JPS604929Y2 - 振出しキヤツプ - Google Patents

振出しキヤツプ

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JPS604929Y2
JPS604929Y2 JP15229879U JP15229879U JPS604929Y2 JP S604929 Y2 JPS604929 Y2 JP S604929Y2 JP 15229879 U JP15229879 U JP 15229879U JP 15229879 U JP15229879 U JP 15229879U JP S604929 Y2 JPS604929 Y2 JP S604929Y2
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JP
Japan
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plate
lid
opening
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edge
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JP15229879U
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JPS5668652U (ja
Inventor
英則 畠山
Original Assignee
株式会社ト−ヨ−工芸工業
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Publication date
Application filed by 株式会社ト−ヨ−工芸工業 filed Critical 株式会社ト−ヨ−工芸工業
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は振出しキャップに係り、主として食塩、砂糖
、化学調味料、胡淑、あるいはいわゆる1ふりかけ1等
の各種調味料を収納する容器の振出しキャップに関する
ものである。
この考案の主たる目的は、振出口をワンタッチで開蓋し
て内容物を容易、迅速に振出すことができるようにし、
また閉蓋時にあっては、振出口を密閉して容器内への塵
埃、水分の混入を完全に断つようにした振出しキャップ
を提供するにある。
また、他の重要な目的は、上部においての突出部分によ
って手にしっくりと馴染み、しかも、簡単には手指から
落下しないようにして頻繁な使用にも便なるようにした
振出しキャップの提供にある。
また、他の1つの目的は、内容物を振出して使用する際
、その振出しに支障がないよう、簡単な構造によって蓋
板の拡開を十分なものとした振出しキャップの提供にあ
る。
また、他の1つの目的は、構成簡素にしてプラスチック
による一体成形、量産も可能とするワンタッチ式の振出
しキャップの提供にある。
即ち、その要旨は、容器の口縁に被着される有底円筒状
の本体を猛威し、この本体の奥底板の端部を凹設して内
容物の適数の振出孔を穿設した振出口を猛威し、振出口
の反対側に位置する奥底板端縁と振出口端部とをこの端
部方向に下降傾斜している案内板にて連絡することで振
出口がわに僅かに高い垂直状の段差を猛威し、案内板の
両側に対峙突成されている奥底板の残部を本体平面形状
に比し外側方へ突出している天板となし、この天板の対
向面でその上縁には規制突起を突設し、案内板の奥底板
端縁がわには案内板より若干短く猛威した操作板を連結
薄肉ヒンジ部を介して一体的に連設し、この操作板は天
板相互間に装入してその上面を規制突起にて係止させ、
且つ、案内板上方において前記段差内で揺動自在となし
ておき、操作板の揺動端部には前記振出口に密接して閉
蓋し、且つ、本体平面形状に比し外側方へ突出する蓋板
を裏面においてV字形に切除形成した開閉薄肉ヒンジ部
を介して一体的に連設し、この蓋板を操作板に従動させ
