JPH04107939U - 光受信器 - Google Patents
光受信器Info
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- JPH04107939U JPH04107939U JP966091U JP966091U JPH04107939U JP H04107939 U JPH04107939 U JP H04107939U JP 966091 U JP966091 U JP 966091U JP 966091 U JP966091 U JP 966091U JP H04107939 U JPH04107939 U JP H04107939U
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- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】光受信信号を電流信号に変換する受光素子１
と、該受光素子１の出力電流を電圧に変換する前置増幅
回路１２と、該前置増幅回路１２の出力信号を２分岐す
る増幅回路１３〜１５と、この２分岐した信号の一方の
振幅を検出するピーク検出回路１１と、該ピーク値検出
回路１１の検出出力に応答して前記前置増幅回路１２の
入力端に並列接続される抵抗値を可変抵抗素子８と、前
記２分岐した信号のもう一方を増幅して出力する増幅手
段３，４とを備えている。 【効果】前置増幅回路の入力部と並列に可変抵抗素子を
設け過大入力時に光電流を分流させることにより、光受
信器の最大受信電力を増大できる。
と、該受光素子１の出力電流を電圧に変換する前置増幅
回路１２と、該前置増幅回路１２の出力信号を２分岐す
る増幅回路１３〜１５と、この２分岐した信号の一方の
振幅を検出するピーク検出回路１１と、該ピーク値検出
回路１１の検出出力に応答して前記前置増幅回路１２の
入力端に並列接続される抵抗値を可変抵抗素子８と、前
記２分岐した信号のもう一方を増幅して出力する増幅手
段３，４とを備えている。 【効果】前置増幅回路の入力部と並列に可変抵抗素子を
設け過大入力時に光電流を分流させることにより、光受
信器の最大受信電力を増大できる。
Description
【０００１】
本考案は光通信装置に使用される光受信器に関する。
【０００２】
従来の光受信器は、図３に示すように、受信した光信号を電気信号に変換する
受光素子１と、この受光素子の出力信号を電流−電圧変換する前置増幅回路２と
、自動利得制御（ＡＧＣ）回路６により利得制御される可変利得増幅回路３と、
主増幅回路４とを縦続接続し、更に、ピーク検出回路５が検出した出力信号ピー
ク値に応じてＡＧＣ３を利得制御するＡＧＣ回路６と、これに応動して受光素子
１のバイアス電圧を供給する高圧発生回路７とを接続した構成を有している。
【０００３】
光信号のレベルが高い領域では、ＡＧＣ回路６が可変利得増幅回路３の利得を
制御することにより、また光信号のレベルが低い領域では、受光素子１のバイア
ス電圧を制御し電流増倍率を可変させることにより、等化波形後の出力信号の振
幅を一定に保っている。
【０００４】
この従来の光受信器では、受光電力が大きくなった場合、可変利得増幅回路３
のダイナミックレンジ内から逸脱しなければ正常に受信できるが、それ以上の受
光電力が入力された場合には、可変利得増幅回路の出力波形のみならず、前置増
幅回路３０２の出力波形がひずみ、正常に受信できなくなってしまうという問題
点がある。最近、光通信の適応領域の拡大とともに、光受信器の最大受光電力の
増大が要請されているが、最大受光電力を向上するためには、前置増幅回路の出
力波形がひずまないようにする必要がある。
【０００５】
本考案の光受信器は、光受信信号を電流信号に変換する受光素子と、該受光素
子の出力電流を電圧に変換する前置増幅回路と、該前置増幅回路の出力信号を２
分岐する増幅回路と、この２分岐した信号の一方の振幅を検出するピーク検出回
路と、該ピーク値検出回路の検出出力に応答して前記前置増幅回路の入力端に並
列接続される抵抗値を可変する可変抵抗素子と、前記２分岐した信号のもう一方
を増幅して出力する増幅手段とを備えている。
【０００６】
次に本考案について図面を参照して説明する。図１は本考案の一実施例のブロ
ック図である。
【０００７】
受光素子１は、アバランシュフォトダイオードであり、高圧発生回路７からバ
イアス電圧を供給されている。この受光素子１により光−電気変換されて生じる
電流は、前置増幅回路１２にて電流電圧変換される。増幅回路１３は、前置増幅
回路１２の出力信号を２つに分岐し、一方の信号は、緩衝増幅回路１４を通り、
従来の光受信器の場合と同様に、可変利得増幅回路３および主増幅回路４により
等化波形されて出力される。もう一方の信号は、緩衝増幅回路１５を通りピーク
値検出回路１１にてその信号振幅に比例したピーク値電圧に変換される。この電
圧に応じて、前置増幅回路１２の入力部に接続してある可変抵抗素子、すなわち
トランジスタ８のエミッターコレクタ間の抵抗の値が可変制御される。
【０００８】
図２は、前置増幅回路１２の入力電流（受光素子１で光−電気変換されて生じ
る電流）と、増幅回路１３の出力電圧との関係を例示する特性図である。受光電
力が小さく前置増幅回路１２の入力電流が少ない場合は、前置増幅回路１２はソ
ニア領域で動作するが、受光電力が大きくなり出力電圧が飽和領域に達すると出
力電圧がひずんでしまう。この波形ひずみの発生を防ぐよう、出力電圧が飽和す
る直前（切替設定レベル）にトランジスタ８のエミッターコレクタ間を導通させ
、前置増幅回路１２の入力電流を分流させる。
【０００９】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、前置増幅回路の入力部と並列に可変抵抗素子を
設け過大入力時に光電流を分流させることにより、光受信器の最大受信電力を増
大できるという効果がある。
【図１】本考案の一実施例のブロック図。
【図２】本考案の実施例における前置増幅回路の入出力
特性図。
特性図。
【図３】従来の光受信器の構成例を示すブロック図。
１ 受光素子
２，１２ 前置増幅回路
Ｒ 帰還抵抗
１３ 増幅回路
１４，１５ 緩衝増幅回路
３ 可変利得増幅回路
４ 主増幅回路
５，１１ ピーク値検出回路
６ ＡＧＬ回路
７ 高圧発生回路
Claims (1)
- 【請求項１】 光受信信号を電流信号に変換する受光素
子と、該受光素子の出力電流を電圧に変換する前置増幅
回路と、該前置増幅回路の出力信号を２分岐する増幅回
路と、この２分岐した信号の一方の振幅を検出するピー
ク検出回路と、該ピーク値検出回路の検出出力に応答し
て前記前置増幅回路の入力端に並列接続される抵抗値を
可変する可変抵抗素子と、前記２分岐した信号のもう一
方を増幅して出力する増幅手段とを備えていることを特
徴とする光受信器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP966091U JPH04107939U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 光受信器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP966091U JPH04107939U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 光受信器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107939U true JPH04107939U (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=31899897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP966091U Pending JPH04107939U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 光受信器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04107939U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62257204A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Nec Corp | 増幅回路 |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP966091U patent/JPH04107939U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62257204A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Nec Corp | 増幅回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971021 |