JPH06148749A - カートリッジローダ - Google Patents

カートリッジローダ

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Publication number
JPH06148749A
JPH06148749A JP29466392A JP29466392A JPH06148749A JP H06148749 A JPH06148749 A JP H06148749A JP 29466392 A JP29466392 A JP 29466392A JP 29466392 A JP29466392 A JP 29466392A JP H06148749 A JPH06148749 A JP H06148749A
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JP
Japan
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cartridge
mode
microfilm
stacker
search
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Application number
JP29466392A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Maruyama
吉紀 丸山
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】さまざまな検索方法や用途に対応した動作や、
使用されるマイクロフィルムの種類に対応した動作を実
行することができるカートリッジローダを提供するこ
と。 【構成】カートリッジローダ21の制御手段MCは、ス
タッカー24に収納されたカートリッジAのそれぞれを
順次連続的に装填し排出するオートモードと、スタッカ
ー24に収納されたカートリッジAを作業者の指示に応
答して断続的に装填し排出するセミオートモードと、1
本のカートリッジを装填し排出する割込みモードとの3
つの動作モードを有する。また、制御手段MCは、各モ
ードの切り替えを動作中においても受け入れ、オートモ
ード又はセミオートモードで動作中に割込みモードが指
示されたときには、ロールフィルムキャリア1に装填さ
れたカートリッジAが排出された後に動作モードを割込
みモードに切り替えるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロフィルムの画
像を投影する画像投影装置に取り付けられるカートリッ
ジローダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルムに記録された画像を投
影するために画像投影装置が広く使用されている。この
画像投影装置には、マイクロフィルムの画像をスクリー
ン上に拡大投影して閲覧するマイクロフィルムリーダ、
画像の投影機能に加えて画像を複写する機能を備えたマ
イクロフィルムリーダープリンタ、マイクロフィルムの
画像を固体撮像素子たるCCDにより読み取るマイクロ
フィルムスキャナー等がある。
【0003】マイクロフィルムは、一般的に大量に保管
されて使用に供されている。マイクロフィルムを使用す
るに際しては、大量のマイクロフィルムの中から、所望
の画像を検索したり複写したりすること等を迅速に行う
ことが要求される。リーダープリンター等においてマイ
クロフィルムの検索や複写等を行う場合、従来では、マ
イクロフィルムを収容したカートリッジは、リーダープ
リンターのロールフィルムキャリアに対して、順次、手
作業で装填され、使用済となったカートリッジは、リー
ダープリンターから手作業で排出されていた。つまり、
カートリッジ1本1本について検索や複写等が終了する
ごとに、作業者が手作業により、カートリッジの排出と
新たなカートリッジの装填すなわちカートリッジの交換
を行っていた。このため、カートリッジの交換に手間が
かかり、マイクロフィルムの検索や複写等を迅速に行う
ことが困難であるという問題が指摘されていた。
【0004】このような問題に対処すべく、最近では、
マイクロフィルムを収容したカートリッジを自動的に装
填及び排出するカートリッジローダが開発されている。
このカートリッジローダは、リーダープリンター等に補
助装置として取り付けられるものであり、複数個のカー
トリッジを収納可能なカートリッジ収納部を有してい
る。このカートリッジ収納部は、カートリッジコンテナ
あるいはスタッカーと指称されるものであり、以下の説
明ではスタッカーと称する。そして、カートリッジロー
ダは、スタッカーに収納されたカートリッジを自動的に
順次取り出してロールフィルムキャリアに対して装填
し、ロールフィルムキャリアにおいてマイクロフィルム
の検索や複写等が終了すると、使用済となったカートリ
ッジをロールフィルムキャリアから取り出してスタッカ
ーに返却するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイクロフ
ィルムに記録された多数の画像情報の中から所望の画像
情報を検索したり複写したりする検索方法や用途には、
さまざまなものがあり、例えば、検索等を自動的に行う
自動検索や、検索等をマニュアル操作で行うマニュアル
検索等がある。また、マイクロフィルムの種類にも、さ
まざまなものがあり、例えば、検索情報のマークである
IMC(イメージ・マネージメント・コード)等が付さ
れて自動検索が可能となったマイクロフィルムや、検索
情報が付されておらず自動検索を行えないマイクロフィ
ルム等がある。
【0006】このため、カートリッジローダがカートリ
ッジを装填し排出する動作として1種類の動作モードし
か有していないと、カートリッジローダは、例えば、自
動検索を行うためのカートリッジの装填、排出動作を実
行できるが、マニュアル検索を行うためのカートリッジ
の装填、排出動作を実行できないという不具合が生じ
る。また、カートリッジローダは、例えば、検索情報が
付されたマイクロフィルムを収容したカートリッジであ
れば装填、排出動作を実行できるが、検索情報が付され
ていないマイクロフィルムを収容したカートリッジでは
装填、排出動作を実行できないという不具合が生じる。
従って、カートリッジローダが1つの動作モードしか有
していないと、検索方法や用途、使用するフィルムの種
類が限定されるという欠点があった。更に、カートリッ
ジローダの動作モードが1つだけであれば、スタッカー
に収納されたカートリッジ以外のカートリッジについて
優先的に検索等を行う必要が生じたときでも、該カート
リッジの装填、排出を行うことができないという欠点が
ある。
【0007】そこで、本発明は、さまざまな検索方法や
用途に対応した動作や、使用されるマイクロフィルムの
種類に対応した動作を実行することができるカートリッ
ジローダを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、マイクロフィルムの画像を投影する画像
投影装置に取り付けられると共に、前記マイクロフィル
ムを収容したカートリッジを複数個収納可能なカートリ
ッジ収納部を有するカートリッジローダにおいて、前記
カートリッジ収納部に収納された前記カートリッジを前
記画像投影装置のフィルムキャリアに導く装填手段と、
前記フィルムキャリアに装填された前記カートリッジを
このフィルムキャリアから前記カートリッジ収納部に返
却する排出手段と、前記カートリッジの装填動作及び返
却動作を制御する制御手段とを有してなり、前記制御手
段は、前記カートリッジ収納部に収納された前記カート
リッジのそれぞれを順次連続的に装填し排出するための
第1モードと、前記カートリッジ収納部に収納された前
記カートリッジを作業者の指示に応答して断続的に装填
し排出するための第2モードと、1本のカートリッジを
装填し排出するための第3モードとの3つの動作モード
を有することを特徴とするカートリッジローダである。
【0009】また、前記制御手段は、前記各モードの切
り替えを動作中においても受け入れ、前記第1モード又
は前記第2モードで動作中に前記第3モードが指示され
たときには、前記画像投影装置内の前記カートリッジが
排出された後に動作モードを前記第3モードに切り替え
るようになっている。
【0010】
【作用】カートリッジ収納部に収納されたカートリッジ
は、装填手段により、画像投影装置のフィルムキャリア
に導かれ、このフィルムキャリアに装填されたカートリ
ッジは、排出手段により、フィルムキャリアからカート
リッジ収納部に返却される。制御手段は、カートリッジ
の装填動作及び返却動作を制御する。更に、制御手段
は、カートリッジ収納部に収納されたカートリッジのそ
れぞれを順次連続的に装填し排出するための第1モード
と、カートリッジ収納部に収納されたカートリッジを作
業者の指示に応答して断続的に装填し排出するための第
2モードと、1本のカートリッジを装填し排出するため
の第3モードとの3つの動作モードを有する。例えば、
カートリッジローダは、自動検索等を行う場合や検索情
報が付されたマイクロフィルムを収容したカートリッジ
の場合には第1モードの動作を実行し、マニュアル検索
を行う場合や検索情報が付されていないマイクロフィル
ムを収容したカートリッジの場合には第2モードの動作
を実行し、1本のカートリッジを装填し排出する場合に
は第3モードの動作を実行する。従って、カートリッジ
ローダは、さまざまな検索方法や用途に対応した動作を
実行し、使用されるマイクロフィルムの種類に対応した
動作を実行することになる。
【0011】また、第1又は第2モードで動作中に第3
モードが指示されたときに、画像投影装置内のカートリ
ッジが排出された後に動作モードを第3モードに切り替
えるようにすれば、カートリッジ収納部に収納されたカ
ートリッジ以外のカートリッジを装填し排出できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のカートリッジローダについ
て、図示する実施例に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、マイクロフィルムリーダプリンタ
等の画像投影装置に取り付けられるロールフィルムキャ
リア及びカートリッジローダのスタッカーを示す外観図
である。ロールフィルムキャリア1は、ロール状に巻回
されたマイクロフィルムの送り出し装置であり、リーダ
プリンタに対して着脱自在に又は一体組み込み式に設け
られている。このロールフィルムキャリア1は、スタッ
カー24から取り出されたカートリッジAが所定位置に
装填され、このカートリッジA内に収容されているマイ
クロフィルムのローディングを行い、検索等の際にはマ
イクロフィルムの搬送、巻き戻しを行い、検索や複写等
が終了するとマイクロフィルムのリワインドを行う。カ
ートリッジローダのスタッカー24は、マイクロフィル
ムを収容したカートリッジAを複数個収納可能となって
おり、ケーシング80に形成した載置台81の所定位置
に着脱自在に取り付けられる。スタッカー24内に収納
されたカートリッジAは、ケーシング80前面の図中右
側に位置する第1窓部82を通ってロールフィルムキャ
リア1に導かれ、ロールフィルムキャリア1に装填され
たカートリッジAは、図中左側に位置する第2窓部83
を通ってスタッカー24に返却される。作業車(オペレ
ータ)が検索及びプリントしたい画像情報の検索情報を
入力するため、種々のキー及び表示部を備えた操作パネ
ル84が設けられている。また、ケーシング80前面に
は、図2にも示すように、カートリッジローダの動作モ
ードを選択するための表示パネル85が設けられてい
る。この表示パネル85の構成については後述する。
【0014】図3は、リーダープリンター及びロールフ
ィルムキャリアの内部を示す概略構成図である。マイク
ロフィルムFは、長尺のロールフィルムよりなり、その
各コマに画像情報が写し込まれている。このマイクロフ
ィルムFは巻戻し用のリール4にロール状に巻付けられ
ており、巻戻し用のリール4はカートリッジAに着脱自
在に支持されて回転自在となっている。カートリッジA
は、ロールフィルムキャリア1の略ハウジング形状を有
するサプライ部6内に装填されるようになっている。カ
ートリッジA内の巻戻し用のリール4から繰り出された
