JPH07677Y2 - エンジン制御装置のレバーリンク機構 - Google Patents

エンジン制御装置のレバーリンク機構

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JPH07677Y2
JPH07677Y2 JP15122388U JP15122388U JPH07677Y2 JP H07677 Y2 JPH07677 Y2 JP H07677Y2 JP 15122388 U JP15122388 U JP 15122388U JP 15122388 U JP15122388 U JP 15122388U JP H07677 Y2 JPH07677 Y2 JP H07677Y2
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JP
Japan
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lever
engine
triangular
governor
accelerator pedal
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JP15122388U
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JPH0272338U (ja
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秀彦 小田
正明 刀納
邦治 片山
Original Assignee
油谷重工株式会社
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、建設機械用エンジン制御装置の操作用機構
に関する。
従来の技術 第6図は、建設機械のうちホイール式ショベルの側面図
である。図において、1は下部走行体、2は上部旋回
体、3は上部旋回体2内に配置されたエンジンである。
第7図は、エンジン制御装置を示す系統図である。図に
おいて、4はエンジン3に付属されているガバナレバ
ー、5はステッピングモータ、6はコントローラ、7は
コントローラ6に入力するための回転数指令設定器、8
はアクセルペダルである。
次に、第7図におけるエンジン制御装置について述べ
る。所要のエンジン目標回転数を回転数指令設定器7に
指令設定すると、その信号はコントローラ6に入力され
る。上記信号に基づいてコントローラ6からは、エンジ
ン3の目標回転数に対応した数の回転指令パルス信号
が、ステッピングモータ5に出力される。それにより、
ステッピングモータ5は上記パルス信号に応じて回転作
動を行う。ステッピングモータ5がたとえば矢印ロの方
向に回動すれば、常時は低速回転方向であるL位置方向
に付勢されているガバナレバー4が矢印ハのようにH位
置の方向へ回動する。一方、アクセルペダル8とがガバ
ナレバー4のニ部とが連結機構11を介して連結してあ
る。そこでアクセルペダル8を矢印ホの方向に踏込操作
すると、ガバナレバー4は矢印ハのようにL位置よりH
位置の方向へ回動する。上記のようにガバナレバー4を
回動させて、エンジン制御を行うようにしている。
考案が解決しようとする課題 建設機械用エンジンのガバナレバーを可変とする手段と
しては、足踏式アクセルペダルのほかに、元来、手動に
よる操作レバー(図示なし)の傾倒操作が行われてき
た。しかし近来においては、上記操作性の向上をはかる
ために、上記手動式操作レバーの代わりにステッピング
モータを装備し、コントローラにより所要のエンジン回
転数を設定できるようにしている。
この考案は上記の事情にかんがみ、ステッピングモータ
と足踏式アクセルペダルとを装備したエンジン制御装置
のレバーリンク機構を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 イ.エンジン3配置付近のフレーム12に支持金具13を固
定して取付け、その支持金具13のブラケット部14に三角
レバー15の基端部16をエンジン軸心方向の回動自在に枢
支し、 ロ.上記三角レバー15の一端角部17とガバナレバー18先
端部とをロッド部材19を介して揺動可能に連結し、かつ
上記三角レバー15の他端角部にストッパ部材20を固定し
て設け、 ハ.さらに上記三角レバー15の左右両側面にそって個別
のレバープレート21,22を設け、そのレバープレート21,
22の基端部をともに上記三角レバー15基端部16と同心に
枢支し、上記三角レバー15のストッパ部材20から一端角
部17にいたる範囲でレバープレート21,22がそれぞれ回
動自在となるように形成するとともに、 ニ.レバープレート21先端部とステッピングモータ5用
軸部レバー9とを、またレバープレート22先端部とアク
セルペダル23とをそれぞれプッシュプルケーブル24,25
を介して連結し、構成した。
作 用 イ.まず運転者が、エンジン3の目標回転数を回転数指
令設定器7に指示設定する。上記回転数指令設定器7か
らの指令信号によりコントローラ6からは回転指令パル
ス信号が出力されるので、ステッピングモータ5は上記
回転指令パルス信号に応じてある角度θだけ回転する。
同時に、ステッピングモータ5のモータ軸に取付けられ
た軸部レバー9も上記角度θだけ回転する。それにとも
なって、プッシュプルケーブル24、レバープレート21は
作動し、そのレバープレート21がストッパ部材20を引掛
けるように当接して三角レバー15を回転させる。三角レ
