、次の図3〜図7を用いて説明する。図3は、
本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発明に係わ
る構成の第3の実施例を示す斜視実体図である。本図に
おいて、30は、本発明の本体収納型の記録紙積載ケー
スとしてのトレーケース、31は、トレーケース30の
側面に設けられたラック、32は、ラック31により回
転するピニオンギア、33は、ピニオンギア32に取付
けられたスプリング、34は、トレーケース30をロッ
クするためのロック爪、35は、ロック爪34のロック
動作を付勢するバネ、36は、ロック爪34のロック動
作を制御するソレノイドである。これらのラック31、
ピニオンギア32とスプリング33により本発明のケー
ス押し戻し部が、また、ロック爪34とバネ35により
本発明のケースロック部が、さらに、ソレノイド36に
より本発明の引出起動部が構成されている。
【0017】トレーケース30の収納時には、トレーケ
ース30の収納動作に従って、ラック31により、ピニ
オンギア32が回転し、ピニオンギア32に付けられて
いるスプリング33がチャージされる(反発力が蓄積さ
れる)。トレーケース30が完全に収納された時に、バ
ネ35で付勢されたロック爪34によりロックする。そ
して、トレーケース30の引き出し時には、ソレノイド
36を起動することにより、ロック爪34を解除し、ス
プリング33の反発力により、トレーケース30を押し
出す。
ース30の収納動作に従って、ラック31により、ピニ
オンギア32が回転し、ピニオンギア32に付けられて
いるスプリング33がチャージされる(反発力が蓄積さ
れる)。トレーケース30が完全に収納された時に、バ
ネ35で付勢されたロック爪34によりロックする。そ
して、トレーケース30の引き出し時には、ソレノイド
36を起動することにより、ロック爪34を解除し、ス
プリング33の反発力により、トレーケース30を押し
出す。
【0018】図4は、本発明の本体収納型の記録紙積載
ケースの本発明に係わる構成の第4の実施例を示す上面
図である。本図において、40は、本発明の本体収納型
の記録紙積載ケースとしてのトレーケース、41は、ト
レーケース40を収納するファクシミリなどの本体フレ
ーム、42は、トレーケース40の収納により開脚する
パンタグラフ様部材、43は、パンタグラフ様部材42
の開脚によりチャージされるスプリングであり、このス
プリング43とパンタグラフ様部材42により本発明の
ケース押し戻し部が構成されている。
ケースの本発明に係わる構成の第4の実施例を示す上面
図である。本図において、40は、本発明の本体収納型
の記録紙積載ケースとしてのトレーケース、41は、ト
レーケース40を収納するファクシミリなどの本体フレ
ーム、42は、トレーケース40の収納により開脚する
パンタグラフ様部材、43は、パンタグラフ様部材42
の開脚によりチャージされるスプリングであり、このス
プリング43とパンタグラフ様部材42により本発明の
ケース押し戻し部が構成されている。
【0019】トレーケース40の収納時には、トレーケ
ース40の収納動作に従って、パンタグラフ様部材42
が開き、スプリング43がチャージされ、トレーケース
40の引き出し時には、このスプリング43の反発力に
より、トレーケース40が押し出される。
ース40の収納動作に従って、パンタグラフ様部材42
が開き、スプリング43がチャージされ、トレーケース
40の引き出し時には、このスプリング43の反発力に
より、トレーケース40が押し出される。
【0020】図1(a)に示すように、トレーケース
が、ファクシミリ本体内に収納された状態で使用する
時、例えば、次の図5に示すように、反射型フォトセン
サや、アクチュエータ付き透過型フォトセンサ、あるい
は、マイクロスイッチなどのセンサを、トレーケースの
内部下面や上面に設置することにより、トレーケース上
の記録紙の有無や、収納枚数の上限を検知することが可
能となる。そして、この状態表示を、ファクシミリの操
作部で行なったり、また、収納枚数の上限を検知した時
には、図3、4に示すような構成部品を用いて、トレー
ケースを、ファクシミリ外部に押し出す。このように、
トレーケースを押し出すことにより、トレーケースの上
部の規制を無くすことができ、それ以降も、ファクシミ
リからの排紙が可能となる。
が、ファクシミリ本体内に収納された状態で使用する
時、例えば、次の図5に示すように、反射型フォトセン
サや、アクチュエータ付き透過型フォトセンサ、あるい
は、マイクロスイッチなどのセンサを、トレーケースの
