JPH04105616A - 加熱機能を有する飲食品封入体の製造方法 - Google Patents

加熱機能を有する飲食品封入体の製造方法

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JPH04105616A
JPH04105616A JP2221068A JP22106890A JPH04105616A JP H04105616 A JPH04105616 A JP H04105616A JP 2221068 A JP2221068 A JP 2221068A JP 22106890 A JP22106890 A JP 22106890A JP H04105616 A JPH04105616 A JP H04105616A
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俊一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は加熱機能を有する飲食品封入体の製造方法に関
するものである。
[従来の技術] 飲食物容器の一部に発熱剤収納部を設けて内容物を加熱
する容器については従来より良く知られている。例えば
、特開昭63−152572号公報には、被加熱体を収
納する容器と該容器の内部に向って突出して設けられた
金属製発熱体収納部と、この発熱体収納部に収納された
自己燃焼性発熱剤とこの自己燃焼性発熱剤に隣接して設
けられた断熱剤と、前記発熱剤の着火手段を有する加熱
機能付容器かある。着火装置としては繊維の束に自己熱
焼性燃焼剤を含浸させた燃焼線による例と、ヒーターに
よる電気点火法の例が記載されている。
又、実公昭82−32500号公報には、被加熱体を収
納する容器と該容器の内部に向かって突出して設けられ
た金属性発熱体収納部とこの発熱体収納部に収納された
水反応性発熱剤(例えば生石灰)と氷袋が隣接して設け
られた飲食物加温容器がある。発熱の開始は外部からビ
ンなどを用いて氷袋を突き破る例が記載されている。
このような従来の加熱機能付き飲食品封入体を製造する
工程を見てみ−ると、まず、製缶メーカーより空缶を飲
食品メーカーに搬送し、ここで飲食品を充填し、そして
飲食品封入体の滅菌を行い、次に飲食品の封入された缶
を発熱剤メーカーに搬送し、ここで飲食品封入体の所定
箇所に発熱剤を充填し、飲食品封入体を完成品とする。
その後再び飲食品メーカーに搬送し、飲食品封入体に付
着した発熱剤を洗浄し、消毒等の工程を経て消費者への
販売ルートに乗せるという、まことに繁雑なシステムと
なっており、二のため物流コストが非常にかさむことと
なっていた。
又、生石灰量タイプの加熱機能付飲食品封入体の製造工
程では、まず、製缶メーカーより空缶を発熱剤メーカー
に搬送し、ここで空缶の所定箇所に発熱剤を直接充填し
、そしてこの発熱剤充填工程缶を飲食品メーカーに搬送
する。次に飲食品メーカーにて飲食品を充填して封入し
、飲食品封入体を完成品とする方法かとられていた。こ
の方法では、レトルト殺菌等の滅菌処理を必要とする飲
食品の場合、加熱機能付飲食品封入体完成後滅菌処理を
施されるため、発熱剤の機能が滅菌工程中に破壊される
可能性が非常に高く不可能であった。又、空缶に発熱剤
を直接充填した後、飲食品メーカーに搬送されるため、
発熱剤充填工程、および搬送中に空缶内部に発熱剤が付
着したり、傷つけたりして非常に不衛生である。更に該
製造法の上記問題点を解消するため、飲食品封入体と加
熱機能付容器を分離させ、あらかしめ滅菌処理を施した
飲食品封入体を、発熱剤メーカーに搬入し、該封入体を
充填することかできる大きさの加熱機付容器に発熱剤メ
ーカーにて該飲食品封入体を装着−体化して加熱機能付
飲食品封入体を完成させる方法もとられているか、この
方法でも繁雑な物流システムを解消させることはできず
、物流費がかさむ上に、更には、加熱機能付飲食品封入
体の容量が大きくなりすぎるという問題も生じていた。
以上のごとく、従来の製造方法では飲食品封入後、滅菌
処理を必要とする飲食品にあっては、加熱機能付飲食品
封入体の製造は、商業的に非常に困難なものであった。
又、従来の技術における飲食品加熱用発熱剤は、飲食品
