JPH04111062A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JPH04111062A JPH04111062A JP2227925A JP22792590A JPH04111062A JP H04111062 A JPH04111062 A JP H04111062A JP 2227925 A JP2227925 A JP 2227925A JP 22792590 A JP22792590 A JP 22792590A JP H04111062 A JPH04111062 A JP H04111062A
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、たとえば銀行などの金融機関において、通貨
の人出金取引を自動的に行なう自動取引装置に関する。
の人出金取引を自動的に行なう自動取引装置に関する。
(従来の技術)
近年、入出金装置などの自動取引装置は、銀行の機械化
コーナに多数設置されて、磁気カードあるいは磁気通帳
などの取引媒体を用いて、自動的に現金(紙幣)の引出
しく出金)あるいは預入れ(入金)などの取引を利用者
自身の操作で行なえるものであり、銀行窓口の営業終了
後も時間延長して稼動しており、またデパート、スーパ
ーマーケットなどの店内に設置する無人運用などの使い
方もあり、今後ますます設置台数が増えるものと予測さ
れる。
コーナに多数設置されて、磁気カードあるいは磁気通帳
などの取引媒体を用いて、自動的に現金(紙幣)の引出
しく出金)あるいは預入れ(入金)などの取引を利用者
自身の操作で行なえるものであり、銀行窓口の営業終了
後も時間延長して稼動しており、またデパート、スーパ
ーマーケットなどの店内に設置する無人運用などの使い
方もあり、今後ますます設置台数が増えるものと予測さ
れる。
こうした背景において、一般に各自動取引装置は、各々
が独立した装置となっている。
が独立した装置となっている。
(発明が解決しようとする課題)
したがって、たとえば自動取引装置の制御手段に異常が
発生し、た場合、制御手段の動作か停止し、自動取引装
置全体の動作が停止してしまう。
発生し、た場合、制御手段の動作か停止し、自動取引装
置全体の動作が停止してしまう。
このため、自動取引装置の取引を実行するための各部に
不都合がないのに取引かできなくなってしまうという問
題があった。
不都合がないのに取引かできなくなってしまうという問
題があった。
又このように装置全体か停止した場合、カード、通帳等
の取引媒体が装置内に残留するため、利用者は係員によ
り取引媒体を返却してもらうまで、その場を離れられな
いといった問題を有していた。
の取引媒体が装置内に残留するため、利用者は係員によ
り取引媒体を返却してもらうまで、その場を離れられな
いといった問題を有していた。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の自動取引装置は、利用者の操作により所定の取
引を実行する第1及び第2の自動取引装置と、利用者の
操作に対応してあらかしめ定められた手順にしたがって
前記第1及び第2の自動取引装置の各部を制御する第1
および第2の制御手段と、これら第1および第2の制御
手段の間を電気的に接続する接続手段と、前記第1制御
手段は、第1の自動取引装置の制御が不可能となったと
き、前記接続手段を介して前記第2制御手段に対し自動
取引装置の制御が不可能となったことを通知する手段を
有し、前記第2制御手段は、前記第1の制御手段からの
通知を受取ると、前記接続手段を介して前記第1の自動
取引装置に対して取引媒体の返却を指示することを特徴
とする。
引を実行する第1及び第2の自動取引装置と、利用者の
操作に対応してあらかしめ定められた手順にしたがって
前記第1及び第2の自動取引装置の各部を制御する第1
および第2の制御手段と、これら第1および第2の制御
手段の間を電気的に接続する接続手段と、前記第1制御
手段は、第1の自動取引装置の制御が不可能となったと
き、前記接続手段を介して前記第2制御手段に対し自動
取引装置の制御が不可能となったことを通知する手段を
有し、前記第2制御手段は、前記第1の制御手段からの
通知を受取ると、前記接続手段を介して前記第1の自動
取引装置に対して取引媒体の返却を指示することを特徴
とする。
(作用)
たとえば2つの自動取引装置の制御手段の間を電気的に
接続し、常に互いの自動取引装置の稼動状況について通
知し合い、制御手段の動作を一時停止する場合には、も
う一方の制御手段に対し自動取引装置の制御を移管でき
るようにしたものであり、これにより制御手段の動作が
停止したときには、もう一つの制御手段が代行して制御
できるようになり、自動取引装置の動作を停止させるこ
となく運用できるため、稼動率を確保することができる
。
接続し、常に互いの自動取引装置の稼動状況について通
知し合い、制御手段の動作を一時停止する場合には、も
う一方の制御手段に対し自動取引装置の制御を移管でき
るようにしたものであり、これにより制御手段の動作が
停止したときには、もう一つの制御手段が代行して制御
できるようになり、自動取引装置の動作を停止させるこ
となく運用できるため、稼動率を確保することができる
。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は、本発明に係る自動取引システムの概念図であ
る。すなわち、たとえば銀行の支店内には、支店内の自
動取引装置類を制御するための複数の取引制御装置IA
、IBが設置されている。
る。すなわち、たとえば銀行の支店内には、支店内の自
動取引装置類を制御するための複数の取引制御装置IA
、IBが設置されている。
これら取引制御装置IA、IBは、店内LAN(ローカ
ル・エリア・ネットワーク)2に接続されている。店内
LAN2には、支店内の自動取引装置類が接続されてい
る。店内LAN2に接続されている自動取引装置類には
、複数の自動取引装置(入出金装置、ATM)3A〜3
Bや記帳機4、残高照会機5などがある。また、店外に
設置された自動取引装置(入出金装置、ATM)3Cは
、店内に設置されたLAN接続アダプタ6を介して店内
LAN2に接続されている。これらの自動取引装置類は
、店内LAN2を介して取引制御装置IA、IBにより
集中制御、運用管理される。
ル・エリア・ネットワーク)2に接続されている。店内
LAN2には、支店内の自動取引装置類が接続されてい
る。店内LAN2に接続されている自動取引装置類には
、複数の自動取引装置(入出金装置、ATM)3A〜3
Bや記帳機4、残高照会機5などがある。また、店外に
設置された自動取引装置(入出金装置、ATM)3Cは
、店内に設置されたLAN接続アダプタ6を介して店内
LAN2に接続されている。これらの自動取引装置類は
、店内LAN2を介して取引制御装置IA、IBにより
集中制御、運用管理される。
取引制御装置IA、IBは、電話口綿を通してホストコ
ンピュータや監視センタなどに接続されている。すなわ
ち、取引制御装置IA、1Bには、モデム7A、7Bが
接続され、特定回線によリセンタ側モデム8A、8Bと
接続され、計算機センタ9と接続される。計算機センタ
9には、自動取引装置類を利用する利用者の各口座ごと
の取引情報が記憶されており、取引制御装置IA、IB
から送信される取引情報に基づき、該当口座の取引記録
の更新を行ない、取引制御装置IA、1Bに更新結果に
基づく取引情報を送出する。
ンピュータや監視センタなどに接続されている。すなわ
ち、取引制御装置IA、1Bには、モデム7A、7Bが
接続され、特定回線によリセンタ側モデム8A、8Bと
接続され、計算機センタ9と接続される。計算機センタ
9には、自動取引装置類を利用する利用者の各口座ごと
の取引情報が記憶されており、取引制御装置IA、IB
から送信される取引情報に基づき、該当口座の取引記録
の更新を行ない、取引制御装置IA、1Bに更新結果に
基づく取引情報を送出する。
取引制御装置IA、IBには、もう1つの外部回線への
接続部がある。すなわち、取引制御装置IA、IBには
、NCU (ネットワーク・コントロール・ユニット)
モデムIOA、IOBが接続され、公衆回線網11に接
続される。これにより、取引制御装置IA、、IBは、
公衆回線網11を介して外部に各種の情報を送信するこ
とができる。公衆回線網11を介した取引制御装置IA
。
接続部がある。すなわち、取引制御装置IA、IBには
、NCU (ネットワーク・コントロール・ユニット)
モデムIOA、IOBが接続され、公衆回線網11に接
続される。これにより、取引制御装置IA、、IBは、
公衆回線網11を介して外部に各種の情報を送信するこ
とができる。公衆回線網11を介した取引制御装置IA
