JP2842574B2 - リトグラフィ印刷装置のインキ・水混合液調合供給装置 - Google Patents
リトグラフィ印刷装置のインキ・水混合液調合供給装置Info
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- JP2842574B2 JP2842574B2 JP63242200A JP24220088A JP2842574B2 JP 2842574 B2 JP2842574 B2 JP 2842574B2 JP 63242200 A JP63242200 A JP 63242200A JP 24220088 A JP24220088 A JP 24220088A JP 2842574 B2 JP2842574 B2 JP 2842574B2
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/06—Troughs or like reservoirs with immersed or partly immersed, rollers or cylinders
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/0054—Devices for controlling dampening
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F7/00—Rotary lithographic machines
- B41F7/20—Details
- B41F7/24—Damping devices
- B41F7/36—Inking-rollers serving also to apply ink repellants
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リトグラフィ印刷機と組み合わせて使用さ
れる、印刷用のインキと水から成る混合液を調合し供給
する装置に関するものである。
れる、印刷用のインキと水から成る混合液を調合し供給
する装置に関するものである。
従来の技術および発明が解決しようとする課題 高速リトグラフイ・オフセツト印刷の慣用技術におい
て、インキは一連の同延のローラによつて多かれ少なか
れ連続的に適当な貯蔵容器からプラノグラフイ印刷版
(*注:平版印刷版)−該印刷版の画像部は一連のイン
キローラのうちの最終ローラからインキを受けて、その
インキの一部を反転像として印刷ブランケツト(*注:
ゴム布)に写し、該反転像からインキの一部が正読像形
態で紙またはその他の適当な基体に移される−に運ばれ
る。伝統的なリトグラフイ印刷法において重要なこと
は、専有の添加剤を含む湿し水が同様に多かれ少なかれ
連続的に印刷版に運ばれ、湿し水の一部が印刷版の被画
像領域に移されて非画像領域にインキを存在させないよ
うに働くことである。
て、インキは一連の同延のローラによつて多かれ少なか
れ連続的に適当な貯蔵容器からプラノグラフイ印刷版
(*注:平版印刷版)−該印刷版の画像部は一連のイン
キローラのうちの最終ローラからインキを受けて、その
インキの一部を反転像として印刷ブランケツト(*注:
ゴム布)に写し、該反転像からインキの一部が正読像形
態で紙またはその他の適当な基体に移される−に運ばれ
る。伝統的なリトグラフイ印刷法において重要なこと
は、専有の添加剤を含む湿し水が同様に多かれ少なかれ
連続的に印刷版に運ばれ、湿し水の一部が印刷版の被画
像領域に移されて非画像領域にインキを存在させないよ
うに働くことである。
実際の印刷機装置においては、インキおよび湿し水の
両方が印刷版の全ての部分、すなわち画像領域および非
画像領域に連続的に適用され得る。そして、湿し水が欠
乏すると、印刷版はその表面の画像領域および非画像領
域の両方にインキを受け入れるだろう。
両方が印刷版の全ての部分、すなわち画像領域および非
画像領域に連続的に適用され得る。そして、湿し水が欠
乏すると、印刷版はその表面の画像領域および非画像領
域の両方にインキを受け入れるだろう。
画像材料の存在しないリトグラフイ印刷版の表面は微
細な割れ目を有し、かつ非画像領域においてインキより
もむしろ水の保持力を強める親水性または好水性を全体
に亘つて有している。この親水版の表面に画像を描くと
所望の画像型のとおりに親油性領域が形成される。その
後、インキが付与された画像版に適量の水が与えられる
と、非画像領域に残つているインキだけが除去されるこ
とになる。最も単純な見方をすると、この反応は印刷版
表面における連続するインキと水の違い−この違いはリ
トグラフイ印刷法にとつて本質的かつ必須である−を説
明している。
細な割れ目を有し、かつ非画像領域においてインキより
もむしろ水の保持力を強める親水性または好水性を全体
に亘つて有している。この親水版の表面に画像を描くと
所望の画像型のとおりに親油性領域が形成される。その
後、インキが付与された画像版に適量の水が与えられる
と、非画像領域に残つているインキだけが除去されるこ
とになる。最も単純な見方をすると、この反応は印刷版
表面における連続するインキと水の違い−この違いはリ
トグラフイ印刷法にとつて本質的かつ必須である−を説
明している。
リトグラフイ印刷を行う間、湿し水の正しい入力量を
制御することは、リトグラフイ出現以来の広く工業上の
問題であつた。斯かる制御を行うには継続的なオペレー
ターの注意が必要である。何故なら、インキ入力量が変
化する毎に湿し水入力量の変更を必要とするように思わ
れるからである。しかしながら、印刷機の幅を横断して
湿し水入力量とインキ入力量を均衡させることはせいぜ
いのところ妥協である。必然的に、印刷実行中のいかな
る時点においても、標準印刷品質に従うべく画像型のど
の部分をオペレーターが選択したかによつて、彼は印刷
機のその横断位置におけるインキ入力量の調整−その調
整はたまたまその場所における水量均衡をも変更するこ
とになる−を行わねばならないだろう。逆に言えば、オ
ペレーターは画像の一部につき、湿し水入力量を調整し
て均衡させるかもしれない。その操作は、1またはそれ
以上の他の印刷機構横断位置においてインキと水の均衡
に影響を与えることになるだろう。全印刷過程で印刷物
の品質に大きな変動を生じさせないようにするための斯
かる調整は、全印刷過程で繰り返し起こる傾向がある。
労力、材料および印刷機使用時間の浪費につながる斯か
る調整作業を実行して、結果物として得られた複写物は
商業的に満足できるかも知れないし、また満足できない
かも知れない。
制御することは、リトグラフイ出現以来の広く工業上の
問題であつた。斯かる制御を行うには継続的なオペレー
ターの注意が必要である。何故なら、インキ入力量が変
化する毎に湿し水入力量の変更を必要とするように思わ
れるからである。しかしながら、印刷機の幅を横断して
湿し水入力量とインキ入力量を均衡させることはせいぜ
いのところ妥協である。必然的に、印刷実行中のいかな
る時点においても、標準印刷品質に従うべく画像型のど
