JP2020172746A - アンカーボルト用横孔開削機 - Google Patents

アンカーボルト用横孔開削機 Download PDF

Info

Publication number
JP2020172746A
JP2020172746A JP2019073420A JP2019073420A JP2020172746A JP 2020172746 A JP2020172746 A JP 2020172746A JP 2019073420 A JP2019073420 A JP 2019073420A JP 2019073420 A JP2019073420 A JP 2019073420A JP 2020172746 A JP2020172746 A JP 2020172746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor bolt
open
hole
cut
auxiliary base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019073420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7004961B2 (ja
Inventor
大賀偉生
Takeo Oga
森島裕貴
Yuki Morishima
柳田裕次
Yuji Yanagida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OGA Co Ltd
Original Assignee
OGA Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OGA Co Ltd filed Critical OGA Co Ltd
Priority to JP2019073420A priority Critical patent/JP7004961B2/ja
Publication of JP2020172746A publication Critical patent/JP2020172746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7004961B2 publication Critical patent/JP7004961B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Dowels (AREA)

Abstract

【課題】アンカーボルト挿入用縦孔を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔の底部2に開削錐開補助基台6を設置し、開削錐開補助基台6は、開補助基台ガイド23と開削錐開補助基台24で、構成されます。【解決手段】アンカーボルト挿入用縦孔を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔の底部2に開削錐開補助基台6を設置し、横孔用開削機用開削錐5を降ろして行き、開補助基台ガイド23を開補助基台ガイド受け孔22にうけ、横孔用開削機用開削錐5を更に降ろして行き、開削錐開補助基台24に当たったら、横孔用開削機用開削錐5を回転させながら、更に降ろして行きます。横孔開削部開閉錐20は、開削錐開補助基台24により広げられ、側壁を開削し始めます。さらに降下を進め、つき当りまで、降ろして行き、開削を完了させます。【選択図】 図3