て前記段差を形成する振出口がわの端縁を支点とし、且
つ、この支点に開閉薄肉ヒンジ部においての蓋板がわ斜
面を当接させることで揺動自在となし、閉蓋時には、天
板、操作板及び蓋板がほぼ平坦面を形成するようにする
と共に、蓋板の裏面には搬出口周縁に合致被装する被装
条を垂設し、また、前記振出孔に合致閉塞する閉塞突起
を突設し、更に、蓋板に突設した係着突起を、本体にお
ける振出口に猛威した係着切欠に嵌合したことに存する
ものである。
以下、図面に従ってこの考案の一実施例を詳細に説明す
ると次の通りである。
先ず、食塩、砂糖、化学調味料、胡淑、あるいはいわゆ
る1ふりかけヨ等の各種調味料を収納した容器Bの口縁
に被着可能とした略有底円筒形の本体1を形成するもの
で、図示例では、この本体1の内周面に雌ネジ2が周設
されており、本体1を容器B口縁に螺着して取付けられ
るようになっている。
本体1の奥底板端部には平面略扇形の振出口3が凹設さ
れ、容器Bに収納した内容物、即ち、各種調味料の出口
としての振出孔3aが、振出口3全域に亘って多数(第
1図参照)、あるいは略中央に1個(第5図参照)穿設
されている。
これら振出孔3aの数や形状の選択により、振出す内容
物の量を加減できるものであり、また、粉末状、顆粒状
である等、内容物の状態に応じた最適の振出孔3aを形
成するのである。
振出口3の周縁略中央には係着切欠4が形成されており
、振出口3を閉蓋する後述の蓋板10の係着嵌合に供さ
れる。
振出口3の反対側に位置する奥底板端縁から振出口3方
向に下降傾斜するように、案内板5を猛威する。
この案内板5は奥底板の略中央にて振出口3に連絡し、
両者5,3の間には振出口3がわに僅かに高い垂直状の
段差6が猛威される。
案内板5の両側には、本体1の奥底板の残部が相対峙し
て突成されており、かかる奥底板残部を本体1平面形状
に比し外側方へ突出しているキャップの天板7とするも
のである。
天板7双方の対向面でその上縁には、段差6に近接する
位置に僅かな高さを有する規制突起8が突設され、この
規制突起8は、本体1に連設されて蓋板10の開閉操作
を行なう操作板9を係止させ、その揺動動作を規制する
ようになっている。
案内板5端部の奥底板端縁には千面略矩形の操作板9が
連結薄肉ヒンジ部9aを介して本体1から一体的に連設
されており、この操作板9は案内板5より若干短く猛威
しである。
そして、操作板9を天板7相互間に装入し、規制突起8
の下方にその上面にて係止させる。
この際、操作板9の、規制突起8に当接する部分にこの
規制突起8に適合する切欠を形成すれば、閉蓋時にあっ
て、天板7及び操作板9は互いに連続して平坦面を形成
することとなる。
また、規制突起8にて上端部が係止され、天板7相互間
からの脱装を規制されている操作板9は、案内板5上方
において、前記振出口3との間に猛威されている段差6
内を揺動自在である。
この操作板9の揺動端部には、振出口3に密閉する平面
略扇形で本体1平面形状に比し外側方へ突出する蓋板1
0が裏面においてV字形に切除形成した開閉薄肉ヒンジ
部10aを介して一体的に、且つ、揺動自在に連設され
る。
蓋板10の裏面には、重畳して閉蓋させる振出口3の周
縁に被装される円弧状の被装条11が垂設され、その長
手力向略中央には本体1に猛威された前記係着切欠4に
嵌合する係着突起12が突設されている。
更に、前記振出孔3aに適合する閉塞突起13が、振出
孔3aの数及び形状に対応して(第1図及び第5図参照
)適数形成される。
かかる蓋板10の基端は振出口3の基部に重畳しており
、前記段差6を形成する振出口3がわの端縁を支点とし
、且つ、この支点に開閉薄肉ヒンジ部10aにおいての
蓋板10がわ斜面を当接させることで蓋板10は、段差
6内を揺動する操作板9に従動して揺動するのであり、
以って振出口3の開閉をなすものである。
また、閉蓋時において、天板7、操作板9及び蓋板10
によりキャップ上部に平坦面が形成されるように、天板
