JPH04107688U - バスエプロンの取付装置 - Google Patents

バスエプロンの取付装置

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JPH04107688U
JPH04107688U JP1027891U JP1027891U JPH04107688U JP H04107688 U JPH04107688 U JP H04107688U JP 1027891 U JP1027891 U JP 1027891U JP 1027891 U JP1027891 U JP 1027891U JP H04107688 U JPH04107688 U JP H04107688U
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JP
Japan
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elastic member
piece
bathtub
apron
bath apron
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Application number
JP1027891U
Other languages
English (en)
Inventor
一雄 穂多田
かおり 関
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗い場側からの簡単な水平方向からの差し込
み作業でバスエプロンを安定して取付る。 【構成】 バスエプロン10の上縁に設けた差込片12と、
その差込片12を前方方向から挾入し、浴槽4の上縁リム
4a裏側に取着した上下高さ調節可能な上下一対の挾持金
具13と、浴槽載置部1と洗い場部2との境界部に一段高
く段設する土手部9上面に固定した弾性部材14とを備
え、上記上下一対の挾持金具13が、その先端に上下方向
に拡開するガイド片部13b''',17c を有し、上記弾性部
材14の潰し代の反力を利用しバスエプロン10を、その弾
性部材14と、挾持金具13とで挾着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はバスエプロンの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、バスエプロンの取付装置として図6に示す特開昭62-90125号公報に開示 した装置が知られている。 この先行技術はバスエプロン10の裏面側縁に上下関係をもって係止金具27と、 切欠き28a を有する調整金具28とを備える一方、上記係止金具27の受入溝29a を 有するバックハンガ29と、調整金具28の切欠き28a に係止する係合ネジ30とを側 壁31に備え、バックハンガ29における前記係止金具27の支承面に、その係止金具 27の底面を押上る高さ調整ねじ32を、またバックハンガ29の側面に、係止金具27 の側面を押動する側方調整ネジ33を取付けた構造になっている。 この装置の場合、バックハンガ29の受入溝29a に、係止金具27を嵌入させると 共に係合ネジ30に、調整金具28の切欠き28a を係止して一旦バスエプロン10を仮 止した後、バスエプロン10の隅部に開設している作業口34から高さ調整ねじ32や 側方調整ネジ33を操作して、そのバスエプロン10は固定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、高さ調整ネジ32、側方調整ネジ33の細かな回動調整作業を、面積に 限りがある作業口34で行なう為、作業性が非常に悪く、また作業口を塞ぐ後作業 も別途に必要であった。
【0004】 本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、洗い場 側からの簡単な水平方向への差し込み作業のみで取付ることができるバスエプロ ンの取付装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、バスエプロンの上縁に設けた差 込片と、その差込片を前方方向から挾入し、浴槽の上縁リム裏側に取着した上下 高さ調節可能な挾持金具と、浴槽載置部と洗い場部との境界部に一段高く段設す る土手部上面に固定した弾性部材とを備え、上記挾持金具が、その先端に上下方 向に拡開するガイド片部を有していることを要旨とする。
【0006】 上記技術的手段によれば、土手部上面の弾性部材を、下端で若干押し潰しなが ら、上縁の差込片を浴槽の上縁リム裏側に取着してある挾持金具に挾入してバス エプロンを取付ける。バスエプロンは弾性部材のその復元力で若干押し上られ、 挾持金具とその条材とで弾性的に挾持された状態を形成する。
【0007】 本考案は以上のように構成したので、洗い場部側から単に水平方向に差し込む 単純且つ簡単な作業のみでバスエプロンを取付けることができる。しかも弾性部 材の復元力を利用してバスエプロンはその弾性部材と挾持金具とで挾持される為 、ガタ付かず、安定した取付状態を維持できる。更に、弾性部材の復元力及び挾 持金具の挾持力に抗して引き抜くことで、バスエプロンは取外せ、浴槽の槽部回 りの給水、給湯、排水の諸配管等を点検、補修に際する一連の作業の簡略化に寄 与できる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1及び図2において、Aは一半部を浴槽載置部1、他半部を洗い場部2とす る防水パンA' の周縁に壁パネル3aを立設して側周壁3を形成し、該側周壁3の 上部開口を天井壁(図示せず)で被蓋して構築されたユニットバスルームであり 、浴槽載置部1には浴槽4が設置され、洗い場部2にはカウンター5と該カウン ター5前縁の水栓器具取付板6とが夫々装設されている。また、このユニットバ スルームAにおいて、カウンター5下方で且つ洗い場面2' の隅部分には排水口 7が開設され、その排水口7は目皿8で閉塞してある。25は点検蓋であり、水栓 器具取付板6と洗い場面2' との間の点検用空間26から差し入れる手で開閉され るように支持してある。
【0009】 浴槽4における洗い場部2側の上縁リム4a裏面と、浴槽載置部1と洗い場部2 との境界部に一段高く段設した土手部9との間はバスエプロン10で閉塞されてい る。
【0010】 バスエプロン10は前記水栓器具取付板6と、その取付板6が正対する一側壁 3' との間と同一長さに形成し前面用基板10a と上面用基板10b とを逆L形に連 結した下地部10c の、その前面用基板10a にタイル10d を貼着すると共に上面用 基板10b に化粧用帯板10e を貼着し、且つ前面用基板10a 下端に前記土手部9上 面への載せ板10f を水平に連結して組立てられている。 このバスエプロン10は上記天面用基板10b の先端にネジ11止めした差込片12と 前記上縁リム4a裏面に取着した上下高さ調整可能な挾持金具13と、前記土手部9 上面に接着した弾性部材14とで構成した取付装置で、取付けられる。