マイクロフィルムFは、ロールフィルムキャリア1内に
設けられた巻取り用のリール5に巻き取られる。巻戻し
用リール4は、モータ(図示せず)により駆動される駆
動軸14によって、マイクロフィルムFを繰り出す方向
と巻き取る方向とに正逆回転可能となっている。また、
巻取り用リール5は、モータ(図示せず)に連結された
駆動軸15によって回転駆動される。
【0015】このロールフィルムキャリア1において、
巻戻し用リール4と巻取り用リール5との間には、巻戻
し用リール4側から順に、マイクロフィルムFの先端部
を巻取り用リール5に向けて最初に送り出すローディン
グ時のみ回転駆動される駆動ローラ7とこれに圧接する
補助ローラ8、送り出されたフィルムを案内する1対の
送り出し側のフィルムガイド9、マイクロフィルムFの
前進及び後進両方向の搬送距離をカウントするためのエ
ンコーダローラ10とこれに圧接する補助ローラ11、
上下1対の圧着ガラス2、3、ガイドローラ12、1対
の巻取り側のフィルムガイド13等が配置されている。
これらにより、マイクロフィルムFを搬送するための搬
送路が形成されている。マイクロフィルムFは、巻戻し
用リール4および巻取り用リール5が正逆両方向に適宜
回転駆動されることにより、圧着ガラス2、3を通過し
ながら、両リール4、5間で、巻き取りあるいは巻き戻
されつつ搬送される。
【0016】ランプ16等の光源からの光は、反射ミラ
ー17で反射され、コンデンサーレンズ群18により集
光された後に、上下の圧着ガラス2、3の間に挟まれて
位置するマイクロフィルムFを下からに照射する。前記
下方の圧着ガラス3は、画像が投影されるときにマイク
ロフィルムFを介して上方の圧着ガラス2に圧着するよ
うに上下動自在に構成されている。光が透過したマイク
ロフィルムFの画像情報は、投影レンズ19によって拡
大投影され、リーダーモードではスクリーン20に投影
されて閲覧に供され、プリントモードでは感光体(図示
せず)に投影露光されて複写される。そして、マイクロ
フィルムFは、検索や複写等が終了した後に、リワイン
ドされて、巻戻し用リール4に全て巻き戻されるように
なっている。
【0017】複数個のカートリッジAを保有すると共
に、これら各々のカートリッジAを上記ロールフィルム
キャリア1に順次装填し、装填されたカートリッジAを
ロールフィルムキャリア1から排出する装置がカートリ
ッジローダである。以下、カートリッジローダの構成に
ついて説明する。
【0018】図4、図5、及び、図6に示すように、カ
ートリッジローダ21は、カートリッジ収納部としての
スタッカー24と、装填手段としての装填機構22と、
排出手段としての排出機構23とを備える。図6に示さ
れるスタッカー24は、マイクロフィルムFを収容した
カートリッジAを複数個並べて収納可能となっている。
図4に示される装填機構22は、カートリッジAの装填
経路Bを形成し、カートリッジAを、スタッカー24か
ら順次取り出して、ロールフィルムキャリア1のサプラ
イ部6まで導くためのものである。また、図5に示され
る排出機構23は、カートリッジAの排出経路Cを形成
し、サプライ部6に装填されたカートリッジAをこのサ
プライ部6から取り出してスタッカー24に順次返却す
るためのものである。
【0019】前記スタッカー24は、図6に示すよう
に、長箱形状を有する容器であり、カートリッジAが1
0個から20個程度横方向に並んで収納されている。ス
タッカー24は、矢示で示すように、その前面が図1に
示したケーシング80前面に向かい合う方向で、載置台
81の所定位置に着脱自在に取り付けられる。スタッカ
ー24前面の左右両端部には、扉25、26が設けられ
ている。これら扉25、26のそれぞれは、軸27、2
8を中心として開閉可能に設けられ、ねじりコイルバネ
(図示せず)のばね力により、スタッカー24前面に沿
った図示する閉ポジションに向けて付勢されている。扉
25は、カートリッジAの装填側つまりケーシング80
前面の第1窓部82に向かい合うように位置し、カート
リッジAが装填されるごとに、図示した閉ポジションか
ら開ポジションに回動する。扉26は、カートリッジA
の返却側つまり第2窓部83に向かい合うように位置
し、スタッカー24を載置台81の所定位置に取り付け
る際に、扉26の突出部29がストッパ(図示せず)に
て押動されて、図示した閉ポジションから開ポジション
に回動する。この扉26は、スタッカー24が載置台に
取り付けられている間は、この開ポジションを保持して
おり、スタッカー24に返却されるカートリッジAの返
却口が形成されるようになっている。スタッカー24の
下面における長手方向には、切欠き溝30が形成されお
り、この切欠き溝30は、後述する移動爪部31が移動
する通路として機能する。又、スタッカー24における
装填側の側面には、長開口32が形成されおり、この長
開口32は、後述するセット棒33が移動する通路とし
て機能する。
【0020】前記装填機構22は、図4に示すように、
スタッカー24内に収納されたカートリッジAの一群を
全体的に移動させる移動爪部31と、スタッカー24内
からカートリッジAを順次取り出すセット棒33とを有
する。
【0021】移動爪部31は、略L字形状を有し、ベル
ト34に取り付けられている。このベルト34は、プー
リー35を介して、第1モータ36によって、スタッカ
ー24の長手方向に沿って走行可能となっている。移動
爪部31は、スタッカー24の切欠き構30(図6参
照)からスタッカー24内部に突出しており、第1モー
タ36を正方向あるいは逆方向に回転駆動することによ
って、図示するD−E方向つまりスタッカー24の左右
長手方向に沿って水平にスライドして移動する。移動爪
部31が図示するE方向へ移動することにより、スタッ
カー24に収納されたカートリッジA群は、移動爪部3
1に引っ掛かってE方向に移動する。このカートリッジ
A群の全体的な移動により、次ぎに装填されることにな
る1個のカートリッジAがセット棒33にセットされ
る。図中符号”37”は、カートリッジAがセット棒3
3にセットされたことを検知する第1スイッチであ。ま
た、図中符号”79”は、移動爪部31が初期位置にあ
ることを検知する第5スイッチである。この第5スイッ
チ79は、スタッカー24の切り欠き溝30の延長線上
のD方向の端に配置されている。
【0022】セット棒33は、長めの略L字形状を有
し、カートリッジA群を隔てて、移動爪部31とは反対
の位置に配置されている。このセット棒33は、スタッ
カー24の長開口32(図6参照)からスタッカー24
内部に突出しており、次に装填されることになるカート
リッジAがセットされる。セット棒33は、後述するよ
うに、図示するF−G方向つまりスタッカー24の前後
短手方向に沿って水平にスライドして移動可能となって
いる。セット棒33が図示するG方向へ移動することに
より、該セット棒33にセットされたカートリッジAが
スタッカー24から取り出される。
【0023】装填機構22には更に、図4に示すよう
に、セット棒33で取り出したカートリッジAを保持す
ると共に、保持したカートリッジAをロールフィルムキ
ャリア1のサプライ部6に対して装填するキャリア前面
部38を有している。このキャリア前面部38は、カー
トリッジAの装填経路Bに対応する位置に、軸39を中
心として回動可能に設けられている。キャリア前面部3
8は、ベルト40を介して、正逆両方向に回転駆動可能
な第2モータ41に連結され、この第2モータ41によ
り、図示するH−I方向に水平に90度回動される。キ
ャリア前面部38は、I方向に沿う開ポジションにおい
て、セット棒33により取り出されたカートリッジAを
保持する。この状態から90度回動したH方向に沿う閉
ポジションにおいては、キャリア前面部38は、保持し
たカートリッジAをマイクロフィルムFのローディグが
可能なようにサプライ部6に対して位置決め装填する。
図中符号”42”は、キャリア前面部38が閉ポジショ
ンにあることを検知する第2スイッチである。
【0024】キャリア前面部38と、セット棒33の基
部とは、プーリー43を介して棒材44により連結され
ている。セット棒33の基部に形成されたロック爪45
は、セット棒33のF−G方向に沿うスライド移動を案
内するガイド板46の先端に係止可能となっている。セ
ット棒33とガイド板46との間には、セット棒33を
G方向に向けて移動させるばね力を付勢する引張バネ4
7が介装されている。また、キャリア前面部38には前
方へ向けて折り曲げられた折曲縁48が設けられてい
る。この折曲縁48は、キャリア前面部38が開ポジシ
ョンまで回動した場合には、セット棒33の前記ロック
爪45を押動する位置に回動する。そして、キャリア前
面部38とセット棒33とは次ぎのような所定の動きの
下で連動するようになっている。
【0025】先ず、第2モータ41を正回転駆動してキ
ャリア前面部38をH方向に向けて回動し、このキャリ
ア前面部38を閉ポジションに位置させた場合には、セ
ット棒33は、引張バネ47にてG方向に向けて付勢さ
れると共にロック爪45がガイド板46の先端に係止し
てロックされる。次いで、第2モータ41を逆回転駆動
してキャリア前面部38をI方向に向けて回動し、この
キャリア前面部38を開ポジションに位置させた場合に
は、キャリア前面部38の折曲縁48がセット棒33の
ロック爪45を押動し、ロック爪45とガイド板46と
の係止が解放されてセット棒33のロックが解除され
る。ロックが解除されたセット棒33は、引張バネ47
のばね力によってG方向に向けてガイド板46の一面に
沿って案内されつつ、セットされたカートリッジAを引
っ掛けてこのカートリッジAと共に移動する。セット棒
33と共に移動したカートリッジAは、開ポジションで
ガイド板46の他面に当接しているキャリア前面部38
に保持される。その後、第2モータ41を正回転駆動す
ると、キャリア前面部38は、カートリッジAを保持し
たままH方向に向けて回動する。キャリア前面部38が
閉ポジションまで回動すると、カートリッジAは、マイ
クロフィルムFのローディグが可能なように、サプライ
部6に位置決め装填される。尚、図7は、キャリア前面
部38を背後から見た斜視図であり、同図に示すよう
に、キャリア前面部38の背面側には、カートリッジA
を保持するための保持片49が複数個突出して設けられ
ている。
【0026】前記排出機構23は、図5に示すように、
使用済となったカートリッジAをロールフィルムキャリ
ア1のサプライ部6から取り出すホルダー部50と、取
り出したカートリッジAを開ポジションの扉26(図6
参照)にて形成された返却口を介してスタッカー24内
に返却する取出し板51とを有する。
【0027】ホルダー部50は、カートリッジAを把持
する上下のアーム64、65を備えており、図示するJ
−K方向に沿って移動可能であると共に、図示するL−
M方向に90度回動可能となっている。詳述すると、ホ
ルダー部50は、上下方向(縦方向)に伸びる支軸52
を備え、この支軸52の上端には天板53が固定され、
下端にはブロック54が固定されている。天板53は、
J−K方向(図4におけるD−E方向と平行な左右方
向)に沿って配置された縦フレーム55に形成したガイ
ド溝55′によって、J−K方向に水平に案内される。
ブロック54は、J−K方向に沿って配置されるベルト
56に取り付けられている。このベルト56は、正逆両
方向に回転駆動可能な第3モータ57により、プーリー
(図示せず)を介してJ−K方向に沿って走行される。
ホルダ部50の縦方向の支軸52における中央部分に
は、上下のアーム64、65が取り付けられるアーム保
持板58が回動自在に取り付けられている。アーム保持
板58の上端側部には、ギア部59が形成されている。
このギア部59は、天板53に固定した第4モータ60
に取り付けられたピニオン61と噛み合っている。第4
モータ60が正逆方向に回転駆動されることにより、ア
ーム保持板58は、支軸52を中心としてL−M方向
(図4におけるH−I方向に対向する方向)に水平に9
0度回動される。
【0028】このアーム保持板58に、前記上アーム6
4と下アーム65とが、水平方向の支軸62、63を介
して上下方向に回動可能に取り付けられている。図8
は、排出機構23の要部であるホルダー部50の上アー
ム64、下アーム65等を示す拡大図である。図示する
