JPH0140148Y2 - - Google Patents

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JPH0140148Y2
JPH0140148Y2 JP1985015183U JP1518385U JPH0140148Y2 JP H0140148 Y2 JPH0140148 Y2 JP H0140148Y2 JP 1985015183 U JP1985015183 U JP 1985015183U JP 1518385 U JP1518385 U JP 1518385U JP H0140148 Y2 JPH0140148 Y2 JP H0140148Y2
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plug
fixed terminal
socket
terminal
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JPS61131088U (ja
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はコネクタに係り、特にビデオ・オー
デイオなどの電気機器に使用されて二枚のプリン
ト基板を相互に接続する、いわゆるボード・ツ
ウ・ボードコネクタに関する。
(ロ) 従来技術 従来、この種コネクタは、ソケツトを取り付け
たプリント基板と、プラグを取り付けたプリント
基板とを平行方向あるいは直交方向に組み付け配
置して、双方の接続端子を電気的に接続してい
た。この状態において双方は固定状態にありプリ
ント基板に配設された回路の配線状態をチエツク
したり不良パーツを交換するなどのメンテナンス
が非常に困難であるという欠点があつた。そこで
本考案者は先に揺動自在のコネクタを提案してい
る(実願昭59−1413375号)。
しかしながら前記提案された揺動自在のコネク
タはソケツトへのプラグ挿通方向が固定、即ち、
プラグの上下面を逆にすればソケツトに挿通でき
ない構造となつている。そのため接続されるプリ
ント基板の銅箔面の位置を任意に選択することが
できず、使用法が限定されるという不都合があ
る。
(ハ) 目的 この考案は二枚のプリント基板を揺動自在に接
続すると共に、接続されるプリント基板の銅箔面
を任意に選択することができるコネクタを提供す
ることを目的としている。
(ニ) 構成 この考案に係るコネクタは、プラグ挿入凹部の
両端部にプラグを揺動自在に支持する支持機構を
備えたソケツト枠体と、プラグの揺動中心側に向
う付勢力が与えられると共に、前記揺動中心から
遠ざかる方向に変位可能に支持されたコンタクト
接片とを備えたソケツトと、 少なくとも前記コンタクト接片と当接する先端
部が揺動中心を通るプラグ挿通方向の基準線に対
し対称形となるように折り曲げられた固定端子
と、前記固定端子を所定間隔で支持し、両端部に
前記ソケツトの支持機構に係合する係止部が形成
されたプラグ枠体とを備えたプラグとからなるこ
とを特徴としている。
(ホ) 実施例 第1図はこの考案の一実施例に係るコネクタの
ソケツトの構成を示す説明図であり、同図aはプ
ラグ挿入凹部のある側から正面視した状態を示す
説明図、同図bは同図aのA−A断面を示してい
る。
同図において、1は絶縁性合成樹脂で一体に成
型されてなるソケツト枠体である。このソケツト
枠体1は略直方体状で、その正面および上面が開
口されてプラグ挿入凹部2が形成されている。プ
ラグ挿入凹部2の両端部には側壁3が一体に形成
されており、その内面には後述するプラグを揺動
自在に支持する支持機構としての凹部4が形成さ
れている。5は挿通されたコンタクト接片7をそ
れぞれ分離すると共に筐体を補強するための隔壁
を示している。6はコンタクト接片7が挿通され
るコンタクト接片挿通孔である。このコンタクト
接片挿通孔6は、ソケツト枠体1の背面から正面
に向けて開設されている。挿通孔の中程において
挿通孔の下面が下方に向けて傾斜し、挿通孔の上
下方向の間隙幅が広くなつている。
7は例えばリン青銅などの弾性のある金属片に
半田メツキ等を施されてなる〓L〓の字形状のコ
ンタクト接片を示している。コンタクト接片7は
前記コンタクト挿通孔6にソケツト枠体1の背面
から挿通される。このコンタクト接片6は図にお
いて上方に付勢力が作用するように形成されてお
り、プラグが挿通されない状態においてコンタク
ト挿通孔6の上面に当接している。
第2図は第1図に示したソケツトに挿通される
プラグを示しており、同図aは前記プラグの正面
図、同図bは同図aにおけるB−B断面図であ
る。
同図において、11は固定端子12を一定間隔
で保持するプラグ枠体であり、このプラグ枠体1
1は絶縁性合成樹脂で一体に形成されている。枠
体11の側板13の外方には前記ソケツトの凹部
4に係合するボス14がそれぞれ立設されてい
る。15は挿通される固定端子12をそれぞれ分
離している隔壁を示している。この隔壁15の間
隙部分に固定端子12を挿通するための端子挿通
孔16が設けられている。端子挿通孔16の中程
には、後述する固定端子12に形成される係止片
に係合する段付部17が形成されている。
固定端子12は、前記コンタクト接片7と当接
する先端部が揺動中心Oを通るプラグ挿通方向の
基準線Lに対して略対称となるようにUの字形状
に折り曲げられている。この固定端子12は枠体
11の後方から端子挿通孔16に挿通される。そ
して端子12の一部を切り起こすことによつて形
成された係止片18と端子挿通孔に形成された段
付部17とが係合するることにより固定端子12
が枠体11に嵌め付けられる。この固定端子12
は、その折り曲げ部の中心O′は前記揺動中心に
Oに対して、図における左方向に若干偏心するよ
うに配設される。また、枠体11から導出される
固定端子12のリード部は、プラグの挿入方向に
対して略直角に折り曲げられ、各端子のリード部
が所謂千鳥状になるように配設されている。この
ように予め折り曲げられた固定端子を、枠体11
の端子挿孔孔16に挿入することによつて、固定
端子12が枠体11にはめつけられるので、プラ
グの組立を容易に行うことができる。
第3図及び第4図は第1図及び第2図に示した
ソケツトにプラグを挿通した状態を示す説明図で
ある。第4図は第3図に示したプラグの上下面を
逆にして挿通した状態を示している。同図におい
て第1図及び第2図と同一部分は同一符号で示し
ている。20及び21はソケツトのコンタクト接
片及びプラグの固定端子にそれぞれ接続されるプ
リント基板を示している。201及び211は各
プリント基板20,21の銅箔面を示している。
第3図に示すようにプラグは矢印A方向から挿通
