JPS61113924A - 杭状体の造成方法 - Google Patents
杭状体の造成方法Info
- Publication number
- JPS61113924A JPS61113924A JP59235145A JP23514584A JPS61113924A JP S61113924 A JPS61113924 A JP S61113924A JP 59235145 A JP59235145 A JP 59235145A JP 23514584 A JP23514584 A JP 23514584A JP S61113924 A JPS61113924 A JP S61113924A
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- Japan
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- injection pipe
- hole
- circumferential surface
- ground
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- Pending
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/12—Consolidating by placing solidifying or pore-filling substances in the soil
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/22—Piles
- E02D5/34—Concrete or concrete-like piles cast in position ; Apparatus for making same
- E02D5/38—Concrete or concrete-like piles cast in position ; Apparatus for making same making by use of mould-pipes or other moulds
- E02D5/44—Concrete or concrete-like piles cast in position ; Apparatus for making same making by use of mould-pipes or other moulds with enlarged footing or enlargements at the bottom of the pile
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は杭状体例えば基礎杭の中間拡中部や底部拡巾部
、アースアンカーの定着部を造成する杭状体の造成方法
の改良に関するものである。
、アースアンカーの定着部を造成する杭状体の造成方法
の改良に関するものである。
(従来の技術)
軟弱地盤改良工事を実施する場所は、地盤が複雑な上に
、地下水が豊富で、それに対応するために種々の軟弱地
盤改良工法が提案されている。そのうち、グラウトによ
る軟弱地盤改良工法は、設備が比較的小型、簡単でよい
ことから広(採用されている。古くはセメントミルクで
あったグラウトは、建設工事の発展に伴って新たな材料
が次々に開発、改良され、そして注入工法も従来の(I
)セメントミルク注入、薬液注入工法のように地盤中の
亀裂や間隙へセメントミルクや薬液を浸透させて、透水
性を減少させたり強度を増大させたりする方法から、(
■)グラウトを高圧噴射し、地盤を掘削して、グラウト
と土粒子とを攪拌、混合し、これを固化して、杭状体を
造成する方法や、(■)水を高圧噴射して、地盤を掘削
し、同時にエヤを噴射して、掘削した土砂を地上へ排出
し、その際、形成された空洞部へセメントミルクを注入
、充填して、杭状体を造成する方法が開発されている。
、地下水が豊富で、それに対応するために種々の軟弱地
盤改良工法が提案されている。そのうち、グラウトによ
る軟弱地盤改良工法は、設備が比較的小型、簡単でよい
ことから広(採用されている。古くはセメントミルクで
あったグラウトは、建設工事の発展に伴って新たな材料
が次々に開発、改良され、そして注入工法も従来の(I