ように、上アーム64及び下アーム65は、アーム保持
板58に設けたソレノイド66をオン、オフすることに
より、支軸62、63を中心として開閉駆動され、カー
トリッジAの保持と保持解除とを行う。図8に示される
状態は、ソレノイド66がオンされて上下のアーム6
4、65が閉じ、カートリッジAを保持した状態を示し
ている。
【0029】排出機構23のホルダー部50は、このよ
うな支軸52、天板53、ブロック54、アーム保持板
58、第4モータ60、上下アーム64、65等より構
成される。図示したK方向側の端は、ロールフィルムキ
ャリア1のサプライ部6の位置に対応し、J方向側の端
は、スタッカー24の扉26が開放されて形成される返
却口の位置に対応している。そして、ホルダー部50
は、K方向側の端と、J方向側の端との間を、スライド
して移動可能となっている。これと共に、ホルダー部5
0のアーム保持板58、上下のアーム64、65等は、
L−M方向に90度回動可能となっている。ホルダー部
50は、L方向を向いた場合にはスタッカー24に向か
い合い、M方向を向いた場合にはロールフィルムキャリ
ア1のサプライ部6に向かい合う。更に、上下アーム6
4、65は、前述したように上下方向に開閉可能となっ
ている。図中符号”67”は、ホルダー部50がJ方向
の端の位置まで移動したことを検知する第3スイッチで
あり、J方向の端の位置まで移動した天板53によりス
イッチオンされる。また、図中符号”68”は、J方向
の端の位置においてホルダー部50の上下アーム64、
65等がL方向を向いていることを検知する第4スイッ
チである。この第4スイッチ68は、アーム保持板58
がL方向に沿った位置まで回動すると、このアーム保持
板58に形成した突起69によりスイッチオンされる。
【0030】取出し板51は、図5に示すように、縦方
向に沿って配置された折曲板よりなり、横フレーム70
に形成されたガイド溝に沿って、図示するN−P方向
(図4のF−G方向と平行な前後方向)に水平にスライ
ドして移動可能となっている。この取出し板51の先端
部には、直角に折曲げられた取出し爪71が設けられて
いる。取出し板51は、N方向の端に位置した場合に
は、J方向の端の位置においてL方向を向いたホルダー
部50における上下アーム64、65等に対応するポジ
ションに位置する。また、取出し板51は、P方向の端
に位置した場合には、スタッカー24の扉26が開放さ
れて形成される返却口に対応するポジションに位置す
る。
【0031】取出し板51と、ホルダー部50のアーム
保持板58とは、プーリー72を介して線材73により
連結されている。取出し板51に形成されたロック爪7
4は、取出し板51のN−P方向に沿うスライド移動を
案内するガイド板76の折曲片に係止可能となってい
る。取出し板51と図示しない固定壁との間には、取出
し板51をP方向に向けて移動させるばね力を付勢する
引張バネ75が介装されている。また、アーム保持板5
8の前記突起69は、ホルダー部50がL方向に回動し
たときに取出し板51を押動するようになっている。そ
して、取出し板51とホルダー部50とは次ぎのような
所定の動きの下で連動するようになっている。
【0032】先ず、ホルダー部50がK方向の端に移動
して待機状態にある場合には、取出し板51は、N方向
の端に位置しており、引張バネ75にてP方向に向けて
付勢されると共にロック爪74がガイド板76の折曲片
に係止してロックされる(図5の状態)。
【0033】次いで、待機状態にあったホルダー部50
は、上下アーム64、65によって使用済のカートリッ
ジAを保持した後に、J方向の端まで移動してL方向に
回動する。次いで、ソレノイド66がオフされて、カー
トリッジAの保持が解除されると、取出し板51は次の
ように作動する。ホルダー部50がL方向に回動した場
合には、アーム保持板58の突起69が取出し板51を
押動し、ロック爪74とガイド板76の折曲片との係止
が解放されて取出し板51のロックが解除される。ロッ
クが解除された取出し板51は、その取出し爪71にて
カートリッジAを保持しつつ、引張バネ75のばね力に
よってP方向に向けてガイド板76に沿って移動する。
そして、カートリッジAは、扉26が開放されて形成さ
れた返却口を通ってスタッカー24内の最後尾に返却さ
れる。
【0034】上述のように構成したカートリッジローダ
21では、装填機構22により取り出される以前にスタ
ッカー24に収納されていた当初のカートリッジAの向
きと、排出機構23によりスタッカー24に返却された
後のカートリッジAの向きとが相違している。図9は、
カートリッジAからリール4を取り出した状態を示す斜
視図であり、同図(1)はANSI規格タイプのもの
を、同図(2)は3Mタイプのものを示している。勿
論、本実施例はこの両タイプのものに適用可能である。
各カートリッジAがスタッカー24に当初収納されると
きには、各カートリッジAは、背ラベル側77が図4で
示される手前側に向き、開口側78がロールフィルムキ
ャリア1のサプライ部6側に向く状態でスタッカー24
内に収納されている。そして、スタッカー24に返却さ
れた後のカートリッジAは、逆向きの状態で、つまり背
ラベル側77がサプライ部6側に向き、開口側78が手
前側に向く状態でスタッカー24内に収納される。
【0035】このようにスタッカー24内におけるカー
トリッジAの向きが逆向きとなるのは、カートリッジA
が次ぎのように移動されて返却されるからである。つま
り、使用済みのカートリッジAは、排出機構23のホル
ダー部50の上下アーム64、65により、背ラベル側
77から保持されてM方向からL方向に向けて回動され
ると共に、取り出し板51の取り出し爪71により、J
方向の端でそのまま背ラベル側77を後側とし開口側7
8を手前側に向けてスタッカー24内に移動されて返却
されるからである。
【0036】尚、次に装填される予定のカートリッジA
の向きを検知するために、例えば、スタッカー24の扉
25に対向する位置に、カートリッジAの背ラベル側7
7でオフ、開口側78でオンするスイッチを設けても良
い。このスイッチがオンすることにより、スタッカー2
4内に現在収納されているカートリッジは全て使用済み
となったものであることが検知される。
【0037】又、このカートリッジローダ21では、装
填機構22によってカートリッジAを新たに装填する装
填経路Bと、排出機構23によって使用済みとなったカ
ートリッジAを排出する排出経路Cとが個別に形成され
ている(図4及び図5参照)。このように、スタッカー
24からロールフィルムキャリア1のサプライ部6への
装填経路Bと、サプライ部6からスタッカー24への排
出経路Cとは、一部が重複するようなこともなく別の経
路を辿るようになっている。
【0038】本実施例のカートリッジローダ21は、動
作モードとして、「オートモード」、「セミオートモー
ド」及び「割込みモード」の3つのモードを有し、検索
の方法や用途に応じてそれぞれ使い分けられるようにな
っている。オートモードは、第1モードに相当するもの
であり、スタッカー24に収納されたカートリッジAの
それぞれを順次連続的に装填し排出するモードである。
セミオートモードは、第2モードに相当するものであ
り、スタッカー24に収納されたカートリッジAをオペ
レータの指示に応答して断続的に装填し排出するモード
である。また、割込みモードは、第3モードに相当する
ものであり、1本のカートリッジを装填し排出するモー
ドである。カートリッジローダ21の上記3つの動作モ
ードをオペレータが指示するため、図2に示したよう
に、表示パネル85には、オートモードを設定するオー
トモードキーの機能と、セミオートモードを設定するセ
ミオートモードキーの機能とを備えたオート/セミオー
ト選択キー86が設けられている。このオート/セミオ
ート選択キー86を押すごとに、オートモードとセミオ
ートモードとが交互に選択され設定される。また、割込
みモードを設定する割込みキー87が設けられている。
更に、カートリッジAの交換あるいはカートリッジA内
のマイクロフィルムFのローディングを選択するセレク
トキー88が設けられている。オペレータがセレクトキ
ー88の右側を押せば、カートリッジAの交換が行わ
れ、左側を押せばマイクロフィルムFのローディングが
行われる。選択したモードを表示する表示部として、オ
ートモードが選択されたときに点灯するLED89、セ
ミオートモードが設定されたときに点灯するLED90
がオート/セミオート選択キー86の上方位置に設けら
れ、割込みモードが選択されたときに点灯するLED9
1が割込みキー87の上方位置に設けられている。
【0039】ところで、ロールフィルムキャリア1に
は、マイクロフィルムFに付されたブリップマークやI
MC(イメージ・マネージメント・コード)、カートリ
ッジAに貼り付けられたバーコード等の検索情報を読み
込むためのセンサが設けられている。IMCは、フィル
ムFの先頭部分に設けられた検索情報マークであり、そ
のフィルムが収容されているカートリッジAの番号や、
ブリップマークの種類(1レベルか2レベルか3レベル
か、シンプレックスかデュオか等)等が表されている。
この読み込んだ検索情報に基づいて、ロールフィルムキ
ャリア1は、マイクロフィルムFの自動検索を行うこと
が可能となっている。従って、IMCの付されたマイク
ロフィルムFを収容したカートリッジA等が複数個収納
されたスタッカー24を有するカートリッジローダ21
にあっては、スタッカー24に収納された全てのカート
リッジAについて検索や複写等を自動的に行う自動化を
図ることができる。そこで、カートリッジローダ21の
上記オートモードでは、マイクロフィルムFの自動検索
や複写等が行われるようになっている。
【0040】ロールフィルムキャリア1におけるマイク
ロフィルムFの自動検索について説明する。ロールフィ
ルムキャリア1内には、図10及び図11に示すよう
に、ブリップマーク94や、画像の先端及び後端を検出
するためのセンサ部が設けられている。このセンサ部
は、マイクロフィルムFの搬送路途上に設置され、搬送
されるマイクロフィルムFにおける画像の上下方向に対
応する位置には、ブリップマーク94を検出するための
一対のブリップマーク検出センサ92が取り付けられて
いる。各ブリップマーク検出センサ92は、フィルム搬
送路を挟んで互いに向かい合うように設けられた発光素
子92aと受光素子92bとから構成される。発光素子
92aからの光は、受光素子92bが常時受光してい
る。マイクロフィルムFの搬送に伴ってフィルムFに付
されたブリップマーク94が両素子92a、92bの間
を通過することによって受光又は遮光が行われ、これに
よりブリップマーク94を検出するようになっている。
N−Pフィルムの場合はブリップマーク94が黒である
ため、発光素子92aからの光が遮られたときにブリッ
プマーク94の検出が行われ、一方、P−Pフィルムの
場合はブリップマーク94が透明であるため、発光素子
92aからの光が受光素子29bに当たったときにブリ
ップマーク94の検出が行われる。このように検索や複
写等を行うマイクロフィルムFがネガフィルムである
か、ポジフィルムであるかによって、ブリップマーク9
4を検出するときの受光素子92bの状態が異なるた
め、ロールフィルムキャリア1での検索制御も自ずと異
なってくる。カートリッジローダ21による前記オート
モードでマイクロフィルムFの自動検索や複写等を行う
場合に、N−PフィルムとP−Pフィルムとの両方が混
在した状態で自動検索等を行うことが考えられることか
ら、ロールフィルムキャリア1ではN−Pフィルムであ
るか、P−Pフィルムであるかの自動判別を行う必要が
ある。
【0041】ブリップマーク94は、図12に示すよう
に、マイクロフィルムFの搬送方向に沿うマーク先端
が、画像駒の先端から画像駒の中心線までの間に位置す
る。また、ブリップマーク94の長さは。0.99ミリ
以上で、画像の長さLの1/2L以下である。このた
め、隣接する画像駒と画像駒との間の部分には、ブリッ
プマーク94が存在することはない。よって、この部分
がセンサ部を通過するときのブリップマーク検出センサ
92の受光素子92bの状態により、そのマイクロフィ
ルムFがN−Pフィルムであるのか、P−Pフィルムで
あるのかを判別することができる。つまり、画像駒間の
