JP2878272B2 - オフセット印刷機のための湿しユニット - Google Patents
オフセット印刷機のための湿しユニットInfo
- Publication number
- JP2878272B2 JP2878272B2 JP10102511A JP10251198A JP2878272B2 JP 2878272 B2 JP2878272 B2 JP 2878272B2 JP 10102511 A JP10102511 A JP 10102511A JP 10251198 A JP10251198 A JP 10251198A JP 2878272 B2 JP2878272 B2 JP 2878272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- dampening
- unit
- plate cylinder
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F7/00—Rotary lithographic machines
- B41F7/20—Details
- B41F7/24—Damping devices
- B41F7/26—Damping devices using transfer rollers
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷版を支持した
版胴を備えたオフセット印刷機のための湿しユニットで
あって、前記版胴が、インキユニットとこのインキユニ
ットから分離可能な湿しユニットとの当接および離反可
能な着けローラと作用結合されており、前記湿しユニッ
トが、湿し水供給装置および湿し水調量装置とを有して
いる形式のものに関する。
版胴を備えたオフセット印刷機のための湿しユニットで
あって、前記版胴が、インキユニットとこのインキユニ
ットから分離可能な湿しユニットとの当接および離反可
能な着けローラと作用結合されており、前記湿しユニッ
トが、湿し水供給装置および湿し水調量装置とを有して
いる形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の湿しユニットは、ドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第３４１６８４５号明細書よ
り公知である。この明細書によれば湿しユニットは、主
に、湿し水のための供給装置と、水膜を調量するための
装置と、水着けローラとから成っており、この水着けロ
ーラは、水膜を版胴に転移させ、またこの水着けローラ
は、隣接したインキユニットに連結されてまたは別個に
操作することができる。この場合水着けローラは、版胴
に対して異なる周速度を有していることができるので、
たとえば、外部粒子を除去する拭取り効果が生じる。
ツ連邦共和国特許出願公開第３４１６８４５号明細書よ
り公知である。この明細書によれば湿しユニットは、主
に、湿し水のための供給装置と、水膜を調量するための
装置と、水着けローラとから成っており、この水着けロ
ーラは、水膜を版胴に転移させ、またこの水着けローラ
は、隣接したインキユニットに連結されてまたは別個に
操作することができる。この場合水着けローラは、版胴
に対して異なる周速度を有していることができるので、
たとえば、外部粒子を除去する拭取り効果が生じる。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許出願公開第３４３２
８０７号明細書より、米国特許第４７２４７６４号明細
書に関連して、さらに発展した湿しユニットが公知であ
る。版胴と水着けローラとの選択的な異なる速度に加
え、インキ受取りローラがいわゆるライダローラとして
水着けローラに配属している。この場合、インキ受取り
ローラは、版胴とは異なる周速度で回転し、隣接したイ
ンキユニットに連結してまたはこのインキユニットとは
別個に操作することができる。
８０７号明細書より、米国特許第４７２４７６４号明細
書に関連して、さらに発展した湿しユニットが公知であ
る。版胴と水着けローラとの選択的な異なる速度に加
え、インキ受取りローラがいわゆるライダローラとして
水着けローラに配属している。この場合、インキ受取り
ローラは、版胴とは異なる周速度で回転し、隣接したイ
ンキユニットに連結してまたはこのインキユニットとは
別個に操作することができる。
【０００４】この構成の場合の欠点は、水着けローラに
堆積するインキが、湿しユニットに導かれ、これによ
り、インキ／湿し水のバランスが不都合な影響を受け
る。この不都合な影響は、ゴーストまたは縞模様（ドク
ター筋）として現れる。
