JPS6313543Y2 - - Google Patents

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JPS6313543Y2
JPS6313543Y2 JP1982112281U JP11228182U JPS6313543Y2 JP S6313543 Y2 JPS6313543 Y2 JP S6313543Y2 JP 1982112281 U JP1982112281 U JP 1982112281U JP 11228182 U JP11228182 U JP 11228182U JP S6313543 Y2 JPS6313543 Y2 JP S6313543Y2
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JP
Japan
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operating lever
arms
arm
spherical bearing
push
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JP1982112281U
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一本の操作レバーにより、2系統の
制御操作系を、各別にまた同時に操作できるよう
にした形態の操作レバー装置についての改良に関
する。
上述の形態の操作レバー装置は、例えば実開昭
49−25996号公報にあるよう従来から知られてい
る。この手段は、前記公報にあるよう機体等に固
定して設けられる支持体に球面軸受を設けて、そ
の球面軸受に、一本の操作レバーが上方に突出す
るボデイの下面側を回動自在に嵌着しおいて、そ
のボデイに2本のアームを前記操作レバーと直交
する面に沿い90度の位相差を具備せしめて装設
し、その2本のアームを、系統を異にする二つの
制御操作系に各別に連繋することで構成したもの
である。そして、これにより、操作レバーを2本
のアームのうちの一方のアームの突出方向に沿い
回動させると、そのアームだけが上下に動いてそ
のアームに連繋した制御操作系だけが作動し、操
作レバーの回動方向を90度ずらして他方のアーム
の突出方向に沿い回動させると、今度はその他方
のアームだけが上下に動いてそのアームに連繋し
た制御操作系だけが作動するようになり、次に操
作レバーの回動方向を45度ずらして、2本のアー
ムの突出方向の中間の方向に沿い回動させると、
2本のアームが共に上下に動くようになつて、そ
れらに連繋した系統を異にする2つの制御操作系
が同時に作動するようになつているものである。
ところで、この手段は、操作レバーが全方向に
自由に回動する状態とするために、その操作レバ
ーを球面軸受に嵌合するボデイに取付け支持せし
めていることから、この操作レバーを支持するボ
デイが、球面軸受を中心に自由に旋回するように
なつている。即ち、操作レバーの軸心線を中心に
自由に回転するようになつている。そしてこのこ
とから、操作レバーがそれの軸心線中心に回転す
る作動でボデイから突出する2本のアームの突出
方向が変わるようになるので、これを知らないで
操作レバーを傾斜回動させると、制御操作しよう
としたアームではない方のアームが上下に動くよ
うになつて、誤作動を生ぜしめるようになる問題
がある。そして、この誤操作の問題は、ボデイに
設けた2本のアームに、それぞれプツシユプルワ
イヤーを連繋して、それらにより制御操作系を構
成するようにすると、プツシユプルワイヤーの捻
れによつて、ボデイが球面軸受を中心に旋回する
方向のモーメントを受けるようになることで、一
層甚しくなり、操作レバーの回動方向を規制する
長穴を設けておいても、操作レバーが、直立する
中立位置において、何時のまにか該操作レバーの
軸線中心に回転して、アームの突出方向を変えて
しまい、操作レバー装置を殆んど使いものになら
ないものとしてしまう。
本考案は、従来手段に生じているこれらの問題
を解消せしめるためになされたものであつて、2
本のアームに連繋する2系統の制御操作系を、プ
ツシユプルイヤーを用いて構成するようにしなが
ら誤作動を生ずることのないようにする新たな手
段を提供することを目的とする。
そして、本考案においては、この目的を達成す
るための手段として、機体に固定して設けた基板
に球面軸受を設け、その球面軸受に、一本の操作