部分がセンサ部を通過するときに、受光素子92bに光
が当たっていればN−Pフィルムであり、遮光されてい
ればP−Pフィルムということになる。
【0042】このように画像駒間の部分がセンサ部を通
過していることを識別する必要があるため、センサ部に
は、ブリップマーク検出センサ92の他に更に、画像の
先端及び後端を検出するための画像検出センサ93が取
り付けられている。この画像検出センサ93は、フィル
ム搬送路を挟んで互いに向かい合うように設けられた発
光素子93aと受光素子93bとから構成され、一対の
ブリップマーク検出センサ92の間の略中央部分で、か
つ、一対のブリップマーク検出センサ92と同一線上に
設けられている。画像検出センサ93の受光素子93b
からの出力状態を示すと図13の通りであり、この出力
状態に基づいて、隣接する画像駒と画像駒との間の部分
を検出するようになっている。同図(1)に示すよう
に、N−Pフィルムの場合は画像駒間が透明であるた
め、受光素子93bからの出力が所定のしきい値を越え
ている間は、画像駒間がセンサ部を通過していると識別
できる。一方、同図(2)に示すように、P−Pフィル
ムの場合は画像駒間が黒であるため、受光素子93bか
らの出力がしきい値を越えていない間は、画像駒間がセ
ンサ部を通過していると識別できる。
【0043】そして、画像検出センサ93の受光素子9
3bからの出力がしきい値を越えているときを基準とし
て、このときのブリップマーク検出センサ92の受光素
子92bの出力状態を調べることにより、そのマイクロ
フィルムFがN−Pフィルムであるのか、P−Pフィル
ムであるのかを自動で検出することができる。つまり、
画像検出センサ93の受光素子93bからの出力がしき
い値を越えている間に、ブリップマーク検出センサ92
の受光素子92bからの出力が所定のしきい値を越え続
けていればそのマイクロフィルムFはN−Pフィルムで
あると判別され、一方、ブリップマーク検出センサ92
の受光素子92bからの出力が所定のしきい値を越えな
いことがあるときには、そのマイクロフィルムFはN−
Pフィルムであると判別される。このようにしてN−P
フィルムであるか、P−Pフィルムであるかの判別を自
動で行うことができるため、N−Pフィルムを収容した
カートリッジAとP−Pフィルムを収容したカートリッ
ジAとの両方がスタッカー24内に混在して収納されて
いる場合であっても、自動検索等を行う上で何ら支障は
生じない。
【0044】図14は、ロールフィルムキャリア1やカ
ートリッジローダ21等を備えたリーダープリンタ全体
の制御系を示す概略ブロック図である。操作パネル84
を備えた検索装置は、インターフェースを介して、リー
ダープリンタ、ロールフィルムキャリア1、カートリッ
ジローダ21に接続され、更にマイクロコンピュータM
Cに接続されている。検索や複写等を行う目的とする画
像情報の検索情報は、オペレータが操作パネル84を操
作することにより入力されるようになっている。そし
て、マイコロコンピュータMCは、例えば、入力された
検索情報に基づいて、カートリッジAを装填及び排出さ
せる制御信号をカートリッジローダ21に出力し、カー
トリッジAに収容されたマイクロフィルムFの中から目
的とする画像情報を検索させる制御信号をロールフィル
ムキャリア1に出力し、検索終了した画像情報を複写さ
せる制御信号をリーダープリンタに出力するようになて
いる。
【0045】図15は、カートリッジローダ21の動作
を制御する制御手段についてのブロック図である。制御
手段としての前記マイクロコンピュータMCは、カート
リッジローダ21の装填機構22によるカートリッジA
の装填動作、及び、排出機構23によるカートリッジA
の返却動作を制御し、更に、オペレータが設定した動作
モードであるオートモード、セミオートモードあるいは
割込みモードに応じて装填動作及び返却動作を制御す
る。マイクロコンピュータMCのCPUには、図示しな
い入出力ポートを介して、操作パネル84、オートモー
ドキーの機能とセミオートモードキーの機能とを備えた
オート/セミオート選択キー86、割込みキー87、及
び、セレクトキー88が接続され、各キーの操作信号が
入力される。また、第1〜第5スイッチ37、42、6
7、68、79等からの信号も入出力ポートを介して入
力される。マイクロコンピュータMCからは、第1〜第
5モータ36、41、57、60、ソレノイド66、表
示部としてLED89〜91等に対して、入力信号に対
応した制御信号が、入出力ポートを介してそれぞれ出力
される。
【0046】更に、本実施例では、制御手段であるマイ
クロコンピュータMCは、カートリッジローダ21につ
いて次ぎの制御を行うようになっている。マイクロコン
ピュータMCは、カートリッジローダ21の動作モード
の切り替えを該カートリッジローダ21が動作中におい
ても受け入れるようになっている。例えば、オートモー
ドでマイクロフィルムFの自動検索や複写等を行ってい
る場合に、オペレータが予め入力した検索情報に合致す
る画像情報が存在しなかったときにあっては、セミオー
トモードに切り替えてマニュアル検索を行えるようにな
っており、また、再度オートモードに復帰して自動検索
等を行えるようになっている。しかも、マイクロコンピ
ュータMCは、オートモード又はセミオートモードでカ
ートリッジローダ21が作動している場合に、割込みキ
ー87が操作されて割込みモードが指示されたときに
は、現在ロールフィルムキャリア1に装填されているカ
ートリッジAを排出した後に、動作モードを割込みモー
ドに切り替えるようになっている。
【0047】また、本実施例のカートリッジローダ21
では、サプライ部6に装填されたカートリッジAが取り
出し可能となる前に、排出機構23のホルダー部50に
よって、予め、そのカートリッジAの保持が行われるよ
うになっている。つまり、サプライ部6への装填完了か
ら、検索等が終了しフィルムFのリワインドが完了する
前までの間の適宜タイミングにおいて、装填中のカート
リッジAの保持が行われるようになっている。例えば、
装填中のカートリッジAに収容されたマイクロフィルム
Fの検索や複写等を行っているときに、該カートリッジ
Aをホルダー部50で保持するようになっている。
【0048】本実施例のマイクロコンピュータMCは更
に、最初のカートリッジAがセット棒33にセットされ
るまでの間に、移動爪部31が初期位置から移動した移
動量を計測し、この移動量に基づいて、スタッカー24
に収納されているカートリッジAの個数を認識するよう
になっている。移動爪部31は、第5スイッチ79がオ
ンである初期位置から、カートリッジA群全体が移動し
て最初の1個目のカートリッジ1がセット棒33にセッ
トされるまで、つまり第1スイッチ37がオンになるま
で移動する。この移動爪部31の移動量を、マイクロコ
ンピュータMCのCPU若しくはカウンターで計測する
ことによって、カートリッジコンテナ24に収納されて
いるカートリッジAの個数が容易に認識される。例えば
最大容量のN個のカートリッジAがスタッカー24に収
納されている場合に、セット棒33の最初の移動量が例
えばRmmであるとし、1個のカートリッジAの幅が例
えば25.4mmであるとすると、次ぎのようにしてカ
ートリッジの個数が認識される。例えば、セット棒33
の最初の移動量がRmmプラス25.4mmであったと
すると、スタッカー24に収納されているカートリッジ
Aの個数は、”Nマイナス1”個と認識される。また、
セット棒33の最初の移動量がRmmプラス(25.4
mm×2)であったとすると、カートリッジコンテナ2
4に収納されているカートリッジAの個数は、”Nマイ
ナス2”個と認識される。そして、マイクロフィルムM
Cは、認識したカートリッジAの個数に基づき、全ての
カートリッジAを交換するのに必要な交換回数を、カー
トリッジAの個数からマイナス1した回数であると決定
する。
【0049】次ぎに、本実施例の作用を説明する。本実
施例のカートリッジローダ21は、上述したように、オ
ートモード、セミオートモード、及び、割込みモードの
3つの動作モードを有し、検索の方法や用途に応じてそ
れぞれが使い分けられるようになっている。これらの動
作モードでカートリッジローダ21が作動しているとき
に、カートリッジローダ21では、初期設定、カートリ
ッジAの装填、検索中動作、カートリッジAの交換、カ
ートリッジAの排出等が行われる。先ず、これらの動作
について、図16〜図18に示す動作状態図、及び、図
23〜図27に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。尚、図16〜図18は、それぞれ、カートリッジA
の装填動作、交換動作、排出動作を示す動作状態図であ
り、各図(1)は各動作の初期段階を、各図(2)は各
動作の移動段階を、各図(3)は各動作の終了段階を示
している。
【0050】初期設定 図23に示すように、この初期設定ルーチンでは、カー
トリッジローダ21の各部材を初期状態とする処理が行
われる。先ず、ステップS10では、第2スイッチ42
がオンか否か、つまり、ロールフィルムキャリア1のキ
ャリア前面部38が初期位置であるH方向に沿った閉ポ
ジションに回動したか否かが判定される(図4参照)。
ステップS10の判断がNOであれば第2モータ41が
正回転駆動され(S11)、第2スイッチ42がオンに
なりキャリア前面部38が閉ポジションに回動した判定
されると(S10)、第2モータ41は停止する(S1
2)。次のステップS13では、第3スイッチ67がオ
ンか否か、つまり、ホルダー部50が初期位置であるJ
方向の端に位置するか否かが判定される(図5参照)。
ステップS13の判断がNOであれば第3モータ57が
正回転駆動され(S14)、第3スイッチ67がオンに
なりホルダー部50が初期位置まで移動したと判定され
ると(S13)、第3モータ57は停止する(S1
5)。次ぎのステップS16では、第4スイッチ68が
オンか否か、つまり、ホルダー部50が初期方向である
L方向を向いているか否かが判定される(図5参照)。
ステップS16の判断がNOであれば第4モータ60が
逆回転駆動され(S17)、第4スイッチ68がオンに
なりホルダー部50がL方向を向いたと判定されると
(S16)、第4モータ60は停止する(S18)。更
に、ステップS19では、第5スイッチ79がオンか否
か、つまり、装填機構22の移動爪部31が初期位置で
あるD方向の端に位置するか否かが判定される(図4参
照)。ステップS19の判断がNOであれば第1モータ
36が逆回転駆動され(S20)、第5スイッチ79が
オンになり移動爪部31が初期位置まで移動したと判定
されると(S19)、第1モータ36は停止する(S2
1)。このように初期設定ルーチンでは、キャリア前面
部38、ホルダー部50、及び、移動爪部31等が、図
16(1)に示すように、それぞれ初期位置、初期方向
に設定される。
【0051】カートリッジAの装填 図24に示すように、このカートリッジ装填ルーチンで
は、装填機構22による最初のカートリッジA1の装填
等が行われる。ステップS25において、移動爪部31
は、第1モータ36が正回転駆動されることにより、図
16(1)に示される初期位置からE方向に向けて移動
する。移動爪部31の移動量Smmは、マイクロコンピュ
ータMCのCPU若しくはカウンターによって計測さ
れ、RAMに一時記憶される(S26)。移動爪部31
の移動に伴って、スタッカー24内のカートリッジAの
一群もE方向に向けて移動し、第1番目のカートリッジ
A1がセット棒33にセットされと、第1スイッチ37
がオンになる(S27)。すると、第1モータ36が反
転して逆回転で駆動され、移動爪部31は反転してD方
向に向けて移動する(S28)。第5スイッチ79がオ
ンになると、移動爪部31は、初期位置に復帰してお
り、その移動を停止する(S29、S30)。
【0052】次いで、ステップS31において、キャリ
ア前面部38は、第2モータ41が逆回転方向にて駆動
されることにより、図16(1)に示される初期位置で
ある閉ポジションから90度前方に向けて回動され、I
方向に沿った開ポジションとなる(図16(2)参
照)。キャリア前面部38が開ポジションまで回動する
ことによって、カートリッジA1がセットされたセット
棒33は、そのロックが解除され、スタッカー24側か
らキャリア前面部38側に向けて移動する。これによ