加熱容器の一部に設けられた発熱剤収納部に直接充填さ
れていたため、発熱剤自体が食品容器に付着するといっ
た衛生上・の問題の他、充填の際に容器を傷つけたり、
ピンホールを発生させたりして、飲食品に発熱剤が混入
するおそれもあり、安全上の問題も生じていた。
[発明か解決しようとする課’Bコ 本発明は、こうした実状に鑑み、加熱機能を有する飲食
品封入体製造プロセス上の繁雑な物流システムを高度に
合理化できる前記封入体の新規な製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、前記の課題を解決すべく鋭意検討した結
果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、発熱装置カートリッジを収納する
空洞を有する飲食品容器に飲食品を充填し、容器を密封
し、前記密封容器を滅菌処理に付した後、予め別体とし
て作成した発熱装置カートリッジを前記空洞に装着固定
することを特徴とする加熱機能を有する飲食品封入体の
製造方法である。
以下に本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の製造方法によって得られる加熱機能を
有する飲食品封入体の好ましい一実施態様を示したもの
であり、第2図の飲食品収納容器のカートリッジ式発熱
装置収納室3に第3図に示すカートリッジ式発熱装置8
を装着嵌合した一実施態様を表わしたものであり、第1
図(^)はその平面図、第1図(B)は正面断面図を示
したものである。第2図(A)は飲食品収納容器の平面
図、第2図(B)は飲食品収納容器の正面断面図を示し
たもので1はカートリッジ式発熱装置収納室を備えた飲
食品収納容器の底蓋で円筒状缶の形態をなし、材質とし
てはアルミ、鉄等の金属製容器が用いられる。2は飲食
品、3はカートリッジ式発熱装置収納室、4は気密接着
シール6を貼るための平坦面を有する凹部を示す。5は
カートリッジ式発熱装置収納室の内周面に設けた凹部を
示す。この凹部はカートリッジの蓋9との嵌合性を良く
するためのちのである。又、17は飲食品収納容器の上
蓋を示す。
第3図は本発明に用いるカートリッジ式発熱装置の一実
施態様を表わしたものである。第3図(A)は熱良導体
の金属薄板で作られたカートリッジ式発熱装置の平面図
である。このカートリッジ式発熱装置には発熱材料、と
くに好ましくは断熱剤、自己燃焼性発熱剤、酸化剤、乾
燥剤と断熱剤の混合剤等からなる発熱材料が充填されて
おり、更に一端部か自己燃焼性発熱剤と接し、酸化剤層
、乾燥剤と断熱剤の混合剤層等を貫通して他端部か金属
製の蓋に設けた穴を通して露出した着火線が装着されて
いる。そして、前記金属製の蓋の外部にはこの穴を通し
て露出した着火線と相対する位置に火花発生装置が支持
されている。この火花発生装置からの火花を着火剤に当
てることによって着火か可能となるようにされている。
第3図(B)はそのカートリッジ式発熱装置の本体内の
構成の一例を説明する図である。図中7はライター式火
花発生装置、8はカートリッジ式発熱装置、8°はその
本体、9はカートリッジの蓋、10〜13及び15は発
熱装置内部に充填される発熱材料で、10は断熱剤等の
粉末か缶外へこぼれないようにするための中シール、1
1はカートリッジ式発熱装置から被加熱体である飲食物
2への伝熱をコントロールするための断熱剤層、12は
自己燃焼性を有する発熱剤、13は二次火炎発生防止の
ための酸化剤層、15は乾燥剤と断熱剤の混合層、14
は着火線、16はカートリッジ式発熱装置収納室の保温
性と被加熱体である飲食品2への伝熱を有効に行うため
の断熱剤層、aは蓋に設けた着火線を通す穴を示す。
第1図の飲食品収納容器において、飲食品収納容器の側
壁とカートリッジ式発熱装置収納室を備えた飲食品収納
容器の底蓋1は一体で構成されているが、この場合展延
性の優れた金属か用いられる。又、これらは別体で構成
されてもよく、この場合側壁は金属、紙、プラスチック
等が用いられる。又、上蓋17も金属からなるか一例と
して飲食品収納容器の側壁とカートリッジ式発熱装置収
納室を備えた飲食品収納容器の底蓋1及び上蓋17にア
ルミニウムを用い、上蓋はフルオープンとして手で容易
