JPH0410574A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0410574A JPH0410574A JP11240090A JP11240090A JPH0410574A JP H0410574 A JPH0410574 A JP H0410574A JP 11240090 A JP11240090 A JP 11240090A JP 11240090 A JP11240090 A JP 11240090A JP H0410574 A JPH0410574 A JP H0410574A
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- Japan
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Links
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 13
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract description 17
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 5
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005865 ionizing radiation Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は半導体装置に関し、特にMOS)ランジスタの
耐放射線性を大幅なマスクレイアウト変更なしに向上さ
せることを可能にした半導体装置に間する。
耐放射線性を大幅なマスクレイアウト変更なしに向上さ
せることを可能にした半導体装置に間する。
[従来の技術]
MOS)ランジスタの耐放射線性の向上の方策は大別す
ると二つある。一つは拡散工程で、もう一つは素子の構
造であり、本発明はトランジスタの構造に関するもので
ある。従来の耐放射線性MO5)ランジスタについて説
明する。
ると二つある。一つは拡散工程で、もう一つは素子の構
造であり、本発明はトランジスタの構造に関するもので
ある。従来の耐放射線性MO5)ランジスタについて説
明する。
一般にMOS型トランジスタにガンマ線などの電離放射
線が照射されるとゲート酸化膜中に電子・正孔対が生成
され、移動度の小さい正孔はゲート電極に正の電圧が印
加されていると、基板とゲート酸化膜との界面に捕獲さ
れやすい。また、放射線によって界面に順位が生成され
、前者の固定電荷と後者の界面準位密度の増加により、
素子の特性が劣化する。具体的にはトランジスタのしき
い値電圧の変動(Pチャネルトランジスタでは高くなり
、Nチャネルトランジスタでは一般に低くなる)が起き
る。特にNチャネルトランジスタではデイプレッション
化が予想される。
線が照射されるとゲート酸化膜中に電子・正孔対が生成
され、移動度の小さい正孔はゲート電極に正の電圧が印
加されていると、基板とゲート酸化膜との界面に捕獲さ
れやすい。また、放射線によって界面に順位が生成され
、前者の固定電荷と後者の界面準位密度の増加により、
素子の特性が劣化する。具体的にはトランジスタのしき
い値電圧の変動(Pチャネルトランジスタでは高くなり
、Nチャネルトランジスタでは一般に低くなる)が起き
る。特にNチャネルトランジスタではデイプレッション
化が予想される。
また・ Nチャネルトランジスタでは放射線の照射によ
ってソース、トレイン間で側面からのリーク電流を生じ
る。これはチャネル形成に本来関係のない範囲の厚い酸
化膜下て放射線による反転、すなわちチャネルが形成さ
れるためである。従来からこの側面リーク電流を抑える
ために第5図〜第7図に示すように高濃度P0領域を設
けてチャネルの形成を阻止している。すなわち、N+型
のソース領域1とトレイン領域2の側部に高濃度に不純
物を拡散させたP+型領域3を設けている。尚、図中の
4は素子間を分離するフィールド酸化膜、5はゲート酸
化膜、6はゲート電極である。
ってソース、トレイン間で側面からのリーク電流を生じ
る。これはチャネル形成に本来関係のない範囲の厚い酸
化膜下て放射線による反転、すなわちチャネルが形成さ
れるためである。従来からこの側面リーク電流を抑える
ために第5図〜第7図に示すように高濃度P0領域を設
けてチャネルの形成を阻止している。すなわち、N+型
のソース領域1とトレイン領域2の側部に高濃度に不純
物を拡散させたP+型領域3を設けている。尚、図中の
4は素子間を分離するフィールド酸化膜、5はゲート酸
化膜、6はゲート電極である。
本発明はNチャネルMOS)ランジスタにおいて、P゛
型領領域設けずともり−ク電流を抑えることを目的とす
る。
型領領域設けずともり−ク電流を抑えることを目的とす
る。
また、従来てはMOS)ランジスタの導電型に係わらず
、比較的厚い酸化膜に放射線が照射させることによる大
きなしきい値電圧の変動が生ずるという欠点がある。
、比較的厚い酸化膜に放射線が照射させることによる大
きなしきい値電圧の変動が生ずるという欠点がある。
本発明はこのような大きなしきい値電圧の変動を抑える
ことも目的とする。
ことも目的とする。
[発明が解決しようとする課題]
上述したP゛型領領域3設けた耐放射線性NチャネルM
O5)ランジスタては、ソース、ドレイン間の側面リー
ク電流を抑えることが可能であるが、ソース、ドレイン
