JPH04117607A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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Publication number
JPH04117607A
JPH04117607A JP23592790A JP23592790A JPH04117607A JP H04117607 A JPH04117607 A JP H04117607A JP 23592790 A JP23592790 A JP 23592790A JP 23592790 A JP23592790 A JP 23592790A JP H04117607 A JPH04117607 A JP H04117607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
metal magnetic
magnetic head
layered
ferrite
Prior art date
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Pending
Application number
JP23592790A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Nagatsuka
永塚 伸太郎
Naomi Mitani
三谷 直美
Akiko Imada
今田 彰子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23592790A priority Critical patent/JPH04117607A/ja
Publication of JPH04117607A publication Critical patent/JPH04117607A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ビデオテープレコーダ(以下VTRと記す
)等の磁気記録再生装置に使用される磁気ヘッド装置に
関する。
(従来の技術) VTRにおいては、映像信号の高画質化が進みそれだけ
高密度記録可能なものが要求されるようになっている。
このため磁気テープ等の記録媒体の抗磁力Heとしては
、ますます大きくなる傾向にある。例えば家庭用VH8
VTRに使用されるノーマルテープでは、Hc = 6
00〜7000eであったものが、S−VH5用テープ
ではHc−800〜9000 eとなっており、また8
 a+mV T Rのメタルテープでは、Hc = 1
400〜15000 eとなっている。このために、こ
れら高Heのテープに信号を書き込むために、強い磁界
を発生する磁気ヘッドが要求されるようになっている。
第5図は、従来の磁気ヘッドの外観を示し、第6図はこ
の磁気ヘッドのテープ摺動面からみたギャップ近傍の断
面を示している。例えばMn −Znを材質とするフェ
ライトコアal、a2は、互いに突き合わせられてヘッ
ドギャップを形成している。フェライトコアa2には、
フェライトコアa1との対向部分に巻線溝10が形成さ
れている。各コアのギャップを形成する部分には、金属
磁性膜bl、b2がそれぞれスパッタリング等の手段で
数μmの厚さで形成されており、互いの突き合わせ部は
ガラスC等で融着されている。このタイプの磁気ヘッド
は一般にメタルギャップ(M I G)ヘッドと称され
る。
このようなヘッドの変形として第7図に示すようなヘッ
ドも提案されている。このヘッドは、フェライトコアa
3.a4のギャップ部を形成する突き合わせ部の形状が
第6図のものと異なる。このヘッドもギャップ形成部に
金属磁性膜b3゜b4が形成されガラス等により融着さ
れている。
ところが上記した2つのタイプの磁気ヘッドに共通した
欠点がある。発生する記録磁界の大きさは金属磁性膜の
厚みに比例するので、金属磁性膜を厚くする傾向がある
。しかし金属磁性膜を厚くすると、逆に渦電流損が大き
くなるという問題が生じる。この結果、記録信号が低域
周波数成分であると強い記録磁界を得ることができるが
、高域周波数成分であると渦電流損のために記録磁界が
大きく低減されてしまう。
第4図の特性(A)は金属磁性膜が薄い場合の特性であ
り、特性(B)は金属磁性膜を厚くした場合の特性であ
る。この特性かられかるように、金属磁性膜を厚くする
と、渦電流損のために高域周波数成分による記録磁界が
低下し、出力も低下している。
このような欠点を防止するために、第8図に示すような
磁気ヘッドが提案されている。
この磁気ヘッドは、フェライトコアa5のギャップ部を
形成する部分に、金属磁性膜b It、  b 12゜
b13を非導電層を介して積層し、フェライトコアa6
のギャップ部を形成する部分に、金属磁性膜b 21.