堆積するインキが、湿しユニットに導かれ、これによ
り、インキ／湿し水のバランスが不都合な影響を受け
る。この不都合な影響は、ゴーストまたは縞模様（ドク
ター筋）として現れる。
【０００５】さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第
３０１６３６６号明細書より、湿しユニットにおける水
着けローラが公知であり、この水着けローラには、版胴
との水着けローラの接触箇所の前に、調量作用を行う調
量供給ローラが前置されており、版胴との接触箇所の後
には、親水性の表面を備えた横振りローラが後置されて
いる。
３０１６３６６号明細書より、湿しユニットにおける水
着けローラが公知であり、この水着けローラには、版胴
との水着けローラの接触箇所の前に、調量作用を行う調
量供給ローラが前置されており、版胴との接触箇所の後
には、親水性の表面を備えた横振りローラが後置されて
いる。
【０００６】オフセット印刷機のための別の湿し装置
が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９５２９２０４
号明細書より公知である。版胴には、接触可能な水着け
ローラが配属しており、この水着けローラには、回転方
向で見てかつ水着けローラと接触して、湿し水供給装置
が前置されており、湿し水受取りローラがライダローラ
として後置されている。湿し水を案内するライダローラ
には、水着けローラと接触していてインキを案内する別
のライダローラが後置されている。
が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９５２９２０４
号明細書より公知である。版胴には、接触可能な水着け
ローラが配属しており、この水着けローラには、回転方
向で見てかつ水着けローラと接触して、湿し水供給装置
が前置されており、湿し水受取りローラがライダローラ
として後置されている。湿し水を案内するライダローラ
には、水着けローラと接触していてインキを案内する別
のライダローラが後置されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、版胴に湿し水を均等に妨げなしに供給すること
によって印刷品質を著しく改善し、また水着けローラに
よる版胴への印刷絵柄の望ましくない輪郭転移を回避す
るような、オフセット印刷機のための湿しユニットを提
供することである。
課題は、版胴に湿し水を均等に妨げなしに供給すること
によって印刷品質を著しく改善し、また水着けローラに
よる版胴への印刷絵柄の望ましくない輪郭転移を回避す
るような、オフセット印刷機のための湿しユニットを提
供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、版胴に隣接した少なくとも１つの
水着けローラの版胴との接触箇所には、隣接した湿し水
供給装置が第１の接触箇所として前置されており、か
つ、湿し水およびインキを反発する非付着コーティング
層を有する第１のローラが、水着けローラの第２の接触
箇所として後置されており、少なくとも第１のローラ
が、軸線方向に揺動しながら水着けローラの周速度と等
しいまたは異なる周速度で回転するようにした。
に本発明の構成では、版胴に隣接した少なくとも１つの
水着けローラの版胴との接触箇所には、隣接した湿し水
供給装置が第１の接触箇所として前置されており、か
つ、湿し水およびインキを反発する非付着コーティング
層を有する第１のローラが、水着けローラの第２の接触
箇所として後置されており、少なくとも第１のローラ
が、軸線方向に揺動しながら水着けローラの周速度と等
しいまたは異なる周速度で回転するようにした。
【０００９】
【発明の効果】少なくとも１つの水着けローラを備えた
オフセット印刷機の湿しユニットには、水着けローラと
版胴との接点箇所の下流において、水着けローラに少な
くとも１つの、湿し水もインキを受け取らない第１のロ
ーラが、水着けローラと接触したライダローラとして配
属している。ライダローラには、付加的な第２のローラ
が隣接して（水着けローラの回転方向で見て）後置され
ていると有利であり、この第２のローラも同様に水着け
ローラと接触している。水着けローラ／版胴接触箇所の
下流において、湿し水およびインキの絵柄により規定さ
れたパターンが、水着けローラの外周面に形成される。
このパターンが完全にならされていないと、このパター
ンは、版胴に固定された印刷版への望ましくない輪郭転
移を生ぜしめる。
オフセット印刷機の湿しユニットには、水着けローラと
版胴との接点箇所の下流において、水着けローラに少な
くとも１つの、湿し水もインキを受け取らない第１のロ
ーラが、水着けローラと接触したライダローラとして配