り、図16(2)に示すように、カートリッジA1がキ
ャリア前面部38に保持される(S32)。その後、第
2モータ41が正回転駆動され、キャリア前面部38
は、カートリッジA1を保持したままH方向に向けて回
動する(S33)。この回動に伴って第2スイッチ42
がオンになると、第2モータ41が停止する(S34、
S35)。これにより、カートリッジA1は、図16
(3)に示すように、ロールフィルムキャリア1のサプ
ライ部6に位置決め装填される。これと共に、セット棒
33はカートリッジコンテナ24側に移動して再びロッ
クされる。そして、次ぎのステップS36で、サプライ
部6に装填された最初のカートリッジA1に収容された
マイクロフィルムFは、巻戻し用リール4から巻取り用
リール5に向けて送り出されるローディングが行われ
る。このように、カートリッジ装填ルーチンでは、移動
爪部31が初期位置から往復移動され、最初のカートリ
ッジA1がサプライ部6に装填され、このカートリッジ
A1に収容されたマイクロフィルムFのローディングが
行われる。
【0053】検索中動作 図25に示すように、この検索中ルーチンでは、サプラ
イ部6に装填され検索や複写等を行っているカートリッ
ジAの保持等が行われる。ステップS40において、排
出機構23のホルダー部50は、第4モータ60が正回
転駆動されることによりM方向を向くと共に、ステップ
S41において、第3モータ57が逆回転駆動されるこ
とによりK方向の端まで移動する。更に、ソレノイド6
6がオンされ、ホルダー部50の上アーム64と下アー
ム65とにより、サプライ部6に既に装填されているカ
ートリッジAが保持される(S42)。ホルダー部50
は、装填されたカートリッジAを保持したままで待機す
る。このホルダー部50の移動に伴って、排出機構23
の取出し板51は、N方向の端まで移動されてロックさ
れる(図16(3)参照)。
【0054】ロールフィルムキャリア1では、巻戻し用
のリール4と巻取り用リール5との間でマイクロフィル
ムFが搬送されつつ、目的とする画像情報がマニュアル
検索あるいは自動検索されている。
【0055】ロールフィルムキャリア1において検索が
行われている間に、カートリッジローダ21において
は、ステップS43で、第1モータ36が正回転駆動さ
れることにより、装填機構22の移動爪部31がE方向
に向けて移動される。このときの移動爪部31の移動量
は、前述したステップS26でカウントされて記憶され
た最初の移動量Smmに、カートリッジAの1個分の幅2
5.4mmをプラスした長さである。移動爪部31の移
動により、図17(1)に示すように、次ぎに装填され
ることになるカートリッジA2がセット棒33にセット
される。移動爪部31がE方向へ向けて前記所定長さだ
け移動すると、第1モータ36が直ちに反転して逆回転
で駆動され、移動爪部31は、反転してD方向に向けて
移動する(S44)。第5スイッチ79がオンになる
と、移動爪部31は、初期位置に復帰しており、その移
動を停止する(S46)。移動爪部31が初期位置に復
帰する動作により、セット棒33にセットされたカート
リッジA2が、移動爪部31と第1スイッチ37との間
に挟み込まれたままになることが防止される。これによ
り、カートリッジA2のキャリア前面部38への挿入が
円滑に行われる。また、最初のカートリッジA1がセッ
トされた場合にも、移動爪部31の復帰移動動作によ
り、該カートリッジA1が挟み込まれたままになること
が防止されている。移動爪部31の移動速度は、2番目
のカートリッジA2以降の各カートリッジAがセットさ
れる場合には、最初のカートリッジA1がセットされる
場合の移動速度よりも、速く設定されている。このよう
に検索中ルーチンでは、マイクロフィルムFの検索等を
行っている間に、排出機構23のホルダー部50によっ
て装填中のカートリッジAが保持され、更に、装填機構
22の移動爪部31が初期位置から往復移動され、次ぎ
のカートリッジAがセット棒33にセットされる。
【0056】カートリッジAの交換 図26に示すように、カートリッジ交換ルーチンでは、
ロールフィルムキャリア1のサプライ部6に装填されて
いるカートリッジA1の排出と、次ぎの新たなカートリ
ッジA2の装填とが、ほぼ同時に並列的に行われる。
尚、カートリッジ交換ルーチンは、最後のカートリッジ
Anを装填するまで順次繰り返されるが、このルーチン
の以下の説明では、カートリッジA1の排出動作と、カ
ートリッジA2の装填動作とに基づいて説明する。
【0057】サプライ部6に装填されているカートリッ
ジA1内のマイクロフィルムFについての検索等が終了
すると、リワインドが行われ、マイクロフィルムFは、
巻戻し用リール4に全て巻き戻される(S50)。次い
で、キャリア前面部38が、閉ポジションから開ポジシ
ョンまでI方向に90度回動され(S51)、セット棒
33のロックが解除されて次の新たなカートリッジA2
がキャリア前面部38に保持される(図17(2)参
照)。さて、フローは、ここで、ステップS53以降の
流れと、ステップS54以降の流れとに分かれており、
これら2つの並列的な処理が両方とも終了するのを待っ
てリターンするようになっている。
【0058】先ず、ステップS53以降の処理について
説明する。先のステップS42でカートリッジA1を保
持したまま待機していた排出機構23のホルダー部50
は、第3モータ57が正回転駆動されることにより、J
方向に向けて移動する(S53)。図17(2)に示す
ように、ホルダー部50がJ方向の端まで移動すると第
3スイッチ67がオンになり(S55)、第3モータ5
7が停止されてホルダー部50は移動を停止する(S5
6)。次いで、ホルダー部50は、第4モータ60が逆
回転駆動されることによりL方向に向けて回動される
(S57)。第4スイッチ68がオンになると第4モー
タ60が停止される(S58、S59)。ホルダー部5
0の回動に伴って排出機構23の取出し板51のロック
が解除され、更にソレノイド66をオフしてカートリッ
ジAの保持が解除される。これにより、取出し板51が
カートリッジA1を保持しつつP方向に向けて移動し
て、カートリッジA1がスタッカー24に返却される
(S60)。このとき、図17(3)に示すように、サ
プライ部6から排出されたカートリッジA1は、スタッ
カー24内に収納されている各カートリッジAの最後尾
側に返却される。更に、このカートリッジA1は、未だ
検索されていない未使用のカートリッジAの収納方向と
は逆向きの方向でスタッカー24に返却される。
【0059】次ぎに、ホルダー部50の上述した処理と
並列的に行われるステップS54以降の処理について説
明する。先のステップS52において次ぎのカートリッ
ジA2を保持し開ポジションに位置したキャリア前面部
38は、ステップS54、S61、S62で、カートリ
ッジA2を保持したままH方向に回動する。これによ
り、カートリッジA2は、図17(3)に示すように、
ロールフィルムキャリア1のサプライ部6に位置決め装
填される。これと共に、セット棒33は、カートリッジ
コンテナ24側に移動して、再びロックされる。そし
て、新たに装填されたカートリッジA2内のマイクロフ
ィルムFは、ローディングが行われる(S63)。
【0060】さてこのようにして、ステップS53以降
の流れと、ステップS54以降の流れとが、並列的に処
理され、これらが共に終了するのを待って、フローはリ
ターンする。尚、新たに装填されたカートリッジA2内
のマイクロフィルムFの検索等が行われているときに、
前述したステップS40〜S42で、取出し板51はN
方向の端まで移動されてロックされ、ホルダー部50は
カートリッジA2を保持したまま待機する。
【0061】カートリッジAを保持した状態でホルダー
部50を待機させているため(S42)、マイクロフィ
ルムFのリワインドが完了すると同時に、サプライ部6
に装填されたカートリッジAを取り出す排出動作と、次
ぎの新たなカートリッジAをサプライ部6に装填する装
填動作とを直ちに行うことができる。このため、カート
リッジAの交換に要する時間を短縮でき、マイクロフィ
ルムFの検索や複写等を迅速に行うことができる。ま
た、装填中のカートリッジAの振動が抑制される利点も
ある。
【0062】カートリッジAの排出 図27に示すように、カートリッジ排出ルーチンでは、
最後に装填されたカートリッジAnあるいは割込みモー
ドが設定されたときの装填中のカートリッジAについ
て、サプライ部6からの排出と、カートリッジコンテナ
24への返却とが実施される。このルーチンにおける動
作は、図26に示したカートリッジAの交換ルーチンに
おける動作とは異なり、キャリア前面部38の開閉は行
われない。ステップS65〜S67においては、図26
に示したステップS53、S55、S56と同様の動作
が行われる。つまり、サプライ部6に装填されているカ
ートリッジAを保持したまま待機していたホルダー部5
0は、J方向に向けて移動し、J方向の端で停止する
(図18(1)参照)。次ぎのステップS68〜S70
において、図26のステップS57〜S59と同様の動
作が行われ、ホルダー部50は、L方向に向けて回動
し、L方向を向くと停止する(図18(2)参照)。そ
の後、ステップS71に進み、排出機構23の取出し板
51のロックが解除されると共に、カートリッジAの保
持が解除されて、該カートリッジAがスタッカー24に
返却される。このカートリッジAも、スタッカー24内
に既に返却された各カートリッジAの最後尾に返却さ
れ、未使用のときの収納方向とは逆向きの方向で、返却
される(図18(3)参照)。
【0063】次ぎに、本実施例のカートリッジローダ2
1の「オートモード」、「セミオートモード」又は「割
込みモード」の3つの動作モードが選択されたときの動
作制御について説明する。前述したように、ロールフィ
ルムキャリア1は、マイクロフィルムFに付されたブリ
ップマークやIMC等の検索情報に基づいて画像情報を
自動的に検索できるようになっている。画像情報の自動
検索を行う場合には、オペレータは、検索や複写等を行
う目的とする画像情報に関する画像検索情報を検索装置
の操作パネル84より予め入力するようになっている。
そこで、先ず、オペレータによりなされる画像検索情報
の入力について説明する。
【0064】画像検索情報の入力 画像検索情報としては、(1) 検索や複写等を行う画像情
報を含むカートリッジAのロール番号、(2) 目的とする
画像情報が上記(1) で入力したカートリッジAに収容さ
れたマイクロフィルムFの何駒目(何章、何件、何ペー
ジ)にあるかを示す駒番号、(3) 目的とする画像情報を
複写する場合の複写枚数及び複写指令、等がある。オペ
レータは、これらの画像検索情報を操作パネル84のキ
ー操作により入力する。また、オペレータは、目的とす
る画像情報の全てについて、上記画像検索情報を同様に
入力する。
【0065】1つのカートリッジAに収容されたマイク
ロフィルムFに2駒以上の目的駒が存在する場合には、
連続して画像検索情報を入力しても良いし、飛び飛びで
入力しても良い。入力されたロール番号に対応してカー
トリッジAの総個数が定まるが、このカートリッジAの
総個数がスタッカー24の最大容量であるN個以内とな
るように、画像検索情報を入力する。また、スタッカー
24に収納するカートリッジAの順序は、画像検索情報
の入力順序と異なっていても良い。但し、IMCが付さ
れていないマイクロフィルムFの場合には、同じマイク
ロフィルムFに2駒以上の目的駒が存在する場合には、
連続して入力しなければならない。また、画像検索情報
の入力順序と同じ順序で、カートリッジAをスタッカー
24内に収納しなければならない。また、ある件全てを
検索する場合は、ページを指定せずに入力する。更に、
あるページからあるページまで全て検索する場合には、
検索開始ページと検索終了ページとを指定すれば良い。
【0066】カートリッジローダ21をオートモードで
作動させる場合には、該カートリッジローダ21を作動
させる前に、スタッカー24に収納しようとするカート
リッジA内に含まれる目的の画像情報に関する画像検索
情報を全て入力しておく。また、カートリッジローダ2
1をセミオートモード、及び、割込みモードで作動させ
る場合には、カートリッジAの交換、あるいは、割込み
時に、そのカートリッジAに収容したマイクロフィルム
