JPH04108939A - 可動間仕切壁 - Google Patents
可動間仕切壁Info
- Publication number
- JPH04108939A JPH04108939A JP22779690A JP22779690A JPH04108939A JP H04108939 A JPH04108939 A JP H04108939A JP 22779690 A JP22779690 A JP 22779690A JP 22779690 A JP22779690 A JP 22779690A JP H04108939 A JPH04108939 A JP H04108939A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- panel
- partition wall
- bolt
- movable partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 abstract 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 229920006332 epoxy adhesive Polymers 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、上端を解放した状態で床上に設置される可動
壁であって、ローパーティション等と称されてオフィス
などの簡易間仕切りに使用される可動間仕切壁に関する
ものである。
壁であって、ローパーティション等と称されてオフィス
などの簡易間仕切りに使用される可動間仕切壁に関する
ものである。
[従来の技術]
従来、この種の可動間仕切壁として、複数のパネルを連
結具を介して連結するようにしたものがある。すなわち
、従来知られているものは、内側面にテーパーを付与し
た凹溝を各パネルの上枠材の水平端面に形成するととも
に、連結具に前記凹溝の内側面に係合するテーパー部を
設けておき、その連結具を隣設するパネルの上枠材間に
橋架するようにしている。そして、連結具の一端側を一
方のパネルの上枠材に2本のボルトを用いて止着すると
ともに、他端側を他方のパネルの上枠材に2本のボルト
を用いて止着し、それらボルトの緊締力によってその連
結具のテーパー部を両パネルの凹溝の内側面間に押入さ
せるようにしている。
結具を介して連結するようにしたものがある。すなわち
、従来知られているものは、内側面にテーパーを付与し
た凹溝を各パネルの上枠材の水平端面に形成するととも
に、連結具に前記凹溝の内側面に係合するテーパー部を
設けておき、その連結具を隣設するパネルの上枠材間に
橋架するようにしている。そして、連結具の一端側を一
方のパネルの上枠材に2本のボルトを用いて止着すると
ともに、他端側を他方のパネルの上枠材に2本のボルト
を用いて止着し、それらボルトの緊締力によってその連
結具のテーパー部を両パネルの凹溝の内側面間に押入さ
せるようにしている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、このような構成のものでは、2枚のパネルを
連結具により接合するのに少なくとも4本のボルトが必
要であり、後述するような柱をパネル間に介在させたも
のでは、5本のボルトを装着し締め付けることが不可欠
となる。そのため、多数のパネルを連結する際には、ボ
ルトの装着および締付作業に多大の工数を要することに
なり、施工の迅速化が難しいという問題がある。
連結具により接合するのに少なくとも4本のボルトが必
要であり、後述するような柱をパネル間に介在させたも
のでは、5本のボルトを装着し締め付けることが不可欠
となる。そのため、多数のパネルを連結する際には、ボ
ルトの装着および締付作業に多大の工数を要することに
なり、施工の迅速化が難しいという問題がある。
そのため、連結具の片半部を各パネルに止着するための
ボルトを2本から1本に減することが考えられている。
ボルトを2本から1本に減することが考えられている。
しかして、このようなものでは、連結具の端部をそれぞ
れ1本のボルトにより対応する各パネルの上枠材に止着
することになる。
れ1本のボルトにより対応する各パネルの上枠材に止着
することになる。
しかしながら、このようにすると、前記ボルトに少しで
も揺るみが生じたり、連結具や枠材の剛性が低いと、前
記連結具のテーパー部が凹溝の内側面に乗り上げるよう
な挙動を示しつつ、各パネルが1本のボルトを軸にして
回動するおそれがある。そのため、連結部分の剛性が損
なわれ易いという問題が発生する。この種の可動間仕切
りは、−面側に棚板や天板を片持的に支持させて使用す
ることか少なくない。しかも、近時のオフィスにおいて