内部下面や上面に設置することにより、トレーケース上
の記録紙の有無や、収納枚数の上限を検知することが可
能となる。そして、この状態表示を、ファクシミリの操
作部で行なったり、また、収納枚数の上限を検知した時
には、図3、4に示すような構成部品を用いて、トレー
ケースを、ファクシミリ外部に押し出す。このように、
トレーケースを押し出すことにより、トレーケースの上
部の規制を無くすことができ、それ以降も、ファクシミ
リからの排紙が可能となる。
【0021】図5は、本発明の本体収納型の記録紙積載
ケースの本発明に係わる構成の第5の実施例を示す側断
面図である。本図において、50は、切欠き部51を有
する本発明の本体収納型の記録紙積載ケースとしてのト
レーケース、52は、トレーケース50を収納するファ
クシミリ、53は、トレーケース50の収納状態/非収
納状態を検知する本発明の収納検知部としての収納検知
センサ、54は、トレーケース50に積載される記録紙
により上下するアクチュエータ、55は、トレーケース
50の切欠き部51から出るアクチュエータ54で遮光
され、トレーケース50上の記録紙の有無を検知する記
録紙積載検知センサ、56は、トレーケース50上の記
録紙の上限を検知する記録紙積載上限検知センサであ
る。尚、アクチュエータ54と記録紙積載検知センサ5
5で、本発明の記録紙積載検知部が、また、アクチュエ
ータ54と記録紙積載上限検知センサ56で、本発明の
記録紙積載上限検知部が構成されている。
ケースの本発明に係わる構成の第5の実施例を示す側断
面図である。本図において、50は、切欠き部51を有
する本発明の本体収納型の記録紙積載ケースとしてのト
レーケース、52は、トレーケース50を収納するファ
クシミリ、53は、トレーケース50の収納状態/非収
納状態を検知する本発明の収納検知部としての収納検知
センサ、54は、トレーケース50に積載される記録紙
により上下するアクチュエータ、55は、トレーケース
50の切欠き部51から出るアクチュエータ54で遮光
され、トレーケース50上の記録紙の有無を検知する記
録紙積載検知センサ、56は、トレーケース50上の記
録紙の上限を検知する記録紙積載上限検知センサであ
る。尚、アクチュエータ54と記録紙積載検知センサ5
5で、本発明の記録紙積載検知部が、また、アクチュエ
ータ54と記録紙積載上限検知センサ56で、本発明の
記録紙積載上限検知部が構成されている。
【0022】このような構成により、トレーケース50
の収納状態や、記録紙の積載状況を検知して、図3、4
で示すような駆動部を、図3のソレノイド36で起動し
て、トレーケース50を自動的に引き出させ、収納され
た記録紙の取り出しを容易とする。記録紙積載検知セン
サ55、および、記録紙積載上限検知センサ56は、透
過型のフォトセンサであり、トレーケース50の底面に
設けられた切欠き部51より突出するアクチュエータ5
4により光路を遮断され、それぞれ、記録紙無し、およ
び、記録紙上限を検知し、また、光路開放により、記録
紙有り、および、上限でないことを検知する。尚、トレ
ーケース50着脱時のアクチュエータ54との干渉を避
けるため、図5(b)に示すように、カセット内壁にも
切欠き部57を設けて、逃げを形成する。
の収納状態や、記録紙の積載状況を検知して、図3、4
で示すような駆動部を、図3のソレノイド36で起動し
て、トレーケース50を自動的に引き出させ、収納され
た記録紙の取り出しを容易とする。記録紙積載検知セン
サ55、および、記録紙積載上限検知センサ56は、透
過型のフォトセンサであり、トレーケース50の底面に
設けられた切欠き部51より突出するアクチュエータ5
4により光路を遮断され、それぞれ、記録紙無し、およ
び、記録紙上限を検知し、また、光路開放により、記録
紙有り、および、上限でないことを検知する。尚、トレ
ーケース50着脱時のアクチュエータ54との干渉を避
けるため、図5(b)に示すように、カセット内壁にも
切欠き部57を設けて、逃げを形成する。
【0023】図6は、本発明の本体収納型の記録紙積載
ケースの本発明に係わる構成の第6の実施例を示す側断
面図である。本第6の実施例においては、図5における
第5の実施例の記録紙積載検知センサ55と記録紙積載
上限検知センサ56に、反射型のフォトセンサ65、6
6を用いたものであり、記録紙の浮きによるフォトセン
サ66での上限の誤検知を防ぐために、記録紙の上面を
抑える上限レバー67を設けている。この上限レバー6
7は、図5におけるアクチュエータ54と同様に、回動
自在に支持され、かつ、記録紙を抑えるための重量と、