の部分をオペレーターが選択したかによつて、彼は印刷
機のその横断位置におけるインキ入力量の調整−その調
整はたまたまその場所における水量均衡をも変更するこ
とになる−を行わねばならないだろう。逆に言えば、オ
ペレーターは画像の一部につき、湿し水入力量を調整し
て均衡させるかもしれない。その操作は、1またはそれ
以上の他の印刷機構横断位置においてインキと水の均衡
に影響を与えることになるだろう。全印刷過程で印刷物
の品質に大きな変動を生じさせないようにするための斯
かる調整は、全印刷過程で繰り返し起こる傾向がある。
労力、材料および印刷機使用時間の浪費につながる斯か
る調整作業を実行して、結果物として得られた複写物は
商業的に満足できるかも知れないし、また満足できない
かも知れない。
伝統的なリトグラフイのこの固有の欠点を修正するた
めの手段が提出された。斯かる欠点を修正することにつ
いて何人(なんぴと)も広く工業上の成功を修めてはい
ない。この方法のうち或るものは湿し装置を排除するこ
とを含み、他のものは湿し装置のオペレーター制御を排
除することを含む。
めの手段が提出された。斯かる欠点を修正することにつ
いて何人(なんぴと)も広く工業上の成功を修めてはい
ない。この方法のうち或るものは湿し装置を排除するこ
とを含み、他のものは湿し装置のオペレーター制御を排
除することを含む。
或る上首尾の新聞紙印刷形態は、印刷版に湿し水を運
ぶためのインキローラ列に依存している。これ等のうち
で有名なものは、ロツクウエル・インターナシヨナル社
で製作されたゴス・メトロ・オフセツト製品、ゴス・メ
トロライナー・オフセツト製品およびゴス・ヘツドライ
ナー・オフセツト製品である。インキ列湿し装置が、他
の既存のインキ列湿し装置で伝統的に使用されていると
言われているアルコールまたは同様な湿し添加剤を必要
とせずに、何故とりわけ良好に作動するかは明らかでな
い。本発明の背景にとつての重要性が、インキと湿し水
の適当な濃度選択を伴う前述したような形態はインキ自
身が必要な湿し水の全てを印刷版に運び−それでも印刷
機は機能するのであるが−リトグラフイ印刷の観点から
多少とも伝統的に制御されるという風に働く、という事
実によつて証明される。したがつて、インキおよび水入
力量の最適均衡を得て、これを維持する場合に固有のあ
らゆる伝統的な問題が、この手のリトグラフイ印刷機イ
ンキ列湿し装置にも伴なつている。
ぶためのインキローラ列に依存している。これ等のうち
で有名なものは、ロツクウエル・インターナシヨナル社
で製作されたゴス・メトロ・オフセツト製品、ゴス・メ
トロライナー・オフセツト製品およびゴス・ヘツドライ
ナー・オフセツト製品である。インキ列湿し装置が、他
の既存のインキ列湿し装置で伝統的に使用されていると
言われているアルコールまたは同様な湿し添加剤を必要
とせずに、何故とりわけ良好に作動するかは明らかでな
い。本発明の背景にとつての重要性が、インキと湿し水
の適当な濃度選択を伴う前述したような形態はインキ自
身が必要な湿し水の全てを印刷版に運び−それでも印刷
機は機能するのであるが−リトグラフイ印刷の観点から
多少とも伝統的に制御されるという風に働く、という事
実によつて証明される。したがつて、インキおよび水入
力量の最適均衡を得て、これを維持する場合に固有のあ
らゆる伝統的な問題が、この手のリトグラフイ印刷機イ
ンキ列湿し装置にも伴なつている。
湿し水を必要とせず、したがつて単液装置と呼び得る
プラノグラフイ印刷装置およびその要件が、ジイペによ
る米国特許第3,677,178号およびカーテインによる米国
特許第3,511,178号で発表された。極く最近では、日本
の東レ工業社が東レ・水なし平版と称する印刷版を売り
出した。これ等の装置は、或る方法または他の方法でイ
ンキの付着を許さない印刷版の低表面エネルギー・シリ
コーン非画像部分に依存しており、それによつて印刷版
のインキ受容非シリコーン画像領域と非インキ受容非画
像シリコーン領域とを区別するための基礎を形成する。
印刷版にはインキだけが利用可能なものとして必要であ
り、湿し液は不要である。これ等の単液プラノグラフイ
印刷装置は、版のコストが高く、しかもより高価な印刷
版の印刷上の有効寿命が相対的に短いが故に、限られた
商業的成功しか収めていない。加えて、印刷機の温度が
印刷を行う間に変化してインキ転写効率の変動を惹起
し、多かれ少なかれ継続的なオペレーターによるインキ
・キー(*注:調整ねじなど)の調整を必要とするとい
うことを考慮してインキが処方されねばならない。かく
て、湿し液の調整を行う必要がないとは言え、版銅の冷
却が必要とされるだろうし、および/または漸進的な熱
誘発されたインキングの変化を補償するための少なから
ぬオペレータの注意力が、これ等のシステムの商業的価
値を限られたものにしている。これ等の理由のために、
実際上該装置の有用性はおおむね5万コピーまたはそれ
以下の短い運転に限定されている。
プラノグラフイ印刷装置およびその要件が、ジイペによ
る米国特許第3,677,178号およびカーテインによる米国
特許第3,511,178号で発表された。極く最近では、日本
の東レ工業社が東レ・水なし平版と称する印刷版を売り
出した。これ等の装置は、或る方法または他の方法でイ
ンキの付着を許さない印刷版の低表面エネルギー・シリ
コーン非画像部分に依存しており、それによつて印刷版
のインキ受容非シリコーン画像領域と非インキ受容非画
像シリコーン領域とを区別するための基礎を形成する。
印刷版にはインキだけが利用可能なものとして必要であ
り、湿し液は不要である。これ等の単液プラノグラフイ
印刷装置は、版のコストが高く、しかもより高価な印刷
版の印刷上の有効寿命が相対的に短いが故に、限られた
商業的成功しか収めていない。加えて、印刷機の温度が
印刷を行う間に変化してインキ転写効率の変動を惹起
し、多かれ少なかれ継続的なオペレーターによるインキ
・キー(*注:調整ねじなど)の調整を必要とするとい
うことを考慮してインキが処方されねばならない。かく
て、湿し液の調整を行う必要がないとは言え、版銅の冷
却が必要とされるだろうし、および/または漸進的な熱
誘発されたインキングの変化を補償するための少なから
ぬオペレータの注意力が、これ等のシステムの商業的価
値を限られたものにしている。これ等の理由のために、
実際上該装置の有用性はおおむね5万コピーまたはそれ
以下の短い運転に限定されている。
ワーナーは、米国特許第4,287,827号中で、例えばク
ロムと銅から成るバイメタル表面を有するように製作さ
れ、その異なるローラ表面部が湿し液とインキとをそれ
ぞれ単純化されたインキング・システムのフオームロー
ラ(*注:インキ着けローラ)に運ぶように要求される
インキローラを用いた印刷機システムについて説明して
いる。ワーナーは、それによつて各ローラの独立した湿
し装置の必要性を避けている。ワーナーの技術は、本発
明からは明らかに逸脱するローラ表面の平滑性を指定し
ている。ワーナーの技術では、好インキ銅領域が、イン
キング・システムにおける先行ローラによつて該銅領域