)セメントミルク注入、薬液注入工法のように地盤中の
亀裂や間隙へセメントミルクや薬液を浸透させて、透水
性を減少させたり強度を増大させたりする方法から、(
■)グラウトを高圧噴射し、地盤を掘削して、グラウト
と土粒子とを攪拌、混合し、これを固化して、杭状体を
造成する方法や、(■)水を高圧噴射して、地盤を掘削
し、同時にエヤを噴射して、掘削した土砂を地上へ排出
し、その際、形成された空洞部へセメントミルクを注入
、充填して、杭状体を造成する方法が開発されている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記(1)(II)(III)の椀状体造成方法は、そ
の何れもが改良工事対象地盤の全域で止水工事や強度増
加工事が均一に行われないと、杭状体造成工事の効果が
半減してしまうことはいうまでもないが、前記(I)の
椀状体造成方法は、微細な間隙に浸透しうるグラウト材
料の制約から改良後の地盤の強度が小さい上に、複雑な
構成の地盤では均一な強度や止水性を得にくいという問
題があった。また前記(ff)(I)の椀状体造成方法
は、セメントミルクを土粒子と攪拌、混合したり、土砂
を地上へ排出して、その結果、できた空洞部へセメント
ミルクを充填したりしており1強度増加が均一に行われ
るものの、グラウトや水を高圧噴射す、 fs
Ws=20°〜4°0 ”/ cm” 8に’)i′U
Eyl! 7プ(なお(1)の方法では10〜40”/
。2程度のポンプ)を使用する必要がある上に1機材。
の何れもが改良工事対象地盤の全域で止水工事や強度増
加工事が均一に行われないと、杭状体造成工事の効果が
半減してしまうことはいうまでもないが、前記(I)の
椀状体造成方法は、微細な間隙に浸透しうるグラウト材
料の制約から改良後の地盤の強度が小さい上に、複雑な
構成の地盤では均一な強度や止水性を得にくいという問
題があった。また前記(ff)(I)の椀状体造成方法
は、セメントミルクを土粒子と攪拌、混合したり、土砂
を地上へ排出して、その結果、できた空洞部へセメント
ミルクを充填したりしており1強度増加が均一に行われ
るものの、グラウトや水を高圧噴射す、 fs
Ws=20°〜4°0 ”/ cm” 8に’)i′U
Eyl! 7プ(なお(1)の方法では10〜40”/
。2程度のポンプ)を使用する必要がある上に1機材。
部品が耐圧仕様になって、費用が嵩む。また排出土砂に
セメントミルクが混入し、これを地上で処理しなければ
ならず、多くの排泥処理費を必要として、この点でも費
用が嵩むという問題があった( 問題点を解決するため
の手段 )本発明は前記の問題点に対処するもので、
地盤に削孔し9次いで注入管と同注入管の下端部の周り
に同心状に取付けた収縮状態の可撓性中空体とを同削孔
に挿入して同中空体を同削孔の奥部に位置させ1次いで
上記注入管に沿い設けた圧力流体注入管から同中空体内
へ圧力流体を注入して同中空体を膨張させながら水等の
掘削用流体を上記注入管の下端部から上記中空体の外周
面と上記削孔の内周面との間及び中空体上方の削孔内を
経て地上へ流して同中空体の外周面に対向した削孔の内
周面を拡径方向に掘削し1次いで同中空体を収縮″″e
’t 7!l’ v **tt + 1ia7EA!
(7)T*@B”b lE )拡径部へ吐出して
杭状体を造成することを特徴とした杭状体の造成方法に
係わり、その目的とする処は、 200〜400kg/
cm”の高圧ポンプを必要と廿ずに、またセメントミル
クを含む排出土砂の地上での処理を必要とせずに、杭状
体を造成できる改良された杭状体の造成方法を供する点
にある。
セメントミルクが混入し、これを地上で処理しなければ
ならず、多くの排泥処理費を必要として、この点でも費
用が嵩むという問題があった( 問題点を解決するため
の手段 )本発明は前記の問題点に対処するもので、
地盤に削孔し9次いで注入管と同注入管の下端部の周り
に同心状に取付けた収縮状態の可撓性中空体とを同削孔
に挿入して同中空体を同削孔の奥部に位置させ1次いで
上記注入管に沿い設けた圧力流体注入管から同中空体内
へ圧力流体を注入して同中空体を膨張させながら水等の
掘削用流体を上記注入管の下端部から上記中空体の外周
面と上記削孔の内周面との間及び中空体上方の削孔内を
経て地上へ流して同中空体の外周面に対向した削孔の内