は、天板にOA機器等を載置することが常識になってお
り、その天板を支持する可動間仕切壁に大きな倒れ方向
の荷重が作用する。そのため、パネル連結部分の剛性が
損なわれると、交差するパネルなどにより転倒を防止さ
れている両端のパネル以外の中間のパネルが荷重方向に
傾斜する傾向を示し、可動間仕切壁の上縁が荷重側に湾
曲してしまうという不具合を招く。
も揺るみが生じたり、連結具や枠材の剛性が低いと、前
記連結具のテーパー部が凹溝の内側面に乗り上げるよう
な挙動を示しつつ、各パネルが1本のボルトを軸にして
回動するおそれがある。そのため、連結部分の剛性が損
なわれ易いという問題が発生する。この種の可動間仕切
りは、−面側に棚板や天板を片持的に支持させて使用す
ることか少なくない。しかも、近時のオフィスにおいて
は、天板にOA機器等を載置することが常識になってお
り、その天板を支持する可動間仕切壁に大きな倒れ方向
の荷重が作用する。そのため、パネル連結部分の剛性が
損なわれると、交差するパネルなどにより転倒を防止さ
れている両端のパネル以外の中間のパネルが荷重方向に
傾斜する傾向を示し、可動間仕切壁の上縁が荷重側に湾
曲してしまうという不具合を招く。
本発明は、以上のような課題をことごと(解消すること
を目的としている。
を目的としている。
[課題を解決するための手段]
本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な手段を講じたものである。
な手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る可動間仕切壁は、複数のパネル
を連結具を介して連結するようにしたものである。各パ
ネルは、内側面にテーパーを付与した凹溝を上枠材に形
成したものである。連結具は、隣設するパネルの上枠材
間に架設されたもので、前記各パネルの凹溝内側面に係
合するテーパ部を有するとともに、両端部と中央部との
中間に、前記凹溝の底部方向に突出する突起をそれぞれ
突設してなる。そして、前記連結具の両突起を各パネル
の凹溝底部に設けた係合凹部にそれぞれ係合させるとと
もに、その連結具の両端部を対応するパネルの上枠材に
それぞれ1本のボルトを用いて緊締し、そのテーパー部
を前記凹溝の内側面間に押入させていることを特徴とす
る。
を連結具を介して連結するようにしたものである。各パ
ネルは、内側面にテーパーを付与した凹溝を上枠材に形
成したものである。連結具は、隣設するパネルの上枠材
間に架設されたもので、前記各パネルの凹溝内側面に係
合するテーパ部を有するとともに、両端部と中央部との
中間に、前記凹溝の底部方向に突出する突起をそれぞれ
突設してなる。そして、前記連結具の両突起を各パネル
の凹溝底部に設けた係合凹部にそれぞれ係合させるとと
もに、その連結具の両端部を対応するパネルの上枠材に
それぞれ1本のボルトを用いて緊締し、そのテーパー部
を前記凹溝の内側面間に押入させていることを特徴とす
る。
本発明の基本的な作用効果を損ねることなしに、連結具
を枠体に装着し易くするには、突起に、連結具のテーパ
ー部よりも緩いテーパーを付与しておくのがよい。
を枠体に装着し易くするには、突起に、連結具のテーパ
ー部よりも緩いテーパーを付与しておくのがよい。
能率よく製造するには、連結具を、板金製のものにし、
その所要箇所を台形状に切り起こすことによって、前記
突起を形成するのが望ましい。
その所要箇所を台形状に切り起こすことによって、前記
突起を形成するのが望ましい。
突起が切起片である場合には、係合凹部を、平面視四角
形の孔にするのがよい。
形の孔にするのがよい。
可動間仕切壁の好ましい態様としては、隣設するパネル
間に柱を介在させたものを挙げることができる。
間に柱を介在させたものを挙げることができる。
パネル間に柱を介在させる場合には、柱の左右の接合面
に係合孔をそれぞれ設けるとともに、各パネルの接合面
に前記係合孔に係合する下方へ屈曲する係合爪を設けて
おき、前記柱の上端近傍部に保持させたナツトに、前記
連結具の中央部を貫通させたボルトを螺合させて、その
緊締力により前記柱を相対的に前記連結具方向に引き寄
せるようにするのが好ましい。各係合爪を対応する係合
孔の最終位置まで深く正確に係合させることができるか
らである。
に係合孔をそれぞれ設けるとともに、各パネルの接合面
に前記係合孔に係合する下方へ屈曲する係合爪を設けて
おき、前記柱の上端近傍部に保持させたナツトに、前記
連結具の中央部を貫通させたボルトを螺合させて、その
緊締力により前記柱を相対的に前記連結具方向に引き寄
せるようにするのが好ましい。各係合爪を対応する係合
孔の最終位置まで深く正確に係合させることができるか
らである。
[作用]
本発明の構成によれば、連結具の各片半部をそれぞれ1
