JP2967467B2 - 卓上三面鏡 - Google Patents

卓上三面鏡

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JP2967467B2
JP2967467B2 JP8118377A JP11837796A JP2967467B2 JP 2967467 B2 JP2967467 B2 JP 2967467B2 JP 8118377 A JP8118377 A JP 8118377A JP 11837796 A JP11837796 A JP 11837796A JP 2967467 B2 JP2967467 B2 JP 2967467B2
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JP
Japan
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mirror
support shaft
front mirror
angle
sided
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JP8118377A
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保孝 山村
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YAMAMURA KK
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YAMAMURA KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、正面の鏡の両側
にそれぞれ側面鏡をヒンジして、両側の鏡を左右に開い
て使用できるようにした卓上型の三面鏡に関し、正面の
鏡とともに側面鏡を支持部に対して上下に90°の回転
を可能にし、その回転位置をクリック機構により保持さ
せるとともに、三面鏡を仰俯角に変えられるようにした
ことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】卓上型に限らずこの種の三面鏡は、非使
用時に正面の鏡の前面に閉じ合わされていた側面鏡を左
右に横に開いて使用するようにしたものが周知である。
【0003】公知の三面鏡としては、例えば特開平9−
215542号公報、実公平4−34754号公報があ
り、また、実開昭48−95896号公報の鏡もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の三面鏡は、横顔
を映す場合に使用されるが、例えばアイメーキャップの
ように、下に置いた鏡に顔を映しながら両手を使うよう
な化粧の場合には、三面鏡では不都合なので、正面の鏡
とは別にコンパクトな鏡とか懐中鏡のような鏡を机上に
置いて見る必要がある。
【0005】上記のことから、本発明が解決しようとす
る課題は、卓上に置いて使う三面鏡であって、かつ、顔
を随時上下からも映せたり、仰俯角に使用角度を変更で
きるようにした鏡を開発することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、正面の
鏡の両側にそれぞれ側面鏡をヒンジして、側面鏡を左右
に開けられるように備え、正面の鏡の背後方向に支持軸
を設けて、正面の鏡と一体に側面鏡を90°回転できる
ように備え、この支持軸の軸受部を、基台部から起立す
る支柱部の上端のブラケット部に設けた横軸を支点とし
て仰俯角に角度を変えられるように支持し、前記正面の
鏡と左右の側面鏡を前記支持軸を支点として回転させ
て、側面鏡の位置を上下に変えられるようにした卓上三
面鏡であって、正面の鏡は、裏面に設けた適宜の高さの
環状部を、前記支持軸の軸受部の前面側に形成した円板
部に嵌合し、裏面中心に備えた軸孔を、円板部の中心に
突設した上記支持軸に遊嵌させ、支持軸の先端に固定し
たワッシャに抜け止めさせて該支持軸を支点として面方
向に回転自在に取り付け、上記円板部の前面と正面の鏡
の裏面の円周方向に、コイルばねと鋼球と凹部とからな
るクリック機構を配置して、正面の鏡の回転位置を保持
させるようにするとともに、上記支持軸の軸受部と基台
部に立設した支柱部の上端のブラケット部とを共通する
横軸に支持させて、正面の鏡の仰俯角の角度変更を自在
にし、部材間に形成した摩擦抵抗により角度の変更位置
を保持させるようにした卓上三面鏡を提供するものであ
る。
【0007】本発明の鏡は、卓上に置いて三面鏡として
使えることは勿論、必要に応じて、正面の鏡の背後側に
備えた支持軸を支点として、両側の鏡を開いたままか、
あるいは閉じた状態のまま正面の鏡を90°回転する
と、正面の鏡が向きを横に変え、同時に左右の側面鏡が
上下に位置を変えるので、下から顔を映しながら両手を
使う必要のある化粧の場合に好都合である。また、正面
の鏡の支持軸の軸受部と基台部に立設した支柱部の上端
のブラケット部とに共通して軸受けさせた横軸に支持さ
せて、三面鏡の使用角度を所望の仰俯角度に変えること
ができ、卓上使用にきわめて好適する。本発明は上記の
ようにして前記の課題を解決したものである。
【0008】さらに本発明において、一方の側面鏡の一
側に、凹面鏡を取り付けると、特にアイメーキャップの
場合に好都合である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る鏡は、正面の鏡1
と、その両側にそれぞれヒンジ2を介して、開閉自在
に、かつ、開放角度を保持できるように備えた二つの側
面鏡3と、正面の鏡1の背後側に備えた支持軸4と、支
持軸4の軸受部5と基台部6に立設した支柱部7の上端
のブラケット部8を挿通するとともに正面の鏡1の仰俯
角を保持する横軸9とを有する。
【0010】
【実施例】図1に示すように、正面の鏡1は、通常の使
用状態で縦長の長方形で、左右の側面鏡3は、正面の鏡
1と同長で、1/2の横幅を有し、通常の三面鏡と同様
に、閉じた状態では正面の鏡1の前面に閉じ合わされ
る。
【0011】正面の鏡1は、裏面に設けた適宜の高さの
環状部10を、支持軸4の軸受部5の前面側に一体形成
した円板部11に嵌合し、円板部11の中心に突設した
支持軸4に、裏面中心の軸孔12を遊嵌し、支持軸4の
先端に固定したワッシャ13に抜け止めされて、支持軸
4を支点とし面方向に回転を自在にして取り付けられて
いる(図3参照)。
【0012】この正面の鏡1の回転位置は、同じく図3
に示すように、円板部11の前面と正面の鏡1の裏面と
に配置したコイルばね14、鋼球15、凹部16とから
なるクリック機構により、90°回転した位置に保持さ
れる。
【0013】上記支持軸4の軸受部5は、図示のよう
に、基台部6に立設した支柱部7の上端のブラケット部
8と共通する横軸9に支持されて、正面の鏡1の仰俯角
の角度変更を自在にし、かつ、部材間に形成した摩擦抵
抗により角度の変更位置を保持される。
【0014】一方の側面鏡3には、図示のように一部に
凹面鏡17を付設することにより、後述のような場合に
便利な使用ができる。
【0015】次にこの三面鏡の使用について説明する。
正面の鏡1を左右の側面鏡3とともに、図1の通常の使
用状態から90°右に回転すると、図2に示すように凹
面鏡17のある側面鏡3と、他方の側面鏡3とが横に向
きを変えた正面の鏡1の上下にその位置を変えることが
できる。
【0016】図2の状態にして、上下の側面鏡3の角度
位置を変えれば、卓上において、アイメーキャップ等下
から顔を映しながら、また正面の鏡1と上の側の側面鏡
3を見ながら、両手を自由に使った化粧等が自在にでき
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、卓上で使用され
る三面鏡を、両側の側面鏡とともに正面の鏡を90°回
転できるようにするとともに、正面の鏡を横軸に支持さ
せて使用角度を仰俯角に変更できるようにしたので、卓
上において所望の使用角度で、下から顔を映しながら両
手を使って行う化粧等がきわめてスムーズにでき、机上
の場所もとらないなど、特に家庭の日常生活の場におい
て好適し、三面鏡に対する使用者の希望を充たすことが
できてきわめて有用である。本発明には以上のような優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を通常の使用状態ととも
に示す斜視図
【図2】図2は三面鏡の向きを横に変えた使用状態を示
す斜視図
【図3】図3は鏡を閉じた状態における一部切欠縦断側
面図である。
【符号の説明】
1 正面の鏡 2 ヒンジ 3 側面鏡 4 支持軸 5 軸受部 6 基台部 7 支柱部 8 ブラケット部 9 横軸 10 環状部 11 円板部 12 軸孔 13 ワッシャ 14 コイルばね 15 鋼球 16 凹部 17 凹面鏡