バー15の一端角部17と、エンジン3のガバナレバー18は
ロッド部材19を介して連結されているので、ガバナレバ
ー18は所要の角度αだけ回動する。したがってエンジン
3の回転数を、所要の目標回転数に変えることができ
る。
ロ.上記イ項における操作のときにアクセルペダル23の
踏込操作をしていないならば、プッシュプルケーブル25
が引張状態とならないので、レバープレート22は作用を
受けない。しかし上記の状態においてアクセルペダル23
の踏込操作を行うと、直ちにレバープレート22は回動を
開始するが、レバープレート22が上記三角レバー15のス
トッパ部材20に当接するまではエンジン3の回転数を変
えることはできない。
ロ.上記ロ項の状態よりさらにアクセルペダル23の踏込
操作を行うと、上記レバープレート22が上記ストッパ部
材20を引掛けるように当接して三角レバー15を回動させ
る。したがって、ガバナレバー18はさらに回動し、エン
ジン3の回転数を変えることができる。
ニ.上記イ項〜ハ項のように、回転数指令設定器7とア
クセルペダル23を個別にそれぞれ操作しても、ガバナレ
バー18の回動角度を調整して、エンジン3の回転数を所
要の回転数に合理的に変えることができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は、第6図のA−Aより見た上部旋回体2の
要部平面図である。図において、12は上部旋回体2のフ
レーム、26は床板、18はエンジン3に付属されているガ
バナレバー、5はステッピングモータ、23はアクセルペ
ダル、24,25はそれぞれプッシュプルケーブル、13は支
持金具、27はガバナレバー18に連結しているストップソ
レノイドである。第2図は、第1図のB部を矢印への方
向より見た側面図である。図において、14は支持金具13
のブラケット部、15は三角レバー、16は三角レバー15の
基端部、17は三角レバー15の一端角部、20は三角レバー
15の他端角部に固定して設けたストッパ部材、21,22は
三角レバー15の左右両側面にそって回動できるように設
けたそれぞれレバープレート、19はロッド部材、28はカ
バー付接続金具である。第3図は、第2図におけるプッ
シュプルケーブル24を引張状態に操作した場合の図であ
る。第4図は、第2図のC−Cより見た図である。図に
おいて、29は三角レバー15およびレバープレート21,22
の基端部を貫通して枢支するピンである。第5図は、第
1図のDより見た要部正面図である。
次に、この考案にかかるレバーリンク機構の構成を第1
図〜第5図について述べる。エンジン3配置付近のフレ
ーム12に支持金具13を固定して取付け、その支持金具13
のブラケット部14に三角レバー15の基端部16をエンジン
軸心方向に回動自在に、ピン29にて枢支した。また、上
記三角レバー15の一端角部17とガバナレバー18先端部と
をロッド部材19を介して揺動可能に連結し、かつ上記三
角レバー15の他端角部にストッパ部材20を固定して設け
た。さらに上記三角レバー15の左右両側面にそって個別
のレバープレート21,22を設け、そのレバープレート21,
22のそれぞれ基端部ト,チをともに上記三角レバー15基
端部16と同心し、ピン29にて枢支し、上記三角レバー15
のストッパ部材20から一端角部17にいたる範囲でレバー
プレート21,22がそれぞれ回動自在となるように形成し
た。それとともに、レバープレート21先端部とステッピ
ングモータ5用軸部レバー9とを、またレバープレート
22先端部とアクセルペダル23とをそれぞれプッシュプル
ケーブル24,25を介して連結し、構成した。
次に、この考案にかかるレバーリンク機構の作用機能に
ついて述べる。運転者がエンジン3の目標回転数を回転
数指令設定器7に指示設定すると、ステッピングモータ
5はコントローラ6からの回転指令パルス信号に応じて
ある角度θ(図示なし)だけ回転する。同時に、ステッ
ピングモータ5用軸部レバー9も上記角度θだけ回転す
る。それにともなって、プッシュプルケーブル24、レバ
ープレート21は作動し、そのレバープレート21がストッ
パ部材20を引掛けるように当接して三角レバー15を回動
させる。三角レバー15の一端角部17とガバナレバー18は
ロッド部材19を介して連結されているので、第3図のよ
うにガバナレバー18は低速回転方向への付勢力にうちか
って所要の角度αだけ回動する。したがってエンジン3
の回転数を、所要の目標回転数に変えることができる。
上記の操作のときにアクセルペダル23の踏込操作をして
いないならば、プッシュプルケーブル25が引張状態とな
らないので、レバープレート22は作用を受けない。しか
し上記の状態においてアクセルペダル23の踏込操作を行
うと、直ちにレバープレート22は回動を開始するが、レ
バープレート22が上記三角レバー15のストッパ部材20に
当接するまではエンジン3の回転数を変えることはでき
ない。ところが上記の状態よりさらにアクセルペダル23
の踏込操作を行うと、レバープレート22が上記ストッパ
部材20を引掛けるように当接して三角レバー15を回動さ
せる。したがってガバナレバー18はエンジン高速回転方
向へさらに回動し、エンジン回転数を上昇させることに
よってホイール式ショベルの走行速度を上げることがで
きる。そして次に走行速度を落すためにペダル23の踏込
操作を止めると、プッシュプルケーブル25が弛緩するの
で、ガバナレバー18のエンジン低速方向の付勢力がロッ
ド部材19を介して、三角レバー15の一端角部17に作用す
