JPS5894464A - 印刷機の兼用型湿紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水による湿紙動作とアルコールによる湿紙動
作とに選択的に切換可能の印刷機用兼用湿紙装置に関す
る。

すでにＤＩ−ムＳ第１？コｔ６−ダ号により、水湿紙動
作からアルコール湿紙動作に変換可能の湿紙装置が公知
となっている。−これは、インキ移しロー２を備えた従
来型の湿紙装置であって、このインキ移しローラが湿紙
流体を横振りインキ練り胴の上に転送し、湿紙流体はこ
のインキ練り胴から、素材布を展張されたインキ付ｆｆ
−−ツを介して、版胴に達する。アルコール添剤で湿紙
されるべき場合、少くとも１個の露出ローラが交換され
、その際、素材布を展張されたインキ付はローラはイン
キ練り胴上のストックロー２として役立つ。

この様な装置は、機械速度をもって回転するインキ練り
胴と、これより相当に遅い周速のインキ出しローラとの
速度差により、これらのローラの間を揺動するインキ移
しローラが常に加速乃至減速されるという欠点を有する
。その際に生じるインキ移しローラの衝撃はインキ／湿
紙媒体間の平衡状態の急速な達成に悪い影響を及ぼす。

なぜかなら、インキ移しローラがインキ練り胴乃至はイ
ンキ出しローラ上に当接する際に、前述の理由から、−
紙媒体伝達に参加するローラ間に制御不能のスリップを
生じるに至るからである。

他の公知の装置（ＤＤ−Ｐ８　１００ダｊｊ　）は、ア
ルコール添剤を使用する用途についてもアルコール添剤
を使用しない用途についても適当した湿紙装置を記載し
ている。適当な切換手段を備えることにより、インキ練
り胴、インキ移しロー２およびインキ出しローラの間に
恒常′的または間欠的なロー２間接触を生じる可能性が
ある。この場合にも、インキ移しローラは湿紙媒体を直
接にインキ出しローラかも受取る。

この装置においても、湿紙媒体の転送に参加するローラ
間の速度差の故に湿紙工程が制御不能となる欠点がある
。

本発明の目的は、インキ／湿紙媒体間の平衡状態が急速
に達成され、従って反古紙の量を減少させまた印刷品質
の向上に寄与する兼用型湿紙装置を提供するにある。

本発明の基礎にある昧題は、切換自在であって、インキ
移しロー２の周速が、このローラを湿紙媒体の引受けま
たは引渡しのために付設されたローラの周速に常に等し
い様に成された兼用型湿紙装置を提供するにある。

本発明によれば、インキ出しローラ上に配置され、大き
さと方向においてインキ練り胴と同等の速度を示すスリ
ップローラが、インキ練り胴に対して、インキ移しロー
ラを介して配設されていることＫよって、前記の目的が
達成される。

更に、従来の作動においては、インキ移しローラはスリ
ップローラに対して間欠的に当接し、またアルコール湿
紙動作においては、スリップローラとインキ練り胴は中
間ロープを介して連結される。その際、スリップロー２
はチェー／ベルトを介してインキ練り胴と連結されて（
・る。

この構造によって、湿紙装置の作動態様が特に曳い影響
を受ける。

以下、本発明を図面に示す実施例につ（Ｓて詳細に説明
する。

第１図は本発明による兼用型湿紙装置の略示図である。

湿紙槽／の中に湿紙媒体が存在する。インキ出しローラ
２が湿紙媒体と常に接触する様に配置されている。イン
キ出しローラーの上に、ドージングローラ３とスリップ
ローラダが配置されて（・る。

インキ移しｐ−２３はインキ練り胴６と常に接触し、こ
のインキ練り胴６は一個のインキ付はローラフ１ｇを介
して版胴！と連結している。

アルコール添剤をもって湿紙される場合、インキ出しロ
ーラＳは中間ローラｌとして更にスリップローラダに当
接している（第一図）。

版胴！とインキ練り胴６との中間に歯車箱の形の公知の
伝動部材が存在する。

スリップローラダはチェーンベルトｌＯを介してインキ
練り胴６に連結されている。

本発明の装置の動作は下記の通りである。

インキ出しローラーの逆時計方向回転運動により、湿紙
媒体は湿紙槽／からインキ出しローラコの表面上に湿紙
媒体薄膜の形で伝達される。インキ出し四−ラコの回転
速度は機械速度に比して低い。インキ出しローラーの外
周上を、摩擦力で駆動される揺動ドージングローラ３が
回転する。