に対して運ばれるインキ膜の厚さに応じた量のインキを
運ぶだろう。かくて、インキの主たるメータリング(*
注:膜厚を定めること)が、ローラのバイメタル表面と
は別に行われるか、またはバイタルローラと弾力材で覆
われた協働するインキローラとの間のインキをあふれさ
せるかみ合せ関係を利用することによつて行われる。こ
れはフオームローラに連続的に運ばれる含水インキの量
を規定するドクター刃を伴う親油性であって、疎水性の
セル(凹み)付きメータリングローラを利用する本発明
技術と全くよい対照をなしている。加えて、本発明は、
印刷版に湿し水を供給するためにインキローラの親水性
領域に依存するよりもむしろ、ワーナーの技術における
が如くインキと水を予め混合したシステムを利用するこ
とを包含している。
ロムと銅から成るバイメタル表面を有するように製作さ
れ、その異なるローラ表面部が湿し液とインキとをそれ
ぞれ単純化されたインキング・システムのフオームロー
ラ(*注:インキ着けローラ)に運ぶように要求される
インキローラを用いた印刷機システムについて説明して
いる。ワーナーは、それによつて各ローラの独立した湿
し装置の必要性を避けている。ワーナーの技術は、本発
明からは明らかに逸脱するローラ表面の平滑性を指定し
ている。ワーナーの技術では、好インキ銅領域が、イン
キング・システムにおける先行ローラによつて該銅領域
に対して運ばれるインキ膜の厚さに応じた量のインキを
運ぶだろう。かくて、インキの主たるメータリング(*
注:膜厚を定めること)が、ローラのバイメタル表面と
は別に行われるか、またはバイタルローラと弾力材で覆
われた協働するインキローラとの間のインキをあふれさ
せるかみ合せ関係を利用することによつて行われる。こ
れはフオームローラに連続的に運ばれる含水インキの量
を規定するドクター刃を伴う親油性であって、疎水性の
セル(凹み)付きメータリングローラを利用する本発明
技術と全くよい対照をなしている。加えて、本発明は、
印刷版に湿し水を供給するためにインキローラの親水性
領域に依存するよりもむしろ、ワーナーの技術における
が如くインキと水を予め混合したシステムを利用するこ
とを包含している。
前述のワーナーの技術を敷衍してモルは、米国特許第
4,619,198号中で、ワーナーの技術におけるプラノグラ
フイー用バイメタル表面メーターローラに基づくキーな
しインキング装置(濃度調整なしにインキを供給し得る
インキング装置)に湿し水とインキを別々に且つ制御し
て導くことによる改良について述べた。これは、本発明
の混合液による問題解決法から明らかに逸脱している。
モルは、ワーナーが採用しなかつた特徴である未使用戻
りインキを除去するための描き取り刃またはドクター刃
を正しく導入している。ところが、モルは、入つて来る
インキの保持制御を行うために、この掻き取られたイン
キがインキング装置に戻ることを故意に避けて該インキ
を単に廃棄している。モル法の特徴がキーのない印刷装
置としてのより大きな有用性をワーナーの技術に与えて
いるとは言え、モル法は閉鎖した独立的システムとして
作動するには適しておらず、そうする必要があることを
ここで明らかにした各要件から著しく外れている。
4,619,198号中で、ワーナーの技術におけるプラノグラ
フイー用バイメタル表面メーターローラに基づくキーな
しインキング装置(濃度調整なしにインキを供給し得る
インキング装置)に湿し水とインキを別々に且つ制御し
て導くことによる改良について述べた。これは、本発明
の混合液による問題解決法から明らかに逸脱している。
モルは、ワーナーが採用しなかつた特徴である未使用戻
りインキを除去するための描き取り刃またはドクター刃
を正しく導入している。ところが、モルは、入つて来る
インキの保持制御を行うために、この掻き取られたイン
キがインキング装置に戻ることを故意に避けて該インキ
を単に廃棄している。モル法の特徴がキーのない印刷装
置としてのより大きな有用性をワーナーの技術に与えて
いるとは言え、モル法は閉鎖した独立的システムとして
作動するには適しておらず、そうする必要があることを
ここで明らかにした各要件から著しく外れている。
セル付き又は凹み付き又はアニロツクス・タイプの複
数のインキ・メータリング・ローラが商業および技術文
献で説明されている。アメリカ新聞出版者協会(ANPA)
が、マタリアおよびナビイの米国特許第4,407,196号中
で凸版印刷用に初めて設計された簡略化されたインキン
グ装置−該装置ではメータリング・ローラ用構造材とし
てクロム、または硬化処理された鋼、または炭化タング
ステンおよび酸化アルミニウムのような硬質セラミツク
材料を使用する−について述べた。これ等の硬質材料
は、連続的に掻き取りを行う同長のドクター刃を伴なつ
て稼動するセル付きインキ・メータリング・ローラ・イ
ンキング装置において、ローラの消耗を最小にするため
に有利に使用される。凸版印刷は単液システムであり、
画像区分のために印刷装置に対して故意かつ連続的に水
を加える必要がなく、それ故これ等の本来親水性のロー
ラから水によつてインキを除去するようなことは起ら
ず、かつ連続的なインキ・メータリング制御が可能であ
る。本発明技術の利益なしに、リトグラフイ印刷にANPA
システムを採用する試みがなされた。ANPA技術のローラ
は本来親油性でもあり親水性でもあつて、早かれ遅かれ
水によるメータリング・ローラからのインキの除去に失
敗するだろう。失敗は、印刷速度が高い場合、または湿
し装置の設定値が高く水の増強がより急速に起る場合に
特に明らかになるであろうし、および画像型と高い水需
要を有するインキ処方との組合せを理由として特に明ら
かになるであろう。本発明の技術はこれ等の敏感性を避
けている。さらに、本発明の技術は、インキ循環装置に
よつて印刷機を横断するインキ/水均衡の相違を混合し
てなくすための装置、マタリアおよびナビイの技術から
の明白かつ重要な逸脱について述べている。
数のインキ・メータリング・ローラが商業および技術文
献で説明されている。アメリカ新聞出版者協会(ANPA)
が、マタリアおよびナビイの米国特許第4,407,196号中
で凸版印刷用に初めて設計された簡略化されたインキン
グ装置−該装置ではメータリング・ローラ用構造材とし
てクロム、または硬化処理された鋼、または炭化タング
ステンおよび酸化アルミニウムのような硬質セラミツク
材料を使用する−について述べた。これ等の硬質材料
は、連続的に掻き取りを行う同長のドクター刃を伴なつ
て稼動するセル付きインキ・メータリング・ローラ・イ
ンキング装置において、ローラの消耗を最小にするため
に有利に使用される。凸版印刷は単液システムであり、
画像区分のために印刷装置に対して故意かつ連続的に水
を加える必要がなく、それ故これ等の本来親水性のロー
ラから水によつてインキを除去するようなことは起ら
ず、かつ連続的なインキ・メータリング制御が可能であ
る。本発明技術の利益なしに、リトグラフイ印刷にANPA
システムを採用する試みがなされた。ANPA技術のローラ
は本来親油性でもあり親水性でもあつて、早かれ遅かれ
