JPH0411075A - 繊維及び繊維製品の柔軟加工用剤 - Google Patents

繊維及び繊維製品の柔軟加工用剤

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JPH0411075A
JPH0411075A JP10864890A JP10864890A JPH0411075A JP H0411075 A JPH0411075 A JP H0411075A JP 10864890 A JP10864890 A JP 10864890A JP 10864890 A JP10864890 A JP 10864890A JP H0411075 A JPH0411075 A JP H0411075A
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JP
Japan
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cysteamine
carbon atoms
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Seiichi Suzuki
清一 鈴木
Masao Kitano
北野 正雄
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシステアミン誘導体又はその塩を用いた繊維及
び繊維製品の柔軟加工用剤に関する。
(従来技術) 従来、繊維材料の柔軟剤としては、繊維加工技術(地人
書館発行、昭和51年12月1日発行日)に記載されて
いるようにシリコンエマルジョン系、アルキルケテンダ
イマー系、オクタデシルエチレン尿素、ジメチルジステ
アリルアンモニウムクロライドなどの第四級アンモニウ
ム塩が知られている。ジメチルジステアリル第四級アン
モニウムクロライドおよびシリコンエマルジョン系は、
耐洗濯性が劣るため効果の持続性かない。また、アルキ
ルケテンダイマー系、オクタデシルエチレン尿素は繊維
と反応するため、耐洗濯性のすぐれた柔軟剤として知ら
れているが、それぞれジケテンおよびアジリン環を有す
るため取り扱いが置敷である。
(発明が解決すべき問題点) 本発明は、柔軟効果および柔軟効果の持続性に優れ、し
かも取り扱いが容易な柔軟加工用剤を得るべく鋭意研究
の結果、本発明の柔軟加工用剤を見い出した。
などの有v!i酸を示す、) 一般式(2) (間組点を解決するための手段) 本発明は、 一般式(1) %式% (式中、R,R4およびR5は、アルキル基、エポキシ
化合物反応残基で示されるシステアミン4級アンモニウ
ム塩、R3、R4、およびR5基の炭素数の合計は10
〜40の範囲である。Xは塩素、臭素などのハロゲン基
を示す。)−服代(3) (式中、R1およびR2は、アルキル基、インシアネー
ト化合物反応残基、ビニル化合物反応残基、エポキシ化
合物反応残基、酸無水化合物反応残基、酸クロライド化
合物反応残基を示す。又R1およびR2基の炭素数の合
計は10〜40の範囲である。HXは塩酸、硫酸などの
無m酸、ギ酸、酢酸(式中、RおよびR7は、アルキル
基、エポキシ化合物反応残基で示されるベタイン型シス
テアミン、又R6およびR7基の炭素数の合計は10〜
40の範囲である。) 一般式(4) %式% (式中、RおよびR9は、アルキル基、エポキシ化合物
反応残基で示されるベタイン型システアミン、又Rおよ
びR9基の炭素数の合計は10〜40の範囲である。) で表わされる一般式(1)、(2)、(3)および(4
)からなる群から選ばれる少なくとも一種の化合物を含
有することを特徴とする繊維及び繊維製品の柔軟加工用
剤に関するものである。
本発明は一般式(1) (式中、RおよびR2は、アルキル基、イソシアネート
化合物反応残基、ビニル化合物反応残基、エポキシ化合
物反応残基、酸無水化合物反応残基、酸クロライド化合
物反応残基を示す、又R1およびR2基の炭素数の合計
は10〜40の範囲である。HXは塩酸、硫酸などの無
機酸、ギ酸、酢酸などの有機酸を示す。) で表わされる化合物としては、N−ドデシルシステアミ
ン、N−オクタデシルシステアミン、NN−ジオクタデ
シルシステアミンなどのN−アルキルシステアミン、N
−ドデシル−N’ −<2−メルカプトエチル)尿素、
N−オクタデシル−N−(2−メルカプトエチル)尿素
などのイソシアネート付加物、N−(2−ドデシルオキ
シカルボニルエチル)システアミン、N−(2−オクタ
デシルオキシカルボニルエチル)システアミンなどのア
クリル酸エステル付加物、N−(2−ヒドロキシドデシ
ル)システアミン、N−<2−ヒドロキシオクタデシル
)システアミンなどのエポキシ付加物、N−ラウロイル
システアミン、N−ステアロイルシステアミンなどのア
シル化システアミンが挙げられる。またこれらの塩を含
む。
−服代(2) (式中、R、RおよびR5は、アルキル基、エポキシ化
合物反応残基で示されるシステアミン4級アンモニウム
塩、R、R、およびR5基の炭素数の合計は10〜40
の範囲である。Xは塩素、臭素などのハロゲン基を示す
。)で表わされる化合物としては、2−メルカプトエチ
ルオクタデシルジメチルアンモニウムクロライド、2−
メルカプトエチルジオクタデシルメチルアンモニウムク
ロライドなどのシステアミン四級アンモニウム塩が挙げ
られる。
一般式(3) (式中、RおよびR7は、アルキル基、エポキシ化合物
反応残基で示されるベタイン型システアミン、又Rおよ
びR7基の炭素数の合計は10〜40の範囲である。) で表わされる化合物としては、N−ジドデシル−N−(
2−メルカプトエチル)グリシン、N−ジドデシル−N
−(2−メルカプトエチル)グリシンナトリウム塩、N
−ジオクタデシル−N−<2−メルカプトエチル)グリ
シン、N−ジオクタデシル−N−(2−メルカプトエチ
ル)グリシンナトリウム塩などのベタイン型システアミ
ンが挙げられる。
一般式(4) (式中、R8およびR9は、アルキル基、エポキシ化合
物反応残基で示されるベタイン型システアミン又Rおよ
びR9基の炭素数の合計は10〜40の範囲である。) で表わされる化合物としては、N−ジドデシル−N−(
2−メルカプトエチル)−β−アラニン、N−ジドデシ
ル−N−(2−メルカプトエチル)−β−アラニンナト
