JP3761425B2 - コネクタ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基端側にジャック又はプラグに対する接続端部が形成されたカバー体を備え、前記カバー体が、基板の縁部に形成された接続部を内挿する状態で、前記基板の縁部に取付可能に構成され、前記ジャック又はプラグの端子と前記接続部に形成された端子ランドとを直接接触させて電気的接続するためのコネクタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の薄形化に伴い、プリント基板の表面に実装される面実装用部品の需要が増えており、電源ジャック等のプリント基板に実装される各種コネクタは、回路素子等の他の面実装用部品の薄形化と相まって一層の薄形化の要請がある。
【0003】
このような状況を背景として、上記のようなコネクタ構造のように、基板に上記端子ランドを形成した接続部を設けると共に、上記ジャック又はプラグに対して脱着可能に構成された樹脂製のカバー体を上記接続部を内挿するように基板に取付け、ジャック又はプラグの端子を、直接基板に形成された端子ランドに接触させて、電気的接続を確保するように構成されたコネクタ構造が考案されている(例えば、実開平1−161583号公報)。
【0004】
このようなコネクタ構造は、ジャック又はプラグの端子と基板の端子ランドとを直接電気的接続するので、端子と端子ランドとの電気的接続を中継するための接触子や、それを保持する保持部材等の部品を省略することができ、さらに、それらの部品の製作及び組立て及び半田付け作業をも省略することができ、容易に低コスト及び小型化を図ることができる。
また、このコネクタ構造において、カバー体の基板に対する抜けを防止するために、カバー体の他端側、言換えれば奥側には、基板に穿設された孔に嵌入する突起部が設けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのようなコネクタ構造は、ジャック又はプラグの抜き差し時に、あらゆる方向から応力を受けるので、この応力により、カバー部材又はそれを基板に接続するための突起部の破損、及び基板の端子ランドを形成した接続部の破損等が懸念され、このことは、従来のような面実装用コネクタにおいて、更なる薄形化における制限となる。
従って、本発明は、上記の事情に鑑みて、更なる薄形化を行なっても、上記こじりに対して充分な強度を発揮することができるコネクタ構造を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成1〕
本発明に係るコネクタ構造は、請求項1に記載したごとく、基端側にジャック又はプラグに対する接続端部が形成されたカバー体を備え、前記カバー体が、基板の縁部に形成された接続部を内挿する状態で、前記基板の縁部に取付可能に構成され、前記ジャック又はプラグの端子と前記接続部に形成された端子ランドとを直接接触させて電気的接続するためのコネクタ構造であって、
前記カバー体が金属製で筒状形状を有すると共に、前記カバー体の左右両側面に、前記基板に形成された半田取付ランドに載置され半田固定される左右一対の固定片を設け、前記固定片には前記半田取付ランドに形成された穴に挿入されるリブを形成してあり、前記カバー体の基端側とは反対側の端部側の内面と、前記接続部の外表面との間にスペーサを有する点を特徴とする。
【0007】
〔作用効果〕
本構成のコネクタ構造によれば、ジャック又はプラグが抜き差しされる接続端部が形成されたカバー体を、金属製とすると共に、その金属カバー体に、上記固定片を一体形成してあるので、基板の上下方向における高さをできるだけ小さくしながらも、ジャック又はプラグの抜き差し時に掛かる応力(こじり)に対して充分な強度を発揮して、さらに、このこじりによる金属カバー体の基板に対するがたつきを抑制して、ジャック又はプラグの端子と、前記基板の接続部に形成された端子ランドとの直接的な接触を良好に維持することができる。
【0008】
さらに、金属製のカバー体に設けられた固定片が基板の半田取付ランドに載置され、固定片に形成されたリブが半田取付ランドに形成された穴に挿入された状態で、前記固定片が半田取付ランドに半田固定されることで、特にジャック又はプラグの抜き差し方向において、カバー体の位置を確実に固定することができ、さらに、このような半田付けによる固定は、ネジによる固定等よりも所要高さが小さいので、コネクタ構造の薄形化の制限となることがない。
従って、更なる薄形化を行なっても、金属製のカバー体に設けられた固定片により、上記こじりに対して充分な強度を発揮することができるコネクタ構造を実現することができる。
