JPH04116008U - ね じ - Google Patents

ね じ

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JPH04116008U
JPH04116008U JP1985791U JP1985791U JPH04116008U JP H04116008 U JPH04116008 U JP H04116008U JP 1985791 U JP1985791 U JP 1985791U JP 1985791 U JP1985791 U JP 1985791U JP H04116008 U JPH04116008 U JP H04116008U
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screw
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祥一 池原
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能美防災株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付面座に対して任意の角度で締結する場
合、強く締付けても取付面座に傷や痕跡が発生するおそ
れのないねじを得ること。 【構成】 頭部9をほぼ球状又は半球状に形成したね
じ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、取付座面に対して任意の角度で締結されるねじに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
図6,図7は従来のこの種取付構造の一例を示す模式図である。図において、 1は取付面座2が円弧状に形成された火災感知器用取付基台等の固定部材で、ね じを挿通する長穴3が設けられている。4はねじ穴5を有するナット等の被取付 部材である。11は頭部12の下面が平坦に形成された丸ねじ、13は頭部14 の下面が逆円錐状に形成されたさらねじである。
【0003】 図6の例は被取付部材4を固定部材1の下面にこれと平行に当接し、長穴3か ら挿通した丸ねじ11を被取付部材4のねじ穴5に螺入し、両者を一体に固定し たものである。また、図7の例は固定部材1と被取付部材4との間に例えば楔状 のスペーサ6を介装し、被取付部材4をスペーサ6を介して固定部材1の下面に 角度θだけ傾斜して当接し、そのねじ穴5に長穴3から傾斜して挿通したさらね じ13を螺入し、両者を一体に固定したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、固定部材1に対して被取付部材4を任意の角度で取付ける場合 、換言すれば、固定部材1の取付座面2に対してねじを任意の角度で締結する場 合、従来は通常丸ねじ又はさらねじを使用していた。
【0005】 しかしながら、丸ねじ11は頭部12の下面が水平面に形成されており、さら ねじ13の頭部14の下面は傾斜面に形成されていて、ねじの締付角度によって 取付面座2に接する頭部の形状が異なるため、ねじを強く締付けると固定部材1 の取付面座2が損傷したり痕跡が残ったりして好ましくなかった。
【0006】 本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、取付面座に対して任意の 角度で締結する場合において、強く締付けても取付面座に傷や痕跡が発生するお それのないねじを得ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るねじは、頭部をほぼ球状又は上面が平坦なほぼ半球状に形成した ものである。
【0008】
【作用】
本考案に係るねじによれば、取付面座に対して任意の角度で締結する場合、ね じの締付角度にかかわらず取付面座に対して常に同じ形状の頭部が圧接されるの で、取付面座に傷がついたり痕跡が残ることがない。
【0009】
【実施例】
図1は本考案に係るねじの実施例の平面図、側面図及び下面図である。7は本 考案に係るねじで、8はねじ部、9はほぼ球形状の頭部である。
【0010】 図2は上記のねじ7により固定部材1に被取付部材4を固定した例を示すもの で、本考案に係るねじ7は図3に示すように、ねじ7の締結角度を広範囲に変え ても、取付面座2に接する頭部9の形状は常に等しいので、取付面座2に傷や痕 跡が発生するおそれはない。
【0011】 図4は本考案に係るねじ7を用いて、火災感知器の取付装置を天井板に取付け た例を示す説明図である。図において、21は火災感知器の取付装置の本体、2 2は筒体、23は筒体22の上端部に設けられた上底壁で、中心部には開口部2 4が設けられており、開口部24の外側には半径方向に長いねじ挿通穴25,2 5aが設けられている。26,26aはねじ挿通穴25,25aの両側にそれぞ れ対向して設けられた軸受部、27は筒体22の下端部外周に設けた鍔部である 。28,28aは長穴30,30aを有し、一端に設けた支持部29,29aが 軸受部26,26aに回転可能に装着されたL字状の止め金具、31,31aは 火災感知器を取付ける天井板である。なお、7は本考案に係るねじ、10はナッ トである。
【0012】 上記のような火災感知器において、ねじ挿通穴25,25aに下から挿通され たねじ7は、止め金具28,28aの長穴30,30aに挿通され、ナット10 に螺入される。このような火災感知器を天井板31(31a)に取付けるには、 先ず、ねじ7を緩めて止め金具28,28aを支持部29,29aを支点として 開口部24側に起立させる。そして、この状態で筒体22を天井板31(31a )に設けた穴32内に挿入し、鍔部27を天井板31(31a)の下面に当接さ せる。ついでねじ7を締めれば止め金具28,28aは支持部29,29aを支 点として前記と反対方向に回転し、鍔部27との間に天井板31(31a)を挾 持し、固定される。
【0013】 ところで、火災感知器を取付ける天井板31,31aは各種の厚さのもの(例 えば1mm〜50mm)が使用されており、そのためこれを挾持する止め金具28, 28aの固定角度もそれぞれ相違する(図には天井板31は厚さ1mm、天井板3 1aは厚さ40mmの場合を示してある)。この結果、ねじ7もこれに対応した角 度で締結されることになるが、本考案のねじ7を使用すれば、その締結角度が大 幅に変化しても頭部9がほぼ球形状に形成されているので、ねじ挿通穴25,2 5aに傷や痕跡を生ずるおそれはない。
【0014】 なお、上記の実施例において、ねじ挿通穴25,25aの取付面座をねじ7の 頭部9の形状に対応した湾曲面に形成すると、頭部9と取付面座との接触面積を より多くすることができる。
【0015】 図5は本考案の別の実施例を示したもので、本実施例においては、球形状の頭 部のほぼ中心部から上を水平(ねじ部8と直角)に切除し、ほぼ半球状の頭部9 aとしたものである。このように構成しても図1の実施例と同様の効果を挙げる ことができる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るねじはその頭部をほぼ球状又は 半球状に形成し、締付角度にかかわらず取付面座には常に同じ形状の頭部が圧接 されるようにしたので、取付面座に傷や痕跡を生ずるおそれがなく、確実に締結 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の平面図、側面図及び下面図であ
る。
【図2】本考案に係るねじの使用例を説明するための平
面図及び縦断面図である。
【図3】本考案の作用説明図である。
【図4】本考案に係るねじを使用した火災感知器の断面
図である。
【図5】本考案の他の実施例の平面図、側面図及び下面
図である。
【図6】従来のこの種ねじの使用例を示す平面図及び断
面図である。
【図7】従来のこの種ねじの使用例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
7 ねじ 8 ねじ部 9,9a 頭部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ部と頭部とからなるねじにおいて、
    前記頭部をほぼ球状に形成したことを特徴とするねじ。
  2. 【請求項2】 球状の頭部に代えて頭部を上面が平坦な
    ほぼ半球状に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    ねじ。
JP1991019857U 1991-03-29 1991-03-29 火災感知器の取付構造 Expired - Lifetime JP2508907Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048905A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 本田技研工業株式会社 締結構造
JP2022079238A (ja) * 2020-11-16 2022-05-26 デザインパーツ株式会社 締結体、法面保護体、締結体の締結方法及び法面保護体の取り付け方法

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JPS6089414U (ja) * 1983-11-25 1985-06-19 ナショナル住宅産業株式会社 固着具
JPS61202707U (ja) * 1985-06-11 1986-12-19

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