JPH0411792Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411792Y2 JPH0411792Y2 JP1983013341U JP1334183U JPH0411792Y2 JP H0411792 Y2 JPH0411792 Y2 JP H0411792Y2 JP 1983013341 U JP1983013341 U JP 1983013341U JP 1334183 U JP1334183 U JP 1334183U JP H0411792 Y2 JPH0411792 Y2 JP H0411792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- reservoir
- film thickness
- supply device
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 9
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は平版印刷機に応用できるインキ供給装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来提案されている平版印刷機のインキ供給装
置(特開昭57−18725号公報)に示すものは、第
1図に示す如き構成、作用効果を有する。即ち、
図において10は版胴、11,11′はインキ着
ローラ、12はインキ呼出ローラ、13はインキ
ローラである。
置(特開昭57−18725号公報)に示すものは、第
1図に示す如き構成、作用効果を有する。即ち、
図において10は版胴、11,11′はインキ着
ローラ、12はインキ呼出ローラ、13はインキ
ローラである。
また14はインキ往復ローラで、上流から供給
されたインキを受けてインキ着ローラ11,1
1′へ伝達するものである。なお、前記各ローラ
は図示しない印刷機の駆動源から駆動されてお
り、その回転方向は図の矢印の如くである。また
15はドクタで、その先端はインキ往復ローラ1
4に圧接され、ローラの回転につれてその表面に
あるインキを一様にかき取るようになつており、
インキ受け16でドクタ15によつてかき取られ
たインキを受けて再使用に供するものである。即
ち、インキ着ローラ11,11′近傍のインキ往
復ローラ14の履歴面Xに隣接して、同履歴面X
の残留インキを均一膜厚にする調整機構(ドクタ
15)を設けた点を特徴とする。なお、図中Yは
供給面である。
されたインキを受けてインキ着ローラ11,1
1′へ伝達するものである。なお、前記各ローラ
は図示しない印刷機の駆動源から駆動されてお
り、その回転方向は図の矢印の如くである。また
15はドクタで、その先端はインキ往復ローラ1
4に圧接され、ローラの回転につれてその表面に
あるインキを一様にかき取るようになつており、
インキ受け16でドクタ15によつてかき取られ
たインキを受けて再使用に供するものである。即
ち、インキ着ローラ11,11′近傍のインキ往
復ローラ14の履歴面Xに隣接して、同履歴面X
の残留インキを均一膜厚にする調整機構(ドクタ
15)を設けた点を特徴とする。なお、図中Yは
供給面である。
さてインキ着ローラ11,11′の供給面Y
(D1P1,D2P2)に一様なインキ膜厚を保つ事が理
想であるが、これは機械的制約が多く困難であ
る。従つてインキ往復ローラ14の供給面Yに一
様厚さのインキ膜厚を保つようにしている。この
為インキ往復ローラ14の履歴面Xにドクタ15
を設け、巾方向に厚薄のあるインキ膜をけずり取
つて一様の厚さにし、然る後S1,S2点から一様厚
さのインキの供給を受ける。これでインキ往復ロ
ーラ14の供給面Yに一様なインキ膜厚が確保さ
れる。
(D1P1,D2P2)に一様なインキ膜厚を保つ事が理
想であるが、これは機械的制約が多く困難であ
る。従つてインキ往復ローラ14の供給面Yに一
様厚さのインキ膜厚を保つようにしている。この
為インキ往復ローラ14の履歴面Xにドクタ15
を設け、巾方向に厚薄のあるインキ膜をけずり取
つて一様の厚さにし、然る後S1,S2点から一様厚
さのインキの供給を受ける。これでインキ往復ロ
ーラ14の供給面Yに一様なインキ膜厚が確保さ
れる。
しかしながら第1図の如き従来の平版印刷機に
於ては、版面上の非画線部に水が、画線部にはイ
ンキがつく。また履歴面の掻き取りインキには、
この水の一部分が含まれてしまう。そのため従来
は、この掻き取りインキを再使用するためには、
インキ中の水を分離する必要があるとされてい
た。また水分離のための装置が必要と考えられて
いた。しかしこれらの作業は容易でなかつた。
於ては、版面上の非画線部に水が、画線部にはイ
ンキがつく。また履歴面の掻き取りインキには、
この水の一部分が含まれてしまう。そのため従来
は、この掻き取りインキを再使用するためには、
インキ中の水を分離する必要があるとされてい
た。また水分離のための装置が必要と考えられて