【0009】
また、絶縁体製等からなる上記スペーサを設けることで、カバー体と基板の接続部との隙間を埋めて、夫々の上下方向における相対位置を良好に維持することができ、カバー体を上記上下方向において充分に保持することができる。さらに、上記スペーサにより、カバー体内部と、その奥の基板側とが隔離されるため、カバー体内部から基板側への異物の進入を良好に阻止することができる。
【0010】
〔構成2〕
本発明に係るコネクタ構造は、請求項2に記載したごとく、上記構成1に記載のコネクタ構造の構成に加えて、前記カバー体の左右両側面の、前記接続端部の反対側である他端側に、前記基板を上下から挟持する挟持片を設けてあることが好ましい。
【0011】
〔作用効果〕
本構成のコネクタ構造によれば、基板を上下から挟持する上記挟持片が、高い強度を有する金属製のカバー体に一体形成されているので、基板の上下方向における高さが小さい挟持片でも、上記こじりにより発生する応力に対して充分な強度を発揮することができ、カバー体を上記上下方向において充分に保持することができ、一層の薄形化を進めても、上記こじりに対する充分な強度を維持することができる。
【0012】
また、このような挟持片は、カバー体の、接続端部の反対側である他端側に設けて、基板に対するカバー体の保持を一層強固なものとすることができる。
さらに、挟持片を、基板が挿入されるにつれて上下間隔が狭くなるように形成することができる。即ち、挟持片に基板の縁部等を挿入する初期においては、挟持片の上下間隔が大きいので基板を挿入し易く、そして、基板を挟持片に挿入するほど、挟持片の上下間隔が狭くなり、好ましくは、金属カバー体を基板に取り付けたときには、挟持片が基板に噛み込むことで、金属カバー体の基板に対する保持を一層強固にすることができる。
さらにまた、上記挟持片の基板への挿入端部を面取することで、基板の挟持片への挿入を容易にすることができる。
【0013】
〔構成3〕
本発明に係るコネクタ構造は、請求項3に記載したごとく、上記構成1又は2のコネクタ構造の構成に加えて、前記カバー体の他端側に、前記接続部が挿入されるスリットが形成された底部を設けてあることを特徴とする。
【0014】
〔作用効果〕
本構成のごとく、金属製のカバー体を、上記底部を有する筒状等として形成することで、上記底部に形成されたスリットに、少なくとも基板の接続部が挿入され、そのスリットの上下辺によりその基板を上下から挟持することで、カバー体を上記上下方向において充分に保持することができる。さらに、上記底部により、カバー体内部と、その奥の基板側とが隔離されるため、カバー体内部から基板側への異物の進入を良好に阻止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係るコネクタ構造の第1の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
尚、図1はコネクタ構造の分解斜視図、図2は図1に示すコネクタ構造の平面図、図3は図1に示すコネクタ構造の側断面図、図4は図1に示すコネクタ構造の立面図であり、図5は、図1に示すコネクタ構造に設けられるスペーサの図である。
【0016】
図1〜図5に示す本発明に係るコネクタ構造は、特に図1(イ)に示すように、基端側に図示しないジャック又はプラグに対する接続端部21が形成されたカバー体20を備え、このカバー体20が、プリント基板10の縁部に形成された接続部11を内挿する状態で、プリント基板10の縁部に取付可能に構成されている。そして、特に図1(ロ)に示すように、プリント基板10の接続部11の上面及び下面には、夫々端子ランド11aが形成されており、接続端部21から挿入される上記ジャック又はプラグの端子は、この端子ランド11aに直接接触して電気的接続が維持される。よって、このようなコネクタ構造は、ジャック又はプラグの端子と端子ランド11aとの電気的接続を中継するための接触子や、それを保持する保持部材等の部品を省略することができ、容易に低コスト及び小型化を図ることができる。
【0017】
上記接続部11は、プリント基板10の縁部に形成された2つの溝部12間に形成された凸状の部分であって、夫々の溝部12は、互いに平行で、プリント基板10の縁部に対する垂直方向を長手軸とした溝として形成されている。
【0018】
カバー体20のプリント基板10の縁部に沿った方向における幅a1は、上記両溝部12の最も外側の壁間の幅a2とほぼ同じ寸法である。よって、カバー体20は、プリント基板10に取付けられるときに、カバー体20の左右両側壁を上記両溝部12内に挿入させ、さらに、そのカバー体20の左右両側壁は、その両溝部12の最外壁に接当するので、カバー体20の左右方向における位置を固定することができる。