る。それにより三角レバー15はレバープレート21の位置
している元の方向へ戻り回動し、三角レバー15のストッ
パ部材20がレバープレート21に当接する。したがって、
エンジン3の回転数を、元の所要の回転数に戻すことが
できる。すなわち上記のように、ステッピングモータ5
用回転数指令設定器7とアクセルペダル23を個別にそれ
ぞれ操作しても、ガバナレバー18の回動角度を調整し
て、エンジン3の回転数を所要の回転数に合理的に変え
ることができる。
考案の効果 建設機械用エンジンのガバナレバーを可変とする手段と
しては、足踏式アクセルペダルのほかに、元来、手動に
よる操作レバー(図示なし)の傾倒操作が行われてき
た。しかし近来においては、上記操作性の向上をはかる
ために、上記手動式操作レバーの代わりにステッピング
モータを装備し、コントローラにより所要のエンジン回
転数を設定できるようにしている。
上記の事情にかんがみこの考案にかかるレバーリンク機
構では、エンジン3配置付近のフレーム12に支持金具13
を固定して取付け、その支持金具13のブラケット部14に
三角レバー15の基端部16をエンジン軸心方向に回動自在
に枢支し、その三角レバー15の一端角部17とガバナレバ
ー18先端部とをロッド部材19を介して揺動可能に連結
し、かつ上記三角レバー15の他端角部にストッパ部材20
を固定して設け、さらに上記三角レバー15の左右両側面
にそって個別のレバープレート21,22を設け、そのレバ
ープレート21,22の基端部をともに上記三角レバー15基
端部16と同心に枢支し、上記三角レバー15のストッパ部
材20から一端角部17にいたる範囲でレバープレート21,2
2がそれぞれ回動自在となるように形成するとともに、
レバープレート21先端部とステッピングモータ5用軸部
レバー9とを、またレバープレート22先端部とアクセル
ペダル23とをそれぞれプッシュプルケーブル24,25を介
して連結し、構成した。それにより、運転者がステッピ
ングモータ5用回転数指令設定器7とアクセルペダル23
を個別に操作しても、支持金具13に取付けた三角レバー
15およびレバープレート21,22などの構成するリンク機
構により、相互干渉をおこすことなくガバナレバー18を
合理的に回動させることができる。
したがって、この考案にかかるレバーリンク機構をそな
えた建設機械では、エンジン制御装置の操作手段を向上
させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は建設機械用上部旋回体内部側の要部平面図、第
2図および第3図は第1図のB部を矢印への方向より見
た側面図、第4図は第2図のC−Cより見た図、第5図
は第1図のDより見た要部正面図、第6図はホイール式
ショベルの側面図、第7図はエンジン制御装置を示す系
統図である。 3……エンジン 4,18……ガバナレバー 5……ステッピングモータ 7……回転数指令設定器 8,23……アクセルペダル 9……軸部レバー 13……支持金具 14……ブラケット部 15……三角レバー 19……ロッド部材 20……ストッパ部材 21,22……レバープレート 24,25……プッシュプルケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン3の目標回転数に対応した数の回
    転指令パルス信号をコントローラ6より出力せしめ、そ
    の回転指令パルス信号に応じて回転量を変化するステッ
    ピングモータ5をそなえ、上記回転量に応じて燃料調整
    用ガバナレバー4を可変とし、かつ、アクセルペダル8
    の踏込操作量に対応して上記ガバナレバー4を可変とし
    たエンジン制御装置において、エンジン3配置付近のフ
    レーム12に支持金具13を固定して取付け、その支持金具
    13のブラケット部14に三角レバー15の基端部16をエンジ
    ン軸心方向に回動自在に枢支し、その三角レバー15の一
    端角部17とガバナレバー18先端部とをロッド部材19を介
    して揺動可能に連結し、かつ上記三角レバー15の他端角
    部にストッパ部材20を固定して設け、さらに上記三角レ
    バー15の左右両側面にそって個別のレバープレート21,2
    2を設け、そのレバープレート21,22の基端部をともに上
    記三角レバー15基端部16と同心に枢支し、上記三角レバ
    ー15のストッパ部材20から一端角部17にいたる範囲でレ
    バープレート21,22がそれぞれ回動自在となるように形
    成するとともに、レバープレーット21先端部とステッピ
    ングモータ5用軸部レバー9とを、またレバープレート
    22先端部とアクセルペダル23とをそれぞれプッシュプル
    ケーブル24,25を介して連結し、構成したことを特徴と
    するエンジン制御装置のレバーリンク機構。
JP15122388U 1988-11-18 1988-11-18 エンジン制御装置のレバーリンク機構 Expired - Lifetime JPH07677Y2 (ja)

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JPH0272338U JPH0272338U (ja) 1990-06-01
JPH07677Y2 true JPH07677Y2 (ja) 1995-01-11

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