7の肉厚を蓋板10のそれに等しくする必要がある。
加えて、図示するように、これら三部材?、9.10が
相俟って、平面外形がほぼ正多角形、例えば六角形とな
るようにすれば、キャップ全体の形状をシンプルなもの
にでき、また、意匠的な効果も得られる。
この考案は如上のように構威し、容器Bの口縁に被装さ
れる有底円筒状の本体1を形成し、この本体1の奥底板
端部に振出口3を形成し、振出口3の反対がわで下降傾
斜している案内板5にて連絡することで僅かに高い段差
6を形成し、この案内板5の奥底板端縁がわには操作板
9を連結薄肉ヒンジ部9aを介して一体的に連設して案
内板5上方において前記段差6内で揺動自在とし、この
操作板9の揺動端部には前記振出口3に密接して閉蓋す
る蓋板10を開閉薄肉ヒンジ部10aを介して一体的に
連設することでこの蓋板10を、操作板9に従動して前
記段差6を形成する振出口3の端縁を支点として揺動自
在となしたから、振出口3と案内板5との間に形成され
る段差6間を揺動する操作板9に蓋板10を従動させ、
蓋板10を、振出口3端縁を支点として大きく揺動させ
ることができ、従って、単に操作板9を手指にて押圧す
るだけで振出口3を開口することができる。
このため、食卓や調理場で使用する際にも、容器Bを片
手で握持したうえ、親指または人差指で操作板9を軽く
押圧するワンタッチ操作によって内容物の振出しが可能
となるのであり、操作性に優れ、頻繁な使用にも開口操
作の煩られしさを全く感じさせないものである。
しかも、案内板5と段差6と規制突起8とで形成した操
作板9の揺動空間内で操作板9を揺動し、操作板9の揺
動端部には案内板5より若干短く形成した蓋板10を開
閉薄肉ヒンジ部leaを介して連設し、また、段差6は
垂直状であること、蓋板10の揺動は段差6を形成する
振出口3がわの端縁を支点とし、且つ、この支点に開閉
薄肉ヒンジ部10aにおいての蓋板10がわ斜面を当接
させることで蓋板10を揺動させるから、揺動角度を大
きくできる。
従って、閉蓋時に蓋板10が天板7に対し略直角の位置
まで揺動できて、内容物を振出して使用する際にその振
出しに支障がないものとなるのである。
即ち、蓋板10の拡開が不十分な場合には振出した内容
物の一部が蓋板10に当接して跳ね返り、振出口3上に
一部残留して閉蓋が不完全となる不都合があったが、こ
の考案によれば蓋板10の揺動角度が大きくできるため
このような不都合を解消できる。
そればかりでなく、蓋板10の揺動開閉の支点は、開閉
薄肉ヒンジ部10aにおいての蓋板10がわ斜面を、段
差6を形成する振出口3がわの端縁に当接させるだけで
あるから、特別な軸支構造を採用する必要がなく、構造
上極めて簡素なものとなっていると共に、一体連設され
た操作板9を、規制突起8による係止作用に抗して天板
7相互間で強制的に段差6内に挿入することによって、
蓋板10の開閉気侭構造を構成できるのである。
そして、蓋板10の裏面には、振出口3周縁に合致被装
する被装条11を垂設したから、閉蓋時にこの被装条1
1によって振出口3周縁が被覆され、容器B内部への水
分や塵埃の混入を完全に防止することができる。
併せて、振出孔3aに合致閉塞する閉塞突起13を蓋板
10裏面に突設したから、被装条11と相俟った万全の
防湿効果が得られ、内容物を水分、塵埃からいわば二重
に保護することができ、内容物の鮮度を保つと共に化学
変化等も防いで常時、衛生的に使用できる効果がある。
更には、振出孔3aに合致閉蓋する閉塞突起13により
、振出孔3aに内容物が詰まってもこの詰まった内容物
を容器B内に押し戻すことで目詰りの解消も図れる。
また、蓋板10に突設した係着突起12を、本体1にお
ける振出口3に形成した係着切欠4に嵌合させるから、
振出口3に対しての蓋板10の閉蓋時での位置合せ及び
確実な閉蓋状態を担保し、ひいては、内容物の万全な保
護、鮮度、衛生の維持をなお一層図ることができる。
更には、本体1、操作板9、蓋板10は連結薄肉ヒンジ
