JPH04108023U - 棒状化粧品繰出し容器 - Google Patents

棒状化粧品繰出し容器

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Publication number
JPH04108023U
JPH04108023U JP1763691U JP1763691U JPH04108023U JP H04108023 U JPH04108023 U JP H04108023U JP 1763691 U JP1763691 U JP 1763691U JP 1763691 U JP1763691 U JP 1763691U JP H04108023 U JPH04108023 U JP H04108023U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
cap
hook
attached
dispensing container
Prior art date
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Pending
Application number
JP1763691U
Other languages
English (en)
Inventor
隆 藤江
伸夫 山中
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
Priority to JP1763691U priority Critical patent/JPH04108023U/ja
Publication of JPH04108023U publication Critical patent/JPH04108023U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡をキャップに付設する場合に、キャップの
装脱とは係りなく、鏡使用の操作をしない限り鏡は収納
状態にある鏡収納機構の棒状化粧品繰出し容器を得る。 【構成】 主筒1の基筒部2と共に角形の外形に形成し
たキャップ3の一側の周壁4外面に、内面に鏡5を張り
付け、頂部に係合片6を形成した鏡板7を横まわしの片
開き可能に重ね配設し、かつ当該周壁4上端部に、倒伏
させたとき前記係合片6に掛かって鏡板7を閉状態に鎖
錠し、起立させると係合片6への掛かりが外れて鏡板7
開を許容するフッ8を起倒可能に設けた構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、口紅等の棒状化粧品を収納する棒状化粧品繰出し容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種繰出し容器は公知であり、従来数多く提供されているが、その基本構成 は1例として図4に挙げた実開昭62−100122号公報から判るように、主体部とな る主筒21の上半部を外径がやや小径の収納筒部22とし、この収納筒部22外面に螺 筒23を嵌合し、一方収納筒部22に化粧品24を保持する保持筒25を昇降可能に嵌入 し、この保持筒25を両側の係合ピン26により収納筒部22両側に開けた上下方向の 細長な割溝27, 27を通して螺筒23内周面の対称的な一対の螺旋溝に係合し、基筒 部28を介して主筒21と螺筒23とを相対的に逆方向に回転操作するにより化粧品24 を外部に繰出し、また外部から容器内に繰入れするもので、常時はキャップ29で 閉蓋されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種繰出し容器で、外形を角形に形成してキャップ側に鏡を内装しておき、 化粧に際しキャップを外すと鏡をばね等で自動的に外部に押出し、この鏡を見な がら口紅が塗布できるようにした提案がある。
【0004】 しかし、この提案の機構は一見便利なようであるが、鏡はキャップを外すと必 らず外部に押出される構造なので、鏡を使う必要がなく収納状態にしておきたい 場合でも鏡は押出されるので逆に不便なことがあり、従ってまたハンドバック等 に収納して携帯する場合、なんらかの衝撃でキャップが外れたりすると鏡が自動 的に外部に押出されるので、そのまま知らずに携帯した場合鏡あるいは鏡取付部 を破損したりすることがある。
【0005】 本考案は鏡をキャップに付設する場合に、キャップの装脱とは係わりなく、鏡 使用の操作をしない限り鏡は収納状態にある鏡収納機構の棒状化粧品繰出し容器 を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の棒状化粧品繰出し容器は、主筒1の基筒部2と共に角形の外形に形成 したキャップ3の一側の周壁4外面に、内面に鏡5を張り付け、頂部に係合片6 を形成した鏡板7を横まわしの片開き可能に重ね配設し、かつ当該周壁4上端部 に、倒伏させたとき前記係合片6に掛かって鏡板7を閉状態に鎖錠し、起立させ ると係合片6への掛かりが外れて鏡板7開を許容するフツク8を起倒可能に設け た構成としている。
【0007】
【作用】
上記において、常時は図2のようにキャップ3は装着され、また鏡板7はキャ ップ3の一側の周壁4外面に重ねられ、従って鏡5は収納状態にあり、この状態 はフック8を倒伏させて係合片6に掛けることにより鎖錠されている。
【0008】 化粧品の使用時には、このキャップ3を外せばよく、この場合鏡5を使用しな いときはそのままであるが、鏡5を使用したいときは図1に示しているようにフ ック8を起立させ、このフック8の係合片6への掛かりを外して鏡板7の鎖錠を 解き、この鏡板7、従って鏡5を開けばよい。
【0009】
【実施例】
以下図面を参照して一実施例を説明するに、本考案はキャップ3に鏡5を付設 する場合に、鏡5使用の操作をした場合に限り鏡5を使用状態にできる構造とし た点に特徴を有する。