レバーが上方に突出するボデイの下面側を回動自
在に嵌着し、該ボデイには二本のアームを前記操
作レバーと直交する面に沿い90度の位相差を具備
せしめて装設し、それら二本のアームを、系統を
異にする二つの制御操作系に各別に連繋せしめる
操作レバー装置において、前記ボデイから突出す
る二本のアームのうちの一方のアームを、それの
両側を挾むよう前記基板から立設せる上下方向の
ガイド溝に、上下方向の移動のみ可能に嵌合し
て、それら二本のアームのそれぞれをプツシユプ
ルワイヤーを介して系統を異にする二つの制御操
作系に連繋せしめたことを特徴とする操作レバー
装置を提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図は、本考案による操作レバー装置を実施
している農用フロントローダーAの側面図であ
り、同図において、1は操作レバー装置、2a・
2bはその操作レバー装置1に連繋した二本のプ
ツシユプルワイヤー、3はコントロールバルブ、
4はリフトアーム、5はそれを昇降作動させるリ
フトアーム用の油圧シリンダ、6はバケツト、7
はバケツト6を回動させるバケツト用の油圧シリ
ンダを示している。
第2図は、前記操作レバー装置1とこれに連繋
する部分の分解斜視図で、同図において、8は機
体に固定して設けられる基板、9はその基板8に
設けられる球面軸受、10はその球面軸受9に支
架されるボデイ、11はそのボデイ10から上方
に突出する操作レバー、12はスナツプリング、
13はナツト、14はエルボール、15はガイド
部材、15aは上下方向のガイド溝を示す。
前記操作レバー装置1は、第2図に示すよう
に、ボデイ10とこれに下端が螺合して一体に連
結する操作レバー11とボデイ10を支持する球
面軸受9とからなる。
該ボデイ10は、下方に開放する中空部10d
を有する胴体からなり(第4図・第5図)、上方
に前記操作レバー11を螺合するための螺子孔付
きの突出部10cと、その操作レバー11と直交
する面に沿い90度の位相角を付与して突出する二
本の螺子孔付きのアーム10a・10bを具備し
ている(第3図)。
そして、該ボデイ10の前記中空部10dに
は、スナツプリング12を介して球面軸受9の案
内保持環91が嵌着される(第4図・第5図)。
また、前記二本の螺子孔付きのアーム10a・1
0bには、エルボール14a・14bが螺着さ
れ、該エルボール14a・14bには、前記プツ
シユプルワイヤー2a・2bの各一端側が各別に
接続されるようになる(第4図・第5図)。
ボデイ10に設けた前記二本の螺子孔付きのア
ーム10a・10bの内の一方の螺子孔付きのア
ーム10bは、前記基板8に固定して設けたガイ
ド部材15に形設せる上下方向のガイド溝15a
に嵌挿されて上下方向の移動だけが自在に行なわ
れるように規制されている。
第7図は、操作レバー11のアーム10bに沿
う回動をイ←→ロ、アーム10aに沿う回動をハ←→
ニ、その中間の回動をホ←→ヘ、ト←→チとした該操
作レバー11の作用図である。
第8図において、16はフロントローダーAの
動作の種類と、操作レバー11の回動方向との関
係を表示する表示盤で、環状をなして該操作レバ
ー11を囲み、該操作レバー11の回動方向に対
応する前記フロントローダーAの動作の種類が表
示されている。
上述のように構成された実施例装置は次のよう
に作用する。
第4図において、まず、操作レバー11をイ方
向に回動すると、球面軸受9の球心を支点として
ボデイ10がイ方向に回動し、その方向に突出し
ているアーム10bが下降して、それに連結する
エルボール14bは下がり、プツシユプルワイヤ
ー2bは押される。次に、該操作レバー11をロ
方向に回動したときには、前記アーム10bが上
昇してエルボール14bは上がり、前述プツシユ
プルワイヤー2bは引張られる。該操作レバー1
1のイ方向の回動がフロントローダーAのリフト
アーム4の上昇の動作に対応するとすると、その
ロ方向の回動では該リフトアーム4は下降するこ
とになる(第8図)。
この操作レバー11をイ←→ロの方向に回動させ
る制御作動の間に、球面軸受9に支えられたボデ
イ10は、それから前記回動方向に(イ←→ロ)に
突出しているアーム10bが上下方向のガイド溝
15aに嵌合して上下にだけ動くようになること
で、操作レバー11を操作するオペレーターの手
の力およびプツシユプルワイヤー2a・2bの捻
れによつて、該ボデイ10に球面軸受9中心に旋