属している。ライダローラには、付加的な第２のローラ
が隣接して（水着けローラの回転方向で見て）後置され
ていると有利であり、この第２のローラも同様に水着け
ローラと接触している。水着けローラ／版胴接触箇所の
下流において、湿し水およびインキの絵柄により規定さ
れたパターンが、水着けローラの外周面に形成される。
このパターンが完全にならされていないと、このパター
ンは、版胴に固定された印刷版への望ましくない輪郭転
移を生ぜしめる。
【００１０】第１のローラ、および対応して用いられて
いる場合には同様に第２のローラ（ライダローラ）が、
表面に非付着コーティング層を有しており、この非付着
コーティング層は、湿し水もインキも受け取らない。
いる場合には同様に第２のローラ（ライダローラ）が、
表面に非付着コーティング層を有しており、この非付着
コーティング層は、湿し水もインキも受け取らない。
【００１１】第１もしくは第２のローラ（ライダロー
ラ）は、水着けローラ上の絵柄により規定されたパター
ンを排除しさえすればよいことが判った。したがって、
これまでローラに用いられていたインキもしくは湿し水
を受け取る表面はもはや必要ではない。
ラ）は、水着けローラ上の絵柄により規定されたパター
ンを排除しさえすればよいことが判った。したがって、
これまでローラに用いられていたインキもしくは湿し水
を受け取る表面はもはや必要ではない。
【００１２】ライダローラの少なくとも一方は、軸線方
向で揺動する駆動装置が設けられており、また、水着け
ローラの周速度に対して等しいまたは異なる周速度で駆
動可能である。これらのローラは、表面に非付着コーテ
ィング層を有しており、この非付着コーティング層は、
軸線方向の揺動および対応する周速度と相俟って、輪郭
転移、広範囲印刷時のゴースト傾向（シャドー状のマー
ク）、および不均一な印刷を生ぜしめる縞模様を著しく
低減する。
向で揺動する駆動装置が設けられており、また、水着け
ローラの周速度に対して等しいまたは異なる周速度で駆
動可能である。これらのローラは、表面に非付着コーテ
ィング層を有しており、この非付着コーティング層は、
軸線方向の揺動および対応する周速度と相俟って、輪郭
転移、広範囲印刷時のゴースト傾向（シャドー状のマー
ク）、および不均一な印刷を生ぜしめる縞模様を著しく
低減する。
【００１３】これにより、親水性または親インキ性の表
面を備えたこれまで知られていたローラは、省略するこ
とができる。
面を備えたこれまで知られていたローラは、省略するこ
とができる。
【００１４】さらに、本発明による湿しユニットの場
合、水元ローラからの湿し水供給を低減することがで
き、アルコールの使用を低減することができ、さらに、
外部影響量を減じることにより水着けが全体的により安
定することが判った。
合、水元ローラからの湿し水供給を低減することがで
き、アルコールの使用を低減することができ、さらに、
外部影響量を減じることにより水着けが全体的により安
定することが判った。
【００１５】ローラ配列自体により、調量ローラと相俟
って極めて薄い水膜を一定に形成する場合にインキ／湿
し水のバランスが迅速に得られることが保証される。本
発明は、唯一の水着けローラのために提供されていると
有利である。しかしながら、版胴と接触可能な複数の水
着けローラを使用することも可能である。
って極めて薄い水膜を一定に形成する場合にインキ／湿
し水のバランスが迅速に得られることが保証される。本
発明は、唯一の水着けローラのために提供されていると
有利である。しかしながら、版胴と接触可能な複数の水
着けローラを使用することも可能である。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
につき詳しく説明する。
につき詳しく説明する。
【００１７】版胴１は、湿しユニット４と作用結合され
ている。インキユニット３は、複数のインキ着けローラ
１１から成っており、これらのインキ着けローラ１１
は、インキ案内ローラ（これ以上説明しない）と結合さ
れている。湿しユニット４は、版胴１の回転方向で見て
インキユニット３に前置されており、この湿しユニット
４は、この実施例では水だめ８と、水元ローラ６と、調
量ローラ７と、水着けローラ５とから成っている。水だ
め８と水元ローラ６とは、湿し水供給装置１２を形成し
ており、調量ローラ７は、既に極めて薄い水膜を形成す
る。水着けローラ５には、回転方向で見て版胴１との接
触箇所の下流に、ライダローラとしての第１のローラ９
が、水着けローラ５の回転方向で見て後置されている。
この第１のローラ９は、湿し水および印刷インキを反発
する非付着コーティング層を有している。非付着コーテ
ィング層は、フッ素含有ポリマのグループに属する材料
