JPH04118235U - アンローダ - Google Patents
アンローダInfo
- Publication number
- JPH04118235U JPH04118235U JP2939691U JP2939691U JPH04118235U JP H04118235 U JPH04118235 U JP H04118235U JP 2939691 U JP2939691 U JP 2939691U JP 2939691 U JP2939691 U JP 2939691U JP H04118235 U JPH04118235 U JP H04118235U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- detector
- full load
- fully loaded
- unloader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 10
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 5
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板材を板材加工機から搬出して積載するアン
ローダにおいて、煩雑な設置作業を要することなく、搬
出場所の板材が満杯状態となったことを検出する機能を
持たせる。また、付帯設備の地上配線を無くす。 【構成】 架設レール4を走行する走行台5に、昇降駆
動装置8によって昇降駆動される昇降枠6を垂下させ、
この昇降枠6に板材Wを吸着する吸着部品9を設ける。
昇降枠6が下降して吸着部品7に吸着された板材Wが板
材搬出場所で積載されている板材W上に接したことを検
出する下降停止用検出器13を設ける。また、板材Wが
満載状態である場合に対応する所定の高さまで昇降枠6
が下降したことを検出する満載検出器14を設ける。こ
れら下降停止用検出器13と満載検出器14が共に検出
状態にあることを満載判定手段17によって判定するこ
とで、板材Wが満載状態である旨の判定を下す。
ローダにおいて、煩雑な設置作業を要することなく、搬
出場所の板材が満杯状態となったことを検出する機能を
持たせる。また、付帯設備の地上配線を無くす。 【構成】 架設レール4を走行する走行台5に、昇降駆
動装置8によって昇降駆動される昇降枠6を垂下させ、
この昇降枠6に板材Wを吸着する吸着部品9を設ける。
昇降枠6が下降して吸着部品7に吸着された板材Wが板
材搬出場所で積載されている板材W上に接したことを検
出する下降停止用検出器13を設ける。また、板材Wが
満載状態である場合に対応する所定の高さまで昇降枠6
が下降したことを検出する満載検出器14を設ける。こ
れら下降停止用検出器13と満載検出器14が共に検出
状態にあることを満載判定手段17によって判定するこ
とで、板材Wが満載状態である旨の判定を下す。
Description
【0001】
この考案は、パンチプレス等の板材加工機によって加工された板材を搬出する
アンローダに関するものである。
【0002】
この種のアンローダの従来例として、図4に示す構成のものがある。
このアンローダは、架設レール21に沿って走行する走行台22に昇降枠23
を昇降自在に垂設すると共に、この昇降枠23に板材Wを吸着する吸着部品24
を設けたものである。吸着部品24は、搬出位置Pに積載された板材Wに接する
まで下降したときに上方への若干の逃げが可能であり、この逃げを検出して昇降
枠23の下降を停止させるリミットスイッチ等の検出器27が昇降枠23に設け
られている。
【0003】
搬出位置Pには、上記アンローダによって運ばれてくる板材Wを載置する製品
台車25が配置され、その製品台車25の近傍には、製品台車25に板材Wが満
載されたことを検出する満載検出器26が配置されている。
この満載検出器26は、投光器26aと受光器26bとで構成され、所定高さ
まで板材Wが製品台車25上に積載されると、板材Wで満載検出器26の光路が
遮られることにより、満載状態が検出される。
【0004】
しかし、板材Wが満載状態にあることを検出するのに、投光器26aと受光器
26bとを地上に立設した満載検出器26を用いているので、その検出信号をシ
ステム制御装置に伝えるための信号線を地上に配線する必要がある。また、投光
器26aと受光器26bの光軸を一致させる調整作業などが必要で、設置に煩雑
な作業を要するという問題点があった。
【0005】
この考案の目的は、搬出位置における板材の満載検出機能を有し、搬出位置に
おける煩雑な検出器設置作業や地上配線等が不要で、かつ構成の簡単なアンロー
ダを提供することである。
【0006】
