JPS6050909B2 - 柔軟剤組成物 - Google Patents

柔軟剤組成物

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JPS6050909B2
JPS6050909B2 JP1197679A JP1197679A JPS6050909B2 JP S6050909 B2 JPS6050909 B2 JP S6050909B2 JP 1197679 A JP1197679 A JP 1197679A JP 1197679 A JP1197679 A JP 1197679A JP S6050909 B2 JPS6050909 B2 JP S6050909B2
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quaternary ammonium
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JP1197679A
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秀明 桑村
政義 千明
潔 諸原
幸一 山田
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Lion Corp
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Lion Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、もめん類はもちろん、アクリル繊維、ナイロ
ン繊維などの合成繊維に対して極めて優れた柔軟性と帯
電防止性を付与しうる柔軟剤組成物に関するものである
衣類などの繊維製品に対し、良好な柔軟性を付与するた
め、通常、洗たく工程で柔軟剤が使用される。
この際用いられる柔軟剤としては、一般に有効成分とし
て第四級アンモニウム塩や第四級イミダゾリウム塩を含
むものがよく知られている。このうち分子内に2個の長
鎖アルキル基をもつ第四級アンモニウム塩を有効成分と
するものは、特にもめん類に対して優れた柔軟性を付与
しうるので、家庭用柔軟剤として広く使用されている。
しカルながら、分子内に2個の長鎖アルキル基゜をもつ
第四級アンモニウム塩は、もめん類に対しては柔軟化効
果を奏するが、アクリル繊維、ナイロン繊維などの合成
繊維に対しては満足できる効果を奏するものとはいえな
い(例えば特開昭53一5279時公報参照)。ところ
で、最近は、家庭用衣類の素材に合成繊維が多く用いら
れるようになつてきたため、もめん類だけでなく、合成
繊維に対しても良好な柔軟性と帯電防止性を付与しうる
柔軟剤の出現が強く要望されている。
これらの要望にこたえるべく、これまでにヒドロキシア
ルキル基をもつ特定の第四級アンモニウム塩と陰イオン
活性剤との混合物からなる柔軟剤(特開昭53−527
99号公報)やエーテルカルボキシレートと各種カチオ
ン活性剤との混合物からなる柔軟剤(特開昭53−38
794号公報)などが提案されている。しかしながら、
これらのカチオン活性剤とアニオン活性剤とを組み合わ
せた柔軟剤は、合成繊維に対する柔軟化効果は優れてい
るが、もめん類に対する柔軟化効果が不十分となり、家
庭用柔軟剤として未だ満足できるものとはいえない。
本発明者らは、従来の柔軟剤がもつ欠点を克服し、もめ
ん類に対する柔軟化効果と同時に、合成繊維類に対して
も優れた柔軟化効果と帯電防止効果とを奏する柔軟剤を
開発するために鋭意研究を重ねた結果、一方の成分にβ
−ヒドロキシアルキル基を含む特定の2種の第四級アン
モニウム塩を組み合わせると意外にももめん類と合成繊
維の両方に対して極めて優れた効果を発揮することを見
い出した。
本発明は、この知見に基づいてなされたものである。す
なわち、本発明は、(4)一般式 〔式中のR1及びR2はドコシル基又はドコセニル基、
R3及びR4はメチル基、エチル基、ベンジル基又は一
般式又は
j(式中のn(5mは1〜5の整数)で表わされる基、
X−は陰イオンを示す)で表わされる第四級アンモニウ