。
IBからの情報送田先には、監視センタ12がある。監
視センタ12では、休日などで自動取引装置類が無人稼
働しているとき、取引制御装置IA。
視センタ12では、休日などで自動取引装置類が無人稼
働しているとき、取引制御装置IA。
IBからの情報に基づき自動取引装置類の運用状態を監
視する。また、必要に応じて自動取引装置類を遠隔制御
することにより、障害復旧を行なったり、復旧できない
障害が発生したり、自動取引装置類の内部にセットされ
ている媒体類の補充が必要だと判断した場合には、巡回
中のパトロール車13に指示を出し、自動取引装置類の
復旧処理を行なわさせる。
視する。また、必要に応じて自動取引装置類を遠隔制御
することにより、障害復旧を行なったり、復旧できない
障害が発生したり、自動取引装置類の内部にセットされ
ている媒体類の補充が必要だと判断した場合には、巡回
中のパトロール車13に指示を出し、自動取引装置類の
復旧処理を行なわさせる。
パトロール車13には、監視センタ12から公衆回線網
11を介した無線システムにより指示が出される。パト
ロール車13は、常時あらかじめ決められた地区を巡回
し、その地区に設置された自動取引装置類のメンテナン
スを行なう。パトロール車13を呼出す方法には、前述
の監視センタ12から呼出す方法と取引制御装置IA、
1Bから公衆回線網11を介して直接呼出す方法とがあ
る。
11を介した無線システムにより指示が出される。パト
ロール車13は、常時あらかじめ決められた地区を巡回
し、その地区に設置された自動取引装置類のメンテナン
スを行なう。パトロール車13を呼出す方法には、前述
の監視センタ12から呼出す方法と取引制御装置IA、
1Bから公衆回線網11を介して直接呼出す方法とがあ
る。
取引制御装置IA、IBから直接呼出す方法とは、自動
取引装置3A〜3Bなどに障害が発生したとき、その障
害内容によっては監視センタ12からの遠隔制御では障
害復旧ができない場合がある。たとえば、自動取引装置
内にセットしであるジャーナル用紙や現金などの補充か
必要となった場合や、システムエラーなどが発生し、自
動取引装置を直接にマニュアルで操作しないと復旧でき
ない障害が発生する。
取引装置3A〜3Bなどに障害が発生したとき、その障
害内容によっては監視センタ12からの遠隔制御では障
害復旧ができない場合がある。たとえば、自動取引装置
内にセットしであるジャーナル用紙や現金などの補充か
必要となった場合や、システムエラーなどが発生し、自
動取引装置を直接にマニュアルで操作しないと復旧でき
ない障害が発生する。
これらの障害が発生したことを自動取引装置から取引制
御装置IA、IBに通知されると、取引制御装置IA、
IBは、その通知された障害報告から遠隔制御では障害
復旧ができず、即座にパトロール車13を呼出す必要が
あると判断する。
御装置IA、IBに通知されると、取引制御装置IA、
IBは、その通知された障害報告から遠隔制御では障害
復旧ができず、即座にパトロール車13を呼出す必要が
あると判断する。
取引制御装置IA、IBは、前述のようにして監視セン
タ12に障害を報告するとともに、NCUモデムIOA
、IOBにより公衆回線網11を介した無線システムを
経由して直接パトロール車13に障害復旧の指示をだす
。
タ12に障害を報告するとともに、NCUモデムIOA
、IOBにより公衆回線網11を介した無線システムを
経由して直接パトロール車13に障害復旧の指示をだす
。
取引制御装置IA、IBは、発生した障害の内容に応じ
てパトロール車13に障害内容を報告する。すなわち、
取引制御装置IA、IBは、障害内容に応じてあらかじ
め決められた文字列を送信する。この文字列は、公衆回
線網11の無線システムを介してパトロール車13に通
知される。
てパトロール車13に障害内容を報告する。すなわち、
取引制御装置IA、IBは、障害内容に応じてあらかじ
め決められた文字列を送信する。この文字列は、公衆回
線網11の無線システムを介してパトロール車13に通
知される。
パトロール車13は、この文字列の通知を受信すると、
パトロール車13内に搭載されている表示器に文字列に
して表示する。これにより、パトロール車13は、自動
取引装置で発生した緊急障害の通知を直接に受信するこ
とができ、迅速に障害復旧ができるとともに監視センタ
12からパトロル車13に通知をだす必要がなくなる。
パトロール車13内に搭載されている表示器に文字列に
して表示する。これにより、パトロール車13は、自動
取引装置で発生した緊急障害の通知を直接に受信するこ
とができ、迅速に障害復旧ができるとともに監視センタ
12からパトロル車13に通知をだす必要がなくなる。
特に、この機能は、媒体の残量が少なくなった場合のニ
アエンド通知のときにも有効である。
アエンド通知のときにも有効である。
すなわち、媒体の残量が少なくなった場合は、その残分
て自動取引装置は取引を正常に続行することができる。
て自動取引装置は取引を正常に続行することができる。
しかし、媒体の残量が少ないために、早目に補充が必要
である。そこで、ニアエンド通知がパトロール車13に
通知されると、パトロール車13は、即座に急行する必
要はないが緊急物件を処理した後や、巡回経路を変更す
ることにより対応することが可能となり、効率的な運用
が可能となる。
である。そこで、ニアエンド通知がパトロール車13に
通知されると、パトロール車13は、即座に急行する必
要はないが緊急物件を処理した後や、巡回経路を変更す
ることにより対応することが可能となり、効率的な運用
が可能となる。
取引制御装置IA、IBは、公衆回線網11によりサー
ビスセンタ14に接続されている。サービスセンタ14
は、自動取引装置類が故障し、修理が必要な場合や故障
を予防するために定期的な点検整備を行なうサービスマ
ンを派遣する。
ビスセンタ14に接続されている。サービスセンタ14
は、自動取引装置類が故障し、修理が必要な場合や故障
を予防するために定期的な点検整備を行なうサービスマ
ンを派遣する。
サービスセンタ14は、サービスマンを派遣する前に、
公衆回線網を介して各自動取引装置ごとの障害データを
収集する。すなわち、サービスセンタ14から公衆回線
網11を介して取引制御装置IA、IBに対し、障害デ
ータの報告を指示する。
公衆回線網を介して各自動取引装置ごとの障害データを
収集する。すなわち、サービスセンタ14から公衆回線
網11を介して取引制御装置IA、IBに対し、障害デ
ータの報告を指示する。
取引制御装置IA、IBには、各自動取引装置ごとの障
害発生状況が、取引データなどの稼働状況データととも
に記録されている。取引制御装置IA、IBは、サービ
スセンタ14からの障害データ報告指示に基づき、記録
されている障害データをサービスセンタ14に報告する
。
害発生状況が、取引データなどの稼働状況データととも
に記録されている。取引制御装置IA、IBは、サービ
スセンタ14からの障害データ報告指示に基づき、記録
されている障害データをサービスセンタ14に報告する
。
サービスセンタ14では、この報告された障害データに
基づき、派遣するサービスマンに対し、どのようなメン
テナンス作業をすべきか、指示を与えるとともに持参す
る部品などの払出しが行なわれる。
基づき、派遣するサービスマンに対し、どのようなメン
テナンス作業をすべきか、指示を与えるとともに持参す
る部品などの払出しが行なわれる。
取引制御装置IA、IBが公衆回線網11によってサー
ビスセンタ14に接続されていることにより、サービス
センタ14から派遣されたサービスマンは、故障修理す
るためのマニュアルをサービスセンタ14から受けるこ
とができる。すなわち、サービスセンタ14には、常時
、サービスマンを支援するための技術スタッフが駐在し
ており、複雑な障害でサービスマンの知識では修理が不
可能な場合などに、公衆回線網を介して修理作業の指示
を行なうことができる。
ビスセンタ14に接続されていることにより、サービス
センタ14から派遣されたサービスマンは、故障修理す
るためのマニュアルをサービスセンタ14から受けるこ
とができる。すなわち、サービスセンタ14には、常時
、サービスマンを支援するための技術スタッフが駐在し
ており、複雑な障害でサービスマンの知識では修理が不
可能な場合などに、公衆回線網を介して修理作業の指示
を行なうことができる。
すなわち、サービスセンタ14の技術スタッフは、必要
に応じて支店に派遣したサービスマンに対し修理マニュ
アルを送る。この修理マニュアルは、サービスセンタ1
4から取引制御装置IA。
に応じて支店に派遣したサービスマンに対し修理マニュ
アルを送る。この修理マニュアルは、サービスセンタ1
4から取引制御装置IA。
IBに送出されると、さらに自動取引装置に出力される
