JPH04114841U - 車両のステツプ構造 - Google Patents

車両のステツプ構造

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JPH04114841U
JPH04114841U JP2619391U JP2619391U JPH04114841U JP H04114841 U JPH04114841 U JP H04114841U JP 2619391 U JP2619391 U JP 2619391U JP 2619391 U JP2619391 U JP 2619391U JP H04114841 U JPH04114841 U JP H04114841U
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fitting
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slip
vehicle
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康成 小野寺
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日野自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防滑部材の使用量を削減して材料コストを低
減し、また防滑部材のステッププレートへの取付強度の
向上を図る。 【構成】 ステッププレート11の先端部8上側のエッ
ジ部28に長手方向へ延びる嵌合溝30,32を設け、
エッジ部28を外方より被覆し得る防滑部材33の裏面
35に嵌合溝30,32内に嵌入し得る形状の長手方向
へ延びる嵌合突条36,38を設け、前記嵌合突条3
6,38を前記嵌合溝30,32内に嵌入して前記ステ
ッププレート11のエッジ部28に防滑部材33を取り
付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車などの車両への乗降時に使用されるステップ構造に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば全輪駆動車のように乗車位置が高いバン型自動車(車両)では乗員の乗 降のために図3に示すように車体1のドア2の下部に足掛け用のサイドステップ (ステップ)3を設けている。
【0003】 この種のサイドステップ3の考案としては従来、実開昭60−20942号公 報に示されるようなものがあり、これは、図4、図5に示すように、車体1のド ア2の下部のロッカパネル4に、元部5側の上面6に互いに所定間隔離反された 複数個の横長掛止孔7が穿設され、かつ先端部8の裏面側に下方傾斜部9が設け られた車両前後方向10へ長いステッププレート11を多数のボルト12で締着 し、該ステッププレート11の上面6の元部5端から先端部8の裏面側へ折り返 された前記下方傾斜部9までを防滑性を有する軟性合成樹脂からなる厚肉の防滑 シート(防滑部材)13で被覆している。前記下方傾斜部9には互いに所定間隔 離反された複数の掛止孔14が穿設されており、また前記防滑シート13には一 端部15の裏面に前記横長掛止孔7に掛止し得る複数個の横長クリップ16が一 体成形されている一方、他端部17に前記下方傾斜部9の掛止孔14に重合し得 るクリップ孔18が形成され、前記横長掛止孔7に防滑シート13の横長クリッ プ16を、また前記クリップ孔18を介して掛止孔14にクリップ19を各々掛 止することで防滑シート13がステッププレート11に取り付けられている。
【0004】 図中、符号20はロッカパネル4の内側に配置されるステッププレート11の ボルト締着用のプレートを示す。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のステップ構造では、前述したように図4、図5に示す厚肉の 防滑シート13の大きさがステッププレート11の上面6全域を被覆するほどの 大判であるために材料コストが高くなっていた。
【0006】 また、前述したように前記防滑シート13はその両端部15,17を各々横長 クリップ16、クリップ19を介してスポット的にステッププレート11に掛止 されているだけであるため、乗員乗降時に乗員の踏付圧により防滑シート13の 位置ずれが生じて横長クリップ16やクリップ19が横長掛止孔7や掛止孔14 から外れる恐れがあった。
【0007】 本考案は、上記実情に鑑みなされたもので、防滑部材の使用量を削減して材料 コストの低減ができ、また防滑部材のステッププレートへの取付強度の向上を図 ることができる車両のステップ構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車両に取り付けられ且つ先端部上側のエッジ部に長手方向へ延びる 嵌合溝を設けたステッププレートと、前記エッジ部を外方より被覆し得られ且つ 裏面に前記嵌合溝内に嵌入し得る形状の長手方向へ延びる嵌合突条を設けた防滑 部材とを備え、前記嵌合突条を前記嵌合溝内に嵌入して前記ステッププレートの エッジ部に前記防滑部材を取り付けたものである。
【0009】
【作用】
本考案の車両のステップ構造は、嵌合突状を前記嵌合溝内に嵌入してステップ プレートのエッジ部にほぼ該エッジ部のみを被う防滑部材を取り付けることで、 防滑部材の使用量を削減して材料コストの低減ができる。
【0010】 また、乗員が乗降する際に防滑部材を踏み付けても長手方向へ延びる嵌合突状 を同じく長手方向へ延びる嵌合溝内に嵌入してステッププレートと防滑部材とを 堅固に取り付けているため、防滑部材のステッププレートの取付状態に緩みが生 じたり、ずれが生じたりすることがない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】 図中、図3、図4、図5に示すものと同一物には同じ符号を付する。
