JPS62250672A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPS62250672A
JPS62250672A JP9325186A JP9325186A JPS62250672A JP S62250672 A JPS62250672 A JP S62250672A JP 9325186 A JP9325186 A JP 9325186A JP 9325186 A JP9325186 A JP 9325186A JP S62250672 A JPS62250672 A JP S62250672A
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JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
wiring
substrate
conductive thin
thin film
Prior art date
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Pending
Application number
JP9325186A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hatano
裕 波多野
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放射線被曝を受ける環境下においても素子間に
リーク電流が生じないようにした半導体装置に関する。
〔従来技術〕
従来の半導体装置を第3図に示す。P型基板1の表面上
には、N+型ンース、ドレイン領域2.3ρ設けられ、
このソース2.ドレイン3領域間のチャネル領域上には
ゲート絶縁膜を介してゲート電極5が形成されている。
これら素子が形成された領域は、選択酸化法で形成され
たフィールド絶縁膜4を含む厚い絶縁膜6で覆われてい
る。この絶縁膜6及びN型MOS)ランジスタ上には1
回路接続のための配線7が設けられている。
一般的に半導体装置において、ガンマ線等の放射線が照
射されると、絶縁膜に固定正電荷が蓄積し1表面率位が
生成されるため、N型MOS)ランジスタにおいてはし
きい値電圧(v+h)が負方向ヘシフトしチャネル移動
度が劣化する。この放射線によるv+hシフ)−]は基
板上に形成された酸化膜厚の2〜3乗に比例するため、
フィールド酸化膜等厚い酸化膜が形成されている部分に
おいては。
このv−4−hの変5jJJi−は大きく、その上ζこ
形成される配線層と共に寄生MOS)ランジスタを形成
することとなる。この寄生MOS)ランジスタは素子間
の分離を不可能とし、素子の正常な動作をさまたげる原
因となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の半導体装置においては放射線の照射を受けたこと
により絶縁膜中に発生した固定正電荷と、゛絶縁)臭上
の電圧が印加された配線との影響により寄生MOSトラ
ンジスタが形成され、各素子間にリーク電流が流れ、素
子分離が行なわれず、半導体装置の誤勤差を招いていた
本発明は、放射線照射を受ける環境下でも正常)こ動作
する半導体装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、半導体基板上及びこの表面に近接して形成さ
れた複数の素子領域間上に形成された厚い絶縁層と、こ
の絶e、ta上に設けられた回路接続のための配線とか
らなる半導体装置において。
前記絶縁1反中に一定°屯圧に保たれた等電性薄膜層を
設けた。この導電性薄膜層は少なくとも前記配線下に形
成されていることが必要である。又、好ましくはこの配
線の巾より広い巾を有する1部分を有している必要があ
る。
〔作用〕
本発明において厚い絶縁膜中に一定電圧に保たれた導電
性薄膜層を設けたことにより、配線及び固定正電荷から
基板への影響がし中断される。
従って配線に印加される電圧及び配線と導電性薄膜層間
の正電荷の影響は基板に及ぶことがなくなった。
このように1回路素子領域間には寄生トランジスタが生
成されないため、素子分離は完全に行われ、素子間のリ
ーク電流の発生も防止できる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図に示す。
第2図Bは第1図におけるB−B’線での断面図であ、
る。図においてP型半導体基板11の表面上には。
N−1i型のソース、ドレイン領域12.13が設けら
れ。
これらソース、ドレイン領域12.13の間のチャネル
領域上にはゲート絶縁膜14を介して多結晶シリコンか
らなるゲート電極15が設けられている。これらは、N
チャネル型MOS)ランジスタTr1及びTr2を構成
している。半導体基板11上及びNチャネル型MOS)
ランジスタTrl 、 Trz上には選択酸化法で形成
されたフィールド絶縁膜を含む絶縁膜16で覆われ、こ
の絶縁膜16上には回路接続のための配線18が設けら
れている。また、絶縁層16中には導電性薄膜層17が
設けられている。この導電性薄膜層17は1選択酸化法
でフィールド絶縁膜を形成した後、全面にPo1y−8
iを被覆し、フォトエツチングプロセスによりゲート電
極15を形成すると同時に形成される。もちろん別のプ