F内の目的駒に関する画像検索情報を入力する。尚、マ
ニュアル検索も可能である。
【0067】IMCの付されたマイクロフィルムFにつ
いての画像検索情報の入力例を示すと以下の表1の通り
である。
【0068】
【表1】
【0069】この表で、例えば、第7番目に入力された
画像検索情報は、「ロール番号250のカートリッジA
について、第2章、第8件に含まれる全ページを、それ
ぞれ1枚ずつ複写せよ」という内容である。また、第8
番目に入力された画像検索情報は、「ロール番号400
のカートリッジAについて、第1章、第10件に含まれ
る1ページ目から10ページ目までを、それぞれ2枚ず
つ複写せよ」という内容である。
【0070】オートモード 次ぎに、表示パネル85のオート/セミオート選択キー
86により、カートリッジローダ21の動作モードとし
てオートモードが選択されたときの動作制御を図19及
び図20に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0071】このオートモードは、IMCの付されたマ
イクロフィルムFを収容したカートリッジAがスタッカ
ー24に収納されており、該スタッカー24に収納され
た全てのカートリッジAについて検索や複写等を自動的
に行う場合に、主に使用される動作モードである。
【0072】図19に示すように、ステップS80で、
オペレータは、検索や複写等を行う画像情報に関して、
前述したように、ロール番号、駒番号、複写枚数及び複
写指令等の画像検索情報を操作パネル84より入力す
る。画像検索情報の入力後、それらの画像情報を含むカ
ートリッジAのそれぞれをスタッカー24に収納する。
スタッカー24に収納するカートリッジAの順序は、画
像検索情報の入力順序と異なっていても良い。そして、
カートリッジAが収納されたスタッカー24を、載置台
81の所定位置にセットする(S81)。
【0073】表示パネル85のオート/セミオート選択
キー86によりオートモードが選択され(S82)、図
示しないスタートスイッチがオンされると、ステップS
83において、図23に示した初期設定ルーチンが実行
され、キャリア前面部38、排出機構23のホルダー部
50、及び、装填機構22の移動爪部31等がそれぞれ
初期位置、初期方向に設定される。次いで、ステップS
84において、図24に示したカートリッジ装填ルーチ
ンが実行され、装填機構22の移動爪部31が初期位置
から往復移動され、最初のカートリッジAがロールフィ
ルムキャリア1のサプライ部6に装填され、このカート
リッジAに収容されたマイクロフィルムFのローディン
グが行われる。このとき、ロールフィルムキャリア1で
はマイクロフィルムFに付されたIMCが読み込まれ
(S85)、マイクロコンピュータMCは、そのマイク
ロフィルムFが収容されているカートリッジAのロール
番号や、ブリップマーク94の種類等を認識する。尚、
マイクロフィルムFのローディングが終了すると、図2
5に示した検索中ルーチンが実行され、マイクロフィル
ムFの検索等を行っている間に、排出機構23のホルダ
ー部50によって装填中のカートリッジAが保持され
る。更に、装填機構22の移動爪部31が初期位置から
往復移動されて、次ぎのカートリッジAがセット棒33
にセットされている。
【0074】ステップS86において、マイクロコンピ
ュータMCは、IMCと一致するカートリッジAの画像
検索情報があるか否か、つまり、ステップS85で認識
したロール番号が、オペレータが予め入力した画像検索
情報のロール番号の中に存在するか否かを判断する。装
填されたカートリッジAがオペレータが指定したもので
あればYESと判断され、ロールフィルムキャリア1で
はマイクロフィルムFを搬送しつつ、マイクロフィルム
Fに付されたブリップマーク94と画像検索情報の駒番
号とに基づいて、目的とする画像情報の検索が自動的に
行われる。ステップS87で画像検索情報の駒番号と一
致する画像情報が自動検索されると、ステップS88に
進む。上記のステップS86において、装填されたカー
トリッジAがオペレータが指定したものではないと判断
された場合、及び、ステップS87において、駒番号と
一致する画像情報がないと判断された場合には、ステッ
プS100(図20参照)に進んで所定の処理が行われ
る。この処理については後述する。
【0075】オペレータが入力した画像検索情報の駒番
号と一致する画像情報が自動検索された場合には、画像
検索情報に複写指令があるか否かが判断され、複写指令
がある場合には、検索された画像情報は、入力されたペ
ージ及び複写枚数に応じて自動的に複写される(S8
8)。また、このマイクロフィルムFに複数の目的駒が
存在する場合には、順次他の画像駒も自動的に検索され
て複写される(S87、S88)。尚、最初に入力され
た画像検索情報のロール番号は、IMCと対応するよう
に、予めデータとして入力済みである。
【0076】現在装填中のカートリッジAに収容された
マイクロフィルムFに関して、目的とする画像情報の検
索や複写等が全て終了すると、このマイクロフィルムF
は自動的にリワインドされ、巻戻し用リール4に全て巻
き戻される(S89)。そして、ステップS90におい
て、スタッカー24内に収納されたカートリッジAの全
てについて検索等が終了したか否かが判断される。マイ
クロコンピュータMCは、移動爪部31がその初期位置
から最初のカートリッジAをセットするまでに移動した
移動量を計測し、スタッカー24に収納されたカートリ
ッジAの個数を認識し、カートリッジAの交換回数を算
出している。この算出した交換回数に基づいて、ステッ
プS90の判断は行われている。
【0077】全てのカートリッジAについて検索等が終
了していなければ、ステップS92に進み、オートモー
ドで検索している途中に割込みキー87がオンされて割
込み要求がなされたか否かが判断される。割込み要求が
ない場合には、ステップS93において、図26に示し
たカートリッジ交換ルーチンが実行され、ロールフィル
ムキャリア1のサプライ部6に装填されているカートリ
ッジAの排出と、次ぎの新たなカートリッジAの装填と
が、ほぼ同時に並列的に行われる。また、新たに装填さ
れたカートリッジAに収容されているマイクロフィルム
Fのローディングが行われる(図26のステップS6
3)。そして、ロールフィルムキャリア1では、新たに
ローディングされたマイクロフィルムFに付されたIM
Cが読み込まれ(S94)、マイクロコンピュータMC
は、そのマイクロフィルムFが収容されているカートリ
ッジAのロール番号や、ブリップマーク94の種類等を
認識する。その後、ステップS86に戻る。一方、ステ
ップS92において、割込みキー87がオンされて割込
み要求がなされたと判断した場合には、ステップS95
において、図22に示す割込みモードの処理が実行され
る。この処理については後述する。
【0078】上記ステップS86〜S90、S92〜S
94、S86が、スタッカー24内に収納されたカート
リッジAの全てについて順次繰り返される。そして、ス
テップS90において、予め算出した交換回数に基づい
てカートリッジAの全てについて検索等が終了したと判
断されると、ステップS91に進む。このステップS9
1では、図27に示したカートリッジ排出ルーチンが実
行され、最後に装填され検索等が終了したカートリッジ
Aについて、ロールフィルムキャリア1のサプライ部6
からの排出と、スタッカー24への返却とが実施され
る。
【0079】以上により、IMCの付されたマイクロフ
ィルムFが収容されると共にスタッカー24内に収納さ
れたカートリッジAの全てについて、オートモードによ
る自動的な検索や複写等が完了する。
【0080】次ぎに、IMCが付されていないマイクロ
フィルムFをオートモードで検索や複写等を行う場合に
ついて説明する。
【0081】先ず、ステップS80で、オペレータは、
検索や複写等を行う目的とする画像情報に関して、ロー
ル番号、駒番号、複写枚数及び複写指令等の画像検索情
報を操作パネル84より入力する。同じマイクロフィル
ムFに2駒以上の目的駒が存在する場合には、連続して
入力しなければならない。画像検索情報の入力後、それ
らの画像情報を含むカートリッジAのそれぞれをスタッ
カー24に収納する。この場合、画像検索情報を入力し
た順序と同じ順序で、最初にサプライ部6に装填される
側であるスタッカー24の右側から各カートリッジAを
収納しなければならない。そして、カートリッジAが収
納されたスタッカー24を、載置台81の所定位置にセ
ットする(S81)。以後は、前述したオートモードに
おける検索等と同じ動作制御が行われ、検索、複写、リ
ワインド、及び、カートリッジAの交換が順次繰り返さ
れる。そして、最後のカートリッジAの排出が行われて
(S91)、スタッカー24内に収納されたカートリッ
ジAの全てについて、自動的な検索や複写等が完了す
る。尚、IMCが付されていないマイクロフィルムFを
オートモードで検索等するため、ステップS86での判
断はジャンプする。また、画像検索情報のロール番号が
変わるまで、つまり、同じマイクロフィルムFに複数の
目的駒が存在するような入力を行ったときには、順次他
の画像駒も自動的に検索されて複写される(S87、S
88)。
【0082】セミオートモード 次ぎに、オート/セミオート選択キー86により、カー
トリッジローダ21の動作モードとしてセミオートモー
ドが選択されたときの動作制御を図21に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0083】このセミオートモードは、IMCが付され
ていないマイクロフィルムFや、ブリップマーク94が
付されていないマイクロフィルムFを収容したカートリ
ッジAをスタッカー24に収納し、該スタッカー24に
収納された全てのカートリッジAについて検索や複写等
を行う場合に、主に使用される動作モードである。
【0084】図21に示すように、ステップS110
で、オペレータは、検索や複写等を行う画像情報を含ん
だカートリッジA群をスタッカー24に収納し、載置台
81の所定位置にセットする。
【0085】表示パネル85のオート/セミオート選択
キー86によりセミオートモードが選択され(S11
1)、図示しないスタートスイッチがオンされると、前
述したステップS83と同様に、初期設定ルーチンが実
行され、キャリア前面部38、排出機構23のホルダー
部50、及び、装填機構22の移動爪部31等がそれぞ
れ初期位置、初期方向に設定される(S112)。ま
た、前記ステップS84と同様に、カートリッジ装填ル
ーチンが実行され、装填機構22の移動爪部31が初期
位置から往復移動され、最初のカートリッジAがロール
フィルムキャリア1のサプライ部6に装填され、このカ
ートリッジAに収容されたマイクロフィルムFのローデ
ィングが行われる。このとき、オペレータは、装填され
たカートリッジAのロール番号を視覚で確認しておく。
尚、マイクロフィルムFのローディングが終了すると、
オートモードのときと同様に、検索中ルーチンが実行さ
れ、排出機構23のホルダー部50によって装填中のカ
ートリッジAの保持等が行われる。
【0086】ステップS114において、オペレータ
は、そのロール番号のカートリッジAに関して、目的と
する画像情報をマニュアル検索する。また、ブリップマ
ーク94が付されたマイクロフィルムFを収容したカー
トリッジAであれば、オペレータは駒番号を入力し、マ
イクロフィルムFの中から所望の画像情報を検索装置に
よって検索する。オペレータは、検索した画像情報を所
望に応じて複写した後、マイクロフィルムFをリワイン
ドさせる。マイクロフィルムFのリワインドが終了する
と、ステップS115において、オペレータは、セレク
トキー88により、カートリッジAを交換するか、ある
いは、カートリッジA内のマイクロフィルムFを再びロ
ーディングするかを選択する。このように、カートリッ
ジAの交換と再ローディングとを選択可能としたのは、
オペレータがマニュアル検索時にマイクロフィルムFを
誤ってリワインドさせてしまったときに、カートリッジ
Aの交換が自動的に行われるのを防止するためである。
【0087】オペレータがセレクトキー88の左側を押
して、フィルムFの再ローディングが選択された場合に
は、装填中のカートリッジA内のマイクロフィルムFに