記録紙搬送抵抗になる負荷のバランスに基づき重さが定
められる。
ケースの本発明に係わる構成の第6の実施例を示す側断
面図である。本第6の実施例においては、図5における
第5の実施例の記録紙積載検知センサ55と記録紙積載
上限検知センサ56に、反射型のフォトセンサ65、6
6を用いたものであり、記録紙の浮きによるフォトセン
サ66での上限の誤検知を防ぐために、記録紙の上面を
抑える上限レバー67を設けている。この上限レバー6
7は、図5におけるアクチュエータ54と同様に、回動
自在に支持され、かつ、記録紙を抑えるための重量と、
記録紙搬送抵抗になる負荷のバランスに基づき重さが定
められる。
【0024】尚、図6(b)に示すように、トレーケー
ス60の収納状態/非収納状態を検知する収納検知セン
サ63には、図5における収納検知センサ53と同様
に、マイクロスイッチを用いている。このような構成に
より、トレーケース60の収納状態や、記録紙の積載状
況を検知して、図3、4で示したような駆動部により、
収納された記録紙を取り出すために、トレーケース50
を自動的に引き出させる。以下、その動作を次の図7を
用いて説明する。
ス60の収納状態/非収納状態を検知する収納検知セン
サ63には、図5における収納検知センサ53と同様
に、マイクロスイッチを用いている。このような構成に
より、トレーケース60の収納状態や、記録紙の積載状
況を検知して、図3、4で示したような駆動部により、
収納された記録紙を取り出すために、トレーケース50
を自動的に引き出させる。以下、その動作を次の図7を
用いて説明する。
【0025】図7は、図6における本体収納型の記録紙
積載ケースを具備するファクシミリの本発明に係わる動
作の一実施例を示すフローチャートである。画像を受信
してプリント(印字)要求が入力されると(ステップ7
01)、まず、図6の収納検知センサ63のオンオフ状
態を確認する(ステップ702)。オフ状態であれば、
図6のトレーケース60がファクシミリ本体外にセット
されており、プリントを開始する(ステップ703)。
プリント対象の次のページがなければ(ステップ70
4)、処理を終了し、有れば、ステップ702に戻る。
積載ケースを具備するファクシミリの本発明に係わる動
作の一実施例を示すフローチャートである。画像を受信
してプリント(印字)要求が入力されると(ステップ7
01)、まず、図6の収納検知センサ63のオンオフ状
態を確認する(ステップ702)。オフ状態であれば、
図6のトレーケース60がファクシミリ本体外にセット
されており、プリントを開始する(ステップ703)。
プリント対象の次のページがなければ(ステップ70
4)、処理を終了し、有れば、ステップ702に戻る。
【0026】ステップ702において、図6の収納検知
センサ63がオン状態であれば、図6のトレーケース6
0がファクシミリ本体内に収納されており、図6のフォ
トセンサ65のオンオフ状態を確認し、このトレーケー
ス内の記録紙の積載状況を調べる(ステップ705)。
図6のフォトセンサ65がオフ状態であれば、最初のペ
ージのプリント要求であり、ステップ703に進み、プ
リントを行なうが、オン状態であれば、図6のフォトセ
ンサ66のオンオフ状態を見て、未だ記録紙の積載がで
きるか否かを確認する(ステップ706)。
センサ63がオン状態であれば、図6のトレーケース6
0がファクシミリ本体内に収納されており、図6のフォ
トセンサ65のオンオフ状態を確認し、このトレーケー
ス内の記録紙の積載状況を調べる(ステップ705)。
図6のフォトセンサ65がオフ状態であれば、最初のペ
ージのプリント要求であり、ステップ703に進み、プ
リントを行なうが、オン状態であれば、図6のフォトセ
ンサ66のオンオフ状態を見て、未だ記録紙の積載がで
きるか否かを確認する(ステップ706)。
【0027】図6のフォトセンサ66がオフ状態であれ
ば、未だ記録紙を積載するスペースがあり、ステップ7
03に進み、プリントを行なう。しかし、図6のフォト
センサ66がオン状態であれば、記録紙が既に積載可能
な上限に達しており、例えば、図3に示すソレノイド3
6を起動してロックを解除し、トレーケースをファクシ
ミリ外に押し出す(ステップ707)。そして、ステッ
プ702に進み、図6の収納検知センサ63のオフ状態
を確認した後、すなわち、トレーケースが確実に押し出
された後に、ステップ703におけるプリントを行な
う。
ば、未だ記録紙を積載するスペースがあり、ステップ7
03に進み、プリントを行なう。しかし、図6のフォト