いた。しかしこれらの作業は容易でなかつた。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、インキ往復ローラの履歴面の湿し
水を含んだインキを掻き取つて紙巾方向でインキ
膜厚を均一にした後、同インキ往復ローラに紙巾
方向に対し印刷図柄に応じてインキ供給量を調整
しないよう一様膜厚のインキを供給するインキ供
給装置において、前記掻き取りインキを直接受け
るインキ溜を印刷機本体の下部に設け、同インキ
溜中にインキの搬送及び攪拌機構を設けると共
に、同インキ溜に新インキ供給管と、攪拌された
インキを印刷機本体に供給する搬送路を連結して
なることにより、掻き取りインキ中の水を分離す
ることなく、そのインキを再使用することができ
るようにしたインキ供給装置を提供せんとするも
のである。
されたもので、インキ往復ローラの履歴面の湿し
水を含んだインキを掻き取つて紙巾方向でインキ
膜厚を均一にした後、同インキ往復ローラに紙巾
方向に対し印刷図柄に応じてインキ供給量を調整
しないよう一様膜厚のインキを供給するインキ供
給装置において、前記掻き取りインキを直接受け
るインキ溜を印刷機本体の下部に設け、同インキ
溜中にインキの搬送及び攪拌機構を設けると共
に、同インキ溜に新インキ供給管と、攪拌された
インキを印刷機本体に供給する搬送路を連結して
なることにより、掻き取りインキ中の水を分離す
ることなく、そのインキを再使用することができ
るようにしたインキ供給装置を提供せんとするも
のである。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第2図は本考案の実施例を示し、1は印刷機
本体、2は掻き取りインキ、3は新インキ、4は
スクリユー、5は駆動モータ、6はポンプ、7は
レベル検出器、8はインキ溜である。
と、第2図は本考案の実施例を示し、1は印刷機
本体、2は掻き取りインキ、3は新インキ、4は
スクリユー、5は駆動モータ、6はポンプ、7は
レベル検出器、8はインキ溜である。
さて第2図に於いて印刷絵柄に関係なく、紙巾
方向に対し一様にインキを供給する装置(キーレ
スインキング)をもつた印刷機1に於いて、掻き
取りインキ2をインキ溜8に導き、インキ溜8中
に設けたスクリユー4でインキを搬送する。スク
リユー4は駆動モータ5により駆動され、掻き取
りインキ2を攪拌すると同時に、新インキ3と混
合させることができるようになつている。
方向に対し一様にインキを供給する装置(キーレ
スインキング)をもつた印刷機1に於いて、掻き
取りインキ2をインキ溜8に導き、インキ溜8中
に設けたスクリユー4でインキを搬送する。スク
リユー4は駆動モータ5により駆動され、掻き取
りインキ2を攪拌すると同時に、新インキ3と混
合させることができるようになつている。
またインキ溜8の出口のインキ液面をレベル検
出器7で検出し、新インキの供給量を制約する。
そしてポンプ6でインキ溜8のインキを印刷機本
体1に圧送する。また平版印刷に使用するインキ
は、ラレー粘度で約30センチポイズ以上あり、こ
のインキを搬送するには、落差の不充分なところ
でポンプで圧送したり、スクリユーコンベア等を
使用する必要がある。
出器7で検出し、新インキの供給量を制約する。
そしてポンプ6でインキ溜8のインキを印刷機本
体1に圧送する。また平版印刷に使用するインキ
は、ラレー粘度で約30センチポイズ以上あり、こ
のインキを搬送するには、落差の不充分なところ
でポンプで圧送したり、スクリユーコンベア等を
使用する必要がある。
以上詳細に説明した如く本考案は、掻き取りイ
ンキを直接受けるインキ溜を印刷機本体の下部に
設け、同インキ溜中にインキの搬送及び攪拌機構
を設けたので、掻き取られたインキ及び湿し水は
下部のインキ溜に溜り、インキ溜中のインキの搬
送及び攪拌機構により、直接攪拌及び搬送ができ
るため、インキ移送中にインキと水が分離するよ
うなことは全くなく、均等に攪拌及び連続移送が
でき、かつ印刷に消費したインキ分を補うために
新インキと掻き取りインキを攪拌機構で混練する
ことができる。
ンキを直接受けるインキ溜を印刷機本体の下部に
設け、同インキ溜中にインキの搬送及び攪拌機構
を設けたので、掻き取られたインキ及び湿し水は
下部のインキ溜に溜り、インキ溜中のインキの搬
送及び攪拌機構により、直接攪拌及び搬送ができ
るため、インキ移送中にインキと水が分離するよ
うなことは全くなく、均等に攪拌及び連続移送が
でき、かつ印刷に消費したインキ分を補うために
新インキと掻き取りインキを攪拌機構で混練する
ことができる。
従つて本考案によると、水を含んだ掻き取りイ
ンキを水分離することなく、搬送中に攪拌して新
インキと混入させ、再度水を含んだ新インキとし
て印刷機に供給できる。即ち、湿し水として加水
する量と、掻き取りインキ中の含水率とがほぼ一
定値となり、安定して印刷できる。また印刷運転
の容易化のため、運転開始時水を加えたインキを
インキ溜8に供給することにより、常にインキ中
の含水率をほぼ一定にしておくと、湿し水として
加水する量が、運転開始時から一定にすることが
出来て運転が容易となる。
ンキを水分離することなく、搬送中に攪拌して新