【0010】 各図において、9は繰出し機構の本体部、3はキャップで、本体部9の主筒1 の基筒部2とキャップ3は共に外形を角形に形成しており、キャップ3は本体部 9に装着したとき下端部が基筒部2上面の縮径した角形保持部10外面に嵌合する が、この場合保持部10外面の突子11に圧接して固めに保持される。
【0011】 繰出し機構の本体部9は従来通りなので簡単に説明すると、主筒1の基筒部2 上面の角形保持部10から上方に、両側に上下方向に細長な割溝を開けた収納筒部 を立設しており、この収納筒部外面に、内周面に対称的な一対の螺旋溝を形成し た螺筒12を回転可能に外嵌し、そして収納筒部に化粧品13を保持した保持筒を昇 降可能に嵌入し、この保持筒を両側の係合ピンにより割溝を通し螺旋溝に係合さ せた機構であり、従って基筒部2と螺筒12とを摘み、螺筒12と主筒1とを相対的 に逆方向に回転操作することにより化粧品13を繰出しまた繰入れすることができ る。
【0012】 キャップ3は、一側の周壁4上端部から隣る両側の一部にかけての頂部周縁一 部をコ字形に凹形し、この凹形部14の両側の一部にそれぞれ係合穴15を穿ち、ま た周壁4の図示右側端縁に、内面に鏡5を張り付け、また頂部の内側縁から凹形 部14に届く係合片6を立設した鏡板7を横まわしに片開きできるようにヒンジ16 , 16で枢着し、そして両端から同方向に支脚17, 17を突出したコ字形のフック8 を前記コ字形の凹形部14に、支脚17, 17内面の突子18, 18を係合穴15, 15に係合 して起倒可能に枢支配設している。19はヒゲ付きばねを示す。
【0013】 このフツク8は、倒伏させると図2のように係合片6に掛かって鏡板7を周壁 4に重ねた閉状態に鎖錠し、起立させると図1のように係合片6への掛かりが外 れて鏡板7、つまり鏡5開を許容する。
【0014】 即ち、この実施例において、鏡5開とキャップ3装脱とは関係がなく、フック 8を起立させてこのフック8の係合片6への係合鎖錠を解いたときのみ鏡5の使 用が可能となる。
【0015】 なお、上記実施例では、下側のヒンジ16部にビケ付きばね19を装架し、このば ね19で鏡板7を常時開方向に付勢させておき、フック8による鎖錠を解いたとき 鏡板7が自動的に開くようにしているが、このばね19は必らずしも設けずともよ い。
【0016】
【考案の効果】
上記した如く、本考案の棒状化粧品繰出し容器では、鏡5を角形のキャップ3 に付設するのに、鏡5を外面一側に片開き可能に配し、一方頂部に、起倒により 鏡5開を鎖錠、解錠できるフック8を設けたので、鏡5開はキャップ3の装脱と は係わりがなく、従って鏡5は使用の操作をしたときのみ開くので真に便利とな り、またキャップ3が不用意に外れたときにおける鏡5や取付け部の損傷が回避 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の分解斜視図である。
【図2】同実施例の常時の外形斜視図である。
【図3】同実施例のキャップのフックを分解して示した
外形斜視図である。
【図4】従来の棒状化粧品繰出し容器を説明する半部縦
断正面図である。
【符号の説明】
1 主筒 3 キャップ 5 鏡 6 係合片 8 フック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主筒1の基筒部2と共に角形の外形に形成
    したキャップ3の一側の周壁4外面に、内面に鏡5を張
    り付け、頂部に係合片6を形成した鏡板7を横まわしの
    片開き可能に重ね配設し、かつ当該周壁4上端部に、倒
    伏させたとき前記係合片6に掛かって鏡板7を閉状態に
    鎖錠し、起立させると係合片6への掛かりが外れて鏡板
    7開を許容するフツク8を起倒可能に設けた棒状化粧品
    繰出し容器。
JP1763691U 1991-03-01 1991-03-01 棒状化粧品繰出し容器 Pending JPH04108023U (ja)

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JP1763691U JPH04108023U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 棒状化粧品繰出し容器

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JP1763691U JPH04108023U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 棒状化粧品繰出し容器

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Publication Number Publication Date
JPH04108023U true JPH04108023U (ja) 1992-09-18

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ID=31904371

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JP1763691U Pending JPH04108023U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 棒状化粧品繰出し容器

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JP (1) JPH04108023U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956831A (ja) * 1982-09-22 1984-04-02 株式会社日立製作所 電池充電回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956831A (ja) * 1982-09-22 1984-04-02 株式会社日立製作所 電池充電回路

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