本のボルトによりパネルに定着することができるので、
ボルトの定着作業の工数を半減させることができる。
本のボルトによりパネルに定着することができるので、
ボルトの定着作業の工数を半減させることができる。
しかも、前記ボルトにより緊締される連結具の両端部と
中央部との中間には、突起が突設されており、その突起
がパネルの枠材に設けた係合凹部に係合させであるので
、各パネルが連結具に対して水平回動するのを、ボルト
と突起とによって禁止することができる。そのため、ボ
ルトの本数を少なくしているにも拘らず、高い連結剛性
を確保することが可能となる。
中央部との中間には、突起が突設されており、その突起
がパネルの枠材に設けた係合凹部に係合させであるので
、各パネルが連結具に対して水平回動するのを、ボルト
と突起とによって禁止することができる。そのため、ボ
ルトの本数を少なくしているにも拘らず、高い連結剛性
を確保することが可能となる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
この可動間仕切壁は、第7図に示すように、柱1を介し
て順次隣設させた複数のパネル2を、連結具3を介して
それぞれ連結したものである。
て順次隣設させた複数のパネル2を、連結具3を介して
それぞれ連結したものである。
柱1は、第1図〜第3図および第7図に示すように、下
端にアジャスタ11を有した角形パイプ状のもので、そ
の左右の接合面1a・、1bに対をなす係合孔12を、
上下方向に所定の間隔をあけて複数段穿設している。
端にアジャスタ11を有した角形パイプ状のもので、そ
の左右の接合面1a・、1bに対をなす係合孔12を、
上下方向に所定の間隔をあけて複数段穿設している。
パネル2は、第1図、第3図〜第5図に示すように、上
枠材21、側枠材22及び図示しない下枠材を、芯材2
0を包囲するように枠形に集合させ、その両面に薄鉄板
製の面板24をエポキシ系接着剤等を用いて貼着したも
のである。上枠材21は、板金素材にロールフォーミン
グを施すことにより形成した板金製のもので、上面に幅
の広い外溝25を有するとともに、この外溝25の底面
中央に、内側面26aにテーパーを付与した凹溝26を
形成している。側枠材22は、前記上枠材21と同一の
横断面形状をなす板金製のもので、その外溝27に柱1
の接合面1a、1b部分を嵌合させるようにしている。
枠材21、側枠材22及び図示しない下枠材を、芯材2
0を包囲するように枠形に集合させ、その両面に薄鉄板
製の面板24をエポキシ系接着剤等を用いて貼着したも
のである。上枠材21は、板金素材にロールフォーミン
グを施すことにより形成した板金製のもので、上面に幅
の広い外溝25を有するとともに、この外溝25の底面
中央に、内側面26aにテーパーを付与した凹溝26を
形成している。側枠材22は、前記上枠材21と同一の
横断面形状をなす板金製のもので、その外溝27に柱1
の接合面1a、1b部分を嵌合させるようにしている。
また、側枠材22の凹溝28内には、柱1の係合孔12
に係合する係合爪4がそれぞれ固着しである。係合爪4
は、第1図及び第3図に示すように、前記凹溝28の底
面に溶接により固着された基板41と、この基板41の
両側縁から外方に延出させた対をなす型本体42とを具
備してなるもので、前記型本体42は、下方に屈曲する
逆り字形をなしている。
に係合する係合爪4がそれぞれ固着しである。係合爪4
は、第1図及び第3図に示すように、前記凹溝28の底
面に溶接により固着された基板41と、この基板41の
両側縁から外方に延出させた対をなす型本体42とを具
備してなるもので、前記型本体42は、下方に屈曲する
逆り字形をなしている。
連結具3は、隣設するパネル2の上枠材21間に架設さ
れたもので、前記各パネル2の凹溝26の内側面26a
に係合するテーパ部31を有している。すなわち、この
連結具3は、板金素材をプレス加工によりチャンネル状
に成形することにより作られもので、底板部32と、両
側板部33とからなっており、その側板部33の下縁部
分を傾斜させることによって、テーパー部31を形成し
ている。連結具3の底板部32における両端部及び中央
部には、ボルト挿通孔34.35が穿設してあり、また
、両端部と中央部の中間には、前記凹溝26の底部方向
に突出する突起36がそれぞれ突設しである。突起36
は、連結具3の底板部32の所要箇所を下方へ台形状に
切り起こすことによって形成されたもので、該連結具3
のプレス成形時に同時に作られる。しかして、この突起
36の両側縁36aにはテーパーが付与されることにな
るが、このテーパー角は、前記凹溝26の内側面26a
に付与しであるテーパー角よりも小さく設定しである。
れたもので、前記各パネル2の凹溝26の内側面26a
に係合するテーパ部31を有している。すなわち、この