周面を拡径方向に掘削し1次いで同中空体を収縮″″e
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杭状体を造成することを特徴とした杭状体の造成方法に
係わり、その目的とする処は、 200〜400kg/
cm”の高圧ポンプを必要と廿ずに、またセメントミル
クを含む排出土砂の地上での処理を必要とせずに、杭状
体を造成できる改良された杭状体の造成方法を供する点
にある。
(実施例)
次に本発明の杭状体の造成方法の実施に使用すする椀状
体造成装置の構成例を第1..2゛、3図により説明す
ると、(1)が注入管、(2)が同注入管(1)の下端
部の周りに同心状に取付けた可撓性中空体で、同可撓性
中空体(2)は、ゴム等の伸縮性材或いは非伸縮性材ま
たはこれらの材料を二重に組合わせて作られている。ま
た(3)が上記注入管(1)に沿い設け゛ζ、下端部が
」二記可撓性中空体(2)内に開口した圧力流体注入管
で、同圧力流体には、水、空気、油等が使用される。ま
た(4)が工事対象個所に掘削された削孔、(5)が地
上の排土である。
体造成装置の構成例を第1..2゛、3図により説明す
ると、(1)が注入管、(2)が同注入管(1)の下端
部の周りに同心状に取付けた可撓性中空体で、同可撓性
中空体(2)は、ゴム等の伸縮性材或いは非伸縮性材ま
たはこれらの材料を二重に組合わせて作られている。ま
た(3)が上記注入管(1)に沿い設け゛ζ、下端部が
」二記可撓性中空体(2)内に開口した圧力流体注入管
で、同圧力流体には、水、空気、油等が使用される。ま
た(4)が工事対象個所に掘削された削孔、(5)が地
上の排土である。
(作用)
次に前記椀状体造成装置の作用を説明する。まず工事対
象個所に削孔(4)を掘削し1次いで第1図に示すよう
に注入管(1)と同注入管(1)の下端部に取付だ収縮
状態の可撓性中空体(2)とを同削孔(4)に挿入して
、同可撓性中空体(2)を同削孔(4)の奥部に位置さ
せ1次いで第2図に示すように圧力流体(水、空気、油
等)(A)を注入管(1)に沿い設けた圧力流体注入管
(3)から中空体(2)内へ注入して、同中空体(2)
を膨張させながら水。
象個所に削孔(4)を掘削し1次いで第1図に示すよう
に注入管(1)と同注入管(1)の下端部に取付だ収縮
状態の可撓性中空体(2)とを同削孔(4)に挿入して
、同可撓性中空体(2)を同削孔(4)の奥部に位置さ
せ1次いで第2図に示すように圧力流体(水、空気、油
等)(A)を注入管(1)に沿い設けた圧力流体注入管
(3)から中空体(2)内へ注入して、同中空体(2)
を膨張させながら水。
空気等の掘削用流体(B)を注入管(1)の上端部から
注入管(1)内→注入管(1)の下端部−中空体(2)
の外周面と削孔の内周面との間−中空体(2)上方の削
孔(4)内を経て地上へ流して、中空体(2)の外周面
に対向した削孔(4)の内周面を拡径方向に洗い流すよ
うに掘削する。このとき、掘削用流体(B)は、中空体
(2)の外周面と削孔(4)の内周面との間を流速を速
め且つ乱流を起こしながら通過するので、削孔(4)の
内周面は、同掘削用流体<8)により浸食されて洗い流
されるように掘削され、同時に中空体(2)は削孔(4
)内周面の拡径に追従するように膨張するので、削孔(
4)内周面は、中空体(2)により崩壊を防止されなが
ら径を拡大してゆく。なお中空体(2)内に超音波セン
サ等を設けておくと、地上から拡径部の寸法、形状等を
検出できる。同部位が所定の寸法に掘削されたら、第3
図に示すように中空体(2)内の流体(A)を排出して
、中空体(2)を収縮させながら引き上げる一方1モル
タル等の充填材(C)を注入管(1)の上端部から中空
体(2)内−注入管(1)の下端部−上記拡径部へ吐出
して、椀状体の一部(6a)を造成し1次いで注入管(
1)と中空体(2)と圧力流体注入管(3)とを1ステ
ップ引き上げて、同じ要領で中空体(2)の膨張、拡径
方向への掘削、充填材(C)を注入を行い、椀状体の残
部(6a)を造成して、柱状抗(6)(第4図参照)を
造成する。
注入管(1)内→注入管(1)の下端部−中空体(2)
の外周面と削孔の内周面との間−中空体(2)上方の削
孔(4)内を経て地上へ流して、中空体(2)の外周面
に対向した削孔(4)の内周面を拡径方向に洗い流すよ