されて、プラグのボス14とソケツトの凹部4を
係合させることにより、同図鎖線で示すように取
りつけられる。挿通されたプラグを矢印Bに示す
ように90度回動させると、第2図で説明したよう
に揺動中心Oと固定端子の折り曲げ部分の中心
O′とが偏心しているために、固定端子12に接
触するコンタクト接片7が下方向に押し下げられ
て、十分なコンタクト圧力を得ることができる。
第4図の場合、挿通されるプラグは第3図にお
けるプラグとは上下面が逆になつているが、第3
図において説明したと同様の作用によりソケツト
とプラグの取り付けが行われる。このようにプラ
グの挿通方向を上下自在に設定することができる
ので連結されるプリント基板の銅箔面を上下自由
に設定することができる。
なお上述の実施例ではプラグの固定端子のリー
ド部をプラグ挿通方向に対して略直角に折り曲げ
るとして説明したが、端子の方向は直線上であつ
てもよい。この場合90度回転された状態において
結合されるプリント基板は平行に配設されること
になる。さらに、第1図bの如くソケツト側コン
タクトの外部端子を上方向に曲げることでさらに
新たな銅箔面の構成が得られる。
また実施例ではソケツトに挿通されるプラグは
90度揺動させるとして説明したがこれは例えば、
第5図に示すように60度に設定するようになされ
るものであつてもよい。このようにすることによ
りキーボードなどにプリント基板を容易に挿着す
ることができる。なお、同図において第1図及び
第2図と同一部分は同一符号で示してあり、ま
た、プラグは前述した直線上の端子を備えたもの
を示している。
(ヘ) 効果 この考案に係るプラグはソケツトとプラグとを
揺動自由に支持する機構を備え、少なくともソケ
ツトのコンタクト接片と当接する固定端子の先端
部が、揺動中心を通るプラグ挿通方向の基準線に
対し対称形となるように折り曲げられているため
に、プラグ側を上下面逆点させてソケツトに挿着
することができる。
そのためプラグに接続されるプリント基板の銅
箔面を外あるいは内に任意に選択することができ
るので、この考案に係るコネクタは広範囲の電気
機器に使用されうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るコネクタのソケツトの
構成を示した説明図、第2図は前記ソケツトに挿
着されるプラグの構成を示す説明図、第3図及び
第4図はソケツト及びプラグの結合状態を示す説
明図、第5図はその他の実施例の説明図である。 1……ソケツト枠体、4……凹部、6……コン
タクト接片挿通孔、7……コンタクト接片、11
……プラグ枠体、12……固定端子、14……ボ
ス、16……端子挿孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 正面にプラグ挿入凹部があり、このプラグ挿
    入凹部の両端部にプラグを揺動自在に支持する
    支持機構を備えたソケツト枠体と、プラグの揺
    動中心側に向う付勢力が与えられると共に、前
    記揺動中心から遠ざかる方向に変位可能に支持
    されたコンタクト接片とを備えたソケツトと、 少なくとも前記コンタクト接片と当接する先
    端部が揺動中心を通るプラグ挿通方向の基準線
    に対し対称形となるように折り曲げられた固定
    端子と、前記固定端子を所定間隔で支持し、両
    端部に前記ソケツトの支持機構に係合する係止
    部が形成されたプラグ枠体とを備えたプラグと
    からなることを特徴とするコネクタ。 (2) 前記固定端子は、少なくとも前記コンタクト
    接片と当接する先端部が揺動中心を通るプラグ
    挿通方向の基準線に対し対称形となるように予
    め折り曲げられた板材を、プラグ枠体に開設さ
    れた端子挿通孔に前記先端部から挿通し、この
    固定端子に形成されている係止片と、前記端子
    挿通孔に形成されている段付部とを係合させて
    係止されるものであることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のコネクタ。 (3) 前記固定端子のリード部分は、プラグ挿通方
    向と略平行になるようにプラグ枠体から導出さ
    れるものであることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第2項記載のコネクタ。 (4) 前記固定端子のリード部分は、プラグ挿通方
    向と略直交するようにプラグ枠体から導出され
    るものであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第2項記載のコネクタ。
JP1985015183U 1984-04-12 1985-02-04 Expired JPH0140148Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985015183U JPH0140148Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04
KR2019850004098U KR900005213Y1 (ko) 1984-04-12 1985-04-12 프린트 기판 접속용 콘넥터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985015183U JPH0140148Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61131088U JPS61131088U (ja) 1986-08-16
JPH0140148Y2 true JPH0140148Y2 (ja) 1989-12-01

Family

ID=30500795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985015183U Expired JPH0140148Y2 (ja) 1984-04-12 1985-02-04

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2551606Y2 (ja) * 1991-05-30 1997-10-27 ミツミ電機株式会社 コネクタ
JP5551115B2 (ja) * 2011-06-17 2014-07-16 ケル株式会社 コネクタ装置

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JPS61131088U (ja) 1986-08-16

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