JPH04112480U - 横型コネクタ構造 - Google Patents

横型コネクタ構造

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JPH04112480U
JPH04112480U JP2335191U JP2335191U JPH04112480U JP H04112480 U JPH04112480 U JP H04112480U JP 2335191 U JP2335191 U JP 2335191U JP 2335191 U JP2335191 U JP 2335191U JP H04112480 U JPH04112480 U JP H04112480U
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terminal
cable
housing
movable piece
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Application number
JP2335191U
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English (en)
Inventor
隆一 高安
Original Assignee
ヒロセ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板に実装される横型コネクタ構造ににおい
て、ハウジングや端子等の金型を別に作る必要がなく、
従って費用や工期が余分にかからず、しかも端子を組み
替えるだけでケーブルの上下面のどちら側でも端子との
接触面を設けることができる横型コネクタ構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 端子14の一端側に、ケーブル21との接点
31を中心側に形成した対称の可撓な接触片30を設
け、他端側に基板22との固着部28を形成し、可動片
18の先端に端子14を押し広げて固定する傾斜部26
と平行部27を設けることにより、同じハウジング12
や端子14等を使用して端子14を組み替えるだけで、
ケーブル21の上下面のどちら側でも端子14との接触
面を設けることができる優れた横型コネクタ構造を実現
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は横型コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来の横型コネクタ構造について説明する。
【0003】 図13及び図14は従来の横型コネクタ構造の断面を示すものである。図13 において、1はコネクタ組立体である。2はハウジングであり、開孔2aを備え 、この開孔2aには多数の端子3が挿入されている。端子3は一端に固着部3a を形成して基板6に固着されており、他端は二股状の腕3bを形成し、その一方 の腕3bの先端には突起3cが形成されている。また、4は可動片であり、端子 3の方向に突出する固定片4aを備え、この固定片4aは傾斜部4bと平行部4 cとからなり端子3とケーブル5を固定する。
【0004】 以上のように構成された横型コネクタ構造について、以下その動作について説 明する。まず、図13(イ)においてハウジング2の端子3と反対の方向から端 子3の二股状の腕3bの間にケーブル5を挿入する。さらに、ケーブル5と同じ 方向から可動片4をケーブル5の下面に挿入すると、ケーブル5が可動片4の固 定片4aの先端の傾斜部4bに押し上げられて腕3bの突起3cに押し付けられ る。可動片4をさらに挿入すると、図13(ロ)に示すようにケーブル5と腕3 bが固定片4aの平行部4cに押し上げられてケーブル5が腕3bと密着して固 定片4aに固定されて電気的に接続される。
【0005】 また、図14のコネクタ組立体10は図13のコネクタ組立体1と上下対称の 構成であり、図13と同部品には同符号を付してある。そして、その動作も上下 対称であって、図14(イ)に示すように挿入されたケーブル5の上面に可動片 4を挿入すると、ケーブル5が可動片4の固定片4aの先端の傾斜部4bに押し 下げられて腕3bの突起3cに押し付けられる。可動片4をさらに挿入すると、 図14(ロ)に示すようにケーブル5と腕3bが固定片4aの平行部4cに押し 下げられてケーブル5が腕3bと密着して固定片4aに固定され電気的に接続さ れる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような従来の構成では、ケーブル5と端子3との接触面が ケーブル5の上面のものには図13のコネクタ組立体1が必要であり、ケーブル 5と端子3との接触面がケーブル5の下面のものには図14のコネクタ組立体1 0が必要であった。即ち、コネクタの実装状態に応じて別々のコネクタを準備す る必要があり、ハウジング2や端子3等の金型を別に作るための費用や工期が余 分にかかるという問題点を有していた。