から形成されている。非付着コーティング層を備えたロ
ーラ表面（ローラ９）は、ポリテトラフルオロエチレン
（ＰＴＦＥ）から形成されているか、または、少なくと
もある割合のＰＴＦＥを有していると有利である。非付
着コーティング層は、約５〜５０μｍの粗さを備えた僅
かに荒い表面を有していると有利である。
ている。インキユニット３は、複数のインキ着けローラ
１１から成っており、これらのインキ着けローラ１１
は、インキ案内ローラ（これ以上説明しない）と結合さ
れている。湿しユニット４は、版胴１の回転方向で見て
インキユニット３に前置されており、この湿しユニット
４は、この実施例では水だめ８と、水元ローラ６と、調
量ローラ７と、水着けローラ５とから成っている。水だ
め８と水元ローラ６とは、湿し水供給装置１２を形成し
ており、調量ローラ７は、既に極めて薄い水膜を形成す
る。水着けローラ５には、回転方向で見て版胴１との接
触箇所の下流に、ライダローラとしての第１のローラ９
が、水着けローラ５の回転方向で見て後置されている。
この第１のローラ９は、湿し水および印刷インキを反発
する非付着コーティング層を有している。非付着コーテ
ィング層は、フッ素含有ポリマのグループに属する材料
から形成されている。非付着コーティング層を備えたロ
ーラ表面（ローラ９）は、ポリテトラフルオロエチレン
（ＰＴＦＥ）から形成されているか、または、少なくと
もある割合のＰＴＦＥを有していると有利である。非付
着コーティング層は、約５〜５０μｍの粗さを備えた僅
かに荒い表面を有していると有利である。
【００１８】さらに、第１のローラ９は、横振りローラ
として形成されており、かつ同時にブリッジローラとし
て第１のインキ着けローラ１１と接触可能である（破線
で示した位置におけるローラ９）。さらに、第１のロー
ラ９は、版胴１の周速度とは異なる周速度で駆動するこ
とができる。同様に、第１のローラ９は、水着けローラ
５の周速度と異なるまたは等しい速度で操作することが
できる。水着けローラ５の回転方向で見て第１のローラ
９には、別の第２のローラ１９が後置されており、この
第２のローラ１９も同様に、軸線方向で揺動するローラ
として水着けローラ５の周速度と等しいまたは異なる周
速度で駆動可能である。ローラ１０も同様に、５〜５０
μｍの粗さを備えた、ポリテトラフルオロエチレン（Ｐ
ＴＦＥ）から成る非付着コーティング層を有している。
印刷運転時には、第１のローラ９は、インキユニット３
から解離されているか、またはブリッジローラとして接
触させることによりインキユニット３に組み込まれてい
る（この場合ローラ９は図１に破線で示した位置を占め
ている）。
として形成されており、かつ同時にブリッジローラとし
て第１のインキ着けローラ１１と接触可能である（破線
で示した位置におけるローラ９）。さらに、第１のロー
ラ９は、版胴１の周速度とは異なる周速度で駆動するこ
とができる。同様に、第１のローラ９は、水着けローラ
５の周速度と異なるまたは等しい速度で操作することが
できる。水着けローラ５の回転方向で見て第１のローラ
９には、別の第２のローラ１９が後置されており、この
第２のローラ１９も同様に、軸線方向で揺動するローラ
として水着けローラ５の周速度と等しいまたは異なる周
速度で駆動可能である。ローラ１０も同様に、５〜５０
μｍの粗さを備えた、ポリテトラフルオロエチレン（Ｐ
ＴＦＥ）から成る非付着コーティング層を有している。
印刷運転時には、第１のローラ９は、インキユニット３
から解離されているか、またはブリッジローラとして接
触させることによりインキユニット３に組み込まれてい
る（この場合ローラ９は図１に破線で示した位置を占め
ている）。
【００１９】絵柄に応じて、水着けローラ５と版胴１と
の接触箇所の下流で、水着けローラ５には湿し水とイン
キとのパターンが形成される。非付着コーティング層が
設けられたローラ９とローラ１０とを介して、軸線方向
の揺動と、等しいまたは異なる周速度との結果、このパ
ターンは破壊される。この場合、ローラ９もローラ１０
もインキまたは湿し水を受け取らない。これにより、イ
ンキも湿し水もローラ９，１０に一時的に「蓄積」され
ることはない。ローラ９，１０は、水着けローラ５の表
面に形成されたインキ／湿し水混合物（絵柄で規定され
たパターン）の破壊だけを行う。このパターンが破壊さ
れた後、水着けローラ５の表面は、湿し水供給装置１２
によって供給される新たな湿し水の受け取りのために準
備される。
の接触箇所の下流で、水着けローラ５には湿し水とイン
キとのパターンが形成される。非付着コーティング層が
設けられたローラ９とローラ１０とを介して、軸線方向
の揺動と、等しいまたは異なる周速度との結果、このパ
