JPH04118345U - 振出し容器用キヤツプ - Google Patents

振出し容器用キヤツプ

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JPH04118345U
JPH04118345U JP2869891U JP2869891U JPH04118345U JP H04118345 U JPH04118345 U JP H04118345U JP 2869891 U JP2869891 U JP 2869891U JP 2869891 U JP2869891 U JP 2869891U JP H04118345 U JPH04118345 U JP H04118345U
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JP
Japan
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lid
cap
opening
contents
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP2869891U
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English (en)
Inventor
直子 辻
Original Assignee
凸版印刷株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 軸動片(12)と軸動凸部(13)を設けた開閉蓋(1
1)と、作動片(16)と嵌合凸部(17)を設けた蓋作動板(15)
とを、ヒンジ部(14)を介して連続して設けた蓋部材(10)
と、蓋用凹部(21)に振出し口(22)と軸受凹部(23)と嵌合
凹部(24)とを設けたキャップ部材(20)と、バネ部材(30)
とで振出し容器用キャップを構成することによって、蓋
作動板(15)を指で水平に押すことによって開閉蓋(11)を
ワンタッチで開蓋して、蓋作動板(15)から指を離すこと
によって開閉蓋(11)を自動的に閉蓋できるものである。 【効果】 調味料や香辛料などの振出し容器用キャップ
を開蓋して、容器を逆さにして内容物を振出した場合
に、上面の蓋作動板(15)や開閉蓋(11)に内容物が附着し
ていても、指に内容物が附着することがなくて、また指
に附着していた汚染物が内容物を汚染する可能性が少な
いものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、図2に示す蓋作動板(15)を指で水平に押すだけで、ワンタッチで開 閉できる振出し容器用キャップの開閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、調味料や香辛料などの振出し容器用キャップについては、いろいろ な振出し口のワンタッチの開閉構造が提案され実施されている。例えば、実公昭 48-762号公報や実公昭 60-4929号公報においては、樹脂材料の弾力性とヒンジ構 造を利用して、上から作動板を押して開蓋板を開蓋して、開蓋した開蓋板を押し て閉蓋するものなどであって、いずれも指で垂直方向の上部から押すことによっ て、振出し口がワンタッチで開閉できる振出し容器用キャップの開閉構造が多か った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、調味料や香辛料などの振出し容器用キャップを開蓋して、容器 を逆さにして内容物を振出した場合に、振出し容器用キャップの上面の、前記の 作動板や開蓋板に内容物が附着して、良く残留しているものである。この内容物 が附着した状態で、前記の上から作動板を押して開蓋板を開蓋して、開蓋した開 蓋板を押して閉蓋する動作を繰返すと、指に内容物が附着するばかりでなくて、 逆に指に附着していた汚染物が内容物を汚染する可能性があって、従来の指で垂 直方向の上部から押すことによる振出し容器用キャップの開閉構造は、衛生的に 好ましいものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図1に示すように、軸動片(12)と軸動凸部(13)を設けた開閉蓋(11) と、作動片(16)と嵌合凸部(17)を設けた蓋作動板(15)とを、ヒンジ部(14)を介し て連続して設けた蓋部材(10)と、蓋用凹部(21)に振出し口(22)と軸受凹部(23)と 嵌合凹部(24)とを設けたキャップ部材(20)と、バネ部材(30)とで構成した振出し 容器用キャップであって、軸動凸部(13)と軸受凹部(23)との間は回転動できるよ うに、また嵌合凸部(17)と嵌合凹部(24)との間は水平動できるように、キャップ 部材(20)が蓋部材(10)を嵌合支持することによって、蓋作動板(15)を指で水平に 押すことによって開閉蓋(11)をワンタッチで開蓋して、蓋作動板(15)から指を離 すことによって開閉蓋(11)を自動的に閉蓋できる振出し容器用キャップを提供す るものである。
【0005】
【実施例】
図1及び図2は、本考案の実施例における振出し容器用キャップの斜視図及び 断面図である。すなわち、図1は本考案の振出し容器用キャップを構成する蓋部 材(10)とキャップ部材(20)とバネ部材(30)の、組立前の形状を示した斜視図であ り、図2は本考案の振出し容器用キャップの、組立完了後の開閉構造を示した断 面図である。
【0006】 本考案の振出し容器用キャップを構成する蓋部材(10)とキャップ部材(20)とバ ネ部材(30)の成形方法については、ポリエチレンやポリプロピレンやポリ塩化ビ ニルやポリエステルなどの、適宜の熱可塑性樹脂を用いて、特にバネ部材(30)に は弾力性のあるポリアセタール(polyoxymethylene)やナイロン6,6-6(polyamide) などを用いて、通常の射出成形法などで一体成形することが出来る。なお、本実 施例においては、蓋部材(10)とキャップ部材(20)にはポリプロピレンを用いて、 バネ部材(30)にはポリアセタール( ジュラコン, ポリプラスチックKK製 )を用い て、直径46mmで高さ26mmの振出し容器用キャップの、一体物の各部材(10,20 ,30)を射出成型したものである。