うに掘削する。このとき、掘削用流体(B)は、中空体
(2)の外周面と削孔(4)の内周面との間を流速を速
め且つ乱流を起こしながら通過するので、削孔(4)の
内周面は、同掘削用流体<8)により浸食されて洗い流
されるように掘削され、同時に中空体(2)は削孔(4
)内周面の拡径に追従するように膨張するので、削孔(
4)内周面は、中空体(2)により崩壊を防止されなが
ら径を拡大してゆく。なお中空体(2)内に超音波セン
サ等を設けておくと、地上から拡径部の寸法、形状等を
検出できる。同部位が所定の寸法に掘削されたら、第3
図に示すように中空体(2)内の流体(A)を排出して
、中空体(2)を収縮させながら引き上げる一方1モル
タル等の充填材(C)を注入管(1)の上端部から中空
体(2)内−注入管(1)の下端部−上記拡径部へ吐出
して、椀状体の一部(6a)を造成し1次いで注入管(
1)と中空体(2)と圧力流体注入管(3)とを1ステ
ップ引き上げて、同じ要領で中空体(2)の膨張、拡径
方向への掘削、充填材(C)を注入を行い、椀状体の残
部(6a)を造成して、柱状抗(6)(第4図参照)を
造成する。
第5図は、可撓性中空体(2)に球状のものを使用して
9球状の杭(6a)を次々に形成する一方、その上部及
び同各球状抗(6a)内にコンクリート杭(7)を造成
した摩擦杭を示す他の実施例、第6図は、可撓性中空体
(2)に球状のものを使用して1球状の抗(6a)を形
成する一方、その上部に鋼管(8)を建込んだ他の実施
例、第7図は、可撓性中空体(2)に略球状のものを使
用して、長球状の定着部(6a)を形成する一方、鋼線
または鋼棒(9)を建込んで、アースアンカーを造成し
た他の実施例である。
9球状の杭(6a)を次々に形成する一方、その上部及
び同各球状抗(6a)内にコンクリート杭(7)を造成
した摩擦杭を示す他の実施例、第6図は、可撓性中空体
(2)に球状のものを使用して1球状の抗(6a)を形
成する一方、その上部に鋼管(8)を建込んだ他の実施
例、第7図は、可撓性中空体(2)に略球状のものを使
用して、長球状の定着部(6a)を形成する一方、鋼線
または鋼棒(9)を建込んで、アースアンカーを造成し
た他の実施例である。
また注入管(1)は、水、空気等の掘削用流体(B)を
注入するので、第8図乃至第11図に示すように外管(
1a)と内管(1b)とよりなる二重管とし。
注入するので、第8図乃至第11図に示すように外管(
1a)と内管(1b)とよりなる二重管とし。
空気(B、)を外管(1a)と内管(1b)との間を経
て、また水(B2)を内管(1b)を経て、それぞれ供
給するようにしてもよい。なお掘削用流体(B)に水と
空気とを使用するのは、水が土砂の掘削に効果があり、
空気が土砂を含む水のリフトに効果があるためであるが
、拡径部の径が小さい場合には、空気を使用しな(でも
よい。また粘土層等を掘削する場合には、水に掘削効果
の高い粒子を混入してもよい。
て、また水(B2)を内管(1b)を経て、それぞれ供
給するようにしてもよい。なお掘削用流体(B)に水と
空気とを使用するのは、水が土砂の掘削に効果があり、
空気が土砂を含む水のリフトに効果があるためであるが
、拡径部の径が小さい場合には、空気を使用しな(でも
よい。また粘土層等を掘削する場合には、水に掘削効果
の高い粒子を混入してもよい。
また第12図乃至第15図は、第6図の可撓性中空体(
2)に球状0も0を使用して・球状の抗(6。
2)に球状0も0を使用して・球状の抗(6。
a)を形成する一方、その上部に鋼管(8)を建込ん
1□だ実施例の詳細を示している。即ち、
第12図に示すように注入管(1)を三重管とし、各管
の間に可撓性中空体(2)の膨張用水Aと空気B、と水
B2とを供給するようにし、また可撓性中空体(2)の
下端部に穿孔用メタル(10)を設ける。そして第13
図に示すように工事対象地盤に掘削した削孔に鋼管(8
)を挿入し5次いで第14図に示すように鋼管(8)内
に第12図の可撓性中空体(2)を具えた三重管のボー
リングロッドを挿入し、これを矢印方向に回転して、鋼
管(8)下端部の下方を穿孔用メタル([0)により掘
削し1次いでさきの要領で中空体(2)の膨張、拡径方
向への掘削、充填材(C)の注入を行って、第15図の
ように椀状体(6a)を造成する。
1□だ実施例の詳細を示している。即ち、