。自動取引装置では、内蔵した印字装置により修理マニ
ュアルを印字し、サービスマンに対し出力する。
。自動取引装置では、内蔵した印字装置により修理マニ
ュアルを印字し、サービスマンに対し出力する。
ところが、修理マニュアルを出力する印字装置が故障し
ている場合には、マニュアルを出力することかできない
。このようなときには、取引制御装置IA、IBの印字
装置に出力される。
ている場合には、マニュアルを出力することかできない
。このようなときには、取引制御装置IA、IBの印字
装置に出力される。
すなわち、取引制御装置IA、IBは、サービスセンタ
14からの修理マニュアルを受信すると、自動取引装置
から報告されている障害内容に基づき、自動取引装置の
印字装置に出力可能が判断する。もし、障害内容が印字
装置に影響しない内容(たとえば紙幣のジャムなど)の
場合には、自動取引装置に対し修理マニュアルを送出し
、出力を指令する。また、印字装置が故障して修理マニ
ュアルの出力が不可能と判断した場合には、取引制御装
置IA、IB自身の印字装置に出力する。
14からの修理マニュアルを受信すると、自動取引装置
から報告されている障害内容に基づき、自動取引装置の
印字装置に出力可能が判断する。もし、障害内容が印字
装置に影響しない内容(たとえば紙幣のジャムなど)の
場合には、自動取引装置に対し修理マニュアルを送出し
、出力を指令する。また、印字装置が故障して修理マニ
ュアルの出力が不可能と判断した場合には、取引制御装
置IA、IB自身の印字装置に出力する。
しかし、このとき、サービスマンは、自動取引装置の修
理を行なっているため、修理マニュアルが出力されたこ
とがわからない。そこで、取引制御装置IA、IBは、
自動取引装置の顧客操作案内装置などの表示部に修理マ
ニュアルが取引制御装置IA、IBに出力されているこ
とを表示し、サービスマンに通知する。このとき、自動
取引装置は内蔵したブザーを鳴動させ、サービスマンに
対し表示部を参照するように誘導する。
理を行なっているため、修理マニュアルが出力されたこ
とがわからない。そこで、取引制御装置IA、IBは、
自動取引装置の顧客操作案内装置などの表示部に修理マ
ニュアルが取引制御装置IA、IBに出力されているこ
とを表示し、サービスマンに通知する。このとき、自動
取引装置は内蔵したブザーを鳴動させ、サービスマンに
対し表示部を参照するように誘導する。
ここで、店内LAN2に接続される自動取引装置類につ
いて説明する。第2図は、自動取引装置類のうち自動取
引装置3A〜3Bの外観図である。本体21の接客面側
には、はぼL字状の顧客操作部103が形成されていて
、その垂直面部には通帳挿入口22、カード挿入口23
、および伝票発行口24が、また水平面部には入出金口
25、複数の操作釦26を有したCRT表示部(案内表
示部)27、およびテンキーなどのキーボード28が設
けられている。
いて説明する。第2図は、自動取引装置類のうち自動取
引装置3A〜3Bの外観図である。本体21の接客面側
には、はぼL字状の顧客操作部103が形成されていて
、その垂直面部には通帳挿入口22、カード挿入口23
、および伝票発行口24が、また水平面部には入出金口
25、複数の操作釦26を有したCRT表示部(案内表
示部)27、およびテンキーなどのキーボード28が設
けられている。
第3図は、自動取引装置3A〜3Bの概略構成を示すブ
ロック図である。自動取引装置3A〜3Bは、店内LA
N2に接続されるが、自動取引装置3A〜3Bの内部で
は、LANアダプタ101があり、店内LAN2との接
続部となっている。
ロック図である。自動取引装置3A〜3Bは、店内LA
N2に接続されるが、自動取引装置3A〜3Bの内部で
は、LANアダプタ101があり、店内LAN2との接
続部となっている。
LANアダプタ101は、店内LAN2を介して取引制
御装置IA、1Bと各種データの授受を行なう。LAN
アダプタ101は、自動取引装置3A〜3Bに内蔵する
各処理部の情報をもとに、それらの情報を一時蓄積し、
取引制御装置IA、IBとのデータ送受信のため、デー
タ編集機能を持つとともに、店内LAN2におけるデー
タ送受信手順(プロトコル)の制御機能を持っている。
御装置IA、1Bと各種データの授受を行なう。LAN
アダプタ101は、自動取引装置3A〜3Bに内蔵する
各処理部の情報をもとに、それらの情報を一時蓄積し、
取引制御装置IA、IBとのデータ送受信のため、デー
タ編集機能を持つとともに、店内LAN2におけるデー
タ送受信手順(プロトコル)の制御機能を持っている。
さらに、自動取引装置3A〜3Bの内部には、取引処理
を行なうための処理部を内蔵している。内蔵している処
理部には、係員操作部102、顧客操作部103、カー
ド処理部104、明細票処理部105、通帳処理部10
6、紙幣処理部107、硬貨処理部108などがある。
を行なうための処理部を内蔵している。内蔵している処
理部には、係員操作部102、顧客操作部103、カー
ド処理部104、明細票処理部105、通帳処理部10
6、紙幣処理部107、硬貨処理部108などがある。
係員操作部102は、銀行員や保守員など、自動取引装
置3A〜3Bを管理する係員のための操作、表示機能を
持っている。すなわち、紙幣や硬貨を自動取引装置3A
〜3Bにセットするときや、自動取引装置3A〜3Bが
故障し、復旧、修理などが必要なとき、係員などに対し
て必要な情報を表示し、操作を誘導する。さらに、係員
が必要な操作をするとき、自動取引装置3A〜3Bに対
して操作の内容を指定したり、操作に必要な情報のキー
人力など、入力機能を持っている。
置3A〜3Bを管理する係員のための操作、表示機能を
持っている。すなわち、紙幣や硬貨を自動取引装置3A
〜3Bにセットするときや、自動取引装置3A〜3Bが
故障し、復旧、修理などが必要なとき、係員などに対し
て必要な情報を表示し、操作を誘導する。さらに、係員
が必要な操作をするとき、自動取引装置3A〜3Bに対
して操作の内容を指定したり、操作に必要な情報のキー
人力など、入力機能を持っている。
顧客操作部103は、前述したように自動取引装置3A
〜3Bを利用する利用者(顧客)に対する操作案内や、
入力を行なう部分であり、自動取引装置3A〜3Bの操
作面の各種の表示(取扱表示、取扱種目)や、CRTと
タッチパネルによる操作案内や、操作入力などを行なう
。
〜3Bを利用する利用者(顧客)に対する操作案内や、
入力を行なう部分であり、自動取引装置3A〜3Bの操
作面の各種の表示(取扱表示、取扱種目)や、CRTと
タッチパネルによる操作案内や、操作入力などを行なう
。
カード処理部104は、カード挿入口23に挿入された
利用者が持参する磁気カードを受入れ、その磁気情報を
読取る。この読取った磁気情報は、LANアダプタ10
1、店内LAN2を介して取引制御装置IA、IBに送
出される。さらに、磁気カードのエンボス部などの磁気
カード表面の光学情報を光学的に読取る機能も持ってい
る。この読取った光学情報は、取引制御装置IA、IB
に送出され、磁気カードの使用記録として電子的に記録
される。(詳細については後述する)また、カード処理
部104では、振込取引における振込先を指定入力する
ための振込カードの発行、受入れも行なわれる。明細票
処理部105は、通帳を持参しない利用者に対し、取引
記録を印字した取引明細票を発行する。この取引明細票
に印字する印字情報は、取引制御装置IA、IBで編集
され、店内LAN2、LANアダプタ101を介して明
細票処理部105に送出されてくる。
利用者が持参する磁気カードを受入れ、その磁気情報を
読取る。この読取った磁気情報は、LANアダプタ10
1、店内LAN2を介して取引制御装置IA、IBに送
出される。さらに、磁気カードのエンボス部などの磁気
カード表面の光学情報を光学的に読取る機能も持ってい
る。この読取った光学情報は、取引制御装置IA、IB
に送出され、磁気カードの使用記録として電子的に記録
される。(詳細については後述する)また、カード処理
部104では、振込取引における振込先を指定入力する
ための振込カードの発行、受入れも行なわれる。明細票
処理部105は、通帳を持参しない利用者に対し、取引
記録を印字した取引明細票を発行する。この取引明細票
に印字する印字情報は、取引制御装置IA、IBで編集
され、店内LAN2、LANアダプタ101を介して明
細票処理部105に送出されてくる。
通帳処理部106は、通帳挿入口22に挿入された利用
者が持参する通帳を受入れ、取引記録などを印字して返
却する。この取引記録は、取引制御装置IA、IBによ
り、計算機センタ9に記録されている該当の口座情報の
問合わせを行ない、通帳印字情報を受信する。
者が持参する通帳を受入れ、取引記録などを印字して返
