JPH0430015A - グランドアンカー形成法 - Google Patents
グランドアンカー形成法Info
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ンカー工法におけるグランドアンカー形成法に関する。
の方法が実施されている。代表的な方法としては、削孔
パイプ等で地中にアンカー孔を削孔し、同削孔パイプ内
にアンカー引張材を挿入した後、グラウトの注入を行な
いながら同削孔パイプを抜き去り、同アンカー引張材を
同アンカー孔内に固定させて定着力を発生させたものが
多かった。
パイプの回収作業とアンカー引張材の挿入作業とを行う
ので多くの手間と時間を必要としていた。またアンカー
引張材の調達・加工・組立及び挿入等についても非常に
多くの手間がかかっていた。このためグランドアンカー
完成までには多くの労力がかかり、ひいてはコストアッ
プにもなっていた。
内に挿入するアンカー引張材は、挿入作業の都合上、強
度のみを追求した材質・形状にすることも困難であるた
め、強度の点では不完全なものもあった。
で工期が短く、低コストのグランドアンカーを容易に得
ることが可能なグランドアンカ形成法を提供することに
ある。
の先端付近の内部に隔壁で区画した空間を設け、同空間
の側壁に貫通孔を設け、同空間内に吸水して膨張・硬化
する硬化材等を内蔵させ、次に同削孔パイプで地中を所
定深さまで削孔した後、前出の空間内の硬化材等を吸水
反応させて膨張させ、同空間側壁の貫通孔から外部へ同
硬化材等を排出させ、同側壁の周囲の地中孔中に充填さ
せた後硬化させ、同削孔パイプ先端部を同地中孔内に固
定して定着力を発生させ、同削孔パイプをアンカー引張
材とするグランドアンカー形成法 2)削孔パイプの先端付近の内部に隔壁で区画した空間
を設け、同空間の側壁に貫通孔を設け、同空間内に吸水
して膨張・硬化する硬化材等を充填した袋体を内蔵させ
、同袋体内に注水する注水パイプを同削孔パイプ内に沿
って設け、次に同削孔パイプで地中を所定深さまで削孔
した後、前出の注水パイプを用いて同袋体内に注水し、
同袋体内の硬化材等を吸水反応させて膨張させ、同袋体
の一部を同空間側壁の貫通孔から外部へ突出させた後硬
化させ、同削孔パイプ先端部を地中孔内に固定して定着
力を発生させ、同削孔パイプをアンカー引張材とするグ
ランドアンカー形成法ある。
硬化材等を内蔵した削孔パイプで地中を削孔してアンカ
ー孔とし、次に同硬化材等を吸水反応により膨張・硬化
させて同削孔パイプを同アンカー孔内に固定してアンカ
ー引張材とするようになっている。すなわち削孔パイプ
をアンカー孔から取り出さずにそのまま固定してアンカ
ー引張材とするので、作業工程を大幅に簡略化すること
ができる。
空間を設け、その中に吸水すると膨張・硬化する硬化材
等を内蔵させ、同空間の側壁には貫通孔を設けている。
貫通孔から外部へ排出され、同空間の側壁の周囲のアン
カー孔内へ充填される。そして同硬化材等を硬化させる
ことにより、同削孔パイプを同アンカー孔内に固定させ
、定着力を発生させるようになっている。同削孔パイプ
をアンカー引張材として使用するので高強度のグランド
アンカーを形成することができる。
プの先端部の空間内に硬化材等を充填した袋体を内蔵さ
せたものを用いることもある。同削孔パイプで所定深さ
まで削孔した後、同削孔パイプ内に設けた注水パイプで
同袋体内に注水し、同硬化材等を吸水反応させる。同硬
化材等が吸水反応により膨張すると同袋体も膨張し、同
袋体の一部は同空間側壁の貫通孔から外部へ突出する。
張させた後硬化させ、同削孔パイプ先端部を同地中孔内
に固定して定着力を発生させ、同削孔パイプをアンカー
引張材とするようになっている。
イプの先端付近の一部切欠側面図、第3図は実施例2の
削孔パイプの先端付近の一部切欠側面図である。
11の先端付近の内部に隔壁(2)で区画した空間(3
)を設け、空間(3)の側壁(4)に貫通孔(5)を設
け、空間(3)内に吸水して膨張・硬化する硬化材(6
)等を内蔵させ、次に削孔パイプ(1)で地中(7)を
所定深さまで削孔してアンカー孔(8)を作り、その後
前出の空間(3)内の硬化材(6)等を吸水反応させて
膨張させ、空間(3)の側壁(4)の貫通孔(5)から
外部へ硬化材(6)等を排出させ、側壁(4)周囲のア
ンカー孔(8)中に充填させた後硬化させ、削孔パイプ
(1)先端部をアンカー孔(8)に固定して定着力を発
生させ、削孔パイプ(1)をアンカー引張材としている
。なお貫通孔(5)には最初はテープ等で目張りをして
削孔作業中の水・ゴミ等の侵入を防いでいる。同目張り
は最終的には破れるようになっているので、水の注入や
硬化材(6)等の膨張を妨げるものではない。
地中(7)の水を用いることもできるが、水の少ない地
盤においては地上から注水してもよい。
ら取り出さずにそのまま固定してアンカー引張材とする
ので、作業工程を大幅に簡略化することができ、コスト
も低減することができる。また削孔パイプ(1)の強度
は非常に大であるので、高強度のグランドアンカーを得
ることかできる。
1の先端部の空間(3)内に硬化材(6)等を充填した
袋体(9)を内蔵させたものを用いる。削孔パイプ(1
1で所定深さまで削孔した後、削孔パイプ(1)内に設
けた注水パイプ(1〔で袋体(9)内に注水し、硬化材
(6)等を吸水反応させる。硬化材(6)等が吸水反応
により膨張すると袋体(9)も膨張し、袋体(9)の一
部は貫通孔から外部へ突出する。この突出部がアンカー
孔(8)壁に接触するまで膨張させた後硬化させ、削孔
パイプ(1)先端部をアンカー孔(8)内に固定して定
着力を発生させ、削孔パイプfl)をアンカー引張材と
するようになっている。
コストのグランドアンカーを容易に得ることが可能なグ
ランドアンカー形成法を提供することができる。
プの先端付近の一部切欠側面図、第3図は実施例2の削
孔パイプの先端付近の一部切欠側面図である。 (1):削孔パイプ (2):隔壁(3):空間
(4):側壁(5):貫通孔