ついて再度ローディングが行われ(S116)、ステッ
プS114に戻る。そして、オペレータは、同じマイク
ロフィルムFの中から、目的とする画像情報をマニュア
ル検索したり、検索装置によって検索したり、検索した
画像情報を所望に応じて複写したりする。一方、オペレ
ータがセレクトキー88の右側を押してカートリッジA
の交換が選択された場合には、ステップS117に進
む。このステップS117では、予め算出した交換回数
に基づいて、スタッカー24内に収納されたカートリッ
ジAの全てについて検索等が終了したか否かが判断され
る。
【0088】全てのカートリッジAについて検索等が終
了していなければ、ステップS119に進み、セミオー
トモードで検索している途中に割込みキー87がオンさ
れて割込み要求がなされたか否かが判断される。割込み
要求がない場合には、ステップS120において、カー
トリッジ交換ルーチンが実行され、ロールフィルムキャ
リア1のサプライ部6に装填されているカートリッジA
の排出と、次ぎの新たなカートリッジAの装填とが、ほ
ぼ同時に並列的に行われる。また、新たに装填されたカ
ートリッジAに収容されているマイクロフィルムFのロ
ーディングが行われる。その後、ステップS114に戻
る。一方、ステップS119において、割込み要求があ
ると判断した場合には、ステップS121において、図
22に示す割込みモードの処理が実行される。この処理
については後述する。
【0089】上記ステップS114〜S117、S11
9、S120、S114が、スタッカー24内に収納さ
れたカートリッジAの全てについて順次繰り返される。
そして、ステップS117において、予め算出した交換
回数に基づいてカートリッジAの全てについて検索等が
終了したと判断されると、ステップS118に進む。こ
のステップS118では、カートリッジ排出ルーチンが
実行され、最後に装填され検索等が終了したカートリッ
ジAについて、ロールフィルムキャリア1のサプライ部
6からの排出と、スタッカー24への返却とが実施され
る。
【0090】以上により、IMCやブリップマーク94
が付されていないマイクロフィルムFが収容されると共
にスタッカー24内に収納されたカートリッジAの全て
について、セミオートモードによる検索や複写等が完了
する。
【0091】割込みモード 次ぎに、表示パネル85の割込みキー87がオンされ、
割込み要求がなされたときの動作制御を図22に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0092】この割込みモードは、オートモードあるい
はセミオートモードで目的とする画像情報の検索や複写
等を行っている途中に、スタッカー24内に収納された
カートリッジA以外のカートリッジAについて、優先的
に検索や複写等を行う場合に使用される動作モードであ
る。
【0093】オートモードあるいはセミオートモードで
動作中に割込みキー87がオンされると、オートモード
ではステップS92において、セミオートモードではス
テップS119において割込み要求ありと判断され、そ
れぞれステップS95、S121において、この割込み
モードの処理が実行される。
【0094】図22に示すように、割込みモード処理が
開始されると、先ず、ステップS125において、その
ときに検索等を行っていたカートリッジA内のマイクロ
フィルムFがリワインドされるまで待機する。マイクロ
フィルムFのリワインドが終了すると、ステップS12
6において、ステップS91、S118と同様に、図2
7に示したカートリッジ排出ルーチンが実行され、装填
されているカートリッジAについて、ロールフィルムキ
ャリア1のサプライ部6からの排出と、スタッカー24
への返却とが実施される。
【0095】次いで、オペレータは、載置台81にセッ
トされているスタッカー24を取り外し(S127)、
割込み検索を行うカートリッジAを待機部にセットする
(S128)。この待機部とは、ロック状態にあるセッ
ト棒33の部分に相当する。割込み検索を行うカートリ
ッジAがセット棒33の所定位置に正しくセットされて
いれば、第1スイッチ37はオンになっている。ステッ
プS129で割込みキー87が再度オンされると、キャ
リア前面部38は、第2モータ41が逆回転方向にて駆
動されることにより、初期位置である閉ポジションか
ら、I方向に沿った開ポジションに回動される。キャリ
ア前面部38が開ポジションまで回動することによっ
て、割込み検索を行うカートリッジAがセットされたセ
ット棒33は、そのロックが解除されてキャリア前面部
38側に向けて移動する。これにより、割込み検索を行
うカートリッジAは、ケーシング80前面の第1窓部8
2を通って挿入され、キャリア前面部38に保持され
る。その後、第2モータ41が正回転駆動され、キャリ
ア前面部38はH方向に向けて回動し、第2スイッチ4
2がオンになると、第2モータ41が停止する。これに
より、割込み検索を行うカートリッジAは、ロールフィ
ルムキャリア1のサプライ部6に位置決め装填される。
これと共に、セット棒33は移動して再びロックされ
る。そして、装填された割込み検索を行うカートリッジ
Aに収容されたマイクロフィルムFがローディングされ
る。
【0096】ステップS130において、オペレータ
は、割込み検索を行うカートリッジAに関して、目的と
する画像情報をマニュアル検索する。また、ブリップマ
ーク94が付されたマイクロフィルムFを収容したカー
トリッジAであれば、オペレータは駒番号を入力し、マ
イクロフィルムFの中から所望の画像情報を検索装置に
よって検索する。オペレータは、検索した画像情報を所
望に応じて複写した後、マイクロフィルムFをリワイン
ドさせる。マイクロフィルムFのリワインドが終了する
と、ステップS131において、オペレータは、セレク
トキー88により、カートリッジAを交換するか、ある
いは、カートリッジA内のマイクロフィルムFを再びロ
ーディングするかを選択する。
【0097】オペレータがセレクトキー88の左側を押
し、マイクロフィルムFの再ローディングが選択された
場合には、マイクロフィルムFの再度ローディングが行
われて、ステップS130に戻る。そして、オペレータ
は、同じマイクロフィルムFの中から、目的とする画像
情報をマニュアル検索したり、検索装置によって検索し
たり、検索した画像情報を所望に応じて複写したりす
る。一方、オペレータがセレクトキー88の右側を押
し、カートリッジAの交換が選択された場合には、ステ
ップS132に進む。このステップS132でカートリ
ッジ排出ルーチンが実行され、割込み検索したカートリ
ッジAは、ロールフィルムキャリア1のサプライ部6か
ら排出され、ケーシング80前面の第2窓部83を通っ
て載置台81上に返却される。
【0098】他に割込み検索したいカートリッジAがあ
れば、そのカートリッジAを待機部にセットして(S1
28)、割込みキー87を再度オンすれば(S12
9)、上述したのと同様にして、割込み検索や複写等を
行うことができる。
【0099】割込み検索が終了して割り込んだときの前
モードに戻る場合には、オペレータは、カートリッジA
が排出された後に(S132)、先のステップS127
で取り外したスタッカー24を、載置台81の所定位置
に再びセットする(S134)。次いで、オペレータ
は、ステップS135で、割り込み前に行っていたオー
トモードあるいはセミオートモードを、オート/セミオ
ート選択キー86により選択し、図示しないスタートス
イッチをオンする。この操作に伴って、カートリッジ装
填ルーチンが実行され、スタッカー24内に検索されず
に残っているカートリッジAのうち最先のカートリッジ
Aがサプライ部6に装填され、このカートリッジAに収
容されたマイクロフィルムFのローディングが行われ
る。この後、割り込み前に行っていたモードに戻る。ス
タートスイッチをオンするだけで、カートリッジ装填ル
ーチンを実行して、割り込み前に行っていたモードに戻
るようにしても良い。
【0100】オートモードで割込み検索を行った場合に
はステップS95に戻り、新たにローディングされたマ
イクロフィルムFに付されたIMCを読み込んだ後に
(S96)、ステップS86に戻り、前述した動作制御
が行われる。オートモードから割込みモードに切り替え
た場合には、ステップS80で最初に入力した画像検索
情報はクリアされずに記憶されたままであり、画像検索
情報を再入力する必要はない。一方、セミオートモード
で割込み検索を行った場合にはステップS121に戻
り、次いで、ステップS114に戻り、前述した動作制
御が行われる。
【0101】以上により、オートモードあるいはセミオ
ートモード動作中に割込みモードが選択され、スタッカ
ー24内に収納されたカートリッジA以外のカートリッ
ジAについての優先的な割込み検索や複写等が完了す
る。
【0102】尚、本実施例では、スタッカー24を載置
台81から取り外して割込み検索を行っているが、割込
み検索の方法はこれに限定されるものではない。例え
ば、スタッカー24を左右スライド自在に構成し、割込
み検索時には、割込み検索するカートリッジAをスタッ
カー24の外部から待機部に容易にセットできる位置ま
でスタッカー24を左方向にスライド移動し、割込み検
索を実行するようにしても良い。
【0103】オートモード、セミオートモード間の切り
替え 次ぎに、オペレータにより入力された画像検索情報に一
致するカートリッジAや画像情報がない場合、つまり、
S86、S87でNOと判断された場合の動作制御につ
いて説明する。
【0104】オペレータの誤操作があった場合、つま
り、画像検索情報を入力する際に入力ミスがあったり、
入力は正しいが間違ったカートリッジAをスタッカー2
4に収納してしまったりした場合には、画像検索情報に
一致するカートリッジAがないと判断されたり(S8
6)、画像検索情報に一致する画像情報がないと判断さ
れたりする(S87)。この場合には、図20に示すよ
うに、ステップS100において、装填中のカートリッ
ジAに収容されたマイクロフィルムFはリワインドさ
れ、カートリッジローダ21はその動作を一時停止す
る。
【0105】そして、このような場合には、オペレータ
は、カートリッジローダ21の動作モードをオートモー
ドから前述したセミオートモードに切り替えて、装填中
のカートリッジAに収容されているマイクロフィルムF
に関して、マニュアル検索を行うことができるようにな
っている。つまり、ステップS101において、オペレ
ータは、オート/セミオート選択キー86によりセミオ
ートモードを選択し、スタートスイッチをオンする。次
いで、ステップS102において、オペレータは、セレ
クトキー88により、カートリッジAを交換するか、あ
るいは、このカートリッジA内のマイクロフィルムFを
再びローディングするかを選択する。
【0106】カートリッジAは検索対象のものであるが
駒番号の入力にミスがあったような場合には、オペレー
タは、セレクトキー88の左側を押して、マイクロフィ
ルムFの再ローディングを選択する。また、間違ったカ
ートリッジAをスタッカー24に収納してしまったよう
な場合には、オペレータは、セレクトキー88の右側を
押して、カートリッジAの交換を選択する。
【0107】マイクロフィルムFの再ローディングが選
択されると、マイクロフィルムFの再ローディングが行
われる。次いで、オペレータは、同じマイクロフィルム
Fの中から、目的とする画像情報をマニュアル検索する
(S103)。ブリップマーク94が付されたマイクロ
フィルムFであれば、オペレータは正しい駒番号を入力
し、マイクロフィルムFの中から所望の画像情報を検索
装置によって検索しても良い。マニュアル検索等の結
果、目的の画像情報が得られれば、オペレータは、その
画像情報を所望に応じて複写した後、マイクロフィルム
Fをリワインドさせる。マイクロフィルムFのリワイン
ドが終了すると、ステップS104において、オペレー
タは、セレクトキー88により、カートリッジAを交換
するか、あるいは、カートリッジA内のマイクロフィル
ムFを再びローディングして検索等を行うかを選択す
る。
【0108】このステップS104でオペレータがセレ
クトキー88の右側を押してカートリッジAの交換が選
択された場合には、ステップS105においてカートリ
ッジ交換ルーチンが実行され、ロールフィルムキャリア
1のサプライ部6に装填されているカートリッジAの排