ターンは破壊される。この場合、ローラ９もローラ１０
もインキまたは湿し水を受け取らない。これにより、イ
ンキも湿し水もローラ９，１０に一時的に「蓄積」され
ることはない。ローラ９，１０は、水着けローラ５の表
面に形成されたインキ／湿し水混合物（絵柄で規定され
たパターン）の破壊だけを行う。このパターンが破壊さ
れた後、水着けローラ５の表面は、湿し水供給装置１２
によって供給される新たな湿し水の受け取りのために準
備される。
【図１】ウエットオフセット印刷機のための印刷ユニッ
トを示す図である。
トを示す図である。
１ 版胴、 ２ ゴム胴、 ３ インキユニット、 ４
湿しユニット、 ５水着けローラ、 ６ 水元ロー
ラ、 ７ 湿し水調量装置、 ８ 水だめ、９ 第１の
ローラ、 １０ 第２のローラ、 １１ インキ着けロ
ーラ、 １２湿し水供給装置
湿しユニット、 ５水着けローラ、 ６ 水元ロー
ラ、 ７ 湿し水調量装置、 ８ 水だめ、９ 第１の
ローラ、 １０ 第２のローラ、 １１ インキ着けロ
ーラ、 １２湿し水供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベルト オルトナー ドイツ連邦共和国 アルツェナウ ジー トルング アム シュタイン 26 (72)発明者 ルドルフ ラープ ドイツ連邦共和国 ハーナウ インヴェ ーク ４ (56)参考文献 特開 平７−251499（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−68359（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−158128（ＪＰ，Ｕ) 実公 平７−50199（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 7/24 - 7/40 B41F 31/14 B41F 31/30 - 31/38
Claims (6)
- 【請求項１】 印刷版を支持した版胴を備えたオフセッ
ト印刷機のための湿しユニットであって、前記版胴が、
インキユニットと該インキユニットから分離可能な湿し
ユニットとの当接および離反可能な着けローラと作用結
合されており、前記湿しユニットが、湿し水供給装置お
よび湿し水調量装置とを有している形式のものにおい
て、 版胴（１）に隣接した少なくとも１つの水着けローラ
（５）の版胴（１）との接触箇所には、隣接した湿し水
供給装置（１２）が第１の接触箇所として前置されてお
り、かつ、湿し水およびインキを反発する非付着コーテ
ィング層を有する第１のローラ（９）が、水着けローラ
（５）の第２の接触箇所として後置されており、少なく
ともローラ（９）が、軸線方向に揺動しながら水着けロ
ーラ（５）の周速度と等しいまたは異なる周速度で回転
するようになっていることを特徴とする、オフセット印
刷機のための湿しユニット。 - 【請求項２】 第１のローラ（９）には、湿し水および
インキを拒否する非付着コーティング層を備えた第２の
ローラ（１０）が、水着けローラ（５）の回転方向で第
３の接触箇所として後置されている、請求項１記載の湿
しユニット。 - 【請求項３】 少なくとも第１のローラ（９）が、版胴
（１）の周速度と等しいまたは異なる周速度で回転する
ようになっている、請求項１記載の湿しユニット。 - 【請求項４】 第１のローラ（９）が、表面として、フ
ッ素含有ポリマのグループに含まれる材料から成るコー
ティング層を有している、請求項２記載の湿しユニッ
ト。 - 【請求項５】 第２のローラ（１０）が、表面として、
フッ素含有ポリマのグループに含まれる材料から成るコ
ーティング層を有している、請求項４記載の湿しユニッ
ト。 - 【請求項６】 前記非付着コーティング層が、ポリテト
ラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）から形成されている、
請求項５記載の湿しユニット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29706932U DE29706932U1 (de) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | Feuchtwerk für eine Offsetdruckmaschine |
| DE29706932.2 | 1997-04-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10315427A JPH10315427A (ja) | 1998-12-02 |