ロセスで形成されることも可能である。導電性薄膜層1
7は、配線18下に形成されるが、少なくとも配線18
の巾より広い巾の部分を有している必要がある。例えば
巾が狭い場合には、配線18に印加される電圧の影響に
、Nチャネル型MOS)ランジスタTrl、Tr2のゲ
ート電極15と水平方向のソース、ドレイン領域12゜
13の端部と隣接する領域20.21は、ゲート絶縁膜
14と同一膜厚の絶縁層19で構成され、ゲート電極1
5端部において、寄生トランジスタが形成されない1構
造となっている。
このように構成されたNチャネルfiMOS)ランジス
タは、一定電位に保たれた導電性薄膜層17を設けたこ
とにより、放射線の照射を受けて絶縁膜16中に固定正
電荷が発生したとしても、基板表面に寄生MOSトラン
ジスタが形成されることはない。
つまり、配線18と導電性薄膜層17の間の固定正電荷
及び配線18にかかる電位の影響は基板には及ぶことは
ない。また、導電性薄膜層17と基板11間に蓄積され
た固定正電荷は基板11に多少の影響をおよぼすが、基
板11に反転層を形成することはない。
従って、NチャネルMOS)ランジスタTri、Tr2
間にはリーク電流が流れず、各素子が正常に動作する。
更に、ゲート電極15と水平方向のソース、ドレイン領
域12.13の端部と隣接し、ゲート電極15と同一膜
厚の絶縁層19で構成される領域20.21を障けたこ
とにより、ゲート電極端部における寄生′トOSトラン
ジスタは形成されない。同様に、Nチャネル型MOS)
ランジスタTrl、Tr2とその隣に位置するMOS)
ランジスタ(図示しない)との間のリーク電流も流れず
、素子分離が完全になされる。
上述した実施例においては、導電性薄膜に多結晶シリコ
ンを用いたが、この他にアルミニウム。
モリブデンシリサイド、ニッケル−クロム合金または、
チタン系合金等を用いても同様な効果が得られる。又1
回路素子としては、MOS)ランジスタに限られること
はない。
〔発明の効果〕
以上述べたように0本発明により、複数の回路素子領域
間の厚い絶縁膜上に配線を有する半導体装置が、放射線
の被曝を受ける状態においても。
回路素子領域間の電流のリークを阻止できる。従って宇
宙空間あるいは原子力発電プラント等の環境下において
も正常に動作する半導体装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図を示し、第2図は第
1図の断面図、第3図は従来例の断面図を示す。 11・・・半導体基板。 12.13・・・MOSJ半導体のソース、ドレイン領
域。 15・・・ゲート電極、16・・・絶縁膜層。 17・・・導電性薄膜、18・・・配 線。 19・・・ゲート絶縁膜と同一膜厚の絶縁膜。 工業技術院長  等々力 達 TrI            Tr2第18 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一導電型半導体基板と、 この基板表面に隣接して形成され、異なる回路素子の一
    部となる第1、第2の他導電型領域と、 この第1、第2の他導電型領域間の前記基板上に形成さ
    れた第1の絶縁層と、 この第1の絶縁層上に形成された第1の導電層と、 この第1の導電層上に形成された第2の絶縁層と、 この第2の絶縁層上に形成された第2の導電層とから成
    る半導体装置において前記第1の導電層は一定電位に保
    持されていることを特徴とする半導体装置。
  2. (2)前記回路素子はMOS型トランジスタであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  3. (3)前記第1の導電層は、前記第2の導電層より巾広
    に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半導体装置。
  4. (4)前記導電性薄膜層が、多結晶シリコン、アルミニ
    ウム、モリブデンシリサイド、ニッケル−クロム合金、
    またはチタン系合金の少なくとも一つの材料からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置
JP9325186A 1986-04-24 1986-04-24 半導体装置 Pending JPS62250672A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102251A (en) * 1979-01-29 1980-08-05 Toshiba Corp Mos integrated circuit device
JPS5619650A (en) * 1979-07-25 1981-02-24 Toshiba Corp Semiconductor device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102251A (en) * 1979-01-29 1980-08-05 Toshiba Corp Mos integrated circuit device
JPS5619650A (en) * 1979-07-25 1981-02-24 Toshiba Corp Semiconductor device

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