却する。この取引記録は、取引制御装置IA、IBによ
り、計算機センタ9に記録されている該当の口座情報の
問合わせを行ない、通帳印字情報を受信する。
また、通帳処理部106は、通帳の表紙に貼付しである
磁気ストライブに記録されている磁気情報の読取り、書
込みも行なう。これにより、磁気カードを持参しない利
用者でも通帳だけあれば各種の取引が可能である。
磁気ストライブに記録されている磁気情報の読取り、書
込みも行なう。これにより、磁気カードを持参しない利
用者でも通帳だけあれば各種の取引が可能である。
さらに、通帳処理部106は、印字する通帳のページが
いっばいとなり、印字行がなくなったときには自動的に
ページをめくる改ページ機構や、通帳の最終ページまで
使用してしまった場合には、新しい通帳を自動的に発行
する通帳発行機能なども持っている。
いっばいとなり、印字行がなくなったときには自動的に
ページをめくる改ページ機構や、通帳の最終ページまで
使用してしまった場合には、新しい通帳を自動的に発行
する通帳発行機能なども持っている。
紙幣処理部107は、利用者が預金や振込みのために持
参した紙幣を計数し、受入れる入金機能と、利用者に対
し支払いや釣銭として紙幣を払出す出金機能がある。
参した紙幣を計数し、受入れる入金機能と、利用者に対
し支払いや釣銭として紙幣を払出す出金機能がある。
また、紙幣処理部107には、係員が紙幣を装填したり
補充するとき、計数しながら受入れる装填機能や、自動
取引装置3A〜3B内部の現金の実在枚数をチエツクす
るための精査機能とがある。この装填機能と精査機能に
より、自動取引装置3A〜3Bの内部の現金管理を確実
に行なうことができる。これらの現金のセット状況は、
LANアダプタ101、店内LAN2を介して取引制御
装置IA、IBに送出される。これらの現金情報は、取
引制御装置IA、IBに記録され、自動取引装置類を相
互に効率よく運用するとともに、効率的な現金運用を算
出し、係員に対しタイムリな現金補充や抜取りを指示す
る。
補充するとき、計数しながら受入れる装填機能や、自動
取引装置3A〜3B内部の現金の実在枚数をチエツクす
るための精査機能とがある。この装填機能と精査機能に
より、自動取引装置3A〜3Bの内部の現金管理を確実
に行なうことができる。これらの現金のセット状況は、
LANアダプタ101、店内LAN2を介して取引制御
装置IA、IBに送出される。これらの現金情報は、取
引制御装置IA、IBに記録され、自動取引装置類を相
互に効率よく運用するとともに、効率的な現金運用を算
出し、係員に対しタイムリな現金補充や抜取りを指示す
る。
硬貨処理部108は、硬貨について紙幣処理部107と
同様に入金/出金機能や、装填/精査機能を持ち、硬貨
に関する現金管理を行なう。
同様に入金/出金機能や、装填/精査機能を持ち、硬貨
に関する現金管理を行なう。
このような構成において、たとえば自動取引装置3Aを
利用した利用者による取引の実行について説明する。−
例として磁気カードによる支払取引を説明する。まず、
取引制御装置IAは、店内LAN2を介して自動取引装
置3Aの各処理部に対し取引実行が可能か問合わせをだ
す。自動取引装置3Aの各処理部は、その装置の各部に
ついて異常がなく、取引に必要な内蔵する明細票や現金
などが充分にセットされていることを自動的にチエツク
し、異常がなければ取引制御装置IAに対し「取引可能
」の回答を返す。さらに、取引制御装置IAは、特定回
線により接続された計算機センタ9に対し、取扱開始の
許可を申請する。計算機センタ9から「取引許可」が指
令されると、取引制御装置IAは、自動取引装置3Aが
「取引可能」状態であれば、自動取引装L3Aによる取
扱いを開始する。
利用した利用者による取引の実行について説明する。−
例として磁気カードによる支払取引を説明する。まず、
取引制御装置IAは、店内LAN2を介して自動取引装
置3Aの各処理部に対し取引実行が可能か問合わせをだ
す。自動取引装置3Aの各処理部は、その装置の各部に
ついて異常がなく、取引に必要な内蔵する明細票や現金
などが充分にセットされていることを自動的にチエツク
し、異常がなければ取引制御装置IAに対し「取引可能
」の回答を返す。さらに、取引制御装置IAは、特定回
線により接続された計算機センタ9に対し、取扱開始の
許可を申請する。計算機センタ9から「取引許可」が指
令されると、取引制御装置IAは、自動取引装置3Aが
「取引可能」状態であれば、自動取引装L3Aによる取
扱いを開始する。
すなわち、自動取引装置3Aの顧客操作部103に対し
取扱中表示を指令するとともに、顧客操作部103のC
RT表示部に対し「いらっしゃいませ、取引のボタンを
押して下さい。・・・・・」を表示する。さらに、カー
ド処理部104、通帳処理部106に対しカードや通帳
の受入れ許可を指令する。これにより、利用者は、自動
取引装置3Aが取引取扱い可能であり、希望に応じて預
金、支払、振込などの取引を開始することが可能となる
。
取扱中表示を指令するとともに、顧客操作部103のC
RT表示部に対し「いらっしゃいませ、取引のボタンを
押して下さい。・・・・・」を表示する。さらに、カー
ド処理部104、通帳処理部106に対しカードや通帳
の受入れ許可を指令する。これにより、利用者は、自動
取引装置3Aが取引取扱い可能であり、希望に応じて預
金、支払、振込などの取引を開始することが可能となる
。
以上、同様にして自動取引装置3B、記帳機4、残高照
会機5などの自動取引装置類を取扱状態とする。
会機5などの自動取引装置類を取扱状態とする。
次に、取引制御装置IA、IBについて詳細に説明する
。第4図は、取引制御装置IA、IBの外観図である。
。第4図は、取引制御装置IA、IBの外観図である。
取引制御装置IA、IBには、プラズマデイスプレィに
よる表示部201があり、各自動取引装置類の稼働状況
などが表示されている。また、表示部201の下側には
、汎用キー202が配置されており、係員による通常の
業務における操作や表示部201の表示内容の切換えな
どは、この汎用キー202により入力が可能となってい
る。すなわち、表示部201の画面の下部には、汎用キ
ー202の各キーごとの位置に対応して各キーの機能が
表示されている。この表示にしたがって対応するキーを
押下することにより、所定の機能の選択や入力が可能で
ある。汎用キー202の各キーごとの機能は必要に応じ
て切換えることが可能であり、切換えに対応して表示部
201の画面の下部の表示も切換えられる。
よる表示部201があり、各自動取引装置類の稼働状況
などが表示されている。また、表示部201の下側には
、汎用キー202が配置されており、係員による通常の
業務における操作や表示部201の表示内容の切換えな
どは、この汎用キー202により入力が可能となってい
る。すなわち、表示部201の画面の下部には、汎用キ
ー202の各キーごとの位置に対応して各キーの機能が
表示されている。この表示にしたがって対応するキーを
押下することにより、所定の機能の選択や入力が可能で
ある。汎用キー202の各キーごとの機能は必要に応じ
て切換えることが可能であり、切換えに対応して表示部
201の画面の下部の表示も切換えられる。
キーボード203は、通常は操作する必要がない。通常
は、もし押下されても論理的無効とされる。しかし、特
別な場合、この取引制御装置IA、IBに記憶されてい
る各種の条件を書換えたり、自動取引装置類に対して特
別な指令をたす場合などに、このキーボード203を有
効とし、このキーボード203から入力することかでき
る。
は、もし押下されても論理的無効とされる。しかし、特
別な場合、この取引制御装置IA、IBに記憶されてい
る各種の条件を書換えたり、自動取引装置類に対して特
別な指令をたす場合などに、このキーボード203を有
効とし、このキーボード203から入力することかでき
る。
単票印字部204は、係員が単票をセットし、必要な印
字情報を印字するものである。この単票には、係員の汎
用キー202による操作により、各自動取引装置類の稼
働状況や現金や媒体などの残量情報が印字される。
字情報を印字するものである。この単票には、係員の汎
用キー202による操作により、各自動取引装置類の稼
働状況や現金や媒体などの残量情報が印字される。
カード読取部205は、係員の持参する磁気カードを手
で挿入してスライドすることにより、磁気カードに記録
されている磁気情報を読取る。
で挿入してスライドすることにより、磁気カードに記録
されている磁気情報を読取る。
この場合、その磁気カードには担当者カード、管理者カ
ード、保守員カードなどかあり、それぞれの磁気カード
により、表示部201に表示される内容や操作可能なメ
ニューなどが切換えられる。
ード、保守員カードなどかあり、それぞれの磁気カード