Description

あと施工アンカーの分野は、施工技術の優劣で、アンカーボルトの強度や耐久性に大きく影響が出てきます。
平成24年12月の笹子トンネル天井板落下事故は、記憶に新しいところです。
あの事故で、ケミカルアンカー神話が崩れました。
あと施工アンカーの施工方法は、大きく2種類に分けられます。
打ち込み方式とケミカルアンカー方式の2種類です。
打ち込み方式は、キリで下孔を開け、下孔にアンカーボルトを挿入し、ピン若しくは、玉を打ち込み、アンカー先端部付近を拡張して、下孔の壁にくい込ませて固定します。
ケミカルアンカー方式は、キリで下孔を開け、下孔に薬液を注入し、アンカーボルトを挿入し、化学反応で硬化させ、アンカー強度を増します。
笹子トンネルは、この方式のアンカーでした。
特願2003-340526号は、あと施工アンカー工法に付いてのべられています。
特願2016-216710号は、拡張アンカーについてのべられています。
特願2003-340526号 特願2016-216710号 特許第5419192号 私の所有特許です。
打ち込み式のよいところは、下孔を開け、打ち込んですぐに作業が、済み、すぐに、器具固定などが出来ることです。欠点は、ハンマーなどで強く打ち込むので、周囲を破壊し、強度を弱める可能性があります。
ケミカルアンカーは、下孔を開け、薬剤を下孔に注入し、アンカーボルトを挿入し、一定時間待てば、硬化します。ケミカルアンカーのよいところは、ハンマーなどで強く打ち込まないので、周囲を破壊する可能性がありません。
欠点は、硬化時間がかかることと、その間に少しでも動くと、不良施工になり
強度の保証ができなくなる事です。
打ち込み式の良い点と、ケミカル式の良い点を併せ持ち、更に接着強度を高めたアンカーボルトを開発することが課題です。
現在の打ち込み式とケミカル式で共通な点は、縦孔を削り、その縦孔の側壁と
アンカー本体やケミカル本体との接触圧のみで、アンカー強度を出しています。
本発明は、アンカーボルト挿入用縦孔を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔の底部に開削錐開補助基台を設置し、横孔用開削機用開削錐を降ろして行き、前記アンカーボルト挿入用縦孔にアンカーボルト用横孔を開削します。
前記アンカーボルト用横孔を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔にコーン付きアンカーボルトを挿入し、前記コーン付きアンカーボルトは、前記コーン側を前記アンカーボルト挿入用縦孔底部に挿入し、コーン付きアンカーボルトネジ部側端部にオープングリップを挿入し、前記オープングリップネジ端部に締め付けナットで締め付けし、硬化剤を投入します。
従来の打ち込み式アンカーやケミカルアンカーでは、出来なかった強度が、実現でき、経年変化してもオープンクリップの効果で、強度が落ない。
あと施工アンカーの安全性が格段に良くなる。
ケミカルアンカーのように硬化時間を待たずに、打込ピンを打ち込み、前記拡張式アンカーを拡張させたらすぐに使用できます。
現在のアンカーボルト施工イメージ図 横孔開削機イメージ図 横孔開削機開削施工イメージ図 横孔開削機撤去施工イメージ図 オープングリップ式ケミカルアンカー施工イメージ図
1 キリ回転中
2 開孔部断面図
3 打ち込み式アンカーボルト
4 ケミカル式アンカーボルト
5 横孔用開削機用開削錐
6 開削錐開補助基台
7 横孔用開削機(横孔用開削機用開削錐・開削錐開補助基台
8 横孔開削機用開削錐補助機
9 横孔イメージ図
10 オープングリップ式ケミカルアンカー
11 コーン付きアンカーボルト
12 締め付けナット
13 オープングリップ
20 横孔開削部開閉錐
21 横孔開削錐本体
22 開補助基台ガイド受け孔
23 開補助基台ガイド
24 開削錐開補助基台
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、従来の打ち込み式アンカーボルト施工のイメージ図です。
先ず、回転中キリ1で、縦孔2を開けます。開孔部断面図のように縦孔2が、あきます。アンカーボルト3を縦孔に挿入します。打ち込みピンを打ち込みます。
ピンが入って行く事で、アンカーが拡張し、側壁に強力にコンタクトします。
打ち込み式アンカーの場合、アンカーボルト3が、拡張し、側壁にコンタクトすることで強力な接触力になります。この場合、施工完了すると、直ぐに使える状態です。
同じく、図1の4は、従来のケミカル式アンカーボルト施工イメージ図です。
先ず、回転中キリ1で、縦孔2を開けます。開孔部断面図のように縦孔が、あきます。縦孔2にケミカルカプセル4を挿入し、カプセルの保護カバーを破砕し、硬化剤を放出し、アンカーボルト4を硬化材の中に挿入し硬化材の硬化を待ちます。薬剤によって1〜時間待ちとなります。この待ち時間が、ケミカルアンカーの欠点と言えます。
図2は、横孔開削機イメージ図です。
アンカーボルト挿入用縦孔を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔の底部2に開削錐開補助基台6を設置し、開削錐開補助基台6は、開補助基台ガイド
23と開削錐開補助基台24で、構成されます。
横孔用開削機用開削錐5を降ろして行き、前記アンカーボルト挿入用縦孔にアンカーボルト用横孔を開削します。横孔用開削機用開削錐5は、横孔開削部開閉錐20と横孔開削錐本体21と開補助基台ガイド受け孔22で構成されます。
図3は、アンカーボルト挿入用縦孔を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔の底部2に開削錐開補助基台6を設置し、横孔用開削機用開削錐5を降ろして行き、開補助基台ガイド23を開補助基台ガイド受け孔22にうけ、横孔用開削機用開削錐5を更に降ろして行き、開削錐開補助基台24に当たったら、横孔用開削機用開削錐5を回転させながら、更に降ろして行きます。
横孔開削部開閉錐20は、開削錐開補助基台24により広げられ、側壁を開削し始めます。さらに降下を進め、つき当りまで、降ろして行き、開削を完了させます。
図4は、開削を完了し、横孔用開削機用開削錐5を撤去します。横孔開削部開閉錐20は、開削錐開補助基台24により広げられていますので、横孔開削機用開削錐補助機8をアンカーボルト挿入用縦孔2に押し込みながら、開いている横孔開削部開閉錐20を閉じながら、横孔用開削機用開削錐5を引き上げます。横孔用開削機用開削錐5を引き抜きおわったら、開削錐開補助基台6を撤去して、撤去完了です。
アンカーボルト用横孔9を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔にコーン付きアンカーボルト11を挿入し、前記コーン付きアンカーボルト11は、前記コーン側を前記アンカーボルト挿入用縦孔2底部に挿入し、コーン付きアンカーボルト11ネジ部側端部にオープングリップ13を挿入し、前記オープングリップ11ネジ端部に締め付けナット12で締め付けし、硬化剤を投入します。硬化剤が、硬化し完了です。

Claims (2)

