JP3246246B2 - 自動車用トリムの取付構造 - Google Patents

自動車用トリムの取付構造

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JP3246246B2 JP00815695A JP815695A JP3246246B2 JP 3246246 B2 JP3246246 B2 JP 3246246B2 JP 00815695 A JP00815695 A JP 00815695A JP 815695 A JP815695 A JP 815695A JP 3246246 B2 JP3246246 B2 JP 3246246B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用トリムの取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用トリムの取付構造としては、例
えば図3及び図4(実開平5−512号、実開平1−1
73043号公報参照)に示すように、アウタパネル1
及びインナパネル3により「車体構造」としてのサイド
パネル5が構成され、該アウタパネル1及びインナパネ
ル3夫々の「縁部」としてのフランジ7,9が接合され
ることで、開口11が形成される。該開口11を覆うよ
うにウインドパネル13が配され、該ウインドパネル1
3の内面端末13aには黒色プリント15が施される。
該黒色プリント15が施されたウインドパネル13の内
面端末13aとアウタパネル1のフランジ7との間に封
入された接着剤17によってウインドパネル13がサイ
ドパネル5の開口11を覆うように取り付けられる。
【0003】前記インナパネル3を覆うように、「トリ
ム本体」としてのサイドフィニッシャ19が配され、該
サイドフィニッシャ19の裏面にクリップ座21を有す
るクリップ23が係合することにより、前記インナパネ
ル3にサイドフィニッシャ19が取り付けられている。
【0004】該サイドフィニッシャ19の端末部25
は、前記ウインドパネル13の黒色プリント15が施さ
れた部位の上下寸法H内に臨むようにして配されてい
て、該端末部25には、断面コ字状の鉄板製のフレーム
27が配されることで、該端末部25を補強している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記した
自動車用トリムの取付構造では、前記サイドフィニッシ
ャ19の端末部25の熱変形又は取付バラツキにより、
該サイドフィニッシャ19の端末部25の位置が上下に
変動し、前記ウインドパネル13の黒色プリント15に
対する位置合わせが合致しないおそれがあり、改善が望
まれている。
【0006】また、前記サイドフィニッシャ19の端末
部25自体の剛性を増大させる手段として前記したよう
な鉄板製のフレーム27では原価高騰の一原因になり、
改善が望まれている。
【0007】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、前記サイ
ドフィニッシャの端末部と前記ウインドパネルの黒色プ
リントとの位置合わせを向上させ、安価にサイドフィニ
ッシャの端末の剛性を増大させるようにした自動車用ト
リムの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、内面端末に黒色プリン
トが施されたウインドパネルが車体構造の開口縁部に支
持されると共に前記ウインドパネルの黒色プリントが施
された部位内に端末部が臨むようにして配されたトリム
本体を有する自動車用トリム取付構造において、前記ウ
インドパネルの黒色プリントに覆われた部位内の内面側
には、一方が前記開口縁部のフランジ端末に係合された
二股状の係止部材が支持され、前記トリム本体の端末部
の裏面には、リブが突設形成されてなり、前記トリム本
体の端末部側の前記リブ端末には、前記トリム本体の裏
面から離間した位置に凸部が形成されてなり、前記凸部
が、前記係止部材の他方の下面に圧接する状態で保持さ
れることを特徴とする。
【0009】上記手段の請求項1に記載の発明によれ
ば、前記ウインドパネルの黒色プリントに覆われた部位
内の内面側に二股状の係止部材が支持されてなるので、
外側から該係止部材は露見されず、見栄えを損なわな
い。そして、該係止部材の二股状の一方が、位置が正確
に形成される前記開口縁部のフランジ端末に係合される
ことで、前記ウインドパネルの前記車体構造に対する位
置が決まる。そして、前記トリム本体の端末部の裏面に
突設形成されてなるリブの端末に、前記トリム本体の裏
面から離間した位置に形成されてなる凸部が、前記係止
部材の他方の下面に圧接することにより、その位置が決
まるので、前記トリム本体の端末部の位置が決まるばか
りか、トリム本体の支持剛性が安価な手段で向上する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用トリムの取付構造であって、前記二股状の係
止部材の一方が、鉤状部材であることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、ウインドパネルを車体構造の開口縁部に
支持させる際に、該ウインドパネルの室内側に支持され
た二股状の係止部材の一方が鉤状部材であるので、外側
からウインドパネルを加圧することにより、開口縁部の
フランジ端末に係合ができることになり、取付作業性が
著しく向上する。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1及び図2は、本発明の一実施例に係る
自動車用トリムの取付構造を示している。図3及び図4
と同一の部材には同一の符号を付して説明する。
【0014】アウタパネル1及びインナパネル3により
「車体構造」としてのサイドパネル5が構成され、該ア
ウタパネル1及びインナパネル3夫々の「縁部」として
のフランジ7,9が接合されることで、開口11が形成
される。
【0015】該開口11を覆うようにウインドパネル1
3が配され、該ウインドパネル13の内面端末13aに
は、外側から覗いても、室内PRが見えないだけの遮光
性を有する黒色プリント15が施される。
【0016】該黒色プリント15が施されたウインドパ
ネル13の内面端末13aとアウタパネル1のフランジ
7との間に封入された接着剤17によって、前記ウイン