【0019】
カバー体20は、金属製の板材を折り曲げ加工により加工した略筒状の部材であり、金属カバー体40の上面には、接続端部21から挿入されたジャック又はプラグを固定するための押え部27が形成されている。
【0020】
カバー体20の左右両側面には、プリント基板10の両溝部12の両側方側上面に形成された一対の半田取付ランド15に載置されて、半田取付ランド15に半田付けにより固定される左右一対の固定片23が設けられている。よって、固定片23と半田取付ランド15との接続部には、高さ方向において比較的スペースを要しない半田部Hが形成されることになる。
【0021】
この固定片23は、金属製のカバー体20を構成する金属製の板の一部を折り曲げて形成された翼状片であり、カバー体20と一体で形成されているので、固定片23とカバー体20とを接続するための高さ方向のスペースが不必要であり、この固定片23がコネクタ構造の薄形化の制限となることはない。
【0022】
また、カバー体20に一体で形成された固定片23は、カバー体20に対してがたつくことがなく、さらに、固定片23がプリント基板10の半田取付ランド15に半田付けにより固定されることで、ジャック又はプラグの抜き差し方向、言換えればカバー体20のプリント基板10への挿入方向において、カバー体20の位置を確実に固定することができる。
【0023】
さらに、カバー体20の左右両側面の、上記接続端部21の反対側である他端側には、プリント基板10を上下から挟持する挟持片24が設けられている。
【0024】
即ち、この挟持片24は、略筒状のカバー体20の前方の端部、言換えれば接続部11の根元側に対する端部の左右両側面に形成された溝24aにより構成されており、カバー体20がプリント基板10に取付けられたときに、プリント基板10の縁部が、溝24aの底にその縁部が接当するまで、上記カバー体20の両側壁の溝部12への挿入方向に沿って、溝24a内に挿入されることになる。
【0025】
さらに、筒状のカバー体20の前方部には、特に図3に示すように、金属性の板を折り曲げて形成された底部20aが設けられており、その底部20aには、左右両側面の溝24a間に渡ってスリット20bが形成されており、そのスリット20bにプリント基板10の接続部11が挿入される。
【0026】
そして、このような挟持片24によりプリント基板10を上下方向から挟持すると共に、スリット20bに接続部11を挿入することで、カバー体20のプリント基板10に対する上下方向のがたつきを抑制することができる。
【0027】
さらに、挟持片24は、金属製のカバー体20と一体で形成されているので高強度であり、カバー体20の高さを小さくしても、ジャック又はプラグの抜き差し時のこじりにより発生する不意の応力に対しても、充分な強度を発揮することができる。
【0028】
また、挟持片24の溝24aは、その上下に形成された互いに平行である辺24bにより、プリント基板10を上下方向から挟持するように形成されており、プリント基板10に対して線で接触するので、カバー体20とプリント基板10との間に発生する応力は、その辺に渡って分散され、プリント基板10の応力集中による破損等を防ぐことができる。
【0029】
さらに、溝24aの、プリント基板10が挿入される挿入端部には、面取りされた面取り部24cが形成されているので、プリント基板10の溝24aへの挿入を容易に行うことができる。
【0030】
カバー体20の他端側つまり前方側の内面と、接続部11の外表面との間には、図5に示すような、絶縁体であるモールド樹脂製又はフェノール樹脂製等のスペーサ30が、カバー体20に形成されたスペーサ押え部31により接続部11側に押さえつけられる状態で設けられており、そのスペーサ30は、カバー体20とプリント基板10の接続部11との隙間を埋めるので、カバー体20のプリント基板10に対する上下方向における相対位置を良好に維持させることができる。さらに、上記スペーサ30により、カバー体20内部と、その奥のプリント基板10側とが隔離し、カバー体20内部からプリント基板10側への異物の進入を良好に阻止することができる。
【0031】
次に、コネクタ構造の第2の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
尚、図6はコネクタ構造の分解斜視図、図7は図6に示すコネクタ構造の側断面図、図8は図6に示すコネクタ構造の平面図、図9は図6に示すコネクタ構造の立面図である。
