JPH04114847U - オーナメント及びその取付構造 - Google Patents

オーナメント及びその取付構造

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JPH04114847U
JPH04114847U JP1890991U JP1890991U JPH04114847U JP H04114847 U JPH04114847 U JP H04114847U JP 1890991 U JP1890991 U JP 1890991U JP 1890991 U JP1890991 U JP 1890991U JP H04114847 U JPH04114847 U JP H04114847U
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昇 大塚
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株式会社東海理化電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示すべき形状を細幅で薄肉の表示帯により
表したタイプのオーナメントの強度を上げて、相手側部
材への取付作業時や取付後の折れや反りの発生を防止す
る。 【構成】 表示帯11の裏面に、その表示帯11に沿っ
て伸びる補強部12を形成し、ホイールキャップ等の相
手側部材2に、補強部12と嵌合する溝を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オーナメント及びその取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オーナメントは様々な分野で幅広く用いられており、例えば自動車 ではボディの後端部やホイールキャップの中心部等に取り付けてメーカーや車種 を表すマークとして用いられている。このように表示マークとして使用するタイ プのオーナメントには、例えばマークとして円を表すのであればその円の輪郭だ けを表すように樹脂を細く薄いリング状の帯部材として成型し、中心部分を空隙 として、取り付け時にそこから相手側の部材が見えるようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように表示すべき形状を細幅で薄肉の表示帯で表して、取り付け時にその 表示帯の間から相手側の部材が見えるようにした場合には、以下のような問題が 生じていた。まずオーナメント自体の問題としては、成型時の湯流れが余り良好 ではなく、製品に反りや折れが生じやすいこと、成型後の金属メッキ等の二次加 工時にその剛性不足のために折れや歪みが生じやすいことなどがある。また、相 手部品への取り付け時の問題としては、強度が低いために取り扱いを慎重に行な わなければならないことがある。さらに、相手側の部品に取り付けた後の問題と しては、固定箇所が少なければ一部が浮いたり、あるいは正しく取り付けられた としてもその後の僅かな衝撃で折れたりし易いことがある。
【0004】 したがって、本考案の解決すべき技術的課題は、細幅で薄肉のオーナメントの 強度不足を改善して、取付作業時や取付後の折れや反りなどの問題を解消するこ とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述の技術的課題を解決するため、本考案に係るオーナメントは表示すべきマ ークの形状に沿って延在する細幅で薄肉の表示帯により構成されたものであって 、表示帯の裏面に、その延在方向に沿って延びる補強部が形成されたことを特徴 としている。また、このオーナメントの取付構造としては、相手側部材に、オー ナメントの補強部帯と嵌合する溝を形成したことを特徴としている。
【0006】
【作用・効果】
上記構成のオーナメントでは、表示帯自体は細幅で薄肉のものであるが、その 裏面に補強部を設けたことによって、成型により製造する場合には湯流れが良好 となり、且つ製品に反りや折れが生じにくくなる。また、剛性が高くなるので、 二次加工時にも折れや歪みが生じにくくなるとともに、相手部品に取り付ける際 に比較的荒い取り扱いを行なうことが可能となるから、自動機による取付にも対 応でき、作業性が向上する。さらに、取付時の固定箇所が少なくても相手側の部 品から一部が浮くことはなく、且つ取付後の耐衝撃性も向上する。
【0007】
【実施例】
以下に、図1及び図2に示した本考案の1実施例に係るオーナメント及びその 取付構造について詳細に説明する。なお、この実施例ではオーナメントを取り付 ける相手側の部材は、自動車のホイールキャップである。
【0008】 図1は、オーナメント1をホイールキャップ2に取り付ける状態を示す斜視図 である。オーナメント1は、リング状の第1部分11aと、この第1部分11aで 囲まれた空間を横切るように設けられた第2部分11bとを構成する表示帯11 と、第1,第2部分11a,11bの裏面で、表示帯11の延在する方向へ沿って形 成された補強部としてのリブ12とから、樹脂成型により構成されている。一方 、ホイールキャップ2には、リブ12が嵌入する溝21が形成されている。オー ナメント1のリブ12をホイールキャップ2の溝21にはめた状態を図2に示し ている。
【0009】 また、図示していないが、第2部分11bの裏面ほぼ中央にはホイールキャッ プ2を貫通する取付ピンが形成されており、ホイールキャップ2にはこの取付ピ ンを受け入れる貫通穴が形成されている。そして、取付ピンをこの貫通穴に通し た後にその先端部を熱で溶かしてかしめることにより、オーナメントのホイール キャップへの固定が完了する。
【0010】 このオーナメント1では、成型や二次加工時に表示帯11が反ったり歪んだり するのがリブ12により防止され、且つ製品としての剛性が高くなる。したがっ て、自動機による取付にも対応できるので、取付時の作業性が向上し、且つ取付 後の衝撃にも強くなる。またこの取付構造では、オーナメント1とホイールキャ ップ2との固定を1箇所でのみ行なっているが、リブ12を設けたことによって 、表示帯11がホイールキャップ2の表面から浮くようなことはない。
【0011】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の態様で実 施することが可能である。例えば、上記実施例ではリブ12を表示帯11の裏面 全面に形成しているが、必ずしもそのようにする必要はなく、表示すべきマーク の形状に応じて強度的に問題がある部分にだけリブを設けるようにしてもよい。 また、取付方法も、1箇所の取付ピンでのみ行なうのではなく、例えば表示帯の 裏面の数箇所に鈎状の爪を設けてホイールキャップ側にこの爪がはまる凹部を設 けたり、上述のようにかしめて固定されるピンと鈎状の爪とを組み合わせたり、 あるいはこれらと違った方法で、例えば接着より固定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の1実施例に係るオーナメントの取付
構造を示す斜視図である。
【図2】 オーナメントをホイールキャップに取り付け
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 オーナメント 2 ホイールキャップ 11 表示帯 11a 第1部分 11b 第2部分 12 リブ(補強部) 21 溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示すべき形状を細幅で薄肉の表示帯(1
    1)により表したオーナメントにおいて、上記表示帯(11)
    の裏面に、該表示帯(11)の延在方向に沿って延びる補強
    部(12)が形成されたことを特徴とするオーナメント。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオーナメントと、該オ
    ーナメントの補強部(12)と嵌合する溝(21)を有する取付
    部材(2)と、からなることを特徴とするオーナメントの
    取付構造。
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