JPH0411548Y2 - - Google Patents

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JPH0411548Y2
JPH0411548Y2 JP1987048038U JP4803887U JPH0411548Y2 JP H0411548 Y2 JPH0411548 Y2 JP H0411548Y2 JP 1987048038 U JP1987048038 U JP 1987048038U JP 4803887 U JP4803887 U JP 4803887U JP H0411548 Y2 JPH0411548 Y2 JP H0411548Y2
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JP
Japan
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backrest
angle
setting
swinging arm
seat
Prior art date
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Expired
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JP1987048038U
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English (en)
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JPS63155433U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、傾動角度調節可能にリクライニング
装置により支持された背凭れの角度位置決め装置
に関する。
「従来の技術」 従来、自動車等の座席の背凭れは、リクライニ
ング装置により傾動角度調節可能に座部に取付け
られており、好みに応じた背凭れの角度調整を行
うために、例えば特開昭56−17728号公報に開示
された角度表示装置がある。
この角度表示装置は、背凭れのフレーム下部に
背凭れの揺動に伴つて回動するプーリを設ける一
方、座部側部に周面に角度目盛が表示されたデイ
スクを設け、これらの間にベルトを懸け渡し、背
凭れの揺動によるデイスクの回転を角度目盛で読
み取ることにより、背凭れの傾動角度を知ること
ができるようにしたものである。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の技術では、座
席の側部にプーリや表示デイスク等による表示機
構を必要とするので、座席の巾が不必要に広くな
るばかりでなく、機構が大形となる問題点があ
る。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、簡単な構成で背凭れの角度を設
定することができるようにした背凭れの角度位置
決め装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 背凭れを傾動角度調節可能に支持した座席の背
凭れの角度設定装置において、 背凭れを支持する揺動アームの揺動中心の近傍
の側面に対向して保持部材を座部側に固設し、 前記保持部材に、前記揺動アームの揺動中心に
同心の装着部を形成し、該装着部に、前記揺動ア
ームの移動軌跡内に突出する係合位置と、係合し
ない収納位置とに折り返し可能な設定片を連設し
たことを特徴とする背凭れの角度位置決め装置に
存する。
「作用」 背凭れの位置決め状態を設定するには、設定片
は揺動アームに係合しない収納位置にしておき、
リクライニング装置により背凭れの角度を調節し
て所望の位置を設定する。
背凭れの角度が定まつたら当該位置で揺動アー
ムに係合する設定片を係合位置に突出させる。
設定位置から背凭れが変位したとき、背凭れを
設定片に当接する方向に傾動させていくと揺動ア
ームが設定片に当り、それ以上は傾動できなくな
るので、設定位置に正確に位置決めすることがで
きる。
所望の位置の設定片を記憶しておけば、前記手
順を要することなく、背凭れを十分傾動させてお
いてから当該設定片を係合位置に倒せば、前記と
同様に背凭れの位置決めをすることができるもの
である。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示してい
る。
座席10は、座部11と背凭れ12とから成
り、背凭れ12はリクライニング装置20により
傾動角度調節可能に支持されている。
背凭れ12の側部は、座部11に対し背凭れ1
2を揺動可能に支持するリクライニング装置20
の揺動アーム21に固定されている。リクライニ
ング装置20は中心軸22回りに揺動可能に枢支
されている。
座部11の側部には、サイドフイニツシヤ14
が設けられており、揺動アーム21とサイドフイ
ニツシヤ14間に角度位置決め装置30が設けら
れている。
角度位置決め装置30は設定片31,32……
により構成されている。
サイドフイニツシヤ14の後端部のリクライニ
ング装置20を覆つている部分が保持部材15を
なしており、保持部材15に、中心軸22に同心
の円弧状の面により装着部16が形成されてい
る。
装着部16には、設定片31,32……を収納
する陥入部17,17……が連設され、設定片3
1,32……は、装着部16の端縁18にヒンジ
31a,31a……により枢支されている。
設定片31,32……は位置順の符号が番号で
付され、装着部16側に折り返されたときが収納
位置であつて、陥入部17,17……から上部が
少し覗いた状態で納まり、揺動アーム21側に折
り返されたとき揺動アーム21の移動軌跡内に突
出するよう配設されている。装着部16,16…
…の底にも設定片31,32……に対応した符号
が付されている。
次に作用を説明する。
角度位置決め装置30の設定片31,32……
を収納位置にしてあるとき、背凭れ12はリクラ
イニング装置20により傾動角度調節可能であ
る。
背凭れ12の位置決め状態を設定するには、前
記のように、設定片31,32……は揺動アーム
21に係合しない収納位置にしておき、リクライ
ニング装置20により背凭れ12の角度を調節し
て所望の位置を設定する。
背凭れ12の角度が定まつたら当該位置で揺動
アーム21に係合する設定片31,32……のい
ずれかを係合位置に突出させる。
角度位置決め装置30による背凭れ12の位置
決め状態を設定してあれば、設定位置から背凭れ
12が変位しても、背凭れ12を係合位置にした
設定片31,32……のいずれかに当接する方向
に傾動させていくと揺動アーム21が設定片3
1,32……に当り、それ以上は傾動できなくな
り、設定位置に正確に位置決めすることができ
る。
一度背凭れ12の位置決め状態を設定し、所望
の位置の設定片31,32……を記憶しておけ
ば、次からは前記設定操作をすることなく、収納
位置になつていても、背凭れ12を十分傾動させ
ておいてから記憶している当該設定片31,32
……のいずれかを係合位置に倒せば、前記と同様
に背凭れ12の位置決めをすることができる。
なお、揺動アームはリクライニング装置のもの
ではなく、背凭れを枢支するヒンジのものでもよ
く、保持部材はサイドフイニツシヤでなく、リク
ライニング装置のベース部材を利用してもよい。
「考案の効果」 本考案に係る背凭れの角度位置決め装置によれ
ば、リクライニング装置の揺動アームの回動を設
定片で止めて位置決めするようにしたから、背凭
れの角度を容易に設定角度にすることができる。
構造も簡単なのでスペースを取らない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は角度位置決め装置の斜視図、第2図は設定
片の斜視図、第3図は角度位置決め装置を備えた
座席の斜視図である。 10……座席、12……背凭れ、14……サイ
ドフイニツシヤ、15……保持部材、16……装
着部、20……リクライニング装置、21……揺
動アーム、22……中心軸、30……角度位置決
め装置、31……設定片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 背凭れを傾動角度調節可能に支持した座席の背
    凭れの角度設定装置において、 背凭れを支持する揺動アームの揺動中心の近傍
    の側面に対向して保持部材を座部側に固設し、 前記保持部材に、前記揺動アームの揺動中心に
    同心の装着部を形成し、該装着部に、前記揺動ア
    ームの移動軌跡内に突出する係合位置と、係合し
    ない収納位置とに折り返し可能な設定片を連設し
    たことを特徴とする背凭れの角度位置決め装置。
JP1987048038U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH0411548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987048038U JPH0411548Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987048038U JPH0411548Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63155433U JPS63155433U (ja) 1988-10-12
JPH0411548Y2 true JPH0411548Y2 (ja) 1992-03-23

Family

ID=30869200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987048038U Expired JPH0411548Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP (1) JPH0411548Y2 (ja)

Also Published As

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JPS63155433U (ja) 1988-10-12

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