水によるメータリング・ローラからのインキの除去に失
敗するだろう。失敗は、印刷速度が高い場合、または湿
し装置の設定値が高く水の増強がより急速に起る場合に
特に明らかになるであろうし、および画像型と高い水需
要を有するインキ処方との組合せを理由として特に明ら
かになるであろう。本発明の技術はこれ等の敏感性を避
けている。さらに、本発明の技術は、インキ循環装置に
よつて印刷機を横断するインキ/水均衡の相違を混合し
てなくすための装置、マタリアおよびナビイの技術から
の明白かつ重要な逸脱について述べている。
未処理米国特許出願第901,238号中で、フアドナー、
他が、伝統的に湿し水を用いた印刷機システムに用いら
れたときに前述の従来技術の欠点を避ける2液キーなし
インキングについて延べた。該出願は次の事を明らかに
している:1または以上のフオームローラに対向して
動作するとともに、圧力との関連でキーのないリトグラ
フイ印刷機対として構成された弾力のあるインキ入力ロ
ーラまたはパンローラ(*注:インキ皿からインキを取
出すインキ出しローラ)を伴なつて掻き取りされる親油
性、疎水性のセル付きメータリング・ローラ、印刷版
に直接湿し液を供給するか、またはインキローラの1つ
に交互に湿し液を供給するためのローラからなる湿し装
置、掻き取られたインキを循環混合装置に運ぶための
手段、印刷機を横切る固有のインキ−水比率の違いが
なくされ、インキ皿/貯蔵器、パイプ、ポンプおよび適
当な導管から成るインキ循環混合装置、インキ皿液面
制御装置、断続して水比率の相違する前述の掻き取ら
れたインキが存在するにもかかわらず、メータリング・
ローラに供給されるインキが如何なる特定の時点におい
ても均一な水含有組成を有することを保証するような容
積と設計のインキ皿/貯蔵器、インキと水の混合液を
印刷機の幅を横切つて均一に再分配するように向けられ
た高圧オリフイスまたは一連のオリフイスを通して−そ
れによってメータリング・ローラに誘導されつつあるイ
ンキ中の水含有量を即時に均一に保証するものであるが
−貯蔵器からインキと水の混合液を集めて分配するよう
に設計され、かつ同延の掻き取り刃を加えた前記耐消耗
性であつて疎水性、親油性のインキ・メータリング・ロ
ーラ−該ローラは米国特許第4,537,127号、米国特許第
4,567,827号または米国特許第4,601,242号のいずれかに
よつて定義されている−を包含する前記インキ循環装
置。
他が、伝統的に湿し水を用いた印刷機システムに用いら
れたときに前述の従来技術の欠点を避ける2液キーなし
インキングについて延べた。該出願は次の事を明らかに
している:1または以上のフオームローラに対向して
動作するとともに、圧力との関連でキーのないリトグラ
フイ印刷機対として構成された弾力のあるインキ入力ロ
ーラまたはパンローラ(*注:インキ皿からインキを取
出すインキ出しローラ)を伴なつて掻き取りされる親油
性、疎水性のセル付きメータリング・ローラ、印刷版
に直接湿し液を供給するか、またはインキローラの1つ
に交互に湿し液を供給するためのローラからなる湿し装
置、掻き取られたインキを循環混合装置に運ぶための
手段、印刷機を横切る固有のインキ−水比率の違いが
なくされ、インキ皿/貯蔵器、パイプ、ポンプおよび適
当な導管から成るインキ循環混合装置、インキ皿液面
制御装置、断続して水比率の相違する前述の掻き取ら
れたインキが存在するにもかかわらず、メータリング・
ローラに供給されるインキが如何なる特定の時点におい
ても均一な水含有組成を有することを保証するような容
積と設計のインキ皿/貯蔵器、インキと水の混合液を
印刷機の幅を横切つて均一に再分配するように向けられ
た高圧オリフイスまたは一連のオリフイスを通して−そ
れによってメータリング・ローラに誘導されつつあるイ
ンキ中の水含有量を即時に均一に保証するものであるが
−貯蔵器からインキと水の混合液を集めて分配するよう
に設計され、かつ同延の掻き取り刃を加えた前記耐消耗
性であつて疎水性、親油性のインキ・メータリング・ロ
ーラ−該ローラは米国特許第4,537,127号、米国特許第
4,567,827号または米国特許第4,601,242号のいずれかに
よつて定義されている−を包含する前記インキ循環装
置。
これ等フアドナー、他による要件の全ては、掻き取り
がなされるセル付きメータリング・ローラ・タイプのキ
ーのない2液リトグラフイインキング装置において、一
時的に多量の水が印刷版インキング装置、またはローラ
/インキ皿インキング装置中に存在しても、それがイン
キ輸送またはインキ移動を妨げるほどには装置中のどこ
にも溜らないことを保証するために必要かつ有益であ
る。
がなされるセル付きメータリング・ローラ・タイプのキ
ーのない2液リトグラフイインキング装置において、一
時的に多量の水が印刷版インキング装置、またはローラ
/インキ皿インキング装置中に存在しても、それがイン
キ輸送またはインキ移動を妨げるほどには装置中のどこ
にも溜らないことを保証するために必要かつ有益であ
る。
先行技術発表のいずれも、伝統的な2液リトグラフイ
印刷工程の運転特性である抜群の高い速度、長時間運
転、高い品質を損うことなしに、オペレーターが遭遇す
る最適印刷液調整を首尾よく排除することを許していな
い。フアドナー、他によつて発表されたキーのないイン
キングは、リトグラフイ印刷工程を大いに単純化する
“インキ・キーおよび対応する断続的調整の排除”を許
容する。キーのないインキングは、独立した湿し水入力
システムおよびそれに伴うオペレーター監視の必要性を
排除するための手段を用意していない。また、東レ式の
単液装置は湿し装置の必要性を排除するが、オペレータ
ーによるインキ入力の断続的調整の必要性を除去してい
ない。
印刷工程の運転特性である抜群の高い速度、長時間運
転、高い品質を損うことなしに、オペレーターが遭遇す
る最適印刷液調整を首尾よく排除することを許していな
い。フアドナー、他によつて発表されたキーのないイン
キングは、リトグラフイ印刷工程を大いに単純化する
“インキ・キーおよび対応する断続的調整の排除”を許
容する。キーのないインキングは、独立した湿し水入力
システムおよびそれに伴うオペレーター監視の必要性を
排除するための手段を用意していない。また、東レ式の
単液装置は湿し装置の必要性を排除するが、オペレータ
ーによるインキ入力の断続的調整の必要性を除去してい
ない。
先行技術であるワーナーの技術は、インキ・キーの必
要性だけでなく伝統的湿し装置の必要性をも排除してい
る。しかしながら、インキと水の戻り混合液を取り除き
かつ再構成するための掻き取り刃または代替手段を用い
ておらず、広く変化する印刷条件の下での印刷のために
必要な制御を欠いている。
要性だけでなく伝統的湿し装置の必要性をも排除してい
る。しかしながら、インキと水の戻り混合液を取り除き
かつ再構成するための掻き取り刃または代替手段を用い
ておらず、広く変化する印刷条件の下での印刷のために
必要な制御を欠いている。
モルの技術は、インキ・キーがなく、湿し水入力制御