回させようとするモーメントが働くようになつて
も、旋回することはなく、従つて、前記アーム1
0bを平面視において同じ位置に保持して上下動
さすようにする。
次に第5図において、操作レバー11をまずハ
方向に回動すると、前述同様、球面軸受9の球心
を支点としてボデイ10が回動して、ハ方向に突
出しているアーム10aが下降し、それに連結し
ているエルボール14aは下がり、プツシユプル
ワイヤー2aは押される。次に、該操作レバー1
1をニ方向に回動すると、前記アーム10aが上
昇してエルボール14aは上がり、前述プツシユ
プルワイヤー2aは引張られる。該操作レバー1
1のハ方向の回動がフロントローダーAのバケツ
ト6の掬いの動作に対応するとすれば、そのニ方
向の回動では該バケツト6はダンプの動作をする
ことになる(第8図)。
この操作レバー11のハ←→ロの回動作動の間、
ボデイ10の球面軸受9中心の回動作動は、前記
アーム10bがガイド溝15aに嵌合した状態で
行なわれる。従つて、操作レバー11側からおよ
びプツシユプルワイヤー2a・2b側からボデイ
10に対し球面軸受9中心に旋回さすようにモー
メントが働いても、ボデイ10は回転せず、アー
ム10aが平面視において同じ位置に保持されて
昇降作動するようになる。
次に、操作レバー11をホ方向に回動すると、
該操作レバー11がイ方向とハ方向の複合動作と
して回動するため、ボデイ10に設けたアーム1
0a・10bの両方が下降してエルネボール14
a・14bはいずれも下がり、その結果、プツシ
ユプルワイヤー2a・2bはいずれも押される。
フロントローダーAの動作の関係から云えば、リ
フトアーム4の上昇とバケツト6の掬いの各動作
が同時に行なわれることになる(第8図)。また、
操作レバー11をト方向に回動すると、該操作レ
バー11がイ方向とニ方向の複合動作として回動
するため、一方のアーム10bおよびエルボール
14bは下がり、他方のアーム10aおよびエル
ボール14aは上がり、その結果、プツシユプル
ワイヤー2bは押され、プツシユプルワイヤー2
aは引張られる。フロントローダーAの動作の関
係では、リフトアーム4の上昇とバケツト6のダ
ンプの各動作が同時に行なわれることになる(第
8図)。以下同様に、操作レバー11をヘ方向・
チ方向に回動するとき、それぞれに準じた作用が
行なわれる。
これら複合動作の際も、ボデイ10に設けたア
ーム10bが上下方向のガイド溝15aに嵌合し
ている状態で行なわれる。従つて、ボデイ10は
球面軸受9中心に旋回することはなく、選択した
操作レバー11の傾斜回動の方向が、選択した制
御作動に一致するようにして誤操作が生じないよ
うにする。そして、ボデイ10の球面軸受9を中
心とする旋回を阻止するガイド溝15aが、一方
のアーム10bにだけ嵌合するように設けている
ことから、前記複合動作の際にも、その作動に無
理を生ぜしめないようになる。
なお、操作レバー11の動きの角度を確実に決
めたいときには、第9図に示すように、ガイド用
長孔17aのあいたカバー17を設け、その長孔
17aから操作レバー11を突出するようにす
る。長孔17aの形状としては、第10図イに示
す単操作専用のもの、第10図ロに示す複合操作
専用のもの、第10図ハ・ニ・ホに示す単操作及
び複合操作併用のものなど適宜選択して採用する
ことができる。
以上説明したように本考案による操作レバー装
置は、機体に固定して設けた基板に球面軸受を設
け、その球面軸受に、一本の操作レバーが上方に
突出するボデイの下面側を回動自在に嵌着し、該
ボデイには二本のアームを前記操作レバーと直交
する面に沿い90度の位相差を具備せしめて装設
し、それら二本のアームを、系統を異にする二つ
の制御操作系に各別に連繋せしめる操作レバー装
置において、前記ボデイから突出する二本のアー
ムのうちの一方のアームを、それの両側を挾むよ
う前記基板から立設せる上下方向のガイド溝に、
上下方向の移動のみ可能に嵌合して、それら二本
のアームのそれぞれをプツシユプルワイヤーを介
して系統を異にする二つの制御操作系に連繋せし
めて構成しているのだから、ボデイに、操作レバ
ー側からおよびプツシユプルワイヤー側から、球
面軸受を中心として旋回する方向のモーメントが
働いてきても、一方のアームとそれに嵌合する上
下方向のガイド溝により、旋回作動が阻止される
ことになり、2本のアームに連繋する2系統の制
御操作系を、プツシユプルイヤーを用いて構成す
るようにしながら誤作動が生ずることのないよう
