JPH0411114A - 圧密土地盤のアンカー施工法 - Google Patents
圧密土地盤のアンカー施工法Info
- Publication number
- JPH0411114A JPH0411114A JP11062590A JP11062590A JPH0411114A JP H0411114 A JPH0411114 A JP H0411114A JP 11062590 A JP11062590 A JP 11062590A JP 11062590 A JP11062590 A JP 11062590A JP H0411114 A JPH0411114 A JP H0411114A
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- Japan
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- anchor
- hole
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- ground
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- 238000007596 consolidation process Methods 0.000 title description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 3
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- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- 238000005056 compaction Methods 0.000 claims 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 7
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 7
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 6
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- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は圧密土地盤中に打込んで山留壁等を支持するた
めの、圧密土地盤のアンカー施工法に係るものである。
めの、圧密土地盤のアンカー施工法に係るものである。
（従来の技術）
従来のアンカー工法によれば、圧密土地盤を掘削し、同
掘削孔にグラウト材を注入したのちアンカーを挿入する
か、前記掘削孔におけるアンカー定着部を拡径してグラ
ウト材を注入し、アンカー材を挿入していた。
掘削孔にグラウト材を注入したのちアンカーを挿入する
か、前記掘削孔におけるアンカー定着部を拡径してグラ
ウト材を注入し、アンカー材を挿入していた。
（発明が解決しようとする課題）
前者においては、圧密粘土地盤のときにはグラウト材の
掘削孔周壁地盤に対する浸透が不確実であり、且つ、粘
土とグラウト材との混合のため、粘土地盤の改質、強化
が不安定で、アンカーの９抜強度を期待することに不安
がある。
掘削孔周壁地盤に対する浸透が不確実であり、且つ、粘
土とグラウト材との混合のため、粘土地盤の改質、強化
が不安定で、アンカーの９抜強度を期待することに不安
がある。
後者の場合は、掘削孔の拡径部に形成されたグラウト材
による拡大球根部によって引抜力を期待する訳であるが
、折角の圧密粘土地盤の削孔部周辺の地盤を撹乱すると
ともに、拡径した掘削土の排土が不確実で、グラウト材
と粘土とが混合して拡大球根部の強度が低減し、前者に
ついて述べた原因と併せて拡大球根による引抜力を期待
することに不安がある。
による拡大球根部によって引抜力を期待する訳であるが
、折角の圧密粘土地盤の削孔部周辺の地盤を撹乱すると
ともに、拡径した掘削土の排土が不確実で、グラウト材
と粘土とが混合して拡大球根部の強度が低減し、前者に
ついて述べた原因と併せて拡大球根による引抜力を期待
することに不安がある。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は密着部の孔壁の強度を上
げ、且つグラウト材と粘土とが混合して拡大球根の強度
が低減することがなく、十分な引抜力を期待できる圧密
土地盤のアンカー工法を提供する点にある。
たもので、その目的とする処は密着部の孔壁の強度を上
げ、且つグラウト材と粘土とが混合して拡大球根の強度
が低減することがなく、十分な引抜力を期待できる圧密
土地盤のアンカー工法を提供する点にある。
（課題を解決するための手段）
前記の目的を達成するため、本発明に係る圧密土地盤の
アンカー工法は、圧密土地盤内に所定の深さで削孔し、
次いで同削孔部におけるアンカー定着部に筒状の弾性膨
脹体を挿入し、次いで同弾性膨脹体に圧力流体を封入し
て同腹張体を径方向に膨脹せしめ、前記削孔部における
アンカー定着部の孔壁を圧密拡径したのち、前記削孔部
にグラウト材を注入するとともに同削孔部内にアンカー
を挿入定着するように構成されている。
アンカー工法は、圧密土地盤内に所定の深さで削孔し、
次いで同削孔部におけるアンカー定着部に筒状の弾性膨
脹体を挿入し、次いで同弾性膨脹体に圧力流体を封入し
て同腹張体を径方向に膨脹せしめ、前記削孔部における
アンカー定着部の孔壁を圧密拡径したのち、前記削孔部
にグラウト材を注入するとともに同削孔部内にアンカー
を挿入定着するように構成されている。
（作用）
本発明によれば前記したように圧密土地盤内に削孔し、
同削孔部におけるアンカー定着部に筒状の弾性膨脹体を
挿入し、同腹張体に圧力流体を注入することによって径
方向に亘って膨脹せしめ、前記膨脹体の外周部により削
孔部におけるアンカー定着部の孔壁を圧密拡径し、同孔
壁の地盤を物理的に強化し、グラウトを注入して定着部
の孔壁にグラウト材を浸透硬化せしめることにより、同
孔壁地盤土壌の改質強化を回る。
同削孔部におけるアンカー定着部に筒状の弾性膨脹体を
挿入し、同腹張体に圧力流体を注入することによって径