このコネクタ構造は、上記図1に示すコネクタ構造におけるカバー体20を更に薄形にしたものである。
即ち、カバー体20の内部の底面は、プリント基板10の接続部11の底面と接触しているので、カバー体20のプリント基板10の下方に突出する高さは、カバー体20を構成する金属製の板の厚さ分だけである。
さらに、ジャック又はプラグの抜き差し時のこじりにより発生する不意の応力は、上記挟持片24及びスリット20b及び上記カバー体20と接続部11との接触部において広範囲に分散することになるので、その応力に対して充分な強度を発揮することができる。
【0032】
また、上記第1の実施の形態と同様に、図7に示すように、カバー体20の他端側つまり前方側の内面と、接続部11の外表面との間には、スペーサ30が設けられている。
【0033】
上記図1及び図6に示すコネクタ構造において、上記固定片23をカバー体20の左右両側面に一個ずつ設けたが、別にカバー体20の左右両側面に複数個ずつ固定片23を設けても構わない。
また、このように固定片23を複数個ずつ設けるなどして、カバー体20をプリント基板10に対して充分に固定できる場合は、上記挟持片24やスペーサ30を省略することもできる。
【0034】
また、挟持片24の辺24bと、溝24aに嵌入するプリント基板10とを、半田付けにより固定しても構わない。
【0035】
さらに、このような挟持片24の溝24aをプリント基板10が挿入されるにつれて上下間隔が狭くなるテーパ形状に形成することもできる。
即ち、溝24aを、このようなテーパ形状の溝とすることで、挟持片24にプリント基板10を挿入する初期においては、溝24aのプリント基板10に対する上下間隔が大きいのでプリント基板10の挿入を容易にし、さらに、プリント基板10を挟持片24に挿入するほど、溝24aのプリント基板10に対する上下間隔が狭くなり、さらに、カバー体20のプリント基板10への取付が完了したときには、挟持片24がプリント基板10に噛み込むことで、カバー体20のプリント基板10に対する保持を一層強固にすることができる。
【0036】
次に、コネクタ構造の第3の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
尚、図10はコネクタ構造の分解斜視図、図11は図10に示すコネクタ構造の側断面図、図12は図10に示すコネクタ構造の平面図、図13は図10に示すコネクタ構造の立面図である。
【0037】
図10〜図13に示す本発明に係るコネクタ構造は、これまで説明してきた実施の形態と同様に、基端側に図示しないジャック又はプラグに対する接続端部121が形成されたカバー体120を備え、このカバー体120が、プリント基板110の縁部に形成された接続部111を内挿する状態で、プリント基板110の縁部に取付可能に構成されている。そして、プリント基板110の接続部111の上面及び下面には、夫々端子ランド111aが形成されており、接続端部121から挿入される上記ジャック又はプラグの端子は、この端子ランド111aに直接接触して電気的接続が維持される。よって、このようなコネクタ構造は、ジャック又はプラグの端子と端子ランド111aとの電気的接続を中継するための接触子や、それを保持する保持部材等の部品を省略することができ、容易に低コスト及び小型化を図ることができる。
【0038】
上記接続部111は、プリント基板10の縁部に形成された2つの溝部112間に形成されるものであって、夫々の溝部112は、互いに平行で、プリント基板10の縁部に対する垂直方向を長手軸とした溝として形成されている。
【0039】
カバー体120のプリント基板110の縁部に沿った方向における幅a1は、上記両溝部12の最も外側の壁間の幅a2とほぼ同じ寸法である。よって、カバー体120は、プリント基板110に取付けられるときに、カバー体120の左右両側壁を上記両溝部112内に挿入させ、さらに、そのカバー体120の左右両側壁は、その両溝部112の最外壁に接当するので、カバー体120の左右方向における位置を固定することができる。
【0040】
カバー体120は、金属製の板材を折り曲げ加工により加工した略筒状の部材であり、金属カバー体140の上面には、接続端部21から挿入されたジャック又はプラグを固定するための押え部127が形成されている。
【0041】
カバー体120の左右両側面には、プリント基板10の両溝部12の両側方側上面に形成された一対の半田取付ランド115に載置され、半田取付ランド15に半田付けにより固定される左右一対の固定片123が設けられている。さらに、固定片123には、半田取付ランド115に形成された孔115aに挿入されるリブ123aが形成されている。