【0007】 本考案は上記従来の問題点を解決するものであり、ハウジングや端子等の金型 を別に作る必要がなく、従って費用や工期が余分にかからず、しかも端子を組み 替えるだけでケーブルの上下面のどちら側でも端子との接触面を設けることがで きる横型コネクタ構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の横型コネクタ構造は、ハウジングに挿入さ れて基板とケーブルに接触する端子と、ハウジングに挿入されてケーブルと端子 を固定する可動片とを備える横型コネクタ構造において、端子の一端側に、ケー ブルとの接点を中心側に形成した対称の可撓な接触片を設け、他端側に基板に固 着する固着部を形成し、可動片の先端に端子を押し広げる傾斜部と端子とケーブ ルを固定する平行部を設けた構成を有している。
【0009】
【作用】
この構成によって、端子の固着部を基板側に向けてハウジングに挿入して固着 部を基板に固着する。次いで端子の一端側から上側の接触片に沿うようにケーブ ルを挿入し、同じ方向から可動片の傾斜部を下向きにして挿入し、さらにこの可 動片を押し込むと可動片の傾斜部によって端子の接触片が押し広げられ、平行部 によって端子とケーブルが固定される。この時、端子の先端の接点がケーブルの 上面に位置している。
【0010】 また、ハウジングの上下面が逆に基板に接している場合でも、端子の上下を入 れ替えて挿入し、ケーブルを端子の下側の接触片に沿うように挿入して可動片の 傾斜部を上向きにして挿入すると、上記と同様な作用によって端子とケーブルを 固定することができる。この時、端子の先端の接点はケーブルの下面に位置して いる。即ち、同じハウジングを使用しても端子を入れ替えるだけで端子の接点は ケーブルの上下面のどちらでも選ぶことが出来る。
【0011】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0012】 図1は本考案の係る横型コネクタ構造の底面図、図2は同正面図、図3は同側 面図である。図1において、11はコネクタ組立体、12はハウジング、14は 端子、18は可動片である。
【0013】 ハウジング12の前面には後述する端子挿入孔13が穿設されていて、この端 子挿入孔13には端子14が挿入されており、図3に示すように端子14の一端 の固着部28が基板22に固着されている。また、後述するようにハウジング1 2の背面からケーブル21を挿入し、さらに同じ方向から可動片18を挿入する ことによってケーブル21が端子14に接触する構成となっている。
【0014】 また、ハウジング12の前面の両端部には切欠部15が形成されていて、この 切欠部15には補強金具16が取付けられており、その一片が基板22に接触し ている。
【0015】 ハウジング12は図4乃至図6に示すように、その前面のほぼ全長に亘って多 数の端子挿入孔13が穿設されていて、この端子挿入孔13の内面の中心位置に は端子14を固定するための固定部23が突設されている。ハウジング12の両 端部には可動片18を挿入する可動片挿入部20が開口している。
【0016】 可動片18は図7に示すように、その両端部には前記ハウジング12の可動片 挿入部20に挿入する爪19を備え、その中間部分には図8に示すようにハウジ ング12の背面から挿入されてケーブル21と端子14を固定する固定片25が 突設されていて、この固定片25には傾斜部26と平行部27が形成されている 。
【0017】 端子14は図9に示すように、一端部には基板22に固着される固着部28が 突設されており、中央部分の中心位置にはハウジング12の固定部23に嵌合す る嵌合溝29が設けられている。また、端子14の他端部にはケーブル21との 接点31を備える可撓の接触片30が中心線Cを中心として対称に形成されてい る。
【0018】 以上のように構成された横型コネクタ構造について、図面を用いてその動作を 説明する。図9は図2のA−A線に沿う可動片18挿入時における断面図であり 、図10は同可動片18挿入後における断面図である。
【0019】 図9に示すように、ハウジング12の端子挿入孔13に端子14の固着部28 を基板22側に向けて挿入し、ハウジング12の内部の固定部23に端子14の 中央部分の嵌合溝29を嵌合させると端子14の一端の固着部28の下面が基板 22と同一平面になり、予めペースト状の半田を塗布してある基板22の固着面 に端子14の固着部28が固着される。
【0020】 そして、ケーブル21をハウジング12の背面から挿入し、同じ方向から可動 片18の傾斜部26を下向きにしてケーブル21の下面に挿入し、可動片18の 固定片25の内面がケーブル21に沿うようにする。さらにこの可動片18を押 し込むと可動片18の傾斜部26によって端子14の接触片30が押し広げられ 、図10に示すように、接点31が平行部27に乗りあげてから可動片18の係 止面24がハウジング12の端面32に当接すると端子14とケーブル21がハ ウジング12に固定される。この時、端子14の先端の接点31はケーブル21 の上面に位置している。