ム塩と、(B)一般式(式中のR5は炭素数16〜18
をもつ直鎖状のβ−ヒドロキシアルキル基、R6は炭素
数16〜18をもつ直鎖状のアルキル基、β−ヒドロキ
シアルキル基又はアルケニル基、R7及びR8はそれぞ
れR3及びR4として示された基と同じ、Y]よ陰イオ
ンを示す)で表わされる第四級アンモニウム塩とを、(
A)/(B)の重量比が317〜9ハの範囲になるよう
に配合して成る柔軟剤組成物を提供するものである。
本発明の組成物において用いる(4)成分である第四級
アンモニウム塩としては、例えばジドコシルジメチルア
ンモニウムクロリド、ジドコシルジメチルアンモニウム
プロミド、ジドコセニルジメチルアンモニウムメチルサ
ルフエート、ジドコセニルジメチルアンモニウムクロリ
ド、ジドコシルメ門チル●β−ヒドロキシエチルアンモ
ニウムアセテート及びジドコシルメチルベンジルアンモ
ニウムメチルサルフエートなどを挙げることができる。
これらは単独で用いてもよいし、2種以上混合して用い
てもよい。また、(B)成分である第四級アンモニウム
塩としては、例えばジ(β−ヒドロキシパルミチル)ジ
メチルアンモニウムクロリド、β−ヒドロキシパルミチ
ル・パルミチルメチルβ−ヒドロキシエチルアンモニウ
ムプロミド、ジ(β−ヒドロキシステアリル)ジメチル
アンモニウムメチルサルフェート、β−ヒドロキシステ
アリル●ステアリルメチルベンジルアンモニウムクロリ
ド及びβ−ヒドロキシステアリルオレイルジメチルアン
モニウムアセテートなどを挙げることができる。
これらは単独で用いてもよいし、2種以上混合して用い
てもよい。本発明において特に効果の優れている(4)
成分と(B)成分の組合せは、ジドコシルジメチルアン
モニウムクロリドとジ(β−ヒドロキシステアリル)ジ
メチルアンモニウムクロリド、ジドコシルメチルβ−ヒ
ドロキシエチルアンモニウムクロリドとジ(β−ヒドロ
キシパルミチル)ジメチルアンモニウムクロリド及びジ
ドコシルジメチルアンモニウムクロリドとβ−ヒドロキ
システアリル・ステアリルメチルβ−ヒドロキシエチル
アンモニウムクロリドなどである。
本発明の組成物において、(B)成分に代えて、一般式
のR5,R6のいずれか一方もしくは両方を炭素数14
以下にしたものや、例えばR6を脂肪族炭素原子1個を
介して窒素原子と結合している芳香族基にしたもの(い
わゆる抗菌性第四級アンモニウム塩)を用いた場合には
、いずれも本発明の目的を達成することができない。
本発明の組成物においては、(4)成分と(B)成分と
を重量比で(A)/(B)が317〜9ハの範囲内にな
るように配合する必要がある。
この範囲よりも(4)成分が多くなるともめん類に対す
る柔軟性が低下するし、逆にこの範囲よりも(B)成分
が多くなると合成繊維に対する柔軟性及び帯電防止性が
低下するので、いずれの場合ももめん類と合成繊維の両
方に対して十分な効果を発揮させることはできない。特
に好ましい囚成分と(B)成分の割合は重量比で(A)
/(B)が5′5〜9ハの範囲である。本発明の組成物
は囚成分と(B)成分を必須成分とするが、さらに所望
に応じ非イオン活性剤、プロピレングリコールなどの安
定化剤、無機電解質、着色剤、けい光増白剤、香料など
家庭用柔軟剤に慣用されている添加成分を含ませること
ができる。また、家庭用柔軟剤の形態とするときは、使
用時の効果及び分散性を考慮し、柔軟剤有効成分の量を
全組成物中3〜(イ)重量%とするのが望ましい。
このようにして調製された柔軟剤組成物は、従来知られ
ている柔軟剤の場合と全く同様にして使用することがで
きる。次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する
実施例1 (4)成分としてジドコシルメチルβ−ヒドロキシエチ
ルアンモニウムクロリドとジドコシルジメチルアンモニ
ウムクロリドを、(B)成分としてジ(βーヒドロキシ
ステアリル)ジメチルアンモニウムクロリド、ジ(β−
ヒドロキシステアリル)メチルβ−ヒドロキシエチルア
ンモニウムクロリド及びジ(β−ヒドロキシパルミチル
)ジメチルアンモニウムクロリドを用いて、第1表に示
