JPH0310566Y2 - - Google Patents

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JPH0310566Y2
JPH0310566Y2 JP1986090045U JP9004586U JPH0310566Y2 JP H0310566 Y2 JPH0310566 Y2 JP H0310566Y2 JP 1986090045 U JP1986090045 U JP 1986090045U JP 9004586 U JP9004586 U JP 9004586U JP H0310566 Y2 JPH0310566 Y2 JP H0310566Y2
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lamp
attached
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arm
arms
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は基台と灯具との間をつなぎ灯具の位
置を調整する電気スタンドのアーム装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種アーム装置としては、実公昭30−
3181号公報に記載のもの及び実公昭31−10877号
公報に記載のものが知られている。前者は、2つ
の支体間に多数のアームを中継支板を介して取付
け、支体はそれぞれの軸に対して回動可能に構成
し、支体と軸との相対的回動により水平面上の回
動を確保し、アームの各関節個所において鉛直面
上における回動を確保したものである。後者は、
前後方向の回動を腕と台との取付位置の関節で図
り、左右方向の回動は平行二連杆の取付位置にお
ける4つの関節で図つているものである。
〔解決しようとする問題点〕
実公昭30−3181号公報に記載のものは、アーム
の数が多く、途中に中継支板を設け、きわめて複
雑な構造となつてしまう。また、側面から見たと
きにアームを動かして灯具の高さ位置を変えると
き、換言すれば鉛直面上で動かしたとき、灯具は
前の位置と動かした後の位置とでは平行な関係を
保つが、スタンド軸の回りを回転、換言すれば水
平面上で灯具を左右に振つたときは、前位置と移
動後の位置とでは灯具は平行関係にない。そのた
め、灯具を左右に振るときは、使用者は灯具自体
を回動させなければ、前位置との平行を保てな
い。
実公昭30−10877号公報に記載のものは、平行
二連杆の上下4ケ所の関節を作動させて背面図又
は正面図における平面上を左右に動かすときのみ
灯具の平行関係を保つが、腕と台との関節を作動
させて灯具を前後に倒すときには、灯具は平行関
係を保てない。
そこで、この考案は、基台と灯具との関係が3
次元において常に平行に運動する機能を有し、灯
具の位置の調整が極めて容易な電気スタンドのア
ーム装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、この考案は、上下
に少なくとも2段の互いに平行な3本以上のアー
ムを備え、基台及び灯具にそれぞれアームの数に
対応する数のベース台を取付け、これらベース台
に第1取付ピンに取付けられピンの円周方向に沿
つて回動する回動部材を取付け、これら回動部材
に第1取付ピンに直交する位置の第2取付ピンに
より取付けられピンの円周方向に沿つて回動する
アーム両端部を取付け、上段のアームと基台との
間にスプリングを取付けたものである。
〔作用〕
この考案において、アームを横方向ならびに上
下方向に自由に回動でき、或いは横方向と上下方
向の両方の動きをアームに持たせることもでき、
アームの回動によつても灯具は水平面に常に保た
れる。基台と灯具との関係は、3次元おいて常に
平行に運動することとなる。この考案では、アー
ムを操作して灯具を上下、左右、これらの両方の
動きを行うとき、従来例のように灯具を動かして
補正しなくとも、常に灯具は前位置と平行にな
る。
〔実施例〕
以下にこの考案の好適な実施例を図面を参照に
して説明する。
第1図は全体の側面形状を示し、基台1と灯具
2との間をアーム装置3でつなぎ、上下方向即ち
鉛直面上において回動角度xは75度に設定してあ
る。アーム装置3は、上下に少なくとも2段の互
いに平行な上段のアーム4と下段のアーム5とを
備えている。図示する実施例では、下段アーム5
を2本設けてある。基台1及び灯具2はそれぞれ
アーム4,5の数に対応する数のベース台6をそ
れぞれ取付けてある。基台1に取付けられるベー
ス台6は、第2図及び第3図に示すように上部に
曲面部6aを形成してある、この曲面部6aの両
端が回動制御位置となる。また、取付け孔6bが
形成してあり、この取付け孔6bに第1取付ピン
7が挿通されるようになつている。灯具2側に取
り付くベース台6は第4図及び第5図に示すよう
に、取付け部材8に一体形成されている。この取
付け部材8は第5図に示すように灯具2を水平方
向に回動させるための回動取付け溝8aを備えて
いる。ベース台6には第1取付ピン7により取付
けられピン7の円周方向に沿つて回動する回動部
材9を取付けてある。回動部材9は第6図及び第
7図に示すように、一端側にベース台6を挟みこ
んで取付ける為の第1取付溝9aを形成し、他端
側にこの第1取付溝9aとは90度位相を異ならし
めた第2取付溝9bを形成してある。第1取付溝
9aに取付けられたベース台6の曲面部6aがこ
の第1取付溝9aの底に接触又は密接して底に対
して相対的に回動し、回動制御位置は底にぶつか
り、この状態で相対的回動は停止する。それぞれ
の溝9a,9bの個所には取付け孔9c,9dが
形成してある。この回動部材9の第1取付溝9a
にベース台6を差込み、ベース台6の取付孔6b
と回動部材9の取付孔9cとを合致させ、第1取
付ピン7を差込んで両部材が相対的に回動可能に
構成する。この回動部材9の端面側の第2取付溝
9bにはアーム4,5の端部4a,5aを差込
み、第2取付ピン10で両部材が相対的に回動可
能に構成してある。アーム4,5の端部4a,5
aはベース台6と同様に曲面部4b,5bを形成
してあり、この曲面部4b,5bの両端は回動制
御位置となつている。曲面部4b,5bの両端に