第12図に示すように注入管(1)を三重管とし、各管
の間に可撓性中空体(2)の膨張用水Aと空気B、と水
B2とを供給するようにし、また可撓性中空体(2)の
下端部に穿孔用メタル(10)を設ける。そして第13
図に示すように工事対象地盤に掘削した削孔に鋼管(8
)を挿入し5次いで第14図に示すように鋼管(8)内
に第12図の可撓性中空体(2)を具えた三重管のボー
リングロッドを挿入し、これを矢印方向に回転して、鋼
管(8)下端部の下方を穿孔用メタル([0)により掘
削し1次いでさきの要領で中空体(2)の膨張、拡径方
向への掘削、充填材(C)の注入を行って、第15図の
ように椀状体(6a)を造成する。
また第16図乃至第20図は、可撓性中空体(2)に略
球状のものを使用して、長球状の定着部(6a)を形成
する一方、鋼線または鋼棒(9)を建込んで、アースア
ンカーを造成した実施例の詳細を示している。即ち、第
16図に示すように下端部に注入ノズル(1a)を有す
る注入管(1)と可撓性中空体(2)と圧力流体注入管
(3)とを具えた造成装置を使用し、第17図に示すよ
うにケーシングパイプ(11)で掘削、削孔し1次いで
同ケーシングパイプ(11)に同造成装置を挿入し1次
いで同ケージングパイプ(11)を可撓性中空体(2)
の上部まで引き抜き1次いで第18図に示すように圧力
流体(A)を注入管(3)から可撓性中空体(2)へ供
給して。
球状のものを使用して、長球状の定着部(6a)を形成
する一方、鋼線または鋼棒(9)を建込んで、アースア
ンカーを造成した実施例の詳細を示している。即ち、第
16図に示すように下端部に注入ノズル(1a)を有す
る注入管(1)と可撓性中空体(2)と圧力流体注入管
(3)とを具えた造成装置を使用し、第17図に示すよ
うにケーシングパイプ(11)で掘削、削孔し1次いで
同ケーシングパイプ(11)に同造成装置を挿入し1次
いで同ケージングパイプ(11)を可撓性中空体(2)
の上部まで引き抜き1次いで第18図に示すように圧力
流体(A)を注入管(3)から可撓性中空体(2)へ供
給して。
同可撓性中空体(2)を徐々に膨張させながら圧力水(
B1)を注入管(1)から可撓性中空体(2)の外周部
へ供給して、同可撓性中空体(2)の周りの土砂を拡径
状に掘削し9次いで第19図のようにモルタル等の充填
材(C)を注入管(1)から上記拡径部へ吐出して、椀
状体(定着部) (6a)を造成し1次いで上記造成装
置を引き抜き2次いで第20図に示すように先端に抵抗
体(12)を有する鋼線(9)を挿入し、ケーシングパ
イプ(11)を抜き取って、アースアンカーを造成する
。
B1)を注入管(1)から可撓性中空体(2)の外周部
へ供給して、同可撓性中空体(2)の周りの土砂を拡径
状に掘削し9次いで第19図のようにモルタル等の充填
材(C)を注入管(1)から上記拡径部へ吐出して、椀
状体(定着部) (6a)を造成し1次いで上記造成装
置を引き抜き2次いで第20図に示すように先端に抵抗
体(12)を有する鋼線(9)を挿入し、ケーシングパ
イプ(11)を抜き取って、アースアンカーを造成する
。
また上記鋼線(9)にアンボンド鋼線をU字型に曲げて
使用すれば、鋼線の除去が可能になって。
使用すれば、鋼線の除去が可能になって。
除去式アースアンカーになる。その具体例を第21図乃
至第25図に示した。即ち、第21図に示すようにU字
型に湾曲して、リング(9b)により先端に鋼線(9)
の環状部(9a)を形成したアンボンド鋼線(9)をモ
ルタル等の充填材(C)を充填したケーシングパイプ(
11)内へ第22図−第23図のように挿入して、使用
する。次いで第24図のように鋼線(9)を矢印方向へ
引き抜けば、鋼線(9)を被覆していたポリエチレン被
膜(9c) (第25図参照)を残して、鋼線(9)が
除去される。なおこのように鋼線(9)を除去するのは
、アースアンカー造成後の地下に障害物になるものを残
さないためである。
至第25図に示した。即ち、第21図に示すようにU字
型に湾曲して、リング(9b)により先端に鋼線(9)
の環状部(9a)を形成したアンボンド鋼線(9)をモ
ルタル等の充填材(C)を充填したケーシングパイプ(
11)内へ第22図−第23図のように挿入して、使用
する。次いで第24図のように鋼線(9)を矢印方向へ
引き抜けば、鋼線(9)を被覆していたポリエチレン被