センサ66がオン状態であれば、記録紙が既に積載可能
な上限に達しており、例えば、図3に示すソレノイド3
6を起動してロックを解除し、トレーケースをファクシ
ミリ外に押し出す(ステップ707)。そして、ステッ
プ702に進み、図6の収納検知センサ63のオフ状態
を確認した後、すなわち、トレーケースが確実に押し出
された後に、ステップ703におけるプリントを行な
う。
【0028】このようにして、トレーケースが記録紙で
一杯になった場合にも、トレーケースをファクシミリ外
に自動的に押し出してから、プリントを継続するので、
積載過多による記録紙の損傷や排出ジャムを回避するこ
とができる。
一杯になった場合にも、トレーケースをファクシミリ外
に自動的に押し出してから、プリントを継続するので、
積載過多による記録紙の損傷や排出ジャムを回避するこ
とができる。
【0029】図8は、本発明の本体収納型の記録紙積載
ケースの本発明に係わる構成の第7の実施例を示す斜視
実体図である。本図において、80は、本発明の本体収
納型の記録紙積載ケースとしてのトレーケース、81
は、トレーケース80をファクシミリ外に引き出して用
いる場合に、トレーケース80よりも長い記録紙の積載
などに用いる本発明に係わる補助トレー蓋、82は、補
助トレー蓋81の回動を支持する回転支点、83は、補
助トレー蓋81を、回動途中で保持する中間ロック部、
84は、この中間ロック部83で支持される補助トレー
蓋81に設けられたロック爪である。
ケースの本発明に係わる構成の第7の実施例を示す斜視
実体図である。本図において、80は、本発明の本体収
納型の記録紙積載ケースとしてのトレーケース、81
は、トレーケース80をファクシミリ外に引き出して用
いる場合に、トレーケース80よりも長い記録紙の積載
などに用いる本発明に係わる補助トレー蓋、82は、補
助トレー蓋81の回動を支持する回転支点、83は、補
助トレー蓋81を、回動途中で保持する中間ロック部、
84は、この中間ロック部83で支持される補助トレー
蓋81に設けられたロック爪である。
【0030】この補助トレー蓋81は、トレーケース8
0がファクシミリなどに収納された状態では、図8
(a)に示すように、トレーケース80の底板(トレ
ー)上に重ねられ、記録紙は、この補助トレー蓋81の
上に積載される。また、トレーケース80をファクシミ
リなどから引き出した状態で使用する場合には、図8
(b)に示すように、補助トレー蓋81を、回転支点8
2を中心に回動させて広げることができる。このことに
より、トレーケース80を超えて排出される長い記録紙
の先端側部分を積載することができる。さらに、トレー
ケース80をドロップトレー状態で使用する場合には、
図8(c)に示すように、補助トレー蓋81のロック爪
84を、トレーケース80に設けた中間ロック部83で
支持して、トレーケース80と補助トレー蓋81で筐体
を形成し、排出される記録紙を収納する。
0がファクシミリなどに収納された状態では、図8
(a)に示すように、トレーケース80の底板(トレ
ー)上に重ねられ、記録紙は、この補助トレー蓋81の
上に積載される。また、トレーケース80をファクシミ
リなどから引き出した状態で使用する場合には、図8
(b)に示すように、補助トレー蓋81を、回転支点8
2を中心に回動させて広げることができる。このことに
より、トレーケース80を超えて排出される長い記録紙
の先端側部分を積載することができる。さらに、トレー
ケース80をドロップトレー状態で使用する場合には、
図8(c)に示すように、補助トレー蓋81のロック爪
84を、トレーケース80に設けた中間ロック部83で
支持して、トレーケース80と補助トレー蓋81で筐体
を形成し、排出される記録紙を収納する。
【0031】図9は、本発明の本体収納型の記録紙積載
ケースの本発明に係わる構成の第8の実施例を示す斜視
実体図である。本図において、90は、本発明の本体収
納型の記録紙積載ケースとしてのトレーケース、91
は、トレーケース90をファクシミリなどに収納して使
用する際に、積載する記録紙の浮き上がりを抑える本発
明に係わるトレー蓋、92と93は、トレー蓋91の先
端部分(図中A)の昇降をガイドするガイドピンとガイ
ドスリット、94と95は、トレー蓋91の後端部分
(図中B)の開口幅を規制する中間支持ピンと中間ロッ
ク部、96は、ファクシミリなどの本体側に設けられ、
トレー蓋91を昇降させる本発明に係わるトレー蓋昇降
部である。
ケースの本発明に係わる構成の第8の実施例を示す斜視
実体図である。本図において、90は、本発明の本体収