方向に亘って膨脹せしめ、前記膨脹体の外周部により削
孔部におけるアンカー定着部の孔壁を圧密拡径し、同孔
壁の地盤を物理的に強化し、グラウトを注入して定着部
の孔壁にグラウト材を浸透硬化せしめることにより、同
孔壁地盤土壌の改質強化を回る。
このようにアンカー定着部が圧密、拡径されるとともに
孔壁地盤が改良強化された削孔部における定着部に注入
グラウト材によって形成された拡大球根部にアンカーを
挿入することによって、同アンカー材の引抜力を増強す
るものである。
孔壁地盤が改良強化された削孔部における定着部に注入
グラウト材によって形成された拡大球根部にアンカーを
挿入することによって、同アンカー材の引抜力を増強す
るものである。
（実施例）
以下本発明を図示の実施例について説明する。
公知の削孔機械（１）によって山留壁（２）及び同山留
壁（２）の背面の圧密土地盤（３）に亘って削孔し、（
第１図参照）同削孔部（４）に弾性膨脹装置（５）を削
孔部（４）のアンカー定着部に挿入するとともに、同弾
性膨脹装置（５）を油圧パイプ（６）を介して油圧ポン
プ（７）に連結し、（第２図参照）前記油圧ポンプ（７
）を運転して油圧パイプ（６）を介して前記弾性膨脹装
置（５）に圧力油を封入すると、同弾性膨脹装置（５）
は油圧によって第８図に示す状態より第９図に示すよう
に径方向に膨脹して、同弾性膨脹装置（５）の外周に装
架された載荷Ｆｉ（８）を介して前記削孔部（４）にお
ける定着部の孔壁地盤を圧密、拡径して物理的に強化す
る。（第３図参照）更に前記弾性膨脹装置（５）を削孔
部（４）より取出して同削孔部（４）にアンカー（９）
を挿入し、（第４図参照）前記削孔部（４）にグラウト
材（１０）の第１次注入を行なうとともに、削孔機械（
１）による削孔時に使用したケーシング（１１）を弓抜
くと、グラウト材（１０）は孔壁地盤に浸透硬化して同
地盤の改質強化が図られる。（第５回参照）なお前記弾
性膨脹装置（５）としてはその内部に封入される圧力流
体の内圧によって径方向にのみ膨脹し、外周に前記載荷
板を備えたものより構成されたものであればよ（、例え
ば本出願等の提案に係る特願平１−３２０６５５号（破
砕装置）等が使用される。
壁（２）の背面の圧密土地盤（３）に亘って削孔し、（
第１図参照）同削孔部（４）に弾性膨脹装置（５）を削
孔部（４）のアンカー定着部に挿入するとともに、同弾
性膨脹装置（５）を油圧パイプ（６）を介して油圧ポン
プ（７）に連結し、（第２図参照）前記油圧ポンプ（７
）を運転して油圧パイプ（６）を介して前記弾性膨脹装
置（５）に圧力油を封入すると、同弾性膨脹装置（５）
は油圧によって第８図に示す状態より第９図に示すよう
に径方向に膨脹して、同弾性膨脹装置（５）の外周に装
架された載荷Ｆｉ（８）を介して前記削孔部（４）にお
ける定着部の孔壁地盤を圧密、拡径して物理的に強化す
る。（第３図参照）更に前記弾性膨脹装置（５）を削孔
部（４）より取出して同削孔部（４）にアンカー（９）
を挿入し、（第４図参照）前記削孔部（４）にグラウト
材（１０）の第１次注入を行なうとともに、削孔機械（
１）による削孔時に使用したケーシング（１１）を弓抜
くと、グラウト材（１０）は孔壁地盤に浸透硬化して同
地盤の改質強化が図られる。（第５回参照）なお前記弾
性膨脹装置（５）としてはその内部に封入される圧力流
体の内圧によって径方向にのみ膨脹し、外周に前記載荷
板を備えたものより構成されたものであればよ（、例え
ば本出願等の提案に係る特願平１−３２０６５５号（破
砕装置）等が使用される。
かくして前記削孔部（４）におけるアンカー定着部に形
成されたグラウト材（１０）による拡大球根部にアンカ
ー（９）を挿入し、同グラウト材（１０）を拡大球根部
に定着したのち、グラウト材（１０）の二次注入を行な
い（第６図参照）前記アンカー（９）を山留壁（２）に
定着された支圧部材（１２）に装架されたセンターホー
ルジヤツキ（１３）によって緊張し、前記山留壁（２）
に装架された定着金物（１４）に定着するとともに、山
留壁（２）に復起し等を取付るものである。
成されたグラウト材（１０）による拡大球根部にアンカ
ー（９）を挿入し、同グラウト材（１０）を拡大球根部
に定着したのち、グラウト材（１０）の二次注入を行な
い（第６図参照）前記アンカー（９）を山留壁（２）に
定着された支圧部材（１２）に装架されたセンターホー
ルジヤツキ（１３）によって緊張し、前記山留壁（２）
に装架された定着金物（１４）に定着するとともに、山
留壁（２）に復起し等を取付るものである。
（第７回参照）
（発明の効果）
本発明によれば前記したように、削孔部におけるアンカ
ー定着部の孔壁を間部に挿入された弾性膨脹装置に圧力
流体を封入し、同装置を拡径することに孔壁を圧密拡径
することによって、前記定着部の孔壁を圧密により物理
的に強化するとともに、掘削孔に注入したグラウト材の
浸透硬化によって地盤上の改質強化することによって、
定着部におけるグラウト材による拡大球根部によって、
アンカーの引抜力を増強しうるちのであり、またグラウ
ト材と粘土との混合による前記球根部の強度低下が生じ
ない。
ー定着部の孔壁を間部に挿入された弾性膨脹装置に圧力
流体を封入し、同装置を拡径することに孔壁を圧密拡径
することによって、前記定着部の孔壁を圧密により物理
的に強化するとともに、掘削孔に注入したグラウト材の
浸透硬化によって地盤上の改質強化することによって、
定着部におけるグラウト材による拡大球根部によって、
アンカーの引抜力を増強しうるちのであり、またグラウ
ト材と粘土との混合による前記球根部の強度低下が生じ
ない。
また前記弾性膨脹装置は反復使用することが可能であり
経済的であり、また施工法も簡単で掘削孔周辺の地盤を
撹乱することなく、゛アンカー定着部の孔壁地盤の圧密
拡径を確実に施工することができる。
経済的であり、また施工法も簡単で掘削孔周辺の地盤を
撹乱することなく、゛アンカー定着部の孔壁地盤の圧密
拡径を確実に施工することができる。
第１図乃至第７図は圧密土地盤のアンカー施工法の一実
施例の工程を示す縦断面図、第８図及び第９図は夫々弾
性膨脹装置の膨脹前及び膨脹後の状態を示す縦断面図、
第１０図及び第１１図は夫々第８図の矢視ａ−ａ図並に
第９図の矢視ｂ−ｂ図である。 （２）・・・山留壁、 （３）・・・圧密土