膜(9c) (第25図参照)を残して、鋼線(9)が
除去される。なおこのように鋼線(9)を除去するのは
、アースアンカー造成後の地下に障害物になるものを残
さないためである。
(発明の効果)
本発明は前記のように地盤に削孔し1次いで注入管と同
注入管の下端部の周りに同心状に取付けた収縮状態の可
撓性中空体とを同削孔に挿入して同中空体を同削孔の奥
部に位置させ1次いで上記注入管に沿い設けた圧力流体
注入管から同中空体内へ圧力流体を注入して同中空体を
膨張させながj ら水等の掘削用流体を上記
注入管の下端部から上記中空体の外周面と上記削孔の内
周面との間及び中空体上方の削孔内を経て地上へ流して
同中空体の外周面に対向した削孔の内周面を拡径方向に
掘削し2次いで同中空体を収縮させながら充填材を上記
注入管の下端部から上記拡径部へ吐出して杭状体を造成
するので、200〜400kg/cmzの高圧ポンプを
必要とせずに1またセメントミルクを含む排出土砂の地
上での処理を必要とせずに、杭状体を造成できる効果が
ある。
注入管の下端部の周りに同心状に取付けた収縮状態の可
撓性中空体とを同削孔に挿入して同中空体を同削孔の奥
部に位置させ1次いで上記注入管に沿い設けた圧力流体
注入管から同中空体内へ圧力流体を注入して同中空体を
膨張させながj ら水等の掘削用流体を上記
注入管の下端部から上記中空体の外周面と上記削孔の内
周面との間及び中空体上方の削孔内を経て地上へ流して
同中空体の外周面に対向した削孔の内周面を拡径方向に
掘削し2次いで同中空体を収縮させながら充填材を上記
注入管の下端部から上記拡径部へ吐出して杭状体を造成
するので、200〜400kg/cmzの高圧ポンプを
必要とせずに1またセメントミルクを含む排出土砂の地
上での処理を必要とせずに、杭状体を造成できる効果が
ある。
以上本発明を実施例ついて説明したが、勿論本発明はこ
のような実施例にだけ局限されるものではなく9本発明
の精神を逸脱しない範囲で種々の設計の改変を施しうる
ちのである。
のような実施例にだけ局限されるものではなく9本発明
の精神を逸脱しない範囲で種々の設計の改変を施しうる
ちのである。
第1図乃至第3図は本発明に係わる杭状体の造成方法の
実施に使用する造成装置の構成例を示す側面図、第4図
乃至第7図は本杭状体造成方法の各実施例を示す側面図
、第8図乃至第11図は注入管の各実施例を示す側面図
、第12図乃至第15図は第6図の椀状体造成方法の具
体例を示す説 ・、・明図、第16図乃至第2
0図は第7図の椀状体造成方法の具体例を示す説明図、
第21図乃至第25図は同第7図の椀状体造成方法の他
の具体例を示す説明図である。 (1)・・・注入管、(2)・・・可撓性中空体、(3
)・・・圧力流体注入管、(4)・・・削孔、(八)・
・・圧力流体、(B)・・・水等の掘削用流体、(C)
・・・充填材。
実施に使用する造成装置の構成例を示す側面図、第4図
乃至第7図は本杭状体造成方法の各実施例を示す側面図
、第8図乃至第11図は注入管の各実施例を示す側面図
、第12図乃至第15図は第6図の椀状体造成方法の具
体例を示す説 ・、・明図、第16図乃至第2
0図は第7図の椀状体造成方法の具体例を示す説明図、
第21図乃至第25図は同第7図の椀状体造成方法の他
の具体例を示す説明図である。 (1)・・・注入管、(2)・・・可撓性中空体、(3
)・・・圧力流体注入管、(4)・・・削孔、(八)・
・・圧力流体、(B)・・・水等の掘削用流体、(C)
・・・充填材。
Claims (1)
- 地盤に削孔し、次いで注入管と同注入管の下端部の周り
に同心状に取付けた収縮状態の可撓性中空体とを同削孔
に挿入して同中空体を同削孔の奥部に位置させ、次いで
上記注入管に沿い設けた圧力流体注入管から同中空体内
へ圧力流体を注入して同中空体を膨張させながら水等の
掘削用流体を上記注入管の下端部から上記中空体の外周
面と上記削孔の内周面との間及び中空体上方の削孔内を
経て地上へ流して同中空体の外周面に対向した削孔の内
周面を拡径方向に掘削し、次いで同中空体を収縮させな
がら充填材を上記注入管の下端部から上記拡径部へ吐出
して杭状体を造成することを特徴とした杭状体の造成方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59235145A JPS61113924A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 杭状体の造成方法 |