ドパネル13がサイドパネル5の開口11を覆うように
取り付けられる。
【0017】前記インナパネル3を覆うように、「トリ
ム本体」としてのサイドフィニッシャ31が配され、該
サイドフィニッシャ31の裏面にクリップ座21(図4
参照)を有するクリップ23(図4参照)が係合するこ
とにより、前記インナパネル3にサイドフィニッシャ3
1が取り付けられている。
【0018】該サイドフィニッシャ31の端末部33
は、前記ウインドパネル13の黒色プリント15が施さ
れた上下部位H内に臨むようにして配されている。
【0019】前記ウインドパネル13の黒色プリント1
5に覆われた部位内の内面端末13a側には、前記サイ
ドパネル5が構成されるアウタパネル1の一方のフラン
ジ7の端末7aに「一方」としての鉤部37が係合され
た二股状の係止部材35が黒色プリント15を介在して
接着により支持されている。
【0020】前記サイドフィニッシャ31の端末部33
の裏面33aには、前記係止部材35の「他方」として
のバー39に係合されるリブ41が該裏面33aから離
間した位置に複数突設形成されてなる。
【0021】該リブ41は、板厚1.2ミリで、前記バ
ー39が挿入可能な凹部43が端末部33側に形成さ
れ、ここにおいて、前記「裏面33aから離間した位
置」である該凹部43の下部の凸部45が前記バー39
の下面に圧接する状態で保持される。該凸部45の下側
と鉤部37とは接触していても良いが、離間している方
が組立精度のより要求される前記サイドフィニッシャ3
1の端末部33の上下位置合わせにとって好ましい。
【0022】従って、本実施例によれば、前記ウインド
パネル13に施された黒色プリント15に覆われた部位
内の内面13a側に二股状の係止部材35が支持されて
なるので、外側から覗き込んでも該黒色プリント15に
よって視界が遮られ、該係止部材35は露見されず見栄
えを損なわない。
【0023】また、該係止部材35の二股状の「一方」
である鉤部37が前記アウタパネル1のフランジ7の端
末7aに係合されることで、前記ウインドパネル13の
前記サイドパネル5に対する位置が決まる。
【0024】また、前記サイドフィニッシャ31の端末
部33の裏面33aに突設形成されてなるリブ41の凹
部43に該係止部材35の「他方」であるバー39が挿
入され且つ下側の凸部45が該係止部材35のバー39
の下面に圧接することにより、凸部45の位置が決まる
ので、前記サイドフィニッシャ31の端末部33の位置
が決まるばかりか、前記サイドフィニッシャ31の支持
剛性が安価な手段で向上する。
【0025】位置が正確に形成されるアウタパネル1の
フランジ7の端末7aに前記係止部材35の鉤部37が
係合されることで、前記サイドフィニッシャ31の端末
部33の位置合わせが確実になる。
【0026】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、前記ウインドパネルの黒色プリントに覆わ
れた部位内の内面側に二股状の係止部材が支持されてな
るので、外側から該係止部材は露見されず、見栄えを損
なわない。そして、該係止部材の二股状の一方が、位置
が正確に形成される前記開口縁部のフランジ端末に係合
されることで、前記ウインドパネルの前記車体構造に対
する位置が決まる。そして、前記トリム本体の端末部の
裏面に突設形成されてなるリブの端末に、前記トリム本
体の裏面から離間した位置に形成されてなる凸部が、前
記係止部材の他方の下面に圧接することにより、その位
置が決まるので、前記トリム本体の端末部の位置が決ま
るばかりか、トリム本体の支持剛性が安価な手段で向上
する。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、ウインドパネルを車体構造の開口縁部に
支持させる際に、該ウインドパネルの室内側に支持され
た二股状の係止部材の一方が鉤状部材であるので、外側
からウインドパネルを加圧することにより、開口縁部の
フランジ端末に係合ができることになり、取付作業性が
著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるトリムの断面説明
図である。
【図2】図1の斜視説明図である。
【図3】従来例のトリムの正面説明図である。
【図4】図3のSA−SA線にかかる断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 アウタパネル 3 インナパネル 5 「車体構造」としてのサイドパネル 7,9 「開口縁部」としてのフランジ 7a フランジの端末 11 開口 13 ウインドパネル 13a ウインドパネルの内面端末 15 黒色プリント 17 接着剤 21 クリップ座 23 クリップ 31 「トリム本体」としてのサイドフィニッシャ 33 サイドフィニッシャの端末部 33a サイドフィニッシャの端末部の裏面 35 二股状の係止部材 37 係止部材の「一方」としての鉤部 39 係止部材の「他方」としてのバー 41 リブ 43 凹部 45 凸部 PR 室内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面端末に黒色プリントが施されたウイ
    ンドパネルが車体構造の開口縁部に支持されると共に前
    記ウインドパネルの黒色プリントが施された部位内に端
    末部が臨むようにして配されたトリム本体を有する自動
    車用トリム取付構造において、 前記ウインドパネルの黒色プリントに覆われた部位内の
    内面側には、一方が前記開口縁部のフランジ端末に係合
    された二股状の係止部材が支持され、 前記トリム本体の端末部の裏面には、リブが突設形成さ
    れてなり、 前記トリム本体の端末部側の前記リブ端末には、前記ト
    リム本体の裏面から離間した位置に凸部が形成されてな
    り、 前記凸部が、前記係止部材の他方の下面に圧接する状態
    で保持される ことを特徴とする自動車用トリムの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用トリムの取付
    構造であって、前記二股状の係止部材の一方が鉤状部材である ことを特
    徴とする自動車用トリムの取付構造。
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