により、表示部201に表示される内容や操作可能なメ
ニューなどが切換えられる。
すなわち、磁気カードに記録されている磁気情報のうち
、カード番号はそのカード分類ごとにあらかじめ登録さ
れている。そこで、取引制御装置IA、IBは、読取っ
たカード番号を解読することにより、カード分類を認識
することができ、内蔵するプログラムをそのカード分類
に応じて切換える。
、カード番号はそのカード分類ごとにあらかじめ登録さ
れている。そこで、取引制御装置IA、IBは、読取っ
たカード番号を解読することにより、カード分類を認識
することができ、内蔵するプログラムをそのカード分類
に応じて切換える。
カード読取部205で読取った磁気カードは、カード保
持部206に保管される。磁気カードが、このカード保
持部206に保管されている間は、そのカード読取部2
05で読取った磁気情報を有効とし、操作することが可
能である。取引制御装置IA、IBのプログラムの入れ
換えや記憶されているデータの吸い上げのため、フロッ
ピィディスク部207が組み込まれている。
持部206に保管される。磁気カードが、このカード保
持部206に保管されている間は、そのカード読取部2
05で読取った磁気情報を有効とし、操作することが可
能である。取引制御装置IA、IBのプログラムの入れ
換えや記憶されているデータの吸い上げのため、フロッ
ピィディスク部207が組み込まれている。
第5図は、取引制御装置IA、IBの概略構成を示すブ
ロック図である。主制御部200は全体的な制御を司る
。主制御部200には、前述した表示部201、汎用キ
ー202、キーボード203、単票印字部204、カー
ド読取部205、カード保持部206、フロッピィディ
スク部207が接続されるとともに、主制御部200の
プログラムを記憶するプログラム記憶部208、プログ
ラムを実行する上で必要なデータを記憶するデータ記憶
部209が接続されている。
ロック図である。主制御部200は全体的な制御を司る
。主制御部200には、前述した表示部201、汎用キ
ー202、キーボード203、単票印字部204、カー
ド読取部205、カード保持部206、フロッピィディ
スク部207が接続されるとともに、主制御部200の
プログラムを記憶するプログラム記憶部208、プログ
ラムを実行する上で必要なデータを記憶するデータ記憶
部209が接続されている。
また、主制御部200には、不急発生メモリとしてハー
ドディスク装置210が接続されており、プログラム記
憶部208に書込まれるプログラムやデータ記憶部20
9に記憶されているデータのうち、必要なデータが書込
まれる。さらに、ハードディスク装置210には、各自
動取引装置類で実行される取引の取引記録が書込まれる
。
ドディスク装置210が接続されており、プログラム記
憶部208に書込まれるプログラムやデータ記憶部20
9に記憶されているデータのうち、必要なデータが書込
まれる。さらに、ハードディスク装置210には、各自
動取引装置類で実行される取引の取引記録が書込まれる
。
また、主制御部200には、モデム7Aを介して計算機
センタ9と特定回線により接続するためのモデムインタ
フェース部211、NCUモデムIOAを介して監視セ
ンタ12やパトロール車13やサービスセンタ14と公
衆回線11により接続するためのモデムインタフェース
部212かある。これらモデムインタフェース部211
212は、主制御部200の指示に基づき、主制御部2
00から送出されるデータを、モデム7AやNCUモデ
ムIOAに対し所定の手順にしたがって出力制御したり
、モデム7A、NCUモデム10Aを介して計算機セン
タ9、監視センタ12、パトロール車13、サービスセ
ンタ14から送られてくる各種のデータを受信し、主制
御部200に出力する機能がある。
センタ9と特定回線により接続するためのモデムインタ
フェース部211、NCUモデムIOAを介して監視セ
ンタ12やパトロール車13やサービスセンタ14と公
衆回線11により接続するためのモデムインタフェース
部212かある。これらモデムインタフェース部211
212は、主制御部200の指示に基づき、主制御部2
00から送出されるデータを、モデム7AやNCUモデ
ムIOAに対し所定の手順にしたがって出力制御したり
、モデム7A、NCUモデム10Aを介して計算機セン
タ9、監視センタ12、パトロール車13、サービスセ
ンタ14から送られてくる各種のデータを受信し、主制
御部200に出力する機能がある。
また、主制御部200には、店内LAN2に接続するた
めのLANインタフェース部213が接続されており、
店内LAN2に接続された自動取引装置類とのデータの
送受信を行なう。
めのLANインタフェース部213が接続されており、
店内LAN2に接続された自動取引装置類とのデータの
送受信を行なう。
さらに、主制御部200には、外部印字部インタフェー
ス部214が接続されており、別途設置されている印字
装置に対し、内蔵する単票印字部204では印字できな
い大量の印字データを出力することかできるようになっ
ている。
ス部214が接続されており、別途設置されている印字
装置に対し、内蔵する単票印字部204では印字できな
い大量の印字データを出力することかできるようになっ
ている。
このような構成において、自動取引装置類による取引の
一例として、たとえば自動取引装置3Aによる取引処理
の動作を説明する。自動取引装置3Aて預金の払出しく
出金)を行なおうとする利用者は磁気カードと通帳を持
参する。利用者は、まず、自動取引装置3Aの顧客操作
部103のCRT表示部27に表示された操作案内にし
たがって取引操作を行なう。すなわち、顧客操作部10
3のタッチパネルにより支払取引の実行を指定する。顧
客操作部103は、タッチパネルにより支払取引が指定
されたことをLANアダプタ101、店内LAN2を介
して取引制御装置IAに通知する。
一例として、たとえば自動取引装置3Aによる取引処理
の動作を説明する。自動取引装置3Aて預金の払出しく
出金)を行なおうとする利用者は磁気カードと通帳を持
参する。利用者は、まず、自動取引装置3Aの顧客操作
部103のCRT表示部27に表示された操作案内にし
たがって取引操作を行なう。すなわち、顧客操作部10
3のタッチパネルにより支払取引の実行を指定する。顧
客操作部103は、タッチパネルにより支払取引が指定
されたことをLANアダプタ101、店内LAN2を介
して取引制御装置IAに通知する。
取引制御装置IAは、プログラム記憶部208にあらか
じめ記憶している取引プログラムにしたがって支払取引
を開始する。すなわち、取引制御装置IAは、店内LA
N2を介して自動取引装置3Aの顧客操作部103に対
し磁気カードを挿入することを指示するための画面を表
示させるとともに、自動取引装置3Aのカード処理部1
04に対し顧客の磁気カードを受付け、磁気カードに関
する所定のチエツクを行なった後、磁気カードに記録さ
れている磁気情報を読取り、正常であれば磁気情報を取
引制御装置IAに報告するように指令を出す。カード処
理部104は、顧客から磁気カードを受付け、その磁気
情報を読取ると、取引制御装置IAに磁気情報を報告す
る。
じめ記憶している取引プログラムにしたがって支払取引
を開始する。すなわち、取引制御装置IAは、店内LA
N2を介して自動取引装置3Aの顧客操作部103に対
し磁気カードを挿入することを指示するための画面を表
示させるとともに、自動取引装置3Aのカード処理部1
04に対し顧客の磁気カードを受付け、磁気カードに関
する所定のチエツクを行なった後、磁気カードに記録さ
れている磁気情報を読取り、正常であれば磁気情報を取
引制御装置IAに報告するように指令を出す。カード処
理部104は、顧客から磁気カードを受付け、その磁気
情報を読取ると、取引制御装置IAに磁気情報を報告す
る。
次に、同様にして、取引制御装置IAは、通帳処理部1
06に対し通帳の受付けを指令する。
06に対し通帳の受付けを指令する。
もし、利用者が通帳を持参しない場合、利用者は顧客操
作部103のタッチパネルにより通帳無しを入力する。
作部103のタッチパネルにより通帳無しを入力する。
さらに、取引制御装置IAは、自動取引装置3Aの顧客
操作部103に対し暗証番号や支払金額の入力を行なう
ことを指示するための画面を表示させ、暗証番号や支払
金額を入力させる。これらの磁気情報や暗証番号などの
入力情報は、取引制御装置IAのデータ記憶部209に
記憶される。そして、これらの情報の入力か終了すると
、取引制御装置IAは、モデム7Aを介して、計算機セ
ンタ9に対し取引情報を送信するとともに、ハードディ
スク装置210に記憶する。
操作部103に対し暗証番号や支払金額の入力を行なう
ことを指示するための画面を表示させ、暗証番号や支払