KR1019850008018A KR860004213A (ko) | 1984-11-09 | 1985-10-29 | 갱상체(杭狀體)의 조성방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59235145A JPS61113924A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 杭状体の造成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113924A true JPS61113924A (ja) | 1986-05-31 |
Family
ID=16981717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59235145A Pending JPS61113924A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 杭状体の造成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61113924A (ja) |
KR (1) | KR860004213A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0411114A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Fujita Corp | 圧密土地盤のアンカー施工法 |
CN102943473A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-02-27 | 绍兴文理学院 | 一种可回收充液式拉力锚杆及其使用方法 |
CN111017116A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-04-17 | 合肥学院 | 用于系泊网箱的囊式注浆锚泊基础及其施工方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5873619A (ja) * | 1981-10-27 | 1983-05-02 | 株式会社 技研製作所 | 球根杭の構築工法及びトレミ−管 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP59235145A patent/JPS61113924A/ja active Pending
-
1985
- 1985-10-29 KR KR1019850008018A patent/KR860004213A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5873619A (ja) * | 1981-10-27 | 1983-05-02 | 株式会社 技研製作所 | 球根杭の構築工法及びトレミ−管 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0411114A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Fujita Corp | 圧密土地盤のアンカー施工法 |
CN102943473A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-02-27 | 绍兴文理学院 | 一种可回收充液式拉力锚杆及其使用方法 |
CN111017116A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-04-17 | 合肥学院 | 用于系泊网箱的囊式注浆锚泊基础及其施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR860004213A (ko) | 1986-06-18 |
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