納型の記録紙積載ケースとしてのトレーケース、91
は、トレーケース90をファクシミリなどに収納して使
用する際に、積載する記録紙の浮き上がりを抑える本発
明に係わるトレー蓋、92と93は、トレー蓋91の先
端部分(図中A)の昇降をガイドするガイドピンとガイ
ドスリット、94と95は、トレー蓋91の後端部分
(図中B)の開口幅を規制する中間支持ピンと中間ロッ
ク部、96は、ファクシミリなどの本体側に設けられ、
トレー蓋91を昇降させる本発明に係わるトレー蓋昇降
部である。
【0032】トレー蓋91は、トレーケース90がファ
クシミリなどに収納された状態では、図9(b)に示す
ように、ファクシミリ本体に設けられたトレー蓋昇降部
部96により、ガイドピン92が押し上げられ、トレー
ケース90の上部に上昇される。この状態では、排出さ
れてきた記録紙は、トレーケース90の底部に積載され
る。この時、排出される記録紙は、反転によりカール
(巻き癖)ができ、先端が浮き上がってしまうが、トレ
ー蓋91により抑えられる。
クシミリなどに収納された状態では、図9(b)に示す
ように、ファクシミリ本体に設けられたトレー蓋昇降部
部96により、ガイドピン92が押し上げられ、トレー
ケース90の上部に上昇される。この状態では、排出さ
れてきた記録紙は、トレーケース90の底部に積載され
る。この時、排出される記録紙は、反転によりカール
(巻き癖)ができ、先端が浮き上がってしまうが、トレ
ー蓋91により抑えられる。
【0033】また、トレーケース90がファクシミリか
ら引き出される時には、トレー蓋昇降部部96により、
ガイドピン92が押し下げられ、トレーケース90上に
降下して、記録紙をトレー上に押し付け、記録紙の浮き
上がりをさらに強く抑える。このことにより、トレーケ
ース90の引き出し時に、記録紙がファクシミリ本体に
ひっかかることを防止することができる。さらに、トレ
ーケース90をドロップトレー状態として使用する場合
には、図9(c)に示すように、中間支持ピン94が、
中間ロック部95に支持され、トレー蓋91の後端部分
(図中B)が開いた状態となり、このトレー蓋91とト
レーケース90とで形成される筐体内に、記録紙が収納
される。
ら引き出される時には、トレー蓋昇降部部96により、
ガイドピン92が押し下げられ、トレーケース90上に
降下して、記録紙をトレー上に押し付け、記録紙の浮き
上がりをさらに強く抑える。このことにより、トレーケ
ース90の引き出し時に、記録紙がファクシミリ本体に
ひっかかることを防止することができる。さらに、トレ
ーケース90をドロップトレー状態として使用する場合
には、図9(c)に示すように、中間支持ピン94が、
中間ロック部95に支持され、トレー蓋91の後端部分
(図中B)が開いた状態となり、このトレー蓋91とト
レーケース90とで形成される筐体内に、記録紙が収納
される。
【0034】以上、図1〜図9を用いて説明したよう
に、本実施例の本体収納型の記録紙積載ケースでは、ト
レーケース(記録紙積載ケース)をファクシミリ本体内
に収納された状態で、排出されてきた記録紙を反転させ
る機構を、ファクシミリ本体ではなく、トレーケース側
に設ける。このことにより、トレーケースを引き出した
場合には、記録紙は、順方向に排出され、引き出された
トレーケースに積載され、ファクシミリ本体内に収納さ
せた形態で利用するだけではなく、トレーケースを引き
出した状態、および、ドロップトレー形態でも利用で
き、収納利用時におけるトレーケースの積載量を超えた
枚数の記録紙の積載が可能となる。
に、本実施例の本体収納型の記録紙積載ケースでは、ト
レーケース(記録紙積載ケース)をファクシミリ本体内
に収納された状態で、排出されてきた記録紙を反転させ
る機構を、ファクシミリ本体ではなく、トレーケース側
に設ける。このことにより、トレーケースを引き出した
場合には、記録紙は、順方向に排出され、引き出された
トレーケースに積載され、ファクシミリ本体内に収納さ
せた形態で利用するだけではなく、トレーケースを引き
出した状態、および、ドロップトレー形態でも利用で
き、収納利用時におけるトレーケースの積載量を超えた
枚数の記録紙の積載が可能となる。
【0035】また、収納利用時においてトレーケースの
積載量を超えた枚数の記録紙が積載された場合には、ト
レーケースを自動的に引き出す(押し出す)ことによ
り、記録紙の取り出が容易となる一方で、記録紙の積載
を継続することもでき、より多くの積載量に対応でき
る。また、記録紙の積載状況を、ファクシミリに通知す
ることができ、ファクシミリの操作表示部でその状態を