を行うための最小限の注意力を要するリトグラフイ印刷
を許容する。しかしながら、モルはその水含有量が入力
インキと水の相対値と著しく相違する掻き取られたイン
キと水の混合液の再利用を許していない。これ等の多量
のインキを再構成するよりもむしろ廃棄する方が大半の
印刷作業において不経済である。
を行うための最小限の注意力を要するリトグラフイ印刷
を許容する。しかしながら、モルはその水含有量が入力
インキと水の相対値と著しく相違する掻き取られたイン
キと水の混合液の再利用を許していない。これ等の多量
のインキを再構成するよりもむしろ廃棄する方が大半の
印刷作業において不経済である。
本質的に米国特許第4,603,634号、第4,567,827号、第
4,537,127号、第4,601,242号および未処理米国特許出願
第901,238号で明らかにされたような、必要な湿し水を
含む本質的に単液であるインキの使用を伴うキーのない
インキングの原理を採用することは、先行技術の欠点を
妨げ、さらに、独立した湿し水入力装置を必要とするこ
となくここで延べられる原理に従つて製作される印刷機
の運転を可能にするということを、我々を見い出した。
4,537,127号、第4,601,242号および未処理米国特許出願
第901,238号で明らかにされたような、必要な湿し水を
含む本質的に単液であるインキの使用を伴うキーのない
インキングの原理を採用することは、先行技術の欠点を
妨げ、さらに、独立した湿し水入力装置を必要とするこ
となくここで延べられる原理に従つて製作される印刷機
の運転を可能にするということを、我々を見い出した。
課題を解決するための手段およびその作用 本発明の主目的は、先行技術としてのリトグラフイお
よびプラノグラフイよりもオペレーターが介在する材料
制御の少ない単純化されたリトグラフイ印刷装置を提供
することである。
よびプラノグラフイよりもオペレーターが介在する材料
制御の少ない単純化されたリトグラフイ印刷装置を提供
することである。
本発明の他の主目的は、独立した湿し装置を必要とす
ることなくリトグラフイ的に印刷する装置を提供するこ
とである。
ることなくリトグラフイ的に印刷する装置を提供するこ
とである。
本発明の更なる目的は、印刷版にインキと水の像区分
を与えるために、実質的に単液である湿し水を含むイン
キを、十分な量だけ、事実上伝統的なリトグラフイ印刷
版を運ぶための装置を提供することである。
を与えるために、実質的に単液である湿し水を含むイン
キを、十分な量だけ、事実上伝統的なリトグラフイ印刷
版を運ぶための装置を提供することである。
なお他の目的は、印刷版の像区分のために使い果たす
湿し水を連続的にインキに補充するための装置を提供す
ることである。
湿し水を連続的にインキに補充するための装置を提供す
ることである。
更に他の目的は、適当なセンサーと水補充装置を用い
ることによつてリトグラフイ・インキと水の量を自動制
御することである。
ることによつてリトグラフイ・インキと水の量を自動制
御することである。
これ等の目的および他の目的は、添付図面を参照する
ことによつて明らかになるだろう。
ことによつて明らかになるだろう。
本発明の特質をより明確にするために、第1図から第
6図に言及する。図中、共通の参照数字は全装置の共通
部分に関係している。図において、紙ウエブ10(*注:
巻取り式印刷物のこと)は、ゴムで被われた伝統的なフ
オームローラ13、伝統的な印刷版胴12、伝統的なゴムブ
ランケツト胴11、紙ウエブ10なる順で移送されるインキ
によつて印刷される。メータリング・ローラ14の回転方
向とは逆向きの角度で添設され、メータリング・ロール
のセル中に含まれるインキを除きメータリング・ローラ
上のインキと水の混合液の全てを掻き取り又は計量除去
する同長のメータリング刃またはドクター刃15と協力し
て動作する特殊な耐消耗性、親油性、疎水性のセル付き
メータリング・ローラ14によつて供給されるインキと水
の混合液は、フオームローラ13へ制御可能に計量して送
られ、そしてそれによつて印刷版胴12上に装架された印
刷版へ送られ、該印刷版上ではインキと湿し水の混合液
が事実上相互に分離し、もつて印刷版の画像領域へのみ
リトグラフイ的にインキを供給する。過剰のインキと水
の混合液が、メータリング・ローラのセル(*注:凹
み)を新鮮なインキと水の混合液で満たすことを保証す
るためにメータリング・ローラ14との関係で圧力によつ
て凹んだ状態で緩回転するゴム製パンローラ16(*注:
インキ出しローラ)によつて、メータリング・ローラへ
送られる。
6図に言及する。図中、共通の参照数字は全装置の共通
部分に関係している。図において、紙ウエブ10(*注:
巻取り式印刷物のこと)は、ゴムで被われた伝統的なフ
オームローラ13、伝統的な印刷版胴12、伝統的なゴムブ
ランケツト胴11、紙ウエブ10なる順で移送されるインキ
によつて印刷される。メータリング・ローラ14の回転方
向とは逆向きの角度で添設され、メータリング・ロール
のセル中に含まれるインキを除きメータリング・ローラ
上のインキと水の混合液の全てを掻き取り又は計量除去
する同長のメータリング刃またはドクター刃15と協力し
て動作する特殊な耐消耗性、親油性、疎水性のセル付き
メータリング・ローラ14によつて供給されるインキと水
の混合液は、フオームローラ13へ制御可能に計量して送
られ、そしてそれによつて印刷版胴12上に装架された印
刷版へ送られ、該印刷版上ではインキと湿し水の混合液
が事実上相互に分離し、もつて印刷版の画像領域へのみ
リトグラフイ的にインキを供給する。過剰のインキと水
の混合液が、メータリング・ローラのセル(*注:凹
み)を新鮮なインキと水の混合液で満たすことを保証す
るためにメータリング・ローラ14との関係で圧力によつ
て凹んだ状態で緩回転するゴム製パンローラ16(*注:
インキ出しローラ)によつて、メータリング・ローラへ
送られる。
なおも第1図を参照し、印刷用として結合されたイン
キと水の混合液を用意し且つ供給するための本発明の装
置は、例えば、所定量のインキと水の混合液を受けるた
めの頂部の入口開口21と、貯蔵器20からインキと水の混
合液を排出することを可能にするために入口開口21の下
方に位置する出口開口22とを有するインキ供給装置すな
わち貯蔵器(貯蔵装置)20を具備する。底部開口すなわ
ち出口開口22に連結されているのは、パン(インキパン
すなわちインキ皿)からもたらされるインキと水の混合
液を吸引し、それを混合装置26に送るポンプ装置25であ
る。混合装置26は、復元用水および復元用インキの別々
の源30,31にそれぞれ連結されており、もつてポンプ装
置25によつて混合装置26に運ばれる既存の水とインキの
混合液に新鮮な材料が混合される。留意すべきは、ポン
プ装置25が第1図に図示されるように回路中に設置され
る必要はなく、規定されるループのどこにあつても良
く、ポンプが、インキと水の混合液を貯蔵器20から混合
装置へ、および第1図に図示される閉ループの残部を通
して循環させ得ることだけが必要であるということであ