連結具3は、板金素材をプレス加工によりチャンネル状
に成形することにより作られもので、底板部32と、両
側板部33とからなっており、その側板部33の下縁部
分を傾斜させることによって、テーパー部31を形成し
ている。連結具3の底板部32における両端部及び中央
部には、ボルト挿通孔34.35が穿設してあり、また
、両端部と中央部の中間には、前記凹溝26の底部方向
に突出する突起36がそれぞれ突設しである。突起36
は、連結具3の底板部32の所要箇所を下方へ台形状に
切り起こすことによって形成されたもので、該連結具3
のプレス成形時に同時に作られる。しかして、この突起
36の両側縁36aにはテーパーが付与されることにな
るが、このテーパー角は、前記凹溝26の内側面26a
に付与しであるテーパー角よりも小さく設定しである。
そして、前記連結具3の両突起36を各パネル2の凹溝
26内に設けた係合凹部26bにそれぞれ係合させると
ともに、その連結具3の両端部を対応するパネル2の上
枠材21にそれぞれ1本のボルト5を用いて緊締し、そ
のテーパー部31を前記凹溝26の内側面26a間に押
入させている。
26内に設けた係合凹部26bにそれぞれ係合させると
ともに、その連結具3の両端部を対応するパネル2の上
枠材21にそれぞれ1本のボルト5を用いて緊締し、そ
のテーパー部31を前記凹溝26の内側面26a間に押
入させている。
すなわち、前記各パネル2の上枠材21における前記ボ
ルト挿通孔34に対応する部位には、ナツト7が溶接に
より固設しであるとともに、前記突起36に対応する部
位には、第6図に示すように、四角形の係合凹部26b
が穿設しである。この係合凹部26bに連結具3の突起
36を嵌合させた上で、前記ボルト挿通孔34に挿通さ
せたボルト5を前記ナツト7に螺着することによって、
連結具3と各パネル2とを結合している。
ルト挿通孔34に対応する部位には、ナツト7が溶接に
より固設しであるとともに、前記突起36に対応する部
位には、第6図に示すように、四角形の係合凹部26b
が穿設しである。この係合凹部26bに連結具3の突起
36を嵌合させた上で、前記ボルト挿通孔34に挿通さ
せたボルト5を前記ナツト7に螺着することによって、
連結具3と各パネル2とを結合している。
また、前記柱1の上端近傍部には、ナツト8が保持させ
てあり、このナツト8に、前記連結具3の中央部を貫通
させたボルト6を螺合させて、その緊締力により前記柱
1を相対的に前記連結具3方向に引き寄せるようにして
いる。
てあり、このナツト8に、前記連結具3の中央部を貫通
させたボルト6を螺合させて、その緊締力により前記柱
1を相対的に前記連結具3方向に引き寄せるようにして
いる。
なお、9は合成樹脂製のキャップ、10は中本である。
このような構成のものであれば、連結具3の各片半部を
それぞれ1本のボルト5によりパネル2に定着すること
ができるので、ボルト5の定着作業の工数を半減させる
ことができる。
それぞれ1本のボルト5によりパネル2に定着すること
ができるので、ボルト5の定着作業の工数を半減させる
ことができる。
しかも、前記ボルト5.6により緊締される連結具3の
両端部と中央部との中間には、突起36が突設されてお
り、その突起36がパネル2の上枠材21に設けた係合
凹部26bに係合させであるので、各パネル2が連結具
3に対して水平回動するのを、ボルト5と突起36とに
よって禁止することができる。そのため、ボルト5の本
数を少なくしているにも拘らず、高い連結剛性を確保す
ることが可能となる。
両端部と中央部との中間には、突起36が突設されてお
り、その突起36がパネル2の上枠材21に設けた係合
凹部26bに係合させであるので、各パネル2が連結具
3に対して水平回動するのを、ボルト5と突起36とに
よって禁止することができる。そのため、ボルト5の本
数を少なくしているにも拘らず、高い連結剛性を確保す
ることが可能となる。
なお、本発明には、連結具の中央部に貫通させたボルト
により柱を連結具方向に牽引するようにしていないもの
も含まれるが、このようにすれば、パネルの係合爪を柱
の係合孔に確実に係合させることが可能となる。
により柱を連結具方向に牽引するようにしていないもの
も含まれるが、このようにすれば、パネルの係合爪を柱
の係合孔に確実に係合させることが可能となる。
また、連結具に設ける突起は、ピン状のものであっても
よいが、前記のように切り起こしたものにすれば、プレ
ス加工により連結具を製作する際に同時に形成すること
が可能となり、製作に要する工数を削減することが可能
となる。この突起には、必ずしもテーパーを付与してお
く必要はないが、テーパーをつけておけば、連結具の装
着が容易になる。なお、この突起に付与するテーパーを
連結具のテーパー部のテーパーよりも緩くしておけば、