【0011】 挾持金具13は前記上縁リム4a裏面に適宜間隔をおいて数個止着され、同上縁リ ム4a裏面に止着するL形取付金具13a と、挾持体13b とからなっている(図5) 。
【0012】 L形取付金具13a は上記上縁リム4a裏面にボルト24止めした水平片部 13a' の 後端から2個の螺子孔19を並設した垂直片部 13a''を折曲して形成してある(図 5)。
【0013】 挾持体13b は上記L形取付金具13a の螺子孔19に螺着するネジ15案内用の長孔 16が開設され、上記垂直片部 13a''と摺接する摺接片部 13b''、その摺接片部 13b'' 下端から洗い場部方向へ水平に折曲し先端に下向傾斜状のガイド片部 13b'''有する下側挾持片部 13b' ならびにその下側挾持片部 13b' 後端上面に後 端を止着して重合する上側挾持片17とで構成されている(図5)。
【0014】 この挾持体13b の上側挾持片17は下側挾持片部13b'との止着片部17a から先端 を同下側挾持片部 13b' 上面に接近もしくは当接させる圧接片部17b を洗い場部 方向へ山形形状に折曲し、その先端に、下側挾持片 13b' 先端のガイド片部 13b'''とで前記差込片12の差し入れ部18を構成するガイド片部17c を上向傾斜状 に立上げている。
【0015】 弾性部材14は比較的肉厚なパッキン材であり、土手部9上面のほぼ全長に接着 してある。
【0016】 而して、バスエプロン10を取付る際には、まず挾持体13b を、長孔16の案内機 能でL形取付金具13a の垂直片部 13a''に沿って上下高さ調節し、差し入れ部18 が所定高さ位置(浴槽4の前記上縁リム4a下に、シーリング代、化粧用帯板10e 厚、天面用基板10b 厚、前記弾性部材14の潰し代との合計高さ寸法を確保した高 さ位置)になった時点でネジ15を緊締して挾持体13b をセットする。次に、載せ 板10f で前記弾性部材14を一旦押し潰し、その状態でそのバスエプロン10を水平 移動させて差込片12を差入れ部18から差し入れて下側挾持片部 13b' と上側挾持 片17の圧接片部17b とで挾持する(図4)。それにより、弾性部材14の復元力が 上向きに作用して挾持金具13自体に下向きな反力を生み、この反力で、バスエプ ロン10は容易に外れない程度の力で、土手部9方向に押し付けられる。そして前 記パッキン材からなる弾性部材14はバスエプロン10下端の載せ板10f に圧接され 、浴槽載置部1側への洗い場2からの洗浄水のオーバーフローを阻止して、浴槽 載置部1やバスエプロン10裏面、浴槽4裏面等でのカビの発生を防止する。
【0017】 尚、本実施例においては前記弾性部材14後側の土手部9上面に適宜間隔をおい てストッパー片20を止着する一方、バスエプロン10下端の載せ板10f に後端から 切欠部21を形成して、その切欠部21の切欠端面にストッパー片20が当接して位置 決めされるように構成して、取付時においてそのバスエプロン10の前板部が鉛直 状態になるようにしてある。また22,23は一側壁3' に止着したクランク形状の 受け金具と、バスエプロン10裏面側端に止着した左右一対の側方挾持金具であり 、バスエプロン10取付時においてその側方挾持金具23で受け金具22が挾持される ように構成してバスエプロン10の取付をより安定なものにしている。4bはバスエ プロン10取付後、前記上縁面4aと化粧用帯板10e とのシーリング代に充填するシ リコンシーリング材である。また、弾性部材14は上方へ付勢する金属製や合成樹 脂製のバネ材であっても良く、パッキン材に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用状態を示す正面図で中間省略して示す。
【図2】 (2)−(2)線拡大断面図。
【図3】 (3)−(3)線拡大断面図。
【図4】 バスエプロンを取付ける状態を示す(2)−
(2)線断面図。
【図5】 挾持金具の分解斜視図。
【図6】 従来例の使用状態を示す正面図で一部切欠し
て示す。
【符号の説明】
10 バスエプロン 12 差込片 4 浴槽 4a 上縁リム 13 挾持金具 1 浴槽載置出 2 洗い場部 9 土手部 14 弾性部材 13b''',17c ガイド片部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスエプロンの上縁に設けた差込片と、
    その差込片を前方方向から挾入し、浴槽の上縁リム裏側
    に取着した上下高さ調節可能な挾持金具と、浴槽載置部
    と洗い場部との境界部に一段高く段設する土手部上面に
    固定した弾性部材とを備え、上記挾持金具が、その先端
    に上下方向に拡開するガイド片部を有していることを特
    徴とするバスエプロンの取付装置。
JP1027891U 1991-02-28 1991-02-28 バスエプロンの取付装置 Pending JPH04107688U (ja)

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JP1027891U JPH04107688U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 バスエプロンの取付装置

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ID=31900298

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JP1027891U Pending JPH04107688U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 バスエプロンの取付装置

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JP (1) JPH04107688U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633589U (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 株式会社ノーリツ 浴室ユニット
JP2015186553A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 株式会社Lixil 洗い場付き浴槽及び浴室ユニット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633589U (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 株式会社ノーリツ 浴室ユニット
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