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面の鏡の両側にそれぞれ側面鏡をヒン
    ジして、側面鏡を左右に開けられるように備え、正面の
    鏡の背後方向に支持軸を設けて、正面の鏡と一体に側面
    鏡を90°回転できるように備え、この支持軸の軸受部
    を、基台部から起立する支柱部の上端のブラケット部に
    設けた横軸を支点として仰俯角に角度を変えられるよう
    に支持し、前記正面の鏡と左右の側面鏡を前記支持軸を
    支点として回転させて、側面鏡の位置を上下に変えられ
    るようにした卓上三面鏡であって、正面の鏡は、裏面に
    設けた適宜の高さの環状部を、前記支持軸の軸受部の前
    面側に形成した円板部に嵌合し、裏面中心に備えた軸孔
    を、円板部の中心に突設した上記支持軸に遊嵌させ、支
    持軸の先端に固定したワッシャに抜け止めさせて該支持
    軸を支点として面方向に回転自在に取り付け、上記円板
    部の前面と正面の鏡の裏面の円周方向に、コイルばねと
    鋼球と凹部とからなるクリック機構を配置して、正面の
    鏡の回転位置を保持させるようにするとともに、上記支
    持軸の軸受部と、基台部に立設した支柱部の上端のブラ
    ケット部とを共通する横軸に支持させて、正面の鏡の仰
    俯角の角度変更を自在にし、部材間に形成した摩擦抵抗
    により角度の変更位置を保持させるようにした卓上三面
    鏡。
  2. 【請求項2】 前記側面鏡の一方に、凹面鏡を一側に取
    り付けたことを特徴とする請求項1記載の卓上三面鏡。
JP8118377A 1996-04-15 1996-04-15 卓上三面鏡 Expired - Lifetime JP2967467B2 (ja)

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JPH09276102A JPH09276102A (ja) 1997-10-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100761499B1 (ko) * 2006-04-03 2007-10-17 양수영 화분용 전방향 햇빛 공급장치
JP5114091B2 (ja) * 2007-05-02 2013-01-09 ヤーマン株式会社 三面鏡装置

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JPH09215542A (ja) * 1996-02-03 1997-08-19 Nagatsune Sangyo Kk 開放角度調節用金具及びこれを使用した三面鏡付き家具

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