表示することにより、操作者は、トレーケースを引き出
さなくても積載状況を把握することができる。
積載量を超えた枚数の記録紙が積載された場合には、ト
レーケースを自動的に引き出す(押し出す)ことによ
り、記録紙の取り出が容易となる一方で、記録紙の積載
を継続することもでき、より多くの積載量に対応でき
る。また、記録紙の積載状況を、ファクシミリに通知す
ることができ、ファクシミリの操作表示部でその状態を
表示することにより、操作者は、トレーケースを引き出
さなくても積載状況を把握することができる。
【0036】また、補助トレー蓋を設けることにより、
トレーケースの長さを超えるサイズの記録紙の積載や、
ドロップトレー使用時の記録紙の落下を防止することが
可能となる。また、トレー蓋を設けることにより、記録
紙のカールに起因する収納時点での記録紙の積載ジャム
や、トレーケースの引き出し時における記録紙の損傷を
防ぐことができる。
トレーケースの長さを超えるサイズの記録紙の積載や、
ドロップトレー使用時の記録紙の落下を防止することが
可能となる。また、トレー蓋を設けることにより、記録
紙のカールに起因する収納時点での記録紙の積載ジャム
や、トレーケースの引き出し時における記録紙の損傷を
防ぐことができる。
【0037】尚、本発明は、図1〜図9を用いて説明し
た実施例に限定されるものではない。例えば、トレーケ
ースを押し出すためのの付勢に関しては、図3に示すよ
うにスプリングを使用したり、図4に示すようにリンク
とスプリングを用いたパンタグラフ様の部材を用いたり
しているが、板バネなどを用いても同様にして付勢する
ことができる。また、図8においても、トレーケース8
0、および、補助トレー蓋81を、樹脂などの弾性剤で
形成し、ロック爪84部分と、それに係合する中間ロッ
ク部83(切欠き部)を設けて、ドロップトレー状態で
支持するようにしたり、別部材を設けるて行なうもので
も良い。
た実施例に限定されるものではない。例えば、トレーケ
ースを押し出すためのの付勢に関しては、図3に示すよ
うにスプリングを使用したり、図4に示すようにリンク
とスプリングを用いたパンタグラフ様の部材を用いたり
しているが、板バネなどを用いても同様にして付勢する
ことができる。また、図8においても、トレーケース8
0、および、補助トレー蓋81を、樹脂などの弾性剤で
形成し、ロック爪84部分と、それに係合する中間ロッ
ク部83(切欠き部)を設けて、ドロップトレー状態で
支持するようにしたり、別部材を設けるて行なうもので
も良い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、本体収納型のトレーで
ある記録紙積載ケースを、ファクシミリ等の印字装置本
体から引き出した状態でも正常な記録紙の積載ができ、
トレーの積載量を超えた記録紙の積載や、トレーの長さ
を超える記録紙の積載などを効率良く行ない、記録紙の
積載性能を向上させることが可能である。
ある記録紙積載ケースを、ファクシミリ等の印字装置本
体から引き出した状態でも正常な記録紙の積載ができ、
トレーの積載量を超えた記録紙の積載や、トレーの長さ
を超える記録紙の積載などを効率良く行ない、記録紙の
積載性能を向上させることが可能である。
【0039】
【図1】本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発
明に係わる構成の第1の実施例を示す側断面図である。
明に係わる構成の第1の実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発
明に係わる構成の第2の実施例を示す側断面図である。
明に係わる構成の第2の実施例を示す側断面図である。
【図3】本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発
明に係わる構成の第3の実施例を示す側断面図である。
明に係わる構成の第3の実施例を示す側断面図である。
【図4】本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発
明に係わる構成の第4の実施例を示す側断面図である。
明に係わる構成の第4の実施例を示す側断面図である。
【図5】本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発
明に係わる構成の第5の実施例を示す側断面図である。
明に係わる構成の第5の実施例を示す側断面図である。
【図6】本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発