突起に前述したような基本的な回転防止作用を営ませる
ことが可能となる。
よいが、前記のように切り起こしたものにすれば、プレ
ス加工により連結具を製作する際に同時に形成すること
が可能となり、製作に要する工数を削減することが可能
となる。この突起には、必ずしもテーパーを付与してお
く必要はないが、テーパーをつけておけば、連結具の装
着が容易になる。なお、この突起に付与するテーパーを
連結具のテーパー部のテーパーよりも緩くしておけば、
突起に前述したような基本的な回転防止作用を営ませる
ことが可能となる。
[発明の効果〕
本発明は、以上のような構成であるから、連結部分の剛
性を損ねることなしにボルトの螺着工数を少なくするこ
とができ、荷重を作用させてもその上縁部分が湾曲する
ような不具合が生じない頑丈な可動間仕切壁を提供でき
るものである。
性を損ねることなしにボルトの螺着工数を少なくするこ
とができ、荷重を作用させてもその上縁部分が湾曲する
ような不具合が生じない頑丈な可動間仕切壁を提供でき
るものである。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は要部を示す正
断面図、第2図は第1図における■矢視図、第3図は第
1図における■−■線断面図・、第4図は第2図におけ
るIV−IV線断面図、第5図は第2図における■−■
線断面図、第6図は第5図におけるVI−VI線に沿う
拡大断面図、第7図は一部省略した正面図である。 1・・・柱 1a、lb・・・接合面2・
・・パネル 5・・・ボルト 12・・・係合孔 26・・・凹溝 26b・・・係合凹部 36・・・突起 3・・・連結具 6・・・ボルト 21・・・上枠材 26a・・・内側面 31・・・テーパー部
断面図、第2図は第1図における■矢視図、第3図は第
1図における■−■線断面図・、第4図は第2図におけ
るIV−IV線断面図、第5図は第2図における■−■
線断面図、第6図は第5図におけるVI−VI線に沿う
拡大断面図、第7図は一部省略した正面図である。 1・・・柱 1a、lb・・・接合面2・
・・パネル 5・・・ボルト 12・・・係合孔 26・・・凹溝 26b・・・係合凹部 36・・・突起 3・・・連結具 6・・・ボルト 21・・・上枠材 26a・・・内側面 31・・・テーパー部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数のパネルを連結具を介して連結するようにした
可動間仕切壁であって、 各パネルは、内側面にテーパーを付与した凹溝を上枠材
に形成したものであり、 連結具は、隣設するパネルの上枠材間に架設されたもの
で、前記各パネルの凹溝内側面に係合するテーパー部を
有するとともに、両端部と中央部との中間に、前記凹溝
の底部方向に突出する突起をそれぞれ突設してなり 前記連結具の両突起を各パネルの凹溝底部に設けた係合
凹部にそれぞれ係合させるとともに、その連結具の両端
部を対応するパネルの上枠材にそれぞれ1本のボルトを
用いて緊締し、そのテーパー部を前記凹溝の内側面間に
押入させていることを特徴とする可動間仕切壁。 2、突起に、連結具のテーパー部よりも緩いテーパーを
付与していることを特徴とする請求項1記載の可動間仕
切壁。 3、連結具を、板金製のものにし、その所要箇所を台形
状に切り起こすことによって、前記突起を形成している
ことを特徴とする請求項2記載の可動間仕切壁。 4、係合凹部が、平面視四角形の孔であることを特徴と
する請求項3記載の可動間仕切壁。 5、隣設するパネル間に柱を介在させていることを特徴
とする請求項1記載の可動間仕切壁。 6、柱の左右の接合面に係合孔をそれぞれ設けるととも
に、各パネルの接合面に前記係合孔に係合する下方へ屈
曲する係合爪を設けておき、前記柱の上端近傍部に保持
させたナットに、前記連結具の中央部を貫通させたボル
トを螺合させて、その緊締力により前記柱を相対的に前
記連結具方向に引き寄せるようにしたことを特徴とする
請求項5記載の可動間仕切壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227796A JP2949640B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 可動間仕切壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227796A JP2949640B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 可動間仕切壁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04108939A true JPH04108939A (ja) | 1992-04-09 |