リウム塩が挙げられる。
本発明のシステアミン誘導体又はそれらの塩を使用する
方法は、本発明の加工剤をそのまま、又は適宜溶媒で希
釈し、繊維材料に塗布するか、又はm鱈材料を浸透し、
次に乾燥することにより、本発明の効果を発揮すること
ができる。
本発明の柔軟加工用剤を使用する濃度は、0゜1〜10
0重量%の範囲で使用することができるが、特に1〜5
0重量%の範囲が好ましい。溶媒は水、アルコール類が
好ましい。又、柔軟加工粗剤処理液のpHは広い範囲で
使用できるが、特に好ましいPH範囲は、5〜10であ
る。pHの調整は塩酸、硫酸などの鉱酸、ぎ酸、酢酸な
どの有機酸、アノモニア、水酸化ナトリウム、炭酸ナト
リウムなどのアルカリで任意に調整することができる。
本発明は一般式(1)、(2)、(3)および(4)の
各単独で使用できるが、任意の割合に混合しても使用す
ることができる。
本発明の柔軟加工用剤が、水に不溶又は敷溶性の場合、
水に分散して使用することもできる。その場合、アニオ
ン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界
面活性剤、両性界面活性剤などの分散剤、又は保護コロ
イド削としてポリビニールアルコール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、デンプン等が適用できる。
本発明の柔軟加工用剤のほかに、浸透側、キレート化剤
、損傷防止剤、防臭側、防黴剤、静電気防止剤、防汚剤
等を適宜添加できる。
本発明の柔軟加工用剤で処理する方法としては、スプレ
ー法、浸漬法、ロールコータ−法などで行なうことがで
き、特に限定されるものでない。
本発明の柔軟加工用剤で処理された繊維材料は、常温か
ら200℃の範囲で乾燥することにより、本発明の効果
を発揮することができる。
本発明の柔軟加工用剤は、天然繊維、合成繊維に適用で
きるが、特に羊毛、羽毛などのケラチン質繊維が好まし
い。
#維材料の形状は、ステーブルファイバー、フィラメン
トファイバー及びta物、編物、わた状などのいずれで
も加工できる。
又、繊維材料は、染色などの他の加工がされていてもよ
い。
(作 用〉 本発明のシステアミン又はシステアミン誘導体は、チオ
ール基、アミン基の極性基を有するために、繊維との密
着が強い、特に羊毛、羽毛などのケラチン質中のS−8
結合を還元開鎖し、化学結合するため耐久性の柔軟加工
ができる。
(実施例) 次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に制限されるものではない、(%は
重量を示す、) 実施例1〜5 表−1に示す本発明の柔軟加工剤を、っぎの試験方法で
柔軟性を評価した0本発明の柔軟加工用剤を各織物にス
プレーにより含有させて、さらに50℃で2時間乾燥し
た。処理された各織物を3an X 3■角に切り取り
、試験片とした。又、耐久性(耐洗濯性)については、
処理された各織物を5回洗濯し、同様に切り取り試験片
とした。※結果は表−1に示す通りであった。
洗濯条件 市販の洗剤サブ(商品名、花王(株)社!!りの1g/
l溶液中で30°Cx5分撹拌し、40%に絞り、水洗
、乾燥しな。
比較例1 ジメチルジステアリルアンモニウムクロライドを用いた
以外は実施例1〜5と同様に繊維の柔軟性を評価しな。
結果は表−1に示す通りであった。
柔軟性の評価方法(風合評価) 熟練者4名によるハンドリング評価を行い、10点満点
法で平均点を出し次のような評価しな。
(発明の効果) 本発明の一般式(1)、(2)、(3)及び(4)から
なる群から選ばれる少な(とも一種のシステアミン誘導
体を含有する1m維及び繊維製品の柔軟加工用剤は、繊
維材料に優れた柔軟効果を同時に付与することができる
。しかもその柔軟効果は、長期にわたって使用に耐える
ものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) (式中、R_1およびR_2は、アルキル基、イソシア
    ネート化合物反応残基、ビニル化合物反応残基、エポキ
    シ化合物反応残基、酸無水化合物反応残基、酸クロライ
    ド化合物反応残基を示す。又R_1およびR_2基の炭
    素数の合計は10〜40の範囲である。HXは塩酸、硫
    酸などの無機酸、ギ酸、酢酸などの有機酸を示す。) 一般式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) (式中、R_3、R_4およびR_5は、アルキル基、
    エポキシ化合物反応残基で示されるシステアミン4級ア
    ンモニウム塩、R_3、R_4、およびR_5基の炭素
    数の合計は10〜40の範囲である。Xは塩素、臭素な
    どのハロゲン基を示す。) 一般式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(3) (式中、R_6およびR_7は、アルキル基、エポキシ
    化合物反応残基で示されるベタイン型システアミン、又
    R_6およびR_7基の炭素数の合計は10〜40の範
    囲である。) 一般式(4) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(4) (式中、R_8およびR_9は、アルキル基、エポキシ
    化合物反応残基で示されるベタイン型システアミン、又
    R_8およびR_9基の炭素数の合計は10〜40の範
    囲である。) 一般式(1)、(2)、(3)及び(4)からなる群か
    ら選ばれる少なくとも一種の化合物を含有することを特
    徴とする繊維及び繊維製品の柔軟加工用剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013534909A (ja) * 2010-05-21 2013-09-09 シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッド 両性イオン性試薬

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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