間の耐圧の低下(ソース、ドレインのN+領域1,2と
P+領域3の間の耐圧低下)は免れない。また、既存の
半導体装置の耐性を向上させる場合に、マスクレイアウ
トをかなり変更する必要があり、修正には時間を要する
という欠点がある。
O5)ランジスタては、ソース、ドレイン間の側面リー
ク電流を抑えることが可能であるが、ソース、ドレイン
間の耐圧の低下(ソース、ドレインのN+領域1,2と
P+領域3の間の耐圧低下)は免れない。また、既存の
半導体装置の耐性を向上させる場合に、マスクレイアウ
トをかなり変更する必要があり、修正には時間を要する
という欠点がある。
[課題を解決するための手段]
本発明の半導体装置は、基板の表面部にソース領域とト
レイン領域とを設け、これら開領域間の基板上にゲート
酸化膜を介してゲート電極を設けたMOS)ランジスタ
てあって、少なくともソース領域及びドレイン領域の側
部における開領域間の基板表面を薄い酸化膜で覆ったこ
とを特徴とする。
レイン領域とを設け、これら開領域間の基板上にゲート
酸化膜を介してゲート電極を設けたMOS)ランジスタ
てあって、少なくともソース領域及びドレイン領域の側
部における開領域間の基板表面を薄い酸化膜で覆ったこ
とを特徴とする。
すなわち、本発明の耐放射線性を有する半導体装置は、
ソース、ドレイン間の側面リーク電流を抑えるために、
そのリーク経路となる酸化膜を極力薄くすることにある
。電離放射線(ガンマ線が主流)による酸化膜中の生成
電荷は膜厚の2ないし3乗に比例するので、問題となる
酸化膜を薄くするほど耐性が向上する。また、Nチャネ
ルMOSトランジスタにおいて従来の技術のように高濃
度のP0拡散領域を設けずども1000Gy以上の耐量
は充分確保でき、しかもソース、ドレイン間の耐圧の低
下も抑えることができる。
ソース、ドレイン間の側面リーク電流を抑えるために、
そのリーク経路となる酸化膜を極力薄くすることにある
。電離放射線(ガンマ線が主流)による酸化膜中の生成
電荷は膜厚の2ないし3乗に比例するので、問題となる
酸化膜を薄くするほど耐性が向上する。また、Nチャネ
ルMOSトランジスタにおいて従来の技術のように高濃
度のP0拡散領域を設けずども1000Gy以上の耐量
は充分確保でき、しかもソース、ドレイン間の耐圧の低
下も抑えることができる。
[実施例コ
次に、本発明を実施例に基づいて説明する。尚、前述し
た従来例と同一部分には同一符号を付しである。
た従来例と同一部分には同一符号を付しである。
第1図は本発明の一実施例に係るNチャネルMOS)ラ
ンジスタの平面図、第2図、第3図はそれぞれそのn−
n、m−m矢視断面図である。このNチャネルトランジ
スタは基板の表面にN+型のソース領域1及びドレイン
領域2の周囲を囲む薄い酸化膜7を設けである。すなわ
ち、ソースおよびトレイン領域1,2の側部における開
領域間の基板表面が薄い酸化膜7で覆われている。また
、従来において設けていたP+領域3を廃止しである。
ンジスタの平面図、第2図、第3図はそれぞれそのn−
n、m−m矢視断面図である。このNチャネルトランジ
スタは基板の表面にN+型のソース領域1及びドレイン
領域2の周囲を囲む薄い酸化膜7を設けである。すなわ
ち、ソースおよびトレイン領域1,2の側部における開
領域間の基板表面が薄い酸化膜7で覆われている。また
、従来において設けていたP+領域3を廃止しである。
このように、リーク電流の経過となるソース、ドレイン
N+拡散領域の周囲を薄い酸化膜7で覆うことでリーク
電流の経路部の基板表面が薄い酸化膜7て覆われること
となり、放射線の照射によってもこの酸化膜7ての電子
、正孔対の発生を抑え、この部分でのチャネル形成を抑
えてリーク電流を抑えている。
N+拡散領域の周囲を薄い酸化膜7で覆うことでリーク
電流の経路部の基板表面が薄い酸化膜7て覆われること
となり、放射線の照射によってもこの酸化膜7ての電子
、正孔対の発生を抑え、この部分でのチャネル形成を抑
えてリーク電流を抑えている。
第4図は本発明の第2の実施例に係るNチャネルMOS
)ランジスタの平面図である。このトランジスタでは、
リーク電流の主流となる経路のみ、すなわち、ソースお
よびドレイン領域1,20側部における開領域間の基板
表面のみに薄い酸化膜8を設けている。このように酸化
膜8を設けても上記実施例と同様の効果がある。本発明
を適用することにより、耐放射線性は薄い酸化膜の膜厚
が300人〜500人程度では100Gy、200八〜
300A程度で1000Gy、200Å以下てはtoo
oocy以上の耐量が見込まれる。このため、酸化膜下
の反転防止のためのP゛拡散領域を意図的に設けないこ
とができ、これによりソース・トレイン間の耐圧を向上
させると共に、既存半導体素子の耐放射線性向上を図る
場合のマスクレイアウトの変更を容易にしている。
)ランジスタの平面図である。このトランジスタでは、
リーク電流の主流となる経路のみ、すなわち、ソースお
よびドレイン領域1,20側部における開領域間の基板
表面のみに薄い酸化膜8を設けている。このように酸化
膜8を設けても上記実施例と同様の効果がある。本発明
を適用することにより、耐放射線性は薄い酸化膜の膜厚
が300人〜500人程度では100Gy、200八〜
300A程度で1000Gy、200Å以下てはtoo
oocy以上の耐量が見込まれる。このため、酸化膜下
の反転防止のためのP゛拡散領域を意図的に設けないこ
とができ、これによりソース・トレイン間の耐圧を向上