金額を入力させる。これらの磁気情報や暗証番号などの
入力情報は、取引制御装置IAのデータ記憶部209に
記憶される。そして、これらの情報の入力か終了すると
、取引制御装置IAは、モデム7Aを介して、計算機セ
ンタ9に対し取引情報を送信するとともに、ハードディ
スク装置210に記憶する。
計算機センタ9から取引許可を受信すると、取引制御装
置1Aは、ハードディスク装置210に計算機センタ9
から受信した情報を記憶するとともに、自動取引装置3
Aの紙幣処理部107に紙幣の払出しを指令し、さらに
通帳処理部106に対し通帳への取引情報の印字を指令
する。また、このとき硬貨の支払が必要ならば、硬貨処
理部108に硬貨の払出しを指令する。また、通帳を持
参しない利用者に対しては、明細票処理部105に対し
取引記録を明細票に印字して利用者に放出するように指
令する。
置1Aは、ハードディスク装置210に計算機センタ9
から受信した情報を記憶するとともに、自動取引装置3
Aの紙幣処理部107に紙幣の払出しを指令し、さらに
通帳処理部106に対し通帳への取引情報の印字を指令
する。また、このとき硬貨の支払が必要ならば、硬貨処
理部108に硬貨の払出しを指令する。また、通帳を持
参しない利用者に対しては、明細票処理部105に対し
取引記録を明細票に印字して利用者に放出するように指
令する。
これらが正常に完了すると、利用者に対し磁気カード、
明細票、および通帳を放出するとともに、紙幣(および
硬貨)を放出して取引を終了する。
明細票、および通帳を放出するとともに、紙幣(および
硬貨)を放出して取引を終了する。
以上、同様にして預金(入金)、公共料金の振込み、残
高照会、通帳記入などの取引が実行される。
高照会、通帳記入などの取引が実行される。
ここで、取引情報のハードディスク装置210への記憶
手順について詳細に説明する。前述したように、取引制
御装置IAは、各自動取引装置からの取引情報や、計算
機センタ9からの取引情報のうち、記録として残すべき
情報をハードディスク装置210に記憶する。
手順について詳細に説明する。前述したように、取引制
御装置IAは、各自動取引装置からの取引情報や、計算
機センタ9からの取引情報のうち、記録として残すべき
情報をハードディスク装置210に記憶する。
ハードディスク装置210の記憶部は、複数に分割して
使用される。ノ\−ドディスク装置210に記憶される
情報には、各自動取引装置ごとの取引記録はもちろんの
こと、各自動取引装置ごとの紙幣や硬貨の残量およびそ
の内訳、さらに自動取引装置類の保守状況などの履歴な
どがある。これらの情報は、ハードディスク装置210
の記憶部がそれぞれの情報ごとにあらかじめ分割されて
おり、それぞれの情報ごとに所定の記憶部に記憶される
。
使用される。ノ\−ドディスク装置210に記憶される
情報には、各自動取引装置ごとの取引記録はもちろんの
こと、各自動取引装置ごとの紙幣や硬貨の残量およびそ
の内訳、さらに自動取引装置類の保守状況などの履歴な
どがある。これらの情報は、ハードディスク装置210
の記憶部がそれぞれの情報ごとにあらかじめ分割されて
おり、それぞれの情報ごとに所定の記憶部に記憶される
。
各取引ごとに取引情報がハードディスク装置210に記
憶されるが、この情報は取引が完了したタイミングで同
一の店内LAN2に接続された取引制御装置IBのハー
ドディスク装置210にも記憶される。これにより、万
一、取引制御装置IAのハードディスク装置210に障
害が発生し、記憶してあった取引情報か読出せなくなっ
た場合、取引制御装置IBのハードディスク装置210
にも同様の情報が記憶されており、読出すことが可能で
あり、この取引制御装置IBの情報に基づき取引処理を
行なうことが可能である。
憶されるが、この情報は取引が完了したタイミングで同
一の店内LAN2に接続された取引制御装置IBのハー
ドディスク装置210にも記憶される。これにより、万
一、取引制御装置IAのハードディスク装置210に障
害が発生し、記憶してあった取引情報か読出せなくなっ
た場合、取引制御装置IBのハードディスク装置210
にも同様の情報が記憶されており、読出すことが可能で
あり、この取引制御装置IBの情報に基づき取引処理を
行なうことが可能である。
取引情報は、取引の途中で順次、取引制御装置IAのハ
ードディスク装置210に記憶されるが、この取引情報
は、確実に取引が完了したと判断した時点で、店内LA
N2を介して取引制御装置IBのハードディスク装置2
10に転送される。
ードディスク装置210に記憶されるが、この取引情報
は、確実に取引が完了したと判断した時点で、店内LA
N2を介して取引制御装置IBのハードディスク装置2
10に転送される。
すなわち、たとえば自動取引装置3Aで支払取引を実行
する場合、紙幣処理部107で紙幣取出し中に万一紙幣
ジャムが発生すると、その取引処理は続行することがで
きない。このような場合、取引制御装置IAは、計算機
センタ9に対し取引の取消しを報告する。このように、
取引の途中で障害が発生したような場合には、取引情報
が様々に変化し、増加していく。これらの情報が発生の
都度、他方の取引制御装置IBに転送されていると、店
内LAN2のトラヒックが増加してしまう。
する場合、紙幣処理部107で紙幣取出し中に万一紙幣
ジャムが発生すると、その取引処理は続行することがで
きない。このような場合、取引制御装置IAは、計算機
センタ9に対し取引の取消しを報告する。このように、
取引の途中で障害が発生したような場合には、取引情報
が様々に変化し、増加していく。これらの情報が発生の
都度、他方の取引制御装置IBに転送されていると、店
内LAN2のトラヒックが増加してしまう。
店内LAN2のトラヒックが増加すると、自動取引装置
3A〜3Bと取引制御装置IA、IBとの間のデータや
指令に待ちが発生し、特に利用者の操作に対する応答性
が悪くなる。
3A〜3Bと取引制御装置IA、IBとの間のデータや
指令に待ちが発生し、特に利用者の操作に対する応答性
が悪くなる。
そこで、一方の取引制御装置IAて取引が実行され、取
引情報がハードディスク装置210に記憶されるが、他
方の取引制御装置IBに取引情報が転送されるタイミン
グは、取引の情報に関する全てがそろった時点、すなわ
ち、全ての媒体が利用者に返却され、利用者が全ての媒
体を抜き取った時点以降に取引制御装置IAから店内L
AN2を介して取引制御装置IBに転送される。
引情報がハードディスク装置210に記憶されるが、他
方の取引制御装置IBに取引情報が転送されるタイミン
グは、取引の情報に関する全てがそろった時点、すなわ
ち、全ての媒体が利用者に返却され、利用者が全ての媒
体を抜き取った時点以降に取引制御装置IAから店内L
AN2を介して取引制御装置IBに転送される。
これにより、店内LAN2のトラヒック量を減少させる
ことができるとともに、自動取引装置3A〜3Bの応答
性を良く保つことができる。また、取引情報を2箇所(
取引制御装置IA、IB)で記憶しであるため、障害な
どによりデータが消滅してしまうことを防止することが
できる。
ことができるとともに、自動取引装置3A〜3Bの応答
性を良く保つことができる。また、取引情報を2箇所(
取引制御装置IA、IB)で記憶しであるため、障害な
どによりデータが消滅してしまうことを防止することが
できる。
なお、ここでは、取引情報の交換について説明したが、
同様な手順で紙幣や硬貨、明細票などの自動取引装置に
セットされている各種媒体の状況や、自動取引装置ごと
の取扱種目などの稼働状況についても常に情報交換を行
なう。
同様な手順で紙幣や硬貨、明細票などの自動取引装置に
セットされている各種媒体の状況や、自動取引装置ごと
の取扱種目などの稼働状況についても常に情報交換を行
なう。
次に、取引制御装置と自動取引装置との関係について説
明する。この例では、店内LAN2には、2つの取引制
御装置IA、IBに対し複数台の自動取引装置3A〜3
Bが接続されている。通常、各取引制御装置ごとに管理
する自動取引装置は、あらかじめ決められている。すな
わち、各取引制御装置ごとに管理すべき自動取引装置が
登録されており、各自動取引装置における取引処理の実
行は該当する取引制御により実行される。
明する。この例では、店内LAN2には、2つの取引制
御装置IA、IBに対し複数台の自動取引装置3A〜3
Bが接続されている。通常、各取引制御装置ごとに管理
する自動取引装置は、あらかじめ決められている。すな
わち、各取引制御装置ごとに管理すべき自動取引装置が
登録されており、各自動取引装置における取引処理の実
行は該当する取引制御により実行される。
ところが、たとえば、サービスセンタ14から取引制御
装置IAに障害データなどの稼働状況の報告が指令され