部9a、開閉薄肉ヒンジ部10aを介して一体的に形成
されるから、構成簡素にしてプラスチックによる一体成
形も可能で量産が図れるものである。
加えて、閉蓋時において、キャップ上部には天板7、操
作板9及び蓋板10によりほぼ平坦面が形成されるから
、握持した時の手指にしつくり馴染み取扱いを容易なも
のとするのである。
また、天板7及び蓋板10は、ともに円筒状の本体1平
面形状に比し外側方へ突出しているから、容器Bに被着
して使用するに際し、この考案キャップ自体を握持する
も、天板7、蓋板10の本体1からの突出部分がストッ
パー機能を果し、例えば、調理時において濡れた手指に
よって握持するもすべり落ちることがなく、手指にしっ
くりと馴染んで触感が良いこと相俟ち、安心して使用で
きるものである。
以上述べたように、この考案は蓋板の開閉をワンタッチ
操作で行なえるものであり、頻繁な使用にも耐え得る機
能性を有すると共に、握持し取扱う際での操作性に優れ
、閉蓋時の密封性を確実にし、構成簡単にしてプラスチ
ックによる一体戒形、量産も可能である等、実用上有益
な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、第1図は
斜視図、第2図は閉蓋状態における平面図、第3図は閉
蓋状態における中央縦断面図、第4図は開蓋状態におけ
る中央縦断面図、第5図は他の実施例を示す斜視図であ
る。 1・・・・・・本体、2・・・・・・雌ネジ、3・・・
・・・振出口、3a・・・・・・振出孔、4・・・・・
・係着切欠、5・・・・・・案内板、6・・・・・・段
差、7・・・・・・天板、8・・・・・・規制突起、9
・・・・・・操作板、9a・・・・・・連結薄肉ヒンジ
部、10・・・・・・蓋板、10a・・・・・・開閉薄
肉ヒンジ部、11・・・・・・被装条、12・・・・・
・係着突起、13・・・・・・閉塞突起、B・・・・・
・容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器の口縁に被着される有底円筒状の本体を形成し、こ
    の本体の奥底板の端部を凹設して内容物の適数の振出孔
    を穿設した振出口を形成し、振出口の反対側に位置する
    奥底板端縁と振出口端部とをこの端部方向に下降傾斜し
    ている案内板にて連絡することで振出口がわに僅かに高
    い垂直状の段差を形成し、案内板の両側に対峙突成され
    ている奥底板の残部を本体平面形状に比し外側方へ突出
    している天板となし、この天板の対向面でその上縁には
    規制突起を突設し、案内板の奥底板端縁がわには案内板
    より若干短く形成した操作板を連結薄肉ヒンジ部を介し
    て一体的に連設し、この操作板は天板相互間に装入して
    その上面を規制突起にて係止させ、且つ、案内板上方に
    おいて前記段差内で揺動自在となしておき、操作板の揺
    動端部には前記振出口に密接して閉蓋し、且つ、本体平
    面形状に比し外側方へ突出する蓋板を裏面においてV字
    形に切除形成した開閉薄肉ヒンジ部を介して一体的に連
    設し、この蓋板を操作板に従動させて前記段差を形成す
    る振出口がわの端縁を支点とし、且つ、この支点に開閉
    薄肉ヒンジ部においての蓋板がわ斜面を当接させること
    で揺動自在となし、閉蓋時には、天板、操作板及び蓋板
    がほぼ平坦面を形成するようにすると共に、蓋板の裏面
    には搬出口周縁に合致被装する被装条を垂設し、また、
    前記振出孔に合致閉塞する閉塞突起を突設し、更に、蓋
    板に突設した係着突起を、本体における振出口に形成し
    た係着切欠に嵌合したことを特徴とする振出しキャップ
JP15229879U 1979-11-01 1979-11-01 振出しキヤツプ Expired JPS604929Y2 (ja)

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