| JP2878272B2 true JP2878272B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=8039136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10102511A Expired - Fee Related JP2878272B2 (ja) | 1997-04-17 | 1998-04-14 | オフセット印刷機のための湿しユニット |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5992317A (ja) |
| JP (1) | JP2878272B2 (ja) |
| DE (1) | DE29706932U1 (ja) |
| FR (1) | FR2762254B1 (ja) |
| GB (1) | GB2324271B (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19929844A1 (de) * | 1999-06-29 | 2001-01-04 | Baldwin Grafotec Gmbh | Flüssigkeits-Versorgungsvorrichtung |
| DE10002683C2 (de) * | 2000-01-24 | 2003-11-06 | Paul Sauer Gmbh & Co Walzenfab | Walze mit farbabweisendem Bezug |
| US6837161B2 (en) * | 2000-05-17 | 2005-01-04 | Komori Corporation | Ink removal method for printing press |
| EP1345857B1 (en) | 2000-10-25 | 2010-01-06 | The Regents of the University of California | Reclaiming water and usable brine concentrate from domestic sewage |
| JP2003320644A (ja) * | 2002-04-30 | 2003-11-11 | Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd | 水着けローラ駆動装置 |
| KR100504374B1 (ko) * | 2002-08-28 | 2005-07-27 | 조각형 | 윤전식 점착 용지용 옵셋 인쇄기 |
| JP4621875B2 (ja) * | 2003-12-16 | 2011-01-26 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | 湿し水供給装置 |
| KR101341023B1 (ko) * | 2009-12-30 | 2013-12-13 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박막 패턴의 제조 장치 및 방법 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3613575A (en) * | 1968-05-27 | 1971-10-19 | Kantor Press Kontrols Inc | Oscillator roller for printing presses |
| US3926116A (en) * | 1974-07-01 | 1975-12-16 | Webcrafters Inc | Dampening apparatus for offset printing press |
| DD139816A1 (de) * | 1978-11-15 | 1980-01-23 | Hans Johne | Feuchtwerk |
| US4287827A (en) * | 1979-05-17 | 1981-09-08 | Warner Gordon R | Combined inking and moistening roller |
| DD144155B1 (de) * | 1979-06-06 | 1988-04-27 | Hans Johne | Feuchtwerk fuer rotations-offsetdruckmaschinen |
| JPS59212268A (ja) * | 1983-05-11 | 1984-12-01 | ボ−ルドウイン・テクノロジイ・コ−ポレイシヨン | 平版印刷機における給湿装置及び方法 |
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