させると共に、既存半導体素子の耐放射線性向上を図る
場合のマスクレイアウトの変更を容易にしている。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明は、NチャネルMOSトラン
ジスタに適用することにより、不要なチャネル形成を阻
止するためのP″″拡散領域を廃止することでき、ソー
ス、ドレイン間の耐圧を低下させることなく耐放射線性
を向上させ、しかも既存のマスクレイアウトでも最小限
の変更のみで耐放射線性を持たすことを可能にすること
ができる。
ジスタに適用することにより、不要なチャネル形成を阻
止するためのP″″拡散領域を廃止することでき、ソー
ス、ドレイン間の耐圧を低下させることなく耐放射線性
を向上させ、しかも既存のマスクレイアウトでも最小限
の変更のみで耐放射線性を持たすことを可能にすること
ができる。
また、本発明はPチャネルMOS)ランジスタに適用し
ても耐放射線性を向上させ、しきい値電圧の変動を抑え
ることができる。
ても耐放射線性を向上させ、しきい値電圧の変動を抑え
ることができる。
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図。
第3図はそれぞれ第1図のn−n、m−m断面図、第4
図は本発明の第2の実施例の平面図、第5図は従来例を
示す平面図、第6図、第7図はそれぞれ第5図のVI
−VI、■−■断面図である。
図は本発明の第2の実施例の平面図、第5図は従来例を
示す平面図、第6図、第7図はそれぞれ第5図のVI
−VI、■−■断面図である。
1・・・・・・・・ソース領域、
2・・・・・・・・ドレイン領域、
5・・・・・・・・ゲート酸化膜、
6・・・・・・・・ゲート電極、
7.8・・・・・・薄い酸化膜。
特許出願人 日本電気株式会社
Claims (1)
- 基板の表面部にソース領域とドレイン領域とを設け、
これら両領域間の基板上にゲート酸化膜を介してゲート
電極を設けたMOSトランジスタであって、少なくとも
ソース領域及びドレイン領域の側部における両領域間の
基板表面を薄い酸化膜で覆ったことを特徴とする半導体
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11240090A JPH0410574A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11240090A JPH0410574A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410574A true JPH0410574A (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=14585711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11240090A Pending JPH0410574A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410574A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6617723B1 (en) | 1999-02-05 | 2003-09-09 | Denso Corporation | Lead-wire arrangement of vehicle AC generator |
US7855482B2 (en) | 2007-11-22 | 2010-12-21 | Denso Corporation | Rectifier with improved resistance against vibration |
US9029801B2 (en) | 2011-02-15 | 2015-05-12 | Ysystems, Ltd. | Apparatus and method for measuring a luminescent decay |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP11240090A patent/JPH0410574A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6617723B1 (en) | 1999-02-05 | 2003-09-09 | Denso Corporation | Lead-wire arrangement of vehicle AC generator |
US6800974B2 (en) | 1999-02-05 | 2004-10-05 | Denso Corporation | Lead-wire arrangement of vehicle ac generator |
US7855482B2 (en) | 2007-11-22 | 2010-12-21 | Denso Corporation | Rectifier with improved resistance against vibration |
US9029801B2 (en) | 2011-02-15 | 2015-05-12 | Ysystems, Ltd. | Apparatus and method for measuring a luminescent decay |
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