この考案の構成を実施例に対応する図1と共に説明する。
この考案は、架設レール(4)に沿って走行する走行台(5)に、昇降駆動装
置(8)によって昇降駆動される昇降枠(6)を垂下させ、この昇降枠(6)に
板材(W)を吸着する吸着部品(7)を設けたアンローダ(1)において、下降
停止用検出器(13)と満載検出器(14)と満載判定手段(17)とを設けた
ものである。
下降停止用検出器(13)は、前記吸着部品(7)が板材搬出場所(P)に積
載されている板材(W)に接したことを検出して前記昇降駆動装置(8)に下降
停止指令を与えるための検出器である。
満載検出器(14)は、前記昇降枠(6)が所定高さまで下降したことを検出
するための検出器である。
満載判定手段(17)は、前記両検出器(13),(14)が共にオン状態で
あることから満載であることを判定する手段である。
【0007】
昇降枠(6)が下降して、吸着部品(7)に吸着された板材(W)が板材搬出
位置(P)に先に搬出されて積載されている最上部の板材(W)に接すると、下
降停止用検出器(13)がこれを検出してオン動作し、昇降駆動装置(8)に下
降停止指令を与える。これにより昇降枠(6)の下降が停止される。このとき、
板材(W)の積載高さが満載状態に達していると、それに対応する所定の高さま
で昇降枠(6)が下降していることを満載検出器(14)が検出してオン動作す
る。下降停止用検出器(13)と満載検出器(14)が共にオン状態にあるとき
、これに基づき満載判定手段(17)は板材(W)が満載状態であるという判定
を下す。
【0008】
この考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。
図2は、実施例のアンローダ1が適用される板材加工ラインを示す。板材加工
機2と、加工された板材Wを積載する製品台車3が待機する板材搬出位置Pとの
間に架設レール4が設置され、この架設レール4にアンローダ1が走行自在に設
置してある。
【0009】
図1に示すように、アンローダ1は、架設レール4上に走行自在に配置される
走行台5と、この走行台5に昇降自在に垂下された昇降枠6と、この昇降枠6の
下部に設けられた複数の吸着部品7…とを有する。走行台5には、昇降枠6を昇
降駆動する昇降駆動装置8が設けられている。
吸着部品7は、例えば磁石9を下端に固定したロッド10を、昇降枠6下部の
支持板6aに形成した図示しない穴に挿通させたものであり、ロッド10の上端
部に螺合させたナット11で係止すると共に、ロッド10の外周に配置した緩衝
用のコイルばね12で下降付勢してある。
【0010】
また、昇降枠6におけるロッド10の支持部近傍には、吸着部品7のナット1
1を検出して昇降枠6の下降を停止させるリミットスイッチ13が設けられてい
る。
【0011】
一方、走行台5上の、昇降枠6が垂下されている部分の近傍には、製品台車3
上に積載されている板材Wが満載状態にあることを検出するためのリミットスイ
ッチ14が設けられている。このリミットスイッチ14は、昇降枠6の上部に設
けられているドグ15に作用してオン動作する。
すなわち、ドグ15は、製品台車3上の板材Wが満載状態であるときに下降し
得る高さH(図3(B))まで昇降枠6が下降したときにリミットスイッチ14
に作用して、これをオン動作させ得る位置に設けられている。
【0012】
上記下降停止用のリミットスイッチ13および満載検出用のリミットスイッチ
14は、架設レール4に沿って設けられたトロリー線またはケーブルベア等にお
ける信号線を介して、板材加工ラインの全体を制御するシステム制御装置16に
おける満載判定手段17に接続されている。満載判定手段17は、たとえば上記
各リミットスイッチ13,14の検出信号つまりオン動作に対応する出力信号を
入力とするANDゲートからなり、その出力は満載判定信号としてシステム制御
装置16の搬送系制御部18に与えられる。
【0013】
上記構成の動作を説明する。板材加工機2で加工された板材Wは、アンローダ
1の吸着部品7に吸着されて持ち上げられ、走行台5の走行によって製品台車3
が待機する板材搬出位置P上まで架設レール4に沿って運ばれる。
【0014】
ついで、アンローダ1の昇降駆動装置8が作動して、昇降枠6の下降が開始さ
れる。吸着部品7に吸着されている板材Wが、製品台車3上に積載済みの板材W
に接すると、吸着部品7の下降が止まるが、昇降枠6の下降は続き、リミットス
イッチ13が吸着部品7のナット11と対応する高さになると、リミットスイッ
チ13がオン動作する。このオン信号により、昇降駆動装置8による昇降枠6の
下降が停止する。このオン信号は満載判定手段17にも入力される。
【0015】
いま、製品台車3上の板材Wが満載状態にないとすると、図3(a)に示すよ