【0013】 本考案の実施例の車両のステップ構造は、図1に示すように車両内側面が車体 1のフロアパネル21に固定され、かつドア2の下部に配置されたロッカパネル 4の下方に、互いに車両前後方向(図4、図5における符号10方向)に所定間 隔離反され、かつ各元部22が車両の図示しないシャシフレームに固定された一 対のステイ23を車両幅方向24へ突出させて設け、両ステイ23間に、短尺部 25でロッカパネル4と各ステイ23間との隙間を外方から被い、かつ長尺部2 6の先端部が下方へ折曲した側面で各ステイ23の先端面を外方から被うように 配置された断面視して略横L字形の車両前後方向10へ長いステッププレート1 1を複数個のボルト12で締着し、またステッププレート11の先端部8に形成 されたエッジ部28の上面29に長手方向へ延びる断面視して逆スペード形の嵌 合溝30を設け、かつ前記エッジ部28の側面31に長手方向へ延びる断面視し て略C形の嵌合溝32を設ける。
【0014】 前記エッジ部28に取り付けられる断面視して略横L字形の長尺な防滑部材3 3の裏面35において、長尺部34の裏側部分には、前記嵌合溝30内に嵌入し 得る形状を有する長手方向へ延びる嵌合突状36を、また短尺部37の先端側の 裏側部分には前記嵌合溝32内に嵌入し得る形状を有する長手方向へ延びる嵌合 突条38を夫々設け、各嵌合突条36,38を各嵌合溝30,32内に長手方向 にスライドさせて嵌めることにより前記ステッププレート11のエッジ部28に 前記防滑部材33を取り付ける。前記防滑部材33の素材としては、防滑性を有 する例えば天然または合成ゴム、合成樹脂などが採用できる。
【0015】 このように、各嵌合突条36,38を各嵌合溝30,32内に嵌入してステッ ププレート11のエッジ部28にほぼ該エッジ部28のみを被う防滑部材33を 取り付けることで、防滑部材33の使用量を削減して材料コストの低減ができる 。
【0016】 図中、符号39はステッププレート11の長尺部26に押出し成形により成形 された滑り止めのリブ、符号40は嵌合突条38が嵌合溝32より離脱するのを 防止し、かつ防滑部材33の短尺部37の先端面を下方より支持して防滑部材3 3の踏付時における下方ずれを防止するためステッププレート11の側面31の エッジ部28側に設けられたストッパ部を示す。
【0017】 次に、実施例の車両のステップ構造の作用を説明する。
【0018】 車両乗降時、乗員が図1、図2に示す防滑部材33を踏み付けても、長手方向 へ延びる各嵌合突条36,38を同じく長手方向へ延びる各嵌合溝30,32内 に嵌入してステッププレート11と防滑部材33とを堅固に取り付けているため 、防滑部材33とステッププレート11との取付状態に緩みが生じたりずれが生 じたりすることがない。
【0019】 また、防滑部材33の踏付時、防滑部材33には乗員の踏付圧がかかるため該 防滑部材33が下方へ引き連れられて位置ずれが起きたり形くずれが生じたりす る恐れがあるが、ステッププレート11の側面31にストッパ部40を設けるこ とにより、防滑部材33が下方より支持され防滑部材33の踏付時における下方 ずれや形くずれを防止され、防滑部材33のステッププレート11への取付け強 度をより一層向上させ得る。
【0020】 以上、本考案の実施例を説明したが、本考案はこの実施例に限定するものでは なく、要旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本考案に含まれる。
【0021】 例えば、実施例では、二組の嵌合溝−嵌合突条により防滑部材をステッププレ ートへ取り付けているが、必ずしもこれに限定しなくとも例えば一組や三組以上 の嵌合溝−嵌合突条で取り付けても良く、また、嵌合溝の形成位置も例えばステ ッププレートのエッジ部の角に下方傾斜して設けてもよく、この場合は嵌合突条 の形成位置も当然それに対応する位置に設けられる。また、実施例では、サイド ステップを例にとったが、必ずしもこれに限定しなくとも例えばトラックの荷台 乗降用のステップなどにも採用できる。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、長手方向へ延びる嵌合突条を同じく長手方向へ延びる嵌合溝内に嵌 入してステッププレートと防滑部材とを堅固に取り付けているため、防滑部材の ステッププレートへの取付強度の向上を図ることができるという効果が得られ、 また嵌合突条を前記嵌合溝内に嵌入してステッププレートのエッジ部にほぼ該エ ッジ部のみを被う防滑部材を取り付けることで、防滑部材の使用量を削減して材 料コストの低減ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の車両のステップ構造の全体図
である。
【図2】図1のII部拡大図である。
【図3】従来のフランジ付部材の連結構造が採用された
自動車の斜視図である。
【図4】従来のフランジ付部材の連結構造の分解拡大斜
視図である。
【図5】従来のフランジ付部材の連結構造の全体斜視図
である。
【符号の説明】
1 車体 8 先端部 11 ステッププレート 28 エッジ部 30,32 嵌合溝 33 防滑部材 35 裏面 36,38 嵌合突条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取り付けられ且つ先端部上側のエ
    ッジ部に長手方向へ延びる嵌合溝を設けたステッププレ
    ートと、前記エッジ部を外方より被覆し得られ且つ裏面
    に前記嵌合溝内に嵌入し得る形状の長手方向へ延びる嵌
    合突条を設けた防滑部材とを備え、前記嵌合突条を前記
    嵌合溝内に嵌入して前記ステッププレートのエッジ部に
    前記防滑部材を取り付けて成ることを特徴とする車両の
    ステップ構造。
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JPS6317718U (ja) * 1986-07-18 1988-02-05
JPS6394055U (ja) * 1986-12-04 1988-06-17

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