る。混合装置26の目的は、貯蔵器20からやつて来る既存
の混合液を取り入れ、それを、印刷プロセスで消費され
た水とインキの各液量を補充する必要のある源30,31か
らの新鮮な水とインキと共に混合し、もつて十分に混合
された一定組成の材料が連続的に準備されることを保証
することである。インキと水の混合液が混合装置26から
水センサー35に流入する。該水センサーの目的は、混合
装置26からやつて来る混合液中に存在する水量が印刷作
業のために十分であるかどうかを測定することである。
水センサー35は電気信号を作り出し、この電気信号は、
オペレーターに到る該電気信号を入手することによつて
オペレーターが行動を起すように利用され得るか、また
好ましくはオペレーターの入力なしに適当な動作を起す
作動装置に使用され得る。水センサーは、例えば米国特
許第4,559,493号中でゴールドバーグ、他によつて明ら
かにされた容量装置のような方法で循環装置中のインキ
に含まれる水容量を連続的に測定するモニター装置であ
る。
キと水の混合液を用意し且つ供給するための本発明の装
置は、例えば、所定量のインキと水の混合液を受けるた
めの頂部の入口開口21と、貯蔵器20からインキと水の混
合液を排出することを可能にするために入口開口21の下
方に位置する出口開口22とを有するインキ供給装置すな
わち貯蔵器(貯蔵装置)20を具備する。底部開口すなわ
ち出口開口22に連結されているのは、パン(インキパン
すなわちインキ皿)からもたらされるインキと水の混合
液を吸引し、それを混合装置26に送るポンプ装置25であ
る。混合装置26は、復元用水および復元用インキの別々
の源30,31にそれぞれ連結されており、もつてポンプ装
置25によつて混合装置26に運ばれる既存の水とインキの
混合液に新鮮な材料が混合される。留意すべきは、ポン
プ装置25が第1図に図示されるように回路中に設置され
る必要はなく、規定されるループのどこにあつても良
く、ポンプが、インキと水の混合液を貯蔵器20から混合
装置へ、および第1図に図示される閉ループの残部を通
して循環させ得ることだけが必要であるということであ
る。混合装置26の目的は、貯蔵器20からやつて来る既存
の混合液を取り入れ、それを、印刷プロセスで消費され
た水とインキの各液量を補充する必要のある源30,31か
らの新鮮な水とインキと共に混合し、もつて十分に混合
された一定組成の材料が連続的に準備されることを保証
することである。インキと水の混合液が混合装置26から
水センサー35に流入する。該水センサーの目的は、混合
装置26からやつて来る混合液中に存在する水量が印刷作
業のために十分であるかどうかを測定することである。
水センサー35は電気信号を作り出し、この電気信号は、
オペレーターに到る該電気信号を入手することによつて
オペレーターが行動を起すように利用され得るか、また
好ましくはオペレーターの入力なしに適当な動作を起す
作動装置に使用され得る。水センサーは、例えば米国特
許第4,559,493号中でゴールドバーグ、他によつて明ら
かにされた容量装置のような方法で循環装置中のインキ
に含まれる水容量を連続的に測定するモニター装置であ
る。
混合液は、水センサー35を去つた後、インキと水の混
合液を貯蔵器20の入口開口21に案内するための案内装置
36へ向つて送られる。案内装置36は、均一かつ適当なイ
ンキ対水関係を有する一定量のインキと水の混合液がイ
ンキング装置の全幅に亘つて存在することを保証するた
めにパンローラ16の幅を完全に横切つて配置されてい
る。パンローラ16と関連するインキと水の混合液の流れ
を改善するために、インキ供給装置20は、パンローラ16
の下位に間隔を置いてトレイ(皿)部分37を有する(第
1図)。このトレイ部分37は、パンローラ16の外周面形
状と整合する概略弓形断面形状になされているパンロー
ラ16の外周面に近く該外周面に沿って配設されている。
この形状はパンローラに対するインキと水の混合液の連
続的かつ十分な供給を保証し、パンローラ16とメータリ
ング・ローラ14との間のかみ合い部に混合液を渡すポン
プ作用と同様な働きを惹起する。
合液を貯蔵器20の入口開口21に案内するための案内装置
36へ向つて送られる。案内装置36は、均一かつ適当なイ
ンキ対水関係を有する一定量のインキと水の混合液がイ
ンキング装置の全幅に亘つて存在することを保証するた
めにパンローラ16の幅を完全に横切つて配置されてい
る。パンローラ16と関連するインキと水の混合液の流れ
を改善するために、インキ供給装置20は、パンローラ16
の下位に間隔を置いてトレイ(皿)部分37を有する(第
1図)。このトレイ部分37は、パンローラ16の外周面形
状と整合する概略弓形断面形状になされているパンロー
ラ16の外周面に近く該外周面に沿って配設されている。
この形状はパンローラに対するインキと水の混合液の連
続的かつ十分な供給を保証し、パンローラ16とメータリ
ング・ローラ14との間のかみ合い部に混合液を渡すポン
プ作用と同様な働きを惹起する。
インキと水の混合液を用意し且つ供給する第1図に示
される装置の変形例が第2図に図示されている。図中、
共通の参照数字は第1図の装置と同様に共通部分を指示
する。第2図では、インキと水の混合液がフオームロー
ラ13を通過した後、セル付きメータリング・ローラ14へ
普通に且つ自然に返送される該インキと水の混合液を除
去する第2の掻き取り刃40が与えられていることが判
る。この除去された材料は、貯蔵器20に戻される代りに
ポンプ装置25に戻すべく、分離した溜め穴部分41に戻さ
れ、該ポンプ装置25では貯蔵器20からの材料と混ぜ合わ
されて混合装置26に送られる。
される装置の変形例が第2図に図示されている。図中、
共通の参照数字は第1図の装置と同様に共通部分を指示
する。第2図では、インキと水の混合液がフオームロー
ラ13を通過した後、セル付きメータリング・ローラ14へ
普通に且つ自然に返送される該インキと水の混合液を除
去する第2の掻き取り刃40が与えられていることが判
る。この除去された材料は、貯蔵器20に戻される代りに
ポンプ装置25に戻すべく、分離した溜め穴部分41に戻さ
れ、該ポンプ装置25では貯蔵器20からの材料と混ぜ合わ
されて混合装置26に送られる。
とりわけ第3図に示される他の形態では、溜め穴部分
41が、ポンプ装置25に直接連結されるよりもむしろ、全
体として数字45によつて指示される中央貯蔵器に連通さ
れている。この形態では、混合液中の水とインキの割合
が、混合装置26よりもむしろ貯蔵装置45中で調整され
る。掻き取り刃40によつてロールから掻き取られる材料
が、特別に、導管46によつて貯蔵器45に戻される。補充
量のインキは導管47によつて供給され、かつ補充湿し水
は導管48によつて供給され得る。貯蔵器45に添加される
全ての異なる材料の混合は回転撹拌部材50によつて行わ
れる。その後、材料は例えば貯蔵器45の底を通つて退出
し、そして各印刷対に置かれているインキ供給装置への
進入のために、1またはそれ以上の方向で1またはそれ