【0021】 次に、ハウジング12の上下面が逆に基板22に接する場合の動作について、 図11および図12を参照しながら説明する。図11は可動片18挿入時におけ る断面図であり、図11は同可動片18挿入後における断面図である。また、こ れらは前記図9および図10と同符号のついた同じ部品で構成されていて、ハウ ジング12と端子14の位置関係が異なるのみである。
【0022】 図11に示すように、ハウジング12の端子挿入孔13に端子14の固着部2 8を基板22側に向けて挿入し、ハウジング12の内部の固定部23に端子14 の中央部分の嵌合溝29を嵌合させると端子14の一端の固着部28の下面が基 板22と同一平面になり、予めペースト状の半田を塗布してある基板22の固着 面に端子14の固着部28が固着される。
【0023】 そして、ケーブル21をハウジング12の背面から挿入し、同じ方向から可動 片18の傾斜部26を上向きにしてケーブル21の上面に挿入し、可動片18の 固定片25の内面がケーブル21に沿うようにする。さらにこの可動片18を押 し込むと可動片18の傾斜部26によって端子14の接触片30が押し広げられ 、図12に示すように、接点31が平行部27に乗りあげてから可動片18の係 止面24がハウジング12の端面32に当接すると端子14とケーブル21がハ ウジング12に固定される。この時、端子14の先端の接点31がケーブル21 の下面に位置している。
【0024】 以上のように本実施例によれば、端子14の一端側に、ケーブル21との接点 31を中心側に形成した対称の可撓な接触片30を設け、他端側に基板22を固 着する固着部28を形成し、可動片18の先端に端子14を押し広げる傾斜部2 6と端子14とケーブル21を固定する平行部27を設けることにより、同じハ ウジング12や端子14等を使用して端子14を組み替えるだけでケーブル21 の上下面のどちら側でも端子14との接触面を設けることができる。従って、ハ ウジングや端子等の金型を別に作る必要がなく、費用や工期が余分にかあかるこ とがない。
【0025】
【考案の効果】
以上のように本考案は、端子の一端側に、ケーブルとの接点を中心側に形成し た対称の可撓な接触片を設け、他端側に基板に固着する固着部を形成し、可動片 の先端に端子を押し広げる傾斜部と端子とケーブルを固定する平行部を設けたこ とにより、同じハウジングや端子等を使用して端子を組み替えるだけで、ケーブ ルの上下面のどちら側でも端子との接触面を設けることができる優れた横型コネ クタ構造を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における横型コネクタ構造の底
面図である。
【図2】同実施例における横型コネクタ構造の正面図で
ある。
【図3】同実施例における横型コネクタ構造の側面図で
ある。
【図4】同実施例におけるハウジングの正面図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図4のD−D線に沿う断面図である。
【図7】同実施例における可動片の底面図である。
【図8】図7のE−E線に沿う断面図である。
【図9】図2のA−A線に沿う可動片挿入時における断
面図である。
【図10】図2のA−A線に沿う可動片挿入後における
断面図である。
【図11】ハウジング反転時の図2のA−A線に沿う可
動片挿入時における断面図である。
【図12】ハウジング反転時の図2のA−A線に沿う可
動片挿入後における断面図である。
【図13】従来の横型コネクタ構造の可動片挿入時にお
ける断面図である。
【図14】従来の横型コネクタ構造の可動片挿入後にお
ける断面図である。
【符号の説明】
11 コネクタ組立体 12 ハウジング 14 端子 18 可動片 21 ケーブル 22 基板 23 固定部 26 傾斜部 27 平行部 28 固着部 29 嵌合溝 30 接触片 31 接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに挿入されて基板とケーブル
    に接触する端子と、ハウジングに挿入されてケーブルと
    端子を固定する可動片とを備える横型コネクタ構造にお
    いて、端子の一端側に、ケーブルとの接点を中心側に形
    成した対称の可撓な接触片を設け、他端側に基板に固着
    する固着部を形成し、可動片の先端に端子を押し広げる
    傾斜部と端子とケーブルを固定する平行部を設けたこと
    を特徴とする横型コネクタ構造。
JP2335191U 1991-03-18 1991-03-18 横型コネクタ構造 Pending JPH04112480U (ja)

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JP2335191U JPH04112480U (ja) 1991-03-18 1991-03-18 横型コネクタ構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056759U (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 日本航空電子工業株式会社 Fpc接続用コネクタ
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