インキと混入させ、再度水を含んだ新インキとし
て印刷機に供給できる。即ち、湿し水として加水
する量と、掻き取りインキ中の含水率とがほぼ一
定値となり、安定して印刷できる。また印刷運転
の容易化のため、運転開始時水を加えたインキを
インキ溜8に供給することにより、常にインキ中
の含水率をほぼ一定にしておくと、湿し水として
加水する量が、運転開始時から一定にすることが
出来て運転が容易となる。
第1図は従来の平版印刷機におけるインキ供給
装置の側断面図、第2図は本考案の実施例を示す
インキ供給装置の斜視図である。 図の主要部分の説明、1……印刷機本体、2…
…掻き取りインキ、3……新インキ、4……スク
リユー(攪拌機構)、5……駆動モータ、6……
ポンプ、7……レベル検出器、8……インキ溜。
装置の側断面図、第2図は本考案の実施例を示す
インキ供給装置の斜視図である。 図の主要部分の説明、1……印刷機本体、2…
…掻き取りインキ、3……新インキ、4……スク
リユー(攪拌機構)、5……駆動モータ、6……
ポンプ、7……レベル検出器、8……インキ溜。
Claims (1)
- インキ往復ローラの履歴面の湿し水を含んだイ
ンキを掻き取つて紙巾方向でインキ膜厚を均一に
した後、同インキ往復ローラに紙巾方向に対し印
刷図柄に応じてインキ供給量を調整しない一様膜
厚のインキを供給するインキ供給装置において、
前記掻き取りインキを直接受けるインキ溜を印刷
機本体の下部に設け、同インキ溜中にインキの搬
送及び攪拌機構を設けると共に、同インキ溜に新
インキ供給管と、攪拌されたインキを印刷機本体
に供給する搬送路を連結してなることを特徴とす
るインキ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334183U JPS59120144U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | インキ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334183U JPS59120144U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | インキ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59120144U JPS59120144U (ja) | 1984-08-13 |
JPH0411792Y2 true JPH0411792Y2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=30144731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1334183U Granted JPS59120144U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | インキ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59120144U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2566822B2 (ja) * | 1989-05-11 | 1996-12-25 | 株式会社東京機械製作所 | インキファウンテン装置 |
JP2550186Y2 (ja) * | 1991-03-28 | 1997-10-08 | ハマダ印刷機械株式会社 | オフセット印刷機のインキ供給装置 |
JP2546621B2 (ja) * | 1993-02-12 | 1996-10-23 | ロックウェル インターナショナル コーポレイション | 残りインクリサイクル装置付き印刷機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5865664A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-04-19 | ダ−ルグレン・マニユフアクチユアリング・コムパニ− | インキ除去・循環・供給システム |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP1334183U patent/JPS59120144U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5865664A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-04-19 | ダ−ルグレン・マニユフアクチユアリング・コムパニ− | インキ除去・循環・供給システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59120144U (ja) | 1984-08-13 |
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