  1. アンカーボルト挿入用縦孔を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔の底部に開削錐開補助基台を設置し、横孔用開削機用開削錐を降ろして行き、前記アンカーボルト挿入用縦孔にアンカーボルト用横孔を開削する事を特徴とするアンカーボルト用横孔開削機
  2. 前記アンカーボルト用横孔を開削後、前記アンカーボルト挿入用縦孔にコーン付きアンカーボルトを挿入し、前記コーン付きアンカーボルトは、前記コーン側を前記アンカーボルト挿入用縦孔底部に挿入し、コーン付きアンカーボルトネジ部側端部にオープングリップを挿入し、前記オープングリップネジ端部に締め付けナットで締め付けし、硬化剤を投入する事を特徴とする
    請求項1に記載のアンカーボルト用横孔開削機
JP2019073420A 2019-04-08 2019-04-08 アンカーボルト用横孔開削機 Active JP7004961B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019073420A JP7004961B2 (ja) 2019-04-08 2019-04-08 アンカーボルト用横孔開削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019073420A JP7004961B2 (ja) 2019-04-08 2019-04-08 アンカーボルト用横孔開削機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020172746A true JP2020172746A (ja) 2020-10-22
JP7004961B2 JP7004961B2 (ja) 2022-01-21

Family

ID=72830209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019073420A Active JP7004961B2 (ja) 2019-04-08 2019-04-08 アンカーボルト用横孔開削機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7004961B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7030297B1 (ja) * 2021-11-15 2022-03-07 株式会社大光輝 サイドグリップ式薬液注入アンカー
JP7030298B1 (ja) * 2021-11-17 2022-03-07 株式会社大光輝 サイドグリップアンカー

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7383253B1 (ja) * 2023-10-08 2023-11-20 株式会社大光輝 先端拡張式側壁切削装置と末広拡張喰い込みボルト

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090717A (ja) * 1999-09-17 2001-04-03 Kazuo Iijima 拡張アンカーおよびその施工方法
JP2005090558A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Japan Drive-It Co Ltd アンダーカットアンカーおよびアンダーカットアンカーを穿設孔内に固定する方法
JP2016223116A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 Fsテクニカル株式会社 後施工アンカーおよび後施工アンカーの施工方法
JP2017172168A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 ユニーク株式会社 きのこ型あと施工アンカー及び施工方法
JP2020033698A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 株式会社ケー・エフ・シー あと施工アンカー及びその施工方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090717A (ja) * 1999-09-17 2001-04-03 Kazuo Iijima 拡張アンカーおよびその施工方法
JP2005090558A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Japan Drive-It Co Ltd アンダーカットアンカーおよびアンダーカットアンカーを穿設孔内に固定する方法
JP2016223116A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 Fsテクニカル株式会社 後施工アンカーおよび後施工アンカーの施工方法
JP2017172168A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 ユニーク株式会社 きのこ型あと施工アンカー及び施工方法
JP2020033698A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 株式会社ケー・エフ・シー あと施工アンカー及びその施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7030297B1 (ja) * 2021-11-15 2022-03-07 株式会社大光輝 サイドグリップ式薬液注入アンカー
JP7030298B1 (ja) * 2021-11-17 2022-03-07 株式会社大光輝 サイドグリップアンカー

Also Published As

Publication number Publication date
JP7004961B2 (ja) 2022-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7004961B2 (ja) アンカーボルト用横孔開削機
KR100880690B1 (ko) 그라운드 앵커 및 이를 이용한 앵커공법
WO2006103934A1 (ja) 静的破砕工法及びそれに利用される静的破砕用補助具並びに詰込用冶具
KR100963682B1 (ko) 앵커 조립체, 이를 이용한 경사면 보강공법
KR100953865B1 (ko) 네일 분리가 용이한 제거식 록볼트
JP7030298B1 (ja) サイドグリップアンカー
KR20070069101A (ko) 정착식 네일링 장치 및 그 시공방법
JP7030297B1 (ja) サイドグリップ式薬液注入アンカー
JP2020033698A (ja) あと施工アンカー及びその施工方法
KR20190117073A (ko) 체크밸브 이탈방지형 그라우팅 강관 제작방법 및 그라우팅 강관, 이를 이용한 그라우팅 시공방법
JP5419192B1 (ja) オープンクリップ打込接着系アンカー
JP3921657B2 (ja) 地山補強用大径ロックボルトアンカーの施工方法
JP6068285B2 (ja) あと施工アンカーの定着方法
JPH0931979A (ja) 地中アンカ−
KR101771423B1 (ko) 사면보강을 위한 앵커체
JP2008208597A (ja) 後施工アンカー工法
JP2005105776A (ja) 中掘工法に於ける拡大掘削ビット
JP2620987B2 (ja) グランドアンカー形成法
KR200329408Y1 (ko) 사면보강공사용 네일앵커
KR102470802B1 (ko) 어스앵커용 천공장치
JP2019085813A (ja) 接着系アンカーおよび接着系アンカーの施工方法
JP7339789B2 (ja) アンカー及びアンカー施工方法
KR20090028020A (ko) 그라우팅 공법
JP4059123B2 (ja) 係合構造およびロックボルト施工方法
JPH06248645A (ja) 高圧ジェットを用いた拡孔グランドアンカーの施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211018

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7004961

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150