以上の印刷対の入力装置へ流れるであろう。
41が、ポンプ装置25に直接連結されるよりもむしろ、全
体として数字45によつて指示される中央貯蔵器に連通さ
れている。この形態では、混合液中の水とインキの割合
が、混合装置26よりもむしろ貯蔵装置45中で調整され
る。掻き取り刃40によつてロールから掻き取られる材料
が、特別に、導管46によつて貯蔵器45に戻される。補充
量のインキは導管47によつて供給され、かつ補充湿し水
は導管48によつて供給され得る。貯蔵器45に添加される
全ての異なる材料の混合は回転撹拌部材50によつて行わ
れる。その後、材料は例えば貯蔵器45の底を通つて退出
し、そして各印刷対に置かれているインキ供給装置への
進入のために、1またはそれ以上の方向で1またはそれ
以上の印刷対の入力装置へ流れるであろう。
第1図、第2図および第3図におけると同様な部材の
うちの或るものを用いた他の実施例が第4図および第5
図に示されており、該第4図、第5図では、突き出た下
顎状のインキ溜め100が先の実施例のインキ供給装置20
に代るインキ供給装置であり、該インキ溜め100は、メ
ータリング・ローラ14にたつぷりと十分なインキと水の
混合液−過剰の混合液はその後ドクター刃15によつて掻
き取られる−を供給する間隙調整機構102と共に、セル
付きメータリング・ローラ14と同延であつて圧迫関係に
あるインキ出しローラ101を伴なつている。掻き取られ
たインキは、分離した溜め穴部分103に導かれて入口47
からの補充インキおよび入口48からの補充湿し水と混合
され、結果として生じた混合液は、次いでポンプ装置25
と水センサー35によつてインキ溜めへ戻される。該ポン
プ装置25と水センサー35は実質上前述したように働き、
インキ溜めにおけるインキと水の混合液の組成が既知の
一定値に連続して維持されることを保証すべく、インキ
出しローラおよびインキ溜めと印刷機幅において同延に
なされた戻しマニホルド・ダクトまたは出口ダクト36へ
混合液を移送する。
うちの或るものを用いた他の実施例が第4図および第5
図に示されており、該第4図、第5図では、突き出た下
顎状のインキ溜め100が先の実施例のインキ供給装置20
に代るインキ供給装置であり、該インキ溜め100は、メ
ータリング・ローラ14にたつぷりと十分なインキと水の
混合液−過剰の混合液はその後ドクター刃15によつて掻
き取られる−を供給する間隙調整機構102と共に、セル
付きメータリング・ローラ14と同延であつて圧迫関係に
あるインキ出しローラ101を伴なつている。掻き取られ
たインキは、分離した溜め穴部分103に導かれて入口47
からの補充インキおよび入口48からの補充湿し水と混合
され、結果として生じた混合液は、次いでポンプ装置25
と水センサー35によつてインキ溜めへ戻される。該ポン
プ装置25と水センサー35は実質上前述したように働き、
インキ溜めにおけるインキと水の混合液の組成が既知の
一定値に連続して維持されることを保証すべく、インキ
出しローラおよびインキ溜めと印刷機幅において同延に
なされた戻しマニホルド・ダクトまたは出口ダクト36へ
混合液を移送する。
第6図に示される更に他の実施例では、第4図および
第5図のインキ溜めが印刷機幅、あるいは1またはそれ
以上の頁幅を有するインキ溜めレール200で置き換えら
れている。該インキ溜めレール200は、緩回転する受け
取りローラ201へ加圧下でインキを供給し、もつてメー
タリング・ローラ14に対するインキと水の入力に影響を
与えるとともに、本発明に従つて先に明らかにしたよう
に入力および循環装置の完全な部分を形成する。
第5図のインキ溜めが印刷機幅、あるいは1またはそれ
以上の頁幅を有するインキ溜めレール200で置き換えら
れている。該インキ溜めレール200は、緩回転する受け
取りローラ201へ加圧下でインキを供給し、もつてメー
タリング・ローラ14に対するインキと水の入力に影響を
与えるとともに、本発明に従つて先に明らかにしたよう
に入力および循環装置の完全な部分を形成する。
キーのないリトグラフイが通常使用される水を含まな
い入力インキを、約15%〜50%の湿し水を有する水混合
液と置き換えることにより、例えば第1図から第6図に
示されるキーのないインキ供給装置が、独立した湿し水
入力装置を必要とせずに、図示のように運転され得ると
いうことを、我々は発見した。この事が可能な理由は、
ここで利用される掻き取りされるセル付きメータリング
・ローラ形式のキーのないインキ供給装置を伴い、混合
液をしてインキの存在しない全非画像領域を維持するた
めに必要な湿し水量を供給せしめるべく、十分な水を担
つたインキが印刷版の全領域に連続的に接触しているか
らであると、我々は信じている。これがリトグラフイ印
刷の既知の湿し水要求を満足させるが故に、装置は、印
刷オペレーターによるインキングの補助調整も湿し水供
給の補助調整も必要とされないということを除き、多か
れ少なかれ伝統的に印刷を行う。
い入力インキを、約15%〜50%の湿し水を有する水混合
液と置き換えることにより、例えば第1図から第6図に
示されるキーのないインキ供給装置が、独立した湿し水
入力装置を必要とせずに、図示のように運転され得ると
いうことを、我々は発見した。この事が可能な理由は、
ここで利用される掻き取りされるセル付きメータリング
・ローラ形式のキーのないインキ供給装置を伴い、混合
液をしてインキの存在しない全非画像領域を維持するた
めに必要な湿し水量を供給せしめるべく、十分な水を担
つたインキが印刷版の全領域に連続的に接触しているか
らであると、我々は信じている。これがリトグラフイ印
刷の既知の湿し水要求を満足させるが故に、装置は、印
刷オペレーターによるインキングの補助調整も湿し水供
給の補助調整も必要とされないということを除き、多か
れ少なかれ伝統的に印刷を行う。
本発明に従つて印刷を行う間、掻き取られたインキと
水の混合液または返戻された該混合液は、インキローラ
によつて印刷版に運ばれる入力インキと水の混合液より
も少ない水を含有している、何故なら水が供給される版
の非画像領域を確保するために水の大部分がインキと水
の混合液から消費され又は放出されているからであり、
かつ蒸発損耗があるからである。もしも我々が印刷され
る像を形成するために使われる量の新鮮なインキを単に
返すだけであれば、入力インキと水の混合液の水含有量
は、非画像領域を清浄に維持するために必要である値以
下の値に次第に減少する。したがつて、本発明の重要な
特徴は、インキ循環装置に連続的に補充湿し水を添加
し、もつてインキと水の混合液の水含有量を、版上の非
画像領域を清浄に確保するために要求される最低値また
はそれ以上の値に連続的に維持することである。
水の混合液または返戻された該混合液は、インキローラ
によつて印刷版に運ばれる入力インキと水の混合液より
も少ない水を含有している、何故なら水が供給される版
の非画像領域を確保するために水の大部分がインキと水
の混合液から消費され又は放出されているからであり、
かつ蒸発損耗があるからである。もしも我々が印刷され