に開封できるようにしたものを挙げることができる。又
、バーンヤル式も装着可能な構造とすることもできる。
このようなカートリッジ式発熱装置による加熱機能を有
する飲食品封入体の構成により、従来技術における粉状
発熱剤の飲食品収納容器への直接充填によって生じる問
題点、即ち複雑な物流システム、飲食品容器の衛生面に
及ぼす悪影響及びピンホール、傷の発生等の問題点を解
決することができる。
前記カートリッジ式発熱装置に用いられる発熱剤は特に
制限されるものではなく、生石灰系等の公知のものが使
用できるか、好ましくは自己燃焼性発熱剤である。この
好ましく使用される自己燃焼性発熱剤とは、発熱剤層が
反応理論的に空気中の酸素を必要とせず、密閉された状
態であっても適当な着火装置、例えばマツチ、ライター
等の火炎によって燃焼して発熱反応を起こす、即ち酸素
供給剤と可燃剤の混合物からなるものである。又、カー
トリッジとは熱良導体の金属薄板からなる発熱剤を内包
するための容器を意味し、カートリッジ式発熱装置とは
熱良導体の金属薄板からなるカートリッジに上記の自己
燃焼性発熱剤等の発熱材料が内包されたものである。
即ち、前記発熱装置は熱伝導性の金属容器を介して飲食
品を加熱するものであり、その自己燃焼性発熱剤の好適
な一例として、例えば、a)酸化銅粉末  30〜55
重量% b)ケイ素鉄粉末 5〜40重量% 重量鉄C末    20〜55重量% の混合物からなる組成物を挙げることができる。
第3図(B)における11の断熱層はカートリッジ式発
熱装置からの燃焼熱を熱良導体の金属からなる発熱装置
収納室3の奥部を介して飲食品2への伝熱をコントロー
ルするためのものである。又、16の断熱剤層はカート
リッジ式発熱装置収納室の開口部への断熱性、保温性を
有効にするt二めのちのである。つまり、カートリ、フ
シ式発熱装置収納室3全体か熱良導体で構成されている
とその表面において急激な伝熱が行われるため、飲食品
の煮沸現象か生じ、飲食品の種類によっては好ましくな
く、又、取扱上も問題を生じる。特に発熱装置の反応終
結時、すなわち発熱装置収納室奥部に反応か至った場合
に非常に大きな煮沸音か発生し、消費者にいわゆる恐怖
感を与えると言う心配かあった。第3図に示すように本
発明のカートリッジ式発熱装置の好ましい一態様におい
てはこの様な心配をなくすため、それ自身の熱良導体の
金属薄板からなるカートリッジの中の開口部及び奥部に
16の断熱剤層及び11の断熱層を設けることによって
、急激な伝熱をコントロールすると共に、断熱効果を向
上させることかできる。
これらの16の断熱剤層及び11の断熱層には、断熱性
の優れたものが好ましく、パーライト、バーミキュライ
ト等の無機発泡体やケイ砂、アルミナ等の無機不活性物
か層状に用いられる。
又、熱良導体の金属薄板からなるカートリッジで内包さ
れた自己燃焼性発熱剤の側壁周囲には酸化剤層か設置さ
れていて側壁周囲方向への伝熱をコントロールしている
上記酸化剤層I3は上記のことく熱良導体の金属薄板か
らなるカートリッジに内包された自己燃焼性発熱剤の側
壁周囲に設置されていて側壁周囲方向への伝熱をコント
ロールすると共に、本発明のカートリッジ式発熱体内に
おいて発熱剤中の金属粉末と発熱剤及び断熱剤等が含有
している水蒸気が反応して発生する可燃性ガスすなわち
、水素ガスを酸化剤層において酸化させ、水蒸気に戻す
ことにより可燃性のガスの発生をなくし、安全性を確保
するものである。このような酸化剤としては酸化銅、フ
ェライト、二酸化マンガン、過酸化カルシウム、過マン
ガン酸カリウム等が用いられる。又、酸化剤は不燃性の
無機化合物との混合物としても使用できる。
不燃性の無機化合物としてはケイ砂、岩粉、火山灰、ガ
ラス粉、無機発泡剤、アルミナ等が用いられる。該酸化
剤層13は、カートリッジ式発熱体と接して上部、側壁
周囲に配置されるか、全周面に渡って配置されても良い
。これらの場合過酸化カルシウムや過マンガン酸カリウ
ムのように比較的低温で酸化作用を示す酸化剤の場合、
発熱剤との接触界面において激しい燃焼反応を引き起こ
すことがある。その場合、ケイ砂、アルミナ、パーライ
ト等の不燃性物質からなる隔離薄層を発熱剤層と酸化剤
層との間に設けることもできる。酸化剤層の種類にもよ