た場合、取引制御装置IAは、管理下にある自動取引装
置の稼働状況をNCUモデムIOAを介してサービスセ
ンタ14に報告する。
装置IAに障害データなどの稼働状況の報告が指令され
た場合、取引制御装置IAは、管理下にある自動取引装
置の稼働状況をNCUモデムIOAを介してサービスセ
ンタ14に報告する。
この稼働状況は長時間(1箇月〜3箇月)にわたり、さ
らに管理下の複数台のデータであるためデータ量が多く
、報告を開始してから完了するまでに時間かかかる。し
たがって、この間に取弓が行なわれると自動取引装置の
応答性が悪くなってしまう。そこで、取引制御装置IA
は、もう1つの取引制御装置IBに対し管理を移動する
ことが可能である。すなわち、このようにサービスセン
タ14から稼働状況の報告指令がくると、取引制御装置
IAは、取引制御装置IBに対し店内LAN2を介して
自動取引装置の管理を一時的に移管する指令をだす。
らに管理下の複数台のデータであるためデータ量が多く
、報告を開始してから完了するまでに時間かかかる。し
たがって、この間に取弓が行なわれると自動取引装置の
応答性が悪くなってしまう。そこで、取引制御装置IA
は、もう1つの取引制御装置IBに対し管理を移動する
ことが可能である。すなわち、このようにサービスセン
タ14から稼働状況の報告指令がくると、取引制御装置
IAは、取引制御装置IBに対し店内LAN2を介して
自動取引装置の管理を一時的に移管する指令をだす。
前述したように、各自動取引装置3A〜3Bの取引運用
状況は、2つの取引制御装置IA、IBの間で常に交換
され、いつでも同一の情報を持っている。そこで、取引
制御装置IBは、いつでも自動取引装置の管理が移管さ
れると、即座に管理を引受けることが可能である。たと
えば自動取引装置3Aで取引が実行されたとき、それま
では取引制御装置IAの制御のもとに取引処理を行なっ
てきたが、この移管が実施された後は取引制御装置IB
により制御され、取引処理が実行される。
状況は、2つの取引制御装置IA、IBの間で常に交換
され、いつでも同一の情報を持っている。そこで、取引
制御装置IBは、いつでも自動取引装置の管理が移管さ
れると、即座に管理を引受けることが可能である。たと
えば自動取引装置3Aで取引が実行されたとき、それま
では取引制御装置IAの制御のもとに取引処理を行なっ
てきたが、この移管が実施された後は取引制御装置IB
により制御され、取引処理が実行される。
これにより、取引制御装置IAがサービスセンタ14に
対し大量の稼働状況を転送している間にも、自動取引装
置3A〜3Bは動作を停止することなく、取引処理を続
行することが可能である。
対し大量の稼働状況を転送している間にも、自動取引装
置3A〜3Bは動作を停止することなく、取引処理を続
行することが可能である。
しかし、−時的に1つの取引制御装置により管理される
自動取引装置の数は2つとなってしまうため、自動取引
装置の応答性が悪くなる恐れがある。
自動取引装置の数は2つとなってしまうため、自動取引
装置の応答性が悪くなる恐れがある。
ところが、取引制御装置に管理される自動取引装置の数
は、自動取引装置がフル稼働したときでも、応答性に支
障がないように配備されている。したがって、自動取引
装置がフル稼働しない時間帯を選んでサービスセンタ1
4から指令をだすことにより、1つの取引制御装置でも
充分に応答性を落さずに自動取引装置を制御することが
可能である。
は、自動取引装置がフル稼働したときでも、応答性に支
障がないように配備されている。したがって、自動取引
装置がフル稼働しない時間帯を選んでサービスセンタ1
4から指令をだすことにより、1つの取引制御装置でも
充分に応答性を落さずに自動取引装置を制御することが
可能である。
なお、ここでは取引制御装置IA、1Bからサービスセ
ンタ14に対し稼働状況を転送する場合について説明し
たが、このように自動取引装置の管理をもう1つの取引
制御装置に移管する場合には、たとえば取引制御装置に
新規のプログラムを追加組込む場合など、サービスセン
タ14から取引制御装置に追加するプログラムを転送す
る場合などについても、同様に取引制御装置がプログラ
ムの転送、入れ替えを行なっている間、自動取引装置の
管理を移管することが可能である。
ンタ14に対し稼働状況を転送する場合について説明し
たが、このように自動取引装置の管理をもう1つの取引
制御装置に移管する場合には、たとえば取引制御装置に
新規のプログラムを追加組込む場合など、サービスセン
タ14から取引制御装置に追加するプログラムを転送す
る場合などについても、同様に取引制御装置がプログラ
ムの転送、入れ替えを行なっている間、自動取引装置の
管理を移管することが可能である。
また、取引制御装置IA、IBは互いに稼働状況を監視
している。すなわち、取引制御装置IA、IBは、店内
LAN2を介して所定時間ごとに互いに相手に対し、正
常に稼働していることを間合せる。この間合わせに対す
る応答がない場合には、相手の取引制御装置が正常に稼
働してないと判断する。
している。すなわち、取引制御装置IA、IBは、店内
LAN2を介して所定時間ごとに互いに相手に対し、正
常に稼働していることを間合せる。この間合わせに対す
る応答がない場合には、相手の取引制御装置が正常に稼
働してないと判断する。
ところで、−度、問合わせをかけ、正常と判断した後、
所定時間以内に相手の取引制御装置から取引情報など、
正常と判断できる情報が転送されてきた場合には、その
時点で相手の取引制御装置は正常に稼働していると判断
する。そこで、所定時間の測定を再度設定する。したが
って、所定時間以内に正常稼働していると判断できる情
報が相手の取引制御装置から転送されてくる場合は、正
常に稼働しているか否かの間合せは行なわない。
所定時間以内に相手の取引制御装置から取引情報など、
正常と判断できる情報が転送されてきた場合には、その
時点で相手の取引制御装置は正常に稼働していると判断
する。そこで、所定時間の測定を再度設定する。したが
って、所定時間以内に正常稼働していると判断できる情
報が相手の取引制御装置から転送されてくる場合は、正
常に稼働しているか否かの間合せは行なわない。
第6図に取引制御装置間における問合せの状況について
示す。取引制御装置IAは、相手の取引制御装置IBに
対し稼働問合せをかける。取引制御装置1Bは、正常応
答を返すとともに監視タイマをスタートする。取引制御
装置IAは、取引制御□装置IBからの正常応答を受信
すると、監視タイマをスタートする。取引制御装置IA
は、監視タイマがタイムアウトとなる前に、取引制御装
置IBからの取引情報を受信すると、再度監視タイマを
スタートする。取引制御装置IAは、取引制御装置IB
に対し取引情報を正常に受信したことを示すため、受信
応答を取引制御装置IBに返す。取引制御装置IBは、
受信応答を受取ると監視タイマを再度スタートする。
示す。取引制御装置IAは、相手の取引制御装置IBに
対し稼働問合せをかける。取引制御装置1Bは、正常応
答を返すとともに監視タイマをスタートする。取引制御
装置IAは、取引制御□装置IBからの正常応答を受信
すると、監視タイマをスタートする。取引制御装置IA
は、監視タイマがタイムアウトとなる前に、取引制御装
置IBからの取引情報を受信すると、再度監視タイマを
スタートする。取引制御装置IAは、取引制御装置IB
に対し取引情報を正常に受信したことを示すため、受信
応答を取引制御装置IBに返す。取引制御装置IBは、
受信応答を受取ると監視タイマを再度スタートする。
互いに取引処理などが実行されないと、取引制御装置I
Aの監視タイマがタイムアウトになる。
Aの監視タイマがタイムアウトになる。
すると、取引制御装置1Aは、取引制御装置IBに対し
稼働問合せを送出する。取引制御装置IBは、正常であ
れば正常応答を取引制御装置1Aに返すとともに、監視
タイマをスタートする。取り制御装置IAは、取引制御
装置IBからの正常応答を受信すると、取引制御装置I
Bは正常と判定した後、監視タイマをスタートする。
稼働問合せを送出する。取引制御装置IBは、正常であ
れば正常応答を取引制御装置1Aに返すとともに、監視
タイマをスタートする。取り制御装置IAは、取引制御
装置IBからの正常応答を受信すると、取引制御装置I
Bは正常と判定した後、監視タイマをスタートする。
ここで、取引制御装置IBに異常が発生したとする。取
引制御装置IAは、監視タイマかタイムアウトになると
、取引制御装置IBに対し稼働問合せを送出する。とこ
ろが、取引制御装WIBは異常であるため正常応答は返
せない。そこで、取引制御装置IAは、取引制御装置I
Bが正常に稼働していないと判断する。取引制御装置I
Aは、取引制御装置IBが正常でないと判断すると、取
引制御装置IAの表示部201に取引制御装置IBが異