(6):硬化材(7):地中 (8):
アンカー孔(9)二袋体 (1(1:注
水パイプ第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)削孔パイプの先端付近の内部に隔壁で区画した空間
を設け、同空間の側壁に貫通孔を設け、同空間内に吸水
して膨張・硬化する硬化材等を内蔵させ、次に同削孔パ
イプで地中を所定深さまで削孔した後、前出の空間内の
硬化材等を吸水反応させて膨張させ、同空間側壁の貫通
孔から外部へ同硬化材等を排出させ、同側壁の周囲の地
中孔中に充填させた後硬化させ、同削孔パイプ先端部を
同地中孔内に固定して定着力を発生させ、同削孔パイプ
をアンカー引張材とするグランドアンカー形成法。 2)削孔パイプの先端付近の内部に隔壁で区画した空間
を設け、同空間の側壁に貫通孔を設け、同空間内に吸水
して膨張・硬化する硬化材等を充填した袋体を内蔵させ
、同袋体内に注水する注水パイプを同削孔パイプ内に沿
って設け、次に同削孔パイプで地中を所定深さまで削孔
した後、前出の注水パイプを用いて同袋体内に注水し、
同袋体内の硬化材等を吸水反応させて膨張させ、同袋体
の一部を同空間側壁の貫通孔から外部へ突出させた後硬
化させ、同削孔パイプ先端部を地中孔内に固定して定着
力を発生させ、同削孔パイプをアンカー引張材とするグ
ランドアンカー形成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13588290A JP2620987B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | グランドアンカー形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13588290A JP2620987B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | グランドアンカー形成法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0430015A true JPH0430015A (ja) | 1992-02-03 |
JP2620987B2 JP2620987B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=15161986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13588290A Expired - Fee Related JP2620987B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | グランドアンカー形成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2620987B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105805054A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-07-27 | 广东新风缘空气净化设备有限公司 | 一种风机过滤器及其制备方法 |
CN106894423A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-27 | 中交天津港湾工程研究院有限公司 | 自排水串式扩体锚杆支护结构及施工方法 |
CN107023005A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-08-08 | 中交天津港湾工程研究院有限公司 | 一种带有吸水膨胀环的串式扩体锚杆及其施工方法 |
CN117136748A (zh) * | 2023-07-27 | 2023-12-01 | 三峡大学 | 一种多管式自膨胀填充植生装置及施工方法 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP13588290A patent/JP2620987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105805054A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-07-27 | 广东新风缘空气净化设备有限公司 | 一种风机过滤器及其制备方法 |
CN106894423A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-27 | 中交天津港湾工程研究院有限公司 | 自排水串式扩体锚杆支护结构及施工方法 |
CN107023005A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-08-08 | 中交天津港湾工程研究院有限公司 | 一种带有吸水膨胀环的串式扩体锚杆及其施工方法 |
CN107023005B (zh) * | 2017-02-28 | 2022-09-16 | 中交天津港湾工程研究院有限公司 | 一种带有吸水膨胀环的串式扩体锚杆及其施工方法 |
CN117136748A (zh) * | 2023-07-27 | 2023-12-01 | 三峡大学 | 一种多管式自膨胀填充植生装置及施工方法 |
CN117136748B (zh) * | 2023-07-27 | 2024-03-29 | 三峡大学 | 一种多管式自膨胀填充植生装置及施工方法 |
Also Published As
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---|---|
JP2620987B2 (ja) | 1997-06-18 |
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