るか、厚みとして0.5〜5a+iが好ましく、厚すぎ
ると可燃性ガスか発生する。
前記乾燥剤と断熱剤の混合層15は酸化剤層に対し、熱
良導体の金属薄板からなるカートリッジ内の開口部側に
設けることによって、該カートリッジ内の発熱剤、断熱
剤、酸化剤等が有する水分を吸着除去し、発熱剤燃焼時
の水蒸気の反応から発生する可燃性ガスを減少させる働
きがある。又、本発明に用いられる乾燥剤としてはシリ
カゲル、酸化カルシウム、塩化カルシウム、五酸化リン
等が用いられる。又、前記乾燥剤は不燃性の無機化合物
のa 6物としても使用できる。不燃性の無機化合物の
混合物としてはケイ砂、ケイソウ土、アルミナ、火山灰
、ガラス粉、無機発泡体等が用いられる。又、これらは
通気性を有することか必要であり、更に熱良導体の金属
薄板からなるカートリッジ内の開口部側に通気性を有す
る中シール10を設け、これらの粉末剤がカートリッジ
外部へこほれないようにすることが好ましい。
前記シール10は上記の自己燃焼性発熱剤、酸化剤、乾
燥剤と断熱剤の混合剤等がカートリッジ外部へこぼれな
いようにするのに必要充分な金網、又は紙質物に水酸化
アルミ等を含浸させ難燃性と通気性を持たせた難燃紙等
を用いることが好ましい。
このように、本発明の製造方法によって得られる飲食品
封入体の好ましい態様においては断熱剤層、酸化剤層、
乾燥剤層、あるいはシール等を自己燃焼性発熱剤と共に
発熱材料の一部としてカートリッジ式発熱装置内に適宜
配設することにより二次火炎発生等の問題を解決するこ
とかでき、取扱う人の火傷、火災などの心配もなく、よ
り安全により合理的に利用することかできる。
又、前記シール10には中心部に2.5mmφ程度の着
火線を通すための穴かあらかしめ設けてあり、あらかし
め設置された着火線を通して敷設される。
前記のカートリッジ式発熱装置は前記の中シールIOの
外部、すなわちカートリッジ式発熱装置の開口部にライ
ター式火花発生装置を固定したカートリッジの金属製の
蓋を施してなるものである。
更に本発明の製造方法によって得られる加熱機能を有す
る飲食品封入体においては、飲食品を収納する容器のカ
ートリッジ式発熱装置収納室の内周面には四部5を設け
ることが好ましい。
この凹部5に前記のカートリッジ式発熱装置の外周面に
設けた突部、例えば蓋部外周面を嵌合することによって
、容易にかつ確実に装着することかでき、数メートルの
高さから落下させてもカートリッジの蓋か移動すること
かない。
発熱剤12への着火は一端部か発熱剤に接し他端部かカ
ートリッジの蓋9から露出した着火線14を介して行わ
れる。該着火線14は火花や、炎で容易に着火されるも
のであり、その構成の一例としては、金属又は金属合金
粉末と酸素供給剤との混合物を繊維に含浸付着させたも
のを用いることができる。例えばケイ素鉄粉末と四三酸
化鉛粉末が重量比で3ニアの割合で混合された混合物を
硝化綿をバインダーとして炭素繊維に含浸付着させたも
のは好結果が得られる。
該着火線14への着火はライター式火花発生装置7から
発生された火花により行われる。このライター式火花発
生装置7はカートリッジの蓋9の外側において、着火線
14との間に火花か飛散する空間を保持しかつ着火線1
4に火花がうまく当る位置に配置される。
上記のごとく構成された加熱機能を有する飲食品封入体
では、ライター式火花発生装置7から発生された火花に
より石火線14か着火し、石火i14は燃焼伝播して発
熱剤を着火する。発熱剤12から発生される熱は断熱層
11及び16、乾燥剤と断熱剤の混合層15等により断
熱されているためカートリッジの蓋9の方向には熱伝導
かはとんとなく飲食品2を有効に加熱することができる
気密接着シール6はライター式火花発生装置7を固定し
たカートリッジの蓋9を嵌合の後にカートリッジ式発熱
装置収納室の開口部に設けた平坦面を有する四部平端面
4の部分に最後に貼られ、カートリッジ式発熱体収納室
への水及び塵芥等の侵入及びライター式火花発生装置7
の不意な回転を防止するために貼られるものである。又
、このようにンール部か飲食品容器底部端面より内側に
設けられているので、製造時のベルトコンベア上の移動
等においても気密接着シール部か傷ついたり、汚れたり