常であることを表示するとともに、取引制御装置IBの
管理している自動取引装置の制御を実行する。このとき
、取引制御装置IBに管理されている自動取引装置は、
取引処理の途中の場合がある。
引制御装置IAは、監視タイマかタイムアウトになると
、取引制御装置IBに対し稼働問合せを送出する。とこ
ろが、取引制御装WIBは異常であるため正常応答は返
せない。そこで、取引制御装置IAは、取引制御装置I
Bが正常に稼働していないと判断する。取引制御装置I
Aは、取引制御装置IBが正常でないと判断すると、取
引制御装置IAの表示部201に取引制御装置IBが異
常であることを表示するとともに、取引制御装置IBの
管理している自動取引装置の制御を実行する。このとき
、取引制御装置IBに管理されている自動取引装置は、
取引処理の途中の場合がある。
このために、取引制御装置IAは、制御を開始するとと
もに、各自動取引装置に対し内部に媒体か残留している
か否かを間合せる。万一、媒体か残留している場合には
、媒体の利用者への返却を指令する。また、現金が残留
している場合には、紙幣処理部107や硬貨処理部10
8に対し入金途中か出金途中かを間合せる。入金途中の
場合には現金を返却し、出金途中の場合には現金を回収
することを指令する。そして、媒体を返却するとともに
、利用者に対し再度取引を実行するように指示する。こ
れにより、利用者は取引途中で、それまで制御を行なっ
ていた取引制御装置IBが障害となっても、取引を取消
し、再度もう一度やり直すことが可能であり、障害が発
生しても正常に取引処理を実行することが可能である。
もに、各自動取引装置に対し内部に媒体か残留している
か否かを間合せる。万一、媒体か残留している場合には
、媒体の利用者への返却を指令する。また、現金が残留
している場合には、紙幣処理部107や硬貨処理部10
8に対し入金途中か出金途中かを間合せる。入金途中の
場合には現金を返却し、出金途中の場合には現金を回収
することを指令する。そして、媒体を返却するとともに
、利用者に対し再度取引を実行するように指示する。こ
れにより、利用者は取引途中で、それまで制御を行なっ
ていた取引制御装置IBが障害となっても、取引を取消
し、再度もう一度やり直すことが可能であり、障害が発
生しても正常に取引処理を実行することが可能である。
[発明の効果コ
以上詳述したように本発明の自動取引システムによれば
、たとえば2つの自動取引装置の制御手段の間を電気的
に接続し、常に互いの自動取引装置の稼働状況について
通知し合い、制御手段の動作を一時停止する場合には、
もう一方の制御手段に対し自動取引装置の制御を移管で
きるようにしたものであり、これにより制御手段の動作
か停止したときには、もう1つの制御手段か代行して制
御し、取引媒体の返却を指示するため自動取引装置の動
作を停止させることなく運用でき、稼動率を向上させる
ことができる。
、たとえば2つの自動取引装置の制御手段の間を電気的
に接続し、常に互いの自動取引装置の稼働状況について
通知し合い、制御手段の動作を一時停止する場合には、
もう一方の制御手段に対し自動取引装置の制御を移管で
きるようにしたものであり、これにより制御手段の動作
か停止したときには、もう1つの制御手段か代行して制
御し、取引媒体の返却を指示するため自動取引装置の動
作を停止させることなく運用でき、稼動率を向上させる
ことができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は自動取
引装置のシステムの概念図、第2図は自動取引装置の外
観斜視図、第3図は自動取引装置の概略的構成を示すブ
ロック図、第4図は取り制御装置の外観斜視図、第5図
は取引制御装置の概略的構成を示すブロック図、第6図
は取引制御装置間における問合わせの状況について示す
図である。 IA、IB・・・−・・取引制御装置、2・・・・・・
店内LAN、3A、3B、3C・・・・・・自動取引装
置、7A。 7B、8A、8B・・・・・・モデム、9・・・・・・
計算機センタ、IOA、IOB・・・・・・NCUモデ
ム、11・・・・・公衆回線網、200・・・・・・主
制御部、201・・・・・・表示部、204・・・・・
・単票印字部、209・・・・・・データ記憶部、21
0・・・・・・ハードディスク装置、211゜212・
・・・・・モデムインタフェース部、213・・・・・
・LANインタフェース部。 代理人 弁理士 則 近 憲 信 置 山 下 第 図 IA(IB) 乙 第 図 第 図 一±胛す陀U匹配 ニ!歩封11ユ[ 第 図
引装置のシステムの概念図、第2図は自動取引装置の外
観斜視図、第3図は自動取引装置の概略的構成を示すブ
ロック図、第4図は取り制御装置の外観斜視図、第5図
は取引制御装置の概略的構成を示すブロック図、第6図
は取引制御装置間における問合わせの状況について示す
図である。 IA、IB・・・−・・取引制御装置、2・・・・・・
店内LAN、3A、3B、3C・・・・・・自動取引装
置、7A。 7B、8A、8B・・・・・・モデム、9・・・・・・
計算機センタ、IOA、IOB・・・・・・NCUモデ
ム、11・・・・・公衆回線網、200・・・・・・主
制御部、201・・・・・・表示部、204・・・・・
・単票印字部、209・・・・・・データ記憶部、21
0・・・・・・ハードディスク装置、211゜212・
・・・・・モデムインタフェース部、213・・・・・
・LANインタフェース部。 代理人 弁理士 則 近 憲 信 置 山 下 第 図 IA(IB) 乙 第 図 第 図 一±胛す陀U匹配 ニ!歩封11ユ[ 第 図
Claims (1)
- (1)利用者の操作により所定の取引を実行する第1及
び第2の自動取引装置と、第1及び第2の自動取引装置
にそれぞれに対応して設けられ、利用者の操作に対応し
てあらかじめ定められた手順にしたがって前記第1及び
第2の自動取引装置の各部を制御する第1および第2の
制御手段と、これら第1および第2の制御手段の間を電
気的に接続する接続手段と、前記第1制御手段は、第1
の自動取引装置の制御が不可能となったとき、前記接続
手段を介して前記第2制御手段に対し自動取引装置の制
御が不可能となったことを通知する手段を有し、前記第
2制御手段は、前記第1の制御手段からの通知を受取る
と、前記接続手段を介して前記第1の自動取引装置に対
して、取引媒体の返却を指示することを特徴とする自動
取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227925A JPH04111062A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227925A JPH04111062A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111062A true JPH04111062A (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=16868446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2227925A Pending JPH04111062A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0927063A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-28 | Nec Corp | 金融端末装置のファイル照会方式 |
JPH11175816A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-07-02 | Oki Software Okayama:Kk | 自動取引装置の監視システム |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP2227925A patent/JPH04111062A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0927063A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-28 | Nec Corp | 金融端末装置のファイル照会方式 |
JPH11175816A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-07-02 | Oki Software Okayama:Kk | 自動取引装置の監視システム |
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