JP2949640B2 JP2949640B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16866526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2227796A Expired - Lifetime JP2949640B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 可動間仕切壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2949640B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223853U (ja) * | 1975-08-07 | 1977-02-19 | ||
JPS5971809U (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-16 | 株式会社クボタ | 壁パネル用接合ピ−ス |
JPS63247452A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-14 | コクヨ株式会社 | 可動間仕切壁 |
JPH022904U (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-10 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP2227796A patent/JP2949640B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223853U (ja) * | 1975-08-07 | 1977-02-19 | ||
JPS5971809U (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-16 | 株式会社クボタ | 壁パネル用接合ピ−ス |
JPS63247452A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-14 | コクヨ株式会社 | 可動間仕切壁 |
JPH022904U (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2949640B2 (ja) | 1999-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4189890A (en) | Panel joint | |
JPH04108939A (ja) | 可動間仕切壁 | |
JP3259661B2 (ja) | パネル体連結装置 | |
JPH0130486Y2 (ja) | ||
JP2560900B2 (ja) | 可動間仕切壁 | |
JP4149327B2 (ja) | 連結部材構造及び間仕切り構造 | |
JP3107749B2 (ja) | スチ−ルハウスのフレ−ムの結合構造 | |
JPH04108941A (ja) | 可動間仕切壁 | |
JPH01250206A (ja) | 天板の接続構造 | |
JP2001152555A (ja) | 建物ユニットの連結方法及びジョイントプレート | |
JP2656205B2 (ja) | 連結金具 | |
KR200198976Y1 (ko) | 거푸집 조립용 클램핑 장치 | |
JPS6132015Y2 (ja) | ||
JPH06173415A (ja) | 外壁用パネル取付金具及びその取付構造 | |
JPH019857Y2 (ja) | ||
JPH0629287Y2 (ja) | 部材の連結構造 | |
JPH0249755Y2 (ja) | ||
JP2512170B2 (ja) | 柱用パネルの取付方法 | |
JPH0344887Y2 (ja) | ||
KR100492059B1 (ko) | 콘크리트 거푸집 체결 및 정렬구 | |
JP2006104774A (ja) | 建築部材の接合構造 | |
JPS6116322Y2 (ja) | ||
JPS6124722Y2 (ja) | ||
JPH0615062Y2 (ja) | チヤンネル材の接続構造 | |
JPS6112387Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070709 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709 Year of fee payment: 11 |