形成された回動制御位置も回動部材9の第2取付
溝9bの底にぶつかり、それ以上の回動を阻止す
るようになつている。このように、アーム4,5
の端部4a,5aを回動部材9の第2取付溝9b
に差し込み、第2取付ピン10で取付け回動部材
9をベース台6に回動可能に取付けた時、第1取
付ピン7と第2取付ピン10とが互いに直交する
位置に存在する。
アーム4,5と基台1との取付け状態の詳細は
第10図に示す通りである。アーム4,5と灯具
2との取付け状態は第11図に示す通りである。
取付け部材8は灯具2の一端に固着された蓋板1
1の突起部11aを挟み込んで水平方向に蓋板1
1を回動可能になるように取付けてある。蓋板1
1の水平方向に於ける回動範囲即ち灯具の水平方
向に於ける回動範囲は180度に設計してある。
上段アーム4と基台1との間にはスプリング1
2を取付けてある。このスプリングの下端は基台
1に立設された取付け軸13に取付けてあり、こ
の取付け軸13の上端と第1取付ピン7の中心を
結ぶ線はほぼ鉛直線と重なるようになつており、
この取付け軸13は第13図に示すように正面U
字型を成した部材である。
灯具2が、第14図に示すようにセード21
と、ランプ22と、本体部23とからなり、本体
部23の端部に先に述べた蓋板11及び取付け部
材8が取付けてある。この灯具2は、第15図に
示すように符号yで示す回動角度でその軸線方向
の廻りを回動可能に構成してある。
第16図はこの電気スタンドを平面から見た時
の動きを説明する図であり、アーム4,5はx′の
回動範囲内で回動し、灯具2自体がzに示す回動
範囲内で回動可能である。x′は90度に設計してあ
り、zは180度に設定してある。この第16図及
び先に説明した第1図からも分かるように、アー
ム4,5の動きの変化によつては、灯具2が常に
水平面と平行を保ち、しかも第16図からも明ら
かのように中央の位置から左右に動かしても中央
の位置の灯具2の軸線と左右に動かした位置の灯
具2の軸線とは平行を保つている。上述した実施
例では、3本のアーム4,5を上下に2段とした
が、これを直立させた状態では左右に2段(2
列)となるが、この状態も含んで「上下に少なく
とも2段の互いに平行なアーム」と言う。この考
案の特徴は、アームを上下、左右に動かし、ある
いは両方の動きをさせても灯具2が、第1図の側
面から見た面上でも、第16図の平面図上の面上
でも移動前と移動後でも灯具2の軸線は互いに平
行を保つことにある。
〔効果〕
以上説明したように、この考案によれば、上下
に少なくても2段の互いに平行な3本以上のアー
ムを備え、基台及び灯具にそれぞれアームの数に
対応する数のベース台を取付け、これらベース台
に第1取付ピンにより取付けられピンの円周方向
に沿つて回動する回動部材を取付け、これら回動
部材に第1取付ピンと直交する位置に第2取付ピ
ンにより取付けられピンの円周方向に沿つて回動
するアーム両端部を取付け、上段のアームと基台
との間にスプリングを取付けたものである。使用
者は灯具自体に於ける回動機構部分を回動させて
所望の灯具角度を設定すれば、アームの動きに左
右されずこの好適な灯具の角度を維持することが
できる。換言すれば、使用者にとつて最もよい灯
具の角度を設定した後は、その角度を保つたまま
3次元的に移動させることが可能となる。さらに
言えば、アームをどの方向に動かしても灯具は前
位置と軸線方向において常に平行であるため、ア
ームを動かした後に灯具を動かす必要がなく、最
適の角度を保つたまま灯具の位置をアームを動か
すことによつて移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の全体を示す側面図、第2図
はベース台の平面図、第3図はベース台の側面
図、第4図は取付け部材2に一体化されたベース
台の平面図、第5図は第4図v−v線断面図、第
6図は第7図−線断面図、第7図は第6図
−線断面図、第8図はアームの端部を示す平面
図、第9図はアームの端部を示す側面図、第10
図はアームの基台側取付け部の詳細を示す側面
図、第11図はアームの灯具側取付け部の詳細を
示す側面図、第12図はスプリングの取付け状態
を示す側面図、第13図はスプリング取付け軸の
正面図、第14図は灯具の詳細を示す側面図、第
15図は灯具の軸線方向廻りの回動を示す先端側
から見た正面図、第16図は横方向への動きを説
明するための全体の平面図である。 1……基台、2……灯具、3……アーム装置、
4,5……アーム、6……ベース台、7……第1
取付ピン、9……回動部材、10……第2取付ピ
ン、12……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基台と灯具との間をつなぎ灯具の位置を調整す
    る電気スタンドのアーム装置において、 上下に少なくとも2段の互いに平行な3本以上
    のアームをそれぞれ1又は2以上備え、 基台及び灯具にそれぞれアームの数に対応する
    数のベース台を取付け、 これらベース台に第1取付ピンにより取付けら
    れピンの円周方向に沿つて回動する回動部材を取
    付け、 これら回動部材に第1取付ピンと直交する位置
    の第2取付ピンにより取付けられピンの円周方向
    に沿つて回動するアーム両端部を取付け、 上段のアームと基台との間に上下方向の回動範
    囲内において常に引張力が作用するようにスプリ
    ングを取付けたことを特徴とする電気スタンドの
    アーム装置。
JP1986090045U 1986-06-13 1986-06-13 Expired JPH0310566Y2 (ja)

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JP1986090045U JPH0310566Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13

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JPS62201422U JPS62201422U (ja) 1987-12-22
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