にし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の操作レバーを装設するフロン
トローダーの側面図、第2図は同上操作レバーと
その装設部分の分解斜視図、第3図は同上操作レ
バーのボデイ部分の横断面図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は第3図の−線断面
図、第6図は同上ボデイ部分の斜視図、第7図は
同上操作レバーの回動方向の説明図、第8図は同
上フロントローダーの動作を表わす表示盤の平面
図、第9図は同上操作レバーの回動を案内するガ
イド長孔付カバーの斜視図、第10図は同上ガイ
ド長孔の種々の形状の説明図である。 図面符号の説明、A……フロントローダー、1
……操作レバー装置、10……ボデイ、10a・
10b……アーム、10c……突出部、10d…
…中空部、11……操作レバー、2a・2b……
ワイヤー、3……コントロールバルブ、4……リ
フトアーム、6……バケツト、5・7……油圧シ
リンダ、8……基板、9……球面軸受、91……
案内保持環、12……スナツプリング、13……
ナツト、14,14a・14b……エルボール、
15……ガイド部材、15a……ガイド溝、16
……表示盤、17……カバー、17a……ガイド
用長孔、18……金具、18a……接続ピン、1
9……スプール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体に固定して設けた基板に球面軸受を設け、
    その球面軸受に、一本の操作レバーが上方に突出
    するボデイの下面側を回動自在に嵌着し、該ボデ
    イには二本のアームを前記操作レバーと直交する
    面に沿い90度の位相差を具備せしめて装設し、そ
    れら二本のアームを、系統を異にする二つの制御
    操作系に各別に連繋せしめる操作レバー装置にお
    いて、前記ボデイから突出する二本のアームのう
    ちの一方のアームを、それの両側を挾むよう前記
    基板から立設せる上下方向のガイド溝に、上下方
    向の移動のみ可能に嵌合して、それら二本のアー
    ムのそれぞれをプツシユプルワイヤーを介して系
    統を異にする二つの制御操作系に連繋せしめたこ
    とを特徴とする操作レバー装置。
JP11228182U 1982-07-24 1982-07-24 操作レバ−装置 Granted JPS5920327U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11228182U JPS5920327U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 操作レバ−装置

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JP11228182U JPS5920327U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 操作レバ−装置

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JPS5920327U JPS5920327U (ja) 1984-02-07
JPS6313543Y2 true JPS6313543Y2 (ja) 1988-04-18

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ID=30260345

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JP11228182U Granted JPS5920327U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 操作レバ−装置

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JPS4925996U (ja) * 1972-06-15 1974-03-05

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JPS5920327U (ja) 1984-02-07

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