【0007】 本考案の振出し容器用キャップの、一体成形をした蓋部材(10)とキャップ部材 (20)とバネ部材(30)の組立方法については、まずバネ部材(30)に設けた固定孔(3 1)をキャップ部材(20)に設けたバネ用凸部(25)に挿入固定した後に、蓋部材(10) に設けた嵌合凸部(17)をキャップ部材(20)に設けた嵌合凹部(24)に、上から強く 押し付けて嵌合させて、次に蓋部材(10)に設けた軸動凸部(13)をキャップ部材(2 0)に設けた軸受凹部(23)に合せて、蓋部材(10)の開閉蓋(11)を閉蓋しながらカチ ッと嵌合させるものであって、本実施例においては、バネ部材(30)の挿入や固定 に、ビスや接着剤などを一切使用しないで、迅速簡単に組立を完了することが出 来た。
【0008】 本考案の振出し容器用キャップの、図2に示す組立完了後の開閉構造について は、前記の嵌合凸部(17)と嵌合凹部(24)との間は水平動できるように、また前記 の軸動凸部(13)と軸受凹部(23)との間は回転動できるように、キャップ部材(20) が蓋部材(10)を嵌合支持しているものであって、振出し容器用キャップの閉蓋状 態においては、バネ部材(30)が蓋部材(10)の蓋作動板(15)を図2の右方向に一杯 に押し付けて、図2に示すような、蓋部材(10)の開閉蓋(11)の閉蓋状態を保持す るものである。また、振出し容器用キャップの開蓋状態においては、バネ部材(3 0)に打勝って蓋部材(10)の蓋作動板(15)の側面を、図2の左方向( 点線矢印 )に 指で押し付けることによって、蓋部材(10)に設けた嵌合凸部(17)が左方向に水平 動して、蓋部材(10)に設けた作動片(16)及びヒンジ部(14)及び軸動片(12)を経由 して、蓋部材(10)に設けた軸動凸部(13)が図2の時計方向に、軸動凸部(13)を中 心に回転動することになって、図2に点線で示すような、蓋部材(10)の開閉蓋(1 1)の開蓋状態を保持するものである。この場合に、蓋部材(10)の蓋作動板(15)か ら指を離すことによって、バネ部材(30)が前述のように働いて、蓋部材(10)の開 閉蓋(11)を自動的に閉蓋するものである。
【0009】
【考案の効果】
以上実施例に示すとおり、本考案の振出し容器用キャップにおいては、蓋作動 板(15)を指で水平に押すことによって開閉蓋(11)をワンタッチで開蓋して、蓋作 動板(15)から指を離すことによって開蓋板(11)を自動的に閉蓋できるものである 。すなわち、調味料や香辛料などの振出し容器用キャップを開蓋して、容器を逆 さにして内容物を振出した場合に、振出し容器用キャップの上面の蓋作動板(15) や開閉蓋(11)に内容物が附着していても、従来のように蓋作動板(15)や開閉蓋(1 1)を上から押す必要がないために、指に内容物が附着することがなくて、また指 に附着していた汚染物が内容物を汚染する可能性が少ないものであって、蓋作動 板(15)を指で水平に押すだけで、ワンタッチで開閉できる便利で衛生的な振出し 容器用キャップを提供できるものである。
【0010】 また、実施例に示すとおり、本考案の振出し容器用キャップについては、通常 の射出成形法などで一体成形した蓋部材(10)とキャップ部材(20)とバネ部材(30) を、3回の簡単な嵌合作業だけで、他にビスや接着剤などを一切使用しないで、 迅速簡単に組立を完了できるものであって、生産性が優れた製作費用が安い振出 し用キャップを提供できるものである。
【0011】 さらに、本考案の振出し容器用キャップを構成するバネ部材(30)については、 バネ部材(30)が前述のように働いて、蓋部材(10)の開閉蓋(11)を自動的に閉蓋す るものであって、容器を逆さにして内容物を振出す場合には、蓋作動板(15)を指 で押し続ける必要があるものの、保管時などの内容物を振出さない場合には、振 出し容器用キャップの閉蓋を忘れる心配がなくて、内容物への水分などの吸湿や 内容物からの香気などの揮散を防止できるものである。なお、本考案の振出し容 器用キャップにバネ部材(30)を用いない場合には、内容物の振出し時に蓋作動板 (15)を押し続ける必要はないものの、蓋部材(10)の開閉蓋(11)を上から押して閉 蓋する必要があるために、保管時などの閉蓋忘れの心配の他に、前述したとおり 、衛生的にも好ましくないので注意が必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の、振出し容器用キャップを構成する蓋
部材(10)とキャップ部材(20)とバネ部材(30)の、組立前
の形状を示した斜視図である。
【図2】本考案の振出し容器用キャップの、組立完了後
の開閉構造を示した断面図である。
【符号の説明】
10 …蓋部材 11 …開閉蓋 12 …軸動片 13 …軸動凸部 14 …ヒンジ部 15 …蓋作動板 16 …作動片 17 …嵌合凸部 20 …キャップ部材 21 …蓋用凹部 22 …振出し口 23 …軸受凹部 24 …嵌合凹部 30 …バネ部材 40 …ガラス容器など

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸動片(12)と軸動凸部(13)を設けた開閉蓋
    (11)と、作動片(16)と嵌合凸部(17)を設けた蓋作動板(1
    5)とを、ヒンジ部(14)を介して連続して設けた蓋部材(1
    0)と、蓋用凹部(21)に振出し口(22)と軸受凹部(23)と嵌
    合凹部(24)とを設けたキャップ部材(20)と、バネ部材(3
    0)とで構成した振出し容器用キャップであって、軸動凸
    部(13)と軸受凹部(23)との間は回転動できるように、ま
    た嵌合凸部(17)と嵌合凹部(24)との間は水平動できるよ
    うに、蓋部材(10)がキャップ部材(20)に嵌合支持されて
    いることを特徴とする振出し容器用キャップ。
JP2869891U 1991-03-30 1991-03-30 振出し容器用キヤツプ Pending JPH04118345U (ja)

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JP (1) JPH04118345U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06321246A (ja) * 1992-08-28 1994-11-22 Sb Shokuhin Kk キャップ開閉装置

Cited By (1)

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