うに、昇降枠6はそのドグ15が走行台5上のリミットスイッチ14の設置高さ
よりも下方の位置まで下降しており、リミットスイッチ14はオン動作しない。
したがって、満載判定手段17では満載状態であるという判定出力は得られない
。
【0016】
システム制御装置16では、満載判定信号は与えられず、リミットスイッチ1
3の出力である下降停止検出信号だけが与えられるので、磁石9による板材Wの
吸着が解かれ、板材Wを製品台車3上に残して昇降枠6が上昇駆動され、次の搬
出動作のために待機する。
【0017】
このような動作が繰り返されて、製品台車3上の板材Wが満載状態になると、
アンローダ1の磁石9が最上部の板材Wに接して下降停止し、リミットスイッチ
13がオン動作する時点で、図3(b)に示すように、昇降枠6のドグ15が走
行台5上のリミットスイッチ14と対向する高さになり、リミットスイッチ14
がオン動作させられる。このときシステム制御装置16の満載判定手段17への
入力は総てオン信号となり、満載判定手段17から搬送系制御部18には板材W
が満載状態にある旨の判定信号が与えられる。
【0018】
これを受けて、搬送系制御部18では、製品台車3を搬出位置Pから別の場所
まで移動させて、積載されている板材Wを降ろす動作指令が出力される。
【0019】
このアンローダ1は、このように満載検出機能を持たせることができ、また架
設レール4に沿って設けられるアンローダ制御用の信号線を利用してシステム制
御装置16との通信が行える。そのため従来の地上における光電スイッチからな
る満載検出器が不要で、煩雑な光軸調整が不要になると共に、地上配線が無くな
る。
しかも、アンローダ1における下降停止用のリミットスイッチ13は従来から
停止タイミング検出のために設けられているものであって、新たに設ける必要は
なく、走行台5におけるリミットスイッチ5と、アンドゲート等からなる満載判
定手段17とを設けるだけで、満載検出が行える。そのため構成が簡単である。
【0020】
なお、前記実施例では下降停止用検出器および満載検出器としてリミットスイ
ッチ13,14を用いたが、近接スイッチ等を使用しても良い。また、上記実施
例では、吸着部品7として磁石9を用いたが、負圧による吸着パッドを用いても
よい。
【0021】
この考案のアンローダは、昇降枠の下降停止用検出器と、昇降枠が満載高さま
で下降したことを検出する満載検出器との出力が共にオン状態であることから満
載判定を行うように構成したものであるため、アンローダの機能として必要な下
降停止用の検出器を満載検出手段の一部として利用でき、またアンローダ自体の
制御に使用される通信線の一部を利用してシステム制御装置に対する満載検出の
通信が行える。しかも、リミットスイッチ等の簡易なスッチとアンド検出手段の
付加のみで満載検出が行える。そのため、構成が簡単であり、しかも煩雑な調整
作業が不要であり、また搬出位置における地上配線が不要になるという効果があ
る。
【図1】この考案の一実施例であるアンローダの概要を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】実施例のアンローダを適用した板材加工ライン
の概要を示す正面図である。
の概要を示す正面図である。
【図3】実施例のアンローダの動作を示す正面図であ
る。
る。
【図4】従来のアンローダの概要を示す正面図である。
1…アンローダ、3…製品台車、4…架設レール、5…
走行台、6…昇降枠、7…吸着部品、11…ナット、1
3…リミットスイッチ(下降停止用検出器)、14…リ
ミットスイッチ(満載検出器)、15…ドグ、17…満
載判定手段
走行台、6…昇降枠、7…吸着部品、11…ナット、1
3…リミットスイッチ(下降停止用検出器)、14…リ
ミットスイッチ(満載検出器)、15…ドグ、17…満
載判定手段
Claims (1)
- 【請求項1】 架設レールに沿って走行する走行台と、
この走行台に昇降自在に垂下させた昇降枠と、この昇降
枠に設けられて板材を吸着する吸着部品と、前記昇降枠
を昇降させる昇降駆動装置と、前記吸着部品が下方の積
載物に接したことを検出して前記昇降駆動装置に下降停
止指令を与える下降停止用検出器と、前記昇降枠が所定
の満載高さまで下降したことを検出する満載検出器と、
前記両検出器が共にオン状態であることから満載である