明に係わる構成の第6の実施例を示す側断面図である。
明に係わる構成の第6の実施例を示す側断面図である。
【図7】図6における本体収納型の記録紙積載ケースを
具備するファクシミリの本発明に係わる動作の一実施例
を示すフローチャートである。
具備するファクシミリの本発明に係わる動作の一実施例
を示すフローチャートである。
【図8】本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発
明に係わる構成の第7の実施例を示す側断面図である。
明に係わる構成の第7の実施例を示す側断面図である。
【図9】本発明の本体収納型の記録紙積載ケースの本発
明に係わる構成の第8の実施例を示す側断面図である。
明に係わる構成の第8の実施例を示す側断面図である。
1 記録紙 2 サーマルヘッド 3 プラテンローラ 4 カッタ 5 ガイド板上 6 ガイド板下 7 排紙ローラ 8 排紙コロ 9 排紙ガイド板 10 トレーケース 11 外装パネル 12 ガイドピン 13 ガイドスリット 30 トレーケース 31 ラック 32 ピニオンギア 33 スプリング 34 ロック爪 35 バネ 36 ソレノイド 40 トレーケース 41 本体フレーム 42 パンタグラフ様部材 43 スプリング 50 トレーケース 51 切欠き部 52 ファクシミリ 53 収納検知センサ 54 アクチュエータ 55 記録紙積載検知センサ 56 記録紙積載上限検知センサ 57 切欠き部 60 トレーケース 63 収納検知センサ 65、66 フォトセンサ 67 上限レバー 80 トレーケース 81 補助トレー蓋 82 回転支点 83 中間ロック部 84 ロック爪 90 トレーケース 91 トレー蓋 92 ガイドピン 93 ガイドスリット 94 中間支持ピン 95 中間ロック部 96 トレー蓋昇降部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−279160(JP,A) 実開 平2−139860(JP,U) 実開 平4−56162(JP,U) 実開 平2−57872(JP,U) 実開 昭58−137665(JP,U) 実開 昭64−24062(JP,U) 実開 昭62−71147(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 31/00 B65H 29/52 B65H 29/58 H04N 1/00
Claims (6)
- 【請求項1】 印字装置本体内に引き出し様に抜き差し
自在に収納され、上記印字装置に収納された状態では、
該印字装置から順方向に排出される記録紙を、排出方向
を反転させて、上記トレー上に導く記録紙ガイド手段を
設け、上記印字装置から引き出された状態では、該印字
装置から排出される記録紙を、上記トレー上に順方向に
積載する本体収納型の記録紙積載ケースであって、 上記印字装置から引き出された状態での上記記録紙の積
載時に、記録紙積載ケースをドロップトレー状態に係止
する係止支持手段と、 上記印字装置に収納された状態では、上記トレー上に重
ねられて上記記録紙が積載され、上記印字装置から引き
出された状態では、上記トレーを超えて順方向に排出さ
れる記録紙の先端側部分が積載され、上記印字装置から
引き出されたドロップトレー状態では、上記トレーとで
筐体を形成し、上記排出される記録紙を、該筐体内に収
納する補助トレー蓋手段とを設けることを特徴とする本
体収納型の記録紙積載ケース 。 - 【請求項2】 印字装置本体内に引き出し様に抜き差し
自在に収納され、上記印字装置に収納された状態では、
該印字装置から順方向に排出される記録紙を、排出方向
を反転させて、上記トレー上に導く記録紙ガイド手段を
設け、上記印字装置から引き出された状態では、該印字
装置から排出される記録紙を、上記トレー上に順方向に
積載する本体収納型の記録紙積載ケースであって、 上 記印字装置に収納された状態では、上記反転して排出
される記録紙を、該記録紙の浮き上がりを抑えて、上記
トレーとの間に導き、上記印字装置から引き出される時
に、上記トレー上に積載された記録紙上に降下して、該
記録紙を上記トレー上に押し付けるトレー蓋手段と、 上記印字装置への着脱時に、該トレー蓋手段を昇降させ
るトレー蓋昇降手段とを 設けることを特徴とする本体収
納型の記録紙積載ケース。 - 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
かに記載の本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、上