することなく、又、製品の流通過程においても同様であ
り、外観上の製品価値を維持することかできる。
次に、上記に説明した加熱機能を何する飲食品封入体を
製造する工程について説明する。
最初の工程は、前記飲食品収納容器に飲食品を充填し、
密封する工程である。これは従来公知の技術をそのまま
利用することができる。
本発明の飲食品封入体に封入される飲食品としては、加
熱調理が必要な、あるいは加熱調理することが好ましい
飲食品であって、たとえば日本酒などの酒類、コーヒー
、紅茶、ウーロン茶、ジュース、スープ、おかゆ等であ
る。
次に、飲食品を充填した容器を、滅菌処理する工程に移
行する。
この工程も、公知の技術を利用して行うことかできる。
一般に容器に充填された飲食品を滅菌する手段としては
、一般的な加熱殺菌法、高圧釜内で100℃以上に一定
時間保持して処理するレトル・ト加熱殺菌法、マイクロ
波透過性の材質の容器ではマイクロ波による殺菌法、マ
イクロ波よりも短い波長領域の電磁波である遠赤外線に
よる殺菌法、紫外線による殺菌法、あるいは放射線によ
る殺菌法等の滅菌手段か適宜採用される。
滅菌処理工程終了後、最後に飲食品収納容器にはすてに
述べた力〜トリ99式発熱装置か装むされる。
この装着は飲食品収納容器あるいはカートリツジの弾性
を利用した押込み方式あるいは接着剤、ハンダなとの利
用による固着でもよいが、好ましくはすてに述べたよう
に飲食品収納容器の前記空洞(カートリッジ式発熱装置
収納室)内の適宜箇所に凹部を設け、この凹部にカート
リッジの蓋部などと嵌合されることによって一層簡易な
操作で、かつ、確実に一体化することかできる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明の製造方法によれば、従来
、加熱機能を有する飲食品封入体を製造するには、飲食
品容器を食品加工メーカーと発熱装置メーカーとの間を
往復させるような繁雑な物流システムによっていたか、
これを大巾に合理化して、より小型のカートリッジ式発
熱装置のみを同メーカーから食品如上メーカーへ搬送す
れば、食品加工メーカーにおいて、前記飲食品封入体の
製造に必要な全工程を実施することかでき、しかも飲食
品容器への発熱装置の一体化は容易であり、加えて、従
来技術における別の問題点、すなわち粉状発熱剤を被加
熱体収納容器の発熱剤収納室に直接充填することによっ
て製造時に生じる粉状発熱剤等か飲食物容器に付着する
等の衛生面に対する問題、飲食物容器を傷つけたりピン
ホールを発生したりするといった問題点も解消すること
かできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法によって得られる加熱機能を
有する飲食品封入体の好ましい一実施態様を示すもので
、第1図(A)は平面図、第1図(B)は正面断面図、
第2図(A)は飲食品収納容器の平面図、第2図(B)
は飲食品収納容器の正面断面図、第3図は本発明に用い
るカートリッジ式発熱装置の一実施唇様を示すもので、
第3図(A)はその平面図、第3図(B)はカートリッ
ジ式発熱装置の本体内の構成の一例を説明する図。 N1 図 (A) 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人 弁理士 小 松 秀 岳 代理人 弁理士 旭     宏 代理人 弁理士 加々美 紀 雄 第 図 (A) (B) 第 図 (A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発熱装置カートリッジを収納する空洞を有する飲食品容
    器に飲食品を充填し、容器を密封し、前記密封容器を滅
    菌処理に付した後、予め別体として作成した発熱装置カ
    ートリッジを前記空洞に装着固定することを特徴とする
    加熱機能を有する飲食品封入体の製造方法。
JP2221068A 1990-08-24 1990-08-24 加熱機能を有する飲食品封入体の製造方法 Expired - Fee Related JPH0728828B2 (ja)

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