よって、固定片123と半田取付ランド115との接続部には、高さ方向において比較的スペースを要しない半田部Hが形成されることになる。
【0042】
また、カバー体120の前方の左右両側面には、プリント基板110が内挿される溝126が夫々形成されており、その上部の辺には、プリント基板110に形成された一対の半田取付ランド116に形成された孔116aに挿入されるリブ125が夫々設けられ、そのリブ125が孔116aに挿入されて、カバー体120の溝126の上部の辺が半田取付ランド116に半田付けにより固定される。
【0043】
この固定片123及びリブ125は、金属製のカバー体120を構成する金属製の板の一部で形成されたものであり、カバー体120と一体で形成されているので、カバー体120の薄形化の制限となることはない。
【0044】
また、カバー体120に一体で形成された固定片123及びリブ125は、カバー体120に対してがたつくことがなく、さらに、固定片123及びリブ116がプリント基板110の半田取付ランド115,116に半田付けにより固定されることで、ジャック又はプラグの抜き差し方向、言換えればカバー体120のプリント基板110への挿入方向において、カバー体120の位置を確実に固定することができる。
【0045】
さらに、上記リブ125は、固定片123と同様に、カバー体120を構成する金属製の板を翼状に形成した片に形成しても構わない。
【0046】
また、図14に示すように、上記第3の実施の形態のコネクタ構造において、カバー体120の底面が、プリント基板110の接続部111の奥側に延出しないように、カバー体120を形成しても構わない。
また、このようにカバー体120を構成した場合において設けられるスペーサ32は、図15にも示すように、プリント基板110の接続部の上面と、カバー体20の上方の内面との間の空間を塞ぐように形成され、小型のものが使用される。
【0047】
上記実施の形態において、接続部11,111を、プリント基板10,110の縁部に形成された2つの溝部12,112間に形成された凸状の部分としたが、別に、溝部12,112をプリント基板10,110に設けず、接続部11,111をプリント基板10,110の縁部から外側に突出した突出部として形成しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ構造の第1の実施の形態を示す斜視図
【図2】図1に示すコネクタ構造の平面図
【図3】図1に示すコネクタ構造の側断面図
【図4】図1に示すコネクタ構造の立面図
【図5】スペーサを示す図
【図6】本発明に係るコネクタ構造の第2の実施の形態を示す斜視図
【図7】図1に示すコネクタ構造の側断面図
【図8】図1に示すコネクタ構造の平面図
【図9】図1に示すコネクタ構造の立面図
【図10】本発明に係るコネクタ構造の第3の実施の形態を示す斜視図
【図11】図1に示すコネクタ構造の側断面図
【図12】図1に示すコネクタ構造の平面図
【図13】図1に示すコネクタ構造の立面図
【図14】図13に示すコネクタ構造の別の実施の形態を示すコネクタ構造の側面図
【図15】図14に示すコネクタ構造に設けられるスペーサを示す図
【符号の説明】
10 基板
11 接続部
11a 端子ランド
12 溝部
15 半田取付ランド
20 カバー体
21 接続端部
23 固定片
24 挟持片
30 スペーサ

Claims (3)

  1. 基端側にジャック又はプラグに対する接続端部が形成されたカバー体を備え、前記カバー体が、基板の縁部に形成された接続部を内挿する状態で、前記基板の縁部に取付可能に構成され、前記ジャック又はプラグの端子と前記接続部に形成された端子ランドとを直接接触させて電気的接続するためのコネクタ構造であって、
    前記カバー体が金属製で筒状形状を有すると共に、前記カバー体の左右両側面に、前記基板に形成された半田取付ランドに載置され半田固定される左右一対の固定片を設け、前記固定片には前記半田取付ランドに形成された穴に挿入されるリブを形成してあり、前記カバー体の基端側とは反対側の端部側の内面と、前記接続部の外表面との間にスペーサを有するコネクタ構造。
  2. 前記カバー体の左右両側面の、前記接続端部の反対側である他端側に、前記基板を上下から挟持する挟持片を設けてある請求項1に記載のコネクタ構造。
  3. 前記カバー体の前記接続端部の反対側である他端側に、前記接続部が挿入されるスリットが形成された底部を設けてある請求項1又は2に記載のコネクタ構造。
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