  b 22.  b 23を非導電層(例えば810
2等)を介して積層し、ガラスCにより融着したもので
ある。このヘッドによると渦電流を低減することはでき
るが、製造過程において次のような問題がある。
即ち、第9図に示すようにフェライトコア基板11にギ
ャップ突合わせ部を得るための山形部が形成される。そ
して、山形の部分に金属磁性膜12がスパッタされる。
次に山形部分を点線で示す部分まで、ラッピング等の手
段により削り落とし、トラック幅(TM)をコントロー
ルする必要がある。このために、製造が極めて困難であ
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来の磁気ヘッド装置によると、第6図
、第7図のヘッドでは渦電流損による影響があり特性の
良好なものを得られないという問題がある。また第8図
のヘッドでは、製造に困難が伴うという問題がある。
そこでこの発明は、製造性が良好であり、かつ性能も高
性能である磁気ヘッド装置を提供することを目的とする
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、2つのフェライトコアを突き合わせてギャ
ップ部を形成する磁気ヘッド装置において、 前記フェライトコアのギャップ部を形成する各々のコア
部分に、クロム(Cr)をベースとした中間層をスパッ
タし、次に金属磁性膜を形成した積層部分を形成し、互
いの積層部分を突き合わせした構造とするものである。
(作用) 上記の手段により、中間層の存在によりギャップ部にお
いて疑似ギャップが生じにくく、かつ渦電流損も生じ憎
い、また削除工程が不要であり製造性がよく性能が良く
なる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、ヘッドのテープ摺
動面からみたギャップ近傍の断面を示し、また一部を拡
大して示している。
フェライトコア21.22はギャップを形成するために
突き合わせる部分が、台形状に形成されている。そして
ここには、金属磁性膜がクロム複合物を中間層として積
層されている。即ち、フェライトコア21には、金属磁
性膜31.32が中間層を挟んで積層され、フェライト
コア22には金属磁性膜41.42が中間層を挟んで積
層されている。
拡大図を見るとわかるように、フェライトコア22の表
面にまず中間層51(CrO1C203等のクロム酸化
物、CrN等のクロム窒化物)が形成され、この上に金
属磁性膜41がスパッタ等により形成される。この金属
磁性膜41の上面にさらに、中間層52が形成され、こ
の中間層52の上面に金属磁性膜42が形成されている
。中間層51.52もそれぞれスパッタ等により形成さ
れるもので。50〜150オングストロームの厚みであ
る。金属磁性膜41.42は、例えばFe −AfI−
5l系(センダスト)であり、例えば3〜8μm前後の
厚みである。
中間層のスパッタリングにおいては、Ar雰囲気に酸素
または窒素ガスを数%〜数十%混入することによりCr
の酸化物または窒化物の膜とすることができる。
なお図面では2層の金属磁性膜層を示しているが、さら
に中間層を設けて層を多くしてもよい。
第2図は、フェライト22を切り出すためのフェライト
基板220を示しており、第3図は上記した中間層およ
び金属磁性膜層をフェライト基板220上に形成してい
くプロセスを示している。
フェライト基板220には予め巻線溝221が形成され
、またフェライトコアを切り出すための切り出し溝(ト
ラック幅を規定する)222も形成されている。
第3図(a)は中間層51がAr雰囲気中で形成された
状態を示し、同図(b)は金属磁性膜41が形成された
状態を示している。このような工程が繰り返し行われる
。なお第3図(c)の工程ではスパッタ雰囲気中に02
 、N2を混ぜることによりクロム酸化物、または窒化
物膜を形成したが、同様な膜はC「をA「雰囲気でスパ
ッタしたのち酸化雰囲気または窒化雰囲気中で加熱する
ことによっても得られる。
このように加工したフェライト基板を、通常のギャップ
形成工程、ガラス接着工程を経てヘッド化したものの特
性は、第4図に示す特性(C)のような特性を得ること
ができた。この特性(C)かられかるように、低域、高
域ともに大きい出力を得ることができた。
このタイプの磁気ヘッドによると、疑似ギャップが小さ
く押さえられ、かつ、トラック幅もフェライトの溝加工
時点で規定されるために、製造性が優れている。単に、
金属磁性膜を積層して渦電流損を低減しようとすると、
疑似ギャップが生じて記録再生機能が不安定になる。し
かしこの実施例によれば、接着効果も兼ねた中間層を設
けるために疑似ギャップも極力押さえられる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、製造性が良好で
あり、かつ性能も高性能な磁気ヘッド装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成説明図、第2図
はこの発明のフェライトコアを切り出すためのフェライ
トコア基板を示す図、第3図はこの発明に係わるフェラ
イトコアの製造プロセスを示す説明図、第4図はこの発
明の磁気ヘッド装置と従来のヘッド装置の特性を比較し
て示す図、第5図は従来の磁気ヘッド装置を示す斜視図
、第6図は第5図の磁気ヘッド装置のギャップ部を示す
図、第7図は他の磁気ヘッド装置のギャップ部を示す図
、第8図はさらに他の磁気ヘッド装置のギャップ部を示
す図、第9図は第8図の磁気ヘッド装置を製造する工程
の一部説明図である。 21.22・・・フェライトコア、31.32.41.
42・・・金属磁性膜、51.52・・・中間層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2つのフェライトコアを突き合わせてギャップ部を形成
    する磁気ヘッド装置において、 前記フェライトコアのギャップ部を形成する各々のコア
    部分に、クロム(Cr)をベースとした中間層をスパッ
    タし、次に金属磁性膜を形成した積層部分を形成し、互
    いの積層部分を突き合わせした構造を特徴とする磁気ヘ
    ッド装置。
JP23592790A 1990-09-07 1990-09-07 磁気ヘッド装置 Pending JPH04117607A (ja)

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