出と、次ぎの新たなカートリッジAの装填とが、ほぼ同
時に並列的に行われる。また、新たに装填されたカート
リッジAに収容されているマイクロフィルムFのローデ
ィングが行われる。
【0109】セミオートモードを続行する場合には、上
述したステップS103〜106を繰り返す。一方、セ
ミオートモードを終了してオートモードに戻る場合に
は、オペレータは、カートリッジAが交換された後に
(S105)、ステップS107で、オート/セミオー
ト選択キー86によりオートモード選択し、スタートス
イッチをオンする。そして、新たにローディングされた
マイクロフィルムFに付されたIMCを読み込んだ後に
(S108)、ステップS86に戻り、前述した動作制
御が行われる。オートモードからセミオートモードに切
り替え再度オートモードに戻した場合にも、ステップS
80で最初に入力した画像検索情報はクリアされずに記
憶されたままであり、画像検索情報を再入力する必要は
ない。
【0110】また、間違ったカートリッジAを収納して
しまったため、前記ステップS102でカートリッジA
の交換を選択した場合にも、上記の同様の操作が行わ
れ、カートリッジが交換された後に(S105)、オー
トモードを選択することにより(S107)、オートモ
ードに戻る。
【0111】オペレータにより入力された画像検索情報
に一致するカートリッジAでなかったり、画像検索情報
に一致する画像情報がなかったような場合には、間違っ
た画像検索情報は検索されずに最後まで残ることになる
が、全てのカートリッジAの検索が終了した後にクリア
すれば良い。
【0112】以上説明したように、本実施例のカートリ
ッジローダ21は、スタッカー24に収納されたカート
リッジAのそれぞれを順次連続的に装填し排出するオー
トモード、スタッカー24に収納されたカートリッジA
をオペレータの指示に応答して断続的に装填し排出する
セミオートモード、及び、1本のカートリッジAを装填
し排出する割込みモードの3つの動作モードを有してい
る。また、カートリッジローダ21は、動作中において
もオペレータによるモードの切り替え指示を受け入れる
ようになっており、カートリッジローダ21がオートモ
ード又はセミオートモードで動作中に、オペレータが割
込みモードを指示した場合には、該カートリッジローダ
21は、ロールフィルムキャリア1のサプライ部6に装
填されているカートリッジAをスタッカー24に返却し
た後に割込みモードに切り替わるようになっている。更
に、カートリッジローダ21は、オートモードからセミ
オートモードへ切り替わると共に切り替わったセミオー
トモードからオートモードへ再度切り替わることが可能
であり、オートモードから割込みモードへ切り替わると
共に切り替わった割込みモードからオートモードへ再度
切り替わることが可能であり、セミオートモードから割
込みモードへ切り替わると共に切り替わった割込みモー
ドからセミオートモードへ再度切り替わることが可能と
なっている。このため、本実施例のカートリッジローダ
21は、スタッカー24に収納されたカートリッジAの
中から所望の画像情報を自動的に検索し複写するような
検索方法や用途に対してはオートモードで対応すること
ができ、検索等をマニュアル操作で行うような検索方法
や用途に対してはセミオートモードで対応することがで
きる。また、IMC等の検索情報が付されたマイクロフ
ィルムFでは自動検索が可能であることから、この種の
マイクロフィルムFが収容されたカートリッジAに対し
てはオートモードで対応することができ、検索情報が付
されていないマイクロフィルムFが収容されたカートリ
ッジAに対してはセミオートモードで対応することがで
きる。更に、オートモード又はセミオートモードで検索
等を行っている途中に、スタッカー24に収納されたカ
ートリッジA以外のカートリッジAについて優先的に検
索等を行う必要が生じたときには、サプライ部6に装填
されているカートリッジAをスタッカー24に返却した
後にカートリッジローダ21の動作モードを割込みモー
ドに切り替えて割込み検索を実行でき、割込み検索後に
はカートリッジローダ21の動作モードを割込みモード
から前のモードに切り替えて、前モードにおける動作を
継続することができる。このように、カートリッジロー
ダ21の動作は1つに限定されることがなく、さまざま
な検索方法や用途に対応した動作や、使用されるマイク
ロフィルムFの種類に対応した動作を実行することがで
きるため、カートリッジローダ21を用いて検索する際
の検索能力を向上することが可能である。更に、個々の
使用者に合った最適な使用態様でカートリッジローダ2
1を作動することが可能となり、該カートリッジローダ
の利便性が向上する。
【0113】しかも、カートリッジローダ21の動作モ
ードとしてオートモードを選択して検索や複写等を自動
的に行っている場合に、入力ミス等により自動検索がで
きなくなったときには、カートリッジローダ21の動作
モードをオートモードからセミオートモードに切り替え
てマニュアル検索を実行でき、マニュアル検索後にはカ
ートリッジローダ21の動作モードをセミオートモード
から再度オートモードに切り替えて自動検索を継続する
ことができるので、入力ミス等の修正を極めて容易に行
うことができる。この点からも、カートリッジローダ2
1を用いて検索する際の検索能力が一層向上する。
【0114】また、ロールフィルムキャリア1における
マイクロフィルムFのネガ−ポジ判別を、画像駒と画像
駒との間におけるフィルム状態(ネガかポジか)に基づ
いて自動判別しているため、N−Pフィルムを収容した
カートリッジAとP−Pフィルムを収容したカートリッ
ジAとの両方がスタッカー24内に混在して収納されて
いる場合であっても、何ら支障が生じることなく、検索
や複写等を実行することができる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカー
トリッジローダは、第1モード、第2モード、及び、第
3モードの3つの動作モードを有するので、さまざまな
検索方法や用途に対応した動作を実行することができ、
また、使用されるマイクロフィルムの種類に対応した動
作を実行することができるため、カートリッジローダを
用いて検索する際の検索能力が向上し、更に、個々の使
用者に合った最適な使用態様でカートリッジローダを作
動させることが可能となり該カートリッジローダの利便
性が向上する。
【0116】更に、前記第1モード又は第2モードで動
作中に第3モードが指示されたときには、画像投影装置
内のカートリッジが排出された後に動作モードを第3モ
ードに切り替えるので、カートリッジ収納部に収納され
たカートリッジ以外のカートリッジを優先的に装填し排
出できるため、カートリッジローダを用いて検索する際
の検索能力や利便性がより一層向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マイクロフィルムリーダプリンタ等の画像投
影装置に取り付けられるロールフィルムキャリア及びカ
ートリッジローダのスタッカーを示す外観図
【図2】 図1に示される表示パネルを示す図
【図3】 リーダプリンタ及びロールフィルムキャリア
の内部を示す概略構成図
【図4】 カートリッジローダの装填機構を示す斜視図
【図5】 カートリッジローダの排出機構を示す斜視図
【図6】 カートリッジローダのスタッカーを示す斜視
【図7】 図4に示されるキャリア前面部を背後から見
た斜視図
【図8】 図5に示されるホルダー部の上下アーム等を
示す拡大図
【図9】 カートリッジからリールを取り出した状態を
示す斜視図であり、(1)はANSI規格タイプのカー
トリッジを示す斜視図、(2)は3Mタイプのカートリ
ッジを示す斜視図
【図10】ロールフィルムキャリア内に設けられるセン
サ部を示す斜視図
【図11】図10に示されるセンサ部を示す概略縦断面
【図12】マイクロフィルムに付されるブリップマーク
の位置等を説明する説明図
【図13】画像検出センサの受光素子からの出力状態を
示すグラフであり、(1)はN−Pフィルムの場合の出
力状態を示すグラフ、(2)はP−Pフィルムの場合の
出力状態を示すグラフ
【図14】ロールフィルムキャリアやカートリッジロー
ダ等を備えたリーダプリンタ全体の制御系を示す概略ブ
ロック図
【図15】カートリッジローダの動作を制御する制御手
段についてのブロック図
【図16】カートリッジローダによるカートリッジの装
填動作を示す動作状態図であり、(1)は初期段階、
(2)は移動段階、(3)は終了段階を示す動作状態図
【図17】カートリッジローダによるカートリッジの交
換動作を示す動作状態図であり、(1)は初期段階、
(2)は移動段階、(3)は終了段階を示す動作状態図
【図18】カートリッジローダによるカートリッジの排
出動作を示す動作状態図であり、(1)は初期段階、
(2)は移動段階、(3)は終了段階を示す動作状態図
【図19】オートモードが選択されたときのカートリッ
ジローダの動作制御を示すフローチャート
【図20】図19の分図であり、オートモードが選択さ
れたときのカートリッジローダの動作制御を示すフロー
チャート
【図21】セミオートモードが選択されたときのカート
リッジローダの動作制御を示すフローチャート
【図22】割込みモードが選択されたときのカートリッ
ジローダの動作制御を示すフローチャート
【図23】図19等に示される初期設定ルーチンを示す
フローチャート
【図24】図19等に示されるカートリッジ装填ルーチ
ンを示すフローチャート
【図25】検索中ルーチンを示すフローチャート
【図26】図19等に示されるカートリッジ交換ルーチ
ンを示すフローチャート
【図27】図19等に示されるカートリッジ排出ルーチ
ンを示すフローチャート
【符号の説明】
1…ロールフィルムキャリア(フィルムキャリア) 21…カートリッジローダ 22…装填機構(装填
手段) 23…排出機構(排出手段) 24…スタッカー(カ
ートリッジ収納部) 85…表示パネル 86…オート/セミオ
ート選択キー 87…割込みキー 88ーセレクトキー A…カートリッジ MC…マイクロコンピ
ュータ(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロフィルムの画像を投影する画像投
    影装置に取り付けられると共に、前記マイクロフィルム
    を収容したカートリッジを複数個収納可能なカートリッ
    ジ収納部を有するカートリッジローダにおいて、 前記カートリッジ収納部に収納された前記カートリッジ
    を前記画像投影装置のフィルムキャリアに導く装填手段
    と、 前記フィルムキャリアに装填された前記カートリッジを
    このフィルムキャリアから前記カートリッジ収納部に返
    却する排出手段と、 前記カートリッジの装填動作及び返却動作を制御する制
    御手段とを有してなり、 前記制御手段は、 前記カートリッジ収納部に収納された前記カートリッジ
    のそれぞれを順次連続的に装填し排出するための第1モ
    ードと、 前記カートリッジ収納部に収納された前記カートリッジ
    を作業者の指示に応答して断続的に装填し排出するため
    の第2モードと、 1本のカートリッジを装填し排出するための第3モード
    との3つの動作モードを有することを特徴とするカート
    リッジローダ。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記各モードの切り替え
    を動作中においても受け入れ、前記第1モード又は前記
    第2モードで動作中に前記第3モードが指示されたとき
    には、前記画像投影装置内の前記カートリッジが排出さ
    れた後に動作モードを前記第3モードに切り替えること
    を特徴とする請求項1記載のカートリッジローダ。
JP29466392A 1992-11-02 1992-11-02 カートリッジローダ Pending JPH06148749A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1113310C (zh) * 1994-05-04 2003-07-02 艾利森电话股份有限公司 向主控设备提供从属设备权力信息的装置和方法

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