記記録紙ガイド手段を、上記印字装置に収納された状態
で、上記順方向に排出される記録紙の先端が当接する記
録紙積載ケースの内壁に設けることを特徴とする本体収
納型の記録紙積載ケース。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、上記印字装
置に収納された状態で、該印字装置が具備する記録紙の
排出手段の排出方向を、上記トレー側に変えさせる排出
方向変更手段を設けることを特徴とする本体収納型の記
録紙積載ケース。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、上記印字装
置への収納動作に伴い反発力を蓄積し、上記印字装置か
らの引き出し時に、該蓄積した反発力で押し戻すケース
押し戻し手段と、上記印字装置に収納された状態での、
該ケース押し戻し手段の反発力をロックするケースロッ
ク手段とを設けることを特徴とする本体収納型の記録紙
積載ケース。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
の本体収納型の記録紙積載ケースにおいて、上記印字装
置に収納された状態を検知する収納検知手段と、上記印
字装置に収納された状態で、上記トレー上に積載された
記録紙を検知する記録紙積載検知手段と、上記印字装置
に収納された状態で、上記トレー上に積載された記録紙
の量が、該印字装置に収納された状態で積載できる上限
値に達したことを検知する記録紙積載上限検知手段と、
該記録紙積載上限検知手段の検知結果に基づき、上記印
字装置からの引き出し動作を起動する引出起動手段とを
設けることを特徴とする本体収納型の記録紙積載ケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22406192A JP3322353B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 本体収納型の記録紙積載ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22406192A JP3322353B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 本体収納型の記録紙積載ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664821A JPH0664821A (ja) | 1994-03-08 |
JP3322353B2 true JP3322353B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=16807963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22406192A Expired - Fee Related JP3322353B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 本体収納型の記録紙積載ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322353B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4118005A1 (de) * | 1991-06-01 | 1992-12-03 | Kabelmetal Electro Gmbh | Vorrichtung zum anbringen eines schutzkoerpers am ende einer elektrischen leitung |
JP3560104B2 (ja) * | 1996-09-20 | 2004-09-02 | 富士ゼロックス株式会社 | カール矯正装置 |
JP5740206B2 (ja) * | 2011-05-19 | 2015-06-24 | 理想科学工業株式会社 | 用紙ホルダおよびプリンタ |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22406192A patent/JP3322353B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0664821A (ja) | 1994-03-08 |
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