る像を形成するために使われる量の新鮮なインキを単に
返すだけであれば、入力インキと水の混合液の水含有量
は、非画像領域を清浄に維持するために必要である値以
下の値に次第に減少する。したがつて、本発明の重要な
特徴は、インキ循環装置に連続的に補充湿し水を添加
し、もつてインキと水の混合液の水含有量を、版上の非
画像領域を清浄に確保するために要求される最低値また
はそれ以上の値に連続的に維持することである。
リトグラフイ技術に熟練した者にとつて、本発明固有
の要件から逸脱することなく、ローラおよび印刷機の種
々の他の形態的選択がなされ得るということが明らかで
あろう。実例は、2本のフオームローラに代る1本のフ
オームローラ、3本またはそれ以上のフオームローラ、
第1図から第6図に示されたものの種々の組合せおよび
同様な組合せがある。
の要件から逸脱することなく、ローラおよび印刷機の種
々の他の形態的選択がなされ得るということが明らかで
あろう。実例は、2本のフオームローラに代る1本のフ
オームローラ、3本またはそれ以上のフオームローラ、
第1図から第6図に示されたものの種々の組合せおよび
同様な組合せがある。
第1図は本発明の好ましい一実施例に係るインキング装
置とリトグラフイ印刷対の機械的原理要素を示す模型
図、第2図は変形されたインキング装置を示す第1図と
同様な模型図、第3図、第4図、第5図および第6図は
本発明によるインキング装置の他の変形例を示す模型図
である。 10……紙ウエブ、11……ゴムブランケツト胴、12……印
刷版胴、13……フオームローラ、14……メータリング・
ローラ、15……メータリング刃(ドクター刃)、16……
パンローラ、20……貯蔵器(インキ供給装置)、21……
入口開口、22……出口開口、25……ポンプ装置、26……
混合装置、35……水センサー、36……案内装置(または
戻しマニホルド・ダクトまたは出口ダクト)、37……ト
レイ部分、40……第2の掻き取り刃、41……溜め穴部
分、45……中央貯蔵器、46……導管、47,48……入口、5
0……回転撹拌部材、100……インキ溜め、101……イン
キ出しローラ、102……間隙調整機構、103……溜め穴部
分、200……インキ溜めレール、201……受け取りロー
ラ。
置とリトグラフイ印刷対の機械的原理要素を示す模型
図、第2図は変形されたインキング装置を示す第1図と
同様な模型図、第3図、第4図、第5図および第6図は
本発明によるインキング装置の他の変形例を示す模型図
である。 10……紙ウエブ、11……ゴムブランケツト胴、12……印
刷版胴、13……フオームローラ、14……メータリング・
ローラ、15……メータリング刃(ドクター刃)、16……
パンローラ、20……貯蔵器(インキ供給装置)、21……
入口開口、22……出口開口、25……ポンプ装置、26……
混合装置、35……水センサー、36……案内装置(または
戻しマニホルド・ダクトまたは出口ダクト)、37……ト
レイ部分、40……第2の掻き取り刃、41……溜め穴部
分、45……中央貯蔵器、46……導管、47,48……入口、5
0……回転撹拌部材、100……インキ溜め、101……イン
キ出しローラ、102……間隙調整機構、103……溜め穴部
分、200……インキ溜めレール、201……受け取りロー
ラ。
フロントページの続き (72)発明者 トーマス エイ.ファッドナー アメリカ合衆国イリノイ州ラグランゲ, シックスティーフォース ストリート 1084 アパートメント 6 (56)参考文献 特開 昭60−109841(JP,A) 特開 昭60−257248(JP,A) 特開 昭49−117106(JP,A) 特開 昭62−134264(JP,A) 特公 昭35−12862(JP,B1)
Claims (5)
- 【請求項1】ブランケット胴、その上に装架された印刷
版を備える版胴、および1本またはそれ以上のフォーム
ローラを有するオフセット・リトグラフィ印刷機と組み
合わされ、印刷用のインキと水の混合液を調合して供給
するための装置において、 (a) インキと湿し水の混合液を収納し且つ循環させ
るための貯蔵装置と、 (b) インキ溜め装置と、 (c) インキと湿し水を前記貯蔵装置から前記インキ
溜め装置に移動させるために前記貯蔵装置および前記イ
ンキ溜め装置に連結されたポンプ装置と、 (d) インキと湿し水の混合液を前記インキ溜め装置
から受けるために該インキ溜め装置に近接して装架され
たインキ出しローラと、 (e) 前記インキ出しローラからインキと湿し水の混
合液を受けて、該混合液をフォームローラに渡すため
に、前記インキ出しローラを凹ませる接触関係で装架さ
れた、親油性であって疎水性の硬質セル付きメータリン
グ・ローラと、 (f) 前記貯蔵装置に戻されるべき過剰のインキと湿
し水の混合液を生じさせる位置で前記セル付きメータリ
ング・ローラに接触して装架された掻き取り刃と、 (g) インキと水の混合液中の水量を測定し、それを
表示する電気信号を与えるべく、前記貯蔵装置と前記イ
ンキ溜め装置の間で前記ポンプ装置と整列して連結され
た水センサー装置と、 (h) 印刷過程で消費されるインキと湿し水の量を補
充することを要求される通りに、新鮮なインキと水の所
定量を既存の混合液に導くために前記水センサー装置か
らの電気信号に応答する装置とを有し、 前記インキ溜め装置が、前記インキ出しローラの下方に
間隔を置いたトレイ部分を含んでおり、該トレイ部分
は、前記貯蔵装置の内部に位置すとともに、前記インキ
出しローラの外周面形状と整合する概略弓形断面形状に
なされていて、前記インキ出しローラの外周面に近く該
外周面に沿って配設されているリトグラフィ印刷装置の
インキ・水混合液調合供給装置。 - 【請求項2】前記インキ溜め装置が、インキと湿し水の
混合液を前記インキ出しローラに与えるために該インキ
出しローラの下に配置された突き出た下顎状のインキ溜
めを含んでいることを特徴とする請求項1に記載された
リトグラフィ印刷装置のインキ・水混合液調合供給装
置。 - 【請求項3】前記インキ溜め装置が、インキと湿し水の
混合液を加圧下で前記インキ出しローラに渡すインキ溜
めレールを含んでいることを特徴とする請求項1に記載
されたリトグラフィ印刷装置のインキ・水混合液調合供
給装置。 - 【請求項4】前記セル付きメータリング・ローラが前記
フォームローラに接触して通り過ぎた位置で前記セル付
きメータリング・ローラと接触して第2の掻き取り刃が
装架されるとともに、前記貯蔵装置が、前記第2の掻き
取り刃によって前記セル付きメータリング・ローラから
取り除かれた材料を受けるための分離した溜め穴部分を
含むことを特徴とする請求項1に記載されたリトグラフ
ィ印刷装置のインキ・水混合液調合供給装置。 - 【請求項5】前記分離した溜め穴部分が前記ポンプ装置
に作動可能に連結されていることを特徴とする請求項4
に記載されたリトグラフィ印刷装置のインキ・水混合液
調合供給装置。
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