ことを判定する満載判定手段とを具備したアンローダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2939691U JPH04118235U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | アンローダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2939691U JPH04118235U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | アンローダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118235U true JPH04118235U (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=31913265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2939691U Pending JPH04118235U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | アンローダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118235U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160051276A (ko) * | 2014-11-03 | 2016-05-11 | (주)코맥 | 명판 제작장치 |
KR102153068B1 (ko) * | 2020-01-28 | 2020-09-07 | 이천희 | 지능형 프레스 공정 시스템 |
KR102153063B1 (ko) * | 2020-01-28 | 2020-09-07 | 이천희 | 프레스 생산 시스템 |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP2939691U patent/JPH04118235U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160051276A (ko) * | 2014-11-03 | 2016-05-11 | (주)코맥 | 명판 제작장치 |
KR102153068B1 (ko) * | 2020-01-28 | 2020-09-07 | 이천희 | 지능형 프레스 공정 시스템 |
KR102153063B1 (ko) * | 2020-01-28 | 2020-09-07 | 이천희 | 프레스 생산 시스템 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06115733A (ja) | 基板移載装置 | |
JPH04118235U (ja) | アンローダ | |
JP2000128477A (ja) | ワーク搬送クレーン | |
JP3873042B2 (ja) | ディスク取り出し装置および方法 | |
JP5283313B2 (ja) | エアー式荷役機械 | |
JPH05246689A (ja) | 薄板用搬器及び薄板の搬送方法 | |
JP2513952B2 (ja) | 板状体移載用バキュ―ムリフト | |
CN115427343A (zh) | 在受限空间内移动真空系统部件的运输装置和方法 | |
KR100581623B1 (ko) | 리프트와 대차 사이의 단차에 의한 팔레트 이송 불능문제를 해결하기 위한 주차장치 및 팔레트 이송 제어방법 | |
JP2568584Y2 (ja) | 油圧リフタ | |
JP3774589B2 (ja) | 吸着移載装置 | |
KR102525885B1 (ko) | 엘리베이터용 하중분산 지지장치 | |
JP3231939B2 (ja) | ワインダのワイヤ抜け止め装置 | |
JPH09150386A (ja) | ワーク吸着式搬送装置 | |
JPH08169683A (ja) | ホイスト式クレーン | |
JPH10226499A (ja) | マニピュレータ付き高所作業車の制御装置 | |
JP3231940B2 (ja) | ワインダのワイヤ抜け止め装置 | |
JPS6038595Y2 (ja) | 板体の吸着搬送装置 | |
JPH0387473A (ja) | エレベータスライド式駐車装置 | |
KR19990004830A (ko) | 지그파레트 자동상승장치 | |
JP3532706B2 (ja) | 機械式駐車装置の昇降制御装置 | |
JP2768613B2 (ja) | エレベータ装置におけるロープ切断検出装置 | |
JP2024049792A (ja) | 吸着装置 | |
JP3365193B2 (ja) | 積荷保持装置 | |
JPS5817017Y2 (ja) | エレベ−タの着床装置 |