同じく、インキ出しローラーの外周上において、インキ
練り胴１からチェー／ベルト／Ｑを介して駆動力を受け
るスリップローラダがインキ出しローラの回転と逆の回
転方向に機械速度をも、って回転する。その結果、これ
らの！−２参と−の間におい”１：ｆＫ一定のスリップ
が存在する。

インキ移しローラｊはＤＤ−Ｐｓ第１／７１９４Ｉ号に
記載の実施態様に従って、インキ練りｌａｌ＆の周囲を
揺動し、湿紙媒体をスリップローラダからインキ練り側
基に転送するために、このスリップローラｌｌＫ短時間
接触する。

スリップローラダとインキ練り胴６の周速は方向と大き
さにおいて同等であるから、インキ移しｐ−ラＳも常に
同等の周速を有する。故に、速度差、従って非制御的湿
紙工程は生じない。更に、湿紙装置のローラ列全体に作
用する望ましくない衝撃荷重が防止される。なぜかなら
、インキ出し四−２乃至インキ移しローラのエントレイ
ンメントが防止されるからである。

追加的横振り運動を成すインキ練り胴ふと一個のインキ
付はローラ７、Ｉとを介して、湿紙媒体は、図示されて
いない版′ＷＡｆ上に展張された刷版に達する。もちろ
ん、インキ移しローラｊをスリップローラダの周囲を揺
動させ、またはローラ６と参の間を振動させる可能性も
ある。

第１図によるアルコール湿潤実施態様においては、イン
キ移しローラＳは中間ローラ！′として、インキ練り胴
６のほかスリップローラダの上にも当接し、摩擦作用で
駆動される。

インキ移し動作からアルコール湿潤動作への転換は、図
示されていない、ＤＤ−Ｐ８第１／７１４ＩＩＩ号に記
載の揺動駆動装置の停止によって生じる。

後者の湿潤実施態様においては、下方のイン呼付はロー
ラ７は脱落し、または版胴！から離間されることができ
る。

インキ付着を防止するため、版胴が最小周速を示す様に
各ローラの周速が段階づけられる。この最小周速におい
ては、まずインキが付着されるからである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による兼用型湿紙装置の側面図、第一図
はアルコール湿紙に切替えられた本発明による湿紙装置
の側面図である。 ／・・・湿紙槽、コ・・・インキ出しローラ、３・・・
ドーピングローラ、亭・・・スリップｅｘ−２，ｊ・・
・インキ移しローラ、ナ′・・・中間ロー２．６・・・
インキ練りｊ？、１・・・インキ付はローラ、デ・・・
版胴、ｌθ・・・テーンベルト。 出願人代理人　　猪　股　　　　清 弼、　− エ ／

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ水による湿紙動作とアルコールによる湿紙動作とに切
   換可能であり、インキ出しローラとインキ移しローラと
   から成り、前記のインキ移しローラは湿紙流体をインキ
   出しロー２からインキ練り・胴に対して伝達し、このイ
   ンキ練り胴から流体はインキ付はローラを介して版胴に
   達する様にした印刷機の兼用部湿紙装置において、イン
   キ練り胴（６）と同等の大きさおよび方向の周速を示し
   、インキ出しローラ（コ）の上に配置されたスリップロ
   ーラ（４Ｉ）が、インキ練り胴（１）Ｋ対して、インキ
   移しローラ（５）を介して配設されていることを特徴と
   する兼用型湿紙装置。 ユ過常作動時にはインキ移しロー２（Ｉ）はスリップロ
   ーラ（４Ｌ）に対して間欠的に当接し、アルコール湿紙
   態様においてはスリップローラ（４Ｉ）とインキ練り胴
   （６）が中間ローラＣｊ）を介して連結されることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項による兼用型湿紙装置。 ３スリツプロー２（４’）はチェーンベルト（１０）を
   介してインキ練り胴（））と連結されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項による兼用型湿紙装置。