地盤、（４）・・・削孔部、 （５）・・・
弾性膨脹装置、（７）・・・油圧ポンプ、 （
９）・・・アンカー（１０）・・・グラウト材。 代理人 弁理士 岡 本 重 文 外１名 第４図 り゛うウド材
施例の工程を示す縦断面図、第８図及び第９図は夫々弾
性膨脹装置の膨脹前及び膨脹後の状態を示す縦断面図、
第１０図及び第１１図は夫々第８図の矢視ａ−ａ図並に
第９図の矢視ｂ−ｂ図である。 （２）・・・山留壁、 （３）・・・圧密土
地盤、（４）・・・削孔部、 （５）・・・
弾性膨脹装置、（７）・・・油圧ポンプ、 （
９）・・・アンカー（１０）・・・グラウト材。 代理人 弁理士 岡 本 重 文 外１名 第４図 り゛うウド材
Claims (1)
- 圧密土地盤内に所定の深さで削孔し、次いで同削孔部に
おけるアンカー定着部に筒状の弾性膨脹体を挿入し、次
いで同弾性膨脹体に圧力流体を封入して同膨脹体を径方
向に膨脹せしめ、前記削孔部におけるアンカー定着部の
孔壁を圧密拡径したのち、前記削孔部にグラウト材を注
入するとともに同削孔部内にアンカーを挿入定着するこ
とを特徴とする圧密土地盤のアンカー施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2110625A JP2546733B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 圧密土地盤のアンカー施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2110625A JP2546733B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 圧密土地盤のアンカー施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0411114A true JPH0411114A (ja) | 1992-01-16 |
| JP2546733B2 JP2546733B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=14540524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2110625A Expired - Lifetime JP2546733B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 圧密土地盤のアンカー施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546733B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101016059B1 (ko) * | 2008-11-26 | 2011-02-23 | (주)지구환경전문가그룹 | 팽창패커를 이용한 매입말뚝 선단부 패커삽입형 확장체 |
| US9950593B2 (en) | 2016-02-25 | 2018-04-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Door structure of vehicle |
| CN108026709A (zh) * | 2016-05-26 | 2018-05-11 | 代案地基工程有限公司 | 利用扩挖搅拌装置的锚固区扩大改良型地锚施工方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61113924A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-05-31 | Kazutoshi Suzuki | 杭状体の造成方法 |
| JPS6424913A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-26 | Shimizu Construction Co Ltd | Formation of expanded pit in ground |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2110625A patent/JP2546733B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61113924A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-05-31 | Kazutoshi Suzuki | 杭状体の造成方法 |
| JPS6424913A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-26 | Shimizu Construction Co Ltd | Formation of expanded pit in ground |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101016059B1 (ko) * | 2008-11-26 | 2011-02-23 | (주)지구환경전문가그룹 | 팽창패커를 이용한 매입말뚝 선단부 패커삽입형 확장체 |
| US9950593B2 (en) | 2016-02-25 | 2018-04-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Door structure of vehicle |
| CN108026709A (zh) * | 2016-05-26 | 2018-05-11 | 代案地基工程有限公司 | 利用扩挖搅拌装置的锚固区扩大改良型地锚施工方法 |
| CN108026709B (zh) * | 2016-05-26 | 2019-11-19 | 代案地基工程有限公司 | 利用扩挖搅拌装置的锚固区扩大改良型地锚施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2546733B2 (ja) | 1996-10-23 |
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