すような4種の囚成分と(B)成分の組合せの囚成分3
.5重量%、(B)成分3.5重量%を含む水溶液から
なる柔軟剤を調製した。
この4種の柔軟剤について、もめんタオル、アクリルジ
ヤージ、ナイロントリコツトに対する柔軟性及び帯電防
止性を試験した。
その結果を第1表に示す。なお、比較のために、(B)
成分であるジ(β−ヒドロキシパルミチル)ジメチルア
ンモニウムクロリドを単独で用いた場合及びヒドロキシ
アルキル基を有する第四級アンモニウム塩と陰イオン活
性剤との混合物である市販柔軟剤を用いた場合の試験結
果を併記した。
試験方法及び評価方法は以下のとおりである。
(1)試験方法市販のもめんタオル、アクリルジヤージ
及びナイロントリコツトを衣料用洗剤(市販品)を用い
、60℃で5回繰り返して洗たくし、試験布とした。
次に前記のようにして調製した柔軟剤を25℃の水道水
で希釈して0.067%濃度とし、この中へ浴比3@で
試験布を浸し、3分間かきまぜた。このように処理した
布を室内で風乾後、柔軟効果評価用のものは25℃、6
5%RHの条件下に24時間放置し、また帯電防止効果
評価用のものは20℃、45%RHの条件下に7満間放
置して、それぞれの試験に供した。(2)評価方法 (イ)柔軟性:処理前と処理後の試験布の手触りを比較
して次の基準で評価した。
+5・・・非常に柔かい ノ +4・・・かなり柔かい +3・・・柔かい +2・・・やや柔かい 十1・・・わずかに柔かい 0・・・処理前と変わらない 7(口)帯電防止性:スタチツクオネストメーターによ
り、布に印加電圧7KV1ターゲット距離20T!$l
て帯電させ、電圧除去後の帯電圧の半減期(秒)を測定
した。
第1表から明らかなように、(4)成分と(B)成分と
を等量ずつ配合した本発明の柔軟剤は、(B)成分単独
あるいは市販柔軟剤に比べて、もめんタオル、アクリル
ジヤージ、ナイロントリコツトのいずれに対しても優れ
た結果を示す。
また、(B)成分のR7及びR8がβ−ヒドロキシエチ
ル基であるものについて同様の実験を行つたところ、同
じように良好な結果が得られた。
実施例2 (4)成分としてジドコシルジメチルアンモニウムクロ
リドを、(B)成分としてβ−ヒドロキシステアリルス
テアリルメチルβ−ヒドロキシエチルアンモニウムクロ
リドを用いて、第2表に示すような(4)成分と(B)
成分の全濃度が7%で(4)成分と(B)成分の混合比
が異なる水溶液からなる柔軟剤を調製した。
これらについて、実施例1で示したのと同様のもめんタ
オル、アクリルジヤージ及びナイロントリコツトに対す
る柔軟性及び帯電防止性の試験を行つた。
その結果を第2表に示す。第2表から、CA)/(B)
の混合比が317〜9ハでもめんタオル、アクリルジヤ
ージ及びナイロントリコツトのいずれに対しても良好な
結果を示すが、特に混合比が515〜9ハで優れた結果
を示すことが明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のR_1及びR_2はドコシル基又はドコセニル
    基、R_3及びR_4はメチル基、エチル基、ベンジル
    基又は一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のn及びmは1〜5の整数) で表わされる基、X^−は陰イオンを示す〕で表わされ
    る第四級アンモニウム塩と、(B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_5は炭素数16〜18をもつ直鎖状のβ−
    ヒドロキシアルキル基、R_6は炭素数16〜18をも
    つ直鎖状のアルキル基、β−ヒドロキシアルキル基又は
    アルケニル基、R_7及びR_8はそれぞれR_3及び
    R_4として示された基と同じ基、Y^−は陰イオンを
    示す)で表わされる第四級アンモニウム塩とを、(A)
    /(B)の重量比が3/7〜9/1の範囲になるように
    配合して成る柔軟剤組成物。
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